JP2780022B2 - 油圧緩衝器 - Google Patents

油圧緩衝器

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JP2780022B2 JP63101574A JP10157488A JP2780022B2 JP 2780022 B2 JP2780022 B2 JP 2780022B2 JP 63101574 A JP63101574 A JP 63101574A JP 10157488 A JP10157488 A JP 10157488A JP 2780022 B2 JP2780022 B2 JP 2780022B2
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16FSPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
    • F16F9/00Springs, vibration-dampers, shock-absorbers, or similarly-constructed movement-dampers using a fluid or the equivalent as damping medium
    • F16F9/32Details
    • F16F9/3271Assembly or repair

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、ピストンロッドの軸芯内部に挿通された
ハーネスの一端側が上記ピストンロッドの上端外部に突
出するように形成されてなる油圧緩衝器に関する。
〔従来の技術〕
ピストンロッドの軸芯内部に挿通されたハーネスの一
端側が上記ピストンロッドの上端外部に突出するように
形成されてなる油圧緩衝器であって、上記ピストンロッ
ドの上端部分でハーネスを防水構造に保持する形態とし
ては、従来から、例えば、第2図に示すような構造が提
案されている。
即ち、シリンダ1内に出没されるピストンロッド2の
軸芯内部の透孔2a内に挿通されているハーネス3は、そ
の一端側が上記ピストンロッド2の上端外部に突出する
について、上記ピストンロッド2の上端からその近傍部
にかけての肉厚部を切り欠くようにして形成された切欠
部2bを挿通して、所謂横向きに突出している。
上記ハーネス3の他端側は、図示しないが、上記シリ
ンダ1内のピストン部等に配設されているコントロール
バルブのためのアクチュエータに接続されている。
また、上記ハーネス3の一端側が上記ピストンロッド
2の切欠部2bを挿通する際には、該挿通部分におけるハ
ーネス3の外周に、ゴムブッシュ4が介装される。
一方、上記ピストンロッド2の上端近傍部の下方に
は、カバーキャップ5が固定的に配設され、上記ピスト
ンロッド2の上端部には、取付アイ6の取り付け部6aが
螺着されている。
そして、上記カバーキャップ5と取付アイ6における
取り付け部6aとの間には、ゴムブーツ7が保護カバー態
様に配設されている。
尚、上記取り付け部6a下端には、ロックナット8が隣
接される。
また、上記カバーキャップ5には、カバー5aが垂設さ
れる。
それ故、上記したハーネス3の保持構造を備える従来
例としての油圧緩衝器によれば、ハーネス3のピストン
ロッド2上端部からの外部への取り出し部分がゴムブー
ツ7で覆われる状態になり、従って、上記取り出し部分
に泥等が付着される事態を未然に防止し得る。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記したハーネス3の保持構造を備え
る従来の油圧緩衝器にあっては、幾多の不都合がある。
即ち、該油圧緩衝器の製作にあっては、ピストンロッ
ド2には切欠部2bが形成されるが、該切欠部2bの加工作
業自体が容易でない上に、該切欠部2bの形成でピストン
ロッド2の弱体化、即ち、耐久性が低下される危惧があ
る。
また、該油圧緩衝器の組み立てにあっては、ゴムブー
ツ7にハーネス3を挿通した後に、取付アイ6を連設し
た取り付け部6aの締め付け、及びロックナット8の締め
付け、の各作業が行われることになり、該各作業が上記
ゴムブーツ7に邪魔されて、その作業性が悪くなる不都
合がある。
そして、該油圧緩衝器を実車へ装備した場合には、大
きい外圧、例えば、洗車の際の高圧噴射水の衝突等で、
ゴムブーツ7が簡単に変形してその所定の取付位置から
外れ、以降の保護カバー機能が期待できなくなる不都合
がある。
そこでこの発明は、前記した事情に鑑みて創案された
ものであって、その目的とするところは、ピストンロッ
ド等の強度部品の耐久性を低下させず、かつ、その組立
作業性を良好にし、しかも、実車へ装備した際にも所定
の機能を果たすようにしたハーネスの保持構造を備える
油圧緩衝器を提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するため、本発明の構成は、シリン
ダ内に出没されるピストンロッドの軸芯内部にハーネス
を挿通すると共に当該ハーネスを上記ピストンロッドの
上端開口を介して外部に突出させ、ピストンロッドの上
端部にカバーキャップを保持し、当該カバーキャップの
下端側にピストンロッドを覆うカバーを垂設し、更にカ
バーキャップの上端側に取付アイを連設したアイホルダ
の基端を溶着し、当該アイホルダに防水構造の下で上記
ハーネスを貫通させたことを特徴とするものである。
〔作用〕
カバーキャップは、ピストンロッドの上端部に螺装さ
れると共に、ロックナットの締付作業で固着される。
該締付作業は、カバーキャップにアイホルダが配設さ
れる前に行われる。
上記カバーキャップに、アイホルダが溶着される。
ただ、上記カバーキャップへのアイホルダの溶着前
に、ハーネスが該アイホルダを防水構造下で貫通され
る。
その後、上記カバーキャップにアイホルダが溶着され
る。
該アイホルダに連設されている取付アイが、実車の車
体側に連結される。
〔実施例〕
以下、図示した実施例に基いて、この発明を説明す
る。
第1図に示すように、この発明に係る油圧緩衝器は、
シリンダ1内に出没されるピストンロッド2の軸芯内部
を挿通するハーネス3を有してなり、該ハーネス3は、
その一端側が上記ピストンロッド2の上端開口(図示せ
ず)を介して外部に突出している。
即ち、前記従来例のように、切欠部2b(第2図参照)
を有していない。
それ故、上記ピストンロッド2の弱体化、即ち、耐久
性低下の危惧がない。
上記ハーネス3の他端側は、図示しないが、上記シリ
ンダ1内のピストン部等に配設されているコントロール
バルブのためのアクチュエータに接続されている。
上記ピストンロッド2の上端部には、カバーキャップ
5が螺着されるが、該カバーキャップ5の螺着にあって
は、ロックナット8が利用されて該カバーキャップ5の
上記ピストンロッド2の上端部への固着が図られる。
尚、上記ロックナット8の締付作業時には、カバーキ
ャップ5に他物たる後述するアイホルダ10が配設されて
いないので、その作業性の悪化の危惧がない。
上記カバーキャップ5の下端側には、カバー5aが垂設
され、該カバー5aは、前記ピストンロッド2の外周、及
び下方のシリンダ1の上端側を覆う。
一方、上記カバーキャップ5の上端側には、アイホル
ダ10が溶着される(図中、符号Sで示す部位参照)。
尚、上記溶着は、酸素溶接、アーク溶接等任意の手段
が選択され、また、その溶着形態も、シーム、スポット
等、任意である。
上記アイホルダ10は、この発明にあって、上方の取付
アイ11と、下方のカバー部12と、を有してなり、両部1
1,12が予め一体に形成されて強度部材とされている。
即ち、上記アイホルダ10を介して、該油圧緩衝器の車
輛への装備を可能にするのは勿論、後述するようにカバ
ー部12が外力で簡単に変形されないようにするためであ
る。
上記下方のカバー部12には、その肉厚を貫通するよう
透孔12aが穿設されていると共に、該透孔12aには、上記
カバー部12の外方から取出パイプ13が嵌装されている。
そして、該取出パイプ13内には、前記ハーネス3が挿
通され、該ハーネス3の一端側が上記カバー部12の外方
に延在される。
さらに、上記ハーネス3が上記取出パイプ13内を挿通
する部位の外周には、ゴムブッシュ4が介装される。
尚、前記上方の取付アイ11は、該油圧緩衝器が実車に
装備される際に、その上端の車輛の車体側への連結に利
用される。
それ故、以上のように構成されたハーネス3の取り出
し部構造によるときには、ピストンロッド2にハーネス
3の挿通用の切欠部等、強度低下に繋がる加工を必要に
ならない。
また、該油圧緩衝器の組み立てに際しても、ゴムブー
ツに代るアイホルダ10が所謂後付けとされ、カバーキャ
ップ5の螺装やロックナット8の締付作業が妨害しな
い。
そして、この発明に係るアイホルダ10は、そのカバー
部12がゴムブーツに比べて遥かに強度を有する保護カバ
ーとなる上に、溶着でカバーキャップ5に取り付けられ
るので、例えば、洗車の際の高圧噴射水の衝突等の比較
的大きい外圧の作用にも対抗でき、その後の取り外れの
危惧も生じない。
そしてまた、ハーネス3のカバー部12の貫通に際して
は、取出パイプ13内のゴムブッシュ4を貫通する状態に
なり、従って、上記カバー部12内に泥や水等が侵入され
ない。
〔発明の効果〕
本発明によれば、次の効果が得られる。
(1)ハーネスがピストンロッドの上端開口を介して外
部に突出しているから、ハーネスを取出す為の切欠部が
無く、これによりピストンロッドの弱体化、耐久性の低
下の防止が図れる。
(2)カバーキャップには強度のあるアイホルダが取付
けられ、このアイホルダをハーネスが貫通しているか
ら、アイホルダ自体が強度のある保護カバーとなり、洗
車の際の高圧噴射水等の大きい外圧に対向でき、破損し
たり、取り外れの危惧が無く、従ってハーネスのピスト
ンロッドからの取り出し部分に泥等が侵入するのが防止
できる。
(3)アイホルダの基端がカバーキャップに溶着されて
いるから、あらかじめハーネスをアイホルダに貫通さ
せ、その後にハーネスの位置合せをした上で溶接作業が
行なえるため、ハーネスがよじれるようなことを防止で
きる。
(4)カバーキャップとアイホルダとが別物品であり、
カバーキャップにそれぞれカバーとアイホルダを結合さ
せているため、アイホルダに関係なくカバー径を任意に
設定できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例に係る油圧緩衝器を一部破
断して示す部分正面図、第2図は従来の油圧緩衝器を第
1図と同様に示す部分正面図である。 〔符号の説明〕 1…シリンダ、2…ピストンロッド 3…ハーネス、5…カバーキャップ 10…アイホルダ、11…取付アイ 12…カバー部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シリンダ内に出没されるピストンロッドの
    軸芯内部にハーネスを挿通すると共に当該ハーネスを上
    記ピストンロッドの上端開口を介して外部に突出させ、
    ピストンロッドの上端部にカバーキャップを保持し、当
    該カバーキャップの下端側にピストンロッドを覆うカバ
    ーを垂設し、更にカバーキャップの上端側に取付アイを
    連設したアイホルダの基端を溶着し、当該アイホルダに
    防水構造の下で上記ハーネスを貫通させたことを特徴と
    する油圧緩衝器。
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