JP2784756B2 - 生態系の積ブロックの製造方法 - Google Patents

生態系の積ブロックの製造方法

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健二 大久保
彰男 逸見
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主として護岸や河川に
使用される生態系の積ブロックの製造方法に関する。本
明細書において「積ブロック」は、擁壁ブロックや法面
保護に使用される積ブロックを含む広い意味に使用す
る。さらに、本明細書において「生態系の積ブロック」
とは、積層した状態で擁壁等の表面に表出する表出面
に、凹凸と無数の空隙のある積ブロックを意味する。表
出面に凹凸と空隙のある積ブロックは、ここに微生物や
小動物が棲息する。これに対して、表面をコンクリート
で成形した積ブロックは、図1に示すように表出面が平
滑面であるために、表面を微生物の棲息に適した環境に
できない。微生物の棲息できない積ブロックは、自然の
環境と著しく相違して生物を共存できない。生態系の積
ブロックは、自然に近い環境を実現して、生物が共存で
きる状態を実現する積ブロックである。
【0002】
【従来の技術】生態系の積ブロックとして、種々の構造
のものが開発されている。 表出面をはつりによって凹凸面としたもの この積ブロックは、コンクリートで成形した後、その表
面を削って凹凸面としたものである。 半割して表出面を凹凸面としたもの この積ブロックは、二つの積ブロックを互いの表出面で
結合した形状に成形し、コンクリートが硬化した後、表
出面で二つに半割することで、それぞれの表出面を割跡
で凹凸面としたものである。 型枠で表出面に凹凸を成形したもの この構造の積ブロックは、工夫した型枠で製造される。
積ブロックを成形する型枠は、積ブロックの表出面を成
形する型枠面を凹凸面とする。この型枠で成形された積
ブロックは、表出面が凹凸面に形成される。 未硬化のときに表出面を凹凸面とするもの この積ブロックは、コンクリートが未硬化のときに、表
出面を叩いたり、引っ掻いたりして、凹凸とするもので
ある。 積ブロックの表面に石等の骨材を埋設したもの この積ブロックの製造方法は、特開平1−275483
号公報に記載されている。この積ブロックは、表出面を
成形するコンクリートに凝固遅延剤を塗布し、モルタル
と骨材を投入して成形した後、未硬化の表出面のコンク
リートを水スプレー等で洗い流して、骨材を表出させて
凹凸面とするものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】以上の方法で製造され
る従来の積ブロックは、表出面を凹凸面とすることがで
きる。このため、表面をコンクリートの平滑面とするも
のに比較して、自然環境に近い形状を実現できる。しか
しながら、これ等の方法で製造される積ブロックは、表
出面を凹凸面にできるが、ここに無数の空隙を成形する
ことはできない。生態系の積ブロックでは、凹凸よりも
むしろ無数の空隙を作ることが大切である。
【0004】たとえば、天然石を積み重ねた石垣は、石
の間に無数の空隙があるので、ここに微生物や小動物が
棲息して自然に近い環境を実現できる。ただ、石垣は、
自然環境には優れているが、崩れないように積むために
相当の熟練が必要である。このため、高度な施工技術と
膨大な手間がかかり、積ブロックのように能率よく安価
に施工できない欠点がある。
【0005】さらに、自然環境に優れた擁壁構造とし
て、多数の天然石を金網等の網袋に入れた、通称「蛇
籠」と呼ばれる布団籠を敷き詰めた工法も採用される。
この工法で施工された擁壁は、天然石の間に無数の空隙
ができるので、自然に近い環境を実現できる。しかしな
がら、この工法は、積ブロックのように急勾配の擁壁と
することができず、勾配を緩やかにするために、設置面
積が著しく増大する欠点がある。設置面積が増大するこ
とは、用地買収等の点で施工コストを著しく増大させる
欠点がある。
【0006】本発明は、従来のこれ等の欠点を解決する
ことを目的に開発されたもので、本発明の重要な目的
は、能率よく施工できると共に、表出面に無数の空隙を
設けることによって、自然環境に快適な生態系の積ブロ
ックの製造方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の生態系の積ブロ
ックの製造方法は、前述の目的を達成するために下記の
ようにして積ブロックを製造する。本発明の方法は、積
層した状態で表面に表出する表出面に骨材1が埋設され
ており、この骨材1で表面に凹凸面が成形されている生
態系の積ブロックの製造方法を改良したものである。
【0008】本発明の製造方法は、骨材1と、この骨材
1の間に立体的に無数の空隙ができるように、骨材1の
接点を結合するバインダー混練りした空隙骨材ペース
ト2を、型枠3に所定の厚さに注入する。空隙骨材ペー
スト2は、骨材1をバインダーで結合して、骨材1の間
に空隙を設けるものであるから、バインダーの添加量
は、骨材1の隙間を閉塞しない量に調整される。ただ、
バインダーの添加量が少なすぎると、骨材を充分な強度
で結合できない。バインダーの添加量が多すぎると、骨
材の間の空隙が少なくなる。バインダーの添加量は、バ
インダーの種類によって最適値に調整される。
【0009】空隙骨材ペースト2を充填した後、空隙骨
材ペースト2の上に、即時脱型コンクリート4を注入し
てプレス成形し、積ブロック5の表面に、骨材1の接点
がバインダーに結合されて、骨材1間に立体的に無数の
空隙ができる形状に成形された積ブロック5を型枠3か
ら脱型して生態系の積ブロックを製造する。即時脱型コ
ンクリート4には、即時脱型工法に使用されている流動
性の少ない硬練りのコンクリートが使用される。
【0010】
【作用】本発明の生態系の積ブロックの製造方法は、積
ブロック5の表出面に骨材1によって無数の空隙を設け
ることを特長とする。積ブロック5の表出面を成形する
空隙骨材ペースト2は、骨材1の接点をバインダーで結
合して、骨材1の間に空隙を設けている。本発明の生態
系の積ブロックの製造方法は、空隙骨材ペースト2で形
成される空隙を、その後に打設される生コンクリートで
閉塞しないことを特長とする。空隙骨材ペーストを打設
した後、その上に生コンクリートを打設すると、生コン
クリートが骨材の空隙に侵入して空隙を閉塞してしま
い、生態系の積ブロックを製造できなくなるからであ
る。
【0011】本発明者は、この弊害を防止するために下
記の方法で生態系の積ブロックを試作した。 生コンクリートを打設することで骨材の間にできた
無数の空隙が閉塞されるのを防止することを目的に、空
隙骨材ペーストを打設した後、骨材の間に水溶性の糊を
注入した。糊は、骨材の空隙に生コンクリートが侵入す
るのを阻止するために注入したものである。 糊を注入した後、空隙骨材ペーストの上に生コンク
リートを打設した。 生コンクリートが硬化して積ブロックを脱型した
後、糊を水洗いして除去し、表出面に無数の空隙を設け
ることを試みた。
【0012】この方法で製造された積ブロックは、骨材
の間に充分な空隙を設けて、しかも表出面の骨材を充分
な強度で、生コンクリートで成形された本体に強固に結
合することができなかった。骨材の間の空隙が閉塞され
ないようにするためには、糊を硬化させた後、生コンク
リートを打設する必要がある。このようにすると、糊が
骨材と生コンクリートの境界に介在して、骨材と生コン
クリートの結合を阻害した。糊が未硬化の状態で生コン
クリートを打設すると、骨材の間に充填された糊が生コ
ンクリートに押し出されて、骨材の空隙が著しく少なく
なった。糊が生コンクリートで押し出されるのは、生コ
ンクリートの比重が糊に比較して相当に大きいため、重
い生コンクリートが型枠の底に沈んで糊が押し出される
からである。この状態になると、骨材と生コンクリート
とは充分に結合されるが、骨材の空隙がなくなってしま
う弊害が発生した。このため、この方法によっては表出
面に無数の空隙がある生態系の積ブロックを製造するこ
とができない。
【0013】本発明の製造方法は、極めて簡単な方法で
この欠点を解消する。本発明の製造方法は、空隙骨材ペ
ースト2で形成される空隙を、その後に注入する生コン
クリートで閉塞しないために、即時脱型コンクリート4
を使用している。即時脱型コンクリート4は、通常の生
コンクリートのように自由に流動する性質がない。自由
に流動する生コンクリートを打設すると、生コンクリー
トが先に打設された骨材1の隙間に侵入して空隙を閉塞
するが、自由に流動しない即時脱型コンクリート4は、
骨材1の間に侵入することがない。このため、空隙骨材
ペースト2の後から打設される即時脱型コンクリート4
は、骨材1の空隙を閉塞することがなく、骨材1に直接
に接触して、強固に骨材1に結合される。
【0014】したがって、本発明の生態系の積ブロック
の製造方法は、製造後に糊を除去する等の余分の手間が
かからず、極めて能率よく安価に多量生産して、表面に
無数の空隙のある生態系の積ブロックを製造できる特長
がある。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。ただし、以下に示す実施例は、本発明の技術思想
を具体化するための生態系の積ブロックの製造方法を例
示するものであって、本発明の製造方法は、使用する材
質、積ブロックの形状、積ブロックの用途などを下記の
ものに特定するものでない。
【0016】さらに、この明細書は、特許請求の範囲を
理解し易いように、実施例に示される部材に対応する番
号を、「特許請求の範囲の欄」、「作用の欄」、および
「課題を解決するための手段の欄」に示される部材に付
記している。ただ、特許請求の範囲に示される部材を、
実施例の部材に特定するものでは決してない。
【0017】図2は、本発明の方法で製造される生態系
の積ブロックの斜視図である。この図に示す積ブロック
5は、「間知ブロック」と呼ばれる積ブロックである。
この積ブロック5は、ブロック本体の前面の表出面に、
骨材1の空隙層6を設けている。この形状の積ブロック
5は、図3の断面図で示すように積層されて擁壁を構築
する。図3に示す擁壁は、基礎コンクリート7の上に積
ブロック5を複数段に積み重ね、積ブロック5の間に胴
込めコンクリート8を入れて、上下左右の積ブロック5
を連結固定している。
【0018】本発明の生態系の積ブロックの製造方法
は、積ブロックを間知ブロックに特定しない。積ブロッ
クには、図示しないが、たとえば擁壁ブロックや法面を
保護する大きなブロックとすることもできる。
【0019】生態系の積ブロックは、下記のようにして
製造される。 空隙骨材ペーストを混練りする。空隙骨材ペースト
2は、骨材1にバインダーを混合したものである。骨材
1には、天然石、天然石を粒状に破砕した砕骨材等が使
用できる。骨材1の大きさは、空隙の大きさを決定す
る。骨材に大きいものを使用すると空隙は大きくなる。
反対に、骨材を小さくすると、小さい空隙が多数できる
ようになる。空隙の大きさは、生態系の積ブロックの用
途に最適な大きさに設計される。微生物等を効率よく棲
息させるためには、微細な空隙を多く設けるのが良いの
で、使用する骨材を小さくする。微生物よりも、魚等の
小さい動物の棲息環境を良くするためには、比較的大き
な骨材を使用する。用途を考慮して、骨材1の平均粒子
径は、たとえば2〜30mm、好ましくは3〜20m
m、さらに好ましくは3〜15mm、最も一般的には5
〜10mmのものが使用される。
【0020】骨材1に添加されるバインダーは、骨材1
を接点で結合して、骨材1の間に空隙ができるように骨
材1を結合する。バインダーには、セメントが最適であ
るが、エポキシ樹脂等の耐水性の合成樹脂接着剤も使用
できる。さらに、セメントに合成樹脂を混合した接着剤
も使用できる。バインダーの添加量は、多すぎると骨材
の空隙が閉塞されて空隙率が低くなり、少なすぎると充
分な強度で骨材を結合できなくなる。バインダーの添加
量は、骨材1の結合強度と、要求される空隙率とを考慮
して最適値に調整される。バインダーにセメントを使用
する場合、100重量部の骨材1に対して、たとえば3
〜50重量部、好ましくは5〜30重量部、さらに好ま
しくは5〜20重量部に設定される。バインダーにセメ
ントを使用する場合、骨材1とセメントと水を混練りし
て空隙骨材ペースト2とする。
【0021】 図4に示すように、空隙骨材ペーストを型枠の底面
に打設する。空隙骨材ペースト2を型枠3に打設する厚
さは、生態系の積ブロック5の表出面に設けられる空隙
層6の厚さを決定する。空隙層6を厚くすると表出面に
多くの空隙を設けることができる。ただ、空隙層6はブ
ロック本体に比較して強度が弱いので、空隙層6を厚く
すると、積ブロック5として強度が低下する。積ブロッ
ク5は積層した状態で充分な強度が要求される。強度、
空隙量、用途、外形、大きさ等を考慮して、空隙層6の
厚さ、すなわち、空隙骨材ペースト2を打設する厚さ
は、例えば1〜10cm、好ましくは1〜8cm、さら
に好ましくは1.5〜5cmに設計される。さらに、間
知ブロックの空隙層6の厚さは、最適には1〜4cmの
範囲に設計される。
【0022】 図5に示すように、即時脱型コンクリートを空隙骨
材ペーストの上に打設する。即時脱型コンクリート4
は、空隙骨材ペースト2が未硬化の状態で、あるいは空
隙骨材ペースト2を硬化させた後、打設される。空隙骨
材ペースト2を未硬化の状態で即時脱型コンクリート4
を打設すると、即時脱型コンクリート4と空隙骨材ペー
スト2とを強固に結合できる。空隙骨材ペースト2を硬
化させた後に、即時脱型コンクリート4を打設すると、
即時脱型コンクリート4を打設する圧力で、空隙骨材ペ
ースト2で形成される空隙が押し潰されることがなく、
空隙率を高くできる。
【0023】即時脱型コンクリート4は、骨材1とセメ
ントに水を混練りしたものである。即時脱型コンクリー
ト4は、空隙骨材ペースト2の上に打設して、空隙骨材
ペースト2の骨材1の間に流入しないように、スランプ
値を0〜2に調整される。即時脱型コンクリート4は、
現在すでに即時脱型工法で積ブロックを製造しているも
のをそのまま使用することもできる。即時脱型コンクリ
ート4は流動性がないので、加圧して型枠3に打設す
る。さらに、打設するときに振動を与えることもでき
る。
【0024】 型枠で成形された積ブロックを脱型する。即時脱型
コンクリート4は、打設した後直ちに脱型できる。空隙
骨材ペースト2のバインダーに少量の水を添加したセメ
ントを使用する場合、空隙骨材ペースト2も打設して成
形した後、直ちに脱型が可能である。空隙骨材ペースト
2と即時脱型コンクリート4の両方に、成形後に直ちに
脱型できる材料を使用すると、能率よく積ブロック5が
多量生産できる。ただ、空隙骨材ペースト2のバインダ
ーに合成樹脂接着剤を使用する場合は、バインダーが硬
化するのを待って成形された積ブロック5を脱型する。
【0025】
【発明の効果】本発明の生態系の積ブロックの製造方法
は、表出面に無数の空隙のある生態系の積ブロックを安
価に能率よく多量生産できる特長がある。それは、本発
明の製造方法が、骨材と、骨材を接点で結合するバイン
ダーを混合している空隙骨材ペーストを型枠に注入し、
その後、即時脱型コンクリートを注入して、表出面に無
数の空隙を形成するものだからである。特に、本発明の
製造方法は、空隙骨材ペーストを注入した後、生コンク
リートを注入するのに代わって、即時脱型コンクリート
を注入するので、骨材の間に即時脱型コンクリートが注
入されることがない。即時脱型コンクリートは、通常の
生コンクリートのように流動性がないからである。型枠
に後から注入される即時脱型コンクリートは、先に注入
された空隙骨材ペーストの裏面に直接に接触して、これ
に強固に結合されるが、骨材の間に侵入することはな
く、骨材の空隙を閉塞しない。さらに、表出面を成形す
る空隙骨材ペーストは、骨材と、骨材の接点を結合する
バインダーとの混合体であるから、骨材が無数の空隙の
ある状態にバインダーで強固に結合される。したがっ
て、空隙骨材ペーストによって、生態系の積ブロックの
表出面には、立体的に無数の空隙が設けられる。特に、
本発明の生態系の積ブロックの製造方法は、必要なら
ば、空隙骨材ペーストを充填する厚さを調整して、生態
系の積ブロックの表出面の厚い空隙層を形成することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 表出面が平滑面である従来の積ブロックを示
す斜視図
【図2】 本発明の生態系の積ブロックを示す斜視図
【図3】 本発明の生態系の積ブロックが積層されて擁
壁を構築する状態を示す断面図
【図4】 本発明の生態系の積ブロックの製造工程を示
す断面図
【図5】 本発明の生態系の積ブロックの製造工程を示
す断面図
【符号の説明】
1…骨材 2…空隙骨材ペースト 3…型枠 4…即時脱型コンクリート 5…積ブロック 6…空隙層 7…基礎コンクリート 8…胴込めコンクリート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 逸見 彰男 愛媛県松山市来住町645−20 (72)発明者 益田 茂明 徳島県板野郡松茂町豊岡字山ノ手16番地 の7 (56)参考文献 特開 平7−171814(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 積層した状態で表面に表出する表出面に
    骨材(1)が埋設されており、この骨材(1)で表面に
    凸が成形されている生態系の積ブロックの製造方法に
    おいて、 骨材(1)と、この骨材(1)の間に立体的に無数の空
    隙ができるように、骨材(1)の接点を結合するバイン
    ダー混練りした空隙骨材ペースト(2)を型枠(3)
    に所定の厚さに注入し、この空隙骨材ペースト(2)の
    上に、即時脱型コンクリート(4)を注入して成形し、
    積ブロック(5)の表出面に、骨材(1)の接点がバイ
    ンダーに結合されて、骨材(1)間に空隙ができる形状
    成形された積ブロック(5)を型枠(3)から脱型し
    、積ブロック(5)の表出面に立体的に無数の空隙の
    ある凹凸を設けることを特徴とする生態系の積ブロック
    製造方法。
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