JP2770192B2 - X線ディジタル・サブトラクション装置 - Google Patents

X線ディジタル・サブトラクション装置

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JP2770192B2
JP2770192B2 JP1189357A JP18935789A JP2770192B2 JP 2770192 B2 JP2770192 B2 JP 2770192B2 JP 1189357 A JP1189357 A JP 1189357A JP 18935789 A JP18935789 A JP 18935789A JP 2770192 B2 JP2770192 B2 JP 2770192B2
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和弘 宇津山
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  • Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)
  • Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)
  • Closed-Circuit Television Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明はX線撮影の分野で利用される。
本発明はX線ディジタル・サブトラクション装置に関
し、詳しくはX線ディジタル・サブトラクション・アン
ギオグラフィ(DSAないし血管造影技術)において、と
くに1回単位の撮影で下肢あるいは全身など広範囲な部
位を撮影した場合に利用される。
(ロ)従来技術 1回の撮影で下肢など広範囲な部位を撮影する場合、
操作者はTVモニタに表示された画像を見て、造影剤の流
れを観察しながら、造影剤の流れを追って被検者を乗せ
たテーブルを手動によりまたはスイツチ操作により移動
させている。
(ハ)発明が解決しようとする問題点 TVモニタを見ながらこのようなテーブルを移動させる
ので、操作者にとっては操作がわずらわしい。また、完
全に手動で移動させる場合、操作者のX線被曝が問題に
なる。
本発明の目的は、比較的広範囲の被検部における血管
造撮影がテーブルの自動制御移動により実行される、X
線ディジタル・サブトラクション装置を提供することで
ある。
(ニ)問題点を解決するための手段 前記した目的は、撮影範囲をテーブルの単位長さとこ
れに隣接する端縁長さとにかかる部分とし、イメージイ
ンテンシファイヤ(I.I.)の直径、X線管、I.I.間の距
離及びX線管、被写体間の距離の各パラメータに基づい
て計算により前記それぞれの長さ部分に対応した関心領
域と関心領域外とをTVモニタ上に設定して該撮影範囲に
かかる被検部を表示させる手段と、単位長さごとにマス
ク像を撮影してそれらを格納させるフレームメモリと、
造影剤を注入して撮像されたライブ像間の時間差分演算
手段と、この時間差分画像の最高濃度をTVモニタ画面の
関心領域外で検出するようにした造影剤先端像追跡監視
手段と、前記検出するごとに単位長さづつ長手方向に被
検者を乗せたテーブルを自動的に移動させるテーブル移
動制御手段と、このようなテーブルの移動ごとにマスク
像を前記フレームメモリから読み出し更新してライブ像
間のサブトラクション像を得る演算手段とを具備するこ
とにより、達成される。
(ホ)作用 得られたディジタルX線画像から、造影剤の先端像位
置を認識し、造影剤の先端像位置が常に画面上の指定範
囲に入るように、CPUはテーブル移動コントローラにテ
ーブル移動のタイミングの指令を出し、テーブルが自動
的に移動する。
このように、テーブルが自動的に移動するので、操作
者の手をわずらわすことなく撮影が行われる。このた
め、操作者がテーブル移動のためにX線被曝することが
なくなる。
(ヘ)実施例 本発明の好適な実施例は、図面に基づいて説明され
る。
第1図はその1実施例を示した構成ブロック図であ
る。
この実施例を、下肢のDSAを行なう場合について説明
する。
操作者は、あらかじめキーボードなどの入力器17から
I.I.(イメージ・インテンシフアイヤ)3の直径(I.I.
サイズ)、X線管2・I.I.3間の距離(FI.D.)、X線管
2・被写体1間の距離(F.O.D.)を入力する。また、操
作者はあらかじめ入力器17から画面上において造影剤先
端像を観察する領域(例えば第2図のCRT画面上斜線
部)を指定し、先に入力したI.I.サイズ、F.I.D、F.O.
D.のパラメータから、CPU16は第2図におけるY軸上の
長さCYa、CYbに対して、被検者を乗せるテーブル19の単
位長さTYaとこれに隣接する端縁長さTYbを計算する。
また、被写体1の体軸は、画面上(第2図に例示)の
Y軸と平行になるように設定されており、テーブル19は
このY軸と平行に移動できるようになっている。なお、
第2図に示す画面下部は被写体1の下肢末端方向に相当
している。
まず、本発明によるDSAシステムはマスク像の撮影を
行なう。最初は、撮影範囲が大腿上部となるようにテー
ブル19が設定されている。この状態で1枚目のマスク像
を撮影し、次にテーブル19はCPU16からの指令でテーブ
ルコントローラ18を介して距離TYaだけ第1図において
左方向へ移動し、2枚目のマスク像を撮影する。
このようにして、撮影範囲が下肢末端に至るまで、次
々と複数枚のマスク像(第3図ではM1〜Mn)を撮影して
いく。
マスク像の撮影については被写体1を透過したX線
は、I.I.3で可視画像化され、TVカメラ4、CCU(カメラ
コントロールユニット)5を通ってA/D変換器6でA/D変
換され、複数枚のフレームメモリ7へ格納されていく。
次にテーブル19はテーブルコントローラ18により1枚
目のマスク像を撮影した初期位置に移動する。そこで、
造影剤が注入され、ライブ像の撮影が始まる。ライブ像
はマスク像を撮影したときと同様に、A/D変換器6でA/D
変換された後、フレームメモリ8aへ入力され、演算器9
でフレームメモリ7へ格納されたマスク像と減算され、
この差分画像はフレームメモリ11へ入力され、この後、
D/A変換器13を通ってTVモニタへ出力されたり、磁気デ
ィスク14へ格納されたりする。
第3図におけるライブ像L1が撮影された時には、フレ
ームメモリ7から読み出されるマスク像はM1であり、演
算器9ではS1=L1−M1の処理が行われる。また、ライブ
像L1はフレームメモリ8bへも格納される。
次のX線ばく射では、ライブ像L2が撮影され、演算器
9ではS2=L2−M1の処理が行わわれ、またライブ像L2は
フレームメモリ8bに格納されているライブ像L1と演算器
10で減算され、ライブ像時間差分像フレームメモリ12へ
格納される。
この差分画像は画像処理メモリ15へ入力され、この画
像中で最高濃度を示す点を検出する。この最高濃度を示
す点が、体内を移動する造影剤の先端像とみなし、この
最高濃度を示す点が第2図の斜線部内ならば、テーブル
19は移動させず、斜線部外へ出たならば、CPU16はテー
ブルコントローラ18を介して距離TYaだけのテーブル移
動命令を出し、テーブル19がその距離だけ移動する。テ
ーブル19が移動して次のX線ばく射からは、フレームメ
モリ7から取り出すマスク像が更新される。
例えば、第3図において、ライブ像L1〜L3の時点では
減算されるマスク像はM1であるが、ライブ像L4〜L7の時
点ではマスク像はM2となる。この動作を撮影範囲が下肢
末端に至るまでくり返す。
(ト)効果 本発明により、1回の造影剤の注入で、広範囲な部位
のDSA画像を自動的に得ることができると共に、操作者
自身がX線ばく射を被ることがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の1実施例を示した構成ブロック図、第
2図はCRTの画面例示図、第3図はマスク像、ライブ像
及び時間差分像の関係説明図である。 7はマスク像フレームメモリ、8はライブ像フレームメ
モリ、11はDSA像フレームメモリ、12はライブ像時間差
分像フレームメモリ、16はCPU、19はテーブルである。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】撮影範囲をテーブルの単位長さ(TYa)と
    これに隣接する端縁長さ(TYb)とにかかる部分とし、
    イメージインテンシファイヤ(I.I.)の直径、X線管、
    I.I.間の距離及びX線管、被写体間の距離の各パラメー
    タに基づいて計算により前記それぞれの長さ部分に対応
    した関心領域(CYa)と関心領域外(CYb)とをTVモニタ
    上に設定して該撮影範囲にかかる被検部を表示させる手
    段と、単位長さごとにマスク像を撮影してそれらを格納
    させるフレームメモリと、造影剤を注入して撮像された
    ライブ像間の時間差分演算手段と、この時間差分画像の
    最高濃度をTVモニタ画面の関心領域外(CYb)で検出す
    るようにした造影剤先端像追跡監視手段と、前記検出す
    るごとに単位長さ(TYa)づつ長手方向に被検者を乗せ
    たテーブルを自動的に移動させるテーブル移動制御手段
    と、このようなテーブルの移動ごとにマスク像を前記フ
    レームメモリから読み出し更新してライブ像間のサブト
    ラクション像を得る演算手段とを具備していることを特
    徴とする、X線デイジタル・サブトラクション装置。
JP1189357A 1989-07-21 1989-07-21 X線ディジタル・サブトラクション装置 Expired - Fee Related JP2770192B2 (ja)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06237924A (ja) * 1993-02-17 1994-08-30 Toshiba Corp X線診断装置
JP4901448B2 (ja) * 2006-12-18 2012-03-21 ジーイー・メディカル・システムズ・グローバル・テクノロジー・カンパニー・エルエルシー X線ct装置
JP5718576B2 (ja) * 2010-02-23 2015-05-13 株式会社東芝 X線画像診断装置
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JPS6137229A (ja) * 1984-07-31 1986-02-22 株式会社島津製作所 D.s.a.装置

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