JP2788528B2 - 光情報記録再生装置 - Google Patents

光情報記録再生装置

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JP2788528B2
JP2788528B2 JP2053145A JP5314590A JP2788528B2 JP 2788528 B2 JP2788528 B2 JP 2788528B2 JP 2053145 A JP2053145 A JP 2053145A JP 5314590 A JP5314590 A JP 5314590A JP 2788528 B2 JP2788528 B2 JP 2788528B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、光情報記録媒体からの反射光を用いて、情
報の記録、再生等を行う光情報記録再生装置に関する。
従来の技術 従来における光情報記録再生装置の一例を第7図に基
づいて説明する。レーザ光源としての半導体レーザ1か
ら出射された光は、コリメートレンズ2により平行化さ
れ、ビーム整形プリズム3によりビーム整形され、ハー
フミラー4を透過し、全反射ミラー5により反射されて
対物レンズ6により集光され、光情報記録媒体としての
光磁気ディスク7の表面に照射される。この光磁気ディ
スク7に記録された信号状態に応じてカー効果により偏
光方向が傾けられて読み取られた反射光は、今度は、ハ
ーフミラー4により反射され信号検出光学系8へと導か
れる。この信号検出光学系8に導かれた光は、1/2波長
板9により偏光方向が45゜傾けられ、三角プリズム10の
片面と貼り合わされた集光レンズ11により集束光とな
り、その三角プリズム10の他面と貼り合わされた平行平
板12の面に形成された偏光膜12aにより偏光分離され、
反射光Kと透過光Tとの2つの光に分離される。その反
射光Kは第一2分割受光素子13に検出され、一方、その
透過光Tは平行平板12の他面に形成された全反射膜12b
により反射され第2分割受光素子14に検出される。
この場合、フォーカスエラー信号を検出するために、
全反射膜により反射された透過光Tが第二2分割受光素
子14に向かう間の光路上には、ナイフエッジプリズム15
が配置され、これによりその透過光Tの一部の光が遮光
(カット)されるようになっている。また、この遮光さ
れた光の光量と同等の光量が減衰するように、偏光膜12
aにより反射された反射光Kと第一2分割受光素子13と
の間の光路上には、減光フィルタ16が配置されている。
従って、これにより、光磁気信号は、反射光Kと透過光
Tとの光強度差から求めることができる。また、フォー
カスエラー信号は周知のナイフエッジ法により検出する
ことができ、トラックエラー信号は周知のプシュプル法
を用いて検出することができる。
発明が解決しようとする課題 上述したような装置を用いることによって、第一2分
割受光素子13と第二2分割受光素子14とを同一基板上に
配設することができ、これにより信号検出光学系8を含
めた光学系全体の構成の小型化を図ることが可能とな
る。しかし、このような信号検出方法の場合、フォーカ
スエラー信号の検出を行うためにナイフエッジプリズム
15を光路中に配設して減光を行っているため光利用効率
が悪くなり、しかも、これにより信号の検出感度も低く
なり、その結果、S/Nの低下を招くことになる。また、
この場合、ナイフエッジプリズム15により減光された光
量の調整を行うために反射光Kの光路中に減光フィルタ
16を配設しなければならず、その分、余分な部品が必要
となりコスト高となる。
課題を解決するための手段 そこで、このような問題点を解決するために、本発明
は、レーザ光源から出射された光を対物レンズにより集
光して光情報記録媒体の表面に光スポットを照射するこ
とにより情報の記録等を行う光情報記録再生装置におい
て、前記レーザ光源から出射された光が前記光情報記録
媒体に向かう間の光路上に互いに向かい合う2面を有し
前記レーザ光源が設けられた側に位置する面の一部に半
透過膜が形成され他面に全反射膜が形成されこれら全反
射膜と半透過膜との間の面にS偏光を反射しP偏光を透
過させる偏光膜の形成された光路分離素子を設け、前記
光情報記録媒体からの反射光が前記光路分離素子の前記
偏光膜により分離された光の光路上に光検出器を配設し
た。
また、光路分離素子の互いに向かい合う2面の少なく
とも一方の面を含む基板をウェッジプリズム形状に形成
した。
作用 従って、半透過膜と偏光膜と全反射膜とが一体化され
た光路分離素子を設けたことにより、従来のように各種
信号を検出する際の光量調節を行うための光学部品(ナ
イフエッジプリズムや減光フィルタ)を新たに光路中に
配設する必要がなくなり、これにより部品点数を削減す
ることができるため光学系全体の小型化、軽量化を図る
ことが可能となり、しかも、これより光利用効率が低下
するようなこともないため検出感度を下げることなく良
好な信号検出を行うことができる。
また、光路分離素子の互いに向かい合う2面の少なく
とも一方の面を含む基板をウェッジプリズム形状に形成
したことにより、出射光と光情報記録媒体からの反射光
との分離をさらに良くすることができ、しかも、偏光分
離後の光検出器に検出される2つの光のスポット間隔も
任意に設定することができるので、装置の小型化と設計
の最適化をさらに図ることができる。
実施例 本発明の第一の実施例を第1図ないし第3図に基づい
て説明する。レーザ光源としての半導体レーザ17から出
射された光が対物レンズ18により集光され光情報記録媒
体としての光磁気ディスク19に向かう間の光路上には、
平行平板20に形成された互いに向かい合う2面を有する
光路分離素子21が配設されている。この光路分離素子21
の前記半導体レーザ17が設けられた側に位置する面の一
部には半透過膜としてのハーフミラー22(例えば、Cr等
を蒸着することにより作製することができる)が形成さ
れ、他面には全反射膜23が形成されている。また、これ
ら全反射膜23とハーフミラー22との間に挟まれた面に
は、S偏光を反射しP偏光を透過させる偏光膜24が形成
されている。そして、前記光磁気ディスク19からの反射
光25が前記光路分離素子21の前記偏光膜24によりS偏光
とP偏光とにそれぞれ分離された光の光路上には、光検
出器としての3分割受光素子26,27が配設されている。
このような構成において、半導体レーザ17から出射さ
れた光は、光路分離素子21の一面に形成されたハーフミ
ラー22に拡散した状態で照射される。このハーフミラー
22により反射された光は、対物レンズ18に入射し、これ
により集光され光スポットを形成した状態で光磁気ディ
スク19の表面に照射される。そして、この光磁気ディス
ク19に記録された信号の状態を読取り、すなわち、カー
効果により偏光の回転を受けて反射光となり、再び、光
路分離素子21のハーフミラー22へと戻ってくる。
これにより、反射光25のうちの半分の光はそのハーフ
ミラー22を透過して光路分離素子21中を進行していき、
偏光膜24で偏光分離され、S偏光(反射光)とP偏光
(透過光)とに分離される。なお、偏光方向は、半導体
レーザ17の光が直接偏光膜24に入射した時、S偏光とP
偏光との光強度が等しくなるように予め設定しておくよ
うにする。このように設定することによって、従来技術
で用いたような1/2波長板は不要となり、これにより部
品点数を削減することができる。
そして、偏光膜24により反射されたS偏光は、そのま
ま光路分離素子21から外部に出射され、3分割受光素子
26に受光される。一方、偏光膜24を透過したP偏光は、
全反射膜23により全反射され、再度偏光膜24を透過して
外部に出射され、3分割受光素子27に受光される。
この場合、それら2つの3分割受光素子26,27の形状
は、第2図(a)(b)に示すような形状をしている。
これにより、フォーカスエラー信号は周知のビームサイ
ズ法により、トラックエラー信号は周知のプシュプル法
によりそれぞれ検出することができる。再生信号である
光磁気信号は、これら2つの3分割受光素子26,27のそ
れぞれの光量の差分を求めることにより検出することが
できる。また、この他の信号検出方法としては、S偏光
若しくはP偏光に発生する非点収差を利用することによ
りフォーカスエラー信号の検出を行うこともできる。た
だし、この時には、第3図(a)(b)に示すように、
一方が4分割され他方が2分割された光検出器26,27を
用いるようにする。
上述したように、ハーフミラー22と偏光膜24と全反射
膜23とが一体化された光路分離素子21を設けたことによ
って、信号検出光学系内の部品点数を従来に比べ削減す
ることができ、これにより光学系全体の小型化、軽量化
を図ることができる。また、従来のように受光される光
量の調整を行う必要もないため光利用効率の低下を招く
ようなこともなくなる。従って、このようなことからS/
Nが高く高速化に対応した装置を得ることができる。
次に、本発明の第二の実施例を第4図に基づいて説明
する。これは、光路分離素子21の互いに向かい合う2面
のうちの一方の面を含む基板28をウェッジプリズム形状
に形成したものである。すなわち、ここでは、半導体レ
ーザ17側に位置するハーフミラー22の形成された面を含
む基板28をウェッジプリズム形状にしたことにより、半
導体レーザ17から出射され光磁気ディスク19に向かう出
射光29と光磁気ディスク19からの反射光25との分離をよ
り一段と大きくすることができ、これにより第一の実施
例の光路分離素子21(第1図参照)に比べてハーフミラ
ー22と偏光膜24との間隔を小さくすることができるた
め、光路分離素子21をより一段と薄型化、軽量化するこ
とが可能となる。
次に、本発明の第三の実施例を第5図に基づいて説明
する。ここでは、光路分離素子21の全反射膜23の形成さ
れた面を含む基板30もウェッジプリズム形状に形成した
ものである。これにより、偏光膜24により偏光分離され
たS偏光とP偏光との2つのスポット間隔を任意に設定
することができるため、光検出器の配設位置のレイアウ
トの自由度を大きくすることが可能となる。
次に、本発明の第四の実施例を第6図に基づいて説明
する。これまで述べた実施例では、光路分離素子21は、
いずれも、ハーフミラー22と偏光膜24と全反射膜23とを
一体化した基板上に形成したものであったが、ここで
は、ハーフミラー22の形成された基板28と、偏光膜24及
び全反射膜23の形成された基板30とを分離して構成した
ものである。このように2つの基板28,30を分離させ、
それら基板28,30の間隔や傾きを任意に設定することに
より、光学系全体をより一段と小型化したレイアウトに
したり、より一段と組付けやすいレイアウトにすること
が可能となる。
発明の効果 本発明は、半透過膜と偏光膜と全反射膜とが一体化さ
れた光路分離素子を設けたので、従来のように各種信号
を検出する際の光量調節を行うための光学部品(ナイフ
エッジプリズムや減光フィルタ)を新たに光路中に配設
する必要がなくなり、これにより部品点数を削減するこ
とができるため光学系全体の小型化、軽量化を図ること
が可能となり、しかも、これにより光利用効率が低下す
るようなこともないためS/Nを向上させ良好な信号検出
を行うことができるものである。
また、光路分離素子の互いに向かい合う2面の少なく
とも一方の面を含む基板をウェッジプリズム形状に形成
したので、出射光と光情報記録媒体からの反射光との分
離をさらに良くすることができ、しかも、偏光分離後の
光検出器に検出される2つの光のスポット間隔も任意に
設定することができるため、装置の小型化とレイアウト
の最適化をさらに図ることができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第一の実施例を示す構成図、第2図は
その光検出器の様子を示す正面図、第3図は光検出器の
変形例を示す正面図、第4図は本発明の第二の実施例を
示す光路分離素子の構成図、第5図は本発明の第三の実
施例を示す光路分離素子の構成図、第6図は本発明の第
四の実施例を示す構成図、第7図は従来例を示す構成図
である。 17……レーザ光源、18……対物レンズ、19……光情報記
録媒体、21……光路分離素子、22……半透過膜、23……
全反射膜、24……偏光膜、26,27……光検出器

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】レーザ光源から出射された光を対物レンズ
    により集光して光情報記録媒体の表面に光スポットを照
    射することにより情報の記録等を行う光情報記録再生装
    置において、前記レーザ光源から出射された光が前記光
    情報記録媒体に向かう間の光路上に互いに向かい合う2
    面を有し前記レーザ光源が設けられた側に位置する面の
    一部に半透過膜が形成され他面に全反射膜が形成されこ
    れら全反射膜と半透過膜との間の面にS偏光を反射しP
    偏光を透過させる偏光膜の形成された光路分離素子を設
    け、前記光情報記録媒体からの反射光が前記光路分離素
    子の前記偏光膜により分離された光の光路上に光検出器
    を配設したことを特徴とする光情報記録再生装置。
  2. 【請求項2】光路分離素子の互いに向かい合う2面の少
    なくとも一方の面を含む基板をウェッジプリズム形状に
    形成したことを特徴とする請求項1記載の光情報記録再
    生装置。
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