JP2805188B2 - 高純度薬品用容器 - Google Patents

高純度薬品用容器

Info

Publication number
JP2805188B2
JP2805188B2 JP25362994A JP25362994A JP2805188B2 JP 2805188 B2 JP2805188 B2 JP 2805188B2 JP 25362994 A JP25362994 A JP 25362994A JP 25362994 A JP25362994 A JP 25362994A JP 2805188 B2 JP2805188 B2 JP 2805188B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
weight
container
resin
molecular weight
resin composition
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP25362994A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH08113678A (ja
Inventor
恵治 川合
充則 太田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aicello Chemical Co Ltd
Original Assignee
Aicello Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aicello Chemical Co Ltd filed Critical Aicello Chemical Co Ltd
Priority to JP25362994A priority Critical patent/JP2805188B2/ja
Publication of JPH08113678A publication Critical patent/JPH08113678A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2805188B2 publication Critical patent/JP2805188B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)
  • Packging For Living Organisms, Food Or Medicinal Products That Are Sensitive To Environmental Conditiond (AREA)
  • Wrappers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高純度薬品の貯蔵に用
いられる容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、薬品等を保存する容器としてガ
ラス容器やプラスチック製の容器が用いられている。
【0003】半導体分野では、貯蔵している高純度薬品
類を高純度のまま保存できることが必要である。薬品類
の中には、内容液が容器を透過することによる損失や外
気体の侵入による変質が起きたり、長時間光に曝される
と変質するものが多い。このため薬品の製造から消費さ
れるまでの間、変質を防止して品質を一定に保つため
に、薬品を貯蔵する容器はバリアー性と遮光性を有して
いることが好ましい。
【0004】このような容器としては、着色ガラス容器
が広く使用されている。着色ガラス容器は材質を選定す
ることにより、容器からの薬品中への不純微粒子の浸出
が少ないという特徴がある。しかしながら、容器自体が
重いため取り扱いが不便であり、落下等により割れてし
まうこともある。
【0005】一方、特公昭60−14695号公報に
は、ポリオレフィン、ポリオレフィンと相溶しない重合
体、およびカルボキシル基を有するポリオレフィンの混
合物からなり、バリアー性および機械的強度が高い成形
容器が開示されている。
【0006】しかしながら、半導体プロセス用、液晶デ
ィスプレイ用等に使用される高純度な溶剤系レジストや
希釈溶剤、例えばメチルアルコール、エチルアルコー
ル、イソプロピルアルコール、イソブチルアルコール、
エチレングリコール、アセトン、酢酸エチル、トルエ
ン、ジメチルホルムアミド、エチレングリコールアセテ
ート、メトキシプロピルアセテート、ブチルセロソルブ
等、および殺菌、消毒、製剤原料等の医薬用に使用され
る高純度な薬品、例えばメチルアルコール、エチルアル
コール、イソプロピルアルコール等は保管貯蔵している
間に、容器を形成している樹脂組成物や添加剤から貯蔵
している薬品中へ不純微粒子が浸出したり、光により薬
品が変質して純度をそこなう。このために半導体、液晶
の品質および歩留りに著しい悪影響を及ぼしたり、薬品
の保存期間を短くするという問題がある。
【0007】また、薬品を容器中に長期間貯蔵している
間に、容器を形成している樹脂組成物から薬品中に不純
微粒子が浸出し、薬品を不純化する度合いを示す指数と
してクリーン度というものがある。クリーン度はいった
ん検査容器を成形し、その検査容器に一定期間超純水を
貯蔵した後、樹脂製の容器が貯蔵していた水1ml中に粒
径0.2μm以上の微粒子がいくつ存在するかを算定して求
める。具体的には次式で定義される。
【0008】
【数1】
【0009】式(1)中、aは検査対象の容器の容量、b
は検査対象の容器からサンプリングした超純水の量であ
る。サンプリング水は次のようにして採取される。容量
amlの検査対象の容器に容積の半分、a/2(ml)の超
純水を入れ、その都度15秒間振とうして排出し、容器内
を洗浄する。振とう洗浄を5回繰り返した後、あらため
てそのa(ml)の容器に超純水をa/2(ml)入れ、常
温で1週間放置し、更に15秒間振とうし、振とうした容
器内の水を20分間静置する。サンプリング水はその20分
間静置した水から採取される。cはサンプリング水全量
中に含まれる粒径0.2μm以上の微粒子をパーティクルカ
ウンターで数えた値である。その数値をもとに式(1)で
クリーン度を求める。クリーン度が500個/ml未満であ
ると、半導体、液晶の品質および歩留りを向上させるこ
とができる。
【0010】高純度薬品を貯蔵する容器は、クリーン度
の数値が低く、遮光性およびバリアー性を有する容器で
なければ使用することはできない。従来のポリエチレン
系樹脂にバリアー性組成物を添加し成形した容器はクリ
ーン度の数値が高く、遮光性にも劣っていた。さらに遮
光性顔料および顔料分散剤を添加し成形した容器は、ク
リーン度の数値が非常に高くなり高純度薬品用容器とし
ては使用することはできなかった。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前記の課題を
解決するためになされたもので、機械的強度に優れ、取
り扱いが容易で、保管貯蔵している薬品中への不純微粒
子の浸出が極めて少なく、バリアー性および遮光性を有
する高純度薬品用容器を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記目的に鑑み鋭意研究
の結果、高純度薬品用容器を製造するに際し、原料樹脂
の重量平均分子量が一定の範囲にあり、樹脂組成物中の
遮光性顔料およびバリアー性組成物の含有量が一定の範
囲にあり、樹脂組成物中の低分子量の重合体、顔料分散
剤および添加剤の含有量を一定重量未満にすることによ
り、機械的強度に優れ、充填薬品中への微粒子不純物の
浸出が極めて少ないバリアー性および遮光性を有する高
純度薬品用容器が得られることを見出し本発明に至っ
た。
【0013】すなわち、本発明の高純度薬品用容器は、
密度0.940〜0.970g/cm3のポリエチレンまたはエチレン
・α−オレフィン共重合体の樹脂に遮光性顔料、顔料分
散剤およびバリアー性組成物が添加された樹脂組成物か
らなる高純度薬品用容器であって、ゲル・パーミエーシ
ョン・クロマトグラフィー(GPC)により測定される
該樹脂の重量平均分子量が12〜26×104であり、分子量1
×103以下の重合体が該樹脂の5重量%未満、液体クロマ
トグラフィーにより定量される該樹脂組成物中の中和
剤、酸化防止剤および耐光安定剤の各含有量が該樹脂組
成物の0.1重量%以下である。
【0014】エチレンと共重合するα−オレフィンは、
プロピレン、ブテン−1、4−メチル−ペンテン−1、
ヘキセン−1、オクテン−1が使用される。共重合体中
のα−オレフィンの含有量は15重量%以下が好ましい。
共重合体の分子構造はアタクチック、アイソタクチック
あるいはシンジオタクチックのいずれでも良い。重合法
は、低圧法あるいは中圧法のいずれによっても良い。
【0015】遮光性顔料は、酸化チタン、カーボンブラ
ック、ベンガラの無機顔料、フタロシアニン系、キナク
リドン系、アゾ系の有機顔料が挙げられる。遮光性顔料
の含有量は樹脂組成物に対して0.01〜5重量%であるこ
とが好ましい。遮光性顔料の含有量が樹脂組成物に対し
て0.01重量%未満では十分な遮光効果が得られず、5重
量%を越えるとクリーン度は500個/mlを越え、高純度
薬品用容器には適さない。
【0016】顔料分散剤は、ポリエチレンやポリプロピ
レンのオレフィン系重合体が挙げられる。前記顔料が高
度の分散を得るために添加される顔料分散剤の数平均分
子量は2×103以上であり、かつ顔料分散剤の含有量が樹
脂組成物に対して5重量%未満であることが好ましい。
顔料分散剤のGPCにより測定される数平均分子量が2
×103未満であったり、顔料分散剤の含有量が5重量%
を越えるとクリーン度は500個/mlを越え、高純度薬品
用容器には適さない。
【0017】バリアー性組成物は、ポリアミド、ポリビ
ニルアルコール、ポリ(エチレン−コ−ビニルアルコー
ル)の中から選ばれる少なくとも一種類とカルボキシル
基を有するポリオレフィンとの混合物、例え市販のシ
ーラーRBシリーズ(デュポン社製)が挙げられる。バ
リアー性組成物の含有量は樹脂組成物に対して4重量%
〜25重量%であることが好ましい。バリアー性組成物の
含有量が樹脂組成物に対して4重量%未満では十分なバ
リアー性が得られず、25重量%を越えるとクリーン度は
500個/mlを越え、高純度薬品用容器には適さない。
【0018】中和剤は重合法が中圧法の場合は必要な
く、低圧法の場合は塩素キャッチャーとして使用されて
いる。中和剤はカルシウム、マグネシウム、バリウムの
ようなアルカリ土類金属のステアリン酸塩が挙げられる
が、これらは重合工程での触媒の活性を上げるなどの操
作で最低量とすることが必要である。中和剤の含有量が
樹脂組成物に対して0.1重量%を越えると、クリーン度
は500個/mlを越え半導体や液晶の品質および歩留りを
悪化させるため、中和剤の含有量は樹脂組成物に対して
0.1重量%以下にする必要がある。
【0019】酸化防止剤は、ジブチルヒドロキシトルエ
ン、ペンタエリスチル−テトラキス〔3−(3,5−ジ
−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネー
ト〕、オクタデシル−3−(3,5−ジ−t−ブチル−
4−ヒドロキシフェニル)プロピオネートのフェノール
系酸化防止剤が挙げられ、前記中和剤と同様の理由によ
り、酸化防止剤の含有量は樹脂組成物に対して0.1重量
%以下にする必要がある。
【0020】耐光安定剤としては、2−(5−メチル−
2−ヒドロキシフェニル)ベンゾトリアゾール、2−
(3−t−ブチル−5−メチル−2−ヒドロキシフェニ
ル)−5−クロロベンゾトリアゾールのベンゾトリアゾ
ール系耐光安定剤、ビス(2,2,6,6−テトラメチ
ル−4−ピペリジン)セバケート、ポリ〔{6−(1,
1,3,3−テトラメチルブチル)アミノ−1,3,5
−トリアジン−2,4−ジイル}{(2,2,6,6−
テトラメチル−4−ピペリジル)イミノ}ヘキサメチレ
ン{(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジ
ル)イミノ}〕のヒンダードアミン系耐光安定剤が挙げ
られ、前記中和剤と同様の理由により、耐光安定剤の含
有量は樹脂組成物に対して0.1重量%以下にする必要が
ある。
【0021】添加剤として、触媒は重合に際して適宜所
定量用いられるが、中和剤、酸化防止剤、耐光安定剤、
遮光性顔料および顔料分散剤は容器から薬品中へ溶出
し、不純微粒子の原因となるので、添加量は重要であ
る。
【0022】樹脂組成物に含まれる添加剤の含有量は、
樹脂組成物をテトラヒドロフラン(THF)を用いて、
ソックスレー抽出器で8時間抽出した抽出液を液体クロ
マトグラフィーで分離、定量した値である。その測定条
件は、装置がGULLIVER(日本分光株式会社
製)、カラムがFinepak GEL 101(日本
分光株式会社製)、溶媒がTHF、検出器がUV−97
0(日本分光株式会社製)と830−RI(日本分光株
式会社製)である。
【0023】本発明の高純度薬品用容器は、例えば次の
ような方法で製造する。密度0.940〜0.970g/cm3のポリ
エチレンまたはエチレン・α−オレフィン共重合体に遮
光性顔料、顔料分散剤およびバリアー性組成物を添加し
た樹脂組成物を溶融押出成形する。このとき、樹脂組成
物に含まれる添加剤、すなわち中和剤、酸化防止剤およ
び耐光安定剤の含有量は樹脂組成物に対して、夫々0.1
重量%以下にする。また遮光性顔料の添加量は樹脂組成
物に対して0.01〜5重量%とし、オレフィン系重合体か
らなる顔料分散剤は数平均分子量は2×103以上で、かつ
含有量は樹脂組成物に対して5重量%未満とし、バリア
ー性組成物の添加量は樹脂組成物に対して4重量%〜25
重量%とする。
【0024】樹脂に、遮光性顔料、顔料分散剤、バリア
ー性組成物、添加剤を混合する方法に特に制限はなく、
例えば重合後のペレタイズ工程で直接添加する方法、予
め高濃度のマスターバッチを作成し、これを成形時に直
接ドライブレンドする方法、および前記方法を組み合わ
せて混合する方法が挙げられる。
【0025】混合する組成物のマスターバッチを作成す
る場合、ベースレジンとしては原料樹脂と同様に重量平
均分子量が12〜26×104であり、分子量1×103以下の重
合体が樹脂の5重量%未満のものを使用する必用があ
る。特に遮光性顔料を配合する場合、遮光性能だけでな
く、外観、デザインの変更が容易なため、マスターバッ
チを利用することが多い。マスターバッチの製造装置と
しては、バンバリーミキサー、ミキシングロールやその
他の特殊ミキサーが挙げられ、バンバリーミキサーが最
も多く利用される。
【0026】またカーボンブラックや酸化チタンのよう
な比較的分散性の良い材料の場合、二軸混練機や単軸押
出機でベースレジンと遮光性顔料、顔料分散剤およびバ
リアー性組成物を配合することでマスターバッチを得る
ことができる。尚、マスターバッチ作成時にも、中和
剤、酸化防止剤および耐光安定剤の添加剤含有量が樹脂
組成物の0.1重量%を越えない範囲で添加することがで
きる。
【0027】溶融押出成形に用いられる押出機は通常の
単軸押出機で良く、スクリューも適当な剪断力を与える
ものであれば構わない。ただし、スクリーンとブレーカ
ープレートは使用しない。押出機により樹脂組成物を溶
融して筒状のパリソンに押出し、押出されたパリソンを
金型で挟んで、ブローピンより加圧ガスを吹込み、冷却
し、成形する。
【0028】得られた容器において、GPCにより測定
される容器の重量平均分子量が12〜26×104で、分子量1
×103以下のものが樹脂の5重量%未満に制御されること
が重要である。
【0029】容器の分子量の測定方法は、容器より切り
取った樹脂組成物を溶媒(オルトジクロルベンゼン)に
溶かして試料溶液とし、GPCで分子量および分子量分
布を測定する。顔料分散剤の分子量も同様に測定する。
重量平均分子量および数平均分子量は次式により算出さ
れる。 重量平均分子量=Σ(M×w)/Σw ・・・(2) 数平均分子量=Σw/Σ(w/M) ・・・(3) ただし、Mは分子量、wは重量分率である。
【0030】尚、GPCの測定条件は、装置が150C
V(Waters社製)、カラムがTSKgel GM
H−HT(東ソー株式会社製)、溶媒がオルトジクロル
ベンゼン、温度が138℃、検出器は示差屈折計であ
る。容器の分子量分布を前記範囲に制御するためには、
原料樹脂も一定範囲の分子量分布を持つものでなければ
ならない。
【0031】原料樹脂の重量平均分子量が12×104未満
の場合、一般に分子量1×103以下の重合体を樹脂の5重
量%未満にすることは困難である。たとえ重合法の工夫
により樹脂を得たとしても非常に分子量分布の狭い樹脂
あるいは高分子量側に片寄った分子量分布の樹脂とな
り、この樹脂を成形するには成形温度を上げたり、シェ
アストレスを大きくする必要があり、成形性は非常に悪
化する。
【0032】原料樹脂の重量平均分子量が26×104を越
える場合、樹脂の溶融粘度が高いため、シェアストレス
による分子切断が避けられず、分子量1×103以下の重合
体を樹脂の5重量%未満に抑えることができない。
【0033】原料樹脂の重量平均分子量が12〜26×104
であっても、成形性を改良するために分子量1×103以下
の重合体が樹脂の5重量%以上である樹脂では、成形さ
れた容器の分子量1×103以下の重合体を樹脂の5重量%
未満に抑えることはできないし、過度のシェアストレス
を与える成形方法をとっても同様である。
【0034】上記のように分子量1×103以下の重合体が
容器の5重量%以上では、薬品中へ不純微粒子が浸出
し、クリーン度が500個/ml以上となり、高純度薬品用
容器としては使用できない。成形方法は上記した吹込成
形の他、インフレーション成形、押出成形等が挙げられ
る。
【0035】
【作用】本発明の高純度薬品用容器は、ポリエチレンま
たはエチレン・α−オレフィン共重合体の樹脂に遮光性
顔料、顔料分散剤およびバリアー性組成物をドライブレ
ンドし、適当な条件下において、適当な剪断力を与える
スクリューを備えた通常の単軸押出機で成形できる。こ
のため、安価にバリアー性および遮光性を有する高純度
薬品用容器を得ることができる。
【0036】
【実施例】以下、本発明の実施例を詳細に説明する。 実施例1 密度が0.956g/cm3、重量平均分子量が15.0×104で、分
子量1×103以下のものを1.54重量%含有し低圧法による
重合体からなり、中和剤、酸化防止剤および耐光安定剤
を含まないポリエチレンペレット100重量部に、この原
料樹脂と同様のポリエチレン樹脂15.1重量%をベースレ
ジンとし、遮光性顔料として酸化チタン3.5重量%およ
びカーボンブラック0.3重量%と、顔料分散剤として密
度0.95g/cm3、数平均分子量3×103のポリエチレン1.7
重量%と、バリアー性組成物としてナイロン6/66共
重合樹脂63.5重量%および無水マレイン酸変性ポリエチ
レン15.9重量%とを添加し、単軸押出機により作成した
マスターバッチを17重量部ドライブレンドし、50m/m、
L/D=22(D:スクリュー直径、L:スクリュー有効
長)の押出機の中で230℃に溶融し、筒状のパリソンに
押出した。押出されたパリソンを金型で挟んで、ブロー
ピンより6kg/cm2の圧縮空気を吹き込み、20℃に冷却さ
れた金型で冷却し、容量1000ml、重量100gの丸型容器を
成形した。成形した容器樹脂組成物の重量平均分子量は
14.8×104で、分子量1×103以下の重合体が樹脂組成物
の1.58重量%であった。この容器樹脂組成物特性と添加
量条件を表1に、マスターバッチの構成を表2に示す。
【0037】次に成形した容器のクリーン度を測定し
た。成形容器に超純水(商品名:トレピュアLV−10T
(東レ株式会社製))500mlを入れ、15秒間振とう洗浄
して排水した。この振とう洗浄を5回繰り返した。5回
目の洗浄水から5ml採取し、その中に浸出した0.2μm以
上の微粒子の数をパーティクルカウンター(タイプ:KL
−22(リオン株式会社製))で測定した。水中の微粒子
数(個/ml)を式(1)と同様の次に示す式(4)で計算し
た。その結果を表2に示す。
【0038】
【数2】
【0039】成形容器に改めて超純水500mlを入れて15
秒間振とうし、そのまま常温で一週間放置した。一週間
経過した水をそのままにして再び15秒間振とうし、更に
20分間静置した。この20分間静置した水から5ml採取し
上記と同様にして水中の微粒子数(個/ml)を計算し
た。その結果を表2に示す。一週間後の水中の微粒子数
は200個/ml以下で、極めてクリーンであることが分か
った。
【0040】
【表1】
【0041】
【表2】
【0042】次に、この容器の胴部1×4cm角、厚み
1.36mmを切り取り、分光光度計(タイプ:Ubest−
55(日本分光株式会社製))により波長600〜200nmの
吸光度を測定した。400nmでの吸光度は7.0(透過率10-5
%)と、極めて良好な遮光性を示した。
【0043】実施例2 密度が0.951g/cm3、重量平均分子量が15.2×104で、分
子量1×103以下のものを1.37重量%含有し中圧法による
重合体からなり、ジブチルヒドロキシトルエンを0.02重
量%含むポリエチレンペレット100重量部に、実施例1
と同様のマスターバッチを17重量部ドライブレンドし、
実施例1と同様の押出機の中で230℃に溶融し、容量100
0ml、重量100gの丸型容器を成形した。成形した容器樹
脂組成物の重量平均分子量は15.0×104で、分子量1×10
3以下の重合体が樹脂組成物の1.40重量%であった。こ
の容器樹脂組成物特性と添加量条件を表1に、マスター
バッチの構成を表2に示す。
【0044】成形した容器の5回洗浄直後と一週間後の
クリーン度を実施例1と同様にして測定し、その結果を
表2に示す。一週間後の水中の微粒子数は200個/ml以
下で、極めてクリーンであることが分かった。
【0045】次に、この容器の胴部1×4cm角、厚み
1.36mmを切り取り、実施例1と同様にして波長600〜200
nmの吸光度を測定した。400nmでの吸光度は7.0(透過率
10-5%)と、極めて良好な遮光性を示した。
【0046】実施例3 実施例1と同様のポリエチレンペレット100重量部に、
密度が0.955g/cm3、重量平均分子量が15.2×104で、分
子量1×103以下のものを1.37重量%含有し中圧法による
重合体からなるベースレジンに遮光性顔料として酸化チ
タン3.5重量%およびカーボンブラック0.3重量%と、バ
リアー性組成物としてナイロン6/66共重合樹脂63.5
重量%および無水マレイン酸変性ポリエチレン15.9重量
%とを添加し、単軸押出機により作成したマスターバッ
チを17重量部ドライブレンドし、実施例1と同様の押出
機の中で230℃に溶融し、容量1000ml、重量100gの丸型
容器を成形した。成形した容器樹脂組成物の重量平均分
子量は14.7×104で、分子量1×103以下の重合体が樹脂
組成物の1.62重量%であった。この容器樹脂組成物特性
と添加量条件を表1に、マスターバッチの構成を表2に
示す。
【0047】成形した容器の5回洗浄直後と一週間後の
クリーン度を実施例1と同様にして測定し、その結果を
表2に示す。一週間後の水中の微粒子数は300個/ml以
下で、極めてクリーンであることが分かった。
【0048】次に、この容器の胴部1×4cm角、厚み
1.31mmを切り取り、実施例1と同様にして波長600〜200
nmの吸光度を測定した。400nmでの吸光度は7.0(透過率
10-5%)と、極めて良好な遮光性を示した。
【0049】実施例4 密度が0.957g/cm3、重量平均分子量が20.7×104で、分
子量1×103以下のものを1.43重量%含有し低圧法による
重合体からなり、中和剤、酸化防止剤および耐光安定剤
を含まないポリエチレンペレット100重量部に、実施例
1と同様のマスターバッチを17重量部ドライブレンド
し、実施例1と同様の押出機の中で235℃に溶融し、容
量1000ml、重量100gの丸型容器を成形した。成形した容
器樹脂組成物の重量平均分子量は20.5×104で、分子量1
×103以下の重合体が樹脂組成物の1.44重量%であっ
た。この容器樹脂組成物特性と添加量条件を表1に、マ
スターバッチの構成を表2に示す。
【0050】成形した容器の5回洗浄直後と一週間後の
クリーン度を実施例1と同様にして測定し、その結果を
表2に示す。一週間後の水中の微粒子数は200個/ml以
下で、極めてクリーンであることが分かった。
【0051】次に、この容器の胴部1×4cm角、厚み
1.41mmを切り取り、実施例1と同様にして波長600〜200
nmの吸光度を測定した。400nmでの吸光度は7.0(透過率
10-5%)と、極めて良好な遮光性を示した。
【0052】比較例1 密度が0.951g/cm3、重量平均分子量が15.2×104で、分
子量1×103以下のものを1.37重量%含有し中圧法による
重合体からなり、中和剤、酸化防止剤および耐光安定剤
を含まないポリエチレンペレットを、実施例1と同様の
押出機の中で178℃に溶融し、容量1000ml、重量100gの
丸型容器を成形した。成形した容器樹脂組成物の重量平
均分子量は15.1×104で、分子量1×103以下の重合体が
樹脂組成物の1.38重量%であった。この容器樹脂組成物
特性と添加量条件を表1に示す。
【0053】成形した容器の5回洗浄直後と一週間後の
クリーン度を実施例1と同様にして測定し、その結果を
表2に示す。一週間後の水中の微粒子数は200個/ml以
下で、極めてクリーンであることが分かった。
【0054】次に、この容器の胴部1×4cm角、厚み
1.33mmを切り取り、実施例1と同様にして波長600〜200
nmの吸光度を測定した。400nmでの吸光度は2.0(透過率
100%)と、十分な遮光性を示さなかった。
【0055】比較例2 実施例1と同様のポリエチレンペレット100重量部に、
実施例1のマスターバッチにおいて、顔料分散剤を密度
0.92g/cm3、数平均分子量1×103のポリエチレンとした
マスターバッチを17重量部ドライブレンドし、実施例1
と同様の押出機の中で230℃に溶融し、容量1000ml、重
量100gの丸型容器を成形した。成形した容器樹脂組成物
の重量平均分子量は14.8×104で、分子量1×103以下の
重合体が樹脂組成物に対して2.55重量%であった。この
容器樹脂組成物特性と添加量条件を表1に、マスターバ
ッチの構成を表2に示す。
【0056】成形した容器の5回洗浄直後と一週間後の
クリーン度を実施例1と同様にして測定し、その結果を
表2に示す。一週間後の水中の微粒子数は10000個/ml
以上で、多量の微粒子が浸出していることが分かった。
【0057】次に、この容器の胴部1×4cm角、厚み
1.41mmを切り取り、実例1と同様にして波長600〜200nm
の吸光度を測定した。400nmでの吸光度は7.0(透過率10
-5%)と、極めて良好な遮光性を示した。
【0058】比較例3 実施例1と同様のポリエチレンペレット100重量部に、
遮光性顔料として酸化チタン7.1重量%およびカーボン
ブラック0.6重量%と、顔料分散剤として密度0.93g/cm
3、数平均分子量2.8×104のポリエチレン34.8重量%
と、バリアー性組成物としてナイロン6/66共重合樹
脂46.0重量%および無水マレイン酸変性ポリエチレン1
1.5重量%とを添加し、単軸押出機により作成したマス
ターバッチを23.5重量部ドライブレンドし、実施例1と
同様の押出機の中で230℃に溶融し、容量1000ml、重量1
00gの丸型容器を成形した。成形した容器樹脂組成物の
重量平均分子量は14.7×104で、分子量1×103以下の重
合体が樹脂組成物に対して2.47重量%であった。この容
器樹脂組成物特性と添加量条件を表1に、マスターバッ
チの構成を表2に示す。
【0059】成形した容器の5回洗浄直後と一週間後の
クリーン度を実施例1と同様にして測定し、その結果を
表2に示す。一週間後の水中の微粒子数は10000個/ml
以上で、多量の微粒子が浸出していることが分かった。
【0060】次に、この容器の胴部1×4cm角、厚み
1.44mmを切り取り、実施例1と同様にして波長600〜200
nmの吸光度を測定した。400nmでの吸光度は7.0(透過率
10-5%)と、極めて良好な遮光性を示した。
【0061】比較例4 実施例1と同様のポリエチレンペレット100重量部に、
実施例1のマスターバッチにおいて、顔料分散剤をステ
アリン酸亜鉛0.04重量%およびポリオキシエチレン脂肪
酸アミド0.08重量%としたマスターバッチを17重量部ド
ライブレンドし、実施例1と同様の押出機の中で230℃
に溶融し、容量1000ml、重量100gの丸型容器を成形し
た。成形した容器樹脂組成物の重量平均分子量は14.9×
104で、分子量1×103以下の重合体が樹脂組成物の1.55
重量%であった。この容器樹脂組成物特性と添加量条件
を表1に、マスターバッチの構成を表2に示す。
【0062】成形した容器の5回洗浄直後と一週間後の
クリーン度を実施例1と同様にして測定し、その結果を
表2に示す。一週間後の水中の微粒子数は10000個/ml
以上で、多量の微粒子が浸出していることが分かった。
【0063】次に、この容器の胴部1×4cm角、厚み
1.27mmを切り取り、実施例1と同様にして波長600〜200
nmの吸光度を測定した。400nmでの吸光度は7.0(透過率
10-5%)と、極めて良好な遮光性を示した。
【0064】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように本発明の高
純度薬品用容器は、機械的強度に優れ取り扱いが容易
で、保管貯蔵している薬品中への不純微粒子の浸出が極
めて少ない。しかも外気体が侵入したり、内溶液が容器
を透過することがなく、内容液が光や外気体の侵入によ
って変質することを防ぐことができる。このため、半導
体用薬品や医薬品などに幅広く薬品容器として使用でき
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C08L 23/08 B65D 1/00 A //(C08L 23/06 77:00 29:04) (56)参考文献 特開 昭54−48844(JP,A) 特開 平6−220263(JP,A) 特開 昭62−39444(JP,A) 特開 昭62−209149(JP,A) 特開 昭62−178342(JP,A) 特開 平1−208115(JP,A) 特開 昭56−57633(JP,A) 特開 昭59−68239(JP,A) 特開 昭60−233136(JP,A) 特開 昭61−273378(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C08L 23/06 B65D 1/09 B65D 85/84 C08K 3/00 C08K 5/00 C08L 23/08

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 密度0.940〜0.970g/cm3のポリエチレン
    またはエチレン・α−オレフィン共重合体の樹脂に
    なくとも遮光性顔料0.01重量%〜5重量%および液体ま
    た気体バリアー性樹脂の4重量%〜25重量%が添加され
    た樹脂組成物からなる高純度薬品用容器であって、ゲル
    ・パーミエーション・クロマトグラフィーにより測定さ
    れる該樹脂の重量平均分子量が12〜26×104、重量平均
    分子量1×103以下の重合体が該樹脂の5重量%未満、該
    α−オレフィンが、プロピレン、ブテン−1、4−メチ
    ル−ペンテン−1、ヘキセン−1、オクテン−1の中か
    ら選ばれる少なくとも一種類であることを特徴とする高
    純度薬品用容器。
  2. 【請求項2】 遮光性顔料が酸化チタン、カーボンブ
    ラック、およびベンガラの無機顔料、フタロシアニン
    系、キナクリドン系、およびアゾ系の有機顔料の中から
    選ばれる少なくとも一種類からなることを特徴とする請
    求項1に記載の高純度薬品用容器。
  3. 【請求項3】 前記遮光性顔料が数平均分子量2×103
    上のポリエチレンおよびポリプロピレンの中から選ばれ
    る少なくとも一種類のオレフィン系重合体の顔料分散剤
    に含有され、該顔料分散剤が前記樹脂組成物の5重量%
    未満であることを特徴とする請求項1に記載の高純度薬
    品用容器。
  4. 【請求項4】 前記液体また気体バリアー性樹脂が、ポ
    リアミド、ポリビニルアルコール、ポリ(エチレン−コ
    −ビニルアルコール)の中から選ばれる少なくとも一種
    類とカルボキシル基を有するポリオレフィンとの混合樹
    であることを特徴とする請求項1に記載の高純度薬品
    用容器。
  5. 【請求項5】 前記樹脂組成物中の中和剤、酸化防止剤
    および耐光安定剤の液体クロマトグラフィーにより定量
    される各含有量が、前記樹脂組成物の0.1重量%以下で
    あることを特徴とする請求項1に記載の高純度薬品用容
    器。
JP25362994A 1994-10-19 1994-10-19 高純度薬品用容器 Expired - Fee Related JP2805188B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25362994A JP2805188B2 (ja) 1994-10-19 1994-10-19 高純度薬品用容器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25362994A JP2805188B2 (ja) 1994-10-19 1994-10-19 高純度薬品用容器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08113678A JPH08113678A (ja) 1996-05-07
JP2805188B2 true JP2805188B2 (ja) 1998-09-30

Family

ID=17254007

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25362994A Expired - Fee Related JP2805188B2 (ja) 1994-10-19 1994-10-19 高純度薬品用容器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2805188B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007022610A (ja) * 2005-07-20 2007-02-01 Aicello Chemical Co Ltd 低起泡性ポリエチレン製容器
KR20190020077A (ko) 2016-06-17 2019-02-27 고다마 플라스틱스 가부시키가이샤 투명성이 우수하고 불순 미립자 용출량이 적은 내약품성 취입 성형 적층 용기
KR20190020078A (ko) 2016-06-17 2019-02-27 고다마 플라스틱스 가부시키가이샤 불순 미립자 용출량이 적은 내약품성 취입 성형 적층 용기

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FI114218B (fi) * 2000-04-10 2004-09-15 Borealis Polymers Oy Polymeeriperustaisen koostumuksen käyttö
KR20110043587A (ko) 2008-07-01 2011-04-27 스미또모 가가꾸 가부시끼가이샤 감광성 조성물이 충전된 용기를 포장하기 위한 포장체
JP6343923B2 (ja) * 2013-12-18 2018-06-20 日亜化学工業株式会社 発光装置
CN107743507A (zh) * 2015-06-04 2018-02-27 科慕帝梯有限公司 遮光瓶设计
JP6839489B2 (ja) * 2015-12-01 2021-03-10 コダマ樹脂工業株式会社 内容物の視認性がない超高純度薬品用吹込み成形積層容器

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5448844A (en) * 1977-09-27 1979-04-17 Showa Yuka Kk Polyethylene composition

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007022610A (ja) * 2005-07-20 2007-02-01 Aicello Chemical Co Ltd 低起泡性ポリエチレン製容器
KR20190020077A (ko) 2016-06-17 2019-02-27 고다마 플라스틱스 가부시키가이샤 투명성이 우수하고 불순 미립자 용출량이 적은 내약품성 취입 성형 적층 용기
KR20190020078A (ko) 2016-06-17 2019-02-27 고다마 플라스틱스 가부시키가이샤 불순 미립자 용출량이 적은 내약품성 취입 성형 적층 용기

Also Published As

Publication number Publication date
JPH08113678A (ja) 1996-05-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2805723B2 (ja) 高純度薬品用遮光容器
JP2805188B2 (ja) 高純度薬品用容器
JP2749513B2 (ja) 高純度溶剤用容器
JP4167745B2 (ja) 高純度薬品液用容器および高純度薬品液の排出方法
JPH1180257A (ja) 高純度薬品容器用ポリエチレン樹脂及びそれよりなる高純度薬品容器
EP1648961B1 (en) Concentrates of additives for use in the processing of polyolefins
KR101494964B1 (ko) 내충격성, 투명성 및 힌지 특성이 우수한 폴리프로필렌 수지 조성물 및 이의 제조방법
EP1508585A1 (en) Masterbatch pellet mixture
JP5706512B1 (ja) 透明性に優れた耐薬品性吹込み成形積層容器
JP3176540B2 (ja) 高純度樹脂組成物およびその樹脂組成物の成形品
KR20120122926A (ko) 폴리프로필렌 수지 조성물 및 그것으로 이루어지는 필름
CN109328167B (zh) 透明性优异且杂质微粒溶出量少的耐化学药品性吹塑成型层叠容器
EP2526146B1 (en) Polypropylene copolymers with specific crystal nucleation
JP4917771B2 (ja) 低起泡性ポリエチレン製容器
JP3378061B2 (ja) ポリオレフィン一軸延伸フィルム
KR200240406Y1 (ko) 고순도 약품보존용 차광성 플라스틱 용기
KR20020082242A (ko) 고순도 약품보존용 차광성 플라스틱 용기
JPH1180449A (ja) 大型高純度薬品容器用ポリエチレン樹脂及び容器
JP6839489B2 (ja) 内容物の視認性がない超高純度薬品用吹込み成形積層容器
JPH11246714A (ja) クリーン性に優れたポリエチレン製容器
KR100559971B1 (ko) 고순도 약품액용 용기 및 고순도 약품액의 배출방법
EP4324877A1 (en) Polymer compositions including high-density polyethylene recovered from secondary battery separators and their use to manufacture containers
KR200236334Y1 (ko) 고순도 약품을 담는 중공성형체
JPH05177693A (ja) クリーン容器およびその成形方法
KR100374317B1 (ko) 고순도 폴리에틸렌계 수지조성물 및 그 수지조성물의중공성형체

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080724

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees