JP2784786B2 - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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JP2784786B2
JP2784786B2 JP1047793A JP4779389A JP2784786B2 JP 2784786 B2 JP2784786 B2 JP 2784786B2 JP 1047793 A JP1047793 A JP 1047793A JP 4779389 A JP4779389 A JP 4779389A JP 2784786 B2 JP2784786 B2 JP 2784786B2
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貴仁 関
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  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Analogue/Digital Conversion (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 以下の順序で本発明を説明する。
A産業上の利用分野 B発明の概要 C従来の技術 D発明が解決しようとする問題点(第4図〜第20図) E問題点を解決するための手段(第1図及び第3図) F作用(第1図及び第3図) G実施例(第1図〜第3図) (G1)第1の実施例(第1図〜第3図) (G2)他の実施例 H発明の効果 A産業上の利用分野 本発明は磁気記録再生装置に関し、例えばビデオ信号
をデイジタル信号に変換して記録再生するようになされ
た磁気記録再生装置に適用して好適なものである。
B発明の概要 本発明は、磁気記録再生装置において、ビタビ復号回
路51、52の予測入力値D5を、入力データykの値に対応す
る再生信号SRFのレベルに応じて補正することにより、
ドット誤りを低減することができる。
C従来の技術 従来、この種の磁気記録再生装置として一般のビデオ
テープレコーダにおいては、例えばビデオ信号を周波数
変調してアナログ信号で磁気テープ上に記録するように
なされている。
D発明が解決しようとする問題点 ところで、ビデオ信号をデイジタル信号に変換して磁
気テープに記録するようにすれば、何度ダビングしても
画質劣化のない再生映像を得ることができる。
ところが第4図に示すように、磁気テープに信号を記
録再生する場合、磁気ヘツド等の電磁変換系が微分特性
を有していることから周波数の低い方でCN比が劣化する
のに対し、周波数が高くなると磁気テープの磁化特性か
ら同様にCN比が劣化する。
従つて磁気記録再生系においては、デイジタル化した
ビデオ信号(以下デイジタルビデオ信号と呼ぶ)に対し
て、結局良好なCN比が得られる周波数帯域が狭い特性が
ある。
このためデイジタルビデオ信号を記録する場合におい
ては、CN比が最大になる近辺に信号のスペクトラムが集
中するような記録方式を選定し、これにより再生信号の
CN比の劣化を有効に回避し、デイジタルビデオ信号を効
率良く記録再生しなければならない。
この場合、高能率符号化方式の1つでなるクラスIVの
パーシヤルレスポンス方式を利用して、デイジタルビデ
オ信号を記録再生する方法が考えられる。
すなわち磁気記録再生においては、周波数の低い方及
び高い方でCN比が劣化することから、その周波数特性
は、第5図に示すように遅延オペレータDを用いて表さ
れるクラスIVのパーシヤルレスポンス(1−D2)の周波
数特性H(ω)に近似して表現することができる。
因にレスポンスが最小になる周波数ωは、遅延オペ
レータDで表される遅延時間Tに対して、次式 の関係がある。
従つて、遅延オペレータDで表される遅延量を選定
し、CN比が最大になる近辺に信号のスペクトラムが集中
するようにすれば、磁気記録再生系の周波数特性を有効
に利用して、デイジタルビデオ信号を効率良く記録再生
し得ると考えられる。
すなわち第6図及び第7図に示すように、ビデオテー
プレコーダ1において記録データDREC(第7図(A))
をプリコード回路2に与え、所定のプリコードデータD
PR(第7図(B))に変換する。
第8図に示すようにプリコード回路2は、イクスクル
ーシブオア回路2Aに記録データDRECを受け、記録データ
DRECの繰り返し周波数で動作するようになされた2段の
遅延回路2D1及び2D2を介して、当該イクスクルーシブオ
ア回路2Aの出力データを入力端に帰還するようになされ
ている。
これにより、順次記録データDRECについて、次式 の演算処理が実行され、記録データDRECが、データ間の
相関を利用して、値1及び−1の間で変化するプリコー
ドデータDPRに変換される。
ここでMOD2は2の剰余を表す。
さらにプリコードデータDPRを増幅回路3を介して増
幅した後、磁気ヘツド4を介して磁気テープ5に記録す
る。
再生時においては、磁気ヘツド6を介して得られる微
分特性の再生信号SRF(第7図(C))を増幅回路8を
介して増幅した後、イコライザ回路9で周波数特性を補
正して演算処理回路10に与える。
ここで電磁変換系は微分特性を有していることから、
再生信号SRFは遅延オペレータDを用いて(1−D)で
表され、第5図において破線で示すような周波数特性で
表される。
これに対して第9図に示すように、演算処理回路10
は、加算回路11及び遅延回路12で構成され、これにより
再生信号SRFに対して、(1+D)の演算処理を実行す
る。
従つて再生時においては、記録時のプリコードデータ
DPRに対して、全体として次式 (1−D)・(1+D) =1−D2 ……(3) の補正が加えられ、これによりプリコード回路2の演算
処理に対して、再生信号SRFを電磁変換系の微分特性及
び演算処理回路10で補正する。
これにより記録再生系全体として伝達関数を1に設定
し得、記録データDRECの論理レベルに応じて振幅が所定
値以上に立ち上がる出力信号SF(第7図(D))が得ら
れる。
かくして比較回路13において、所定の信号レベルV
REF1及びVREF2を基準にして出力信号SFの信号レベルを
検出するようにすれば、磁気記録再生系の周波数特性を
有効に利用して再生データDPB(第7図(E))を復号
し得る。
さらにこのように、記録データDRECをデータ間の相関
を利用したプリコードデータDPRに変換して記録する場
合、例えばフアーガソンのアルゴリズム(FURGUSON'S A
LGOLITHM)を用いたビタビ複合の手法を適用して再生デ
ータDPBを得ることができる。
この場合所定の信号レベルVREF1及びVREF2を基準にし
て再生データDPBを得る場合比して、ビツト誤りを低減
し得ると考えられる。
すなわち第10図及び第11図に示すように、(3)式の
演算処理は、値bn、bn+1、……、の連続するプリコード
データDPRを2クロツク周期遅延させて演算処理するこ
とを意味することから、プリコードデータDPRの偶数系
列及び奇数系列毎に出力信号SFを抽出するようにすれ
ば、それぞれ偶数系列及び奇数系列のプリコードデータ
DPRに対して、(1−D)の演算処理を実行した出力信
号SFを得ることができる。
これに対して磁気記録再生系においては、磁気ヘツド
4、6、及び磁気テープ5でなる電磁変換系で雑音が混
入することから、第12図に示すように、プリコードデー
タDPRに対する(1−D2)の演算処理回路20と、当該演
算処理回路20の出力信号SFに雑音SNを加算する加算回路
21とで書き表わすことができる。
従つて、プリコードデータDPRの偶数系列及び奇数系
列毎に出力信号SFを抽出するようにすれば、第13図に示
すようにプリコードデータDPRに対する(1−D)の演
算処理回路22と、当該演算処理回路22の出力信号SFに雑
音SNを加算する加算回路23とで書き表わすことができ
る。
すなわち、プリコードデータDPRの偶数系列及び奇数
系列毎に出力信号SFを抽出する場合、プリコードデータ
DPRに対して出力信号SFが(1−D)の相関があること
を利用して、雑音が混入する前のプリコードデータDPR
の値bn、bn+1、……、を検出すれば、ビツト誤りを有効
に低減して再生データDPBが得られることがわかる。
第14図及び第15図に示すように、かかる前提に基づい
てフアーガソンのアルゴリズムを用いたビタビ復合回路
30においては、演算処理回路10の出力信号SF(第15図
(A))をアナログデイジタル変換回路31に与え、プリ
コードデータDPRの偶数系列及び奇数系列毎に(すなわ
ち再生信号SRFの信号レベルが立ち上がり及び立ち下が
る周期の2倍の周期でなる)、出力信号SFの振幅値をデ
イジタル信号に変換する。
ちなみに値1及び−1の間で変動するプリコードデー
タDPRに(1−D)の演算処理を実行すれば、値1、−
1又は値−1、1の連続するデータに対して、それぞれ
値2又は値−2の演算結果を得ることができることか
ら、雑音が混入した出力信号SFにおいては、振幅値が値
2に対して変動すると共に、記号P1で示すようにパルス
状の雑音が混入している(第15図(A))。
これによりビタビ復合回路30においては、順次値1.
8、1.2、−1.7、0、0.8、……の入力データyk、yk+1
…(第15図(B))が入力され、当該入力データyk、y
k+1……が順次加算回路33及び34を介して比較回路35及
びラツチ回路36に出力される。
ラツチ回路36は、比較回路39から出力される復号結果
のデータD1(すなわち入力データykに対応する)の確か
らしさのデータΔkを格納するようになされた記憶手段
37とスイツチ手段38とを有し、比較回路35から値1及び
−1のデータが出力されるとスイツチ手段38を閉じて確
からしさのデータΔkを更新するようになされている。
因にこの場合確からしさのデータΔkの初期値として
値0のデータが格納されている。
これに対して比較回路35は、加算回路33から出力され
る1クロツク周期前の入力データykに対応する確からし
さのデータΔkと、入力データyk+1の減算データD2を受
け、この場合減算データD2を、値±1のしきい値で値
1、0、−1のデータD2(以下予測入力値と呼ぶ)に変
換する。
すなわち、確からしさのデータΔk及び入力データy
k+1に対して、次式 Δk−yk+1>1 ……(4) の関係が成立する場合、予測入力値D3を値1に設定し、
記憶手段37に格納された確からしさのデータΔKを、次
式 Δ(k+1)=yk+1+1 ……(5) で表される確からしさのデータΔ(k+1)に更新す
る。
これに対し、次式 Δk−yk+1<1 ……(6) の関係が成立するとき、予測入力値D3を値−1に設定
し、記憶手段37に格納された確からしさのデータΔk
を、次式 Δ(k+1)=yk+1−1 ……(7) で表される確からしさのデータΔ(k+1)に更新す
る。
さらに、次式 |Δk−yk+1|<1 ……(8) の関係が成立するとき、予測入力値D3を値0に設定し、
確からしさのデータΔKを、次式 Δ(k+1)=Δk ……(9) で表される確からしさのデータΔ(k+1)に更新す
る。
このことは第16図に示すように、確からしさのデータ
Δkに対して、入力データyk+1の値が値1以上変動する
と(第16図(A))、その変動方向と逆に予測入力値D3
を値−1又は値1に設定し、入力データyk+1の値から値
1だけ小さな値を新たな確からしさのデータΔ(k+
1)に更新することを意味する(第16図(B))。
従つて入力データyk+1の値が、斜線で示す領域以上に
大きく変化する場合は、値1又は値−1の予測入力値D3
が得られるのに対し、斜線で示す領域以上に大きく変化
しない場合は、値0の予測入力値D2が出力され、確から
しさのデータΔ(k+1)がそのまま保持される。
これにより第17図に示すように示すように、値1の予
測入力値D3が得られた場合は、入力データyk+1の値が立
ち下がつた場合で、少なくとも1クロツク周期前の入力
データykの値は、正側に大きく立ち上がつていたであろ
うと判断することができる。
従つて入力データyk+1のタイミングで大きな雑音が混
入した場合でも、プリコードデータDPRの値は、値−1
から値1に立ち上がる遷移及び値−1保持される遷移以
外の変化を呈したことがわかる。
逆に第18図に示すように示すように、値−1の予測入
力値D3が得られた場合は、入力データyk+1の値が立ち上
がつた場合で、少なくとも1クロツク周期前の入力デー
タykの値は、負側に大きく立ち下がつていたであろうと
判断することができる。
従つて入力データyk+1のタイミングで大きな雑音が混
入した場合でも、プリコードデータDPRの値は、値1か
ら値−1に立ち下がる遷移及び値1に保持される遷移以
外の変化を呈したことがわかる。
これに対して第19図に示すように、値0の予測入力値
D3が得られた場合は、入力データyk+1の変化が小さかつ
たことを意味し、大きな雑音が混入した場合でも、プリ
コードデータDPRの値は、値−1から値1に立ち上がる
遷移及び値1から値−1に立ち下がる遷移以外の変化を
呈したことがわかる。
従つて第20図に示すように、連続して値1、値0の予
測入力値D3が得られた場合(第20図(A))は、プリコ
ードデータDPRの値が、値1から値−1に立ち下がつた
後値1が連続する遷移、又は値1が連続する遷移のいず
れかであることが解る。
これに対して、続いて値−1の予測入力値D3が得られ
た場合は、ここで値−1から値1に立ち上がる遷移及び
値−1に保持される遷移以外の変化を呈したことがわか
ることから、2クロツク周期前の連続するプリコードデ
ータDPRの値が、値1から値−1に立ち下がつた後値1
が連続する遷移であることが確定する。
同様に値−1の予測入力値D3に続いて値1の予測入力
値D3が得られると、ここで値−1の予測入力値D3が得ら
れた際に、プリコードデータDPRの値が、値−1から値
1に立ち上がつたことがわかる。
かくして連続する予測入力値D3に基づいて、プリコー
ドデータDPRの遷移を判断し得、これにより記録データD
RECを復号することができる。
この検出原理に基づいてビタビ復号回路30は、順次確
からしさのデータΔkを更新し、更新された確からしさ
のデータΔkに基づいて、入力データykの値の遷移を検
出する。
すなわち、値0から確からしさのデータΔkに対して
値1.8の入力データyk+1が入力されると、値−1.8の減算
データが得られることにより、値−1の予測入力値D3
出力され(第15図(B))、確からしさのデータΔkが
値0.8に更新される(第15図(D))。
続いて値1.2の入力データyk+1が入力されると、値−
0.4の減算データが得られ、値0の予測入力値D3が出力
され、この場合スイツチ手段38がオフ状態に保持される
ことから、値0.8の確からしさのデータΔkがラツチ回
路36に保持される。
これに対して続いて値−1.7の入力データyk+1が入力
されると、値2.5の減算データが得られ、値1の予測入
力値D3が出力され、確からしさのデータΔkが値−0.7
に更新される。
これにより、値1.8の入力データyk+1から値1.2の入力
データyk+1までの間、プリコードデータDPRが値1、値
1の連続であることを検出することができる(第15図
(C))。
かくして予測入力値D3に基づいて、順次プリコードデ
ータDPRの値を検出することができる。
比較回路39は、確からしさのデータΔkが値0以上の
とき、値1の復号結果のデータD1を出力するのに対し、
確からしさのデータΔkが負の値を取るとき、値−1の
復号結果のデータD1を出力することにより、確からしさ
のデータΔkを基準にして入力データykの立ち上がり及
び立ち下がりを検出する。
データメモリ回路40は、20段のシフトレジスタ回路を
直列接続するようになされ、これにより復号結果のデー
タD1を一旦格納するようになされている。
さらにデータメモリ回路40は、論理レベル「1」及び
「−1」の復号結果のデータD1を、それぞれ論理レベル
「1」及び「0」のデータに変換した後、制御回路41か
ら出力される制御信号SCに基づいてその論理レベルを反
転させる。
制御回路41は、乗算回路42から出力される復号結果の
データD1及び予測入力値D2との乗算結果のデータD4に基
づいて、プリコードデータDPRの遷移を検出し、当該検
出結果の応じて制御信号SCを出力する。
これにより必要に応じて復号結果のデータD1を反転さ
せて、プリコードデータDPRを復号する。
さらにデータメモリ回路40は、出力段にイクスクルー
シブオア回路を接続するようになされ、これにより復号
したプリコードデータDPRに(1−D)の演算処理を施
し、再生データDPBに復号する。
かくして、前後のデータの相関を利用して、ビツト誤
りの少ないデータを復号し得る。
ところが、実際上この種の磁気記録再生系において
は、入力データykの値が大きく変動する問題があり、フ
アーガソンのアルゴリズムを適用したビタビ復号回路30
を用いるようにしても、ビツト誤りの改善という点で未
だ不十分な問題があつた。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、従来に
比してビツト誤りを改善することができる磁気記録再生
装置を提案しようとするものである。
E問題点を解決するための手段 かかる課題を解決するため本発明においては、パーシ
ヤルレスポンス方式を利用して、所定のデータDRECを磁
気記録媒体5に記録すると共に、磁気記録媒体5から得
られる再生信号SRFを、ビタビ復号回路51、52で復号す
るようになされた磁気記録再生装置43において、再生信
号SRFのレベルの瞬時値を検出する検出手段53、54と、
検出手段53、54の出力に応じてビタビ復号回路51、52内
の予測入力値D5を補正する補正手段55とを設け、ビタビ
復号回路51、52の入力データykの値に対応する再生信号
SRFのレベルに応じて、予測入力値D5を補正するように
した。
F作用 ビタビ復号回路51、52において、予測入力値D5を入力
データykの値に対応する再生信号SRFのレベルに応じて
補正することにより、再生信号SRFのレベルが大きく変
動してもビツト誤りの少ないデータを復号することがで
きる。
G実施例 以下図面について、本発明の一実施例を詳述する。
(G1)第1の実施例 第9図との対応部分に同一符号を付して示す第1図に
おいて、43は全体としてビデオテープレコーダを示し、
副搬送波信号の4倍のクロツク信号SCKで動作するよう
になされたアナログデイジタル変換回路44に、ビデオ信
号SVを与える。
これにより当該アナログデイジタル変換回路44から、
8ビツトのデイジタルビデオ信号DVが得られるようにな
され、データ圧縮回路45でデータが圧縮されて約25〔Mb
ps〕のデータDRに変換される。
これに対してエラーコレクシヨン回路(ECC)46は、
データ圧縮されたデイジタルビデオ信号DRをデイジタル
信号処理されたオーデイオ信号DAと共に受け、シヤフリ
ング、誤り訂正用の符号付加等を実行するようになさ
れ、これにより約30〔Mbps〕の記録データDRECが出力さ
れるようになされている。
さらにこの実施例においては、プリコード回路2及び
増幅回路3間に加算回路49が介挿されるようになされ、
これにより第2図に示すようにプリコード回路2から出
力されるプリコードデータDPRを所定ブロツク毎に分割
し、各ブロツクの前後に所定のデータDpが付加されてプ
リアンブル及びポストアンブルを形成するようになされ
ている。
プリアンブルにおいては、プリコードデータDPRの繰
り返し周波数30〔MHz〕の1/2の周波数15〔MHz〕の基準
信号が記録され、当該基準信号の周波数が(1)式を満
足する周波数ωになるように選定されている。
さらにこの実施例においては、回転ドラム(図示せ
ず)上に180度の角間隔で配置されるようになされた磁
気ヘツド4A及び4Bに増幅回路3の出力信号を順次交互に
出力し、これによりポストアンブル及びプリアンブルが
付加されたプリコードデータDPRを、1ブロツク単位で
記録トラツクに記録するようになされている。
従つて再生時においては、順次磁気ヘツド6A及び6Bか
ら、プリアンブル及びポストアンブルのデータに挟まれ
たプリコードデータDPRの再生信号SRFを得ることができ
る。
従つてこの実施例においては、プリアンブルから得ら
れる周波数15〔MHz〕の基準信号を基準にしてクロツク
信号を形成するようになされ、当該クロツク信号に基づ
いて再生信号SRFを処理するようになされている。
これに対して選択回路50は、アナログデイジタル変換
回路21から出力される入力データykに同期して、順次交
互に接点を切り換えるようになされ、これにより入力デ
ータykを偶数系列及び奇数系列に分離して、それぞれビ
タビ復号回路51及び52に出力するようになされている。
これに対して第3図に示すように、レベル検出回路53
(54)は、選択回路50から出力される入力データykの立
ち上がり及び立ち下がりの値と、所定の基準レベルとの
比較結果を得るようになされた比較回路で構成され、こ
の実施例においては、入力データykの立ち上がり及び立
ち下がりの値が値1.5以上のとき、信号レベルが立ち上
がる検出信号SC1をビタビ復号回路51(52)に出力す
る。
ビタビ復号回路51(52)は、比較回路35に代えて比較
回路55を有し、当該比較回路55に検出信号SC1を受ける
ようになされている。
比較回路55は、検出信号SC1に応じてしきい値Ctを切
り換えると共に、値1、−1及び0の予測入力値D3に代
えて値Ct、−Ct、0の予測入力値D5を出力するようにな
され、これにより確からしさのデータΔk及び入力デー
タyk+1に対して、次式 Δk−yk+1>Ct ……(4) の関係が成立するとき、予測入力値D5を値Ctに設定し、
記憶手段37に格納された確からしさのデータΔkを、次
式 Δ(k+1)=yk+1+Ct ……(10) で表される確からしさのデータΔ(k+1)に更新す
る。
これに対し、次式 Δk−yk+1<Ct ……(11) の関係が成立するとき予測入力値D5を値−Ctに設定し、
記憶手段37に格納された確からしさのデータΔkを、次
式 Δ(k+1)=yk+1−Ct ……(12) で表される確からしさのデータΔ(k+1)に更新す
る。
さらに、次式 |Δk−yk+1|<Ct ……(13) の関係が成立するとき、予測入力値D5を値0に設定し、
確からしさのデータΔkを、次式 Δ(k+1)=Δk ……(14) で表される確からしさのデータΔ(k+1)に保持す
る。
これにより、再生信号SRFの信号レベルが大きく変動
して入力データykの値が変動した場合、当該変動に追従
してしきい値Ctを切り換え、予測入力値D5を補正すると
共に確からしさのデータΔkを補正することができ、当
該補正された予測入力値D5及び確からしさのデータΔk
に基づいて再生データDPBO(DPBE)を得ることができ
る。
従つてその分、従来に比して再生信号SRFの信号レベ
ルが変動して、入力データykの値が変動した場合でも、
ビツト誤りの少ない再生データDPBO(DPBE)を得ること
ができる。
さらにこのように入力データykの変動に追従して比較
回路54のしきい値Ctを切り換え、予測入力値D5を補正す
ると共に確からしさのデータΔkを補正するようにすれ
ば、従来の自動利得調整回路で補正し得なかつた、再生
信号SRFの瞬間的な変動に対しても、ビツト誤りを有効
に回避することができ、集積回路化して応答特性の良い
自動利得調整回路の機能を得ることができる。
かくして制御回路56は、値1、−1、0で変化する予
測入力値D3及び復号結果のデータD1の乗算結果に代え
て、値Ct、−Ct、0で変化する予測入力値D5及び復号結
果のデータD1の乗算結果に応じて制御信号SCを出力する
ようになされ、この実施例においては、しきい値Ctの値
を例えば値1及び値0.7で切り換えて、ビツト誤りの小
さな再生データDPBO(DPBE)を得るようになされてい
る。
これに対して選択回路58は、ビタビ復号回路51及び52
から出力される再生データDPBO及びDPBEを受け、順次接
点を切り換えることにより、偶数系列及び奇数系列に分
割したデータを元の配列に戻すようになされている。
これに対して誤り検出訂正回路60は、選択回路58から
出力される再生データDPBを受け、ビツト誤りを検出す
ると共に、当該ビツト誤りを訂正した後、オーデイオ信
号SAPB及びビデオ信号のデータに分離する。
データ伸長回路61は、誤り検出訂正回路60で分離され
たビデオ信号のデータを受け、データ圧縮回路45とは逆
にデータを伸長する。
かくしてデイジタルアナログ変換回路62を介してビデ
オ信号SVPBを得ることができる。
以上の構成において、ビデオ信号SVはアナログデイジ
タル変換回路44でデイジタルビデオ信号DVに変換された
後、データ圧縮回路45で約25〔Mbps〕のデータDRに圧縮
される。
圧縮されたデータDRは、エラーコレクシヨン回路46で
オーデイオ信号DAと共にシヤフリング、誤り訂正用の符
号付加等の処理が施され、30〔Mbps〕の記録データDREC
に変換される。
記録データDRECは、プリコード回路2で(2)式の演
算処理が施されてプリコードデータDPRに変換された
後、ブロツク毎に分割されて磁気テープ5に記録され、
同時に周波数15〔MHz〕の基準信号を記録したプリアン
ブルが形成される。
これに対して磁気ヘツド6A及び6Bから出力される再生
信号SRFは、イコライザ回路9及び演算処理回路10を介
して、アナログデイジタル変換回路21に入力され、これ
により再生信号SRFの信号レベルが立ち上がり及び立ち
下がる周期で、入力データykに変換される。
入力データykは、偶数系列及び奇数系列に分割された
後、それぞれビタビ復号回路51及び52に与えられる。
さらに入力データykは、レベル検出回路53及び54で、
その立ち上がり及び立ち下がりの値が、所定の基準レベ
ルに基づいて検出され、その検出結果がビタビ復号回路
51及び52の比較回路55に出力される。
これにより比較回路55のしきい値C1が、入力データyk
の値の変動に追従して切り換えられ、これにより予測入
力値D5が入力データykの値の変動に応じて補正され、補
正された予測入力値D5に基づいて入力データykが再生デ
ータDPBO(DPBE)に復号される。
再生データDPBO及びDPBEは、選択回路58において、偶
数系列及び奇数系列に分割前の配列に戻された後、誤り
検出訂正回路60、データ伸長回路61及びデイジタルアナ
ログ変換回路62を順次介して、記録時とは逆にビデオ信
号SVPBに変換される。
以上の構成によれば、入力データykの値に応じて比較
回路55のしきい値Ctを切り換えて、入力データykの値の
変動に応じて予測入力値D5を補正すると共に、確からし
さのデータΔkを補正することにより、再生信号SRF
信号レベルが大きく変動して、入力データykの値が変動
した場合でも、従来に比してビツト誤りの少ない再生デ
ータDPBO(DPBE)を得ることができる。
(G2)他の実施例 なお上述の実施例においては、入力データykの値に応
じて2段階に、しきい値C1を切り換える場合について述
べたが、本発明はこれに限らず、必要に応じて段階数を
増やすようにしてもよい。
さらに上述の実施例においては、入力データykの値を
直接検出して予測入力値D5を補正する場合について述べ
たが、本発明はこれに限らず、例えば確からしさのデー
タΔkを基準にして、入力データykの値の変動に応じて
予測入力値D5を補正するようにしてもよい。
さらに上述の実施例においては、フアーガソンのアル
ゴリズム等を用いて復号する場合について述べたが、本
発明はこれに限らず、広くビタビ復号回路で入力データ
ykを復号する場合に適用することができる。
さらに上述の実施例においては、クラスIVのパーシヤ
ルレスポンス方式を適用してデイジタルビデオ信号を記
録再生する場合について述べたが、本発明はこれに限ら
ず、例えばクラスVのパーシヤルレスポンス方式を適用
してデイジタルビデオ信号を記録再生する場合等にも広
く適用することができる。
さらに上述の実施例においては、デイジタルビデオ信
号を記録再生する場合について述べたが、本発明はこれ
に限らず、種々のデイジタル信号を記録再生する場合に
広く適用することができる。
さらに上述の実施例においては、磁気テープにデータ
を記録再生する場合について述べたが、本発明は磁気テ
ープに限らず、広く磁気記録媒体を利用した磁気記録再
生装置に適用することができる。
H発明の効果 上述のように本発明によれば、ビタビ復号回路を有す
る磁気記録再生装置において、ビタビ復号回路内の予測
入力値を入力データの値に対応する再生信号のレベルに
応じて補正するようにしたことにより、再生信号のレベ
ルが大きく変動してもビツト誤りの少ないデータを復号
することができ、かくして格段とビツト誤りを改善する
ことができる磁気記録再生装置を実現し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例によるビデオテープレコーダ
を示すブロツク図、第2図はそのデータの構成を示す略
線図、第3図はビタビ復号回路を示すブロツク図、第4
図は磁気記録再生系の周波数特性を示す特性曲線図、第
5図はクラスIVのパーシヤルレスポンス方式の説明を供
する特性曲線図、第6図はパーシヤルレスポンス方式を
適用したビデオテープレコーダを示すブロツク図、第7
図はその動作の説明に供する信号波形図、第8図はプリ
コード回路を示すブロツク図、第9図は演算処理回路を
示すブロツク図、第10図及び第11図は演算処理回路の動
作の説明に供する図表、第12図及び第13図は磁気記録再
生系の等価回路を示すブロツク図、第14図はビタビ復号
回路を示すブロツク図、第15図、第16図、第17図、第18
図、第19図及び第20図はその動作の説明に供する図表で
ある。 1、43……ビデオテープレコーダ、2……プリコード回
路、5……磁気テープ、30、51、52……ビタビ復号回
路、35、39、55……比較回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−44573(JP,A) 特開 平2−202725(JP,A) 特開 昭62−18118(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04N 5/91 - 5/956 G11B 20/10 341 H03M 13/12

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】パーシヤルレスポンス方式を利用して、所
    定のデータを磁気記録媒体に記録すると共に、上記磁気
    記録媒体から得られる再生信号を、ビタビ復号回路で復
    号するようになされた磁気記録再生装置において、 上記再生信号のレベルの瞬時値を検出する検出手段と、 上記検出手段の出力に応じて上記ビタビ復号回路内の予
    測入力値を補正する補正手段と を具え、上記ビタビ復号回路の入力データの値に対応す
    る上記再生信号のレベルに応じて、上記予測入力値を補
    正するようにした ことを特徴とする磁気記録再生装置。
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