JP2769587B2 - 粉末栄養組成物 - Google Patents

粉末栄養組成物

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は粉末栄養組成物、より詳
しくは新しい脂肪アミノ酸粉末を用いて調製した粉末栄
養組成物に関する。
【0002】
【従来の技術とその課題】従来より、通常の食事等を摂
取できない手術前後の患者などに人工栄養を口からまた
は管を通じて投与し、体力の回復や治癒の促進をはかる
方法が経腸栄養法としてよく知られており、該経腸栄養
法のうち、管を通じて投与を行う方法で、例えば患者に
経鼻的に挿入されたチューブや胃瘻、空腸瘻を介して栄
養を消化管に直接投与する方法は、経管療法と呼ばれ、
経口摂取移行前の術後患者等に適用され、所望の効果を
挙げている。また術後初期患者に対しては、消化された
化学成分の形態(成分栄養)で栄養素を投与する経腸栄
養法が施行されており、これによれば高カロリー投与が
可能となり、更に患者の栄養吸収速度を速め得る利点が
ある。加えてこの方法は無残渣性であること、流動性が
よいこと、調製が比較的容易であること等の利点もあ
り、中心静脈栄養法(TPN)と並んで、外科領域にお
ける栄養管理法の一つとして極めて重要視されている。
【0003】上記経腸栄養法に利用される成分栄養剤
は、その保存安定性の点より、液剤形態よりも用時溶解
用粉末形態の方が好ましく、現在知られている成分栄養
剤も殆んどこの粉末形態を有している。
【0004】しかして、上記粉末形態の製剤及びその製
造方法としては、(1)アミノ酸、糖、粉末脂肪、ビタ
ミン及びミネラル等の各成分を粉体混合する方法、
(2)全成分を混合乳化した後、噴霧乾燥する方法(特
開昭51−26238号公報、特開昭52−83967
号公報等)などが知られているが、それぞれ以下の如き
欠点がある。
【0005】即ち、(1)の粉末製剤は、これを水に加
えた場合、アミノ酸(特にバリン、ロイシン、イソロイ
シン等)が解けにくい、脂肪分が水に浮き、分散しにく
い、ままこ(小塊)ができ、分散しにくい等の各種の問
題点があり、投与チューブを詰まらせる危険性、吸収を
妨げる危険性が生じる。その対策としては、各成分を予
め造粒した後に混合する方法等が行なわれているが、こ
の方法では分散性は向上するものの、アミノ酸の溶け難
さは改善されない。
【0006】 また、(2)の粉末製剤は、メイラード
反応等の変化を起こし易い、多くの乳化剤が必要であっ
たり、高HLBの乳化剤が必要で、これが原因で下痢を
引き起こし易、ままこ(小塊)ができ、分散しにくい
等の問題がある。
【0007】一方、粉末栄養剤の水への分散性等を向上
させるために、脂肪の粉末化についても種々検討がなさ
れている(特開昭50−70513号公報、特開昭50
−70514号公報、特開昭50−55831号公報等
参照)が、これらはいずれも上記課題を全て完全に解決
するものではない。
【0008】本発明者らは、上記現状より鋭意研究を重
ねた結果、脂肪をアミノ酸と共に乳化した後、噴霧乾燥
して得られる粉末は、水に加えたときに不溶の固形物を
生じることもなく、安定な乳化液が得られることを見出
し、またこの粉末では使用する乳化剤のHLB及び量を
低くおさえることができることを見出した。更に、脂肪
とアミノ酸の粉末化の際に、糖質を共存させないので、
メイラード反応等の変化を起こさない安定な粉末を得る
ことができ、そのうえ、該粉末を造粒した糖質と混合す
ることにより、得られる栄養組成物は、水への分散性が
極めて良好なものとなることを見出し、ここに上記の課
題を全て解決することに成功し、本発明を完成するに至
った。
【0009】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明は乳化剤の
存在下に脂肪をアミノ酸水溶液中に乳化した水中油滴型
乳液の噴霧乾燥粉末化物であって、該乳化剤がショ糖脂
肪酸エステル及びポリグリセリン脂肪酸エステルから選
ばれる少なくとも1種又はこれとレシチンとの混合物で
あり、そのHLBが9〜16の範囲にあり、その使用量
が脂肪とアミノ酸との合計重量の2.5〜10重量%で
あり、且つ上記脂肪とアミノ酸との重量比が1:1.5
〜4.0である脂肪アミノ酸粉末(以下該粉末を「本発
明脂肪アミノ酸粉末」という)と、該粉末1gに対して
1.5〜5.0gとなる割合の造粒された糖質とを含有
することを特徴とする粉末栄養組成物に係る。
【0010】本発明に用いられる脂肪としては、長鎖脂
肪酸トリグリセライド(LCT)、例えば大豆油、胡麻
油、綿実油、コーン油、米油等を例示でき、これには通
常炭素数が8〜10である中鎖脂肪酸トリグリセライド
(MCT)を混合してもよい。
【0011】アミノ酸としては、単品、混合物のいずれ
でもよいが、以下の組成範囲から選ばれるのが好まし
い。また之等各アミノ酸は遊離形態はもちろん、塩、エ
ステル、ペプチドを一部用いてもよい。
【0012】
【表1】
【0013】糖質としてはグルコース、ショ糖、乳糖、
デキストリン等を例示できる。なかでもデキストリンが
好ましく、造粒したものを用いることにより、分散性を
より向上させることができる。尚、造粒方法は従来より
公知の方法が採用される。また、酵素分解の制御等の手
段により高分子量物質を含まない様にしたデキストリン
を用いるのが更に好ましい。
【0014】上記各成分の配合割合は、脂肪:アミノ
酸:糖質=1:1.5〜4.0:5〜25(重量比)と
するのが好ましい。
【0015】また、乳化剤としてはHLBが9〜16の
範囲のものから選ばれ、なかでもショ糖脂肪酸エステル
やポリグリセリン脂肪酸エステル等を好適に用いること
ができ、これは異なるHLBのものを混合して用いるこ
ともできる。更に、大豆レシチン、卵黄レシチン等のレ
シチンを混合してもよい。使用量は、脂肪とアミノ酸と
の合計重量の2.5〜10%(W/W)とするのがよ
く、それより少ないと乳化が充分におこなえず、また多
いと患者の下痢の頻度が激増する不利がある。
【0016】本発明の脂肪アミノ酸粉末には、更にビタ
ミン、ミネラル等の通常慣用される添加剤を添加配合す
ることができる。上記ビタミンとしては、ビタミンA、
ビタミンB1 、ビタミンB2 、ビタミンB6 、ビタミン
12、ビタミンC、ビタミンD、ビタミンE、ビタミン
K、ニコチン酸アミド、葉酸、パントテン酸、ビチオ
ン、コリン等を例示でき、之等は人体にとって必要な種
類及び量が決められており、その範囲で適宜配合でき
る。ミネラルとしては、塩化ナトリウム、塩化カリウ
ム、グリセロリン酸カルシウム、硫酸マグネシウム、硫
酸マンガン、硫酸亜鉛、硫酸鉄、硫酸銅等を例示でき
る。更に必要に応じて添加配合可能な他の添加剤として
は、香料、甘味料、着色料、安定剤、防腐剤、保存剤、
pH調節剤等を例示できる。
【0017】本発明脂肪アミノ酸粉末の製造法としては
次の方法を採用できる。即ちまずアミノ酸を適量の水に
加え、加温して完全に溶解する(濃度は10〜20%W
/Vが好ましい)。尚、この水溶液中に、ビタミンやミ
ネラルなどの糖以外の他の成分の一部または全部を含ま
せることもできる。次に、脂肪及び乳化剤を加えて、常
法により混合乳化して水中油滴型乳液を得る。このとき
の液温は、60〜80℃であるのが好ましい。次いでこ
の乳液を、通常の噴霧乾燥器を用いて噴霧乾燥すること
により、本発明の脂肪アミノ酸粉末を収得できる。
【0018】また上記本発明脂肪アミノ酸粉末を利用し
て得られる本発明の粉末栄養組成物は、例えば上記で得
られた脂肪アミノ酸粉末に、造粒を施した糖質を混ぜ、
更に必要に応じてビタミンやミネラル分を加えて均一に
混合し、例えばアルミラミネートフィルム容器に、好ま
しくは窒素置換して封入することにより調製できる。
【0019】かくして得られる本発明の粉末栄養組成物
は、通常の粉末栄養組成物と同様に、投与時にこれを水
中に入れて均一に撹拌混合し、全体の濃度が約0.5〜
2.5kcal/ml(約125〜600mg/ml)
になるように調製され(pH約6.0〜6.7)、投与
される。その投与法は、一般の経腸栄養組成物と同様
に、通常一日一人当たり約800〜2500kcalに
相当する量で、胃、十二指腸又は小腸に経管投与される
か、或いは経口投与され、この投与量は、患者の病態、
栄養状態、年齢、体重等に応じて適宜増減させることが
できる。
【0020】
【発明の効果】本発明の脂肪アミノ酸粉末は、水に加え
たときに不溶のアミノ酸固形物を生じることもなく、高
HLBの乳化剤を使わずに、かつ少量の乳化剤で充分な
乳化が可能となる。又、メイラード反応等の変化も起こ
さず、安定である。
【0021】 更に、上記脂肪アミノ酸粉末と造粒した
糖質とを混合した本発明の粉末栄養組成物は、水に速や
かに分散するので、溶解作業が簡便で、該溶解にミキサ
ー等の器具を必要としない。また、ままこ(小塊)を生
じることがなく、長時間乳化安定性を保つ。従って、経
管投与の際にチューブを詰まらせる危険性がなく、また
患者の吸収も妨げられない。そのうえ、患者の下痢の引
き起こし易さをおさえることができ、成分栄養剤として
理想的なものである。
【0022】
【実施例】以下本発明を更に詳しく説明するため実施例
を挙げる。
【0023】
【実施例1】精製水5000ml中に下記の組成のアミ
ノ酸を加え、約70〜80℃に加熱して溶解した。
【0024】
【表2】
【0025】次に、大豆油(日本油脂社製)222gに
大豆レシチン(エピクロン100;日本シーベルヘグナ
ー社製)10gを加熱溶解し、ショ糖脂肪酸エステル
(DK−F160;第一工業製薬社製、HLB=15)
30gを精製水1000mlに加熱溶解し、3液を混合
して乳化機(MANTON−GAUIN;同栄商事社
製)を用いて乳化した。得られた乳液を噴霧乾燥器(A
DV−ANHYDRO社製)で乾燥し、本発明脂肪アミ
ノ酸粉末910g(100%=1016g)を得た。
【0026】
【実施例2】
【0027】
【表3】
【0028】上記の組成のアミノ酸と、脂肪として大豆
油(日本油脂社製)222g及び乳化剤として大豆レシ
チン(エピクロン100;日本シーベルヘグナー社製)
10gおよびショ糖脂肪酸エステル(DK−F160;
第一工業製薬社製,HLB=15)30gを用い、実施
例1と同様にして本発明の脂肪アミノ酸粉末910g
(100%=1014g)を得た。
【0029】
【実施例3】
【0030】
【表4】
【0031】上記の組成のアミノ酸と、脂肪として大豆
油(日本油脂社製)222g及び乳化剤として大豆レシ
チン(エピクロン100;日本シーベルヘグナー社製)
10gおよびショ糖脂肪酸エステル(DK−F160;
第一工業製薬社製,HLB=15)30gを用い、実施
例1と同様にして本発明の脂肪アミノ酸粉末920g
(100%=1030g)を得た。
【0032】
【実施例4】
【0033】
【表5】
【0034】上記の組成のアミノ酸と、脂肪として大豆
油(日本油脂社製)222g及び乳化剤として大豆レシ
チン(エピクロン100;日本シーベルヘグナー社製)
10gおよびショ糖脂肪酸エステル(DK−F160;
第一工業製薬社製,HLB=15)30gを用い、実施
例1と同様にして本発明の脂肪アミノ酸粉末920g
(100%=1025g)を得た。
【0035】
【実施例5】
【0036】
【表6】
【0037】上記の組成のアミノ酸と、脂肪として大豆
油(日本油脂社製)200g及びコーン油(日本油脂社
製)100g、並びに乳化剤として大豆レシチン(エピ
クロン100;日本シーベルヘグナー社製)15g、シ
ョ糖脂肪酸エステル(DK−F160;第一工業製薬社
製,HLB=15)50g及び(DK−F90;第一工
業製薬社製,HLB=9.5)10gを用い、実施例1
と同様にして本発明脂肪アミノ酸粉末1060g(10
0%=1176g)を得た。
【0038】
【実施例6】
【0039】
【表7】
【0040】上記の組成のアミノ酸と、脂肪として大豆
油(日本油脂社製)150g及びMCT(パナセート8
10;日本油脂社製)150g、並びに乳化剤として大
豆レシチン(エピクロン100;日本シーベルヘグナー
社製)20gおよびショ糖脂肪酸エステル(DK−F1
60;第一工業製薬社製,HLB=15)40gを用
い、実施例1と同様にして本発明脂肪アミノ酸粉末11
40g(100%=1262g)を得た。
【0041】
【実施例7】
【0042】
【表8】
【0043】上記の組成のアミノ酸と、脂肪として大豆
油(日本油脂社製)220g及びコーン油(日本油脂社
製)110g、並びに乳化剤として大豆レシチン(エピ
クロン100;日本シーベルヘグナー社製)13g、シ
ョ糖脂肪酸エステル(DK−F160;第一工業製薬社
製,HLB=15)30g及び(DK−F90;第一工
業製薬社製,HLB=9.5)10gを用い、実施例1
と同様にして本発明脂肪アミノ酸粉末1160g(10
0%=1285g)を得た。
【0044】
【実施例8】
【0045】
【表9】
【0046】上記の組成のアミノ酸と、脂肪としてコメ
油(日清製油社製)175g、並びに乳化剤として大豆
レシチン(エピクロン100;日本シーベルヘグナー社
製)10g、ショ糖脂肪酸エステル(DK−F160;
第一工業製薬社製,HLB=15)20gを用い、実施
例1と同様にして本発明の脂肪アミノ酸粉末705g
(100%=784g)を得た。
【0047】
【実施例9】
【0048】
【表10】
【0049】上記の組成のアミノ酸と、脂肪として大豆
油(日本油脂社製)222g及び乳化剤として大豆レシ
チン(エピクロン100;日本シーベルヘグナー社製)
10gおよびショ糖脂肪酸エステル(DK−F160;
第一工業製薬社製,HLB=15)30gを用い、実施
例1と同様にして本発明の脂肪アミノ酸粉末910g
(100%=1008g)を得た。
【0050】
【実施例10】実施例1で得られた脂肪アミノ酸粉末5
10g,造粒デキストリン(OMP;松谷化学社製)1
800g、並びに下記の組成のミネラル及びビタミンを
上記造粒デキストリン100g中に均一に混合したもの
を混ぜ合わせて均一化し、アルミラミネートフィルム製
容器25袋中に窒素置換下封入して、本発明の粉末栄養
組成物(約400kcal/袋)を得た。
【0051】・ミネラル 塩化カリウム 18(g) グリセロリン酸カルシウム 26.22 硫酸マグネシウム 15 硫酸マンガン 0.055 硫酸亜鉛 0.3 硫酸鉄 0.3 硫酸銅 0.04 ソルビン酸カリウム 2.5 ・ビタミン パルミチン酸レチノール 20000IU ビスベンチアミン 22mg リボフラビン 18mg 塩酸ピリドキシン 24.5mg シアノコバラミン 0.025mg アスコルビン酸ナトリウム 1125mg コレカルシフェロール 2000IU 酢酸トコフェロール 200mg フィトナジオン 10mg ニコチン酸アミド 200mg 葉酸 2mg パントテン酸カルシウム 82mg ビオチン 0.3mg 重酒石酸コリン 835mg
【0052】
【実施例11】実施例4で得られた脂肪アミノ酸粉末5
15gを用いるほかは、実施例10と同様にして、本発
明の粉末栄養組成物(約400kcal/袋)を得た。
【0053】
【実施例12】実施例9で得られた脂肪アミノ酸粉末5
05gを用いるほかは、実施例10と同様にして、本発
明の粉末栄養組成物(約400kcal/袋)を得た。
【0054】
【実施例13】実施例8で得られた脂肪アミノ酸粉末3
95g、造粒デキストリン(OMP;松谷化学社製)7
40g、並びに下記の組成のミネラル及びビタミンを上
記造粒デキストリン40g中に均一に混合したものを混
ぜ合わせて均一化し、アルミラミネートフィルム製容器
25袋中に窒素置換下封入して、本発明の粉末栄養組成
物(約200kcal/袋)を得た。
【0055】・ミネラル 塩化カリウム 4.7g グリセロリン酸カルシウム 7.6g 硫酸マグネシウム 5.1g 硫酸マンガン 0.02g 硫酸亜鉛 0.1g 硫酸銅 0.13g リン酸二水素ナトリウム 4.9g クエン酸第一鉄ナトリウム 0.3g ヨウ化カリウム 0.3mg ・ビタミン パルミチン酸レチノール 11650IU エルゴカルシフェロール 1165IU ビスベンチアミン 3.6mg リボフラビン 3.9mg 塩酸ピリドキシン 6.1mg シアノコバラミン 0.013mg アルコルビン酸ナトリウム 173mg 酢酸トコフェロール 233mg フィトナジオン 0.138mg ニコチン酸アミド 38mg 葉酸 1.25mg パントテン酸カルシウム 30mg ビオチン 0.625mg 重酒石酸コリン 308mg
【0056】
【比較例1】精製水5000ml中にデキストリン(松
谷化学社製)600gを加えて溶解した。
【0057】次に、大豆油(日本油脂社製)222gに
大豆レシチン(エピクロン100;日本シーベルヘグナ
ー社製)10gを加熱溶解し、ショ糖脂肪酸エステル
(DK−F160;第一工業製薬社製,HLB=15)
30gを精製水1000mlに加熱溶解し、3液を混合
して実施例1と同様に噴霧乾燥を行い、粉末780g
(100%=862g)を得た。
【0058】得られた粉末430gに造粒デキストリン
1500g、アミノ酸混合物(但し実施例1の組成の1
/2倍量とする)、並びに実施例10と同一組成のミネ
ラル及びビタミンを造粒デキストリン100g中に均一
に混合したものを混ぜ合わせて均一化し、粉末栄養組成
物を得た。
【0059】
【比較例2】精製水5000ml中にデキストリン(松
谷化学社製)3800g、実施例1と同一組成のアミノ
酸混合物、ミネラル及びビタミン(但し、ミネラル及び
ビタミンは実施例10の組成の2倍量とする)を加えて
加熱溶解した。次に、大豆油(日本油脂社製)222g
に大豆レシチン(エピクロン100;日本シーベルヘグ
ナー社製)10gを加熱溶解し、ショ糖脂肪酸エステル
(DK−F160;第一工業製薬社製,HLB=15)
30gを精製水1000mlに加熱溶解し、3液を混合
して実施例1と同様に噴霧乾燥を行って、粉末栄養組成
物を得た。
【0060】
【物理試験】実施例10で得られた本発明粉末栄養組成
物と、比較例1〜2で得られた粉末栄養組成物につい
て、以下の要領で試験を行った。
【0061】即ち、まず粉末の外観を、製造直後に観測
した。次に、それぞれ250gを経腸投与バッグ(ポリ
塩化ビニル製)に入れ、水880mlを加えて約1分間
振り混ぜた後、溶解の様子を観察した。また、液の乳化
状態を目視観測し、乳化粒子の大きさをレーザー粒子分
析器(大塚電子社製)で測定した。更に、混合液をその
まま室温で48時間放置した後、液の状態を目視観測し
た。
【0062】結果を第1表に示す。
【0063】
【表11】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI A61K 47/24 A61K 47/26 H 47/26 9/14 G (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A61K 31/23 A61K 9/14 A61K 31/195 A61K 31/70 A61K 47/14 A61K 47/24 A61K 47/26 CA(STN)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 乳化剤の存在下に脂肪をアミノ酸水溶液
    中に乳化した水中油滴型乳液の噴霧乾燥粉末化物であ
    て、該乳化剤がショ糖脂肪酸エステル及びポリグリセリ
    ン脂肪酸エステルから選ばれる少なくとも1種又はこれ
    とレシチンとの混合物であり、そのHLBが9〜16の
    範囲にあり、その使用量が脂肪とアミノ酸との合計重量
    の2.5〜10重量%であり、且つ上記脂肪とアミノ酸
    との重量比が1:1.5〜4.0である脂肪アミノ酸粉
    末と、該粉末1gに対して1.5〜5.0gとなる割合
    の造粒された糖質とを含有することを特徴とする粉末栄
    養組成物
  2. 【請求項2】 アミノ酸水溶液が更にビタミン及び/又
    はミネラル含有するものである請求項1に記載の粉末
    栄養組成物
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