JP2797889B2 - 台車の定位置停止方法および装置 - Google Patents

台車の定位置停止方法および装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばカッター台車を
複数の定位置に停止させる台車の定位置停止方法および
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の台車の定位置停止方法で
は、例えば化学繊維やプラスチックの製造工程における
チップ化工程に用いるカッター台車を、複数の重合反応
缶が設置された定位置に停止させる方法があった。この
方法では、カッター台車は、設備費を削減するため、重
合反応缶の数より少なく配設されている。このため、各
々の重合反応缶の反応が終了すると、その都度オペレー
ターがこの台車に乗って、台車駆動装置を駆動させて、
反応が終了した目的の重合反応缶に向かう。そして、台
車が目的の重合反応缶の定位置近傍に移動すると、オペ
レーターが微速駆動装置を作動させて、台車をこの定位
置に停止させ、目的の重合反応缶から吐出したポリマー
などを搭載したカッターで切断してチップ化していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記方法で
は、オペレーターによって台車を定位置まで移動させる
ので、この作業を行う要員を必要とし、チップ化工程に
おける自動化あるいは要員の削減の障害になっていた。
本発明は、上記実情に鑑みなされたもので、台車の定位
置停止の自動化および無人化を図ることができる台車の
定位置停止方法および装置を提供することを目的とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明では、走行する台車を、予め設定した複数の
重合反応缶の定位置近傍に停止させる方法であって、こ
の複数の定位置に対応して階段形状の検出部材である検
出板を設けるとともに、この台車上に前記検出板の段差
に対応して複数の位置検出手段である近接センサや光電
センサなどを配設し、走行する台車から、検出板の段差
を検出し、この検出結果に基づき、位置認識手段である
シーケンサーが台車の位置を認識し、このシーケンサー
からの信号に基づいて停止手段であるシーケンサーおよ
び位置制御コントローラーが、この台車を所定重合反応
缶の定位置に停止させる。検出板の材質としては、位置
検出手段が近接センサの場合には、鋼鉄が好ましく、ま
た位置検出手段が光電センサの場合には、非鉄金属ある
いは非金属であっても良い。検出板は、重合反応缶の固
定側に取り付けられ、各センサ類は、台車側の一端に、
検出板の段差に対応した位置に配置され、この段差に対
応した検出信号を出力する。シーケンサーおよび位置制
御コントローラーは、この検出信号に基づいて台車を一
方向から定位置に停止させる。
【0005】
【作用】シーケンサーは、段差に対応したいずれのセン
サから検出信号が出力されたか監視しており、このセン
サ類からの検出信号の組合せにより台車の現在位置を検
出し、この現在位置から所定の定位置に向かうべき台車
の移動方向を判断し、位置制御コントローラーは、この
移動方向に応じて台車を自動的に移動制御する。
【0006】
【実施例】本発明の実施例を図1乃至図3に基づき説明
する。図1は、本発明に係る台車の定位置停止方法を化
学繊維やプラスチックの製造工程におけるチップ化工程
に用いた装置の構成を示す構成図である。図において、
所定位置に配置された複数の重合反応缶11〜14の下
方には、この重合反応缶11〜14に対応して階段形状
の検出板20が固設されている。
【0007】この検出板20は、例えば鋼鉄などの材質
からなっており、上部には、重合反応缶11〜14に対
応したスリット21〜24が、また下部には、同じく重
合反応缶11〜14に対応した段差25〜28がそれぞ
れ設けられている。この重合反応缶11〜14の定位置
近傍を、図中右方向または左方向に移動するカッター台
車30には、センサ取付座31が固設され、このセンサ
取付座31には、定位置停止用の光電センサ32と、位
置認識用の近接センサ33〜36がそれぞれ取り付けら
れている。なお、カッター台車30は、図中右方向また
は左方向に移動するものとし、以下においてこの移動方
向は、図1を基準にして右、左を規定する。
【0008】この光電センサ32は、スリット21〜2
4に対応するセンサ取付座31の所定高さに取り付けら
れ、近接センサ33〜36は、段差25〜28に対応す
るセンサ取付座31の所定高さに取り付けられている。
光電センサ32および近接センサ33〜36は、カッタ
ー台車30の移動に伴い、各区間A〜Mで以下の表1に
示す組合せで、オン/オフ状態になる。
【0009】
【表1】 本発明に係る台車の定位置停止方法では、この各センサ
32〜36のオン/オフ動作状態の組合せで、カッター
台車30の位置を認識している。
【0010】次に、カッター台車30の移動/停止シス
テムについて、図2のシステム構成図に基づいて説明す
る。図2において、このシステムは、上述した各センサ
32〜36および各重合反応缶11〜14から入力する
信号に基づきシーケンス制御を行うシーケンサー40
と、このシーケンス制御に応じてACサーボモーター4
2を駆動制御する位置制御コントローラー41と、減速
機43を介してカッター台車30を移動させるACサー
ボモーター42で構成されている。
【0011】シーケンサー40には、各センサ32〜3
6のオン/オフ状態を示す検出信号が入力する他に、各
重合反応缶11〜14から、例えば製造されたポリマー
の吐出の予定を示す吐出予定信号が入力している。シー
ケンサー40は、いずれかの重合反応缶から吐出予定信
号が入力すると、各センサ32〜36からの検出信号を
取り込んで、この信号の組合せ(表1参照)に基づいて
カッター台車30の現在位置を認識し、さらにACサー
ボモーター42の回転方向を判断して、このカッター台
車30を、以下の表2に示す移動パターンに応じて吐出
予定信号を出力した重合反応缶の下方近傍に移動させ、
台車30のブレーキ37を作動させてこの台車30を停
止させる、シーケンス制御を実行する。なお、シーケン
サー40は、表2に示した停止位置を吐出予定信号によ
って検知し、現在位置を検出信号によって検知してい
る。
【0012】
【表2】
【0013】また、シーケンサー40が行うカッター台
車30の停止制御は、例えばこの台車30を左から右に
移動させる場合には、高速移動、停止、Uターン低速移
動、位置決め停止の順序で行う。このようにUターンさ
せてから停止させるのは、バックラッシュを防止するた
めである。また、この台車30を右から左に移動させる
場合には、高速移動、低速、位置決め停止の順序で行
う。
【0014】次に、図3のフローチャートを用いてシー
ケンサー40のシーケンス制御の動作を説明する。ま
ず、図示しない計器室吐出盤から移動指示がなされると
(ステップ101)、シーケンサー40は、カッター台
車30の移動が自動になっているかどうか判断する(ス
テップ102)。ここで、移動が自動になっている場合
には、吐出予定信号と検出信号とを取り込んで、これら
信号によってカッター台車30の現在位置と停止位置を
チェックする(ステップ103)。そして、表2に示し
た移動パターンに基づきカッター台車30の移動方向を
判断して(ステップ104)、この台車30を移動させ
る。
【0015】ここで、例えばこのカッター台車30を、
図1に示した重合反応缶12から重合反応缶13へ移動
させる場合には、シーケンサー40は、ACサーボモー
ター42の回転方向を判断するとともに、位置制御コン
トローラー41に基づいて台車30を高速右移動させる
(ステップ105)。次に、シーケンサー40は、近接
センサ33〜36から停止位置近傍の検出板20の段差
27を検出した旨の検出信号が入力すると(ステップ1
07)、いったん台車30を停止させた後(ステップ1
08)、この台車30をUターンさせて、ACサーボモ
ーター42に低速速度指令を出して低速左移動させる
(ステップ109)。
【0016】そして、停止位置であるスリット23を検
出した旨を示す光電センサ32からの検出信号が入力す
ると(ステップ110)、シーケンサー40は、台車3
0のブレーキ37を作動させてこの台車30を重合反応
缶13の近傍の定位置に停止させる(ステップ11
1)。また、例えばこのカッター台車30を、図1に示
した重合反応缶14から重合反応缶13へ移動させる場
合には、シーケンサー40は、ステップ104におい
て、移動パターンが左であると判断し、この台車30を
高速左移動させる(ステップ106)。
【0017】次に、シーケンサー40は、近接センサ3
3〜36から停止位置近傍の検出板20の段差27を検
出した旨の検出信号が入力すると(ステップ107)、
ステップ108,109で停止および低速左移動させ、
光電センサ32からスリット23の検出を示す検出信号
が入力すると(ステップ110)、台車30を重合反応
缶13の近傍の定位置に停止させて(ステップ11
1)、シーケンス制御を終了する。
【0018】従って、本実施例では、重合反応缶の近傍
に設けた検出板と、この検出板の段差に対応して台車に
設けられた複数のセンサとを備え、各センサからの信号
の組合せによって、台車の現在位置を認識するので、こ
の台車がいかなる位置に停止していても、位置認識がで
き、移動方向を容易に判断できるとともに、定位置に台
車を容易に停止でき、これにより自動化を図ることがで
きる。
【0019】また、本実施例では、たとえ一時的に電源
が遮断されても、復電さえすれば各センサからの信号の
組合せによって、台車の位置認識が可能となるので、オ
ペレータが移動/停止システムを復旧させる必要がなく
なり、無人化を図ることができる。また、本実施例で
は、台車を一方向から定位置に停止させるので、台車停
止時の惰性によるずれ量を一定にでき、停止精度を向上
させることが可能になる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、走行
する台車を、予め設定した複数の定位置に停止させる方
法であって、前記走行する台車上から前記複数の定位置
に対応して設けた階段形状の検出部材の段差を検出し、
この検出結果に基づいて前記台車を所定の定位置に停止
させるので、台車の定位置停止の自動化および無人化を
図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る台車の定位置停止方法を用いた装
置の構成を示す構成図である。
【図2】図1に示した台車の移動/停止システムを示す
システム構成図である。
【図3】図2に示したシーケンサーのシーケンス制御の
動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
11〜14 重合反応缶 20 検出板(検出部材) 21〜24 スリット 25〜28 段差 30 カッター台車(台車) 31 センサ取付座31 32 光電センサ(位置検出手段) 33〜36 近接センサ(位置検出手段) 37 ブレーキ 40 シーケンサー(位置認識手段、停止手段) 41 位置制御コントローラー(停止手段) 42 ACサーボモーター 43 減速機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G05D 1/02 B65G 1/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行する台車を、予め設定した複数の定
    位置に停止させる方法であって、前記走行する台車上か
    ら前記複数の定位置に対応して設けた階段形状の検出部
    材の段差を検出し、この検出結果に基づいて前記台車を
    所定の定位置に停止させることを特徴とする、台車の定
    位置停止方法。
  2. 【請求項2】 走行する台車を、予め設定した複数の定
    位置に停止させる装置であって、前記複数の定位置に対
    応して設けた階段形状の検出部材と、前記検出部材の段
    差に対応して前記台車に配設された複数の位置検出手段
    と、前記位置検出手段からの検出信号に基づいて前記台
    車の位置を認識する位置認識手段と、前記認識手段から
    の信号に基づいて前記台車を所定の定位置に停止させる
    停止手段とを備えたことを特徴とする、台車の定位置停
    止装置。
  3. 【請求項3】 前記位置検出手段は、前記検出部材の段
    差に対応した検出信号を出力する手段であることを特徴
    とする、請求項2記載の台車の定位置停止装置。
  4. 【請求項4】 前記停止手段は、前記台車を一方向から
    停止させる手段であることを特徴とする、請求項2記載
    の台車の定位置停止装置。
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