JP2803902B2 - 裁断装置 - Google Patents

裁断装置

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JP2803902B2
JP2803902B2 JP2307219A JP30721990A JP2803902B2 JP 2803902 B2 JP2803902 B2 JP 2803902B2 JP 2307219 A JP2307219 A JP 2307219A JP 30721990 A JP30721990 A JP 30721990A JP 2803902 B2 JP2803902 B2 JP 2803902B2
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JP
Japan
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cutting
fabric
assist gas
cloth
nozzle
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Inventor
元彦 井上
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ジューキ 株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は裁断装置、特にレーザビーム照射により布地
を裁断する裁断装置に関するのもである。
[従来の技術] 従来より第2図に示すような機構をもつ裁断装置が用
いられている。ヘッド14は、内部に裁断用のレーザ光8
を反射させるミラー1と、裁断盤面13上に載置された布
地6に対してレーザ光8を集光させる集光レンズ2を内
蔵する。
集光レンズ2前方部分はノズル部4となっており、こ
のノズル部4内に画成された圧力室には、裁断の際のレ
ーザ照射時、アシストガス供給口3を介してアシストガ
ス9を供給する。
アシストガス9を噴射することにより、レーザ光8に
よる布地6の裁断時、布地6を裁断盤面13上に密着させ
るとともに、アシストガス9噴射による冷却により布地
6の焦げを少なくし裁断品質を向上させるとともに、集
光レンズ2の保護を図ることができる。アシストガス9
には空気、不活性ガスなどを用いる。
[発明が解決しようとする課題] 第2図において、ノズル部4と布地6の間の距離hは
狭いほど上記の効果が大きくなることが実験的にわかっ
ているが、距離hを小さくすると裁断前の布地6のセッ
トおよび取り出し時に布地6がノズル部4に引っかかっ
たり、布地6の位置決めがやりにくいなどの作業性に関
する問題があった。
本発明の課題は以上の問題を解決し、裁断品質を低下
させることなく裁断装置の作業性を向上させることにあ
る。
[課題を解決するための手段] 以上の課題を解決するために、本発明によれば、裁断
ヘッドのノズル部から裁断盤面上の布地に対してアシス
トガスを噴射するとともにレーザビームを照射し布地を
裁断する裁断装置において、前記ノズル部を裁断ヘッド
の基部に対して布地から離間する方向と該布地に近接す
る方向に摺動可能に結合する手段と、前記ノズル部を前
記布地から離間する方向へ付勢する付勢手段と、レーザ
ビームが照射される裁断時に裁断ヘッドにアシストガス
を供給する手段とを設け、レーザビームが照射時に供給
されるアシストガスの圧力により前記ノズル部を前記付
勢手段の付勢力に抗して裁断ヘッドの基部に対して布地
から離間した位置から布地に近接する位置に移動させる
構成を採用した。
[作用] 以上の構成によれば、裁断ヘッドを裁断の際のレーザ
照射時のみ布地から所定の距離に近付け、それ以外の期
間では布地から離間させることができる。
[実施例] 以下、図面に示す実施例に基づき、本発明を詳細に説
明する。従来例と同一または相当する部材については同
一符号を付し、その詳細な説明は省略するものとする。
第1図は本発明を採用した裁断装置を示している。第
1図のヘッド14は、第2図のような一体構造ではなく、
ノズル部4の部分と、ヘッド基部16と分割されている。
ノズル部4とヘッド基部16は、注射器のように結合さ
れている。すなわち、ヘッド基部16は、注射器のピスト
ンのようにノズル部4の後部内で長手方向に摺動可能と
なっている。
ミラー1、集光レンズ2およびアシストガス供給口3
はヘッド基部16側に設けられる。また、ミラー1により
反射された後のレーザ光8の光軸は、集光レンズ2およ
びノズル部4先端のノズル口7の中心を通る。
アシストガス9のための圧力室は、集光レンズ2の前
方においてヘッド基部16およびノズル部4の間に画成さ
れる。ヘッド基部16先端およびノズル部4後端のフラン
ジ10,10′間にはリターンスプリング5が弾装されてお
り、アシストガス供給口3からアシストガス9を供給し
ない状態では、ノズル部4はリターンスプリング5の付
勢力により実線の位置で停止する。
ヘッド14は不図示の装置本体に対してヘッド基部16の
部分で固定される。その場合、アシストガス供給口3か
らアシストガス9を供給しない待機時、ノズル部4先端
と裁断盤面13上の布地6との間の距離は、Hとなるよう
にヘッド14が固定される。
一方、裁断時には、後述のようにアシストガス9の圧
力により、ノズル部4は1点鎖線の位置まで下降する
が、このときのノズル部4先端と裁断盤面13上の布地6
との間の距離は、従来と同じhとなるように、ヘッド基
部16後端〜フランジ10′およびノズル部4先端〜フラン
ジ10の距離を定めておく。
なお、ヘッド基部16およびノズル部4の摺動部(フラ
ンジ10、10′部など)には、必要に応じて気密部材や、
シール部材、軸受部材などを使用することが考えられ
る。
以上の構成において、裁断時には、アシストガス供給
口3からアシストガス9を供給すると同時に、あるいは
所定時間をおいて、レーザ光8を照射する。このとき、
待機時実線で示した位置(高さH)にあったノズル部4
は1点鎖線の位置(高さh)まで下降する。
このような構成によれば、布地6を裁断盤面13に密着
させるアシストガス9の圧力を利用して裁断時のごく短
い期間のみ、従来どおりノズル部4の高さをhとし、そ
れ以外の期間では、従来よりも充分高いHとすることが
できる。
これにより、布地6を引っ掛けることなくセット、取
り出す作業を極めて容易に行なえ、作業性を著しく向上
できる。
また、上記構成においては、リターンスプリング5に
よってノズル部4が浮動支持されているために、万一ヘ
ッド14の移動時にノズル部4が布地6や他の障害物に当
たっても、布地6、障害物、あるいはノズル部4自体の
損傷を最小にできるという効果もある。
[発明の効果] 以上の説明から明らかなように、本発明によれば、裁
断の際アシストガスが供給され、そのガス圧により裁断
ヘッドのノズル部が布地に近接する位置に移動されるの
で、アシストガスの布地への噴射力を大きくすることが
でき、布地の裁断盤面上への密着がより確実になり良好
なレーザビームによる裁断が保証される。
また、本発明では、アシストガスが供給されない裁断
時以外のときには、裁断ヘッドのノズル部が布地から離
間した位置に移動されるので、布地のセットなどが容易
になって作業性が向上するとともに、ノズル部が布地あ
るいは誤って布地上に置かれたハサミ等の障害物に衝突
することが少なくなる。また、裁断時にノズル部が布地
あるいは障害物に衝突しても、ノズル部は裁断ヘッド基
部に対し摺動可能であるので、布地から離間する方向へ
の摺動により衝突のエネルギーを吸収することができ、
ノズル部の損傷を最小にできる。
また、本発明では、布地を裁断盤面に密着させるため
に噴射されるアシストガスのガス圧を利用してノズル部
を布地に近接させ、付勢手段の付勢力により布地から離
間させるようにしいるので、ノズル部の移動に特別な機
構を必要とせず、全体の装置を簡略化できる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明を採用した裁断装置の構成を示した模式
図、第2図は従来の裁断装置の構成を示した模式図であ
る。 1……ミラー、2……集光レンズ 3……アシストガス供給口、4……ノズル部 5……リターンスプリング、6……布地 7……ノズル口、8……レーザ光 9……アシストガス、10……フランジ 13……裁断盤面、14……ヘッド 16……ヘッド基部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】裁断ヘッドのノズル部から裁断盤面上の布
    地に対してアシストガスを噴射するとともにレーザビー
    ムを照射し布地を裁断する裁断装置において、 前記ノズル部を裁断ヘッドの基部に対して布地から離間
    する方向と該布地に近接する方向に摺動方向に結合する
    手段と、 前記ノズル部を前記布地から離間する方向へ付勢する付
    勢手段と、 レーザビームが照射される裁断時に裁断ヘッドにアシス
    トガスを供給する手段とを設け、 レーザビーム照射時に供給されるアシストガスの圧力に
    より前記ノズル部を前記付勢手段の付勢力に抗して裁断
    ヘッドの基部に対し布地から離間した位置から布地に近
    接する位置に移動させることを特徴とする裁断装置。
JP2307219A 1990-11-15 1990-11-15 裁断装置 Expired - Lifetime JP2803902B2 (ja)

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