JP2774058B2 - 三階建ユニット建物 - Google Patents

三階建ユニット建物

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、戸建住宅に適用して
好適な三階建ユニット建物に関する。
【0002】
【従来の技術】建物の工業生産化率を高める一方式とし
て、ユニット建物の方式が知られている。ユニット建物
は、一棟の建物を、予めいくつかのユニットに分けて工
場生産し、これらを建築現場において施工・組立する方
式の建物である。ユニット建物を構成するユニットを工
法及び主要構造材料に着目して分類すれば、軸組工法が
適用されて組み立てられる鉄骨系のユニットと壁式工法
が適用されて組み立てられる木質系のユニットとが知ら
れている。すなわち、上記鉄骨系のユニットは、特開昭
54−93807号公報等に記載されているように、四
隅の鋼管柱の上下端間をそれぞれ形鋼梁で剛に結んで箱
形の鉄骨骨組とし、この鉄骨骨組に耐力を持たせたもの
であり、一方、木質系のユニットは、特開昭55−15
2236号公報等に記載されているように、木製の床枠
組及び壁枠組に構造用の面材を打ちつけて床パネル及び
壁パネルとし、これらの床パネル及び壁パネルを箱形構
造に組み上げて壁全体及び床全体に耐力性を持たせたも
のである。
【0003】ところで、従来においては、二階建のユニ
ット建物には、鉄骨系のユニットからなるものと木質系
のユニットからなるものとの2種類が存在するが、三階
建のユニット建物としては、耐火性と耐力性とに優れる
鉄骨系のユニットからなるものしか実用上存在していな
かった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、鉄骨系
のユニットは、材料費が高く、また、溶接等の煩雑で精
密な接合作業を伴うため、木質系のユニットに較べて、
コスト高になる傾向がある。まして、三階建鉄骨系ユニ
ット建物ともなると、鉄骨系のユニット数が増加するた
め、相応の価格で販売できず、このことが、三階建戸建
住宅の普及を妨げる一因となっていた。また、三階建ユ
ニット建物を鉄骨系のみに限るのでは、素材の多様化の
要請に反し、ひいては、素材に対する開発意欲の減退を
招いてしまう。一方、三階建戸建住宅に対しては、公共
性・密集性が薄いため、共同住宅、病院、寄宿舎等を用
途とする三階建の建物に対するような厳格な耐火構造基
準が法上要求されているわけではない。この発明は、上
述の事情に鑑みてなされたもので、地震力や風荷重、積
雪荷重等に対する耐力性を確実に維持したまま、低コス
トで生産できる三階建ユニット建物を提供することを目
的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明では、上枠、下枠及び縦枠が組
まれて壁枠組とされ、該壁枠組に構造用の面材が取着さ
れてなる壁パネルを、床パネルの側縁に沿って立設する
ことによりそれぞれ箱形に形成されてなる複数の木質系
の建物ユニットを水平方向及び垂直方向に相互に連結し
て完成される三階建ユニット建物に係り、該三階建ユニ
ット建物の壁部を構成する複数の上記壁パネルを、上階
の壁部か下階の壁部かに関係なく、いずれも略同一寸法
の壁厚に設定する一方、三階建ユニット建物の三階部分
の直下に相当する一階部分を構成する建物ユニットに組
み込まれる縦枠の総数を、上記三階部分を構成する建物
ユニットに組み込まれる縦枠の総数よりも大に設定する
こととした。
【0006】また、請求項2記載の発明では、上枠、下
枠及び縦枠が組まれて壁枠組とされ、該壁枠組に構造用
の面材が取着されてなる壁パネルを、床パネルの側縁に
沿って立設することによりそれぞれ箱形に形成された複
数の木質系の建物ユニットを水平方向及び垂直方向に相
互に連結して完成される三階建ユニット建物に係り、上
記建物ユニットの壁部を構成する複数の上記壁パネル
を、上階の壁部か下階の壁部かに関係なく、いずれも略
同一寸法の壁厚に設定する一方、上記三階建ユニット建
物の三階部分の直下に相当する一階部分を構成する建物
ユニットに組み込まれる縦枠には、上記三階部分を構成
する建物ユニットに組み込まれる縦枠よりも厚材を用い
ることとした。
【0007】
【作用】請求項1記載の発明の構成において、荷重負担
の最も大きな一階部分には、壁パネルに縦枠が多数組み
込まれた建物ユニットが配置されている。それ故、過度
の積雪荷重や風荷重、地震力等を受けても、建物が倒壊
する畏れはない。一方、一階部分の壁部を構成する壁パ
ネルの壁厚も、二階部分及び三階部分の壁部を構成する
壁パネルの壁厚と同厚に設定されている。それ故、建物
の一階部分についても、二階部分及び三階部分と同一の
室内内寸法を確保できる。このことは、三階建ユニット
建物における一階部分の室内内寸法を従来の二階建ユニ
ットにおける各階部分の室内内寸法と同一にできること
を意味し、従来の二階建ユニットと同一にすれば、室内
メニューの設計寸法を変えることなく、従来のものをそ
のまま使用できる。したがって、木質系三階建建物のユ
ニット化を実施しても、部品点数(部品の種類)の増加
を招かない。
【0008】加えて、この発明は、一階部分の壁パネル
を二階部分及び三階部分の壁パネルよりも厚壁とするこ
とにより必要な構造耐力を確保する趣旨ではない。した
がって、大径木から広幅の縦枠を製材する必要がなくな
るので、自然環境を破壊することなく、構造用木材の安
定した供給を持続できる。
【0009】また、請求項2記載の発明の構成におい
て、荷重負担の最も大きな一階部分には、壁パネルに通
常のものよりも厚材の縦枠が組み込まれた建物ユニット
が配置されている。それ故、請求項1記載の発明と同様
の効果を得ることができる。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照してこの発明の実施例につ
いて説明する。図1は、この発明の一実施例である三階
建ユニット建物の一階部屋部分を構成する建物ユニット
(以下、一階建物ユニットいう)を示す斜視図である。
同一階建物ユニット1は、壁式工法を適用して形成され
る木質系の居室ユニットであって、同図に示すように、
床パネル2の3つの側縁に沿って壁パネル3,3,…が
立設されて構成されている。
【0011】上記床パネル2は、床根太4,4,…と最
外縁の側根太5,5に直交してこれらの木口と突き付け
の状態で端根太6,6が釘打ちされて方形の枠組とさ
れ、さらに床根太4,4,…及び側根太5,5の相互間
に受け材7,7,…も取り付けられて床枠組が形成さ
れ、この床枠組の上面に構造用合板やパーティクルボー
ド等の面材8が、また、床枠組の下面に土台9,9,…
がそれぞれ取り付けられて構成されている。上記土台
9,9,…は、床パネル2の裏側において、基礎の直上
に配置されることになる側根太5や端根太6の下面に、
かつ、これらの根太5,6の長て方向に沿って当接され
て固定されており、一方の側縁部がこれらの根太5,6
の内面よりも床パネル2の内側へ突き出されている。各
土台9は、ユニット建物の組立・施工時、基礎の上面に
当接状態に載置されてアンカーボルトで締結固定され
る。
【0012】上記各壁パネル3は、縦枠10,10,…
の上端と下端とのそれぞれにおいてこれらの木口と突き
付けの状態で上枠11と下枠12とがそれぞれ釘打ちさ
れて壁枠組とされ、この壁枠組の内外面両側に石膏ボー
ドや木片セメント板等の面材13,13が取り付けら
れ、さらに、内部に断熱材が装填されて構成されてい
る。また、これらの壁パネル3には必要に応じ出入口や
窓等の開口部が形成されている。なお、木質系の二階建
ユニット建物用の構造材として従来から汎用されている
JAS寸法形式でいう204材(厚さ38mm、幅89
mm)が、この例の縦枠10,10,…にもそのまま用
いられている。しかしながら、上記各壁パネル3は、二
階建ユニット建物に適用される通常の壁パネルと較べれ
ば、多数の縦枠10,10,…によって構成されてお
り、これにより、構造耐力の強化が図られている。
【0013】図2は、一階建物ユニット1の接合部の構
造を示す断面図である。壁パネル3は、同図に示すよう
に、床パネル2に対し、下枠12において釘打ちされる
ことにより立設されている。なお、図1においては、壁
パネル3が床パネル2の三方の側縁に立設されてコの字
壁をなす一階建物ユニット1が示されているが、一階建
物ユニット1が建物のどの箇所を構成するかに応じて、
例えばL字壁をなす一階建物ユニット、二の字壁をなす
一階建物ユニットも形成される。
【0014】上枠11には、その直上に載置される二階
建物ユニットを固定するために用いられる複数個の上下
階接合ボルト14が、互いに所定の距離を隔て、かつ、
雄ねじ部を上方に向けて突出させた状態で植設されてい
る。一方、各土台9には、その長手方向に沿って、基礎
の上面から突出するアンカーボルトを挿通させるための
ボルト挿通孔15が複数穿設されている。
【0015】図3は、この例の三階建ユニット建物の二
階・三階部屋部分を構成する建物ユニット(以下、二階
三階建物ユニット、又は二階(三階)建物ユニット等と
いう)を示す斜視図である。この二階三階建物ユニット
16は、壁式工法を適用して形成される木質系のユニッ
トである点で、一階建物ユニット1と共通するが、壁パ
ネル17,17,…に対する縦枠(204材)10,1
0,…の総組込み数が、一階建物ユニット1に適用され
る壁パネル3,3,…のそれと較べれば、少ない点で、
一階建物ユニット1と相違している。壁パネル17,1
7,…に組み込まれる縦枠10,10,…の総数が、一
階建物ユニット1のそれに較べれば少ないとはいえ、二
階建ユニット建物に適用される通常の壁パネルに組み込
まれる縦枠の総数とは略同数に設定されていて、また、
壁パネルの厚みは、1階建物ユニットと二階三階建物ユ
ニット16とで同厚に設定されている。二階三階建物ユ
ニット16に加えられる荷重・外部応力は、二階建ユニ
ット建物の各建物ユニットに加えられる荷重・外部応力
と略同程度の大きさであるので、縦枠10,10,…の
総数を一階建物ユニット1のそれよりも少なくしても、
構造耐力上の支障は生じないのである。なお、二階三階
建物ユニット16において、一階建物ユニット1の土台
9に対応する部分は、頭つなぎ18,18,…と称さ
れ、各頭つなぎ18は、ユニット建物の組立・施工時、
対応する一階建物ユニット1の壁パネル3上面(上枠1
1)に当接されてボルトで接合される。
【0016】上記構成の一階建物ユニット1及び二階三
階建物ユニット16は、建物の工業生産化率を高めるた
めに、予め工場において、運搬可能な大きさの箱形のも
のとして生産され、建築現場に輸送されて、クレーンで
吊り上げられて施工・組立される。図4は、このように
して完成された三階建ユニット建物19を概略的に示
し、一階建物ユニット1,1,…は、基礎20の上にア
ンカーボルトで締結固定されていて、隣接する1階建物
ユニット1,1間同士は、図示せぬジョイントプレート
を介して相互に上枠−上枠間で接合されている。一階建
物ユニット1と二階建物ユニット16との接合は、図5
に示すように、二階建物ユニット16を一階建物ユニッ
ト1の上部に載置した際に、ボルト挿通孔15を経由し
て各頭つなぎ18の上面から突出する上枠11の各上下
階接合ボルト14にナット21を螺着することによりな
されている。二階建物ユニット16と三階建物ユニット
16との接合についても同様である。
【0017】このように上記構成によれば、荷重負担の
最も大きな一階部分には、縦枠が多数組み込まれた建物
ユニットが用いられているので、過度の積雪荷重や風荷
重、地震力等を受けても、建物が倒壊する畏れはない。
一方、一階部分の壁部を構成する壁パネル3の壁厚も、
二階部分及び三階部分の壁部を構成する壁パネル17の
壁厚と同厚に設定されているので、建物の一階部分につ
いても、二階部分及び三階部分と同一の室内内寸法を確
保できる。このことは、三階建ユニット建物19におけ
る一階部分の室内内寸法が従来の二階建ユニットにおけ
る各階部分の室内内寸法と同一であることを意味し、そ
れ故、室内メニューの設計寸法を変えることなく、従来
のものをそのまま使用できる。したがって、木質系三階
建建物のユニット化を実施しても、部品点数(部品の種
類)の増加を招かない。
【0018】加えて、一階建物ユニット1に組み込まれ
る縦枠10には、JAS寸法形式でいう206材(厚さ
38mm、幅140mm)、208材(厚さ38mm、
幅184mm)、406材(厚さ89mm、幅140m
m)、及び408材(厚さ89mm、幅184mm)等
の厚材を用いないので、大径木から広幅の縦枠を製材す
る必要がなくなるので、自然環境を破壊することなく、
構造用木材の安定した供給を持続できる。
【0019】以上、この発明の実施例を図面により詳述
してきたが、具体的な構成はこの実施例に限られるもの
ではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変
更等があってもこの発明に含まれる。また、上述の実施
例においては、建物の二階部分を構成する二階建物ユニ
ットを三階建物ユニットと同一構成としたが、一階建物
ユニットと同一構成にしても良い。このようにすれば、
耐力性が一段と強化される。
【0020】また、上述の実施例においては、荷重負担
の最も大きな一階部分には、汎用の縦枠材(204材)
を多数組み込んで壁パネルを構成するようにした場合に
ついて述べたが、これに代えて、縦枠の総組込み数は、
二階三階建物ユニットのそれと略同数とする一方、例え
ば、JAS寸法形式でいう304材(厚さ64mm、幅
89mm)、404材(厚さ89mm、幅89mm)等
の厚材を縦枠として用いるようにしても、壁厚に変化を
生じさせず、上述の実施例と同様の効果を得ることがで
きる。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の構成に
よれば、荷重負担の最も大きな一階部分には、縦枠が多
数組み込まれた建物ユニット(又は、厚材の縦枠が組み
込まれた建物ユニット)が配置されるので、過度の積雪
荷重や風荷重、地震力等を受けても、建物が倒壊する畏
れはない。一方、一階部分の壁部を構成する壁パネルの
壁厚も、二階部分及び三階部分の壁部を構成する壁パネ
ルの壁厚と同厚に設定されているので、建物の一階部分
についても、二階部分及び三階部分と同一の室内内寸法
を確保できる。このことは、三階建ユニット建物におけ
る一階部分の室内内寸法を従来の二階建ユニットにおけ
る各階部分の室内内寸法と同一に設定できることを意味
し、従来の二階建ユニットと同一にすれば、室内メニュ
ーの設計寸法を変えることなく、従来のものをそのまま
使用できる。したがって、木質系三階建建物のユニット
化を実施しても、部品点数(部品の種類)の増加を招か
ない。
【0022】加えて、この発明は、一階部分を構成する
建物ユニットの壁パネルを二階部分及び三階部分を構成
する建物ユニットの壁パネルよりも厚壁とすることによ
り必要な構造耐力を確保する趣旨ではない。したがっ
て、大径木から広幅の縦枠を製材する必要がなくなるの
で、自然環境を破壊することなく、構造用木材の安定し
た供給を持続できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例である三階建ユニット建物
の一階部屋部分を構成する一階建物ユニットを示す斜視
図である。
【図2】同一階建物ユニットの接合部の構造を示す断面
図である。
【図3】同三階建ユニット建物の二階・三階部屋部分を
構成する二階三階建物ユニットを示す斜視図である。
【図4】同三階建ユニット建物を概略的に示す図であ
る。
【図5】同三階建ユニット建物の接合部の構造を示す断
面図である。
【符号の説明】
1 一階建物ユニット(木質系の建物ユニット) 2 床パネル 3 壁パネル 10 縦枠 11 上枠 12 下枠 13 面材 16 二階三階建物ユニット 19 三階建ユニット建物

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上枠、下枠及び縦枠が組まれて壁枠組と
    され、該壁枠組に構造用の面材が取着されてなる壁パネ
    ルを、床パネルの側縁に沿って立設することによりそれ
    ぞれ箱形に形成されてなる複数の木質系の建物ユニット
    を水平方向及び垂直方向に相互に連結して完成される三
    階建ユニット建物において、 該三階建ユニット建物の壁部を構成する複数の前記壁パ
    ネルは、上階にあると下階にあるとに関係なく、壁厚が
    いずれも略同一寸法に設定されている一方、前記三階建
    ユニット建物の三階部分の直下に相当する一階部分を構
    成する建物ユニットに組み込まれる縦枠の総数が、前記
    三階部分を構成する建物ユニットに組み込まれる縦枠の
    総数よりも大に設定されていることを特徴とする三階建
    ユニット建物。
  2. 【請求項2】 上枠、下枠及び縦枠が組まれて壁枠組と
    され、該壁枠組に構造用の面材が取着されてなる壁パネ
    ルを、床パネルの側縁に沿って立設することによりそれ
    ぞれ箱形に形成された複数の木質系の建物ユニットを水
    平方向及び垂直方向に相互に連結して完成される三階建
    ユニット建物において、 前記建物ユニットの壁部を構成する複数の前記壁パネル
    は、上階にあると下階にあるとに関係なく、壁厚がいず
    れも略同一寸法に設定されている一方、前記三階建ユニ
    ット建物の三階部分の直下に相当する一階部分を構成す
    る建物ユニットに組み込まれる縦枠には、前記三階部分
    を構成する建物ユニットに組み込まれる縦枠よりも厚材
    が用いられていることを特徴とする三階建ユニット建
    物。
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