JP2767558B2 - コネクタ - Google Patents

コネクタ

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JP2767558B2
JP2767558B2 JP6312850A JP31285094A JP2767558B2 JP 2767558 B2 JP2767558 B2 JP 2767558B2 JP 6312850 A JP6312850 A JP 6312850A JP 31285094 A JP31285094 A JP 31285094A JP 2767558 B2 JP2767558 B2 JP 2767558B2
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JP
Japan
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card
connector
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lock
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晃 木村
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Japan Aviation Electronics Industry Ltd
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  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はコネクタに関し、特にI
Cカードやメモリカード等のカード型電子装置のコネク
タであって、イジェクト機構部にロック機構を有する形
式のコネクタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ICカードやメモリカード等のカ
ード型電子装置用のコネクタのイジェクト機構部にロッ
ク機構を有する形式のコネクタとしては、例えば図6及
び図7に示すような形式のものがある。このコネクタ8
は、電気絶縁材料で構成された枠体82と、この枠体8
2に回動自在に取付けられたレバー83と、枠体82に
進退自在に設けられたイジェクタ84と、このイジェク
タ84の動作をロックするためのロック部材85を具え
ている。また、枠体82の一端側には、多数の導電性ピ
ンコンタクト86が固定保持されている。枠体82は、
図7に示されるように、ガイドフレーム82aとコンタ
クトフレーム82bから構成されており、ICカードや
メモリカード等のカード型電子装置9を挿抜可能に受容
する中空部87を有している。尚、図中、88はカード
型電子装置9の挿入口である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のコネクタにおいては、イジェクタ84がロックされ
て、コネクタ内にICカードやメモリカード等のカード
型電子装置9が保持された状態であっても、ロック部材
85の操作によってイジェクタ84のロックを解除しさ
えすれば、自由にコネクタ内からICカードやメモリカ
ードを抜去することが可能である。したがって、コネク
タ内にICカードやメモリカードを装填したままにして
おくと、ICカードやメモリカード等が盗難される可能
性がある。
【0004】それ故に本発明の課題は、ICカードやメ
モリカード等をイジェクト可能に装填するコネクタであ
って、このICカード等の装填時に、盗難される虞のな
いコネクタを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、カード
型電子装置を受け入れて該カード型電子装置と接続する
と共に、前記カード型電子装置をイジェクトするイジェ
クト機構と、該イジェクト機構をロックするロック機構
とを含むコネクタにおいて、前記イジェクト機構は、外
部から直接操作できないように構成され、前記ロック機
構に、脱着自在にキーが設けられ、該キーは、前記ロッ
ク機構による前記イジェクト機構のロックを解除すると
共に、該キーを通じて前記イジェクト機構の操作を可能
とするものであることを特徴とするコネクタが得られ
る。
【0006】
【作用】本発明のコネクタにおいては、カード型電子装
置をイジェクトするイジェクト機構にはキーにより施錠
可能なロック機構が設けられているので、カード型電子
装置がコネクタ内に装填され、イジェクト機構がロック
機構によりロックされ、且つロック機構からキーが抜か
れている場合においては、カード型電子装置はイジェク
ト機構がロックされている為、コネクタ内からの抜去が
不可能であり、しかも、ロック機構は施錠されているの
で、ロック機構の操作が不可能である。一方、キーをロ
ック機構に差し込めば、ロック機構の施錠が解かれ、イ
ジェクト機構のロック解除が可能となり、イジェクト操
作が可能となる。
【0007】
【実施例】以下、添付の図面を参照して本発明の実施例
について説明する。図1は本発明のコネクタの一実施例
を示す斜視図であり、図2は図1に示すコネクタの要部
の斜視図である。
【0008】本実施例のコネクタ1は、ICカードやメ
モリカード等のカード型電子装置9と接続するための多
数のピンコンタクト2と、このピンコンタクト2を絶縁
状態で整列保持するインシュレータ11と、カード型電
子装置9を接続方向へ案内するガイドフレーム12を有
する。本実施例のコネクタ1は、上下2段にカード型電
子装置9を装填可能と成っている。
【0009】インシュレータ11の前方側には、カード
型電子装置9の挿入側端部を受容する受容空間13が上
下2段に形成されており、これらの受容空間13にそれ
ぞれピンコンタクト2の接続側端部が位置している。こ
のインシュレータ11の後方側の両端部には、それぞれ
回転軸15と、この回転軸15に回動自在に取付けられ
たレバー3とが設けられている(図面においては一方の
みが示されている)。
【0010】ガイドフレーム12は離間平行してインシ
ュレータ11に一対設けられており、対向面側にはそれ
ぞれカード型電子装置9の挿抜時に、カード型電子装置
9を案内するガイド溝18がそれぞれ上下2段に形成さ
れている。このガイドフレーム12の側方には、それぞ
れ挿抜方向に進退自在に設けられたイジェクタ4が設け
られている。一方のイジェクタ4は、上方のガイド溝1
8に沿って設けられ、他方のイジェクタ4は、下方のガ
イド溝18に沿って設けられている。これらのイジェク
タ4の進退動作によってレバー3が回転軸15を回転中
心として回動し、接続されているカード型電子装置9の
イジェクトを行う。
【0011】イジェクタ4の先端側には、ロック部材5
が設けられており、このロック部材5にはロック状態の
ときにガイド溝18の開口部を塞ぐ係止部51が形成さ
れている。また、ロック部材5には、断面が略正方形状
の空間部53が形成されており、この空間部53には、
後述するキー6が挿入される。
【0012】施錠及びイジェクタ4のロック操作を行う
ためのキー6は、操作部たる摘み61と、上述の空間部
53に挿入される本体部63と、この本体部63から突
出する突起部65とを有している。
【0013】イジェクタ4の先端部には、図2から最も
よく分るように、イジェクタ4の長手方向に向けて突出
する回転軸41が形成されている。回転軸41の端面に
はストッパ42が形成されている。イジェクタ4の端面
にはイジェクタ4の長手方向に向けて可撓性を有する板
バネ部43が形成されており、更にこの板バネ部43に
は前方に向けて突出する突起44が形成されている。
【0014】ロック部材5の空間部53を画定する背面
側壁面部の中央部には上述の回転軸41に回転可能に枢
支するための軸孔56が形成されており、また背面側壁
面部の上縁には切欠き54が形成されている。
【0015】ロック部材5は、軸孔56に回転軸41を
挿通した後にEリング46によってイジェクタ4の前端
面に回動自在に取り付けられる。
【0016】図3は、ロック部材5によってイジェクタ
4がロックされ、且つロック部材5が施錠された状態を
示す斜視図であり、この状態の時には、ロック部材5の
係止部51がカード型電子装置9の前端部に係合した状
態となっている。したがって、この状態ではイジェクタ
4を押し込もうとしても、ロック部材5の係止部51と
カード型電子装置9(或いはガイドフレーム12)とが
衝突して、イジェクタ4が進行不可能となっており、イ
ジェクト操作ができないように成っている。また、この
時、ロック部材5の回転を試みてもロック部材5の切欠
き54内にイジェクタ4の突起44が係合して回転不可
能となっており、ロック部材5は施錠された状態と成っ
ている。これによりイジェクタ4のロックを解除するこ
とができず、したがって、イジェクト操作が不可能な状
態が維持される。
【0017】次に、カード型電子装置9の抜去を行う場
合には、先ず、ロック部材5の施錠を解除しなければな
らない。ロック部材5の施錠の解除は、図4に示すよう
に、施錠された状態で、ロック部材5の空間部53内に
キー6を差し込むことにより行われる。このようにする
と、キー6の突起部65がロック部材5の切欠き54を
通過してイジェクタ4の突起44を板バネ部43の付勢
に抗してイジェクタ4の端面側に押し込み、これにより
ロック部材5の切欠き54とイジェクタ4の突起44と
の係合が外れ、ロック部材5の施錠が解かれる。この
後、キー6の摘み61を図示において右方向に回転させ
ると、イジェクタ4の先端面に形成された逃げ部45内
をキー6の突起部65が移動すると共に、ロック部材5
の係止片51とカード型電子装置9との係合が解かれて
イジェクタ4のロックが解除され、図5に示す状態とな
る。
【0018】このようにしてイジェクタ4のロックが解
除された後に、摘み61の部分でキー6を押し込むと、
その押込力によってイジェクタ4が押し込まれ、レバー
3が回転してカード型電子装置9がイジェクトされる。
そして、別のカード型電子装置9をコネクタ1のガイド
溝18に沿って入れた後に、キー6の摘み61をロック
解除と反対方向に回転してやれば、図4の状態に戻り、
この後キー6を抜くと、ロック部材5は図3に示した施
錠状態となる。
【0019】尚、上記したカード型電子装置9は、IC
カードやメモリカードを代表例としたが、この他カード
型ハードディスクや、カード型モデム等の各種のカード
型電子装置を含むものであることはいうまでもない。
【0020】
【発明の効果】上記したように、本発明のコネクタによ
れば、キーにより施錠可能なロック機構を有するので、
カード型電子装置を接続した後にキーによりロック機構
に施錠しておけば、イジェクト機構のロック解除ができ
なくなるので、カード型電子装置の装填時に、このカー
ド型電子装置が盗難されることがなくなり、機密保持の
点からも好ましいものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のコネクタの一実施例の斜視図である。
【図2】図1に示すコネクタの要部の分解斜視図であ
る。
【図3】図1に示すコネクタにおける施錠状態の要部の
斜視図である。
【図4】図1に示すコネクタにおけるロック解除前の状
態の要部の斜視図である。
【図5】図1に示すコネクタにおけるロック解除後の状
態の要部の斜視図である。
【図6】従来のコネクタの一例の斜視図である。
【図7】図6に示すコネクタの分解斜視図である。
【符号の説明】
1 コネクタ 2 ピンコンタクト 3 レバー 4 イジェクタ 5 ロック部材 6 キー 11 インシュレータ 12 ガイドフレーム 13 受容空間 15 回転軸 18 ガイド溝 41 回転軸 42 ストッパ 44 突起 51 係止部 53 空間部 54 切欠き 61 摘み 65 突起部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カード型電子装置を受け入れて該カード
    型電子装置と接続すると共に、前記カード型電子装置を
    イジェクトするイジェクト機構と、該イジェクト機構を
    ロックするロック機構とを含むコネクタにおいて、前記
    イジェクト機構は、外部から直接操作できないように構
    成され、前記ロック機構に、脱着自在にキーが設けら
    れ、該キーは、前記ロック機構による前記イジェクト機
    構のロックを解除すると共に、該キーを通じて前記イジ
    ェクト機構の操作を可能とするものであることを特徴と
    するコネクタ。
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