JP2794100B2 - ワイヤレス式感知システム - Google Patents
ワイヤレス式感知システムInfo
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- JP2794100B2 JP2794100B2 JP63270129A JP27012988A JP2794100B2 JP 2794100 B2 JP2794100 B2 JP 2794100B2 JP 63270129 A JP63270129 A JP 63270129A JP 27012988 A JP27012988 A JP 27012988A JP 2794100 B2 JP2794100 B2 JP 2794100B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sensor
- signal
- sensitivity
- data
- schedule
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Emergency Alarm Devices (AREA)
- Alarm Systems (AREA)
- Fire Alarms (AREA)
- Burglar Alarm Systems (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、感知器の感度制御のためのスケジュールを
ワイヤレスによって設定するようにした感知システムに
関する。
ワイヤレスによって設定するようにした感知システムに
関する。
［従来の技術］ 近時、防犯や防災関係の機器が多数商品化されてお
り、このような機器に使用される感知器も改良が重ねら
れて高度な機能を備えたものが多くなってきている。第
３図は、このような感知器の中で、人体から発する熱線
を検知する熱線式感知器を示した図である。図におい
て、100は熱線式感知器本体で、焦電型の熱線センサー1
01、カバー（不図示）を無理やり取り外した場合に警報
を発するタンパースイッチ102、熱線センサー101の感度
を調節する感度調整用ボリューム103、熱線式感知器100
が動作した場合の動作表示灯の点灯を切替える動作表示
灯切替スイッチ104および感知器回線（不図示）に接続
するための接続端子105を備えており、上記の感度調整
用ボリューム103は第４図に示すように、回転可能なボ
リューム軸103aに設けられた溝103bにドライバなどを挿
入してボリューム軸103aを回転させて、熱線センサー10
1の感度を調整する構成とされている。
り、このような機器に使用される感知器も改良が重ねら
れて高度な機能を備えたものが多くなってきている。第
３図は、このような感知器の中で、人体から発する熱線
を検知する熱線式感知器を示した図である。図におい
て、100は熱線式感知器本体で、焦電型の熱線センサー1
01、カバー（不図示）を無理やり取り外した場合に警報
を発するタンパースイッチ102、熱線センサー101の感度
を調節する感度調整用ボリューム103、熱線式感知器100
が動作した場合の動作表示灯の点灯を切替える動作表示
灯切替スイッチ104および感知器回線（不図示）に接続
するための接続端子105を備えており、上記の感度調整
用ボリューム103は第４図に示すように、回転可能なボ
リューム軸103aに設けられた溝103bにドライバなどを挿
入してボリューム軸103aを回転させて、熱線センサー10
1の感度を調整する構成とされている。
従って、この感度調整用ボリューム103が設けられて
いるので、熱線感知器が設置される場所に応じて熱線セ
ンサー101の感度を調整することにより最適な検知が行
えることになり、このことは、熱感知器などについても
同様である。
いるので、熱線感知器が設置される場所に応じて熱線セ
ンサー101の感度を調整することにより最適な検知が行
えることになり、このことは、熱感知器などについても
同様である。
例えば熱感知器が風呂場などに設置される場合と客室
などに設置される場合で熱センサーの感度を変えること
により、同一の感知器で、より広範囲な使用環境に対応
した信頼性の高い熱感知が行えるようになされている。
などに設置される場合で熱センサーの感度を変えること
により、同一の感知器で、より広範囲な使用環境に対応
した信頼性の高い熱感知が行えるようになされている。
このような熱線式感知器や熱感知器が設置される場所
では、一日の時間帯に応じてセンサーの感度スケジュー
ルを切替え設定することによって、更に信頼性の高い検
知が行え、例えば、熱線感知器で扉の開閉を行なってい
る場合には、深夜には熱線センサーの感度を低下させて
扉の開閉を行なわないような感度スケジュールにした
り、また調理場などに熱感知器を設置している場合に
は、調理時間帯の熱発生が多くなるので熱センサーの感
度を低下させるような感度スケジュールにすれば、誤報
が少なく信頼性の高い検知が行えることになる。
では、一日の時間帯に応じてセンサーの感度スケジュー
ルを切替え設定することによって、更に信頼性の高い検
知が行え、例えば、熱線感知器で扉の開閉を行なってい
る場合には、深夜には熱線センサーの感度を低下させて
扉の開閉を行なわないような感度スケジュールにした
り、また調理場などに熱感知器を設置している場合に
は、調理時間帯の熱発生が多くなるので熱センサーの感
度を低下させるような感度スケジュールにすれば、誤報
が少なく信頼性の高い検知が行えることになる。
しかしながら、第３図に示したような熱線感知器100
などでは、熱線センサー101の感度調整用ボリューム103
が感知器本体に設けられており、しかも通常これらの感
知器は人が容易に手を触れないような天井や壁面上部に
取り付けられていることが多いので、感度調整用ボリュ
ーム103は設置時に調整されるだけになっており、一日
における感度スケジュールを変えることが非常に困難で
あった。このため、なんらかの方法で容易にセンサーの
感度スケジュールを設定することの可能な感知システム
の開発が待たれている。
などでは、熱線センサー101の感度調整用ボリューム103
が感知器本体に設けられており、しかも通常これらの感
知器は人が容易に手を触れないような天井や壁面上部に
取り付けられていることが多いので、感度調整用ボリュ
ーム103は設置時に調整されるだけになっており、一日
における感度スケジュールを変えることが非常に困難で
あった。このため、なんらかの方法で容易にセンサーの
感度スケジュールを設定することの可能な感知システム
の開発が待たれている。
［発明が解決しようとする課題］ 上記事情に鑑みて提案される本発明は、熱線感知器や
熱感知器の感度スケジュールを、別に設けたワイヤレス
発信器によって容易に設定することが可能な、ワイヤレ
ス式感知システムを提供することを目的としている。
熱感知器の感度スケジュールを、別に設けたワイヤレス
発信器によって容易に設定することが可能な、ワイヤレ
ス式感知システムを提供することを目的としている。
［課題を解決するための手段］ 上記目的を達成するために提案される本発明は、セン
サーと、該センサーの感度スケジュールを作るために設
定される感度データと時刻データとの電磁波信号を受信
するワイヤレス受信部と、該ワイヤレス受信部で受信さ
れた上記感度データと時刻データとを記憶する不揮発性
メモリと、時間をカウントして時刻信号を出力するタイ
マー回路と、該時刻信号と上記感度データと時刻データ
とに基づいて上記センサーの感度スケジュールを設定す
る感度スケジュール設定回路と、該感度スケジュール設
定回路の信号に基づいて上記センサーからの信号を処理
する一方、センサーからの信号が規定値から外れたとき
には受信機に警報信号を出力する信号処理回路とを備え
た感知器と、上記感知器に電磁波信号によって上記感度
データと時刻データとを送信するワイヤレス発信器とを
備えて構成されるワイヤレス式感知システムであって、 上記感度スケジュールに基づいて上記ワイヤレス発信
器で設定された感度データと時刻データとを上記感知器
に送信し、上記ワイヤレス受信部で該データを受信して
上記不揮発性メモリに記憶させ、これらのデータと上記
タイマー回路の時刻信号とに従って上記感度スケジュー
ル設定回路でセンサーの感度スケジュールを設定し、上
記信号処理回路において上記センサーから送られる信号
を上記感度スケジュールに基づいて処理して、警報信号
を受信機に出力する構成とされており、 同時に提案される本発明では、上記センサーが、熱線
を検知する熱線センサー（請求項２対応）あるいは、熱
または煙濃度を検知する火災センサー（請求項３対応）
で構成されており、 また、同時に提案される本発明では、上記感知器が、
上記センサーの信号に基づいて上記信号処理回路から上
記受信機に対して警報を発するか、あるいは上記センサ
ーのアナログ信号を伝送するかを切替える、信号切替ス
イッチを上記ワイヤレス発信器に備えている構成とされ
（請求項４対応）、更に、同時に提案される本発明で
は、上記電磁波信号が電波信号（請求項５対応）あるい
は光信号（請求項６対応）で構成されている。
サーと、該センサーの感度スケジュールを作るために設
定される感度データと時刻データとの電磁波信号を受信
するワイヤレス受信部と、該ワイヤレス受信部で受信さ
れた上記感度データと時刻データとを記憶する不揮発性
メモリと、時間をカウントして時刻信号を出力するタイ
マー回路と、該時刻信号と上記感度データと時刻データ
とに基づいて上記センサーの感度スケジュールを設定す
る感度スケジュール設定回路と、該感度スケジュール設
定回路の信号に基づいて上記センサーからの信号を処理
する一方、センサーからの信号が規定値から外れたとき
には受信機に警報信号を出力する信号処理回路とを備え
た感知器と、上記感知器に電磁波信号によって上記感度
データと時刻データとを送信するワイヤレス発信器とを
備えて構成されるワイヤレス式感知システムであって、 上記感度スケジュールに基づいて上記ワイヤレス発信
器で設定された感度データと時刻データとを上記感知器
に送信し、上記ワイヤレス受信部で該データを受信して
上記不揮発性メモリに記憶させ、これらのデータと上記
タイマー回路の時刻信号とに従って上記感度スケジュー
ル設定回路でセンサーの感度スケジュールを設定し、上
記信号処理回路において上記センサーから送られる信号
を上記感度スケジュールに基づいて処理して、警報信号
を受信機に出力する構成とされており、 同時に提案される本発明では、上記センサーが、熱線
を検知する熱線センサー（請求項２対応）あるいは、熱
または煙濃度を検知する火災センサー（請求項３対応）
で構成されており、 また、同時に提案される本発明では、上記感知器が、
上記センサーの信号に基づいて上記信号処理回路から上
記受信機に対して警報を発するか、あるいは上記センサ
ーのアナログ信号を伝送するかを切替える、信号切替ス
イッチを上記ワイヤレス発信器に備えている構成とされ
（請求項４対応）、更に、同時に提案される本発明で
は、上記電磁波信号が電波信号（請求項５対応）あるい
は光信号（請求項６対応）で構成されている。
［作用］ 本発明では、ワイヤレス発信器によってセンサーの感
度スケジュールである感度データと時刻データとを設定
して、感知器に対して電磁波信号として送信すると、こ
れらのデータはワイヤレス受信部で受信され、データが
不揮発性メモリに記憶される。この不揮発性メモリに記
憶されたデータとタイマー回路の時刻信号とによって感
度スケジュール設定回路でセンサーの感度スケジュー
ル、すなわち感度と時間のスケジュールが設定される。
度スケジュールである感度データと時刻データとを設定
して、感知器に対して電磁波信号として送信すると、こ
れらのデータはワイヤレス受信部で受信され、データが
不揮発性メモリに記憶される。この不揮発性メモリに記
憶されたデータとタイマー回路の時刻信号とによって感
度スケジュール設定回路でセンサーの感度スケジュー
ル、すなわち感度と時間のスケジュールが設定される。
信号処理回路では、この設定された感度スケジュール
に従って、センサー信号が処理されて、センサー信号が
規定値を越える場合には受信機に警報信号が送出され
る。
に従って、センサー信号が処理されて、センサー信号が
規定値を越える場合には受信機に警報信号が送出され
る。
［実施例］ 以下に、図面を参照して本発明の実施例を説明する。
第１図は、本発明の構成をブロック図で示したもの
で、図において１は熱線感知器であり、ワイヤレス発信
器２から送信される電波信号を捕らえるアンテナ1aと、
アンテナ1aで捕らえた電波信号から感度データと時刻デ
ータとを復調するワイヤレス受信部1bと、復調したデー
タを記憶する不揮発性メモリ1cと、時刻信号を出力する
タイマー回路1eと、上記感度データ，時刻データ及び時
刻信号を受けて感度スケジュールを設定する感度スケジ
ュール設定回路1dと、この感度スケジュール信号に従っ
てセンサー1gの信号を処理する信号処理回路1fとを備え
た構成となっている。また、２はワイヤレス発信器で、
感度データと時刻データを設定して電波信号として送信
する機能を備えている。
で、図において１は熱線感知器であり、ワイヤレス発信
器２から送信される電波信号を捕らえるアンテナ1aと、
アンテナ1aで捕らえた電波信号から感度データと時刻デ
ータとを復調するワイヤレス受信部1bと、復調したデー
タを記憶する不揮発性メモリ1cと、時刻信号を出力する
タイマー回路1eと、上記感度データ，時刻データ及び時
刻信号を受けて感度スケジュールを設定する感度スケジ
ュール設定回路1dと、この感度スケジュール信号に従っ
てセンサー1gの信号を処理する信号処理回路1fとを備え
た構成となっている。また、２はワイヤレス発信器で、
感度データと時刻データを設定して電波信号として送信
する機能を備えている。
第２図は、このワイヤレス発信器２の操作パネルの一
例を示す図であり、これら第１図及び第２図を用いて、
感度スケジュールの設定方法を説明する。
例を示す図であり、これら第１図及び第２図を用いて、
感度スケジュールの設定方法を説明する。
例えば、熱線感知器１のセンサー1gの感度を午前８時
から午後８時までは最大感度（例えばレベル10とする）
とし、午後８時から翌朝の８時までは最低感度（例えば
レベル０）に設定する場合、まず、ワイヤレス発信器２
のテンキーにより10を入力してモニタ表示器2bで10が入
力されたことを確認した後に感度設定スイッチ2cを操作
すると、モニタ表示器2bの表示はクリアされて、感度デ
ータ10が内部メモリ（不図示）に取り込まれる。次い
で、テンキー2fにより時刻データ0800を入力してモニタ
表示器2bで0800が入力されたことを確認した後に時刻設
定スイッチ2dを操作すると、モニタ表示器2bの表示がク
リアされて、時刻データ0800が内部メモリに取り込まれ
る。更に、同様の手順で感度データ０と時刻データ2000
を内部メモリに記憶させた後に、送信スイッチ2eを操作
すると、内部メモリに記憶された全ての感度データ及び
時刻データが電波信号の形で熱線感知器１に送信され
る。
から午後８時までは最大感度（例えばレベル10とする）
とし、午後８時から翌朝の８時までは最低感度（例えば
レベル０）に設定する場合、まず、ワイヤレス発信器２
のテンキーにより10を入力してモニタ表示器2bで10が入
力されたことを確認した後に感度設定スイッチ2cを操作
すると、モニタ表示器2bの表示はクリアされて、感度デ
ータ10が内部メモリ（不図示）に取り込まれる。次い
で、テンキー2fにより時刻データ0800を入力してモニタ
表示器2bで0800が入力されたことを確認した後に時刻設
定スイッチ2dを操作すると、モニタ表示器2bの表示がク
リアされて、時刻データ0800が内部メモリに取り込まれ
る。更に、同様の手順で感度データ０と時刻データ2000
を内部メモリに記憶させた後に、送信スイッチ2eを操作
すると、内部メモリに記憶された全ての感度データ及び
時刻データが電波信号の形で熱線感知器１に送信され
る。
この電波信号は、熱線感知器１のアンテナ1aで捕らえ
られて、ワイヤレス受信部1bで感度データ（10,0）と時
刻データ（0800,2000）が復調され、これらのデータが
不揮発性メモリ1cに記憶される。
られて、ワイヤレス受信部1bで感度データ（10,0）と時
刻データ（0800,2000）が復調され、これらのデータが
不揮発性メモリ1cに記憶される。
一方、熱線感知器１には、時刻信号を発生するタイマ
ー回路1eを内蔵しているので、感度スケジュール設定回
路1dで、これらの感度データ、時刻データ及び時刻信号
を参照することにより、時刻信号が時刻データ0800と一
致したときに、そのときの時刻データ0800に対応した感
度データ10を信号処理回路1fに送出する。そして、信号
処理回路1fでは、この感度データ10に基づいて、発報レ
ベルを変化させることにより、等価的にセンサー1gの感
度を変化させるように動作する。この場合、時刻信号が
次の時刻データ2000と一致するまでは、感度データは10
を維持しており、時刻信号が2000になると感度データは
０となって最低感度となる。
ー回路1eを内蔵しているので、感度スケジュール設定回
路1dで、これらの感度データ、時刻データ及び時刻信号
を参照することにより、時刻信号が時刻データ0800と一
致したときに、そのときの時刻データ0800に対応した感
度データ10を信号処理回路1fに送出する。そして、信号
処理回路1fでは、この感度データ10に基づいて、発報レ
ベルを変化させることにより、等価的にセンサー1gの感
度を変化させるように動作する。この場合、時刻信号が
次の時刻データ2000と一致するまでは、感度データは10
を維持しており、時刻信号が2000になると感度データは
０となって最低感度となる。
つまり、上記の説明のように、ワイヤレス発信器２か
ら送信する電波信号によって、熱線感知器１の感度を時
間に応じて自動的に変化させることが可能となる。ま
た、この実施例の場合、感度データをテンキー2fで入力
した後に時刻データを入力せずに送信スイッチ2eを操作
することにより、時間に無関係に直ちに設定された感度
に切替えることも可能である。
ら送信する電波信号によって、熱線感知器１の感度を時
間に応じて自動的に変化させることが可能となる。ま
た、この実施例の場合、感度データをテンキー2fで入力
した後に時刻データを入力せずに送信スイッチ2eを操作
することにより、時間に無関係に直ちに設定された感度
に切替えることも可能である。
尚、上記実施例では、ワイヤレス発信器２と熱線感知
器１との間を電波信号の形でデータの伝送を行なってい
るが（請求項５対応）、アンテナ2aおよびアンテナ1aに
代えて、発光ダイオードなどの発光素子（不図示）及び
フォトダイオードなどの受光素子（不図示）を取り付け
ることにより（請求項６対応）、上記と同様の設定方法
で感度スケジュールの設定を行なうことが可能であり、
設定手順については上記電波信号の場合と同一であるの
で省略する。
器１との間を電波信号の形でデータの伝送を行なってい
るが（請求項５対応）、アンテナ2aおよびアンテナ1aに
代えて、発光ダイオードなどの発光素子（不図示）及び
フォトダイオードなどの受光素子（不図示）を取り付け
ることにより（請求項６対応）、上記と同様の設定方法
で感度スケジュールの設定を行なうことが可能であり、
設定手順については上記電波信号の場合と同一であるの
で省略する。
また、上記実施例では、熱線を検知する熱線感知器を
例にして説明しているが（請求項２対応）、本発明は火
災感知器にも同様に適用可能であり（請求項３対応）、
その構成及び設定方法は上記実施例と同様であるので省
略する。
例にして説明しているが（請求項２対応）、本発明は火
災感知器にも同様に適用可能であり（請求項３対応）、
その構成及び設定方法は上記実施例と同様であるので省
略する。
更に、第２図のワイヤレス発信器２に設けられた信号
切替スイッチ2gを操作することにより、信号切替スイッ
チ2gがONの場合には、センサー1gから信号処理回路1fに
入力された信号が感度スケジュールに基づいた一定レベ
ルを越える場合には、警報信号を受信機（不図示）に対
して出力し、逆に信号切替スイッチ2gがOFFの場合に
は、感度スケジュールに関係なく、センサー1gからのア
ナログ信号を受信機に出力する構成とすることも可能で
あり（請求項４対応）、熱感知器に適用した場合には、
この信号切替スイッチ2gをOFFに設定することにより、
温度計として使用することも可能となる。
切替スイッチ2gを操作することにより、信号切替スイッ
チ2gがONの場合には、センサー1gから信号処理回路1fに
入力された信号が感度スケジュールに基づいた一定レベ
ルを越える場合には、警報信号を受信機（不図示）に対
して出力し、逆に信号切替スイッチ2gがOFFの場合に
は、感度スケジュールに関係なく、センサー1gからのア
ナログ信号を受信機に出力する構成とすることも可能で
あり（請求項４対応）、熱感知器に適用した場合には、
この信号切替スイッチ2gをOFFに設定することにより、
温度計として使用することも可能となる。
［発明の効果］ 本発明により、感知器に対してワイヤレス発信器から
の操作で容易に感度スケジュールを設定、変更すること
が可能で、またセンサーの出力信号を直接受信機に伝送
することも可能となり、感知器の設置環境に合わせた感
知動作が得られ、信頼性の高いワイヤレス式感知システ
ムが提供できる。
の操作で容易に感度スケジュールを設定、変更すること
が可能で、またセンサーの出力信号を直接受信機に伝送
することも可能となり、感知器の設置環境に合わせた感
知動作が得られ、信頼性の高いワイヤレス式感知システ
ムが提供できる。
第１図は本発明の第１の実施例の構成を示すブロック
図、第２図はそのワイヤレス発信器の操作パネルの説明
図、第３図は従来の熱線感知器の説明図、第４図はその
感度調整ボリュームの説明図である。 ［符号の説明］ 1b……ワイヤレス受信部 1c……不揮発性メモリ 1d……感度スケジュール設定回路 1e……タイヤー回路 1f……信号処理回路 1g……センサー ２……ワイヤレス発信器 2g……信号切替スイッチ
図、第２図はそのワイヤレス発信器の操作パネルの説明
図、第３図は従来の熱線感知器の説明図、第４図はその
感度調整ボリュームの説明図である。 ［符号の説明］ 1b……ワイヤレス受信部 1c……不揮発性メモリ 1d……感度スケジュール設定回路 1e……タイヤー回路 1f……信号処理回路 1g……センサー ２……ワイヤレス発信器 2g……信号切替スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) G08B 13/00 G08B 25/00 G08B 17/00
Claims (6)
- 【請求項１】センサーと、該センサーの感度を時刻に応
じて変化させる感度スケジュールを作るために設定され
る感度データと時刻データとの電磁波信号を受信するワ
イヤレス受信部と、該ワイヤレス受信部で受信された上
記感度データと時刻データとを記憶する不揮発性メモリ
と、時刻信号を出力するタイマー回路と、この時刻信号
と設定された感度データおよび時刻データとに基づいて
上記センサーの感度スケジュールを設定する感度スケジ
ュール設定回路と、該感度スケジュール設定回路の信号
に基づいて上記センサーからの信号を処理する一方、セ
ンサーからの信号が規定値から外れたときには受信機に
対して警報信号を出力する信号処理回路とを備えた感知
器と、 上記感知器に電磁波信号によって上記感度データと時刻
データとを送信するワイヤレス発信器とを備えて構成さ
れるワイヤレス式感知システムであって、 上記感度スケジュールに基づいて上記ワイヤレス発信器
で設定された感度データと時刻データとを上記感知器に
送信し、上記ワイヤレス受信部で該データを受信して上
記不揮発性メモリに記憶させ、これらのデータと上記タ
イマー回路の時刻信号とに従って上記感度スケジュール
設定回路でセンサーの感度スケジュールを設定し、上記
信号処理回路において上記センサーから送られる信号を
上記感度スケジュールに基づいて処理して、警報信号を
受信機に対して出力する構成とされたことを特徴とす
る、ワイヤレス式感知システム。 - 【請求項２】上記センサーが、熱線を検知する熱線セン
サーであることを特徴とする、請求項１記載のワイヤレ
ス式感知システム。 - 【請求項３】上記センサーが、熱または煙濃度を検知す
る火災センサーであることを特徴とする、請求項１記載
のワイヤレス式感知システム。 - 【請求項４】上記ワイヤレス発信器が、上記感知器の信
号処理回路から上記受信機に対して、上記センサーの信
号に基づいて警報を発するか、上記センサーのアナログ
信号を直接伝送するかを切替えるための、信号切替スイ
ッチを備えていることを特徴とする、請求項１から３に
記載のワイヤレス式感知システム。 - 【請求項５】上記電磁波信号が電波信号であることを特
徴とする、請求項１から４に記載のワイヤレス式感知シ
ステム。 - 【請求項６】上記電磁波信号が光信号であることを特徴
とする、請求項１から４に記載のワイヤレス式感知シス
テム。
Priority Applications (8)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63270129A JP2794100B2 (ja) | 1988-10-26 | 1988-10-26 | ワイヤレス式感知システム |
| DE68920677T DE68920677T2 (de) | 1988-09-27 | 1989-09-18 | Datenaufzeichnungssystem für Endgeräte in einem Fernüberwachungs- und Fernsteuerungssystem mit Datenmultiplexübertragung. |
| EP89202340A EP0361585B1 (en) | 1988-09-27 | 1989-09-18 | Data setting system for terminal units in remote supervisory and controlling system employing multiplex data transmission |
| CA000611860A CA1333942C (en) | 1988-09-27 | 1989-09-19 | Data setting system for terminal units in remote supervisory and controlling system employing multiplex data transmission |
| AU41488/89A AU607084B2 (en) | 1988-09-27 | 1989-09-19 | Data setting system for terminal units in remote supervisory and controlling system employing multiplex data transmission |
| KR1019890013900A KR920005223B1 (ko) | 1988-09-27 | 1989-09-27 | 다중 데이타 송신을 사용하는 원격감시 및 제어시스템의 터미날 유니트용 데이타 세팅시스템 |
| US08/272,299 US5444439A (en) | 1988-09-27 | 1994-07-08 | Data setting system for terminal units in remote supervisory and controlling system employing data transmission |
| HK98106648A HK1007654A1 (en) | 1988-09-27 | 1998-06-25 | Data setting system for terminal units in remote supervisory and controlling system employing multiplex data transmission |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63270129A JP2794100B2 (ja) | 1988-10-26 | 1988-10-26 | ワイヤレス式感知システム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02116996A JPH02116996A (ja) | 1990-05-01 |
| JP2794100B2 true JP2794100B2 (ja) | 1998-09-03 |
Family
ID=17481957
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63270129A Expired - Lifetime JP2794100B2 (ja) | 1988-09-27 | 1988-10-26 | ワイヤレス式感知システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2794100B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003091783A (ja) * | 2001-09-19 | 2003-03-28 | Optex Co Ltd | 防犯用センサ装置 |
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-
1988
- 1988-10-26 JP JP63270129A patent/JP2794100B2/ja not_active Expired - Lifetime
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JP2003099859A (ja) * | 2001-09-26 | 2003-04-04 | Optex Co Ltd | 防犯用センサ装置 |
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
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