JP2765015B2 - 焼結用圧粉体の成形装置 - Google Patents

焼結用圧粉体の成形装置

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JP2765015B2 JP1060287A JP6028789A JP2765015B2 JP 2765015 B2 JP2765015 B2 JP 2765015B2 JP 1060287 A JP1060287 A JP 1060287A JP 6028789 A JP6028789 A JP 6028789A JP 2765015 B2 JP2765015 B2 JP 2765015B2
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B30PRESSES
    • B30BPRESSES IN GENERAL
    • B30B15/00Details of, or accessories for, presses; Auxiliary measures in connection with pressing
    • B30B15/0005Details of, or accessories for, presses; Auxiliary measures in connection with pressing for briquetting presses
    • B30B15/0011Details of, or accessories for, presses; Auxiliary measures in connection with pressing for briquetting presses lubricating means

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  • Mechanical Engineering (AREA)
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  • Press-Shaping Or Shaping Using Conveyers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、焼結用圧粉体の成形装置に関する。
(従来の技術) 従来、焼結体を得る場合、原料粉と潤滑剤を混合し、
この混合粉をダイス内に充填し、下パンチと上パンチと
で加圧して所定形状の圧粉体を予加熱して潤滑剤を燃や
し、潤滑剤を圧粉体から除去(いわゆる脱ロウ)し、こ
の後圧粉体を加熱して焼結体を得るようにしていた(特
開昭61−19702号公報参照)。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら上述した従来の焼結体の製造方法では、
以下のような問題点があった。
原料粉と潤滑剤とは均一になるように混合する必要
があるが、このため多くの時間を要するうえに、均一混
合するのは難しく、この分さらに長い時間を要すること
になる。
圧粉体から潤滑剤を取り除く結果、得られる焼結体
は多孔質となってしまう。
脱ロウを行なっても潤滑剤が残存してしまう場合が
あり、このような場合、例えばステンレス鋼や軟磁性材
料を原料粉として用いているとき、得られる焼結体の特
性は劣化したものとなる。
なお、金型に直接潤滑剤を塗布する方法も考えられて
いるが工業的レベルで使用できるものではなかった。
本発明は上記問題点の解決を課題としてなされたもの
で、原料粉と潤滑剤との混合工程を不要とし、もって焼
結体の高能率製造と品質向上とに大きく寄与する焼結用
圧粉体の成形装置を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本発明は上記目的を達成するために、成形型に直流電
圧を印加するとともに、潤滑剤をこの直流電圧と異なる
極性に帯電させ、該潤滑剤を搬送ノズルから前記成形型
内に吹込んで該成形型の内壁に付着させた状態で、原料
粉を該成形型内に充填して加圧成形する焼結用圧粉体の
成形装置において、前記搬送ノズルの周りをこれと同心
に配した排出ノズルにより囲んで、両者の間の空隙を潤
滑剤の排出流路として構成し、さらに、前記排出ノズル
に、潤滑剤の吹込みに際してその先端と成形型との間を
閉鎖するカバーを取付けたことを特徴とする。
(作 用) 本発明は上記構成によって成形型の内壁全面に潤滑剤
を一様に付着させて所望の成形性を確保できるようにな
り、この結果、原料粉と潤滑剤とを混合する工程を省略
することが可能になって、焼結体を高能率に製造できる
ようになる。さらに、原料粉に潤滑剤が混入しなくな
り、この結果得られた焼結体は多孔質とならずち密とな
るとともに潤滑剤が残存するようなことがなくなって優
れた特性のものになる。
(実施例) 以下に、本発明の一実施例としての焼結用圧粉体の成
形装置について図を参照して説明する。
第1,2図において、1はこの焼結体の製造方法が用い
られる成形型を示す。この成形型1は、半径がR1の貫通
孔2を形成したダイス3と、貫通孔2に挿入されて上下
動する円柱状の下パンチ4と、を備えている。下パンチ
4の上面部5がダイス3の上面部6から所定距離(例え
ば距離l)下がった状態で、貫通孔2の内周面7および
上面部5が型1の内壁(以下、壁という)8となって室
9を形成している。
成形型1の上部には、同軸二重円管10と、この同軸二
重円管10の先端部に取付けた絶縁材料製のカバー11と、
を成形型1に対して着脱自在に設けてある。
同軸二重円管10は、半径がR3の排出ノズル12と、排出
ノズル12内に空隙部10aを空けて挿入された半径がR2
搬送ノズル13と、を有している。搬送ノズル13の先端部
13aは次式のように設定された距離l1だけダイス3の上
面部6から下がった部位に位置させてある。
0≦l1≦1/2・l2 ……(1) この先端部13aには電極として用いられる数本のピン
(図示せず)を有した帯電フィルタ14を内装してある。
搬送ノズル13の上部にはファンなどの送風装置(図示せ
ず)が連結されており、搬送ノズル13の先端部13aに向
けて送風し得るようになっている。なお、上述した排
出、搬送ノズル12,13の半径R3,R2およびダイス3の貫通
孔2の半径R1は次の(2),(3)式のような関係とな
るように構成してあり、このように構成することによ
り、搬送ノズル13の内部の流速にくらべ空隙部10aの流
速を遅くして潤滑剤Aを壁8に付着し易いようにしてあ
る。
また、カバー11はほぼ円筒状を成し、その半径は貫通
孔2の半径R1より大きくしてあり、貫通孔2の開口部を
囲めるようになっている。
ダイス3、下パンチ4および帯電フィルタ14はケーブ
ル15を介して直流電源16に接続している。ダイス3およ
び下パンチ4は直流電源16の陽極17に、また、帯電フィ
ルタ14はその陰極18に接続している。
以上のように構成された成形装置の動作について説明
する。
まず、潤滑剤Aを搬送ノズル13に送り込むと、潤滑剤
Aは送風装置によって搬送されて帯電フィルタ14に達す
る。そして、帯電フィルタ14によって負に帯電されて室
9に入り込む。すると、この潤滑剤Aは正に帯電された
壁8に付着するとともに、付着しなかった潤滑剤Aは空
隙部10aから外部に排出される。この場合、搬送ノズル1
3の先端部13aの位置を式(1)で決められる範囲に設定
してあるので電気力線が室9内に均等にいきわたる。こ
の結果、潤滑剤Aは壁8の全面にわたってに均一厚さに
付着する。
この後、同軸二重同管10はカバー11とともに移動され
る。そして、壁8に潤滑剤Aが付着している状態で、室
9に原料粉を単独で充填する。さらに下パンチ4に対向
して上パンチ(図示せず)を設け、これら上、下パンチ
を用いて原料粉に圧力を加えて圧粉体を得る。この圧粉
体を加熱して焼結体を製造する。
この結果、原料粉と潤滑剤Aの混粉工程を省略できて
焼結体の製造時間が短縮化されることになる。また、原
料粉の内部に潤滑剤Aが混入していないので、得られる
焼結体は多孔質にならずち密な製品となる。さらに潤滑
剤Aが残存することがないので得られる焼結体の特性は
優れたものとなる。
なお、本実施例では搬送ノズル13の先端部13aをダイ
ス3の上面部6より下方位置とし、かつ帯電フィルタ14
を搬送ノズル13の先端部13aに設けた場合を例にした
が、これに限定されるものではなく、例えば第3図に示
すように先端部13aを上面部6より上方位置とし、かつ
帯電フィルタ14を搬送ノズル13の上部位置に設けるよう
にしてもよい。このように構成することにより、帯電し
た潤滑剤Aの量を増加でき、かつ室9における潤滑剤A
の存在量が多くなり、この分潤滑剤Aが壁8に付着し易
くなる。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明は成形型の内壁全面に潤
滑剤を一様に付着させて所望の成形性を確保できるの
で、原料粉と潤滑剤とを混合する工程を省略することが
可能になって、焼結体を高能率に製造でき、かつ原料粉
の内部に潤滑剤を混入しないので、得られる焼結体は多
孔質とならないうえに潤滑剤が残存することがなくなっ
てち密で特性の優れた製品を得られるという効果を有す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例としての焼結用圧粉体の成形
装置を模式的に示した図、 第2図は同成形装置による潤滑剤の吹込み状態を模式的
に示した図、 第3図は第2図と異なる位置に搬送ノズルおよび帯電フ
ィルタを設定したときの潤滑剤搬送状態を示す図であ
る。 1……成形型 3……ダイス 4……下パンチ 8……壁 9……室 16……直流電源 17……陽極 18……陰極

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】成形型に直流電圧を印加するとともに、潤
    滑剤をこの直流電圧と異なる極性に帯電させ、該潤滑剤
    を搬送ノズルから前記成形型の内に吹込んで該成形型の
    内壁に付着させた状態で、原料粉を該成形型内に充填し
    て加圧成形する焼結用圧粉体の成形装置において、前記
    搬送ノズルの周りをこれと同心に配した排出ノズルによ
    り囲んで、両者の間の空隙を潤滑剤の排出流路として構
    成し、さらに、前記排出ノズルに、潤滑剤の吹込みに際
    してその先端と成形型との間を閉鎖するカバーを取付け
    たことを特徴とする焼結用圧粉体の成形装置。
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