JP2788207B2 - フィルム浮揚方向転換装置 - Google Patents

フィルム浮揚方向転換装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フィルム、金属箔、織
物、紙などの薄いフィルム状物を空気圧により浮上させ
て非接触状態で方向転換しながら搬送するフィルム浮揚
方向転換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のフィルム、金属箔、織物、紙など
のフィルムの製造工程および表面塗布工程などで高速に
搬送しながらガイド部材に非接触で方向転換を行うとこ
ろでは円筒形のロールを中空にしてパイプ状に形成し、
その表面に、搬送される搬送物に接触する部分のみに気
体の噴出孔を穿設したものなどがある。更に、円筒の穿
孔加工をするか、表面に金網のような空隙を設けたも
の、例えば、多孔性物質、多孔質焼結金属または多孔質
鋳物などの円筒状に加工したものが使用されている。こ
れらの円筒状のものは表面の無数の孔から気体空気など
の圧縮空気を吐出して表面に搬送物であるフィルムなど
を非接触で浮揚させた状態で方向転換または搬送してい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、真円筒中空体
では断面が円形を形成するため、無数に穿設した気孔か
らの気体の噴出力による搬送物の浮揚力はロール表面に
沿って均一ではなく、図5(A)のように搬送物が方向
転換部分(隅角部)で浮上の高さが異なり、特に、円筒
ロールの両側面部B−Bにおいて圧縮空気の吐出量と圧
力を増大させてもフィルム搬送物の浮き量が少なく、搬
送物がロール表面に接触したり、離れたりして搬送工程
が不完全である。この原因は吐出された空気の量は搬送
物の中央で、かつ、ロール搬送面の中央部に集中し、こ
の空気は搬送物の左右端部と入口出口の4ケ所より排出
れて、左右端部は搬送物との平行部分であるロール面
長が充分にあるので影響はなく、上流部側と下流部側
近は空気の排気される部分が急に拡がるため、図5
(B)のA−A、図5(A)のB−B部分の流速が速く
なり、C−C,D−D部分が負圧傾向になるため搬送物
方向転換ロール側に吸引されて、接触すると考えられ
る。また、前述の多孔質発泡体を利用した搬送ロールで
は、横長の長いものを製造するのが困難であるため、短
いものを成形し、これらを継ぎ合わせて長い搬送ロール
を形成していた。このように搬送ロールの成形時に継ぎ
目が形成されるから、この継ぎ目部分の圧縮空気の吐出
状態が不安定となり、搬送ロール断面が円形のため前述
と同様に負圧傾向になるので同様な問題があった。
【0004】本発明の目的とするところは、安定した状
態で搬送方向の転換が可能で、簡易に製造できるフィル
ム浮揚方向転換装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明のフィルム浮揚方向転換装置は、フィルム等
を搬送するフィルム搬送面に多数の気体噴出孔を有し、
横長の中空体を形成してなり、両軸端を装置本体に固着
し、少なくとも一方の軸端の中空体内に圧縮流体を供給
する供給管を接続し、前記フィルム搬送面の気体噴出孔
からエアを吹き出し、非接触状態でフィルムを搬送する
装置で、前記フィルム搬送面の、前記フィルムの搬送方
向を変更する方向転換部分に配置される方向転換部材
は、その断面形状が半楕円、楕円弧または半円、円弧面
の隅角状で、かつ搬送方向の上流部側表面と下流部側表
面がフィルム搬送方向と略平行な直線面で形成され、前
記両軸端に固定されたフランジ間に多数の気体噴出孔を
有した薄板を張設してなるものであり、これにより、安
定した非接触状態で搬送方向の転換が可能となるので、
商品としてのフィルム状物の品質を低下させる不具合は
生ぜず、しかも、所望の形状をなす方向転換部材を簡易
に製造できる。また、前記多数の気体噴出孔を有した薄
板は、金属板だけでなく、焼結金属板、多孔質金属板、
多孔質合成樹脂板であってもよく、このような焼結金属
板等にはその表面に空隙、即ち気体噴出孔を有してお
り、気体噴出孔を穿孔加工する手間を要しない。
【0006】また、本発明のフィルム浮揚方向転換装置
は、フィルム等を搬送するフィルム搬送面に多数の気体
噴出孔を有し、横長の中空体を形成してなり、両軸端を
装置本体に固着し、少なくとも一方の軸端の中空体内に
圧縮流体を供給する供給管を接続し、前記フィルム搬送
面の気体噴出孔からエアを吹き出し、非接触状態でフィ
ルムを搬送する装置で、前記フィルム搬送面の、前記フ
ィルムの搬送方向を変更する方向転換部分に配置される
方向転換部材は、その断面形状が半楕円、楕円弧または
半円、円弧面の隅角状で、かつ搬送方向の上流部側表面
と下流部側表面がフィルム搬送方向と略平行な直線面で
形成され、前記搬送フィルムの幅方向に延設した前記中
空体の中心軸に平行な通気スリットで、当該スリットが
押出し成形加工によって形成されるものであり、これに
より、安定した状態で搬送方向の転換が可能となるの
で、商品としてのフィルム状物の品質を低下させる不具
合を生ぜず、しかも、所定の通気スリットを有する方向
転換部材を押出し成形による一体成形加工で簡易に製造
できる。
【0007】また、本発明のフィルム浮揚方向転換装置
は、前記フィルム搬送面に、一定間隔を設けて紐状物を
上記薄板に直接巻回させたり、上記薄板に設けられた溝
に巻回させてなるもの、或いは、凹凸状や撚線糸状の紐
状物を上記薄板に密巻きさせてなるものであり、気体噴
出孔からのエアの噴出量を制御できるようにしたもので
ある。かかる紐状物は、所定の強度を有するものであれ
ば、金属製、合成繊維製等を問わないことは言うまでも
ない。
【0008】
【実施例】図1はこの発明のフィルム浮揚方向転換装置
の第1実施例の一部断面正面図である。図2は図1の部
分拡大断面図、図3はこの発明の方向転換部材のコーナ
部分の実施例の断面図である。図4はこの発明の方向転
換部材のターン部分の第2実施例の断面図である。図5
は従来の方向転換部材の説明図である。図6はこの発明
のフィルム浮揚方向転換装置の第3実施例の方向転換部
材を示し(A)は側面図,(B)は(A)のIーI線の
断面図である。図7は図6の方向転換部材のスリット内
に多孔性物質を充填した第4実施例の斜視図である。図
8は図7の方向転換部材の表面にワイヤを巻回した第5
実施例の斜視図である。図9はこの発明の搬送装置を同
一平面におけるUターン部分の使用態様を示す概略図で
ある。図10はこの発明の方向転換装置をラインの変更
に際して使用する場合の概略図である。図11はこの発
明の方向転換装置をラインの変更する他の方法の概略図
である。図12はこの発明のアキュームレータとしての
使用態様を示す概略図である。図13はこの発明の方向
転換装置を使用してフィルム搬送物を反転する際の概略
図である。図14はこの発明の方向転換装置の方向転換
部分の表面に撚糸を使用して巻回した状態の拡大表面図
である。
【0009】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説
明する。両側に設けた固定軸1,1aに嵌合してボルト
で固定したフランジ2,2間に無数の気孔3a,3a・
・を穿がってある金属薄板3が張架され、両フランジ
2,2の外面にネジなどで固着し、端縁もベース4に鋲
着してある。固定軸1は中空になっていて、片側または
両側に空気供給孔6を有し、図示しない送風装置から空
気が供給される。前記金属薄板3は通常のパンチングメ
タル使用することができるが、多孔性物質、例えば、
多孔性発泡体で形成した薄板や金属、焼結金属の多孔性
薄板または網状の金属板などを使用してもよい。この金
属薄板3はフランジ2,2の形状に沿って円弧状に形成
されているが、フィルム搬送物上流部側と下流部
は搬送方向に平行に平らな直線状に形成してある。
【0010】5は金属薄板3の表面に一定の間隔で同一
ピッチで巻回した紐状物で、紐状の形態であれば問題は
ないが、金属ワイヤ、例えば、ステンレススチールなど
が良好であり、ピアノ線でもよく、合成樹脂で製造され
た紐状物でもよい。また、平角糸(リボン状)のワイヤ
を一定ピッチに巻回してもよく、この表面に丸糸、リボ
ン状の紐を長手方向に径を変化させたものを巻回しても
よい。凹凸の紐状物5を密着巻きしても同様に紐間に隙
間を形成させることができる。この場合、紐状物5は
の太いものがよい。
【0011】図3(A)はフィルム状の搬送物Fの搬送
方向を90度転換する隅角部を円弧に形成した方向転換
部材の種々の第1実施例の断面図である。4aはフィル
ム搬送物Fの搬送方向に平行に形成したベース4の直線
部分である。固定軸1のフランジ2に無数の気孔3aが
穿設してある金属薄板3の表面に紐状物5が巻回してあ
る。中空内部に供給されるエアは矢印方向に噴出され
て、フィルム搬送物Fを一定間隔で浮揚して搬送する。
図4(A)は方向転換部材が断面形状を半楕円形状に形
成した第2実施例である。図3(B),図4(B)はフ
ランジ2,2間に金属薄板3として焼結金属板を張り、
フランジ2,2やベース4に固着して形成した実施例で
ある。
【0012】図3(C),図4(C)はベース4の断面
形状を方向転換部分が円弧または楕円弧状に形成した隅
角部または断面を半楕円または半円状にし、中間に硝子
ビーズやセラミック粒を充填した二枚のメッシュ網を張
設して多孔質内壁を形成し、フィルム搬送面を穿孔外板
で覆い、両端をベース4に固定して形成した実施例であ
る。このような微粒状の充填材を使用した場合、使用中
に目詰りを生じた場合は、この微粒状物のみ取り出し、
洗浄して再利用することもできる。また、この微粒状物
の大きさや充填量を変更することにより、多孔質体の表
面のメッシュ網から噴出する圧縮空気の圧力損失を制
きる。結果として楕円または楕円弧が良好であった
(平均に浮する。)。図3(D),図4(D)は金属
薄板3の内側に多孔質発泡体(スポンジ)などを張付け
たもので、このような多孔質発泡体により圧力損失
きくなり、表面のフィルム搬送物に対して平均的な圧力
がかかる。この多孔質発泡体はポリビニールアルコール
(P.V.A),ポリウレタン樹脂、ゴムなどその他樹
脂の発泡体を使用できる。
【0013】図3および図4に示されるものは方向転換
部材の表面を網状または多孔質材を使用したもので、断
面形状が楕円、楕円弧、半円、円弧状の隅角部に形成
し、搬送物の上流部側と下流部側の部分に直線部分を備
えたもので説明したが、この方向転換部材の第3実施例
は図6の(A),図7および図8に示すように方向転換
部材の空気噴出部分が網状、多孔質材に代わって表面に
搬送方向に直角で、延設された多数の平行なスリットS
を形成し、断面形状を半円にしたものである。このスリ
ットSを形成した半円の方向転換部材は両側に通気室R
を配置し、中央部分の貫通穴Pに圧縮流体を吹き込んで
表面のスリットSから噴出するようになっている。この
ようにスリットSからエア等の圧縮流体を噴出させても
全く前述の第1実施例と同様な効果が得られた。この場
合も表面を金属、樹脂、布、紙ゴムの材料で形成した網
状物で被覆してもよく、または発泡体のような多孔質材
料で被覆することもできる。
【0014】また、図7に示す第4実施例は図6の押出
し成形によって形成した表面に多数のスリットを並列し
た方向転換部材のスリット内に多孔性発泡体Bを充填し
たものである。目詰まりなどの吸引効果が減少したとき
はこの多孔性発泡体を交換するのみで方向転換部材を取
り外す必要がなく、メンテナンスを行うことができる。
更に、図8に示される第5実施例は図6の方向転換部材
(第3実施例)の表面に金属や繊維糸などの線状物Wを
表面に間隙を設けて巻回したもので、このものは製造が
簡易であり、充分に初期の目的が達成できる。
【0015】図9以下図13はこの発明の方向転換部材
の使用態様を示すもので、図9は搬送方向を同一平面
で、フィルム搬送物Fを同一面でUターンさせる場合の
実施例である。 図10はこの発明の方向転換装置をラ
インを変更する場合の方向転換部材としての実施例であ
る。図11はこの発明の方向転換装置をラインの変更す
る他の方法の実施例である。図12はフィルム搬送物F
のアキュームレータに、この発明の方向転換部材を複数
配置したものである。この方向転換部材の間隔を調節す
ることによりスペーサとして利用することができる。図
13はフィルム搬送物Fの搬送面を反転する方向転換部
材としての実施例である。
【0016】図14は図1の無数の気孔3aを有する金
属薄板3の表面に巻回する紐状物5として撚線糸を金属
薄板3の表面に巻回した表面拡大図であるが、この密着
巻きしてあるものでは所々圧力空気を噴出する空隙7が
形成され、気孔3aからの噴出量が制御される。この場
合は撚線糸を使用すると、繊維間の隙間から噴出し、紐
状物5を一定ピッチの間隔で巻回する必要もなく、その
ため溝切りなど形成する必要もないから安価に製造する
ことができる。前記気孔3aの大きさは撚線の径や撚線
材を適当に選ぶことにより制御可能である。この撚線材
の素材としてステンレスワイヤーが適当であるが、他の
合成繊維、木綿、その他の繊維を縒ったものでもよい。
【0017】以上のようなこの発明のフィルム浮揚方向
転換装置を図面に示す実施例に基づいて説明する。図1
に示す固定軸1の空気供給口6より空気を送ると金属薄
板3の気孔3a群からエアが噴出するが、表面に巻回し
た紐状物5により部分的に遮断されるので、内部の噴出
圧は上昇する。この圧縮空気の噴出圧が更に上昇するこ
とにより、紐状物5,5の間隙より圧力が高い状態で噴
出し、フィルム搬送物Fを浮揚させて搬送することにな
る。例えば、図3のコーナ部分に使用する第1実施例お
よび図4に示すターン部分に使用する第2実施例におい
ても同様である。また、図6,図7および図8に示す各
実施例のように押出し成形によって製造したベース4の
表面に多数のスリットを形成した方向転換部材の場合
は、固定軸1から圧流入されたエアなどは貫通穴Pを通
過して方向転換部材の両側からスリットS内に流入し、
スリットSから噴出することになる。
【0018】方向転換部の内部圧力が高くなることによ
り、全体の噴出力が均一になり、フィルム搬送物F面に
噴出する圧力が等しくなる。従って、紐状物5の表面上
も全面にわたって平均した空気圧層を形成することにな
る。この紐状物5を巻く場合は、断面が円形であればこ
の方向転換装置を回転して一定のピッチの溝を形成する
ことができるが、この発明の場合は断面形状が真円でな
いから金属薄板3に同一ピッチの溝を形成しておき、そ
の表面溝に紐状物5を嵌合しながら巻回して形成するこ
とができる。この紐状物5は太さがφ0.2〜5.0位
のものが好ましい。また、搬送されるフィルム搬送物F
の幅は200mm〜3mのものを搬送するときはその径は
φ0.6〜2.0位のものは好ましい結果が得られた。
【0019】
【発明の効果】本発明のフィルム浮揚方向転換装置によ
れば、安定した非接触状態で搬送方向の転換が可能で、
所望の形状をなす方向転換部材、或いは、押出し成形に
よる一体成形加工で所定の通気スリットを有する方向転
換部材を簡易に製造できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のフィルム浮揚方向転換装置の一実施
例の一部断面正面図である。
【図2】図1の部分拡大断面図である。
【図3】この発明のフィルム浮揚方向転換装置のコーナ
部分の実施例の断面図である。
【図4】この発明の浮揚方向転換装置のターン部分の第
2実施例の断面図である。
【図5】従来の方向転換部材の説明図である。
【図6】この発明のフィルム浮揚方向転換装置の第3実
施例の方向転換部材を示し、(A)は側面図,(B)は
(A)のIーI線の断面図である。
【図7】図6の方向転換部材のスリット内に多孔性発泡
体を充填した第4実施例の斜視図である。
【図8】図6の方向転換部材の表面にワイヤを巻回した
第5実施例の斜視図である。
【図9】この発明の搬送装置を同一平面におけるUター
ン部分の使用態様を示す概略図である。
【図10】この発明の方向転換装置をラインの変更に際
して使用する場合の概略図である。
【図11】この発明の方向転換装置をラインの変更する
他の方法の概略図である。
【図12】この発明のアキュームレータとしての使用態
様を示す概略図である。
【図13】この発明の方向転換装置を使用してフィルム
搬送物を反転する際の概略図である。
【図14】この発明の方向転換装置の方向転換部分の表
面に撚糸を使用して巻回した状態の拡大表面図である。
【符号の説明】
1:固定軸 2:フランジ 3:金属薄板 4:ベース 5:紐状物 6:空気供給口 7:間隙 F:フィルム搬送物 S:スリット R:通気室 P:貫通穴 W:ワイヤ

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フィルム等を搬送するフィルム搬送面に
    多数の気体噴出孔を有し、横長の中空体を形成してな
    り、両軸端を装置本体に固着し、少なくとも一方の軸端
    の中空体内に圧縮流体を供給する供給管を接続し、前記
    フィルム搬送面の気体噴出孔からエアを吹き出し、非接
    触状態でフィルムを搬送するフィルム浮揚方向転換装置
    において、 前記フィルム搬送面の、前記フィルムの搬送方向を変更
    する方向転換部分に配置される方向転換部材は、その断
    面形状が半楕円、楕円弧または半円、円弧面の隅角状
    で、かつ搬送方向の上流部側表面と下流部側表面がフィ
    ルム搬送方向と略平行な直線面で形成され、前記両軸端
    に固定されたフランジ間に多数の気体噴出孔を有した薄
    板を張設してなることを特徴とするフィルム浮揚方向転
    換装置。
  2. 【請求項2】 前記多数の気体噴出孔を有した薄板が金
    属板、焼結金属板、多孔質金属板、多孔質合成樹脂板の
    なかから選ばれた一つであることを特徴とする請求項1
    に記載のフィルム浮揚方向転換装置。
  3. 【請求項3】 フィルム等を搬送するフィルム搬送面に
    多数の気体噴出孔を有し、横長の中空体を形成してな
    り、両軸端を装置本体に固着し、少なくとも一方の軸端
    の中空体内に圧縮流体を供給する供給管を接続し、前記
    フィルム搬送面の気体噴出孔からエアを吹き出し、非接
    触状態でフィルムを搬送するフィルム浮揚方向転換装置
    において、 前記フィルム搬送面の、前記フィルムの搬送方向を変更
    する方向転換部分に配置される方向転換部材は、その断
    面形状が半楕円、楕円弧または半円、円弧面の隅角状
    で、かつ搬送方向の上流部側表面と下流部側表面がフィ
    ルム搬送方向と略平行な直線面で形成され、前記搬送フ
    ィルムの幅方向に延設した前記中空体の中心軸に平行な
    通気スリットで、押出し成形加工によるもので形成され
    てなることを特徴とするフィルム浮揚方向転換装置。
  4. 【請求項4】 前記フィルム搬送面に紐状物を巻回して
    なることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の
    フィルム浮揚方向転換装置。
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