JP2780172B2 - 交換レンズ群 - Google Patents

交換レンズ群

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JP2780172B2
JP2780172B2 JP62121483A JP12148387A JP2780172B2 JP 2780172 B2 JP2780172 B2 JP 2780172B2 JP 62121483 A JP62121483 A JP 62121483A JP 12148387 A JP12148387 A JP 12148387A JP 2780172 B2 JP2780172 B2 JP 2780172B2
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信行 谷口
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祥 得丸
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ミノルタ株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、絞り値に関するデータなどをそれぞれ固定
記憶した種々の交換レンズからなる交換レンズ群に関す
るものである。 (従来の技術) 従来、TTL方式のAE及びAF機能を備えた1眼レフカメ
ラの交換レンズ群として、開放絞り値や最大絞り値、焦
点距離等のAE関連のデータやレンズ繰り出し量変換係数
等のAF関連のデータを、カメラボディが読み取れるよう
に固定記憶されたレンズが多数開発されている。しかし
ながら、射出瞳径のデータについては、開放絞り値のデ
ータから推測されることが多いので、このデータを開放
絞り値と共に固定記憶されたレンズは提案されていな
い。 (発明が解決しようとする問題点) 上述のように、1眼レフカメラの交換レンズ群におい
て、絞り値に関するデータと射出瞳径に関するデータを
固定記憶された交換レンズ群は提案されていない。とこ
ろが、カメラシステムを充実して行こうとすると、射出
瞳径に関するデータも必要となってくる。例えば、 TTL位相差検出方式によるAF機能を備えたカメラにお
いて、焦点検出を行う領域を従来よりも広げようとした
場合に、その広がった領域での焦点検出が可能かどうか
を判別するためには、焦点検出用の光束が交換レンズの
射出瞳面内に入っているか否かを厳密に判別する必要が
生じるが、この判別のためには射出瞳径の厳密なデータ
が必要となり、開放絞り値のデータでは代用できなくな
ってしまうといったことがある。また、 交換レンズ群を充実させようとした場合には、通常の
屈折系のレンズのほかに、例えば、反射望遠レンズを追
加する必要性も生じてくる。そうすると、反射望遠レン
ズは射出瞳の形状が通常の屈折系のレンズとは全く異な
り、開放絞り値のデータは射出瞳径のデータの代用には
ならなくなってしまう。 本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、
その目的とするところは、カメラボディの機能向上とレ
ンズ群の充実に不可欠なデータを固定記憶され、カメラ
システムの発展に寄与する交換レンズ群を提供するにあ
る。 (問題点を解決するための手段) 本発明に係る交換レンズ群にあっては、第1図に示す
ように、複数の交換レンズ11A,11B,…を含む交換レンズ
群であって、すべての交換レンズ11A,11B,…は、夫々の
交換レンズ11A,11B,…に固有のデータを固定記憶した記
憶手段1と、カメラボディ5からの読取信号を入力する
読取信号入力手段2と、読取信号に基づいてカメラボデ
ィ5へ記憶手段1のデータを順次送出するデータ送出手
段3とを夫々備え、記憶手段1に固定記憶されたデータ
には、少なくとも射出瞳径に関するデータ(例えば、
P0,P0′,ΔP0,ΔP0′,…)及び射出瞳位置Pzのデータ
が含まれることを特徴とするものである。 第1図に示す例では、射出瞳径に関するデータとし
て、射出瞳外径P0のほかに、反射型のレンズにおける内
側の射出瞳を規制するための射出瞳内径P0′を各レンズ
毎に記憶している。屈折型の交換レンズ11Bでは、P0
=0であるが、反射型の交換レンズ11Cでは、P0′>0
である。また、ズーム式の交換レンズ11Dでは、レンズ
情報がズーミングに応じて変化するので、光学系の状態
を出力する手段4として、ズームエンコーダ4Dを設けて
ある。 (作 用) 本発明に係る交換レンズ群にあっては、射出瞳径に関
するデータをカメラボディが読み取れるように固定記憶
されているので、例えば、TTL位相差検出方式によるAF
機能を備えたカメラにおいて、カメラボディの設計で決
まる焦点検出用光束の通過域と交換レンズの射出瞳との
関係を厳密に比較することができ、焦点検出を行う領域
を従来よりも広げようとした場合に、その広がった領域
での焦点検出が可能かどうかを厳密に判別することがで
きるようになる。また、例えば、交換レンズとして屈折
レンズとは異なる形状の射出瞳を有する反射望遠レンズ
を装着した場合においても、カメラボディは交換レンズ
の射出瞳径のデータを正しく把握することができるの
で、カメラボディの誤動作を招く恐れはなくなるもので
ある。 (実施例) 第2図は一眼レフカメラに装備された多点測距モジュ
ールの概略構成を示す図である。図において、11は撮影
レンズ、12は主ミラー、13はフィルム面、14はサブミラ
ー、15は焦点検出光学系である。22は焦点面近傍に配置
される視野絞りであり、矩形開口部22a,22b,22cを有し
ている。21a,21b,21cはコンデンサレンズ、20はモジュ
ールミラー、18a,18b,18cはセパレータレンズ対、16a,1
6b,16cはセパレータレンズの焦点面17に配されたCCD撮
像素子列である。19は絞りマスクであり、円形乃至長円
形の開口部19a,19b,19cを有している。矩形開口部22aに
よって視野が限定された像は、コンデンサレンズ21aを
通過し、視野絞り19a及びセパレータレンズ対18aにより
CCD撮像素子列16a上に2つの像として投影される。この
2つの像の像間隔が所定間隔のときに合焦、所定間隔よ
りも狭いときには前ピン、所定間隔よりも広いときには
後ピンと判断される。視野絞り19b,19cの像は同様に、
コンデンサレンズ21b,21c及びセパレータレンズ対18b,1
8cによりCCD撮像素子列16b,16c上に投影される。 第3図は、第2図における光軸zの上にある焦点検出
光学系15a(コンデンサレンズ21a、セパレータレンズ対
18a、CCD撮像素子列16aの組み合わせ)と、光軸zの上
にない焦点検出光学系15b(コンデンサレンズ21b、セパ
レータレンズ対18b、CCD撮像素子列16bの組み合わせ)
とを抽出したものである。それぞれの焦点検出枠をフィ
ルム等価面Fに示したものが測距フレームA,Bである。
以下、Aを軸上測距フレーム、Bを軸外測距フレームと
呼ぶ。また、測距フレームA,Bが撮影レンズ11を介して
物面上に投影された測距フレームをA′,B′とする。撮
影レンズ11の射出瞳面上には、軸上にある焦点検出光学
系15aにおけるセパレータレンズ対18aがコンデンサレン
ズ21aによって投影された像を11a,11bにて示している。
また、軸外にある焦点検出光学系15bにおけるセパレー
タレンズ対18bがコンデンサレンズ21bによって投影され
た像は11c,11dにて示している。 第4図は、撮影レンズの任意の射出瞳位置における撮
影レンズの射出瞳開口と、焦点検出光学系に入っていく
AF用光束の通過域について、その位置関係を一般的に示
した図である。第5図及び第6図は、第4図で示したパ
ラメータのうち、焦点検出光学系の設計及び配置によっ
て決まるAF瞳関連定数を説明するための図である。第5
図は、第3図において、矢印(x)の方向から光軸上の
焦点検出光学系15aを眺めたものであり、矢印(y)の
方向から光軸外の焦点検出光学系15bを眺めた場合も同
様の図となる。第6図は、矢印(x)の方向から光軸外
の焦点検出光学系15bを眺めた図である。 以下の説明に入る前に、第4図乃至第6図において使
用されている各種のパラメータや定数などについて説明
する。 第4図において、Pzは射出瞳位置であり、これはフィ
ルム等価面Fと所定撮影レンズの射出瞳面までの距離を
意味する。 P0は、射出瞳位置Pzにおける外側の射出瞳半径であ
り、以下、射出瞳外径と呼ぶ。 ΔP0は、所定の像高位置から眺めたときの外側の射出
瞳の形状を補正するためのパラメータであり、以下、外
側射出瞳像高補正データ(又は、これを略して「外像高
補正データ」)と呼ぶ。 P0′は、撮影レンズが反射望遠タイプである場合に、
内側の射出瞳を規制するための射出瞳半径であり、以
下、射出瞳内径と呼ぶ。射出瞳外径P0と射出瞳内径P0
とは、一般的には同一の射出瞳位置にあるとは限らない
が、以下の説明では、同一の位置にあるものとしてい
る。 ΔP0′は、所定の像高位置から眺めたときの内側の射
出瞳の形状を補正するためのパラメータであり、以下、
内側射出瞳像高補正データ(又は、これを略して「内像
高補正データ」)と呼ぶ。射出瞳の形状は通常円形であ
ることが多いが、フィルム面での像高が高くなるにした
がって、第4図の破線で示すように、楕円に近い形状に
なる。ΔP0やΔP0′は、この形状変化量を表すためのパ
ラメータである。 AFPはAF光束域であり、焦点検出光学系に入っていくA
F光束の通過域を示している。 H0は、AF光束域AFPの撮影レンズの主光軸zからのず
れ量を示す。光軸上にある焦点検出光学系15aの場合に
は、ずれ量H0=0と設定される。 r0は、射出瞳位置PzでのAF光束域AFPの大きさを示
す。 d0は、射出瞳位置Pzでの2つのAF光束域AFP間の距離
を表す。この距離d0は、焦点検出光学系の検出感度に影
響を与える量であり、距離d0が大きければ焦点検出感度
が高くなるが、射出瞳径の小さい撮影レンズは使用不可
となる。 Δdは、焦点検出光学系でのAF光束域AFPのボケ量を
表す。 OUTは、焦点検出光学系に入射する光束が撮影レンズ
に対して持つ外側瞳余裕量であり、次式で表される。 OUT=P0−r0 −{(H0+ΔP0+(d0+Δd/2)1/2 特に、軸上の焦点検出光学系15aの場合には、通常H0
=0、ΔP0=0となり、 OUTz=P0−r0−d0−Δd/2 となる。 INは、撮影レンズが反射望遠タイプである場合の内側
瞳余裕量であり、次式で表される。 IN={(H0+ΔP0′)+(d0−Δd/2)1/2 −r0−P0′ 特に軸上の焦点検出光学系15aの場合には、H0=0、
ΔP0=0となり、 INz=d0−Δd/2−r0−P0′ となる。外側及び内側瞳余裕量OUT,INの符号の正負によ
って、後の詳述する測距フレームの選択や測距フレーム
内での測距エリアの選択が行われる。 次に、第5図において、aはコンデンサレンズ21aか
らフィルム等価面Fまでの距離である。 tは、コンデンサレンズ21aからセパレータレンズ18a
(あるいは、その直近にある絞りマスク19a)までの距
離である。 Psは、セパレータレンズ18a(あるいは、その直近に
ある絞りマスク19a)のコンデンサレンズ21aによる像
(以下、“AF瞳”と呼ぶ)が投影される位置であり、以
下、これをAF瞳位置と呼ぶ。 OsはAF瞳位置Psにおける光軸上の点であり、QsQs′は
AF瞳開口である。 AF瞳位置Ps及びAF瞳開口QsQs′は、コンデンサレンズ
21aのパワーと、前述の距離a,tによって設計上、一意的
に決まる。したがって、光軸上の点OsからAF瞳開口QsQ
s′の最遠点Qs及び最近点Qs′までの距離OsQs′,OsQsは
定数とみなせる。さらに、フィルム等価面F上の測距フ
レームの大きさe、及び、軸上の焦点検出光学系15aに
おける主光線が撮影レンズの主光軸zに対して持つ傾き
ωも、設計的に決まる。 ところで、第4図で説明したAF光束域AFPのボケ量Δ
dは、焦点検出光学系によって予め決められたセパレー
タレンズ又は絞りマスクの共役位置よりも射出瞳位置が
遠いとき又は近いときに、Δd>0となる。このこと
を、第5図を用いて説明する。セパレータレンズ18aか
らコンデンサレンズ21aを経て撮影レンズの射出瞳を通
る光線を順に追って行くと、射出瞳位置Pz=Psのときに
は、セパレータレンズ18aの中心点R0から出る1点鎖
線、実線及び破線で示される各光線は、1点Rs=Rs′を
通り、ボケ量Δd=0となる。また、撮影レンズの射出
瞳位置PzがAF瞳位置Psよりも近い点に存るとき(Pz=Pz
1<Ps)には、セパレータレンズ18aの中心点R0から出る
実線で示された光線は点R1を通り、破線で示された光線
は点R1′を通り、1点鎖線で示された光線はその中間を
通り、ボケ量Δd>0となる。撮影レンズの射出瞳位置
PzがAF瞳位置Psよりも遠い点に在るとき(Pz=Pz2>P
s)には、セパレータレンズ18aの中心点R0から出る実線
で示された光線は点R2′を通り、破線で示された光線は
点R2を通り、1点鎖線で示された光線はその中間を通
り、やはり、ボケ量Δd>0となる。なお、ここでは、
諸々のパラメータの関係を簡単に表すために、焦点検出
光学系のAF光束規制マスク(絞りマスク)は円形である
と仮定しているが、一般的には、円形である必要はな
い。 次に、第6図において、θは軸外の焦点検出光学系15
bにおける主光線lpの主光軸zに対する傾き、hは軸外
測距フレームの主光軸zからのずれ量であり、これら
も、CCD撮像素子列16bやセパレータレンズ18b(及びそ
の直近にある絞りマスク19b)並びにコンデンサレンズ2
1bの幾何学的配置によって設定上決まるので、一旦、カ
メラボディで設計が完了すれば、一意的な定数となる。 以上の定数を使って、第4図で説明したパラメータ
H0,r0,d0を表すと、次のようになる。 まず、AF光束域AFPの撮影レンズの主光軸zからのず
れ量H0は、 H0=h−(Pz+a)tanθ で表される。ここで、測距フレームの主光軸zからのず
れ量h、コンデンサレンズ21aからフィルム等価面Fま
での距離a、主光線lpの主光軸zに対する傾きθは、上
述のように、ボディ情報であり、定数である。射出瞳位
置Pzはレンズ情報であり、レンズ毎に異なる。 射出瞳位置PzでのAF光束域AFPの大きさr0は、 r0=|OQ−OQ′|/2 で表される。ここで、Oは射出瞳位置Pzにおける光軸上
の点であり、Qは射出瞳位置PzにおけるAF光束域AFPの
光軸から最も遠い点であり、Q′は射出瞳位置Pzにおけ
るAF光束域AFPの光軸に最も近い点である。 Pz=Pz1≦Psのときは、第5図において、 また、Pz=Pz2>Psのときは、第5図において、 さらに、AF光束域AFP間の距離d0は、 で表される。 上記各式において、OsQs,OsQs′,Ps,eは、すべてボデ
ィ定数であり、一定である。また、Pz=Pz1,Pz2は個々
のレンズに特有の値である。 以上のことから明らかなように、外側及び内側瞳余裕
量OUT,INは一連のボディ定数OsQs,OsQs′,Ps,eと、一連
のレンズ情報Pz,P0,P0′,ΔP0,ΔP0′とによって書き
表される。この外側及び内側瞳余裕量OUT,INに対して適
切な閾値を設け、軸上及び軸外測距フレーム内での測距
エリアの選択、あるいは、複数個の測距フレームがある
場合の測距フレーム選択を行うことができる。測距エリ
ア又は測距フレームの選択には、カメラボディ内で、外
側及び内側瞳余裕量OUT,INを上述の演算式を用いて演算
する方法と、予め演算した結果に基づいて、Pz及びP0,P
0′,0,′に適当な閾値を設定して測距エリアを
選択するためのテーブルをカメラボディ内に準備してお
く方法とが考えられるが、以下では、後者の立場に立っ
て説明する。 まず、光軸上にある測距フレームでの測距エリア選択
の例を挙げる。 第7図は光軸上の焦点検出光学系15aについて、AF光
束のケラレ状況を各種の射出瞳P0a,P0a′;P0b,P0b′;P0
c,P0c′;P0d,P0d′を有する撮影レンズについて示した
ものである。ここで、射出瞳P0b,P0b′は第5図のAF瞳
開口QsQs′に一致しているものとする。フィルム等価面
F上の像A0B0は、コンデンサレンズ21aとセパレータレ
ンズ18a1,18a2によりCCD撮像素子列上に像A1B1及びA2B2
として結像する。CCD撮像素子列上の点A1,B1,A2,B2に入
射する光の通過域を検討すると、点A1に入射する光はLA
1〜UA1、点B1に入射する光はLB1〜UB1、点A2に入射する
光はLA2〜UA2、点B2に入射する光はLB2〜UB2の通過域を
有することが分かる。AF瞳開口QsQs′に一致した射出瞳
P0b,P0b′にあっては、当然のことながら、AF光束のケ
ラレは生じない。 第8図は射出瞳P0a,P0a′;P0b,P0b′;P0c,P0c′;P0d,
P0d′に対応したCCD撮像素子列上の素子面照度分布を示
す。第8図において、横軸はCCD撮像素子列の素子が配
列されている方向を示しており、縦軸は各素子面上の照
度を示している。右側の撮像素子列Rには像A1B1が結像
し、左側の撮像素子列Lには像A2B2が結像するものとす
る。左側の撮像素子列Lは、4つの測距エリアI〜IVに
領域分けされている。 射出瞳P0b,P0b′を持つ撮影レンズを用いたときに
は、外側の射出瞳P0bによっても、内側の射出瞳P0b′に
よっても、AF光束のケラレは生じないので、素子面照度
分布は均一な分布Eとなる。したがって、この場合、す
べての測距エリアI〜IVを使用することができる。 射出瞳P0a,P0a′を持つ撮影レンズを用いたときに
は、外側の射出瞳P0aによって、UA2の光束とUB1の光束
にケラレが生じるので、光軸zに近い素子面の照度が下
がって、分布Jのようになる。また、内側の射出瞳P
0a′によって、LB2の光束とLA1の光束にケラレが生じる
ので、光軸zから遠い素子面の照度も下がって、分布G
のようになる。したがって、AF光束のケラレに影響され
ずに使用できる測距エリアはIVである。 射出瞳P0c,P0c′を持つ撮影レンズを用いたときに
は、外側の射出瞳P0cによってUB2の光束とUA1の光束に
ケラレが生じるので、光軸zから遠い素子面の照度が下
がって、分布Gのようになる。また、内側の射出瞳P
0c′によって、LA2の光束とLB1の光束にケラレが生じる
ので、光軸zに近い素子面の照度も下がって、分布Jの
ようになる。したがって、AF光束のケラレに影響されず
に使用できる測距エリアはIVである。 射出瞳P0d,P0d′を持つ撮影レンズを用いたときに
は、外側の射出瞳P0dによってUB2の光束とUA1の光束に
大きなケラレが生じるので、光軸zから遠い素子面の照
度が大きく下がって、分布Hのようになり、したがっ
て、測距エリアI,II,IVは使用できない。また、内側の
射出瞳P0d′によって、LA2の光束とLB1の光束にケラレ
が生じるので、光軸zに近い素子面の照度も下がって、
分布Jのようになり、したがって、測距エリアIIIも使
用できず、結局、使用できる測距エリアは存在しない。 これから、第1表乃至第4表のようなテーブルが作成
できる。 第1表は、射出瞳位置Pzと射出瞳外径P0からの軸上測
距フレームでの測距エリアの選択テーブルの一例を示
す。第1表において、I,II,III,IVは測距エリアを示
す。×は、照度分布のケラレが大きく、測距が不能であ
ることを示す。P01〜P04、Pz1〜Pz4は前記演算式から得
られた所定定数である。上述の射出瞳P0bは、Pz=Ps,P0
b=OsQsの場合に該当し、射出瞳P0aはPz3<Pz<Pz4,P03
<P0a<P04の場合、射出瞳P0cはPz1<Pz<Pz2,P01<P0c
<P02の場合、射出瞳P0dはPz<Pz1,P0d<P01の場合に該
当する。非反射望遠タイプの場合の測距エリアの選択
は、この第1表から行うことができる。 また、第2表は、射出瞳位置Pzと射出瞳内径P0′から
の軸上測距フレームでの測距エリアの選択テーブルの一
例を示す。上述の射出瞳P0b′は、Pz=Ps,P0b′=OsQ
s′の場合に該当し、射出瞳P0a′はPz3<Pz<Pz4,P03
<P0a′<P04′の場合、射出瞳P0c′はPz1<Pz<Pz2,P
01′<P0c′<P02′の場合、射出瞳P0d′はPz<Pz1,P
0d′<P01′の場合に該当する。反射望遠タイプの場
合、所定の射出瞳位置Pzにおいて、射出瞳外径P0から第
1表を用いて測距エリアの選択を行うと共に、射出瞳内
径P0′から第2表を用いて測距エリアの選択を行い、選
択した両者の共通の測距エリアを最終的に決定するもの
である。 第3表は、射出瞳位置Pzと変形射出瞳外径からの
軸外測距フレームでの測距エリアの選択テーブルの一例
である。変形射出瞳外径は、軸上(又は軸上近傍)
から見たときの射出瞳外径P0と、外像高補正データΔP0
と、一部瞳位置Pzに関連したボディ定数kとによって、
下式により近似的に決まる。 =P0−k・ΔP0 (0≦k≦1) ここで、第6図において、AF光束の主光線lpが光軸z
と交わる位置は、ほぼPz=Ps(AF瞳位置,定数)である
とすると、Pz=Ps近傍のときにk=0であり、これは、
主光軸zに対してAF光束がずれていないことを示し、最
もケラレやすい位置では、ΔP0の影響は無いことを示す
(第4図参照)。また、Pz≪Psのとき、あるいは、Pz≫
Psのとき、kは1に近付く。 一般に、軸外測距フレームのAF光束域AFPは、光軸z
からずれるため、kはk=0〜0.8当たりで変化するパ
ラメータである。k値自身の持つ意味は、光軸外にある
焦点検出光学系のAF光束域AFPと、AF瞳位置Psと大きく
異なっている射出瞳位置Pzでの射出瞳外径P0との余裕度
を考慮する際のΔP0の重み付けを変えるための係数であ
る。 このように定義された変形射出瞳外径は、軸外測
距フレームでのみ、測距エリアの判定に利用する。その
一例を表で示すと、第3表のようになる。第1表に示し
た軸上測距フレームでの測距エリアの選択と大きく異な
る点は、 射出瞳位置Pzの小さい撮影レンズに対しては、変形射
出瞳外径が大きくてもAF光束がケラレやすいこと。 また、射出瞳位置PzがAF瞳位置Psを大きく外れた撮影
レンズに対しても、第6図に示すようにAF光束が軸外に
大きく外れると共に、k値自身も大きくなるので、AF光
束がケラレやすくなるという点である。 軸外測距エリアを選択するための射出瞳内径P0′につ
いても、変形射出瞳内径′を、′=′+
k′・ΔP0′(0≦k′≦1)と定義して、上述の
′に置き換えれば、同様の議論ができる。第4表
は、射出瞳位置Pzと変形射出瞳内径′からの軸外測
距フレームでの測距エリアの選択テーブルの一例であ
る。 第9図は本発明を適用したカメラシステムの回路図で
ある。(DT)は焦点検出用の受光部であり、第2図の16
a,16b,16cで示されたCCD撮像素子列を有する。(IFC)
はインターフェイス回路であり、前記CCD撮像素子列の
動作制御を行うと共に、CCD撮像素子列から読み出され
た信号をA/D変換してデータバス(DBAF)を通じてマイ
コン(COM)に伝達する機能と、CCD撮像素子列の電荷蓄
積動作の終了をマイコン(COM)の割込入力端子(IN
T1)に伝達する機能等を有する。なお、CCD撮像素子列
への電荷蓄積時間は被写体の明るさをモニターする受光
部(図示せず)の出力によって制御される。 (MOAF)はAFのためのレンズ駆動用モータ、(MDA)
はモータ制御回路であり、マイコン(COM)の出力ポー
ト(p0),(p1)からの信号で正転、逆転、ブレーキ、
OFFの各制御を行う。(DPA)はマイコン(COM)の出力
ポート(p2),(p3)からの信号によりレンズの移動方
向と、合焦、焦点検出不可警告の各表示を行うための表
示部である。 (ENL)はレンズ駆動用モータ(MOAF)によるレンズ
駆動量(モータ回転量)をモニターするためのパルスを
出力するエンコーダであり、(ENAP)はレンズの絞り込
み量をモニターするためのパルスを出力するエンコーダ
である。(SEC)は出力ポート(p4)が“Low"レベルの
ときは、AF用のエンコーダ(ENL)からのパルスを、“H
igh"レベルのときは絞り用エンコーダ(ENAP)からのパ
ルスを、それぞれイベントカウンタ用の入力端子(CNT
R)に送出するためのデータセレクタである。マイコン
(COM)の内部にはイベントカウンタが設けられてお
り、イベントカウンタにはデータがプリセットされ、端
子(CNTR)へのパルス入力毎にイベントカウンタの内容
はダウンカウントされ、イベントカウンタの内容が0に
なると、割り込みが掛かる。 (S1)はレリーズボタン押下の1段目で閉成される測
光スイッチであり、この測光スイッチ(S1)の閉成信号
は、マイコン(COM)の割込入力端子(INT0)と入力ポ
ート(p5)へ入力される。(S2)はレリーズボタン押下
の2段目で閉成されるレリーズスイッチであり、このレ
リーズスイッチ(S2)の閉成信号は、入力ポート(p6
へ入力される。(S3)は露出制御動作の完了で閉成さ
れ、巻き上げ・チャージの完了で開放されるリセットス
イッチであり、このリセットスイッチ(S3)の閉成信号
は入力ポート(p7)へ入力される。 (GV)は電源回路であり、出力ポート(p8)から出力
される電源制御信号(PWC)が“Low"レベルのときに動
作する。この電源回路(GV)は、電源電池(BA)の出力
に基づいて高い電圧(HV)と低い電圧(LV)とを出力す
る。高い電圧(HV)は受光部(DT)とインターフェイス
回路(IFC)の電源となる。また、低い電圧(LV)は前
述の表示部(DPA)、エンコーダ(ENL),(ENAP)、デ
ータセレクタ(SEC)、及び、後述のフィルム感度読取
回路(ISD)、レンズ回路(LEC)、測光及びA/D変換回
路(MEC)、デコーダ・ドライバー(DDR)の電源とな
り、モータ制御回路(MDA),(MDF)、表示部(DS
P)、マイコン(COM)は電源電池(BA)から電源ライン
(EV)を介して直接給電を受ける。 (ISD)はフィルム感度読取回路であり、フィルム容
器上のフィルム感度を示すISOデータを読み取り、出力
ポート(p9)からのフィルム感度読取回路選択信号(CS
IS)が“Low"レベルになると、マイコン(COM)からの
シリアル・クロック(SCK)に同期してフィルム感度デ
ータをシリアル入力端子(SIN)へシリアルに送出す
る。(LEC)は交換レンズ内に設けられたレンズ回路で
ある。このレンズ回路(LEC)は、例えば、特開昭59−1
40408号公報に開示されている回路構成となっており、
出力ポート(p10)からのレンズ回路選択信号(CSL)が
“Low"レベルになると、シリアル・クロック(SCK)に
同期してレンズ回路(LEC)内のROMに記憶されている種
々のデータをシリアル入力端子(SIN)へシリアルに送
出する。ここで、レンズ回路(LEC)内のROMに固定記憶
されているデータを、固定焦点レンズとズームレンズと
に分けて説明する。 第5表は固定焦点レンズ、第6表はズームレンズの場
合のレンズ内ROMの記憶内容をそれぞれ示している。ア
ドレス01にはすべてのレンズに共通のデータが装着信号
(ICP)として固定記憶されている。アドレス02には開
放絞り値(Avo)、アドレス03には最大絞り値(Avmax)
が固定記憶されている。ズーミングによって絞り値の変
化するズームレンズの場合には、最短焦点距離での絞り
値が固定記憶されている。また、反射望遠レンズの場
合、絞りは固定なので、Avo=Avmaxとなっている。固定
焦点レンズの場合にはアドレス04、ズームレンズの場合
にはアドレス10〜1Fに焦点距離(f)のデータが記憶さ
れている。なお、ズームレンズの場合の10以上のアドレ
スにおける下位4ビット0〜Fはズーミングに応じてズ
ームエンコーダから得られる信号でアドレス指定され
る。アドレス05又はアドレス20〜2Fにはデフォーカス量
をレンズ駆動用モータ(MOAF)の駆動量に変換する係数
(K)が記憶されている。アドレス06又はアドレス30〜
3Fにはズーミングに伴う絞り変化量(ΔAv)のデータが
記憶されており、固定焦点レンズの場合、ΔAv=0とな
っている。アドレス07又はアドレス40〜4Fには射出瞳位
置(Pz)のデータ、アドレス08又はアドレス50〜5Fには
射出瞳外径(P0)のデータが記憶されている。アドレス
09には射出瞳内径(P0′)のデータが記憶されており、
反射望遠レンズ以外のレンズではP0′=0となってい
る。アドレス0A又はアドレス60〜6Fには、外像高補正デ
ータΔP0が記憶され、アドレス0Bには内像高補正データ
ΔP0′が記憶され、反射望遠レンズ以外のレンズでは、
内像高補正データΔP0′=0となっている。 (DSP)は表示回路であり、マイコン(COM)から送ら
れて来る表示データに基づく表示を行う。(MEC)は測
光及びA/D変換回路であり、電源回路(GV)からの低い
電圧(LV)の電源供給が開始されると、測光動作を開始
し、出力ポート(p12)からのA/D変換許可信号(ADEN)
が“Low"レベルになると、A/D変換が一定周期で繰り返
される。そして、出力ポート(p11)からの測光及びA/D
変換回路選択信号(CSME)が“Low"レベルになると、A/
D変換されてラッチされているデータがシリアル・クロ
ック(SCK)に同期してマイコン(COM)へ送り出され
る。(DDR)は負荷駆動回路であり、マイコン(COM)か
らデータバス(DBDR)を通じて送られてくるデータをデ
コードし、デコード結果に応じた負荷を駆動する。負荷
としては、レリーズ用マグネット(RLM)、絞り制御用
マグネット(APM)、先幕制御用マグネット(1CM)、後
幕制御用マグネット(2CM)、フィルム送り及び露出制
御機構のチャージ用モータ(MOCH)及びそのドライバー
(MDF)がある。Xは発振器である。 以下、第10図乃至第16図のフローチャートに基づい
て、このカメラシステムの動作を説明する。以下の説明
において、記号“#”はプログラムのステップ番号を意
味するものとする。レリーズボタンが操作されると、そ
の1段目押下で測光スイッチ(S1)が閉成され、割込入
力端子(INT0)に割込信号が入力され、マイコン(CO
M)は、第10図の割込ルーチンINT0からの動作を開始す
る。まず、出力ポート(p8)から出力される電源制御信
号(PWC)を“Low"レベルにして、電源回路(GV)を動
作させる(#1)。次に、インターフェイス回路(IF
C)、表示回路(DSP)、測光及びA/D変換回路(MEC)へ
基準クロック(CKOUT)を出力し、CCDに蓄積されている
電荷を掃き出すCCDイニシャライズ動作を行う(#2,#
3)。次に、CCDの電荷蓄積動作をスタートさせ、電荷
蓄積動作の終了時に割込入力端子(INT1)への割込信号
を受付可とし、出力ポート(p12)からのA/D変換許可信
号(ADEN)を“Low"レベルとし、測光値をA/D変換させ
る(#4,#5,#6)。 次に、測光ルーチンに移行して、交換レンズからレン
ズデータを、フィルム容器からフィルム感度データ(IS
Oデータ)をそれぞれ入力する(#7,#8)。次に、フ
ラグIFF1,IFF2の状態を判別する。IFF1は合焦状態に達
すると1にセットされるフラグであり、IFF2は合焦状態
に達した後に測光データを取り込むとセットされるフラ
グである。したがって、合焦していないとき又は合焦し
ていても測光データが取り込まれていないときには、測
光データを取り込み、合焦後にデータを取り込んだとき
にはフラグIFF2に1をセットし、演算ルーチンに移行す
る。また、フラグIFF1,IFF2が共に1である場合には、
測光データを入力することなく、そのまま演算ルーチン
に移行する(#9〜#13)。 演算ルーチンでは、まず、#14のステップでレンズの
装着信号ICPが入力されているかどうかを判別し、入力
されていれば#15、入力されていなければ#16のステッ
プに移行する。#15のステップでは開放絞り値Avoと最
大絞り値Avmaxとが等しい(Avo=Avmax)かどうかの判
別を行い、反射望遠レンズならばAvo=Avmaxなので#1
6、Avo≠Avmaxならば通常の交換レンズなので#19のス
テップに移行する。まず、レンズが未装着の場合と、反
射望遠レンズが装着されている場合には、当然のことな
がら、絞り制御は不可能であり、絞りは固定と見なさざ
るを得ない。そこで、#16のステップでは、(測光デー
タ)=Bv−Av(Bvは被写体輝度,Avは固定絞り値)にフ
ィルム感度を示すISO値Svを加算することにより露出時
間Tvを算出する。そして、#17のステップでレンズ装着
の有無を判別して、レンズが装着されていないときに
は、#18のステップで露出時間を表示し、F値は警告表
示(例えば、“−−”)とする。一方、レンズが装着さ
れていれば、反射望遠レンズであり、演算された露出時
間Tvと固定の絞り値(開放絞り値Avo=最大絞り値Avma
x)とを#21のステップで表示する。#15のステップで
反射望遠レンズでないことが判別されると、#19のステ
ップで(測光データ)=Bv−(Avo+ΔAv)に、Avo+Δ
Av+Svを加算して露出値Evを算出し、この露出値Evに基
づいてプログラム露出演算(#20)を行うことで絞り値
Av及び露出時間Tvを算出し、これを表示する(#21)。 以上の動作が終了すると、フラグAEFに1をセットす
る。このフラグは露出演算が終了すると1にセットされ
るフラグである。次に、フラグCFの状態を判別して、CF
=1ならばAFルーチンに移行する。このフラグCFは、測
光ルーチンや演算ルーチンの動作中にCCDの電荷蓄積動
作が終了した際に、露出演算が1回も終了していなけれ
ば、とりあえず、CCDからのデータを取り込んだ後に残
りの露出演算を行って、次に、このステップからAFルー
チンに移行するために設けられている。 #24のステップではレリーズスイッチ(S2)が閉成さ
れているかどうか、#25のステップでは合焦後の測光デ
ータで露出制御値が算出されているかどうかを判別し、
いずれの条件も整っていれば露出ルーチンに移行し、露
出制御動作を行う。一方、条件が整っていなければ、#
251のステップで測光スイッチ(S1)が閉成されている
かどうかを判別し、閉成されていれば、測光ルーチンに
戻り、閉成されていなければストップルーチンの動作を
行う。 ストップルーチンでは、まず、すべてのフラグをリセ
ットし、出力ポート(p4)を“Low"レベルとし、表示を
OFF(何も表示しない状態)とするデータを表示回路(D
SP)に送り、モータ(MOAF)を停止させ、基準クロック
(CKOUT)の出力を停止し、電源回路(GV)を不作動と
し、信号(ADEN)を“High"レベルとしてA/D変換を不可
とし、マイコン(COM)は動作を停止する(#26〜#3
2)。 次に、AFルーチンの動作を第11図を用いて説明する。
CCDの蓄積動作が終了すると、インターフェイス回路(I
FC)から割込入力端子(INT1)に割込入力信号が入力さ
れて、#39からの動作を行う。まず、#39のステップで
交換レンズが装着されているかどうかを判別し、装着さ
れていれば、#40のステップへ、未装着ならば、後述す
る#51からの動作に移行し、CCDからのデータの取り込
みや焦点検出、レンズ駆動動作等は行わない。#40のス
テップでは、受光部(DT)から出力される3列のCCDに
対応したアナログ信号をインターフェイス回路(IFC)
において順次A/D変換して、マイコン(COM)に取り込
む。そして、フラグCFに1をセットし、フラグAEFが1
にセットされているかどうかを判別して、フラグAEFが
0になっていれば、1回目の測光ルーチン及び演算ルー
チンが終了していないので、戻り番地(INT1の割込がか
かったときの実行ステップ)へ戻る。そして、測光ルー
チン及び演算ルーチンが終了したときに、#23のステッ
プでCF=1が判別されてAFルーチンに戻る。#42のステ
ップでAEF=1ならば、CCDデータの取り込みが終了する
と直ちにAFルーチンに移行する。 AFルーチンでは、まず、フラグCFに0をセットし、第
13図に示すサブルーチンSUB1に移行する。このサブルー
チンSUB1では、射出瞳位置Pzと射出瞳外径P0とに基づい
て、軸上測距フレームAの中で焦点検出可能な測距エリ
アを選択する。次に、#44のステップでレンズからの射
出瞳外径P0と外像高補正データΔP0及びカメラボディの
定数kから軸外測距フレームB,Cに対する変形射出瞳外
を算出する。次に、第14図に示すサブルーチンSU
B2に移行し、射出瞳位置Pzと変形射出瞳外径とに基
づいて軸外測距フレームB,Cのうちで、焦点検出可能な
測距エリアを選択する。次に、#45のステップで射出瞳
内径P0′=0かどうかを判別し、P0′=0ならば通常の
レンズであり、直ちに#47のステップに移行する。一
方、P0′≠0ならば反射望遠レンズであり、第15図に示
すサブルーチンSUB3に移行する。サブルーチンSUB3では
射出瞳位置Pzのデータと、射出瞳内径P0′のデータに基
づいて、軸上測距フレームAのうちで、焦点検出可能な
測距エリアを選択し、サブルーチンSUB1で選択されてい
て、しかも、このサブルーチンSUB3でも選択される測距
エリアを最終的に決定する。次に、#46のステップでレ
ンズからの射出瞳内径P0′と内像高補正データΔP0′及
びカメラボディの定数k′から変形射出瞳内径′を
算出する。次に、第16図に示すサブルーチンSUB4に移行
し、射出瞳位置Pzと変形射出瞳内径′とから軸外測
距フレームB,Cのうちで検出可能な測距エリアを選択
し、サブルーチンSUB2で選択されていて、しかも、この
サブルーチンSUB4でも選択される測距エリアを最終的に
決定する。 #47のステップでは、射出瞳に関するデータPz,P0,
P0′,0,′に基づいて選択された測距エリアが全
くないかどうかを判別し、全くなければ焦点検出は行わ
ずに#51のステップに移行する。一方、1つでも選択さ
れた測距エリアがあれば、選択されている測距エリア毎
の焦点検出(デフォーカス量の検出)を行う(#48)。
そして、各測距エリア毎に信頼性のあるデータが得られ
ているかどうかを判別し、すべて信頼性のないデータで
あれば、#51のステップに移行する(#49,#50)。#5
1のステップではフラグIFF2を1にセットする。これ
は、焦点検出不可のときには合焦してもしなくても露出
制御動作が行えるようにするためである。そして、検出
が不可能であることの警告表示を行い、CCDの蓄積動作
をスタートし、INT1の割込を可として、測光ルーチン及
び演算ルーチン中の戻り番地へ戻る。 #50のステップで1つでも信頼性のあるデータが得ら
れていることが判別されると、#60のステップに移行し
て、統計処理を行う。この統計処理としては、例えば最
も後ピンの信号を採用するとか、複数のデータが所定の
デフォーカス量以内のときには、この複数の被写体が焦
点深度内に入るようなデフォーカス量を採用する等の処
理がある。そして、統計処理によって求まったデフォー
カス量が合焦領域内かどうかを判別して合焦領域外なら
#62、合焦領域内ならば#70のステップに移行する。#
62のステップではデフォーカス方向を表示し、デフォー
カス量に変換係数(K)を掛けて、レンズ駆動用モータ
(MOAF)の駆動量を演算し(#63)、この駆動量をイベ
ントカウンタ(EVC)にプリセットする(#64)。そし
て、イベントカウンタの割込を可とし(#65)、レンズ
駆動用モータ(MOAF)を動作させる(#66)。そして、
測光ルーチン及び演算ルーチンの戻り番地へ戻る。以
後、レンズを駆動しつつ、測光ルーチン及び演算ルーチ
ンを繰り返す。また、レンズ駆動量をモニターするエン
コーダ(ENL)からのパルスが、セレクタ(SEC)を介し
て端子(CNTR)からイベントカウンタに入力され、イベ
ントカウンタの内容は減算されて行く。 イベントカウンタの内容が0になると、イベントカウ
ンタによる割込(EVC割込)がかかり、第12図の#100の
ステップからの動作を行う。#100のステップでは、AF
動作中かどうかを判別し、この場合にはAF動作中なの
で、#101のステップに移行し、モータ(MOAF)を停止
させ、確認のための焦点検出を行うために、CCDの蓄積
動作をスタートさせ(#102)、割込入力端子INT1から
の割込を可(#103)とした後に、#7のステップから
の測光ルーチンに移行する。なお、#104のステップに
ついては後述する。 第11図のフローにおいて、#61のステップで合焦であ
ることが判別されると、#70のステップに移行し、合焦
表示を行う。そして、#71のステップでフラグIFF1に1
をセットして、#7のステップからの測光ルーチンに移
行する。したがって、合焦状態が確認できると、以後、
測光スイッチ(S1)が閉成されている限り、焦点検出及
びレンズ駆動は行われない。 第10図の#24のステップで、レリーズスイッチ(S2
が閉成され、#25のステップでフラグIFF2に1がセット
されていると、第12図の露出制御ルーチンに移行する。
まず、#75のステップでAF表示をOFFし、#76のステッ
プでレリーズマグネット(RLM)を動作させて、露出制
御機構の動作をスタートさせる。そして、交換レンズの
装着の有無と反射望遠レンズが装着されているかどうか
を判別(#77,#78)し、レンズ未装着又は反射望遠レ
ンズが装着されている際には、#83のステップに移行
し、絞り込み制御動作は行わない。一方、通常のレンズ
が装着されていれば、まず、#79のステップで制御絞り
値(Av)が開放絞り値(Avo)と等しいかどうかを判別
し、Av=Avoならば同様に、#83のステップに移行す
る。一方、Av≠Avoならば、絞り込み段数(Av−Avo)を
イベントカウンタ(EVC)にセットし、ポート(p4)を
“High"レベルにして、絞り込み量をモニターするエン
コーダ(ENAP)からのパルスがセレクタ(SEC)から出
力されるようにする(#80,#81,#82)。そして、#8
3,#84のステップで一定時間を待つ。この間に絞り込み
動作が行われ、イベントカウンタの割込がかかると、#
104のステップで絞りマグネット(APM)を動作させて絞
り込みを停止させる。そして、一定時間が経過すると、
反射ミラーの上昇が完了しており、先幕マグネット(1C
M)を動作させて、先幕の走行を開始させ、露出時間の
カウントを行う(#85,#86)。カウントが終了する
と、後幕マグネット(2CM)を動作させ、後幕の走行を
開始させる(#87)。そして、後幕の走行が完了してリ
セットスイッチ(S3)がONになるのを待つ(#88)。リ
セットスイッチ(S3)がONになると、チャージ用のモー
タ(MOCH)を動作させてフィルムの巻き上げと露出制御
機構のチャージを行わせ、この動作が完了してリセット
スイッチ(S3)がOFFになるのを待つ(#89,#90)。そ
して、リセットスイッチ(S3)がOFFになると、レリー
ズボタンから指が離され、測光スイッチ(S1)がOFFに
なるのを待つ(#91)。測光スイッチ(S1)がOFFにな
ると、ストップルーチンの動作を行って、次に測光スイ
ッチ(S1)がONになって、マイコン(COM)が起動され
るまで動作を停止する。 第11図に示したサブルーチンSUB1,SUB2,SUB3,SUB4の
具体的な内容を第13図、第14図、第15図、第16図にそれ
ぞれ示す。第13図のサブルーチンSUB1では、第1表に従
った射出瞳位置Pzと射出瞳外径P0による軸上測距フレー
ムAの中から測距エリアを選択する。まず、#110のス
テップでP0<P01を判別し、P0<P01の場合には、検出可
能な測距フレームが無く、#128のステップに移行す
る。一方、P0≧P01ならば、次に#111のステップでP0
P02を判別し、P02>P0≧P01ならば、#112のステップで
Y11をアドレスに設定する。以下、同様に、#113のステ
ップでP03>P0≧P02ならば、#114のステップでY12をア
ドレスに設定し、#115のステップでP04>P0≧P03なら
ば、#116のステップでY13をアドレスに設定し、#115
のステップでP0≧P04ならば、#117のステップでY14
アドレスに設定する。 次に、射出瞳位置Pzについても、第1表に従った同様
の判別を行い、#118のステップでPz≧Pz4ならば、#12
8のステップに移行し、#118のステップでPz4>Pz≧Pz3
ならば、#120のステップでX14をアドレスに設定し、#
121のステップでPz3>Pz≧Pz2ならば、#122のステップ
でX13をアドレスに設定し、#123のステップでPz2>Pz
≧Pz1ならば、#124のステップでX12をアドレスに設定
し、#123のステップでPz1>Pzならば、#125のステッ
プでX11をアドレスに設定する。これによって、第1表
の中のどの位置かがアドレスデータ(X1i,Y1i)で設定
できる状態となり、このアドレスデータ(X1i,Y1i)で
第1表が記憶されているROMテーブルを指定し、そこに
記憶されている焦点検出可能な測距エリアのデータをレ
ジスタERARに設定する。このデータは測距エリアI〜IV
に対応した4ビットのデータとなっており、焦点検出可
能な測距エリアに対応したビットは1、焦点検出不可能
な測距エリアに対応したビットは0となっている。した
がって、例えばアドレスデータ(X11,Y11)が指定され
ると、“0001"又は“0011"のデータ、アドレスデータ
(X14,Y13)が指定されると、“0001"又は“1001"のデ
ータ、アドレスデータ(X11,Y14)が指定されると、“1
111"のデータがそれぞれレジスタERARに設定される。ま
た、#128のステップでは、焦点検出可能な測距エリア
が無いので、レジスタERARには“0000"が設定される。 第14図のサブルーチンSUB2では、第3表に従って、射
出瞳位置Pzと変形射出瞳外径とから軸外測距フレー
ムB,Cのうちで焦点検出可能な測距エリアを選択するフ
ローである。第13図のサブルーチンSUB1と同様に、#13
0のステップで01のとき、又は、#138のステッ
プでPz≧Pz4のときは焦点検出可能な測距エリアは無い
ので、レジスタERBCRに“0000"を設定する。さらに、#
131のステップで0102ならば、#132のステ
ップでY21をアドレスに設定し、#133のステップで02
03ならば、#134のステップでY22をアドレス
に設定し、#135のステップで0304なら
ば、#136のステップでY23をアドレスに設定し、#135
のステップで04ならば、#137のステップでY24
をアドレスに設定する。さらに、#139のステップでPz3
≦Pz<Pz4ならば、#140のステップでX24をアドレスに
設定し、#141のステップでPz2≦Pz<Pz3ならば、#142
のステップでX23をアドレスに設定し、#143のステップ
でPz1≦Pz<Pz2ならば、#144のステップでX22をアドレ
スに設定し、#143のステップでPz1>Pzならば、#145
のステップでX21をアドレスに設定する。そして、設定
されたアドレス(X2i,Y2i)でROMテーブルを指定し、そ
のアドレスに記憶されているデータをレジスタERBCRに
設定する。 第15図に示すサブルーチンSUB3では、第2表に従っ
て、射出瞳位置Pzと射出瞳内径P0′とから軸上測距フレ
ームAのうちで焦点検出可能な測距エリアを選択し、最
終的には、射出瞳外径P0と射出瞳内径P0′の両方から決
まる軸上測距フレームAで焦点検出可能な測距エリアを
選択する。まず、第2表に従って、第13図、第14図のサ
ブルーチンSUB1,SUB2と同様に、アドレスデータ(X3i,Y
3i)を設定する(#151〜#166)。そして、このアドレ
スデータ(X3i,Y3i)でROMテーブルを指定し、そのアド
レスに記憶されているデータを読み出す。そして、この
データと既にサブルーチンSUB1でレジスタERARに設定さ
れているデータとの論理積を各ビット毎に取り、この結
果をレジスタERARに設定する。これによって、一方で選
択され、その測距エリアに対応するビットが1であって
も他方が0ならばそのビットは0となり、射出瞳外径
P0、射出瞳内径P0′の両方から決まる測距エリアがレジ
スタERARに設定されることになる。なお、P0′≧P04
又はPz<Pz1のときには、焦点検出可能な測距エリアは
無いので、レジスタERARには“0000"が設定される。 第16図のサブルーチンSUB4では、第4表に従って、射
出瞳位置Pzと変形射出瞳内径′とから軸外測距フレ
ームB,Cのうちで、焦点検出可能な測距エリアを選択
し、最終的には変形射出瞳外径と変形射出瞳内径
′の両方から、軸外測距フレームB,Cで焦点検出可能
な測距エリアを選択する。まず、第13図乃至第15図のサ
ブルーチンSUB1〜SUB3と同様に、アドレスデータ(X4i,
Y4i)を′,Pzの大きさに応じて設定し、このアドレ
スデータ(X4i,Y4i)でROMテーブルを指定し、このアド
レスに記憶されているデータを読み出す。そして、この
データと既にサブルーチンSUB2でレジスタERBCRに設定
されているデータとの論理積を各ビット毎に取り、この
結果をレジスタERBCRに設定することで、最終的に焦点
検出可能な測距エリアの設定を行う。なお、′≧
03′のときには、焦点検出可能な測距エリアは無いの
で、レジスタERBCRには“0000"を設定する。 以上の実施例にあっては、測距フレームとして軸上測
距フレームAと軸外測距フレームB,Cとを備え、各測距
フレームA,B,Cをそれぞれ測距エリアI〜IVに領域分け
しているが、測距フレームは、例えば、測距フレームA,
Bだけ、測距フレームA,Cだけとしても良い。また、測距
フレームAだけとして、測距フレームAの中を実施例の
ように領域分けしても良い。或いは、3つの測距フレー
ムA,B,Cを設けて、測距フレームAの中を領域分けし
て、測距フレームB,Cの中は領域分けしないように構成
しても良い。 露出制御モードとしては、Pモード(プログラム露出
モード)だけを示しているが、Aモード(絞り優先AEモ
ード)、Sモード(シャッター速度優先AEモード)、M
モード(マニュアルモード)のときにも、反射望遠レン
ズが装着されているときは通常のレンズとは異なる対応
が必要である。すなわち、Aモードのときは、Pモード
のときと同様に固定の絞りに対して自動設定される露出
時間となり、Sモードや、Mモードでは、固定の絞りと
設定された露出時間となる。 以上の実施例の説明においては、交換レンズの光学系
の変化に連動して射出瞳径のデータを変更する例とし
て、ズームレンズの場合にズーミングに連動して射出瞳
径のデータを変更する例を示したが、このほかに、レン
ズの繰り出し・繰り込みによる光学系の変化に応じて射
出瞳径のデータを変更するように構成しても良い。 (発明の効果) 本発明に係る交換レンズ群にあっては、カメラボディ
の機能向上とレンズ群の充実に不可欠な射出瞳径に関す
るデータ及び射出瞳位置のデータが固定記憶されてお
り、必要なデータを別のデータで代用するということを
していないので、カメラボディの予定している機能が充
分に発揮できるかどうかを前以て正確に把握することが
できるという効果があり、しかも、カメラシステムの発
展性も確保できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の概略構成図、第2図は本発明の一実施
例に係る交換レンズ群と共に用いられる焦点検出装置の
斜視図、第3図は同上の要部構成を示す斜視図、第4図
は同上の交換レンズの射出瞳面の説明図、第5図は同上
の焦点検出装置における瞳関連定数の説明図、第6図は
同上に用いる軸外焦点検出光学系の説明図、第7図は同
上に用いる軸上焦点検出光学系の説明図、第8図は同上
に用いるCCD撮像素子列上の照度分布を示す図、第9図
は同上の交換レンズ群を用いたカメラシステムの回路
図、第10図乃至第16図は同上の動作説明のためのフロー
チャートである。 1は記憶手段、2は読取信号入力手段、3はデータ送出
手段、11A,11B,…は交換レンズである。
フロントページの続き (72)発明者 得丸 祥 大阪市東区安土町2丁目30番地 大阪国 際ビル ミノルタカメラ株式会社内 (72)発明者 石田 徳治 大阪市東区安土町2丁目30番地 大阪国 際ビル ミノルタカメラ株式会社内 (56)参考文献 特開 昭61−159611(JP,A) 特開 昭59−84228(JP,A) 特開 昭62−229213(JP,A) 実開 昭59−168713(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G02B 7/11 G03B 3/00 G03B 7/20

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.複数の交換レンズを含む交換レンズ群であって、す
    べての交換レンズは、夫々の交換レンズに固有のデータ
    を固定記憶した記憶手段と、カメラボディからの読取信
    号を入力する手段と、読取信号に基づいてカメラボディ
    へ記憶手段のデータを順次送出する手段とを夫々備え、
    記憶手段に固定記憶されたデータには、少なくとも射出
    瞳径に関するデータ及び射出瞳位置のデータが含まれる
    ことを特徴とする交換レンズ群。 2.射出瞳径に関するデータは、射出瞳外径と射出瞳内
    径のデータを含み、射出瞳内径のデータは、屈折型のレ
    ンズでは0であり、反射型のレンズではそのレンズに対
    応する0以外の所定値に対応するデータが記憶されてい
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の交換レ
    ンズ群。 3.複数の交換レンズの中には、光学系の状態が変化し
    得る交換レンズが含まれ、該交換レンズには、光学系の
    状態を示すデータを出力する手段が更に設けられ、該交
    換レンズの記憶手段には、光学系の状態に応じた射出瞳
    径及び射出瞳位置のデータが夫々記憶され、記憶手段の
    データを順次送出する手段は、光学系の状態を示すデー
    タに応じて選択された射出瞳径及び射出瞳位置のデータ
    を送出する手段としたことを特徴とする特許請求の範囲
    第1項記載の交換レンズ群。
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