JP2792792B2 - 自動トラッキング装置 - Google Patents

自動トラッキング装置

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JP2792792B2 JP4223913A JP22391392A JP2792792B2 JP 2792792 B2 JP2792792 B2 JP 2792792B2 JP 4223913 A JP4223913 A JP 4223913A JP 22391392 A JP22391392 A JP 22391392A JP 2792792 B2 JP2792792 B2 JP 2792792B2
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  • Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電歪素子等の可動素子
を用いてダイナミックトラッキングを行うようにした磁
気記録再生装置に適した自動トラッキング装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来の自動トラッキング装置としては、
たとえば、特開昭61−133010号に示されている
ものが知られており、次のように説明されている。
【0003】図10は従来の自動トラッキング装置の構
成図を示し、同図において、2はバイモルフ板等の電歪
素子で、その先端には磁気ヘッド13が取付けられてお
り、この電歪素子2に所定の制御電圧を加えることによ
って、上記磁気ヘッド13が所定量だけ偏倚される。
【0004】この従来の自動トラッキング装置では、図
11に示すように、磁気テープ1における記録トラック
Tの長手方向に向かってほぼ等間隔にN個(Nは整数で
あって、例えばN=64)に分割された電歪制御領域1
〜64が設定され、それら制御領域ごとに個々独立に電
歪素子2が制御される。3は第1のメモリで、上記の各
領域に対応したアドレスごとに所定の分割制御電圧が格
納されている。この分割制御電圧の初期値は図11に示
すように、記録トラックTのパターン変形がないとき
に、この記録トラックT上をヘッド13が正しく走査す
るような値であって、この値はトラックTをトレースす
るたびに更新される。
【0005】上記分割制御電圧は最小制御電圧を単位と
して増減されるものであって、その増減は隣接トラック
間より得られる再生出力の変化率および直前の分割制御
電圧の更新内容から決定される。そのため、磁気ヘッド
13より得られる再生出力は高周波アンプ(以下、RF
・AMPという)5を介してエンベロープ検波器6に供
給されて、再生出力のエンベロープが検波され、その検
波出力はA/D変換器7において、デジタルデータ(例
えば、8ビットデータ)に変換され、この再生データC
Dがマイクロコンピュータで構成される演算器8に供給
される。
【0006】上記演算器8には上記第1メモリ3のほ
か、再生データを格納する第2メモリ4が関連して設け
られている。この第2メモリ4も上述した分割制御領域
と同じアドレスを有し、各々制御領域に対応した再生デ
ータが対応するアドレスに格納される。その格納される
べき再生データは最近のトラックをヘッド13がトレー
スしたときに得られるデータで、次のトラックをヘッド
13がトレースして新たな再生データが得られるまで保
存される。
【0007】上記第1メモリ3に格納された分割制御デ
ータ(例えば8ビットデータ)CDは演算器8よりヘッ
ド13の走査に同期して供給されるスキャニングクロッ
クCKに同期して読出されて順次D/A変換器11に供
給されることにより、アナログ電圧に変換され、これが
高電圧出力用の駆動アンプ12を介して上記電歪素子2
に印加されて、この電歪素子2が偏倚される。
【0008】なお、第2メモリ4に対する再生データE
Dの書込み、読出しもスキャニングクロックCKに同期
して行われると共に、第1および第2メモリ3,4に対
するデータの更新はトラックスキャニングのたびに実施
される。
【0009】ところで、上記演算器8では、次のような
演算処理が実行される。すなわち、記録トラックTn−
1の制御領域mにおける制御データCDm(n−1)を
1ビット加えた新たな制御データCDm(n)でトラッ
クTnの制御領域mを駆動したものとする。このとき、
制御領域mに対応する再生データEDm(n)が前トラ
ックTn−1の同一制御領域mに対応する再生データE
Dm(n−1)より増えていれば、一般的には制御量の
変更が適切であったものと判断できる。したがって、ト
ラックTn+1の同一制御領域mの制御データCDm
(n+1)としては前回の制御データCDm(n)に1
ビットを加えたものが使用される。
【0010】上述とは逆に、再生データEDm(n)が
前回の再生データEDm(n−1)より減っていれば、
前回の制御データCDm(n)から1ビット引いたもの
がトラックTn+1の同一制御領域mの新たな制御デー
タCDm(n+1)として使用される。(図12参照)
【0011】これに対し、制御データCDm(n−1)
から1ビット引いた新たな制御データCDm(n)でト
ラックTnの制御領域mを駆動したとき、上述と同じく
同一の制御領域mに対応する再生データEDm(n)が
前トラックTn−1の再生データEDm(n−1)より
増えていれば、制御量の減少が適切であったことにな
る。したがって、その場合にはトラックTn+1の同一
制御領域mの制御データCDm(n+1)としては前回
の制御データCDm(n)に1ビットさらに引いたもの
が使用される。また、再生データEDm(n)が前回の
再生データEDm(n−1)より減っていれば、前回の
制御データCDm(n)に1ビット加えたものがトラッ
クTn+1の同一制御領域mの新たな制御データCDm
(n+1)として使用される。
【0012】このような論理判断は1〜64の各制御領
域のすべてについて行われるから、演算器8における論
理判断は次のように表現できる。すなわち、任意のトラ
ックTnの任意の制御領域mにおける制御データCDの
前のトラックTn−1に対する増減をΔCDnとし、同
じく制御領域mにおける再生データEDの前のトラック
Tn−1に対する増減をΔEDnとしたとき、次のトラ
ックTn+1の制御領域mでの制御データΔCDn+1
は、 ΔCDn・ΔEDn=ΔCDn+1 …(1) となる。データの増減を+、−で表現すれば、(1)式
は結局、 (+または−)・(+または−)=(+または−) …(2) のようになり、上述の例示では、ΔCDnが+であるの
で、次のようになる。ΔEDnが+のとき、 CDm(n+1)=CDm(n)+1ビット …(3) ΔEDnが−のとき、 CDm(n+1)=CDm(n)−1ビット …(4) このような論理演算をトラックの長手方向に分割された
64の各制御領域で実行して、第1のメモリ3に格納さ
れる制御データCDを個々に独立に更新すれば、最終的
には再生データがどの制御領域においても最大に近づく
ようなトラッキングサーボを実現することができる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】従来の自動トラッキン
グ装置では、分割制御電圧値はトラックTをトレースす
るたびに毎回更新されるが、更新される単位量は、最小
制御電圧に対応した1ビットであり常に一定である。こ
れではダイナミックトラッキング制御をスタートさせて
から正確にトラックの曲がりに追従するようになるまで
長い時間かかるため、長時間適正な再生画像が得られな
いという問題点があった。
【0014】本発明は上記のような問題点を解消するた
めになされたもので、分割制御電圧値を更新する量を可
変にするようにして、正確なトラッキングを可能にする
とともに、短い時間で各制御領域における再生データが
最大値に近づくようにした自動トラッキング装置を得る
ことを目的としている。
【0015】
【課題を解決するための手段】請求項1の自動トラッキ
ング装置は、記録トラックの長手方向に向かってN(N
は整数)分割された複数の可動素子制御領域を設定し、
この可動素子制御領域の各々に対応した分割制御信号を
格納する第1のメモリと、上記可動素子を分割制御する
ことによって得られる再生出力を上記可動素子制御領域
ごとに格納する第2のメモリと、上記可動素子制御領域
ごとに再生出力の最大値を検知する手段と、現在トレー
スしているトラックと過去にトレースしたトラックとの
同一可動素子制御領域での再生出力レベルの差分値を検
知する手段と、同一可動素子制御領域において上記最大
値と上記第2のメモリの内容との差分値を検知する手段
とを有し、上記2つの差分値に応じてトラックずれ量を
検知し、該ずれ量に対応して、変化分の大きさが可変と
された分割制御データにより第1のメモリ内容を更新す
るように構成したものである。
【0016】請求項2の自動トラッキング装置は、記録
トラックの長手方向に向かってN(Nは整数)分割され
た複数の可動素子制御領域を設定し、この可動素子制御
領域の各々に対応した分割制御信号を格納する第1のメ
モリと、上記可動素子を分割制御することによって得ら
れる再生出力を上記可動素子制御領域ごとに格納する第
2のメモリと、上記可動素子制御領域ごとに再生出力の
最大値を検知する手段と、現在トレースしているトラッ
クと過去にトレースしたトラックとの同一可動素子制御
領域での再生出力レベルの差分値を検知する手段と、同
一可動素子制御領域において上記最大値と上記第2のメ
モリの内容との差分値を検知する手段と、上記2つの差
分値を入力として磁気ヘッドのトラックずれ量をファジ
ィ推論するファジィ推論器とを有し、得られたずれ量に
対応して、変化分の大きさが可変とされた分割制御デー
タにより第1のメモリ内容を更新するように構成したも
のである。
【0017】
【作用】請求項1の発明によれば、現在トレースしてい
るトラックと過去にトレースしたトラックの再生出力レ
ベルの差分及び再生出力レベルの最大値と現在トレース
しているトラックでの再生出力レベルとの差分に応じて
トラックずれ量を検知し分割制御電圧値を更新する量を
可変にするようになっているため、各制御領域で再生デ
ータが最大あるいはそれに近い値となっているときは分
割制御電圧値を更新する際の量を小さくすることによ
り、正確なトラッキングを可能にし、そうでないときは
量を大きくすることにより短い時間で各制御領域におけ
る再生データが最大値に近づくことが可能である。
【0018】請求項2の発明によれば、現在トレースし
ているトラックと過去にトレースしたトラックの再生出
力レベルの差分及び再生出力レベルの最大値と現在トレ
ースしているトラックでの再生出力レベルとの差分によ
り磁気ヘッドのトラックずれ量をファジィ推論し、推論
結果に応じて分割制御電圧値を更新する量を可変にする
ようになっているため、トラックずれ量が小さいときは
分割制御電圧値を更新する際の量を小さくすることによ
り、正確なトラッキングを可能にし、そうでないときは
更新量を大きくすることにより短い時間で各制御領域に
おける再生データが最大値に近づくことが可能である。
【0019】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図面に基づいて
説明する。図1はこの発明の一実施例による自動トラッ
キング装置の構成図を示し、同図において20は各制御
領域における再生出力レベルの最大値MAXmを保持す
るメモリ、21は,EDm(n)−EDm(n−1)に
より算出される値ΔEDm(n)を保持するメモリ、2
2は、MAXm−EDm(n)により算出される値ER
m(n)を保持するメモリ、23は、各制御領域におけ
るトラックずれ量を保持するメモリ、25は演算を行う
演算器である。その他の構成は図10に示す従来例と同
一であるので省略する。また、それらの部分は図10の
場合と同様の動作をする。よってここではこの発明の本
質である請求項1による、いかにして分割制御電圧値の
更新量を可変にするかについて述べる。
【0020】まず、メモリ20に保持されるべき値MA
Xmはあらかじめわかっている場合はその値を格納して
おくが、わからない場合は、再生を開始し、最初に再生
するトラックT1を再生する際に、メモリ3にはCDm
(1)=Lを保持しておく。そしてその再生出力をメモ
リ20に格納しておく。そしてT2、T3と次々トラッ
クを再生していく毎にLの値を段階的に変化させ、その
ときの再生出力がメモリ20の値MAXmを越えたとき
のみMAXmをそのときの再生出力値に書き換える。こ
れをCDm(1)=Hとなるまで続ける。HとLの差分
が磁気ヘッド13を2トラック分移動するのに相当する
信号に設定する。そうすれば、再生信号の最大値MAX
mを検知し、メモリ20に格納することが可能である。
【0021】次にトラックTn−1,Tnを再生したと
きの再生信号EDm(n−1),EDm(n)よりΔE
Dm(n)=EDm(n)−EDm(n−1)を演算器
25で演算しメモリ21に格納する。また同様にしてメ
モリ4及び20の内容よりERm(n)=MAXm−E
Dm(n)なる値を演算器25により求めメモリ22に
格納する。ここでトラックずれ量をOFTm(n)とす
るとき、OFTm(n)とERm(n)及びOFTm
(n)とΔEDm(n)の関係を図3及び図4に示す。
今ERm(n)=Aであるとすると図3によりトラック
ずれ量がOFT(A)と一意的に求めることができる。
またΔEDm(n)=Bであるとき図4より一般に2つ
の値OFT1(B)及びOFT2(B)が求まるが、こ
こではOFT(A)に近いほう、つまり図4ではOFT
1(B)をOFT(B)として採用する。そして(OF
T(A)+OFT(B))/2を演算した結果をOFT
m(n)としてメモリ23に格納する。つまり、図3及
び4で示したテーブルを演算器25内のROMにあらか
じめ保持していれば、メモリ21及び22の内容よりト
ラックずれ量OFTm(n)を求めることが可能であ
る。
【0022】また、上記の方法でOFTm(n)を求め
た後、OFTm(n)と分割制御電圧値の更新量Wm
(n)は図5に示すように比例関係にあると考えられる
ので、OFTm(n)がCであれば、W(C)は一意的
に求めることができる。このようにして求めたWm
(n)を分割制御電圧値を格納しているメモリ3の更
新量として与える。つまり、CDm(n)=CDm(n
−1)+Wm(n)あるいはCDm(n)=CDm(n
−1)−Wm(n)となる。Wm(n)をプラスにする
かマイナスにするかは従来例と同様にしてΔEDm
(n)が正か負によって判断る。
【0023】なお上記実施例では、(OFT(A)+O
FT(B))/2を演算した結果をOFTm(n)とし
て採用したが、このような単純な加算平均ではなく、磁
気記録再生装置の特性に合うようにOFT(A)とOF
T(B)を適当に重み付けを行い平均をとっても良い。
【0024】請求項2による実施例を図2により説明す
る。ここではこの発明の本質である請求項2による、い
かにして分割制御電圧値の更新量を可変とするかについ
て述べる。図1では演算器23内のROMにテーブルと
して書かれた図3及び図4の内容よりOFTm(n)を
求めたが、図2ではファジィ推論器24を設け、その推
論結果によりOFTm(n)を求め、OFTm(n)の
値に応じて上記の説明と同様にして図5の関係より
分割制御電圧値Wm(n)をメモリ3の内容の更新量
して与える。その他の部分は図1と同様の構成である。
メモリ21の内容ΔEDm(n)とメモリ22の内容E
Rm(n)をファジィ推論器24に入力する。ファジ
ィ推論器24内にはERm(n)とΔEDm(n)及び
OFTm(n)に対応したメンバーシップ関数が図6
と図7及び図8に示すように設定してある。図6のE2
はERm(n)の最大値で、E1=E2/2であり、図
7のD2はΔEDm(n)の最大値で、D1=D2/2
であり、図8のO4はトラックピッチ幅に相当し、O4
を4等分してO1,O2,O3と設定してある。またプ
ロダクションルールは、図9のように設定しておき、た
とえば、もしERm(n)がPSでかつΔEDm(n)
がPSならばOFTm(n)はZRであると言った
いわゆるIF−THEN型式の9つのルールから成り立
っている。これらのメンバーシップ関数及びプロダクシ
ョンルールより、メモリ21及び22の内容を入力とし
てファジィ推論を行う。なお推論方式はいわゆるMAX
−MIN代数積で、確定方式は重心法をとる。そして次
にファジィ推論により求めたトラックずれ量OFTm
(n)をメモリ23に格納する。その後の処理は請求項
1による実施例と同様のため省略する。
【0025】なお上記実施例では、E2及びD2は、あ
らかじめ実験により求めた値を設定しておく方法につい
て記したが、これらの値は一定値である必要はなくMA
Xmの値に応じて可変としても良い。
【0026】なお上記2つの実施例では、いずれもER
m(n)とΔEDm(n)とからいったんトラックずれ
量OFTm(n)を求めてから図5の比例関係を基にし
て更新量Wm(n)を求める方式をとったが、このよう
な2段構えにせずに、いきなりERm(n)とΔEDm
(n)とからWm(n)を求めるような形式をとっても
よい。
【0027】
【発明の効果】以上のように、請求項1の発明によれ
ば、現在トレースしているトラックと過去にトレースし
たトラックの再生出力レベルの差分及び再生出力レベル
の最大値と現在トレースしているトラックでの再生出力
レベルとの差分に応じてトラックずれ量を検知し分割制
御電圧値の更新量を可変にするようにしたため、各制御
領域で再生データが最大あるいはそれに近い値となって
いるときは分割制御電圧値を更新する際の量を小さくす
ることにより、正確なトラッキングを可能にし、そうで
ないときは量を大きくすることにより短い時間で各制御
領域における再生データが最大値に近づくことが可能と
なった。
【0028】また、請求項2の発明によれば、現在トレ
ースしているトラックと過去にトレースしたトラックの
再生出力レベルの差分及び再生出力レベルの最大値と現
在トレースしているトラックでの再生出力レベルとの差
分により磁気ヘッドのトラックずれ量をファジィ推論
し、推論結果に応じて分割制御電圧値の更新量を可変に
するようにしたため、トラックずれ量が小さいときは、
分割制御電圧値を更新する際の量を小さくすることによ
り、正確なトラッキングを可能にし、そうでないときは
量を大きくすることにより短い時間で各制御領域におけ
る再生データが最大値に近づくことが可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例による自動トラッキング装
置を示す構成図である。
【図2】この発明の他の実施例による自動トラッキング
装置を示す構成図である。
【図3】この発明の実施例におけるERm(n)とOF
Tm(n)との関係を示す図。
【図4】この発明の実施例におけるΔEDm(n)とO
FTm(n)との関係を示す図。
【図5】この発明の実施例におけるOFTm(n)とW
m(n)との関係を示した図。
【図6】この発明におけるファジィ推論器のERm
(n)のメンバーシップ関数。
【図7】この発明におけるファジィ推論器のΔEDm
(n)のメンバーシップ関数。
【図8】この発明におけるファジィ推論器のOFTm
(n)のメンバーシップ関数。
【図9】この発明におけるファジィ推論器のプロダクシ
ョンルール。
【図10】従来の自動トラッキング装置を示す構成図で
ある。
【図11】従来の自動トラッキング装置の動作を説明す
るための図。
【図12】従来の自動トラッキング装置によるトラッキ
ング動作の説明図。
【符号の説明】
2 電歪素子(可動素子) 3 第1のメモリ 4 第2のメモリ 13 磁気ヘッド 20 第3のメモリ 21 第4のメモリ 22 第5のメモリ 23 トラックずれ量を格納するメモリ 24 ファジィ推論器 25 演算器

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電歪素子等の可動素子の先端に磁気ヘッ
    ドを設け、上記可動素子に所定の制御信号を加えて、上
    記磁気ヘッドを移動させることによりトラッキング制御
    するような自動トラッキング装置において、 記録トラックの長手方向に向かってN(Nは整数)分割
    された複数の可動素子制御領域を設定し、この可動素子
    制御領域の各々に対応した分割制御信号を格納する第1
    のメモリと、 上記可動素子を分割制御することによって得られる再生
    出力を上記可動素子制御領域ごとに格納する第2のメモ
    リと、 上記可動素子制御領域ごとに再生出力の最大値を検知す
    る手段と、 現在トレースしているトラックと過去にトレースしたト
    ラックとの同一可動素子制御領域での再生出力レベルの
    差分値を検知する手段と、 同一可動素子制御領域において上記最大値と上記第2の
    メモリの内容との差分値を検知する手段とを有し、 上記2つの差分値に応じてトラックずれ量を検知し、該
    ずれ量に対応して、変化分の大きさが可変とされた分割
    制御データにより上記第1のメモリ内容を更新し、更新
    された分割制御データにより、上記磁気ヘッドのトラッ
    キング制御を行うことを特徴とする自動トラッキング装
    置。
  2. 【請求項2】 電歪素子等の可動素子の先端に磁気ヘッ
    ドを設け、上記可動素子に所定の制御信号を加えて、上
    記磁気ヘッドを移動させることによりトラッキング制御
    するような自動トラッキング装置において、 記録トラックの長手方向に向かってN(Nは整数)分割
    された複数の可動素子制御領域を設定し、この可動素子
    制御領域の各々に対応した分割制御信号を格納する第1
    のメモリと、 上記可動素子を分割制御することによって得られる再生
    出力を上記可動素子制御領域ごとに格納する第2のメモ
    リと、 上記可動素子制御領域ごとに再生出力の最大値を検知す
    る手段と、 現在トレースしているトラックと過去にトレースしたト
    ラックとの同一可動素子制御領域での再生出力レベルの
    差分値を検知する手段と、 同一可動素子制御領域において上記最大値と上記第2の
    メモリの内容との差分値を検知する手段と、 上記2つの差分値を入力として磁気ヘッドのトラックず
    れ量をファジィ推論するファジィ推論器とを有し、得られたずれ量に対応して、変化分の大きさが可変とさ
    れた分割制御データにより 上記第1のメモリ内容を更新
    し、更新された分割制御データにより上記磁気ヘッドの
    トラッキング制御を行うことを特徴とする自動トラッキ
    ング装置。
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