JP2794173B2 - 複合炭素被膜の形成方法 - Google Patents

複合炭素被膜の形成方法

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【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は複合炭素被膜の形成
方法に関する。
【0002】炭素材料は耐熱性に優れ、熱衝撃に強く、
熱伝導率が高い等の優れた特性を有する。さらに複合炭
素材料とすることにより、炭素材料本来の性質に加えて
さらに他の機能を発現させることができる。
【0003】複合炭素材料は、カーボンファイバー,耐
熱プレート,電池の電極材料,発熱体,遠赤外線の輻射
体,応力検知センサー等のように様々な分野で利用する
ことができる。
【0004】
【従来の技術】従来の炭素被覆の形成方法は(1) 析出
法、(2) 塗布法、(3) 気相合成法に大別できる。
【0005】析出法は炭化硅素,炭化チタン,炭化タン
グステン等の炭化物材料を高温に保持することによっ
て、表面に炭素膜を析出させる方法である。
【0006】塗布法は、炭素粉末にバインダーおよび溶
剤を加えて、インク状にした溶液を基板上に塗布し、乾
燥または焼結する方法である。
【0007】気相合成法は気相の炭化水素,炭素化合物
を炭素源として、加熱基板上に炭素を堆積させるプロセ
スであり、熱分解炭素法,熱CVD(Thermal Chemica
lVapor Deposition )および電子ビーム蒸着に代表さ
れるPVD(Physical Vapour Deposition) 法等があ
る。
【0008】その他の被膜形成法として、メッキおよび
溶射等がある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】PVD,CVDおよび
析出法では成膜条件を適切に選ぶことにより緻密な炭素
被膜を得ることができるが堆積速度が遅い。
【0010】熱分解炭素法では高速成膜は可能である
が、基板温度が高温であることを要し、耐熱性の基板材
料を必要とする。
【0011】塗布法では安定した膜質の炭素被膜を得る
ことが難しい。
【0012】溶射はメッキに比べると、雰囲気がドライ
で、成膜は比較的容易である。しかし、炭素の状態図に
よると、炭素は0.01GPa以下の圧力で昇華し、液
相を持つことはない。したがって、炭素の溶射成膜は不
可能である。炭素の相図は例えばF.P.Bundy によ
って Physica A vol 156 , 169(1989) に示されて
いる。
【0013】本発明は、炭素含有粉末材料と遷移金属酸
化物を混合・造粒して作った複合炭素粉末を炭素源とし
て、比較的容易に炭素被膜を形成する方法を提案するこ
とを課題とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記課題は、炭素含有粉
末を遷移金属酸化物とともに高周波誘導プラズマで加熱
し、基板の上に堆積させることにより解決された。
【0015】
【発明の実施の形態】減圧タンク内にアルミナから成る
基板を水平に配置し、基板の上方に高周波誘導プラズマ
発生用のコイルを設け、さらにその上方に炭素と遷移金
属酸化物を含む粉末を供給する粉末供給口を設ける。減
圧タンクの到達圧力は6,700Pa程度で十分であ
る。減圧タンク内の雰囲気は気体導入口からアルゴン,
水素等を供給することにより調整する。
【0016】遷移金属酸化物として例えば酸化チタンを
用い、これと炭素含有粉末、例えば黒鉛粉末をポリビニ
ルアルコール等をバインダーとして混練し、乾燥し、破
砕して造粒した材料粉末を、アルゴンと、アルゴンに対
して7〜15%(体積比)の水素を含んだ混合気体雰囲
気中で、高周波誘導プラズマで加熱すると、基板上に炭
素被膜が形成される。炭素含有粉末材料として黒鉛以外
にカーボンブラック,熱分解炭素,ガラス状炭素および
一般炭素材料の製造における出発物質であるコークスの
粉末がある。
【0017】炭素と遷移金属酸化物を含む粉末は造粒,
粉砕したものをメタンガス等の炭化水素ガスを搬送気体
として供給することが好ましい。
【0018】
【実施例】図1は本発明による炭素被膜形成方法を実施
するための装置の一例である。減圧タンク1の排気孔2
は図示しない排気系に接続されている。減圧タンク1の
到達圧力は約6,700Paである。
【0019】減圧タンク1の中の上部に高周波誘導プラ
ズマを発生させるためのコイル3が設けられ、このコイ
ル3は図示しない高周波電源に接続されている。
【0020】減圧タンク1の上面に黒鉛粉末と遷移金属
酸化物を混合・造粒して作った複合複合炭素粉末を減圧
タンク1内に供給する粉末導入プローブ4が設けられて
いる。これは水冷されている。
【0021】減圧タンク1の中心部にアルミナから成る
基板5が耐熱レンガから成る断熱板6の上に載置され、
断熱板6は水冷銅ブロック7によって冷却されている。
基板5は100×100mm2 で厚さは0.8mmであ
る。基板材料としてはアルミナの他に、基板の冷却を適
切に行うことによって金属、例えば鉄,銅,ニッケル等
を用いることもできる。
【0022】減圧タンク1には気体導入口8から不活性
気体としてのアルゴンガスと水素ガスの混合気体(1:
7〜15%(体積比))が供給され、雰囲気の圧力は1
〜50kPa程度に保たれている。不活性気体としてア
ルゴン以外に、ヘリウムおよび窒素がある。
【0023】本発明では、高温で炭素Cと固溶し、ある
いは反応しやすい金属である遷移金属の酸化物を混合・
造粒して成る複合炭素粉末を用いる。一つの実施例で
は、黒鉛と、遷移金属酸化物として黒鉛に対して重量比
が2〜15%の酸化チタン(TiO2 ,ルチル)を混合
し、造粒して出来る材料粉末を粉末導入プローブ4から
導入する。遷移金属酸化物として、酸化チタン以外に酸
化クロム,酸化ニッケル,酸化ジルコニウム等がある。
【0024】高周波電源から電力を供給し、コイル3の
近傍に高周波誘導プラズマを発生させ、その中を上記粉
末通過させ、下方の基板5の上に堆積させると、アルミ
ナ基板との密着性が良好な炭素被膜が形成される。
【0025】アルミナ基板5の上に形成された炭素被膜
9の破断面を研磨し電子顕微鏡で観察した断面組織を図
2に示す。この図から分るように、炭素被膜は扁平な粒
状構造を持っている。
【0026】X線回折によると、炭素被膜の結晶構造は
黒鉛であるが、回折線の幅は粒界の大きさから計算され
るものより拡がっており、非晶質化していることが分か
った。
【0027】X線マイクロアナライザーによる観察か
ら、炭素被膜中には黒鉛粒子の外にチタン炭化物の粒の
析出が認められた。
【0028】これらの事実から以下のことが推測され
る。すなわち、酸化チタンはプラズマ中で還元され、基
板表面および被膜中で炭素と反応し、チタンの炭化物が
形成され、このチタンの炭化物が炭素被膜と基板材料の
アルミナとのボンディングアンカーの役割を果してい
る。このチタンの炭化物は、また、複合炭素膜と基板で
あるアルミナとの熱膨張係数の違いから生じる熱応力の
緩和の役割をも果たしていると考えられる(炭化チタン
(TiC)の熱膨張係数はファインセラミックス事典
(技報堂出版、1987)によると7.61×10-6/℃
で、アルミナは7.8〜8.1×10-6/℃)。
【0029】複合炭素の成膜に与る酸化チタンの役割
は、粉末材料に酸化チタンを加えると、炭素被膜の基板
との密着は良好になり、なおかつ十分な膜強度が得られ
ることである。従って、プラスト等の基材の前処理は、
本複合炭素被膜の形成においては不要である。
【0030】以上を要約すると、高周波誘導プラズマに
よって酸化チタンが焼結助材として働き、結果的に黒鉛
粒子間の結合が強化されて複合炭素被覆が形成されると
考えられる。
【0031】酸化チタンの黒鉛に対する重量比の最小値
は2%である。それ以下では酸化チタンの添加の効果が
現れない。即ち炭素膜の基板への密着性が低下する。一
方、酸化チタンの量が15%を越える時は、得られた複
合炭素被膜の電気的性質はチタニアに類似したものにな
り、黒鉛本来の性質が損なわれる。
【0032】粉末材料成分として、単に金属ではなく金
属酸化物を用いる理由は、酸化物の蒸発潜熱はその対応
する金属のそれより大きいので、プラズマ中での金属成
分の蒸発によるトーチ内表面の汚染を低減することが比
較的可能であるからである。
【0033】成膜の可否は炭素粉末材料の組成と同時
に、粉末導入プローブの位置と粉末材料のキャリアガス
の流量にも関係している。粉末導入プローブの軸方向の
最適位置はその先端が誘導コイルの中心付近であり、中
心から離れると成膜は難しい。なお実施例において使用
したプラズマの直径は40mm,長さは50〜100m
mであった。
【0034】高周波誘導プラズマのシュミレーションの
結果から、トーチ軸上でのプラズマの最高温度は誘導コ
イルの中心付近であることが報告されている。
【0035】粉末材料のキャリアガスの流量が大きくプ
ラズマ内での滞在時間が短かい場合、炭素粉末は基板か
ら跳ね返され成膜に与らない。
【0036】以上より粉末材料のプラズマ内での高温領
域における滞在時間が長いほど、成膜の確率が高いこと
が分かる(滞在時間は10-2sec程度以上のとき良好
な結果が得られた)。この点で高周波誘導による熱プラ
ズマは、複合炭素の成膜において本質的な意味を持つと
言える。
【0037】不活性ガスとしてアルゴン及び体積比がア
ルゴンに対して7〜15%である水素の混合気体を用い
てプラズマを発生させて成膜した複合炭素被膜はボソボ
ソにならず、膜面内の結合は強化され、膜のセルフサポ
ートが可能である。水素の役割は、金属酸化物の還元と
同時に、黒鉛粒子の末端のダングリングボンド同士を修
飾させることによって、炭素原子の膜面内の結合を強固
にする効果があると考えられる。アルゴンに対する水素
混合量が15%を越えるとプラズマは不安定になる。他
方、7%以下の場合は被膜がボソボソになり膜面内の結
合が弱い。
【0038】炭素と遷移金属酸化物を含む粉末材料はメ
タン等の炭化水素をキャリアガスとして供給することが
好ましい。これらのガスはプラズマの中で遊離基を作
り、これがチタン等の酸化物と反応し、メチルチタン等
を生成し、これはプラズマ中で水素を脱離し、チタン炭
化物を形成すると考えられる。
【0039】メタン遊離基の寿命は、理化学辞典(4
版、岩波書店1987)によるとほぼ10-3secであ
る。従って、前述したように粉末材料がプラズマ内を通
過する時間はメタン遊離基の寿命に比べて十分長いと言
える。従って本発明の成膜のエネルギー源である高周波
誘導プラズマはこれらの遊離基の反応性を維持するのに
好都合である。
【0040】本発明の他の実施例では、黒鉛と、黒鉛に
対して重量比が4%である酸化チタン(TiO2 ,ルチ
ル)と黒鉛に対して重量比が10%である炭化ホウ素
(B4C)を混合・造粒して出来る粉末材料を用いる。
このとき得られた炭素被膜の表面硬度は、スクラッチテ
ストの結果から、超硬合金の炭化タングステン(WC)
を上回ることが分かった。一般に炭素材料の硬度は熱処
理温度に大きく依存するが、天然黒鉛及び黒鉛化した材
料のモース硬度では2から3であり、非晶質炭素の場合
7から8である。このことから本炭素被膜の表面が硬い
ということは、炭素粉末がプラズマによって加熱・急冷
されて非晶質化したと考えられる。
【0041】黒鉛の添加材料成分組成によって、複合炭
素膜の電気的性質は大きく変わる。例えば、黒鉛と黒鉛
に対して重量比が4%である酸化チタン及び黒鉛に対し
て重量比が5%である炭化ホウ素を混合・造粒した材料
から得られた複合炭素膜の電気抵抗の温度係数は、温度
範囲が25℃から200℃の間で、約70ppm/℃で
あった。
【0042】一方、黒鉛と黒鉛に対して重量比が4%で
ある酸化チタン及び黒鉛に対して重量比が15%である
炭化ホウ素を混合・造粒した炭素材料を用いて得られた
複合炭素膜の電気抵抗の温度係数は、前述の温度範囲
で、約500ppm/℃であった。
【0043】炭化ホウ素の添加量が黒鉛に対して重量比
で15%を越えると膜のアルミナ基板に対する密着性は
良好になるが、電気抵抗は増大し、抵抗の温度係数が増
加する傾向がある。添加量が3%より少ない時は、電気
抵抗の温度係数は増加し、炭化ホウ素の添加の効果が認
められない。
【0044】黒鉛と、黒鉛に対する重量比4%の酸化チ
タンと、黒鉛に対する重量比5%の炭化ホウ素を混合造
粒した材料から得られた複合炭素被膜上に導電性樹脂塗
料を塗布して電極を設け、通電して発熱体を作製した。
【0045】図3は当該の複合炭素被膜に直流電圧を印
加したときの温度,電圧,電流及び電力の時間変化を示
している。電圧印加と同時に、炭素被膜は温度上昇を示
すが、突入電流が殆どないことが分かる。この結果か
ら、本複合炭素被膜を用いた電熱発熱体は中・低温域の
発熱体として好都合である。
【0046】典型的な成膜条件を表1に示す。
【表1】
【0047】試料Aは黒鉛:酸化チタン:炭化ホウ素=
1:0.03:0.01(重量比)、試料Bは黒鉛:シ
リコン:酸化チタン:炭化ホウ素=1:0.50:0.
12:0.04(重量比)
【0048】堆積速度は炭化ホウ素を含む系で1.0μ
m/min、シリコンを含む系で35μm/minであ
る。これらの値は、CVDや電子ビーム蒸着に比べると
十分に高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る方法を実施するための装置の一例
の概念図である。
【図2】本発明に係る方法で形成された炭素被膜の断面
の電子顕微鏡写真である。
【図3】本発明に係る方法で形成された炭素被膜を用い
てヒータを作成した時の電気的特性図である。
【符号の説明】
1 減圧タンク 2 排気孔 3 コイル 4 粉末導入プローブ 5 基板 6 断熱板 7 水冷銅ブロック 8 気体導入口 9 炭素被膜
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C23C 24/00 - 30/00 C23C 16/00 - 16/56 C23C 4/00 - 6/00

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 炭素含有粉末と少くとも1種類の遷移金
    属酸化物を混合・造粒して粉末材料を作り、少くとも不
    活性ガスと水素ガスを含む混合気体中で高周波誘導プラ
    ズマを発生させ、上記粉末材料を上記高周波誘導プラズ
    マ中に導入して通過させた後、基板上に堆積させること
    により被膜を形成することを特徴とする複合炭素被膜の
    形成方法。
  2. 【請求項2】 上記炭素含有粉末として黒鉛を使用し、
    上記遷移金属酸化物として酸化チタンを使用することを
    特徴とする請求項1記載の複合炭素被膜の形成方法。
  3. 【請求項3】 上記粉末材料が炭化ホウ素およびシリコ
    ンまたはそれらの一方を含むことを特徴とする請求項1
    記載の複合炭素被膜の形成方法。
  4. 【請求項4】 上記粉末材料を上記高周波プラズマ中に
    導入するキャリアガスとして不活性ガスと炭化水素ガス
    の混合ガスを用いることを特徴とする請求項1記載の複
    合炭素被膜の形成方法。
  5. 【請求項5】 上記炭化水素ガスがメタンガスであるこ
    とを特徴とする請求項4記載の複合炭素被膜の形成方
    法。
  6. 【請求項6】 炭素含有と少くとも1種類の遷移金属酸
    化物を混合・造粒して粉末材料を作り、少くとも不活性
    ガスと水素ガスを含む混合気体中で高周波誘導プラズマ
    を発生させ、上記粉末材料を上記高周波誘導プラズマを
    通過させた後、基板上に堆積させることにより形成され
    たことを特徴とする複合炭素被膜。
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