JP2806091B2 - バッテリーセービング方式 - Google Patents

バッテリーセービング方式

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JP2806091B2 JP3215710A JP21571091A JP2806091B2 JP 2806091 B2 JP2806091 B2 JP 2806091B2 JP 3215710 A JP3215710 A JP 3215710A JP 21571091 A JP21571091 A JP 21571091A JP 2806091 B2 JP2806091 B2 JP 2806091B2
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    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
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  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はバッテリーセービング方
式に関し、特に基地局と複数の中継装置と子局装置とで
無線通信回線を構成する場合に、送受信機に電力を間欠
的に供給して、待ち受け時の消費電力を削減するように
したバッテリーセービング方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のバッテリーセービングシ
ステムにおいては、図4の一般的な回線構成図に示して
いるように、一つの基地局41とこの基地局41の信号
を中継する中継局42,43と、この中継局を経由して
基地局41と通信を行う子局44とで構成される場合
に、中継局42,43、子局44の無線機を基地局41
からの遠隔制御により、間欠的に電力を供給して電力を
節約するバッテリーセービングシステムがある。さら
に、この無線通信システムが時分割方式を採用している
場合には、各チャンネルは同一の周波数を利用している
ので正しく回線を接続するためには、中継局42,4
3、子局44は基地局41からの同期信号を検出してい
る必要がある。したがって基地局41から送出されるバ
ッテリーセービング信号にも同期をかけ、全ての中継
局、子局が同期してその無線機の電源を切断するように
し、基地局からのチャンネル識別用の同期信号が確実に
子局に伝わるようにしている。すなわち、図5の信号フ
ォーマットに示しているように、基地局41から一定周
期のタイムスロットの同期信号のあとにバッテリーセー
ビング用の特定の同期信号(以下、BS−SYNC信号
と言う)を送出する。中継局42,43、子局44の無
線機はこのBS−SYNC信号を検出するとバッテリー
セービング動作を開始する。すなわち、バッテリーセー
ビングは、中継局42,43、子局44の無線機に電源
が供給されて動作している間に、基地局41から予め定
められた周期で送出されて来るBS−SYNC信号を必
ず受信することができるように、その電源供給の断続動
作の時間間隔を定めて行われる。このようにして無線機
の電源供給を間欠的に行い消費電力の軽減を図るように
なっている。
【0003】一方、基地局41と子局装置44とが通信
を行う場合は、電源が供給されている時間に子局装置4
4より発呼信号が送出され、基地局41では子局装置4
4からの発呼信号を受信すると、基地局41はBS−S
YNC信号の送出を止め、基地局41と子局44とで通
信状態に入ることができる。また、着呼動作の場合に
は、電源が供給されている時間に基地局41より子局装
置44へ着信信号が送出され、子局44で着信信号が受
信されると、応答信号を基地局41へ向かって送出す
る。基地局41で応答信号が受信できると、基地局41
はBS−SYNC信号の送出を停止し、基地局41と子
局44とで通信状態に入ることができる。
【0004】ところで、中継局装置、子局装置は、基地
局からのBS−SYNC信号によりバッテリーセービン
グ動作を行っているが、これらの中継局装置、子局装置
が電源をオフとする時間は、図6に示すように、予め中
継局装置及び子局装置内に設定されており、しかもこの
時間は一定値である。電源をオフとする時間Tオフ(以
下T1とする)と電源をオンとする時間Tオン(以下T
2とする)との比T2/T1が大である程、バッテリー
セービング動作による消費電力を軽減できる。
【0005】ところが、電源をオフする時間が長いと、
子局装置44と基地局41との呼接続に要する時間が長
くなること及び複数の子局装置が同時に発呼動作を行う
可能性が高くなり発呼動作が出来なくなる場合がある。
前者の場合は、子局装置44に接続される電話機をオフ
フックしてから通信状態に入るまでの時間であるので、
ある程度長い時間でも問題となららい。ところが後者の
場合は、発呼動作が出来なくなるため、この状態は避け
なければならない。従って、電源をオフとする時間は余
り長くすることができない。逆に、電源をオンとする時
間が長い程、複数の子局装置が同時に発呼する可能性が
低くなり、より多くの発呼処理着呼処理が可能となる。
【0006】ところで、複数の電話機による呼の生起
は、時間帯により大きく変動する。通常、昼間は多く夜
間は少ない。一般に、このようなバッテリーセービング
は中継局装置及び子局装置の電源をバッテリーあるいは
太陽電池にたよらざるを得ない僻地電話に必要とされて
いる。
【0007】従って、図6で示しているように、バッテ
リーセービング動作は、予め定めた時間帯毎に予め定め
た周期で行うように、基地局からのBS−SYNC信号
を送出する時間間隔を変え、夜間の呼の少ない時間帯に
おいては、バッテリーセービング動作による消費電力を
呼の多い時間帯である昼間より少なくするようにしてい
る。
【0008】すなわち、夜間のT2/T1の方が中間の
T2/T1よりも大きくなるようにし、太陽電池が動作
しない夜間はバッテリーに蓄積されている電力の消費を
節減するようにしている。このようなT2/T1の時間
間隔を変える時間の計測は、従来、時計の計測によって
行っていた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のバッテ
リーセービング方式は、長期間運用していると、上記時
計の精度により、実際の時間と基地局内で計測している
時間が少しづつずれてくるので、定期的に時計を調整す
る必要がある。又、呼の発生は、時間帯だけではなく、
月、季節、天気、曜日や地域でも変化するので、呼があ
る時間と呼の発生が全くないと予想される深夜の時間帯
とに分割してT2/T1の比率を定めている。したがっ
て昼間で呼の発生しない時間帯があっても、中継局装
置、子局装置はバッテリーセービングの動作周期を変え
ることができなく、バッテリーに蓄積されている電力消
費をより効果的に節減することができないという欠点を
有している。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明のバッテリーセー
ビング方式は基地局と、複数の子局と、前記基地局と前
記子局との間の時分割通信情報を中継する中継局装置と
を有する無線通信回線におけるバッテリーセービング方
式であって、前記基地局が前記中継局装置及び前記子局
の全てあるいは一部の子局の電源供給を同期してオフ制
御するためのバッテリーセービング用同期信号を所定の
時間間隔で発生する手段と基地局と子局あるいは中継局
装置との間で行われた通信の発生呼数を一時間単位に連
続して毎日累積し、少なくとも7日以上の累積発生呼数
を得て平均呼数/時間を演算して時間当りの平均呼数の
情報を出力する測定手段とを有し前記基地局から送出す
るバッテリーセービング用同期信号の送出時間間隔を前
記測定手段の情報である時間当りの平均呼数に対応して
変化させる。
【0011】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。図1は本発明の一実施例の要部である基地局のブロ
ック図、図2は本実施例の中継局装置のブロック図、図
3は本実施例を説明するタイムチャートである。
【0012】図1の実施例の基地局には、アンテナ9、
アンテナ共用器10、受信機11、受信信号復号用の復
号器13A,13B、送信機12、送信信号変調用の符
号器14A,14B、後述するバッテリセービング(B
S)信号発生部3Aを有する無線機と、交換機17との
インタフェースとなる加入者線インタフェース回路16
A,16B、集線回路15を有する交換インタフェース
部と、このインタフェース部から出力される呼数の計数
処理を行う制御部6、時間発生回路7、記憶回路8を有
する呼数処理部6Aから構成されている。
【0013】次に本実施例の動作を説明する。集線回路
15は加入者線インタフェース回路16A,16Bと接
続し、加入者線インタフェース回路16A,16Bは電
話ライン(2W)にて交換機17と接続している。集線
回路15からの信号は符号器14A,14Bを介し、さ
らに送信機12、アンテナ共用器10、アンテナ9を介
して外部の中継局へ送出される。外部中継局からの信号
はアンテナ9、アンテナ共用器10、受信機11、復号
器13A,13Bを介して集線回路15に入力される。
【0014】次にBS信号発生部3A内の同期信号発生
回路2は、周期信号発生回路1から送出される周期信号
(図5のタイムスロット0参照)に基づいて同期信号を
発生する。又、BS−SYNC信号発生回路3は図5に
示すように、当該同期信号の発生に応答してバッテリー
セービングのための同期信号BS−SYNC信号を発生
する。このBS−SYNC信号の発生周期はBS周期発
生回路10により制御され、この周期の設定変更制御が
時間設定回路5により行われる。BS周期発生回路4は
周期信号発生回路1からの周期信号を分周する分周回路
4A、BS−SYNC信号の送出時間を決定するタイミ
ング回路4Bで構成される。制御部6は集線回路15、
加入者インタフェース回路16A,16B、復号器13
A,13B、符号器14A,14Bからの信号を制御す
る。さらに制御部6は24時間を計数する時間発生回路
7、子局装置と基地局装置との通信の呼量を記憶回路8
に接続している。
【0015】次に図2に示す中継局装置の構成と動作を
説明する。一方向の通信はアンテナ22、アンテナ共用
器24、受信機27を介して再生回路29へ入力されて
再生され、送信機25、アンテナ共用器23、アンテナ
21を介して例えば基地局へ送信される。他方向の通信
信号はアンテナ21、アンテナ共用器23、受信機28
を介して再生回路30へ入力されて再生され、送信機2
6、アンテナ共用器24、アンテナ22を介して次局へ
送信される。今基地局からの送信信号が受信機28によ
り受信されると、この受信機28の受信信号を再生する
再生回路30には、BS−SYNC信号検出器36が接
続されており、基地局からのBS−SYNC信号の検出
が行われる。一方、遅延回路34は、このBS−SYN
C信号の検出タイミングから一定時間後にR−Sフリッ
プフロップ33をリセットする。このフリップフロップ
33のリセットに応答してスイッチ32がオフとされ、
バッテリである電源31が断となる。このフリップフロ
ップ33のセットタイミングを決定するのがタイマ35
であり、BS−SYNC信号の検出タイミングから、予
め設定された時間経過をタイマ35により検出して、こ
れに応答してフリップフロップ33のセットするように
している。このセットに応答してスイッチ32がオンと
なり電源31がオンとなる。なお、子局装置の構成につ
いては特に図示しないが、図2の中継局装置におけるス
イッチ32、フリップフロップ33、遅延回路34、タ
イマ35及びBS−SYNC信号検出器36を同様の構
成を有している。
【0016】次に、上述のように構成された基地局及び
中継局装置のバッテリーセービングシステムとしての動
作を説明する。図4の一般的な回線構成において、初期
状態では中継局装置42,43及び子局装置44は送受
信機へ電源供給を常に行ってこれらを動作させている。
次に、基地局はBS−SYNC信号を送出する。中継局
装置42,43及び子局装置44はBS−SYNC信号
を検出すると、予め決定された一定時間Tオフ(T2)
だけバッテリセービングを行う。基地局が次にBS−S
YNC信号を送出するのは一定時間T1以後となる。中
継局装置42,43及び子局装置44はT2時間経過
後、再び送受信機に資源供給を行って、次にBS−SY
NC信号を検出し、これらによって再び電源を一定時間
切断するという動作を繰り返し行う。
【0017】次に本実施例では図3に示すように、基地
局から送出されるBS−SYNC信号の送出タイミング
を時間帯により変えている。したがって中継局装置4
2,43、子局装置44の送受信機に電源供給を行なっ
ている時間がTX1,TX2のように変化する。BS−
SYNC信号の送出タイミングを時間帯により変える方
法として、1時間毎の呼数を使用する。すなわち、呼数
データを一日毎に記憶していく。これらのデータを例え
ば30日分得たならば、得られた呼数データを一日の内
の24時間の各1時間毎に平均をまとめ記憶回路8に記
憶する。この呼数データに基づいて1時間毎にBS−S
YNC信号の送出時間間隔を変える。
【0018】呼の発生数が少ない時間帯では、BS−S
YNC信号の送出間隔Tyn短くする。ただし、Tx3
(又はTx4)<<Tynとする。この結果、中継局装
置及び子局装置では送受信機への電源供給をオンとする
時間が短くなる。呼の発生数が多い時間帯では、基地局
から送出されるBS−SYNC信号の送出時間間隔Ty
nを長くする。この結果、中継局装置及び子局装置では
送受信機への電源供給をオンとする時間が長くなる。
【0019】次に、上述のように構成された基地局及び
中継局装置の動作を説明する。図1において、同期信号
発生回路2は周期信号発生回路1からの一定周期信号に
より、一定周期で同期信号を送出し、さらにBS−SY
NC信号がBS−SYNC信号発生回路3で生成され、
同期信号にBS−SYNC信号が付加される。このBS
−SYNC信号の送出タイミングはBS周期発生回路4
によって生成される。すなわち、図3においてTy1,
Ty2のタイミングはBS周期発生回路4によって決定
される。また、時間帯によりBS−SYNC信号を送出
するタイミングは時間設定回路5によって決定される。
BS周期発生回路4は、周期信号発生回路1からの周期
信号を分周する分周回路4Aと、この分周信号の出力B
S−SYNC信号の送出時間を指定するタイミング回路
4Bとで構成され、分周回路4Aへの分周比は時間設定
回路5で決定される。BS−SYNC信号発生回路3か
ら送出されるBS−SYNC信号は送信機12、アンテ
ナ共用器10及びアンテナ9を介して中継局装置へ送出
される。
【0020】子局装置との通信を行うためには、BS−
SYNCの信号の送出を止め、集線回路15で時分割さ
れたタイムスロット毎に発呼、着呼の呼接続がなされた
後、復号器13A,13B、符号器14A,14Bによ
りディジタル信号がアナログ信号に、アナログ信号がデ
ィジタル信号に変換されて、子局装置と交換機17との
通信がなされ、子局装置に接続されている電話機により
通話を行うことができる。制御部104に接続する時間
発生回路7は1時間毎の時間を発生させることができ
る。記憶回路8は時間毎の呼の発生数を毎日計数し、例
えば7日(一週間分)を記憶することができる。このデ
ータをもとに7日分の各時間毎の平均呼数を求め記憶回
路103に記憶される。この呼数の計数及び時間毎の平
均呼数の算出は、毎日繰り返されるようになっている。
【0021】呼数の計数は次のように行っている。交換
機17より着信があった場合にリンギング信号が交換機
17から送出される。加入者インタフェース回路16A
がリンギング信号を検出すると、a−1信号を経て制御
部6に知らせる。制御部6はスイッチを制御し、現在使
用されていない符号器及び復号器を起動し、子局装置を
呼び出す。この結果、加入者インタフェース回路16A
と子局装置とは符号器と復号器を経て通信を行うことが
できる。すなわち、加入者インタフェース回路16Aで
リンギング信号を検出した時、この時間帯での呼数を1
と計数する。一方、子局装置から発呼が発生した場合、
例えば空いている復号器13Bで発呼信号を受信する
と、b−n信号を経て制御部104は子局装置から発呼
があったことを知ることができる。制御部6はスイッチ
を制御し、加入者インタフェース回路16Bと接続す
る。すなわち、子局装置より発呼信号を受信した時、こ
の時間帯の呼数に1を加算する。以上の動作を例えば、
7日間続け各時間毎の呼数の平均を記憶回路8に記憶す
る。この平均呼数は絶えず計数される。この記憶されて
いる呼数情報をもとに、現在の時刻は呼数がどの値に相
当するかで、制御部6よりシリアルデータにて分周回路
4Aの分周比を時間設定回路5に送出する。この分周数
は、呼数の多い時間帯ではTyn>>Tx2となるよう
に大きくする。この結果、中継局装置、子局装置では受
信機への電源供給をオンとする時間の方がオフとする時
間より長くすることができる。反対に、時間設定回路5
に設定する分周数は、呼数の少ない時間帯ではTynが
T3に近くなるように小さくする。この結果、中継局装
置、子局装置では送受信電源供給をオンとする時間の方
がオフとする時間より短くすることができる。
【0022】次に中継局装置の動作について、図2を用
いて説明する。基地局からのBS−SYNC信号はアン
テナ21、アンテナ共用器23、受信機28、再生回路
30を経て、BS−SYNC信号検出回路36で検出さ
れる。BS−SYNC信号検出回路36からの信号は遅
延回路34で一定時間遅延された後フリップフロップ3
3をリセットする。リセット状態では、フリップフロッ
プ33のQの出力はスイッチ32をオフにするように制
御し、電源31から受信機27,28、送信機25,2
6への電力の供給を絶つ。タイマ35はBS−SYNC
信号検出回路36の出力により動作を開始し、一定時間
Tx3(又はTx4)後に信号を送出してフリップフロ
ップ33をセットする。この結果、フリップフロップ3
3がセットされると、Q端子からの出力によって、スイ
ッチ32はオンとなり、電源31は送信機25,26,
受信機27,28に電力を供給する。このようにして、
基地局より送出されるBS−SYNC信号を受信した中
継局装置はTx3,Tx4時間バッテリーセービングが
行われるので、基地局より送出するBS−SYNC信号
を送出する時間を変化させることにより、中継局装置,
子局装置の送受信機への電源供給時間を変化させること
ができる。BS−SYNC信号は、送受信機に電源が供
給されているTx1,Tx2時間にさらに、送受信機2
6、アンテナ22を経て、下位の中継局装置あるいは子
局装置へ伝送される。そして下位の中継局装置,子局装
置では前述の中継局装置と同様にBS−SYNC信号検
出回路、タイマ、遅延回路、フリップフロップ及びスイ
ッチを有しており、受信検出されたBS−SYNC信号
によって内蔵する送受信機の電源供給を間欠的にオン,
オフしている。
【0023】以上述べたように、本発明では、時間帯に
より変化する呼数によりBS−SYNC信号の送出時間
を任意の値に設定できる。又、本実施例では、時間帯を
1時間毎で説明したが、数十分毎に呼数を計数し、BS
−SYNC信号送出タイミングを決定してもよい。さら
に、呼数でBS−SYNC信号送出タイミングを判定し
たが、各所定の時間帯における回線保留時間で計数して
も同様の効果が得られる。発呼及び着呼の検出方法とし
て、2Wラインの監視や時分割されたタイムスロット毎
に設けられた符号器、復号器の動作での実施例について
記載したが、上位の交換機又は共通信号制御方式による
場合、この共通線で使用される制御信号を監視すること
で、さらに基地局と子局との通信において、呼の接続動
作を制御用のタイムスロットを使用して行う方法では、
この制御用タイムスロットで使用される呼接続信号を監
視することも同様の効果が得られる。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、基地局か
らBS−SYNC信号の送出タイミングを、一定時間毎
の呼量に応じて変化させる回路を備え、中継局及び子局
に伝送することにより、呼の少ない時間帯は、送受信機
への電源供給をオンとする時間を呼の生起の多い時間帯
より短くすることができ、従来に比べて電力節減効果が
大きく、又呼の生起の多い時間帯では、呼の生起の少な
い時間帯より送受信機への電源供給をオンとする時間を
長くでき、呼損を少なくきるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の要部の基地局のブロック図
である。
【図2】本実施例の要部の中継局装置のブロック図であ
る。
【図3】本実施例を説明するタイミングチャートであ
る。
【図4】一般的な通信回線の回線構成図である。
【図5】本実施例および従来例に共通の信号フォーマッ
トである。
【図6】従来例を説明するタイミングチャートである。
【符号の説明】
1 周期信号発生回路 2 同期信号発生回路 3 BS−SYNC信号発生回路 4 BS同期発生回路 5 時間設定回路 6 制御部 7 時間発生回路 8 記憶回路 9,21 アンテナ 10,23 アンテナ共用器 11,27,28 受信機 12,25,26 送信機 13A,B 復号器 14A,B 符号器 15 集線回路 16A,B 加入者線インタフェース回路 17 交換機 29,30 再生回路 31 電源 32 スイッチ 33 フリップフロップ 34 遅延回路 35 タイマ 36 BS−SYNC信号検出回路

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基地局と、複数の子局と、前記基地局と
    前記子局との間の時分割通信情報を中継する中継局装置
    とを有する無線通信回線におけるバッテリーセービング
    方式であって、前記基地局が前記中継局装置及び前記
    の全てあるいは一部の子局の電源供給を同期してオフ
    制御するためのバッテリーセービング用同期信号を所定
    の時間間隔で発生する手段と基地局子局あるいは中継
    局装置との間で行われた通信の発生呼数を一時間単位に
    連続して毎日累積し、少なくとも7日以上の累積発生呼
    数を得て平均呼数/時間を演算して時間当りの平均呼数
    の情報を出力する測定手段とを有し前記基地局から送出
    するバッテリーセービング用同期信号の送出時間間隔を
    前記測定手段の情報である時間当りの平均呼数に対応し
    変化させることを特徴とするバッテリーセービング方
    式。
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