JP2763791B2 - (アザ)ナフタレンスルタムの誘導体類、それらの製造およびそれらを含有している組成物 - Google Patents
(アザ)ナフタレンスルタムの誘導体類、それらの製造およびそれらを含有している組成物Info
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Description
【発明の詳細な説明】 本発明を要約すれば、式: [式中、 R1は、 ・(a)フェニル基、(b)ハロゲン原子またはアルキ
ル、ヒドロキシもしくはアルコキシ基により置換された
フェニル基、(c)3−インドリル基、(d)窒素原子
上でアルキルもしくはアルキルカルボニル基によりおよ
び/または5−位置で塩素もしくは弗素原子により置換
された3−インドリル基、または(e)3−(5−ヒド
ロキシインドリル)基により4−位置で置換された1,2,
3,6−テトラヒドロ−1−ピリジル基、 ・(a)フェニル基、(b)アルコキシ、アルキル、ヒ
ドロキシ、ニトロもしくはアミノ基によりまたはハロゲ
ン原子により置換されたフェニル基、(c)1,2−ベン
ズイソチアゾール−3−イル基、(d)1,2−ベンズイ
ソオキサゾール−3−イル基、または(e)2−ピリジ
ル基により4−位置で置換された1−ピペラジニル基、 ・(a)フェニル基、(b)ハロゲン原子またはヒドロ
キシ、アルキルもしくはアルコキシ基により置換された
フェニル基、(c)2個のフェニル基、(d)ビス(4
−フルオロフェニル)メチレン基、(e)4−フルオロ
ベンゾイル基、(f)2−オキソ−ベンズイミダゾリニ
ル基、(g)3−位置でアルキルカルボニルまたはベン
ゾイル基により置換された2−オキソ−ベンズイミダゾ
リニル基、(h)ヒドロキシ基及び任意にアルキル、ア
ルコキシもしくはヒドロキシ基またはハロゲン原子によ
り置換されていてもよいフェニル基、(i)3−インド
リル基、(j)窒素原子上でアルキルもしくはアルキル
カルボニル基によりおよび/または5−位置で塩素もし
くは弗素原子により置換された3−インドリル基、また
は(k)3−(5−ヒドロキシインドリル)基により4
−位置で置換されたピペリジノ基 を表わし、 ・R2およびR3は同一であり水素もしくはハロゲン原子を
表わしそしてR4が水素原子を表わすか、または ・R2およびR4が水素原子を表わしそして R3がハロゲン原子もしくはアセチルアミノ基を表わす
か、または ・R2およびR3が水素原子を表わしそして R4がハロゲン原子を表わし、しかも R5が−CH=基を表わすか、或いは R2、R3およびR4が水素原子を表わし、しかもR5が窒素原
子を表わし、 R6は炭素数が2〜4のアルキレン鎖、或いはアルキル基
により1−もしくは3−位置でまたはアルキル、アルコ
キシ、ヒドロキシ、ジアルキルアミノ、ピペリジノ、モ
ルホリノもしくはチオモルホリノ基により2−位置で置
換されたプロピレン鎖を表わし、 但し条件として、R6がジアルキルアミノ、ピペリジノ、
モルホリノもしくはチオモルホリノ基により2−位置で
置換されたプロピレン基を表わす時には、R1はヒドロキ
シ基を含有している基であることはできない] の化合物およびそれの塩類が、セロトニン受体を遮蔽す
るそれらの能力のために治療において有用であることで
ある。
ル、ヒドロキシもしくはアルコキシ基により置換された
フェニル基、(c)3−インドリル基、(d)窒素原子
上でアルキルもしくはアルキルカルボニル基によりおよ
び/または5−位置で塩素もしくは弗素原子により置換
された3−インドリル基、または(e)3−(5−ヒド
ロキシインドリル)基により4−位置で置換された1,2,
3,6−テトラヒドロ−1−ピリジル基、 ・(a)フェニル基、(b)アルコキシ、アルキル、ヒ
ドロキシ、ニトロもしくはアミノ基によりまたはハロゲ
ン原子により置換されたフェニル基、(c)1,2−ベン
ズイソチアゾール−3−イル基、(d)1,2−ベンズイ
ソオキサゾール−3−イル基、または(e)2−ピリジ
ル基により4−位置で置換された1−ピペラジニル基、 ・(a)フェニル基、(b)ハロゲン原子またはヒドロ
キシ、アルキルもしくはアルコキシ基により置換された
フェニル基、(c)2個のフェニル基、(d)ビス(4
−フルオロフェニル)メチレン基、(e)4−フルオロ
ベンゾイル基、(f)2−オキソ−ベンズイミダゾリニ
ル基、(g)3−位置でアルキルカルボニルまたはベン
ゾイル基により置換された2−オキソ−ベンズイミダゾ
リニル基、(h)ヒドロキシ基及び任意にアルキル、ア
ルコキシもしくはヒドロキシ基またはハロゲン原子によ
り置換されていてもよいフェニル基、(i)3−インド
リル基、(j)窒素原子上でアルキルもしくはアルキル
カルボニル基によりおよび/または5−位置で塩素もし
くは弗素原子により置換された3−インドリル基、また
は(k)3−(5−ヒドロキシインドリル)基により4
−位置で置換されたピペリジノ基 を表わし、 ・R2およびR3は同一であり水素もしくはハロゲン原子を
表わしそしてR4が水素原子を表わすか、または ・R2およびR4が水素原子を表わしそして R3がハロゲン原子もしくはアセチルアミノ基を表わす
か、または ・R2およびR3が水素原子を表わしそして R4がハロゲン原子を表わし、しかも R5が−CH=基を表わすか、或いは R2、R3およびR4が水素原子を表わし、しかもR5が窒素原
子を表わし、 R6は炭素数が2〜4のアルキレン鎖、或いはアルキル基
により1−もしくは3−位置でまたはアルキル、アルコ
キシ、ヒドロキシ、ジアルキルアミノ、ピペリジノ、モ
ルホリノもしくはチオモルホリノ基により2−位置で置
換されたプロピレン鎖を表わし、 但し条件として、R6がジアルキルアミノ、ピペリジノ、
モルホリノもしくはチオモルホリノ基により2−位置で
置換されたプロピレン基を表わす時には、R1はヒドロキ
シ基を含有している基であることはできない] の化合物およびそれの塩類が、セロトニン受体を遮蔽す
るそれらの能力のために治療において有用であることで
ある。
本発明は、新規な化合物として、式: [式中、 R1は、 ・(a)フェニル基、(b)ハロゲン原子またはアルキ
ル、ヒドロキシもしくはアルコキシ基により置換された
フェニル基、(c)3−インドリル基、(d)窒素原子
上でアルキルもしくはアルキルカルボニル基によりおよ
び/または5−位置で塩素もしくは弗素原子により置換
された3−インドリル基、または(e)3−(5−ヒド
ロキシインドリル)基により4−位置で置換された1,2,
3,6−テトラヒドロ−1−ピリジル基、 ・(a)フェニル基、(b)アルコキシ、アルキル、ヒ
ドロキシ、ニトロもしくはアミノ基によりまたはハロゲ
ン原子により置換されたフェニル基、(c)1,2−ベン
ズイソチアゾール−3−イル基、(d)1,2−ベンズイ
ソオキサゾール−3−イル基、または(e)2−ピリジ
ル基により4−位置で置換された1−ピペラジニル基、 ・(a)フェニル基、(b)ハロゲン原子またはヒドロ
キシ、アルキルもしくはアルコキシ基により置換された
フェニル基、(c)2個のフェニル基、(d)ビス(4
−フルオロフェニル)メチレン基、(e)4−フルオロ
ベンゾイル基、(f)2−オキソ−ベンズイミダゾリニ
ル基、(g)3−位置でアルキルカルボニルまたはベン
ゾイル基により置換された2−オキソ−ベンズイミダゾ
リニル基、(h)ヒドロキシ基及び任意にアルキル、ア
ルコキシもしくはヒドロキシ基またはハロゲン原子によ
り置換されていてもよいフェニル基、(i)3−インド
リル基、(j)窒素原子上でアルキルもしくはアルキル
カルボニル基によりおよび/または5−位で塩素もしく
は弗素原子により置換された3−インドリル基、または
(k)3−(5−ヒドロキシインドリル)基により4−
位置で置換されたピペリジノ基 を表わし、 ・R2およびR3が同一であり水素もしくはハロゲン原子を
表わしそしてR4が水素原子を表わすか、または ・R2およびR4が水素原子を表わしそして R3がハロゲン原子もしくはアセチルアミノ基を表わす
か、または ・R2およびR3が水素原子を表わしそして R4がハロゲン原子を表わし、しかも R5が−CH=基を表わすか、或いは R2、R3およびR4が水素原子を表わし、しかもR5が窒素原
子を表わし、 R6は炭素数が2〜4のアルキレン鎖、或いはアルキル基
により1−もしくは3−位置でまたはアルキル、アルコ
キシ、ヒドロキシ、ジアルキルアミノ、ピペリジノ、モ
ルホリノもしくはチオモルホリノ基により2−位置で置
換されたプロピレン鎖を表わし、 但し条件として、R6がジアルキルアミノ、ピペリジノ、
モルホリノもしくはチオモルホリノ基により2−位置で
置換されたプロピレン基を表わす時には、R1はヒドロキ
シ基を含有している基であることはできない] の(アザ)ナフタレンスルタム誘導体類を提供すること
である。
ル、ヒドロキシもしくはアルコキシ基により置換された
フェニル基、(c)3−インドリル基、(d)窒素原子
上でアルキルもしくはアルキルカルボニル基によりおよ
び/または5−位置で塩素もしくは弗素原子により置換
された3−インドリル基、または(e)3−(5−ヒド
ロキシインドリル)基により4−位置で置換された1,2,
3,6−テトラヒドロ−1−ピリジル基、 ・(a)フェニル基、(b)アルコキシ、アルキル、ヒ
ドロキシ、ニトロもしくはアミノ基によりまたはハロゲ
ン原子により置換されたフェニル基、(c)1,2−ベン
ズイソチアゾール−3−イル基、(d)1,2−ベンズイ
ソオキサゾール−3−イル基、または(e)2−ピリジ
ル基により4−位置で置換された1−ピペラジニル基、 ・(a)フェニル基、(b)ハロゲン原子またはヒドロ
キシ、アルキルもしくはアルコキシ基により置換された
フェニル基、(c)2個のフェニル基、(d)ビス(4
−フルオロフェニル)メチレン基、(e)4−フルオロ
ベンゾイル基、(f)2−オキソ−ベンズイミダゾリニ
ル基、(g)3−位置でアルキルカルボニルまたはベン
ゾイル基により置換された2−オキソ−ベンズイミダゾ
リニル基、(h)ヒドロキシ基及び任意にアルキル、ア
ルコキシもしくはヒドロキシ基またはハロゲン原子によ
り置換されていてもよいフェニル基、(i)3−インド
リル基、(j)窒素原子上でアルキルもしくはアルキル
カルボニル基によりおよび/または5−位で塩素もしく
は弗素原子により置換された3−インドリル基、または
(k)3−(5−ヒドロキシインドリル)基により4−
位置で置換されたピペリジノ基 を表わし、 ・R2およびR3が同一であり水素もしくはハロゲン原子を
表わしそしてR4が水素原子を表わすか、または ・R2およびR4が水素原子を表わしそして R3がハロゲン原子もしくはアセチルアミノ基を表わす
か、または ・R2およびR3が水素原子を表わしそして R4がハロゲン原子を表わし、しかも R5が−CH=基を表わすか、或いは R2、R3およびR4が水素原子を表わし、しかもR5が窒素原
子を表わし、 R6は炭素数が2〜4のアルキレン鎖、或いはアルキル基
により1−もしくは3−位置でまたはアルキル、アルコ
キシ、ヒドロキシ、ジアルキルアミノ、ピペリジノ、モ
ルホリノもしくはチオモルホリノ基により2−位置で置
換されたプロピレン鎖を表わし、 但し条件として、R6がジアルキルアミノ、ピペリジノ、
モルホリノもしくはチオモルホリノ基により2−位置で
置換されたプロピレン基を表わす時には、R1はヒドロキ
シ基を含有している基であることはできない] の(アザ)ナフタレンスルタム誘導体類を提供すること
である。
前記および以下に記されている定義において、アルキ
ルおよびアルコキシ基並びにアルキルおよびアルコキシ
部分はそれぞれ直鎖もしくは分枝鎖中に1〜4個の炭素
原子を含有しており、そしてハロゲン原子は好適には塩
素または臭素原子である。
ルおよびアルコキシ基並びにアルキルおよびアルコキシ
部分はそれぞれ直鎖もしくは分枝鎖中に1〜4個の炭素
原子を含有しており、そしてハロゲン原子は好適には塩
素または臭素原子である。
本発明はまた、式(I)の化合物類と無機または有機
酸類との塩類も提供することである。
酸類との塩類も提供することである。
R6がジアルキルアミノ、ピペリジノ、モルホリノもし
くはチオモルホリノ基により2−位置で置換されたプロ
ピレン基を表わし、および/またはR1が4−アミノフェ
ニル−1−ピペラジニル基を表わすもの以外の、式
(I)の化合物は、式: [式中、 R2、R3、R4、R5および R6は上記と同じ意味を有し、そして Halはハロゲン原子を表わす] のハロゲン化された誘導体を、式: H−R1 (III) [式中、 R1はそれが4−アミノフェニル−1−ピペラジニル基で
あり得ないこと以外は式(I)中と同じ意味を有する] の化合物または該化合物と酸との塩に作用させることに
より製造できる。
くはチオモルホリノ基により2−位置で置換されたプロ
ピレン基を表わし、および/またはR1が4−アミノフェ
ニル−1−ピペラジニル基を表わすもの以外の、式
(I)の化合物は、式: [式中、 R2、R3、R4、R5および R6は上記と同じ意味を有し、そして Halはハロゲン原子を表わす] のハロゲン化された誘導体を、式: H−R1 (III) [式中、 R1はそれが4−アミノフェニル−1−ピペラジニル基で
あり得ないこと以外は式(I)中と同じ意味を有する] の化合物または該化合物と酸との塩に作用させることに
より製造できる。
この反応は一般的に例えばアルカリ−金属炭酸塩の如
き塩基または例えば1,8−ジアザビシクロ[5,4,0]−7
−ウンデセン、1,5−ジアザビシクロ[4,3,0]−5−ノ
ネンもしくはトリエチルアミンの如き有機塩基の存在下
で、任意にヨウ化ナトリウムの存在下で、例えばベンゼ
ン、トルエン、ジメチルホルムアミド、アセトニトリ
ル、テトラヒドロフランまたはアセトンの如き有機溶媒
中で、20℃〜溶媒の沸点の間の温度において、実施され
る。
き塩基または例えば1,8−ジアザビシクロ[5,4,0]−7
−ウンデセン、1,5−ジアザビシクロ[4,3,0]−5−ノ
ネンもしくはトリエチルアミンの如き有機塩基の存在下
で、任意にヨウ化ナトリウムの存在下で、例えばベンゼ
ン、トルエン、ジメチルホルムアミド、アセトニトリ
ル、テトラヒドロフランまたはアセトンの如き有機溶媒
中で、20℃〜溶媒の沸点の間の温度において、実施され
る。
R5が=CH−基を表わし、しかもR2、R3およびR4が水素
原子を表わすか、またはR2およびR3がハロゲン原子を表
わしそしてR4が水素原子を表わすか、またはR2およびR4
が水素原子を表わしそしてR3がハロゲン原子を表わす
か、またはR2およびR3が水素原子を表わしそしてR4がハ
ロゲン原子を表わか、或いは R5が窒素原子を表わし、しかもR2、R3およびR4が水素原
子を表わし、そして R6がアルキレン(2−4C)基またはヒドロキシ、アルキ
ルもしくはアルコキシにより2−位置で置換されたプロ
ピレン基を表わす式(II)のハロゲン化された誘導体類
は、 [式中、 R2、R3、R4およびR5は上記の意味を有する] の化合物を、式: X−R6−Hal (V) [式中、 R6はアルキレン(2−4C)基またはヒドロキシ、アルキ
ルもしくはアルコキシにより2−位置で置換されたプロ
ピレン基を表わし、そしてHalおよびXはハロゲン原子
を表わす] の化合物に作用させることにより製造できる。
原子を表わすか、またはR2およびR3がハロゲン原子を表
わしそしてR4が水素原子を表わすか、またはR2およびR4
が水素原子を表わしそしてR3がハロゲン原子を表わす
か、またはR2およびR3が水素原子を表わしそしてR4がハ
ロゲン原子を表わか、或いは R5が窒素原子を表わし、しかもR2、R3およびR4が水素原
子を表わし、そして R6がアルキレン(2−4C)基またはヒドロキシ、アルキ
ルもしくはアルコキシにより2−位置で置換されたプロ
ピレン基を表わす式(II)のハロゲン化された誘導体類
は、 [式中、 R2、R3、R4およびR5は上記の意味を有する] の化合物を、式: X−R6−Hal (V) [式中、 R6はアルキレン(2−4C)基またはヒドロキシ、アルキ
ルもしくはアルコキシにより2−位置で置換されたプロ
ピレン基を表わし、そしてHalおよびXはハロゲン原子
を表わす] の化合物に作用させることにより製造できる。
この反応は好適には例えばアルカリ−金属水素化物、
アルカリ−金属水酸化物またはアルカリ−金属炭酸塩の
如き塩基の存在下で、例えばジメチルホルムアミドまた
はテトラヒドロフランの如き不活性溶媒中で、20℃〜溶
媒の沸点の間の温度において、実施される。
アルカリ−金属水酸化物またはアルカリ−金属炭酸塩の
如き塩基の存在下で、例えばジメチルホルムアミドまた
はテトラヒドロフランの如き不活性溶媒中で、20℃〜溶
媒の沸点の間の温度において、実施される。
R5が=CH−基を表わし、R2およびR4が水素原子を表わ
し、そしてR3がハロゲン原子を表わす式(IV)の化合物
は、A.ムスタファ(MUSTAFA)他、アルキブ・デル・フ
ァーマチイ・ウント・ベリヒテ・デル・ドイッチェン
(Arch.Pharm.)、298、741(1965)により記されてい
る方法の適用および応用により製造できる。
し、そしてR3がハロゲン原子を表わす式(IV)の化合物
は、A.ムスタファ(MUSTAFA)他、アルキブ・デル・フ
ァーマチイ・ウント・ベリヒテ・デル・ドイッチェン
(Arch.Pharm.)、298、741(1965)により記されてい
る方法の適用および応用により製造できる。
R5が=CH−基を表わし、R2およびR3が水素原子を表わ
し、そしてR4がハロゲン原子を表わす式(IV)の化合物
は、式: [式中、 R4は上記と同じ意味を有する] の化合物の環化により製造できる。
し、そしてR4がハロゲン原子を表わす式(IV)の化合物
は、式: [式中、 R4は上記と同じ意味を有する] の化合物の環化により製造できる。
この環化は、例えば、F.ダンネルス(DANNERTH)他、
ザ・ジャーナル・オブ・ザ・アメリカン・ケミカル・ソ
サイエテイ(J.Am.Chem.Soc.)、29、1319(1907)に記
されている方法の応用により、反応媒体の沸点において
オキシ塩化燐を用いて実施される。
ザ・ジャーナル・オブ・ザ・アメリカン・ケミカル・ソ
サイエテイ(J.Am.Chem.Soc.)、29、1319(1907)に記
されている方法の応用により、反応媒体の沸点において
オキシ塩化燐を用いて実施される。
式(VI)の化合物は、P.フリードランダー(FRIEDLAN
DER)他、ヘミッシェ・ベリヒテ(Chem.Ber.)、55B、4
5(1922)により記されている方法の適用または応用に
より得られる。
DER)他、ヘミッシェ・ベリヒテ(Chem.Ber.)、55B、4
5(1922)により記されている方法の適用または応用に
より得られる。
R5が=CH−基を表わし、R2およびR3がハロゲン原子を
表わし、そしてR4が水素原子を表わす式(IV)の化合物
は、Th.チンケ(ZINCKE)他、リービッヒス・アナーレ
ン・デル・ヘミイ(Liebigs Ann.Chem.)411、195(191
6)により記されている方法の適用または応用により製
造できる。
表わし、そしてR4が水素原子を表わす式(IV)の化合物
は、Th.チンケ(ZINCKE)他、リービッヒス・アナーレ
ン・デル・ヘミイ(Liebigs Ann.Chem.)411、195(191
6)により記されている方法の適用または応用により製
造できる。
R5が窒素原子を表わす式(IV)の化合物は、4−ブロ
モ−5−イソキノリルスルホンアミドの環化により得ら
れる。
モ−5−イソキノリルスルホンアミドの環化により得ら
れる。
この環化は好適には、例えばアルカリ−金属水素化物
の如き塩基を用いて、例えばジメチルホルムアミドまた
はテトラヒドロフランの如き不活性有機溶媒中で、20℃
〜溶媒の沸点の間の温度において、実施される。
の如き塩基を用いて、例えばジメチルホルムアミドまた
はテトラヒドロフランの如き不活性有機溶媒中で、20℃
〜溶媒の沸点の間の温度において、実施される。
4−ブロモ−5−イソキノリルスルホンアミドは、好
適にはテトラヒドロフラン中で−50℃〜20℃に変化する
温度においてアンモニアを4−ブロモ−5−イソキノリ
ルスルホニルクロライドに作用させることにより、製造
できる。
適にはテトラヒドロフラン中で−50℃〜20℃に変化する
温度においてアンモニアを4−ブロモ−5−イソキノリ
ルスルホニルクロライドに作用させることにより、製造
できる。
4−ブロモ−5−イソキノリルスルホニルクロライド
は、塩酸の存在下で約0℃の温度において、次に二酸化
硫黄の存在下で酢酸中で塩化第一銅の存在下で約20℃の
温度において、亜硝酸ナトリウムを5−アミノ−4−ブ
ロモイソキノリンに作用させることにより、製造でき
る。
は、塩酸の存在下で約0℃の温度において、次に二酸化
硫黄の存在下で酢酸中で塩化第一銅の存在下で約20℃の
温度において、亜硝酸ナトリウムを5−アミノ−4−ブ
ロモイソキノリンに作用させることにより、製造でき
る。
5−アミノ−4−ブロモイソキノリンは、4−ブロモ
−5−ニトロイソキノリンの還元により得られる。この
還元は好適には塩化第一錫および塩酸を用いて反応混合
物の沸点において実施される。
−5−ニトロイソキノリンの還元により得られる。この
還元は好適には塩化第一錫および塩酸を用いて反応混合
物の沸点において実施される。
4−ブロモ−5−ニトロイソキノリンは、M.D.ネアー
(NAIR)他、ザ・ジャーナル・オブ・ザ・インディアン
・ケミカル・ソサイエテイ(Indian J.Chem.Soc.)、
5、224(1967)により記されている方法の適用によ
り、製造できる。
(NAIR)他、ザ・ジャーナル・オブ・ザ・インディアン
・ケミカル・ソサイエテイ(Indian J.Chem.Soc.)、
5、224(1967)により記されている方法の適用によ
り、製造できる。
R6がアルキレン(2−4C)基またはヒドロキシ基によ
り2−位置で置換されたプロピレン基を表わす式(V)
の誘導体類は市販されている。
り2−位置で置換されたプロピレン基を表わす式(V)
の誘導体類は市販されている。
R6がアルキル基により2−位置で置換されたプロピレ
ン基を表わす式(V)の誘導体は、Y.ハラモト(HARAMO
TO)他、ザ・ジャーナル・オブ・ザ・ケミカル・ソサイ
エテイ・ケミカル・コミュニティ(J.Chem.Soc.Chem.Co
mm.)、75(1983)により記されている方法の適用また
は応用により、得られる。
ン基を表わす式(V)の誘導体は、Y.ハラモト(HARAMO
TO)他、ザ・ジャーナル・オブ・ザ・ケミカル・ソサイ
エテイ・ケミカル・コミュニティ(J.Chem.Soc.Chem.Co
mm.)、75(1983)により記されている方法の適用また
は応用により、得られる。
R6がアルコキシ基により2−位置で置換されたプロピ
レン基を表わす式(V)の誘導体類は、カナディアン・
ジャーナル・オブ・ケミストリイ(Can.J.Chem.)、48
巻、975(1970)に中に記されている方法の適用または
応用により、得られる。
レン基を表わす式(V)の誘導体類は、カナディアン・
ジャーナル・オブ・ケミストリイ(Can.J.Chem.)、48
巻、975(1970)に中に記されている方法の適用または
応用により、得られる。
R5が=CH−基を表わし、R2およびR3がハロゲン原子を
表わし、そしてR4が水素原子を表わす式(II)のハロゲ
ン化された誘導体類、並びにR2およびR4が水素原子を表
わしすそしてR6がアルキレン(2−4C)基を表わすもの
は、R2、R3およびR4が水素原子を表わし、そしてR5が=
CH−基を表わす式(II)の化合物をハロゲン化し、次に
任意にモノハロゲン化された誘導体およびジハロゲン化
された誘導体を分離することによっても得られる。
表わし、そしてR4が水素原子を表わす式(II)のハロゲ
ン化された誘導体類、並びにR2およびR4が水素原子を表
わしすそしてR6がアルキレン(2−4C)基を表わすもの
は、R2、R3およびR4が水素原子を表わし、そしてR5が=
CH−基を表わす式(II)の化合物をハロゲン化し、次に
任意にモノハロゲン化された誘導体およびジハロゲン化
された誘導体を分離することによっても得られる。
ハロゲン化は、例えばF.ダンネルス(DANNERTH)他、
ザ・ジャーナル・オブ・ザ・アメリカン・ケミカル・ソ
サイエテイ(J.Am.Chem.Soc.)、29、1319(1907)、T
h、チンケ(ZINCKE)他、リービッヒス・アナーレン・
デル・ヘミイ(Liebigs Ann.Chem.)、411、195(191
6)およびA.ムスタファ(MUSTAFA)他、アルキブ・デル
・ファーマチイ・ウント・ベリヒテ・デル・ドイッチェ
ン(Arch.Pharm.)、298、741(1965)により記されて
いる如く公知の方法により実施できる。
ザ・ジャーナル・オブ・ザ・アメリカン・ケミカル・ソ
サイエテイ(J.Am.Chem.Soc.)、29、1319(1907)、T
h、チンケ(ZINCKE)他、リービッヒス・アナーレン・
デル・ヘミイ(Liebigs Ann.Chem.)、411、195(191
6)およびA.ムスタファ(MUSTAFA)他、アルキブ・デル
・ファーマチイ・ウント・ベリヒテ・デル・ドイッチェ
ン(Arch.Pharm.)、298、741(1965)により記されて
いる如く公知の方法により実施できる。
R3がアセチルアミノ基を表わすもの以外の、R2、R3、
R4およびR5が式(I)中と同じ意味を有し、そしてR6が
アルキル基により1−または3−位置で置換されたプロ
ピレン基を表わす式(II)のハロゲン化された誘導体類
は、式: [式中、 R2、R3、R4およびR5は上記と同じ意味を有し、そして R7はアルキル基により1−または3−位置で置換された
3−ヒドロキシプロピル基を表わす] のヒドロキシル化された誘導体のハロゲン化により、得
られる。
R4およびR5が式(I)中と同じ意味を有し、そしてR6が
アルキル基により1−または3−位置で置換されたプロ
ピレン基を表わす式(II)のハロゲン化された誘導体類
は、式: [式中、 R2、R3、R4およびR5は上記と同じ意味を有し、そして R7はアルキル基により1−または3−位置で置換された
3−ヒドロキシプロピル基を表わす] のヒドロキシル化された誘導体のハロゲン化により、得
られる。
このハロゲン化は、例えばマーチ(MARCH)、アドバ
ンスト・オーガニック・ケミストリイ(Advanced Organ
ic Chemistry)、382頁(1985)、ウィリー・インター
サイエンス(Wiley Interscience)中に記されている方
法の如き方法に従い、実施できる。
ンスト・オーガニック・ケミストリイ(Advanced Organ
ic Chemistry)、382頁(1985)、ウィリー・インター
サイエンス(Wiley Interscience)中に記されている方
法の如き方法に従い、実施できる。
このハロゲン化は好適には、三臭化または三塩化燐を
用いて、例えばトルエン、ベンゼンまたはキシレンの如
き不活性溶媒中で、20℃〜溶媒の沸点の間の温度におい
て、実施される。
用いて、例えばトルエン、ベンゼンまたはキシレンの如
き不活性溶媒中で、20℃〜溶媒の沸点の間の温度におい
て、実施される。
式(VII)のヒドロキシル化された誘導体類は、R2、R
3、R4およびR5が式(VII)中と同じ意味を有する式(V
I)の誘導体を式: Br−R7 (VIII) [式中、 R7は式(VII)中と同じ意味を有する] の誘導体に作用させることにより製造できる。
3、R4およびR5が式(VII)中と同じ意味を有する式(V
I)の誘導体を式: Br−R7 (VIII) [式中、 R7は式(VII)中と同じ意味を有する] の誘導体に作用させることにより製造できる。
この反応は一般的には、例えばアルカリ−金属水素化
物、アルカリ−金属水酸化物またはアルカリ−金属炭酸
塩の如き塩基の存在下で、例えばアセトニトリル、ジメ
チルホルムアミドまたはテトラヒドロフランの如き不活
性溶媒中で、20℃〜溶媒の沸点の間の温度において、実
施される。
物、アルカリ−金属水酸化物またはアルカリ−金属炭酸
塩の如き塩基の存在下で、例えばアセトニトリル、ジメ
チルホルムアミドまたはテトラヒドロフランの如き不活
性溶媒中で、20℃〜溶媒の沸点の間の温度において、実
施される。
R7がアルキル基により1−位置で置換された3−ヒド
ロキシプロピル基を表わす式(VIII)の誘導体類は、D.
A.パラヴァンディッシュヴィリ(PALAVANDISHVILI)
他、ケミカル・アブストラクツ(Chem.Abst.)、70、10
6089により記されている方法の適用または応用により、
製造できる。
ロキシプロピル基を表わす式(VIII)の誘導体類は、D.
A.パラヴァンディッシュヴィリ(PALAVANDISHVILI)
他、ケミカル・アブストラクツ(Chem.Abst.)、70、10
6089により記されている方法の適用または応用により、
製造できる。
R7がアルキル基により3−位置で置換された3−ヒド
ロキシプロピル基を表わす式(VIII)の誘導体類は、F.
サトウ(SATO)他、ケミカル・レタース(Cheme.let
t.)、99(1980)により記されている方法の適用または
応用により得られる。
ロキシプロピル基を表わす式(VIII)の誘導体類は、F.
サトウ(SATO)他、ケミカル・レタース(Cheme.let
t.)、99(1980)により記されている方法の適用または
応用により得られる。
R3がアセチルアミノ基を表わせないこと以外はR2、
R3、R4およびR5が式(I)中と同じ意味を有し、そして
R6がアルコキシ基により2−位置で置換されたプロピレ
ン基を表わす式(II)のハロゲン化された誘導体類は、
R6がヒドロキシ基により2−位置で置換されたプロピレ
ン基を表わす対応する式(II)の誘導体のアルキル化に
よっても得られる。
R3、R4およびR5が式(I)中と同じ意味を有し、そして
R6がアルコキシ基により2−位置で置換されたプロピレ
ン基を表わす式(II)のハロゲン化された誘導体類は、
R6がヒドロキシ基により2−位置で置換されたプロピレ
ン基を表わす対応する式(II)の誘導体のアルキル化に
よっても得られる。
このアルキル化は、例えばマーチ(MARCH)、アドバ
ンスト・オーガニック・ケミストリイ(Advanced Organ
ic Chemistry)、382頁(1985)、ウィリー・インター
サイエンス(Wiley Interscience)中に記されている方
法の如き方法に従い、実施できる。
ンスト・オーガニック・ケミストリイ(Advanced Organ
ic Chemistry)、382頁(1985)、ウィリー・インター
サイエンス(Wiley Interscience)中に記されている方
法の如き方法に従い、実施できる。
例えば、アルキルハライドを、ジメチルホルムアミド
またはテトラヒドロフランの如き不活性溶媒中で、アル
カリ−金属水素化物またはアルカリ−金属炭酸塩の存在
下で、20℃〜溶媒の沸点の間の温度において反応させる
ことができる。
またはテトラヒドロフランの如き不活性溶媒中で、アル
カリ−金属水素化物またはアルカリ−金属炭酸塩の存在
下で、20℃〜溶媒の沸点の間の温度において反応させる
ことができる。
R5が=CH−基を表わし、R2およびR4が水素原子を表わ
し、R3がアセチルアミノ基を表わし、そしてR6が上記と
同じ意味を有する式(II)のハロゲン化された誘導体類
は、対応するアミン類のN−アセチル化により製造でき
る。
し、R3がアセチルアミノ基を表わし、そしてR6が上記と
同じ意味を有する式(II)のハロゲン化された誘導体類
は、対応するアミン類のN−アセチル化により製造でき
る。
アセチル化は、無水酢酸を用いて、アルカリ−金属酢
酸塩の存在下で、反応媒体の沸点において、実施でき
る。
酸塩の存在下で、反応媒体の沸点において、実施でき
る。
対応するアミン類は、式: [式中、 R6およびHalは式(II)中と同じ意味を有する] の誘導体の還元により得られる。
この還元は、例えば、塩化ニッケルおよびホウ水素化
ナトリウムを用いて、例えばメタノールまたはエタノー
ルの如きアルコール中で、約0℃の温度において、実施
される。
ナトリウムを用いて、例えばメタノールまたはエタノー
ルの如きアルコール中で、約0℃の温度において、実施
される。
式(IX)のニトロ化された誘導体類は、R2、R3および
R4が水素原子を表わしそしてR5が=CH−基を表わす式
(II)の化合物のニトロ化により得られる。
R4が水素原子を表わしそしてR5が=CH−基を表わす式
(II)の化合物のニトロ化により得られる。
このニトロ化は、好適には亜硝酸を用いて約0℃の温
度において、一般的に実施される。
度において、一般的に実施される。
式(III)の化合物類は市販されているか、またはR.
L.ダンカン(DUNCAN)他、ザ・ジャーナル・オブ・メデ
ィカル・ケミストリイ(J.Med.Chem.)、21、1301(197
8);L.ネデレック(NEDELEC)他、ザ・ジャーナル・オ
ブ・ヨーロピアン・メディカル・ケミストリイ(Eur.J.
Med.Chem.)、22、33(1987);J.P.イエヴィッヒ(YEVI
CH)他、ザ・ジャーナル・オブ・メディカル・ケミスト
リイ(J.Med.Chem.)、29、3、359(1986);L.スヌス
(THUNUS)他、アナーレン・デル・ファーマコロジイ
(Ann.Pharm.)、38、353(1980);L.グーテス(GOOTE
S)他、アルツナイミッテル・フォルシュング(Arznei
m.Forsch.)、17、1145(1967)およびJ.ベルグマン(B
ERGMAN)他、ザ・ジャーナル・オブ・ヘテロサイクリッ
ク・ケミストリイ(J.Het.Chem.)、1071(1970)、並
びにドイツ特許2139084、ベルギー特許62630、ヨーロッ
パ特許110435、米国特許4470989および米国特許357599
0、並びに実施例中に記されている方法の適用または応
用により、製造できる。
L.ダンカン(DUNCAN)他、ザ・ジャーナル・オブ・メデ
ィカル・ケミストリイ(J.Med.Chem.)、21、1301(197
8);L.ネデレック(NEDELEC)他、ザ・ジャーナル・オ
ブ・ヨーロピアン・メディカル・ケミストリイ(Eur.J.
Med.Chem.)、22、33(1987);J.P.イエヴィッヒ(YEVI
CH)他、ザ・ジャーナル・オブ・メディカル・ケミスト
リイ(J.Med.Chem.)、29、3、359(1986);L.スヌス
(THUNUS)他、アナーレン・デル・ファーマコロジイ
(Ann.Pharm.)、38、353(1980);L.グーテス(GOOTE
S)他、アルツナイミッテル・フォルシュング(Arznei
m.Forsch.)、17、1145(1967)およびJ.ベルグマン(B
ERGMAN)他、ザ・ジャーナル・オブ・ヘテロサイクリッ
ク・ケミストリイ(J.Het.Chem.)、1071(1970)、並
びにドイツ特許2139084、ベルギー特許62630、ヨーロッ
パ特許110435、米国特許4470989および米国特許357599
0、並びに実施例中に記されている方法の適用または応
用により、製造できる。
1−ヒドロキシフェニルピペラジン類は、対応するl
−メトキシフェニルピペラジン類を当技術の専門家によ
り知られている方法により特に臭化水素酸を用いて脱メ
チル化することにより、得られる。
−メトキシフェニルピペラジン類を当技術の専門家によ
り知られている方法により特に臭化水素酸を用いて脱メ
チル化することにより、得られる。
R1が4−アミノフェニル−1−ピペラジニル基である
もの以外の、 R5が=CH−基を表わし、しかもR2、R3およびR4が水素原
子を表わすか、またはR2およびR4が水素原子を表わしそ
してR3がハロゲン原子を表わすか、またはR2およびR4が
水素原子を表わしそしてR4がハロゲン原子を表わすか、
またはR2およびR3がハロゲン原子を表わしそしてR4が水
素原子を表わすか、或いは R5が窒素原子を表わし、しかもR2、R3およびR4が水素原
子を表わし、そして R6がアルキレン(2−4C)基またはヒドロキシ、アルキ
ルもしくはアルコキシ基により2−位置で置換されたプ
ロピレン基を表わす式(I)の化合物は、 R2、R3、R4およびR5が上記の意味を有する式(IV)の化
合物を、式: Hal−R6−R1 (X) [式中、 R6およびR1は上記と同じ意味を有し、そして Halはハロゲン原子を表わす] の誘導体に作用させることによっても、製造できる。
もの以外の、 R5が=CH−基を表わし、しかもR2、R3およびR4が水素原
子を表わすか、またはR2およびR4が水素原子を表わしそ
してR3がハロゲン原子を表わすか、またはR2およびR4が
水素原子を表わしそしてR4がハロゲン原子を表わすか、
またはR2およびR3がハロゲン原子を表わしそしてR4が水
素原子を表わすか、或いは R5が窒素原子を表わし、しかもR2、R3およびR4が水素原
子を表わし、そして R6がアルキレン(2−4C)基またはヒドロキシ、アルキ
ルもしくはアルコキシ基により2−位置で置換されたプ
ロピレン基を表わす式(I)の化合物は、 R2、R3、R4およびR5が上記の意味を有する式(IV)の化
合物を、式: Hal−R6−R1 (X) [式中、 R6およびR1は上記と同じ意味を有し、そして Halはハロゲン原子を表わす] の誘導体に作用させることによっても、製造できる。
この反応は一般的には、例えばアルカリ−金属水素化
物、アルカリ−金属水酸化物またはアルカリ−金属炭酸
塩の如き塩基の存在下で、例えばジメチルホルムアミド
またはテトラヒドロフランの如き有機溶媒中で、または
アルカリ−金属水酸化物の存在下で水性またはヒドロ−
有機媒体中で、20℃〜溶媒の沸点の間の温度において、
実施される。
物、アルカリ−金属水酸化物またはアルカリ−金属炭酸
塩の如き塩基の存在下で、例えばジメチルホルムアミド
またはテトラヒドロフランの如き有機溶媒中で、または
アルカリ−金属水酸化物の存在下で水性またはヒドロ−
有機媒体中で、20℃〜溶媒の沸点の間の温度において、
実施される。
式(X)の誘導体類は、式(V)のアルカリジハライ
ドを式(III)の化合物に作用させることにより、製造
できる。
ドを式(III)の化合物に作用させることにより、製造
できる。
この反応は一般的には、アルカリ−金属炭酸塩または
第三級アミンの存在下で、例えばアセトニトリルの如き
有機溶媒中で、約20℃の温度において、実施される。
第三級アミンの存在下で、例えばアセトニトリルの如き
有機溶媒中で、約20℃の温度において、実施される。
R1が3−インドリル基または5−位置でヒドロキシも
しくはヒドロキシフェニル基により置換された3−イン
ドリル基により4−位置で置換された1,2,3,6−テトラ
ヒドロ−1−ピリジル基;アミノもしくはヒドロキシフ
ェニル基により4−位置で置換された1−ピペラジニル
基;或いは2−オキソ−ベンズイミダゾリニル、ヒドロ
キシフェニル、ヒドロキシ基および任意にヒドロキシに
より置換されていてもよいフェニル基、または任意に5
−位置でヒドロキシ基により置換されていてもよい3−
インドリル基により4−位置で置換されたピペリジニル
基を表わすもの以外の、R6がアルコキシ基により2−位
置で置換されたプロピレン基を表わす式(I)の化合物
類は、R6がヒドロキシ基により2−位置で置換されたプ
ロピレン基を表わす対応する式(I)の化合物をアルキ
ル化することによっても、得られる。
しくはヒドロキシフェニル基により置換された3−イン
ドリル基により4−位置で置換された1,2,3,6−テトラ
ヒドロ−1−ピリジル基;アミノもしくはヒドロキシフ
ェニル基により4−位置で置換された1−ピペラジニル
基;或いは2−オキソ−ベンズイミダゾリニル、ヒドロ
キシフェニル、ヒドロキシ基および任意にヒドロキシに
より置換されていてもよいフェニル基、または任意に5
−位置でヒドロキシ基により置換されていてもよい3−
インドリル基により4−位置で置換されたピペリジニル
基を表わすもの以外の、R6がアルコキシ基により2−位
置で置換されたプロピレン基を表わす式(I)の化合物
類は、R6がヒドロキシ基により2−位置で置換されたプ
ロピレン基を表わす対応する式(I)の化合物をアルキ
ル化することによっても、得られる。
このアルキル化は、R6がヒドロキシ基により2−位置
で置換されたプロピレン基を表わす式(II)のハロゲン
化された誘導体類のアルキル化に関して以上で記されて
いるのと同じ条件下で実施できる。
で置換されたプロピレン基を表わす式(II)のハロゲン
化された誘導体類のアルキル化に関して以上で記されて
いるのと同じ条件下で実施できる。
R6がジアルキルアミノ、ピペリジノ、モルホリノまた
はチオモルホリノ基により2−位置で置換されたプロピ
レン基を表わす式(I)の化合物類は、 式: [式中、 R1、R2、R3、R4およびR5は式(I)中と同じ意味を有す
る] の誘導体を、式: H−R8 (XII) [式中、 R8はジアルキルアミノ、ピペリジノ、モルホリノまたは
チオモルホリノ基を表わす] の誘導体に作用させることにより、得られる。
はチオモルホリノ基により2−位置で置換されたプロピ
レン基を表わす式(I)の化合物類は、 式: [式中、 R1、R2、R3、R4およびR5は式(I)中と同じ意味を有す
る] の誘導体を、式: H−R8 (XII) [式中、 R8はジアルキルアミノ、ピペリジノ、モルホリノまたは
チオモルホリノ基を表わす] の誘導体に作用させることにより、得られる。
この反応は一般的には、例えばベンゼン、トルエンま
たはキシレンの如き不活性溶媒中で、例えばトリエチル
アミンの如き第三級アミンの存在下で、ボンベ中で、不
活性下で、20℃〜溶媒の沸点にわたる温度において、実
施される。
たはキシレンの如き不活性溶媒中で、例えばトリエチル
アミンの如き第三級アミンの存在下で、ボンベ中で、不
活性下で、20℃〜溶媒の沸点にわたる温度において、実
施される。
式(XI)の臭素化された誘導体類は、R7がヒドロキシ
基により2−位置で置換されたプロピレン基を表わす対
応する式(I)の誘導体の臭素化により得られる。
基により2−位置で置換されたプロピレン基を表わす対
応する式(I)の誘導体の臭素化により得られる。
この臭素化は、式(VII)の化合物類の臭素化に関し
て以上で記されているのと同じ条件下で実施される。
て以上で記されているのと同じ条件下で実施される。
R3がアセチルアミノ基を表わし、および/またはR1が
ヒドロキシ基を含有している置換基を表わすもの以外
の、 R6がメチル基により3−位置で置換されたプロピレン基
を表わす式(I)の化合物類は、 式(IV)の誘導体を、式: [式中、 R1は上記と同じ意味を有する] の誘導体に作用させることによっても得られる。
ヒドロキシ基を含有している置換基を表わすもの以外
の、 R6がメチル基により3−位置で置換されたプロピレン基
を表わす式(I)の化合物類は、 式(IV)の誘導体を、式: [式中、 R1は上記と同じ意味を有する] の誘導体に作用させることによっても得られる。
この反応は一般的には、式(IV)および(VII)の化
合物類の反応に関して以上で記されているのと同じ条件
下で実施される。
合物類の反応に関して以上で記されているのと同じ条件
下で実施される。
式(XIII)の誘導体類は、式: [式中、 R1は上記と同じ意味を有する] の誘導体の臭素化により得られる。
この臭素化は、式(VII)の化合物類の臭素化に関し
て以上で記されているのと同じ条件下で実施される。
て以上で記されているのと同じ条件下で実施される。
式(XIV)の誘導体類は、3−ブロモ−l−ブタノー
ルを式(III)の誘導体に作用させることにより得られ
る。
ルを式(III)の誘導体に作用させることにより得られ
る。
この反応は一般的には、式(II)および(III)の化
合物類の反応に関して以上で記されているのと同じ条件
下で実施される。
合物類の反応に関して以上で記されているのと同じ条件
下で実施される。
R6がヒドロキシ基により2−位置で置換されたプロピ
レン基を表わすもの以外の、 R1が窒素原子上でアルキルもしくはアルキルカルボニル
基により置換された3−インドリル基により4−位置で
置換された1,2,3,6−テトラヒドロ−1−ピリジル基;
或いは3−位置でアルキルカルボニルもしくはベンゾイ
ル基により置換された2−オキソ−1ベンズイミダゾリ
ニル基または窒素原子上でアルキルもしくはアルキルカ
ルボニル基により置換された3−インドリル基により4
−位置で置換されたピペリジノ基を表わす式(I)の化
合物類は、 式: Hal−R9 (XV) [式中、 Halはハロゲン原子を表わし、そして R9はアルキル、アルキルカルボニルまたはベンゾイル基
を表わす] の誘導体を、R1が3−インドリル基により4−位置で置
換された1,2,3,6−テトラヒドロ−1−ピリジル基;ま
たは2−オキソ−1ベンズイミダゾリニル基もしくは3
−インドリル基により4−位置で置換されたピペリジノ
基を表わす対応する式(I)の誘導体に作用させること
により、得られる。
レン基を表わすもの以外の、 R1が窒素原子上でアルキルもしくはアルキルカルボニル
基により置換された3−インドリル基により4−位置で
置換された1,2,3,6−テトラヒドロ−1−ピリジル基;
或いは3−位置でアルキルカルボニルもしくはベンゾイ
ル基により置換された2−オキソ−1ベンズイミダゾリ
ニル基または窒素原子上でアルキルもしくはアルキルカ
ルボニル基により置換された3−インドリル基により4
−位置で置換されたピペリジノ基を表わす式(I)の化
合物類は、 式: Hal−R9 (XV) [式中、 Halはハロゲン原子を表わし、そして R9はアルキル、アルキルカルボニルまたはベンゾイル基
を表わす] の誘導体を、R1が3−インドリル基により4−位置で置
換された1,2,3,6−テトラヒドロ−1−ピリジル基;ま
たは2−オキソ−1ベンズイミダゾリニル基もしくは3
−インドリル基により4−位置で置換されたピペリジノ
基を表わす対応する式(I)の誘導体に作用させること
により、得られる。
この反応は好適には、例えばジメチルホルムアミドま
たはテトラヒドロフランの如き不活性溶媒中で、20℃〜
溶媒の沸点の間の温度において、実施される。
たはテトラヒドロフランの如き不活性溶媒中で、20℃〜
溶媒の沸点の間の温度において、実施される。
R1がハロフェニル基により4−位置で置換された1,2,
3,6−テトラヒドロ−1−ピリジル基を表わす式(I)
の化合物類は、R1がヒドロキシ基によりおよびハロゲン
原子で置換されたフェニル基により4−位置で置換され
たピペリジノ基を表わす対応する式(I)の化合物の脱
水によっても、得られる。
3,6−テトラヒドロ−1−ピリジル基を表わす式(I)
の化合物類は、R1がヒドロキシ基によりおよびハロゲン
原子で置換されたフェニル基により4−位置で置換され
たピペリジノ基を表わす対応する式(I)の化合物の脱
水によっても、得られる。
この脱水は、例えばマーチ(MARCH)、アドバンスト
・オーガニック・ケミストリイ(Advanced Organic Che
mistry)、382頁(1985)中に記されている方法の如き
公知の方法に従い、そして特に硫酸または酢酸−臭化水
素酸、酢酸−塩化水素酸、酢酸−塩酸混合物を用いて、
20℃〜反応媒体の沸点の間において、実施できる。
・オーガニック・ケミストリイ(Advanced Organic Che
mistry)、382頁(1985)中に記されている方法の如き
公知の方法に従い、そして特に硫酸または酢酸−臭化水
素酸、酢酸−塩化水素酸、酢酸−塩酸混合物を用いて、
20℃〜反応媒体の沸点の間において、実施できる。
R1が4−アミノフェニル−1−ピペラジニル基を表わ
す式(I)の化合物類は、R1が4−ニトロフェニル−1
−ピペラジニル基を表わす対応する式(I)の化合物類
の還元により得られる。
す式(I)の化合物類は、R1が4−ニトロフェニル−1
−ピペラジニル基を表わす対応する式(I)の化合物類
の還元により得られる。
この還元は一般的には、例えばメタノールまたはエタ
ノールの如きアルコール中の塩化第一錫およびホウ水素
化ナトリウムを用いて水の存在下で20℃〜70℃の間の温
度において、或いは水または水−アルコール混合物中の
鉄および塩酸を用いて20℃〜反応媒体の沸点の間の温度
において、実施される。
ノールの如きアルコール中の塩化第一錫およびホウ水素
化ナトリウムを用いて水の存在下で20℃〜70℃の間の温
度において、或いは水または水−アルコール混合物中の
鉄および塩酸を用いて20℃〜反応媒体の沸点の間の温度
において、実施される。
式(I)の化合物は、例えば結晶化またはクロマトグ
ラフィーの如き標準的な公知の方法により、精製でき
る。
ラフィーの如き標準的な公知の方法により、精製でき
る。
遊離塩基形の式(I)の化合物は、例えばアルコー
ル、ケトン、塩素化された溶媒またはエーテルの如き有
機溶媒中での酸の付加により、酸との付加塩に転化させ
ることができる。
ル、ケトン、塩素化された溶媒またはエーテルの如き有
機溶媒中での酸の付加により、酸との付加塩に転化させ
ることができる。
式(I)の化合物類およびそれらの塩類は有用な性質
を有する。これらの化合物類は、セロトニン(5HT2受
体)に対する拮抗質性質を有しており、従ってセロトニ
ンが関係する病気、特に中枢神経系および心臓血管系の
病気、並びに胃腸障害の治療用に有用である。
を有する。これらの化合物類は、セロトニン(5HT2受
体)に対する拮抗質性質を有しており、従ってセロトニ
ンが関係する病気、特に中枢神経系および心臓血管系の
病気、並びに胃腸障害の治療用に有用である。
これらの化合物類は、不安症、睡眠問題、鬱病、精神
病、並びに特に精神***症、片頭痛、喘息、高血圧およ
び蕁麻疹の治療用に、鎮痛剤として、並びに血小板凝集
抑制剤として、有用である。
病、並びに特に精神***症、片頭痛、喘息、高血圧およ
び蕁麻疹の治療用に、鎮痛剤として、並びに血小板凝集
抑制剤として、有用である。
中心のセロトニン受***置(S2型)に対する式(I)
の化合物の親和性は、J.E.リーセン(LEYSEN)他、モレ
キュラー・ファーマコロジイ(Mol.Pharmacol.)、21、
301(1982)の技術により示唆されている技術に従い測
定され、それはトリチウム処理されたケタンセリンの結
合位置に対する生成物の親和性を測定することからなっ
ている。その測定の詳細は次のとおりである: 膜の調製 雄のSprague−Dawleyラツト(200〜250g)を断頭によ
り殺し、その脳を迅速に取り出し氷の上に置いた。関連
する脳構造物を切開し、10容量の氷冷したTris−HCl緩
衝液(50mM;pH7.6)中でホモジネートした。そのホモジ
ネートを4℃において50,000×Gで10分間遠心分離し、
上清を捨てた。得られるペレツトを7容量の同じ緩衝液
中に再懸濁し再遠心分離することにより洗浄した。最終
ペレツトを次いで5容量のTris−HCl緩衝液中に再懸濁
し、プラスチツクバイアル(Nunc)中に1mlづつ小分け
し、必要となるまで−80℃で凍結した。
の化合物の親和性は、J.E.リーセン(LEYSEN)他、モレ
キュラー・ファーマコロジイ(Mol.Pharmacol.)、21、
301(1982)の技術により示唆されている技術に従い測
定され、それはトリチウム処理されたケタンセリンの結
合位置に対する生成物の親和性を測定することからなっ
ている。その測定の詳細は次のとおりである: 膜の調製 雄のSprague−Dawleyラツト(200〜250g)を断頭によ
り殺し、その脳を迅速に取り出し氷の上に置いた。関連
する脳構造物を切開し、10容量の氷冷したTris−HCl緩
衝液(50mM;pH7.6)中でホモジネートした。そのホモジ
ネートを4℃において50,000×Gで10分間遠心分離し、
上清を捨てた。得られるペレツトを7容量の同じ緩衝液
中に再懸濁し再遠心分離することにより洗浄した。最終
ペレツトを次いで5容量のTris−HCl緩衝液中に再懸濁
し、プラスチツクバイアル(Nunc)中に1mlづつ小分け
し、必要となるまで−80℃で凍結した。
結合アツセイ セロトニン受容体のための種々の化合物の親和性を、
リーセンらによって報告されている[3H]−ケタンセリ
ン結合アツセイを用いて評価した。
リーセンらによって報告されている[3H]−ケタンセリ
ン結合アツセイを用いて評価した。
ウシ血清アルブミン2mg/mlを含有するTris−HCl緩衝
液中0.15mg/mlのタンパク濃度の皮質膜の小分けバイア
ル(1ml)を、[3H]−ケタンセリン(最終濃度0.4nm)
の存在下に供試化合物又は10-6Mメチセルギド(セロト
ニン拮抗薬の1種)と共に37℃で15分間インキユベート
した。Skatron細胞収穫器を用いてWhatman G F/Bガラス
繊維フイルターを通して濾過することにより結合相互作
用を終結させ、次いで2.5mlの氷冷緩衝液で2回洗浄し
た。フイルター上に保持された放射能を、Ready−Gelシ
ンチラント(scintillant)(Beckman)4.5ml中で液体
シンチロメトリーによって測定した。
液中0.15mg/mlのタンパク濃度の皮質膜の小分けバイア
ル(1ml)を、[3H]−ケタンセリン(最終濃度0.4nm)
の存在下に供試化合物又は10-6Mメチセルギド(セロト
ニン拮抗薬の1種)と共に37℃で15分間インキユベート
した。Skatron細胞収穫器を用いてWhatman G F/Bガラス
繊維フイルターを通して濾過することにより結合相互作
用を終結させ、次いで2.5mlの氷冷緩衝液で2回洗浄し
た。フイルター上に保持された放射能を、Ready−Gelシ
ンチラント(scintillant)(Beckman)4.5ml中で液体
シンチロメトリーによって測定した。
比結合は10-6Mのメチセルギドによって置き換えうる
結合と定義される。各濃度の供試化合物を用いて得られ
た比結合の百分率を計算し、IBM−PCコンピユーター上
で行なわれる単純ラングミユア等温式(a simple Langm
uir isotherm)への繰返し曲線適合操作を用いて非線形
回帰分析によりIC50(比結合の50%を抑制する濃度)を
決定した。
結合と定義される。各濃度の供試化合物を用いて得られ
た比結合の百分率を計算し、IBM−PCコンピユーター上
で行なわれる単純ラングミユア等温式(a simple Langm
uir isotherm)への繰返し曲線適合操作を用いて非線形
回帰分析によりIC50(比結合の50%を抑制する濃度)を
決定した。
この試験では、式(I)の化合物類のIC50は一般的に
25nMより低い。実施例1−31に記されている化合物類に
対する個々の値は添付されている表に示されている。
25nMより低い。実施例1−31に記されている化合物類に
対する個々の値は添付されている表に示されている。
式(I)の化合物類は低い毒性を有する。それらは一
般的にハツカネズミでは1回の経口的投与で300mg/kgで
非毒性である。個々の値は添付されている表に示されて
いる。
般的にハツカネズミでは1回の経口的投与で300mg/kgで
非毒性である。個々の値は添付されている表に示されて
いる。
R1が4−位置でハロフェニル基、フェニル基、または
窒素原子上でアルキルもしくはアルキルカルボニル基に
より置換された3−インドリル基により置換された1,2,
3,6−テトラヒドロ−1−ピリジル基;4−位置で2−ピ
リジル基、1,2−ベンズイソチアゾリ−3−ル基、また
はハロゲン原子、ヒドロキシ、アミノもしくはアルキル
基により置換された1−ピペラジニル基;或いは4−位
置でフェニルまたはN−アルキル−3−インドリル基に
より置換されたピペリジノ基を表わす、式(I)の化合
物類が特に興味がある。
窒素原子上でアルキルもしくはアルキルカルボニル基に
より置換された3−インドリル基により置換された1,2,
3,6−テトラヒドロ−1−ピリジル基;4−位置で2−ピ
リジル基、1,2−ベンズイソチアゾリ−3−ル基、また
はハロゲン原子、ヒドロキシ、アミノもしくはアルキル
基により置換された1−ピペラジニル基;或いは4−位
置でフェニルまたはN−アルキル−3−インドリル基に
より置換されたピペリジノ基を表わす、式(I)の化合
物類が特に興味がある。
下記の生成物類が特に興味深いものである: 2−{3−[4−(1,2−ベンズイソキサゾリ−3−イ
ル)−1−ピペラジニル]プロピル}−ナフト[1,8−c
d]イソチアゾール1,1−ジオキシド、 2−{3−[4−(4−アミノフェニル)−1−ピペラ
ジニル]プロピル}−ナフト[1,8−cd]イソチアゾー
ル1,1−ジオキシド、 2−{3−[4−(3−フルオロフェニル)−1−ピペ
ラジニル]プロピル}−ナフト[1,8−cd]イソチアゾ
ール1,1−ジオキシド、 2−{3−[4−(4−メチルフェニル)−1−ピペラ
ジニル]プロピル}−ナフト[1,8−cd]イソチアゾー
ル1,1−ジオキシド、 2−{3−[4−(3−ヒドロキシフェニル)−1−ピ
ペラジニル]プロピル}−ナフト[1,8−cd]イソチア
ゾール1,1−ジオキシド、 2−{3−[4−(1−メチル−3−インドリル)−1,
2,3,6−テトラヒドロ−1−ピリジル]プロピル}−ナ
フト[1,8−cd]イソチアゾール1,1−ジオキシド、 2−{3−[4−(1−アセチル−3−インドリル)−
1,2,3,6−テトラヒドロ−1−ピリジル]プロピル}−
ナフト[1,8−cd]イソチアゾール1,1−ジオキシド、 2−{2−[4−(4−ヒドロキシフェニル)−1−ピ
ペラジニル]エチル}−ナフト[1,8−cd]イソチアゾ
ール1,1−ジオキシド、 2−{3−[4−(4−フルオロフェニル)−1−ピペ
ラジニル]プロピル}−ナフト[1,8−cd]イソチアゾ
ール1,1−ジオキシド、 2−[3−(4−(4−フェニル−1,2,3,6−テトラヒ
ドロ−1−ピリジル)プロピル]−ナフト[1,8−cd]
イソチアゾール1,1−ジオキシド、 2−{3−[4−(4−フルオロフェニル)−1,2,3,6
−テトラヒドロ−1−ピリジル]プロピル}−ナフト
[1,8−cd]イソチアゾール1,1−ジオキシド、 2−{3−[4−(2−ピリジル)−1,2,3,6−テトラ
ヒドロ−1−ピリジル]プロピル}−ナフト[1,8−c
d]イソチアゾール1,1−ジオキシド、 2−[3−(4−フェニル−1−ピペリジノ)プロピ
ル]−ナフト[1,8−cd]イソチアゾール1,1−ジオキシ
ド、 2−{3−[4−(4−ヒドロキシフェニル)−1−ピ
ペラジニル]プロピル}−ナフト[1,8−cd]イソチア
ゾール1,1−ジオキシド、 2−{3−[4−(4−フルオロフェニル)−1−ピペ
ラジニル]−2−ヒドロキシ−プロピル}−ナフト[1,
8−cd]イソチアゾール1,1−ジオキシド、 2−{3−[4−(4−フルオロフェニル)−1−ピペ
ラジニル]−2−メトキシ−プロピル}−ナフト[1,8
−cd]イソチアゾール1,1−ジオキシド、 2−{2−ジメチルアミノ−3−[4−(4−フルオロ
フェニル)−1−ピペラジニル]プロピル}−ナフト
[1,8−cd]イソチアゾール1,1−ジオキシド、 2−{3−[4−(4−フルオロフェニル)−1−ピペ
ラジニル]−2−メチル−プロピル}−ナフト[1,8−c
d]イソチアゾール1,1−ジオキシド、 2−{3−[4−(4−フルオロフェニル)−1−ピペ
ラジニル]ブチル}−ナフト[1,8−cd]イソチアゾー
ル1,1−ジオキシド、 2−{4−[4−(4−フルオロフェニル)−1−ピペ
ラジニル]−2−ブチル}−ナフト[1,8−cd]イソチ
アゾール1,1−ジオキシド。
ル)−1−ピペラジニル]プロピル}−ナフト[1,8−c
d]イソチアゾール1,1−ジオキシド、 2−{3−[4−(4−アミノフェニル)−1−ピペラ
ジニル]プロピル}−ナフト[1,8−cd]イソチアゾー
ル1,1−ジオキシド、 2−{3−[4−(3−フルオロフェニル)−1−ピペ
ラジニル]プロピル}−ナフト[1,8−cd]イソチアゾ
ール1,1−ジオキシド、 2−{3−[4−(4−メチルフェニル)−1−ピペラ
ジニル]プロピル}−ナフト[1,8−cd]イソチアゾー
ル1,1−ジオキシド、 2−{3−[4−(3−ヒドロキシフェニル)−1−ピ
ペラジニル]プロピル}−ナフト[1,8−cd]イソチア
ゾール1,1−ジオキシド、 2−{3−[4−(1−メチル−3−インドリル)−1,
2,3,6−テトラヒドロ−1−ピリジル]プロピル}−ナ
フト[1,8−cd]イソチアゾール1,1−ジオキシド、 2−{3−[4−(1−アセチル−3−インドリル)−
1,2,3,6−テトラヒドロ−1−ピリジル]プロピル}−
ナフト[1,8−cd]イソチアゾール1,1−ジオキシド、 2−{2−[4−(4−ヒドロキシフェニル)−1−ピ
ペラジニル]エチル}−ナフト[1,8−cd]イソチアゾ
ール1,1−ジオキシド、 2−{3−[4−(4−フルオロフェニル)−1−ピペ
ラジニル]プロピル}−ナフト[1,8−cd]イソチアゾ
ール1,1−ジオキシド、 2−[3−(4−(4−フェニル−1,2,3,6−テトラヒ
ドロ−1−ピリジル)プロピル]−ナフト[1,8−cd]
イソチアゾール1,1−ジオキシド、 2−{3−[4−(4−フルオロフェニル)−1,2,3,6
−テトラヒドロ−1−ピリジル]プロピル}−ナフト
[1,8−cd]イソチアゾール1,1−ジオキシド、 2−{3−[4−(2−ピリジル)−1,2,3,6−テトラ
ヒドロ−1−ピリジル]プロピル}−ナフト[1,8−c
d]イソチアゾール1,1−ジオキシド、 2−[3−(4−フェニル−1−ピペリジノ)プロピ
ル]−ナフト[1,8−cd]イソチアゾール1,1−ジオキシ
ド、 2−{3−[4−(4−ヒドロキシフェニル)−1−ピ
ペラジニル]プロピル}−ナフト[1,8−cd]イソチア
ゾール1,1−ジオキシド、 2−{3−[4−(4−フルオロフェニル)−1−ピペ
ラジニル]−2−ヒドロキシ−プロピル}−ナフト[1,
8−cd]イソチアゾール1,1−ジオキシド、 2−{3−[4−(4−フルオロフェニル)−1−ピペ
ラジニル]−2−メトキシ−プロピル}−ナフト[1,8
−cd]イソチアゾール1,1−ジオキシド、 2−{2−ジメチルアミノ−3−[4−(4−フルオロ
フェニル)−1−ピペラジニル]プロピル}−ナフト
[1,8−cd]イソチアゾール1,1−ジオキシド、 2−{3−[4−(4−フルオロフェニル)−1−ピペ
ラジニル]−2−メチル−プロピル}−ナフト[1,8−c
d]イソチアゾール1,1−ジオキシド、 2−{3−[4−(4−フルオロフェニル)−1−ピペ
ラジニル]ブチル}−ナフト[1,8−cd]イソチアゾー
ル1,1−ジオキシド、 2−{4−[4−(4−フルオロフェニル)−1−ピペ
ラジニル]−2−ブチル}−ナフト[1,8−cd]イソチ
アゾール1,1−ジオキシド。
治療使用のためには、式(I)の化合物類はそのまま
でまたは薬学的許容可能な塩類の状態で使用できる。
でまたは薬学的許容可能な塩類の状態で使用できる。
薬学的に許容可能な塩類としては特に、無機酸類との
付加塩類、例えば塩酸塩類、硫酸塩類、硝酸塩類もしく
は燐酸塩類、または有機酸類との付加塩類、例えば酢酸
塩類、プロピオン酸塩類、琥珀酸塩類、安息香酸塩類、
フマル酸塩類、マレイン酸塩類、メタンスルホン酸塩
類、イソチオン酸塩類、テオフィリン酢酸塩類、サリチ
ル酸塩類、フェノールフタリン酸塩類もしくはメチレン
−ビス−β−オキシナフトエ酸塩類、或いはこれらの誘
導体類の置換誘導体類が挙げられる。
付加塩類、例えば塩酸塩類、硫酸塩類、硝酸塩類もしく
は燐酸塩類、または有機酸類との付加塩類、例えば酢酸
塩類、プロピオン酸塩類、琥珀酸塩類、安息香酸塩類、
フマル酸塩類、マレイン酸塩類、メタンスルホン酸塩
類、イソチオン酸塩類、テオフィリン酢酸塩類、サリチ
ル酸塩類、フェノールフタリン酸塩類もしくはメチレン
−ビス−β−オキシナフトエ酸塩類、或いはこれらの誘
導体類の置換誘導体類が挙げられる。
下記の実施例で本発明を説明する。
実施例1 トルエン(300cc)中の2−(3−クロロプロピル)
ナフト[1,8−cd]イソチアゾール1,1−ジオキシド(2
8.1g)、トリエチルアミン(14cc)および1−(4−フ
ルオロフェニル)ピペラジン(18.8g)を8時間にわた
り沸点に加熱した。混合物を次に約20℃に冷却し、そし
てこの温度において攪拌を15時間続けた。生成した沈澱
を濾過により分離し、そしてトルエン(2×50cc)で洗
浄した。濾液を40℃において減圧下(20mmHg:2.7kPa)
で蒸発乾固した。得られた残渣をフラッシュ−クロマト
グラフィーによりシリカカラム上でアルゴン流の下で中
程度の圧力(0.1−1.5バール)において溶離剤として酢
酸エチルを用いて精製し、そして沸騰しているアセトニ
トリル(150cc)から再結晶化させた。2−{3−[4
−(4−フルオロフェニル)−1−ピペラジニル]プロ
ピル}ナフト[1,8−cd]イソチアゾール1,1−ジオキシ
ド(37.8g)、融点95−97℃、が得られた。
ナフト[1,8−cd]イソチアゾール1,1−ジオキシド(2
8.1g)、トリエチルアミン(14cc)および1−(4−フ
ルオロフェニル)ピペラジン(18.8g)を8時間にわた
り沸点に加熱した。混合物を次に約20℃に冷却し、そし
てこの温度において攪拌を15時間続けた。生成した沈澱
を濾過により分離し、そしてトルエン(2×50cc)で洗
浄した。濾液を40℃において減圧下(20mmHg:2.7kPa)
で蒸発乾固した。得られた残渣をフラッシュ−クロマト
グラフィーによりシリカカラム上でアルゴン流の下で中
程度の圧力(0.1−1.5バール)において溶離剤として酢
酸エチルを用いて精製し、そして沸騰しているアセトニ
トリル(150cc)から再結晶化させた。2−{3−[4
−(4−フルオロフェニル)−1−ピペラジニル]プロ
ピル}ナフト[1,8−cd]イソチアゾール1,1−ジオキシ
ド(37.8g)、融点95−97℃、が得られた。
2−(3−クロロプロピル)ナフト[1,8−cd]イソ
チアゾール1,1−ジオキシドは下記の方法で製造できた:
1,8−ナフトスルタム(175g)のジメチルホルムアミド
(2100cc)中溶液を、3時間30分にわたり、水素化ナト
リウム(40.2g)のワセリン油中50%分散液の中に、ア
ルゴン流の下で、温度を20℃〜30℃の間に保ちながら、
注入した。反応媒体を約20℃の温度において1時間攪拌
し、そして次に1−ブロモ−2−クロロプロパン(83c
c)を10分間にわたり加えた。攪拌を約20℃の温度にお
いて15時間続けた。反応混合物を50℃において減圧下
(0.5mmHg:0.7kPa)で濃縮乾固した。残渣をクロマトグ
ラフィーによりシリカカラム上で溶離剤としてジクロロ
メタンおよびシクロヘキサンの(60−40容量)混合物を
使用して精製した。2−(3−クロロプロピル)ナフト
[1,8−cd]イソチアゾール1,1−ジオキシド(165.7
g)、融点78℃、が得られた。
チアゾール1,1−ジオキシドは下記の方法で製造できた:
1,8−ナフトスルタム(175g)のジメチルホルムアミド
(2100cc)中溶液を、3時間30分にわたり、水素化ナト
リウム(40.2g)のワセリン油中50%分散液の中に、ア
ルゴン流の下で、温度を20℃〜30℃の間に保ちながら、
注入した。反応媒体を約20℃の温度において1時間攪拌
し、そして次に1−ブロモ−2−クロロプロパン(83c
c)を10分間にわたり加えた。攪拌を約20℃の温度にお
いて15時間続けた。反応混合物を50℃において減圧下
(0.5mmHg:0.7kPa)で濃縮乾固した。残渣をクロマトグ
ラフィーによりシリカカラム上で溶離剤としてジクロロ
メタンおよびシクロヘキサンの(60−40容量)混合物を
使用して精製した。2−(3−クロロプロピル)ナフト
[1,8−cd]イソチアゾール1,1−ジオキシド(165.7
g)、融点78℃、が得られた。
実施例2 実験は実施例1中の如く行われたが、トルエン(30c
c)中の2−(3−クロロプロピル)ナフト[1,8−cd]
イソチアゾール1,1−ジオキシド(2.8g)、トリエチル
アミン(1.4cc)および4−フェニル−1,2,3,6−テトラ
ヒドロピリジン(1.6g)から出発した。混合物を8時間
にわたり沸点に加熱し、次に約20℃に冷却した。攪拌を
この温度において15時間続けた。フラッシュ−クロマト
グラフィーによりシリカカラム上でアルゴン流の下で中
程度の圧力(0.5−1.5バール)において溶離剤として酢
酸エチルを用いて精製し、そして沸騰しているイソプロ
パノール(20cc)から再結晶化させた後に、2−[3−
(4−フェニル)−1,2,3,6−テトラヒドロ−1−ピリ
ジル)プロピル]ナフト[1,8−cd]イソチアゾール1,1
−ジオキシド(1.5g)、融点88℃、が得られた。
c)中の2−(3−クロロプロピル)ナフト[1,8−cd]
イソチアゾール1,1−ジオキシド(2.8g)、トリエチル
アミン(1.4cc)および4−フェニル−1,2,3,6−テトラ
ヒドロピリジン(1.6g)から出発した。混合物を8時間
にわたり沸点に加熱し、次に約20℃に冷却した。攪拌を
この温度において15時間続けた。フラッシュ−クロマト
グラフィーによりシリカカラム上でアルゴン流の下で中
程度の圧力(0.5−1.5バール)において溶離剤として酢
酸エチルを用いて精製し、そして沸騰しているイソプロ
パノール(20cc)から再結晶化させた後に、2−[3−
(4−フェニル)−1,2,3,6−テトラヒドロ−1−ピリ
ジル)プロピル]ナフト[1,8−cd]イソチアゾール1,1
−ジオキシド(1.5g)、融点88℃、が得られた。
実施例3 実験は実施例1中の如く行われたが、トルエン(950c
c)中の2−(3−クロロプロピル)ナフト[1,8−cd]
イソチアゾール1,1−ジオキシド(100g)、トリエチル
アミン(50cc)および4−(4−フルオロフェニル)−
1,2,3,6−テトラヒドロピリジン(77.9g)から出発し
た。混合物を7時間にわたり沸点に加熱し、次に約20℃
に冷却した。攪拌をこの温度において8時間続けた。フ
ラッシュ−クロマトグラフィーによりシリカカラム上で
アルゴン流の下で中程度の圧力(0.5−1.5バール)にお
いて溶離剤として酢酸エチルを用いて精製した後に、2
−{3−[4−(4−フルオロフェニル)−1,2,3,6−
テトラヒドロ−1−ピリジル)プロピル]ナフト[1,8
−cd]イソチアゾール1,1−ジオキシド(105.4g)が褐
色の油[Rf=0.8;シリカゲル上の薄層クロマトグラフィ
ー;溶離剤:酢酸エチル]状で得られた。この油を塩酸
塩、融点224℃、に転化させた。
c)中の2−(3−クロロプロピル)ナフト[1,8−cd]
イソチアゾール1,1−ジオキシド(100g)、トリエチル
アミン(50cc)および4−(4−フルオロフェニル)−
1,2,3,6−テトラヒドロピリジン(77.9g)から出発し
た。混合物を7時間にわたり沸点に加熱し、次に約20℃
に冷却した。攪拌をこの温度において8時間続けた。フ
ラッシュ−クロマトグラフィーによりシリカカラム上で
アルゴン流の下で中程度の圧力(0.5−1.5バール)にお
いて溶離剤として酢酸エチルを用いて精製した後に、2
−{3−[4−(4−フルオロフェニル)−1,2,3,6−
テトラヒドロ−1−ピリジル)プロピル]ナフト[1,8
−cd]イソチアゾール1,1−ジオキシド(105.4g)が褐
色の油[Rf=0.8;シリカゲル上の薄層クロマトグラフィ
ー;溶離剤:酢酸エチル]状で得られた。この油を塩酸
塩、融点224℃、に転化させた。
実施例4 実験は実施例1中の如く行われたが、トルエン(80c
c)中の2−(3−クロロプロピル)ナフト[1,8−cd]
イソチアゾール1,1−ジオキシド(8.5g)、トリエチル
アミン(4.2cc)および4−(4−クロロフェニル)−
1,2,3,6−テトラヒドロピリジン(5.7g)から出発し
た。混合物を8時間にわたり沸点に加熱し、次に約20℃
に冷却した。攪拌をこの温度において8時間続けた。フ
ラッシュ−クロマトグラフィーによりシリカカラム上で
アルゴン流の下で中程度の圧力(0.5−1.5バール)にお
いて溶離剤として酢酸エチルを用いて精製し、そして沸
騰しているアセトニトリル(50cc)から再結晶化させた
後に、2−{3−[4−(4−クロロフェニル)−1,2,
3,6−テトラヒドロ−1−ピリジル]プロピル}ナフト
[1,8−cd]イソチアゾール1,1−ジオキシド(4.9g)、
融点111℃、が得られた。
c)中の2−(3−クロロプロピル)ナフト[1,8−cd]
イソチアゾール1,1−ジオキシド(8.5g)、トリエチル
アミン(4.2cc)および4−(4−クロロフェニル)−
1,2,3,6−テトラヒドロピリジン(5.7g)から出発し
た。混合物を8時間にわたり沸点に加熱し、次に約20℃
に冷却した。攪拌をこの温度において8時間続けた。フ
ラッシュ−クロマトグラフィーによりシリカカラム上で
アルゴン流の下で中程度の圧力(0.5−1.5バール)にお
いて溶離剤として酢酸エチルを用いて精製し、そして沸
騰しているアセトニトリル(50cc)から再結晶化させた
後に、2−{3−[4−(4−クロロフェニル)−1,2,
3,6−テトラヒドロ−1−ピリジル]プロピル}ナフト
[1,8−cd]イソチアゾール1,1−ジオキシド(4.9g)、
融点111℃、が得られた。
実施例5 実験は実施例1中の如く行われたが、トルエン(80c
c)中の2−(3−クロロプロピル)ナフト[1,8−cd]
イソチアゾール1,1−ジオキシド(8.5g)、トリエチル
アミン(4.2cc)および1−(2−ピリジル)ピペラジ
ン(4.7cc)から出発した。混合物を2時間にわたり沸
点に加熱し、次に約20℃に冷却した。攪拌をこの温度に
おいて8時間続けた。フラッシュ−クロマトグラフィー
によりシリカカラム上でアルゴン流の下で中程度の圧力
(0.5−1.5バール)において溶離剤として酢酸エチルを
用いて精製し、そして沸騰しているアセトニトリル(30
cc)から再結晶化させた後に、2−{3−[4−(2−
ピリジル)−1−ピペラジニル]プロピル}ナフト[1,
8−cd]イソチアゾール1,1−ジオキシド(4.2g)、融点
101℃、が得られた。
c)中の2−(3−クロロプロピル)ナフト[1,8−cd]
イソチアゾール1,1−ジオキシド(8.5g)、トリエチル
アミン(4.2cc)および1−(2−ピリジル)ピペラジ
ン(4.7cc)から出発した。混合物を2時間にわたり沸
点に加熱し、次に約20℃に冷却した。攪拌をこの温度に
おいて8時間続けた。フラッシュ−クロマトグラフィー
によりシリカカラム上でアルゴン流の下で中程度の圧力
(0.5−1.5バール)において溶離剤として酢酸エチルを
用いて精製し、そして沸騰しているアセトニトリル(30
cc)から再結晶化させた後に、2−{3−[4−(2−
ピリジル)−1−ピペラジニル]プロピル}ナフト[1,
8−cd]イソチアゾール1,1−ジオキシド(4.2g)、融点
101℃、が得られた。
実施例6 実験は実施例1中の如く行われたが、トルエン(80c
c)中の2−(3−クロロプロピル)ナフト[1,8−cd]
イソチアゾール1,1−ジオキシド(8.5g)、トリエチル
アミン(4.2cc)およびN−フェニルピペラジン(4.8c
c)から出発した。混合物を8時間にわたり沸点に加熱
し、次に約20℃に冷却した。攪拌をこの温度において8
時間続けた。フラッシュ−クロマトグラフィーによりシ
リカカラム上でアルゴン流の下で中程度の圧力(0.5−
1.5バール)において溶離剤として酢酸エチルを用いて
精製し、そして沸騰しているアセトニトリル(30cc)か
ら再結晶化させた後に、2−[3−(4−フェニル−1
−ピペラジニル)プロピル]ナフト[1,8−cd]イソチ
アゾール1,1−ジオキシド(5.7g)、融点126℃、が得ら
れた。
c)中の2−(3−クロロプロピル)ナフト[1,8−cd]
イソチアゾール1,1−ジオキシド(8.5g)、トリエチル
アミン(4.2cc)およびN−フェニルピペラジン(4.8c
c)から出発した。混合物を8時間にわたり沸点に加熱
し、次に約20℃に冷却した。攪拌をこの温度において8
時間続けた。フラッシュ−クロマトグラフィーによりシ
リカカラム上でアルゴン流の下で中程度の圧力(0.5−
1.5バール)において溶離剤として酢酸エチルを用いて
精製し、そして沸騰しているアセトニトリル(30cc)か
ら再結晶化させた後に、2−[3−(4−フェニル−1
−ピペラジニル)プロピル]ナフト[1,8−cd]イソチ
アゾール1,1−ジオキシド(5.7g)、融点126℃、が得ら
れた。
実施例7 実験は実施例1中の如く行われたが、トルエン(80c
c)中の2−(3−クロロプロピル)ナフト[1,8−cd]
イソチアゾール1,1−ジオキシド(8.5g)、トリエチル
アミン(4.2cc)および4−フェニルピペリジン(4.9
g)から出発した。混合物を8時間にわたり沸点に加熱
し、次に約20℃に冷却した。攪拌をこの温度において15
時間続けた。フラッシュ−クロマトグラフィーによりシ
リカカラム上でアルゴン流の下で中程度の圧力(0.5−
1.5バール)において溶離剤として酢酸エチルを用いて
精製し、そして沸騰しているアセトニトリル(30cc)か
ら再結晶化させた後に、2−[3−(4−フェニル−1
−ピペリジノ)プロピル]ナフト[1,8−cd]イソチア
ゾール1,1−ジオキシド(7.1g)、融点125℃、が得られ
た。
c)中の2−(3−クロロプロピル)ナフト[1,8−cd]
イソチアゾール1,1−ジオキシド(8.5g)、トリエチル
アミン(4.2cc)および4−フェニルピペリジン(4.9
g)から出発した。混合物を8時間にわたり沸点に加熱
し、次に約20℃に冷却した。攪拌をこの温度において15
時間続けた。フラッシュ−クロマトグラフィーによりシ
リカカラム上でアルゴン流の下で中程度の圧力(0.5−
1.5バール)において溶離剤として酢酸エチルを用いて
精製し、そして沸騰しているアセトニトリル(30cc)か
ら再結晶化させた後に、2−[3−(4−フェニル−1
−ピペリジノ)プロピル]ナフト[1,8−cd]イソチア
ゾール1,1−ジオキシド(7.1g)、融点125℃、が得られ
た。
実施例8 実験は実施例1中の如く行われたが、ジメチルホルム
アミド(2100cc)中の2−(3−クロロプロピル)ナフ
ト[1,8−cd]イソチアゾール1,1−ジオキシド(70.3
g)、トリエチルアミン(105cc)および1−(4−ヒド
ロキシフェニル)ピペラジン二臭化水酸塩(85.2g)か
ら出発した。混合物を8時間にわたり沸点に加熱し、次
に約20℃に冷却した。攪拌をこの温度において6時間続
けた。フラッシュ−クロマトグラフィーによりシリカカ
ラム上でアルゴン流の下で中程度の圧力(0.5−1.5バー
ル)において溶離剤としてジクロロメタン並びに次にジ
クロロメタンおよび酢酸エチルの(50−50容量)混合物
を用いて精製し、そして沸騰しているアセトニトリル
(1150cc)から再結晶化させた後に、2−{3−[4−
(4−ヒドロキシフェニル)−1−ピペラジニル]プロ
ピル}ナフト[1,8−cd]イソチアゾール1,1−ジオキシ
ド(20.5g)、融点185℃、が得られた。
アミド(2100cc)中の2−(3−クロロプロピル)ナフ
ト[1,8−cd]イソチアゾール1,1−ジオキシド(70.3
g)、トリエチルアミン(105cc)および1−(4−ヒド
ロキシフェニル)ピペラジン二臭化水酸塩(85.2g)か
ら出発した。混合物を8時間にわたり沸点に加熱し、次
に約20℃に冷却した。攪拌をこの温度において6時間続
けた。フラッシュ−クロマトグラフィーによりシリカカ
ラム上でアルゴン流の下で中程度の圧力(0.5−1.5バー
ル)において溶離剤としてジクロロメタン並びに次にジ
クロロメタンおよび酢酸エチルの(50−50容量)混合物
を用いて精製し、そして沸騰しているアセトニトリル
(1150cc)から再結晶化させた後に、2−{3−[4−
(4−ヒドロキシフェニル)−1−ピペラジニル]プロ
ピル}ナフト[1,8−cd]イソチアゾール1,1−ジオキシ
ド(20.5g)、融点185℃、が得られた。
1−(4−ヒドロキシフェニル)ピペラジン二臭化水
素酸塩は下記の方法で製造できた:臭化水素酸の47%水
溶液(720cc)を30分間にわたり約20℃の温度において
4−(4−メトキシフェニル)ピペラジン二塩酸塩(70
g)に加えた。混合物を4時間にわたり沸点に加熱し、
次に約20℃に冷却した。攪拌をこの温度において15時間
続け、次に混合物を40℃において減圧下(20mmHg:2.7kP
a)で濃縮した。残存油をアセトニトリル(300cc)中に
再溶解させた。精製した沈澱を濾過により分離し、アセ
トニトリル(2×50cc)およびジイソプロピルエーテル
(2×100cc)で洗浄した。1−(4−ヒドロキシフェ
ニル)ピペラジン二臭化水素酸塩(85.2g)(260℃より
高い融点)が得られ、そしてそれを粗製状態で次の合成
で使用した。
素酸塩は下記の方法で製造できた:臭化水素酸の47%水
溶液(720cc)を30分間にわたり約20℃の温度において
4−(4−メトキシフェニル)ピペラジン二塩酸塩(70
g)に加えた。混合物を4時間にわたり沸点に加熱し、
次に約20℃に冷却した。攪拌をこの温度において15時間
続け、次に混合物を40℃において減圧下(20mmHg:2.7kP
a)で濃縮した。残存油をアセトニトリル(300cc)中に
再溶解させた。精製した沈澱を濾過により分離し、アセ
トニトリル(2×50cc)およびジイソプロピルエーテル
(2×100cc)で洗浄した。1−(4−ヒドロキシフェ
ニル)ピペラジン二臭化水素酸塩(85.2g)(260℃より
高い融点)が得られ、そしてそれを粗製状態で次の合成
で使用した。
実施例9 実験は実施例1中の如く行われたが、ジメチルホルム
アミド(50cc)中の2−(3−クロロプロピル)ナフト
[1,8−cd]イソチアゾール1,1−ジオキシド(4.2g)、
トリエチルアミン(2.1cc)、ヨウ化ナトリウム(2.2
g)および4−(4−フルオロベンゾイル)ピペリジン
(3.1g)から出発した。混合物を8時間にわたり沸点に
加熱し、次に約20℃に冷却した。攪拌をこの温度におい
て7時間続けた。フラッシュ−クロマトグラフィーによ
りシリカカラム上でアルゴン流の下で中程度の圧力(0.
5−1.5バール)において溶離剤として酢酸エチルを用い
て精製し、そして沸騰しているアセトニトリル(15cc)
から再結晶化させた後に、2−{3−[4−(4−フル
オロベンゾイル)ピペリジノ]プロピル}ナフト[1,8
−cd]イソチアゾール1,1−ジオキシド(1.65g)、融点
132℃、が得られた。
アミド(50cc)中の2−(3−クロロプロピル)ナフト
[1,8−cd]イソチアゾール1,1−ジオキシド(4.2g)、
トリエチルアミン(2.1cc)、ヨウ化ナトリウム(2.2
g)および4−(4−フルオロベンゾイル)ピペリジン
(3.1g)から出発した。混合物を8時間にわたり沸点に
加熱し、次に約20℃に冷却した。攪拌をこの温度におい
て7時間続けた。フラッシュ−クロマトグラフィーによ
りシリカカラム上でアルゴン流の下で中程度の圧力(0.
5−1.5バール)において溶離剤として酢酸エチルを用い
て精製し、そして沸騰しているアセトニトリル(15cc)
から再結晶化させた後に、2−{3−[4−(4−フル
オロベンゾイル)ピペリジノ]プロピル}ナフト[1,8
−cd]イソチアゾール1,1−ジオキシド(1.65g)、融点
132℃、が得られた。
4−(4−フルオロベンゾイル)ピペリジンは、R.L.
ダンカン(DUNCAN)他、ザ・ジャーナル・オブ・メディ
カル・ケミストリイ(J.Med.Chem.)、13、1(1970)
により記されている方法に従い製造できた。
ダンカン(DUNCAN)他、ザ・ジャーナル・オブ・メディ
カル・ケミストリイ(J.Med.Chem.)、13、1(1970)
により記されている方法に従い製造できた。
実施例10 実験は実施例1中の如く行われたが、トルエン(50c
c)中の2−(3−クロロプロピル)ナフト[1,8−cd]
イソチアゾール1,1−ジオキシド(5.3g)、トリエチル
アミン(2.6cc)、4−(4−クロロフェニル)ピペラ
ジン(5g)およびヨウ化ナトリウム(2.8g)から出発し
た。混合物を6時間にわたり沸点に加熱し、次に約20℃
に冷却した。最初は沸騰しているアセトニトリル(25c
c)からそして次に沸騰しているメチルエチルケトン(1
5cc)から再結晶化後に、2−{3−[4−(4−クロ
ロフェニル)−1−ピペラジニル]プロピル}ナフト
[1,8−cd]イソチアゾール1,1−ジオキシド(3g)、融
点120℃、が得られた。
c)中の2−(3−クロロプロピル)ナフト[1,8−cd]
イソチアゾール1,1−ジオキシド(5.3g)、トリエチル
アミン(2.6cc)、4−(4−クロロフェニル)ピペラ
ジン(5g)およびヨウ化ナトリウム(2.8g)から出発し
た。混合物を6時間にわたり沸点に加熱し、次に約20℃
に冷却した。最初は沸騰しているアセトニトリル(25c
c)からそして次に沸騰しているメチルエチルケトン(1
5cc)から再結晶化後に、2−{3−[4−(4−クロ
ロフェニル)−1−ピペラジニル]プロピル}ナフト
[1,8−cd]イソチアゾール1,1−ジオキシド(3g)、融
点120℃、が得られた。
実施例11 実験は実施例1中の如く行われたが、トルエン(150c
c)中の2−(2−クロロエチル)ナフト[1,8−cd]イ
ソチアゾール1,1−ジオキシド(6.5g)、トリエチルア
ミン(3.4cc)および4−フェニル−1,2,3,6−テトラヒ
ドロピリジン(3.9g)から出発した。混合物を9時間に
わたり沸点に加熱し、次に約20℃に冷却した。フラッシ
ュ−クロマトグラフィーによりシリカカラム上でアルゴ
ン流の下で中程度の圧力(0.5−1.5バール)において溶
離剤としてジクロロメタンを用いて精製し、そして沸騰
しているアセトニトリル(10cc)から再結晶化させた後
に、2−[2−(4−フェニル−1,2,3,6−テトラヒド
ロ−1−ピリジル)エチル]ナフト[1,8−cd]イソチ
アゾール1,1−ジオキシド(2.5g)、融点106℃、が得ら
れた。
c)中の2−(2−クロロエチル)ナフト[1,8−cd]イ
ソチアゾール1,1−ジオキシド(6.5g)、トリエチルア
ミン(3.4cc)および4−フェニル−1,2,3,6−テトラヒ
ドロピリジン(3.9g)から出発した。混合物を9時間に
わたり沸点に加熱し、次に約20℃に冷却した。フラッシ
ュ−クロマトグラフィーによりシリカカラム上でアルゴ
ン流の下で中程度の圧力(0.5−1.5バール)において溶
離剤としてジクロロメタンを用いて精製し、そして沸騰
しているアセトニトリル(10cc)から再結晶化させた後
に、2−[2−(4−フェニル−1,2,3,6−テトラヒド
ロ−1−ピリジル)エチル]ナフト[1,8−cd]イソチ
アゾール1,1−ジオキシド(2.5g)、融点106℃、が得ら
れた。
2−(2−クロロエチル)ナフト[1,8−cd]イソチ
アゾール1,1−ジオキシドは下記の方法で製造できた:
実験は2−(3−クロロプロピル)ナフト[1,8−cd]
イソチアゾール1,1−ジオキシドを製造するための実施
例1中の如くして、ワセリン油中50%分散液状の水素化
ナトリウム(4.8g)、1−ブロモ−2−クロロエタン
(8.8cc)およびジメチルホルムアミド(250cc)中の1,
8−ナフトスルタム(20.5g)から出発した。フラッシュ
−クロマトグラフィーによりシリカカラム上でアルゴン
流の下で中程度の圧力(0.5−1.5バール)において溶離
剤としてジクロロメタンおよびシクロヘキサンの(70−
30容量)混合物を用いて精製した後に、2−(2−クロ
ロエチル)ナフト[1,8−cd]イソチアゾール1,1−ジオ
キシド(20.7g)、融点96℃、が得られた。
アゾール1,1−ジオキシドは下記の方法で製造できた:
実験は2−(3−クロロプロピル)ナフト[1,8−cd]
イソチアゾール1,1−ジオキシドを製造するための実施
例1中の如くして、ワセリン油中50%分散液状の水素化
ナトリウム(4.8g)、1−ブロモ−2−クロロエタン
(8.8cc)およびジメチルホルムアミド(250cc)中の1,
8−ナフトスルタム(20.5g)から出発した。フラッシュ
−クロマトグラフィーによりシリカカラム上でアルゴン
流の下で中程度の圧力(0.5−1.5バール)において溶離
剤としてジクロロメタンおよびシクロヘキサンの(70−
30容量)混合物を用いて精製した後に、2−(2−クロ
ロエチル)ナフト[1,8−cd]イソチアゾール1,1−ジオ
キシド(20.7g)、融点96℃、が得られた。
実施例12 実験は実施例1中の如く行われたが、トルエン(30c
c)中の2−(3−クロロプロピル)ナフト[1,8−cd]
イソチアゾール1,1−ジオキシド(2.8g)、トリエチル
アミン(2.8cc)および4.4−ジフェニルピペリジン塩酸
塩(2.7g)から出発した。混合物を8時間にわたり沸点
に加熱し、次に約20℃に冷却した。攪拌をこの温度にお
いて7時間続けた。フラッシュ−クロマトグラフィーに
よりシリカカラム上でアルゴン流の下で中程度の圧力
(0.5−1.5バール)において溶離剤として酢酸エチルを
用いて精製し、そして沸騰しているアセトニトリル(10
cc)から再結晶化させた後に、2−[3−(4,4−ジフ
ェニルピペリジノ)プロピル]ナフト[1,8−cd]イソ
チアゾール1,1−ジオキシド(1.6g)、融点168℃、が得
られた。
c)中の2−(3−クロロプロピル)ナフト[1,8−cd]
イソチアゾール1,1−ジオキシド(2.8g)、トリエチル
アミン(2.8cc)および4.4−ジフェニルピペリジン塩酸
塩(2.7g)から出発した。混合物を8時間にわたり沸点
に加熱し、次に約20℃に冷却した。攪拌をこの温度にお
いて7時間続けた。フラッシュ−クロマトグラフィーに
よりシリカカラム上でアルゴン流の下で中程度の圧力
(0.5−1.5バール)において溶離剤として酢酸エチルを
用いて精製し、そして沸騰しているアセトニトリル(10
cc)から再結晶化させた後に、2−[3−(4,4−ジフ
ェニルピペリジノ)プロピル]ナフト[1,8−cd]イソ
チアゾール1,1−ジオキシド(1.6g)、融点168℃、が得
られた。
4,4−ジフェニルピペリジン塩酸塩はドイツ特許21239
084中に記されている方法に従い製造できた。
084中に記されている方法に従い製造できた。
実施例13 実験は実施例1中の如く行われたが、トルエン(60c
c)中の2−(3−クロロプロピル)ナフト[1,8−cd]
イソチアゾール1,1−ジオキシド(5.6g)、トリエチル
アミン(2.8cc)および4−(4−ブロモフェニル)ピ
ペラジン(4.8g)から出発した。混合物を8時間にわた
り沸点に加熱し、次に約20℃に冷却した。攪拌をこの温
度において8時間続けた。フラッシュ−クロマトグラフ
ィーによりシリカカラム上でアルゴン流の下で中程度の
圧力(0.5−1.5バール)において溶離剤として酢酸エチ
ルを用いて精製し、そして沸騰しているアセトニトリル
(40cc)から再結晶化させた後に、2−{3−[4−
(4−ブロモフェニル)−1−ピペラジニル]プロピ
ル}ナフト[1,8−cd]イソチアゾール1,1−ジオキシド
(4.3g)、融点149℃、が得られた。
c)中の2−(3−クロロプロピル)ナフト[1,8−cd]
イソチアゾール1,1−ジオキシド(5.6g)、トリエチル
アミン(2.8cc)および4−(4−ブロモフェニル)ピ
ペラジン(4.8g)から出発した。混合物を8時間にわた
り沸点に加熱し、次に約20℃に冷却した。攪拌をこの温
度において8時間続けた。フラッシュ−クロマトグラフ
ィーによりシリカカラム上でアルゴン流の下で中程度の
圧力(0.5−1.5バール)において溶離剤として酢酸エチ
ルを用いて精製し、そして沸騰しているアセトニトリル
(40cc)から再結晶化させた後に、2−{3−[4−
(4−ブロモフェニル)−1−ピペラジニル]プロピ
ル}ナフト[1,8−cd]イソチアゾール1,1−ジオキシド
(4.3g)、融点149℃、が得られた。
4−(4−ブロモフェニル)ピペラジン二塩酸塩はD.
K.ユング(YUNG)、ザ・ジャーナル・オブ・メディカル
・ケミストリイ(J.Med.Chem.)、21、1301(1978)に
より記されている方法に従い製造できた。
K.ユング(YUNG)、ザ・ジャーナル・オブ・メディカル
・ケミストリイ(J.Med.Chem.)、21、1301(1978)に
より記されている方法に従い製造できた。
実施例14 実験は実施例1中の如く行われたが、ジメチルホルム
アミド(100cc)中の2−(2−クロロエチル)ナフト
[1,8−cd]イソチアゾール1,1−ジオキシド(6.7g)、
トリエチルアミン(3.5cc)、4−(4−フルオロベン
ゾイル)ピペリジン(5.2g)およびヨウ化ナトリウム
(3.7g)から出発した。混合物を6時間にわたり沸点に
加熱し、次に約20℃に冷却した。フラッシュ−クロマト
グラフィーによりシリカカラム上でアルゴン流の下で中
程度の圧力(0.5−1.5バール)において溶離剤としてジ
クロロメタンを用いて精製し、そして沸騰しているアセ
トニトリル(8cc)から再結晶化させた後に、2−{2
−[4−(4−フルオロベンゾイル)ピペリジノ]エチ
ル}ナフト[1,8−cd]イソチアゾール1,1−ジオキシド
(2.9g)、融点145℃、が得られた。
アミド(100cc)中の2−(2−クロロエチル)ナフト
[1,8−cd]イソチアゾール1,1−ジオキシド(6.7g)、
トリエチルアミン(3.5cc)、4−(4−フルオロベン
ゾイル)ピペリジン(5.2g)およびヨウ化ナトリウム
(3.7g)から出発した。混合物を6時間にわたり沸点に
加熱し、次に約20℃に冷却した。フラッシュ−クロマト
グラフィーによりシリカカラム上でアルゴン流の下で中
程度の圧力(0.5−1.5バール)において溶離剤としてジ
クロロメタンを用いて精製し、そして沸騰しているアセ
トニトリル(8cc)から再結晶化させた後に、2−{2
−[4−(4−フルオロベンゾイル)ピペリジノ]エチ
ル}ナフト[1,8−cd]イソチアゾール1,1−ジオキシド
(2.9g)、融点145℃、が得られた。
実施例15 実験は実施例1中の如く行われたが、ジメチルホルム
アミド(100cc)中の2−(3−クロロプロピル)ナフ
ト[1,8−cd]イソチアゾール1,1−ジオキシド(9.3
g)、トリエチルアミン(4.6cc)および4−(3−イン
ドリル)−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン(6.5g)か
ら出発した。混合物を8時間にわたり沸点に加熱し、次
に約20℃に冷却した。攪拌をこの温度において7時間続
けた。フラッシュ−クロマトグラフィーによりシリカカ
ラム上でアルゴン流の下で中程度の圧力(0.5−1.5バー
ル)において溶離剤として酢酸エチルを用いて精製した
後に、2.9gの黄色固体が得られ、それをフラッシュ−ク
ロマトグラフィーによりシリカカラム上でアルゴン流の
下で中程度の圧力(0.5−1.5バール)において溶離剤と
してジクロロメタンおよびメタノールの(90−10容量)
混合物を用いて精製しそしてそれを沸騰しているアセト
ニトリル(40cc)から再結晶化させた。2−{3−[4
−(3−インドリル)−1,2,3,6−テトラヒドロ−1−
ピリジル]プロピル}ナフト[1,8−cd]イソチアゾー
ル1,1−ジオキシド(2.1g)、融点226℃、が得られた。
アミド(100cc)中の2−(3−クロロプロピル)ナフ
ト[1,8−cd]イソチアゾール1,1−ジオキシド(9.3
g)、トリエチルアミン(4.6cc)および4−(3−イン
ドリル)−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン(6.5g)か
ら出発した。混合物を8時間にわたり沸点に加熱し、次
に約20℃に冷却した。攪拌をこの温度において7時間続
けた。フラッシュ−クロマトグラフィーによりシリカカ
ラム上でアルゴン流の下で中程度の圧力(0.5−1.5バー
ル)において溶離剤として酢酸エチルを用いて精製した
後に、2.9gの黄色固体が得られ、それをフラッシュ−ク
ロマトグラフィーによりシリカカラム上でアルゴン流の
下で中程度の圧力(0.5−1.5バール)において溶離剤と
してジクロロメタンおよびメタノールの(90−10容量)
混合物を用いて精製しそしてそれを沸騰しているアセト
ニトリル(40cc)から再結晶化させた。2−{3−[4
−(3−インドリル)−1,2,3,6−テトラヒドロ−1−
ピリジル]プロピル}ナフト[1,8−cd]イソチアゾー
ル1,1−ジオキシド(2.1g)、融点226℃、が得られた。
4−(3−インドリル)−1,2,3,6−テトラヒドロピ
リジンは、L.ネデレック(NEDELEC)他、ザ・ジャーナ
ル・オブ・ヨーロピアン・メディカル・ケミストリイ
(Eur.J.Med.Chem.)、22、33(1987)により記されて
いる方法に従い製造できた。
リジンは、L.ネデレック(NEDELEC)他、ザ・ジャーナ
ル・オブ・ヨーロピアン・メディカル・ケミストリイ
(Eur.J.Med.Chem.)、22、33(1987)により記されて
いる方法に従い製造できた。
実施例16 実験は実施例1中の如く行われたが、トルエン(300c
c)中の2−(4−クロロブチル)ナフト[1,8−cd]イ
ソチアゾール1,1−ジオキシド(10g)、トリエチルアミ
ン(4.8cc)および4−フェニル−1,2,3,6−テトラヒド
ロピリジン(5.4g)から出発した。混合物を9時間にわ
たり沸点に加熱し、次に約20℃に冷却した。フラッシュ
−クロマトグラフィーによりシリカカラム上でアルゴン
流の下で中程度の圧力(0.5−1.5バール)において溶離
剤として酢酸エチルを用いて精製し、そして沸騰してい
るアセトニトリル(10cc)から再結晶化させた後に、2
−[4−(4−フェニル−1,2,3,6−テトラヒドロ−1
−ピリジル)ブチル]ナフト[1,8−cd]イソチアゾー
ル1,1−ジオキシド(2.6g)、融点101℃、が得られた。
c)中の2−(4−クロロブチル)ナフト[1,8−cd]イ
ソチアゾール1,1−ジオキシド(10g)、トリエチルアミ
ン(4.8cc)および4−フェニル−1,2,3,6−テトラヒド
ロピリジン(5.4g)から出発した。混合物を9時間にわ
たり沸点に加熱し、次に約20℃に冷却した。フラッシュ
−クロマトグラフィーによりシリカカラム上でアルゴン
流の下で中程度の圧力(0.5−1.5バール)において溶離
剤として酢酸エチルを用いて精製し、そして沸騰してい
るアセトニトリル(10cc)から再結晶化させた後に、2
−[4−(4−フェニル−1,2,3,6−テトラヒドロ−1
−ピリジル)ブチル]ナフト[1,8−cd]イソチアゾー
ル1,1−ジオキシド(2.6g)、融点101℃、が得られた。
2−(4−クロロブチル)ナフト[1,8−cd]イソチ
アゾール1,1−ジオキシドは下記の方法で製造できた:
実験は2−(3−クロロプロピル)ナフト[1,8−cd]
イソチアゾール1,1−ジオキシドを製造するための実施
例1中の如くして、ワセリン油中50%分散液状の水素化
ナトリウム(4.8g)、1−ブロモ−4−クロロブタン
(11.9cc)およびジメチルホルムアミド(250cc)中の
1,8−ナフトスルタム(20.5g)から出発した。フラッシ
ュ−クロマトグラフィーによりシリカカラム上でアルゴ
ン流の下で中程度の圧力(0.5−1.5バール)において溶
離剤としてジクロロメタンおよびシクロヘキサンの(70
−30容量)混合物を用いて精製した後に、2−(4−ク
ロロブチル)ナフト[1,8−cd]イソチアゾール1,1−ジ
オキシド(24.6g)が黄色の油状で得られ、それを粗製
状態で次の合成で使用した。
アゾール1,1−ジオキシドは下記の方法で製造できた:
実験は2−(3−クロロプロピル)ナフト[1,8−cd]
イソチアゾール1,1−ジオキシドを製造するための実施
例1中の如くして、ワセリン油中50%分散液状の水素化
ナトリウム(4.8g)、1−ブロモ−4−クロロブタン
(11.9cc)およびジメチルホルムアミド(250cc)中の
1,8−ナフトスルタム(20.5g)から出発した。フラッシ
ュ−クロマトグラフィーによりシリカカラム上でアルゴ
ン流の下で中程度の圧力(0.5−1.5バール)において溶
離剤としてジクロロメタンおよびシクロヘキサンの(70
−30容量)混合物を用いて精製した後に、2−(4−ク
ロロブチル)ナフト[1,8−cd]イソチアゾール1,1−ジ
オキシド(24.6g)が黄色の油状で得られ、それを粗製
状態で次の合成で使用した。
実施例17 実験は実施例1中の如く行われたが、トルエン(150c
c)中の2−(3−クロロプロピル)ナフト[1,8−cd]
イソチアゾール1,1−ジオキシド(8.5g)、トリエチル
アミン(1.9cc)、4−[ビス(4−フルオロフェニ
ル)メチレン]ピペリジン(3.7g)およびヨウ化ナトリ
ウム(2.1g)から出発した。混合物を6時間にわたり沸
点に加熱し、次に約20℃に冷却した。攪拌をこの温度に
おいて8時間続けた。フラッシュ−クロマトグラフィー
によりシリカカラム上でアルゴン流の下で中程度の圧力
(0.5−1.5バール)において溶離剤としてジクロロメタ
ンを用いて精製した後に、2−{3−[4−ビス(4−
フルオロフェニル)−4−メチレン−ピペリジノ]プロ
ピル}ナフト[1,8−cd]イソチアゾール1,1−ジオキシ
ド(4.6g)が褐色の油状で得られ、それを塩酸塩、融点
137℃、に転化させた。
c)中の2−(3−クロロプロピル)ナフト[1,8−cd]
イソチアゾール1,1−ジオキシド(8.5g)、トリエチル
アミン(1.9cc)、4−[ビス(4−フルオロフェニ
ル)メチレン]ピペリジン(3.7g)およびヨウ化ナトリ
ウム(2.1g)から出発した。混合物を6時間にわたり沸
点に加熱し、次に約20℃に冷却した。攪拌をこの温度に
おいて8時間続けた。フラッシュ−クロマトグラフィー
によりシリカカラム上でアルゴン流の下で中程度の圧力
(0.5−1.5バール)において溶離剤としてジクロロメタ
ンを用いて精製した後に、2−{3−[4−ビス(4−
フルオロフェニル)−4−メチレン−ピペリジノ]プロ
ピル}ナフト[1,8−cd]イソチアゾール1,1−ジオキシ
ド(4.6g)が褐色の油状で得られ、それを塩酸塩、融点
137℃、に転化させた。
4−[ビス(4−フルオロフェニル)メチレン]ピペ
リジンは、ヨーロッパ特許110435中に記されている方法
に従い製造できた。
リジンは、ヨーロッパ特許110435中に記されている方法
に従い製造できた。
実施例18 ジメチルホルムアミド(20cc)を、アルゴン流の下
で、ワセリン油中80%分散液状の水素化ナトリウム(0.
6g)に加えた。得られた懸濁液を攪拌し、次に5−ブロ
モナフト[1,8−cd]イソチアゾール1,1−ジオキシド
(5.7g)のジメチルホルムアミド(30cc)中溶液を15分
間にわたり温度を20℃〜30℃の間の温度を保ちながら滴
々添加した。反応媒体を約20℃の温度において15分間攪
拌し、次に1−(3−クロロプロピル)−4−フェニル
−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン(4.7g)のジメチル
ホルムアミド(20cc)中溶液を10分間にわたり約20℃の
温度において滴々注入した。反応媒体を1時間にわたり
100℃に加熱し、次に約20℃に冷却した。反応混合物を
蒸留水(300cc)中に再溶解させ、そして酢酸エチル(2
00cc)で抽出した。蒸留水(3×50cc)で洗浄した後
に、有機抽出物を硫酸マグネシウム上で乾燥し、そして
40℃において減圧下(20mmHg:2.7kPa)で濃縮乾固し
た。沸騰しているアセトニトリル(110cc)から再結晶
化させた後に、5−ブロモ−2−[3−(4−フェニル
−1,2,3,6−テトラヒドロ−1−ピリジル)プロピル]
ナフト[1,8−cd]イソチアゾール1,1−ジオキシド(5.
3g)、融点138℃、が得られた。
で、ワセリン油中80%分散液状の水素化ナトリウム(0.
6g)に加えた。得られた懸濁液を攪拌し、次に5−ブロ
モナフト[1,8−cd]イソチアゾール1,1−ジオキシド
(5.7g)のジメチルホルムアミド(30cc)中溶液を15分
間にわたり温度を20℃〜30℃の間の温度を保ちながら滴
々添加した。反応媒体を約20℃の温度において15分間攪
拌し、次に1−(3−クロロプロピル)−4−フェニル
−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン(4.7g)のジメチル
ホルムアミド(20cc)中溶液を10分間にわたり約20℃の
温度において滴々注入した。反応媒体を1時間にわたり
100℃に加熱し、次に約20℃に冷却した。反応混合物を
蒸留水(300cc)中に再溶解させ、そして酢酸エチル(2
00cc)で抽出した。蒸留水(3×50cc)で洗浄した後
に、有機抽出物を硫酸マグネシウム上で乾燥し、そして
40℃において減圧下(20mmHg:2.7kPa)で濃縮乾固し
た。沸騰しているアセトニトリル(110cc)から再結晶
化させた後に、5−ブロモ−2−[3−(4−フェニル
−1,2,3,6−テトラヒドロ−1−ピリジル)プロピル]
ナフト[1,8−cd]イソチアゾール1,1−ジオキシド(5.
3g)、融点138℃、が得られた。
1−(3−クロロプロピル)−4−フェニル−1,2,3,
6−テトラヒドロピリジンは下記の方法で製造できた:4
−フェニル−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン(41g)、
1−ブロモ−3−クロロプロパン(100cc)、炭酸カリ
ウム(140g)およびアセトニトリル(600cc)を約20℃
の温度において12時間にわたり攪拌した。濾過後に、溶
液を40℃において減圧下(20mmHg:2.7kPa)で濃縮乾固
した。残渣をクロマトグラフィーによりシリカカラム上
で溶離剤としてジクロロメタンおよびシクロヘキサンの
(60−40容量)混合物を使用して精製した。1−(3−
クロロプロピル)−4−フェニル−1,2,3,6−テトラヒ
ドロピリジン(48g)が油状で得られた。
6−テトラヒドロピリジンは下記の方法で製造できた:4
−フェニル−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン(41g)、
1−ブロモ−3−クロロプロパン(100cc)、炭酸カリ
ウム(140g)およびアセトニトリル(600cc)を約20℃
の温度において12時間にわたり攪拌した。濾過後に、溶
液を40℃において減圧下(20mmHg:2.7kPa)で濃縮乾固
した。残渣をクロマトグラフィーによりシリカカラム上
で溶離剤としてジクロロメタンおよびシクロヘキサンの
(60−40容量)混合物を使用して精製した。1−(3−
クロロプロピル)−4−フェニル−1,2,3,6−テトラヒ
ドロピリジン(48g)が油状で得られた。
5−ブロモナフト[1,8−cd]イソチアゾール1,1−ジ
オキシドは、A.ムスタファ(MUSTAFA)他、アルキブ・
デル・ファーマチイ・ウント・ベリヒテ・デル・ドイッ
チェン(Arch.Pharm.)、298、741(1965)により記さ
れている方法に従い得られた。
オキシドは、A.ムスタファ(MUSTAFA)他、アルキブ・
デル・ファーマチイ・ウント・ベリヒテ・デル・ドイッ
チェン(Arch.Pharm.)、298、741(1965)により記さ
れている方法に従い得られた。
実施例19 5−アセチルアミノ−2−(3−クロロプロピル)ナ
フト[1,8−cd]イソチアゾール1,1−ジオキシド(0.8
g)、4−フェニル−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン
(0.4g)、炭酸カリウム(4g)およびアセトニトリル
(25cc)を20時間にわたり沸点に加熱した。反応混合物
を約20℃の温度に冷却した。溶液を濾過し、そして40℃
において減圧下(20mmHg:2.7kPa)で濃縮乾固した。残
渣をクロマトグラフィーによりシリカカラム上で溶離剤
として酢酸エチルおよび塩化メチレンの(70−30容量)
混合物を使用して精製し、次に沸騰しているエタノール
(20cc)から再結晶化させた。5−アセチルアミノ−2
−[3−(4−フェニル−1,2,3,6−テトラヒドロ−1
−ピリジル)−プロピル]ナフト[1,8−cd]イソチア
ゾール1,1−ジオキシド(0.35g)、融点178℃、が得ら
れた。
フト[1,8−cd]イソチアゾール1,1−ジオキシド(0.8
g)、4−フェニル−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン
(0.4g)、炭酸カリウム(4g)およびアセトニトリル
(25cc)を20時間にわたり沸点に加熱した。反応混合物
を約20℃の温度に冷却した。溶液を濾過し、そして40℃
において減圧下(20mmHg:2.7kPa)で濃縮乾固した。残
渣をクロマトグラフィーによりシリカカラム上で溶離剤
として酢酸エチルおよび塩化メチレンの(70−30容量)
混合物を使用して精製し、次に沸騰しているエタノール
(20cc)から再結晶化させた。5−アセチルアミノ−2
−[3−(4−フェニル−1,2,3,6−テトラヒドロ−1
−ピリジル)−プロピル]ナフト[1,8−cd]イソチア
ゾール1,1−ジオキシド(0.35g)、融点178℃、が得ら
れた。
5−アセチルアミノ−2−(3−クロロプロピル)ナ
フト[1,8−cd]イソチアゾール1,1−ジオキシドは下記
の方法で製造された:5−アミノ−2−(3−クロロプロ
ピル)ナフト[1,8−cd]イソチアゾール1,1−ジオキシ
ド(2.1g)、酢酸ナトリウム(0.2g)および無水酢酸
(15cc)を30分間にわたり沸点に加熱した。反応混合物
を約20℃に冷却し、蒸留水(5cc)で処理し、そして15
分間にわたり沸点に加熱した。混合物を約20℃に冷却
し、次に50℃において減圧下(0.5mmHg:0.07kPa)で濃
縮乾固した。残渣をジクロロメタン(100cc)中に再溶
融させ、そして溶液を蒸留水(40cc)で洗浄し、硫酸マ
グネシウム上で乾燥し、次に20℃において減圧下(20mm
Hg:2.7kPa)で濃縮乾固した。沸騰しているクロロホル
ム(15cc)から再結晶化させた後に、5−アセチルアミ
ノ−2−(3−クロロプロピル)ナフト[1,8−cd]イ
ソチアゾール1,1−ジオキシド(0.6g)、融点205℃、が
得られた。
フト[1,8−cd]イソチアゾール1,1−ジオキシドは下記
の方法で製造された:5−アミノ−2−(3−クロロプロ
ピル)ナフト[1,8−cd]イソチアゾール1,1−ジオキシ
ド(2.1g)、酢酸ナトリウム(0.2g)および無水酢酸
(15cc)を30分間にわたり沸点に加熱した。反応混合物
を約20℃に冷却し、蒸留水(5cc)で処理し、そして15
分間にわたり沸点に加熱した。混合物を約20℃に冷却
し、次に50℃において減圧下(0.5mmHg:0.07kPa)で濃
縮乾固した。残渣をジクロロメタン(100cc)中に再溶
融させ、そして溶液を蒸留水(40cc)で洗浄し、硫酸マ
グネシウム上で乾燥し、次に20℃において減圧下(20mm
Hg:2.7kPa)で濃縮乾固した。沸騰しているクロロホル
ム(15cc)から再結晶化させた後に、5−アセチルアミ
ノ−2−(3−クロロプロピル)ナフト[1,8−cd]イ
ソチアゾール1,1−ジオキシド(0.6g)、融点205℃、が
得られた。
5−アミノ−2−(3−クロロプロピル)ナフト[1,
8−cd]イソチアゾール1,1−ジオキシドは下記の方法で
製造できた:ホウ水素化ナトリウム(3.8g)を少量ずつ
1時間にわたり、5−ニトロ−2−(3−クロロプロピ
ル)ナフト[1,8−cd]イソチアゾール1,1−ジオキシド
(12.2g)および6水分子を含む塩化ニッケル(18g)の
メタノール(600cc)中溶液に、約0℃の温度において
加えた。反応混合物をこの温度において1時間攪拌し、
次に40℃において減圧下(20mmHg:2.7kPa)で濃縮乾固
した。残渣を1N塩酸(50cc)中に再溶解させ、次に3Nア
ンモニア溶液(100cc)で処理した。混合物をジクロロ
メタン(500cc)で抽出した。有機抽出物を硫酸マグネ
シウム上で乾燥し、そして20℃において減圧下(20mmH
g:2.7kPa)で濃縮乾固した。残渣をクロマトグラフィー
によりシリカゲル上で溶離剤としてジクロロメタンを使
用して精製した。5−アミノ−2−(3−クロロプロピ
ル)ナフト[1,8−cd]イソチアゾール1,1−ジオキシド
(3.4g)が油状で得られた。
8−cd]イソチアゾール1,1−ジオキシドは下記の方法で
製造できた:ホウ水素化ナトリウム(3.8g)を少量ずつ
1時間にわたり、5−ニトロ−2−(3−クロロプロピ
ル)ナフト[1,8−cd]イソチアゾール1,1−ジオキシド
(12.2g)および6水分子を含む塩化ニッケル(18g)の
メタノール(600cc)中溶液に、約0℃の温度において
加えた。反応混合物をこの温度において1時間攪拌し、
次に40℃において減圧下(20mmHg:2.7kPa)で濃縮乾固
した。残渣を1N塩酸(50cc)中に再溶解させ、次に3Nア
ンモニア溶液(100cc)で処理した。混合物をジクロロ
メタン(500cc)で抽出した。有機抽出物を硫酸マグネ
シウム上で乾燥し、そして20℃において減圧下(20mmH
g:2.7kPa)で濃縮乾固した。残渣をクロマトグラフィー
によりシリカゲル上で溶離剤としてジクロロメタンを使
用して精製した。5−アミノ−2−(3−クロロプロピ
ル)ナフト[1,8−cd]イソチアゾール1,1−ジオキシド
(3.4g)が油状で得られた。
5−ニトロ−2−(3−クロロプロピル)ナフト[1,
8−cd]イソチアゾール1,1−ジオキシドは下記の方法で
製造できた:実施例1中の如くして得られた2−(3−
クロロプロピル)ナフト[1,8−cd]イソチアゾール1,1
−ジオキシド(12g)を5分間にわたり硝酸の66.97%溶
液(d=1.4)(50cc)に約0℃の温度において加え
た。反応混合物をこの温度において1時間攪拌し、次に
蒸留水(150cc)で処理し、そしてさらに15分間攪拌し
た。沈澱を濾過し、蒸留水(3×50cc)で洗浄し、次に
空気中で乾燥した。5−ニトロ−2−(3−クロロプロ
ピル)ナフト[1,8−cd]イソチアゾール1,1−ジオキシ
ドが得られ、それを粗製状態で次の合成で使用した。
8−cd]イソチアゾール1,1−ジオキシドは下記の方法で
製造できた:実施例1中の如くして得られた2−(3−
クロロプロピル)ナフト[1,8−cd]イソチアゾール1,1
−ジオキシド(12g)を5分間にわたり硝酸の66.97%溶
液(d=1.4)(50cc)に約0℃の温度において加え
た。反応混合物をこの温度において1時間攪拌し、次に
蒸留水(150cc)で処理し、そしてさらに15分間攪拌し
た。沈澱を濾過し、蒸留水(3×50cc)で洗浄し、次に
空気中で乾燥した。5−ニトロ−2−(3−クロロプロ
ピル)ナフト[1,8−cd]イソチアゾール1,1−ジオキシ
ドが得られ、それを粗製状態で次の合成で使用した。
実施例20 実験は実施例18中の如く行われたが、5−クロロナフ
ト[1,8−cd]イソチアゾール1,1−ジオキシド(1.2
g)、ワセリン油中80%分散液状の水素化ナトリウム
(0.15g)、実施例18中の如くして得られた1−(3−
クロロプロピル)−4−フェニル−1,2,3,6−テトラヒ
ドロピリジン(1.4g)およびジメチルホルムアミド(30
cc)から出発した。反応混合物を1時間にわたり70℃に
加熱し、約20℃に冷却し、次に20℃において減圧下(0.
5mmHg:0.7kPa)で濃縮乾固した。残渣をジクロロメタン
(100cc)中に再溶解させ、溶液を蒸留水(50cc)で洗
浄し、硫酸マグネシウム上で乾燥し、そして20℃におい
て減圧下(20mmHg:2.7kPa)で濃縮乾固した。残渣をク
ロマトグラフィーによりシリカカラム上で溶離剤として
ジクロロメタンおよび酢酸エチルの(90−10容量)混合
物を用いて精製し、そして沸騰しているアセトニトリル
(30cc)から再結晶化させた。5−クロロ−2−[3−
(4−フェニル−1,2,3,6−テトラヒドロ−1−ピリジ
ル)プロピル]ナフト[1,8−cd]イソチアゾール1,1−
ジオキシド(1g)、融点135℃、が得られた。
ト[1,8−cd]イソチアゾール1,1−ジオキシド(1.2
g)、ワセリン油中80%分散液状の水素化ナトリウム
(0.15g)、実施例18中の如くして得られた1−(3−
クロロプロピル)−4−フェニル−1,2,3,6−テトラヒ
ドロピリジン(1.4g)およびジメチルホルムアミド(30
cc)から出発した。反応混合物を1時間にわたり70℃に
加熱し、約20℃に冷却し、次に20℃において減圧下(0.
5mmHg:0.7kPa)で濃縮乾固した。残渣をジクロロメタン
(100cc)中に再溶解させ、溶液を蒸留水(50cc)で洗
浄し、硫酸マグネシウム上で乾燥し、そして20℃におい
て減圧下(20mmHg:2.7kPa)で濃縮乾固した。残渣をク
ロマトグラフィーによりシリカカラム上で溶離剤として
ジクロロメタンおよび酢酸エチルの(90−10容量)混合
物を用いて精製し、そして沸騰しているアセトニトリル
(30cc)から再結晶化させた。5−クロロ−2−[3−
(4−フェニル−1,2,3,6−テトラヒドロ−1−ピリジ
ル)プロピル]ナフト[1,8−cd]イソチアゾール1,1−
ジオキシド(1g)、融点135℃、が得られた。
5−クロロナフト[1,8−cd]イソチアゾール1,1−ジ
オキシドは、A.ムスタファ(MUSTAFA)他、アルキブ・
デル・ファーマチイ・ウント・ベリヒテ・デル・ドイッ
チェン(Arch.Pharm.)、298、741(1965)により記さ
れている方法に従い得られた。
オキシドは、A.ムスタファ(MUSTAFA)他、アルキブ・
デル・ファーマチイ・ウント・ベリヒテ・デル・ドイッ
チェン(Arch.Pharm.)、298、741(1965)により記さ
れている方法に従い得られた。
5−クロロ−2−[3−(4−フェニル−1,2,3,6−
テトラヒドロ−1−ピリジル)プロピル]ナフト[1,8
−cd]イソチアゾール1,1−ジオキシドは下記の方法で
も製造できた:実験は実施例19中の如く行われたが、5
−クロロ−2−(3−クロロプロピル)ナフト[1,8−c
d]イソチアゾール1,1−ジオキシド(3.2g)、4−フェ
ニル−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン(1.8g)、炭酸
カリウム(12g)およびアセトニトリル125cc)から出発
した。反応混合物を5時間にわたり沸点に加熱し、次に
約20℃に冷却した。濾過しそして40℃において減圧下
(20mmHg:2.7kPa)で濃縮乾固した後に、残渣をクロマ
トグラフィーによりシリカカラム上で溶離剤としてジク
ロロメタンおよび酢酸エチルの(85−15容量)混合物を
用いて精製し、そして沸騰しているアセトニトリル(40
cc)から再結晶化させた。5−クロロ−2−[3−(4
−フェニル−1,2,3,6−テトラヒドロ−1−ピリジル)
プロピル]ナフト[1,8−cd]イソチアゾール1,1−ジオ
キシド(2.8g)、融点135℃、が得られた。
テトラヒドロ−1−ピリジル)プロピル]ナフト[1,8
−cd]イソチアゾール1,1−ジオキシドは下記の方法で
も製造できた:実験は実施例19中の如く行われたが、5
−クロロ−2−(3−クロロプロピル)ナフト[1,8−c
d]イソチアゾール1,1−ジオキシド(3.2g)、4−フェ
ニル−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン(1.8g)、炭酸
カリウム(12g)およびアセトニトリル125cc)から出発
した。反応混合物を5時間にわたり沸点に加熱し、次に
約20℃に冷却した。濾過しそして40℃において減圧下
(20mmHg:2.7kPa)で濃縮乾固した後に、残渣をクロマ
トグラフィーによりシリカカラム上で溶離剤としてジク
ロロメタンおよび酢酸エチルの(85−15容量)混合物を
用いて精製し、そして沸騰しているアセトニトリル(40
cc)から再結晶化させた。5−クロロ−2−[3−(4
−フェニル−1,2,3,6−テトラヒドロ−1−ピリジル)
プロピル]ナフト[1,8−cd]イソチアゾール1,1−ジオ
キシド(2.8g)、融点135℃、が得られた。
5−クロロ−2−(3−クロロプロピル)ナフト[1,
8−cd]イソチアゾール1,1−ジオキシドは下記の方法で
得られた:塩素(5.4g)の酢酸(100cc)中溶液を15分
間にわたり、実施例1中の如くして得られた2−(3−
クロロプロピル)ナフト[1,8−cd]イソチアゾール1,1
−ジオキシド(18g)の酢酸(200cc)中溶液に約0℃の
温度において注入した。反応混合物を約20℃の温度にお
いて24時間攪拌し、次に60℃において減圧下(20mmHg:
2.7kPa)で濃縮乾固した。残渣をクロマトグラフィーに
よりシリカカラム上で溶離剤としてジクロロメタンおよ
びシクロヘキサンの(50−50容量)混合物を用いて精製
した。3,5−ジクロロ−2−(3−クロロプロピル)ナ
フト[1,8−cd]イソチアゾール1,1−ジオキシド(1.7
g)、融点164℃および5−クロロ−2−(3−クロロプ
ロピル)ナフト[1,8−cd]イソチアゾール1,1−ジオキ
シド(3.2g)、融点80℃、が得られた。
8−cd]イソチアゾール1,1−ジオキシドは下記の方法で
得られた:塩素(5.4g)の酢酸(100cc)中溶液を15分
間にわたり、実施例1中の如くして得られた2−(3−
クロロプロピル)ナフト[1,8−cd]イソチアゾール1,1
−ジオキシド(18g)の酢酸(200cc)中溶液に約0℃の
温度において注入した。反応混合物を約20℃の温度にお
いて24時間攪拌し、次に60℃において減圧下(20mmHg:
2.7kPa)で濃縮乾固した。残渣をクロマトグラフィーに
よりシリカカラム上で溶離剤としてジクロロメタンおよ
びシクロヘキサンの(50−50容量)混合物を用いて精製
した。3,5−ジクロロ−2−(3−クロロプロピル)ナ
フト[1,8−cd]イソチアゾール1,1−ジオキシド(1.7
g)、融点164℃および5−クロロ−2−(3−クロロプ
ロピル)ナフト[1,8−cd]イソチアゾール1,1−ジオキ
シド(3.2g)、融点80℃、が得られた。
実施例21 実験は実施例19中の如く行われたが、実施例20中の如
くして得られた3,5−ジクロロ−2−(3−クロロプロ
ピル)ナフト[1,8−cd]イソチアゾール1,1−ジオキシ
ド(1.7g)、4−フェニル−1,2,3,6−テトラヒドロピ
リジン(0.85g)、炭酸カリウム(7g)およびアセトニ
トリル(90cc)から出発した。反応混合物を20時間にわ
たり沸点に加熱し、次に約20℃の温度に冷却した。溶液
を濾過し、そして次に40℃において減圧下(20mmHg:2.7
kPa)で濃縮乾固した。残渣を沸騰しているアセトニト
リル(25cc)から再結晶化させた。3,5−ジクロロ−2
−[3−(4−フェニル−1,2,3,6−テトラヒドロ−1
−ピリジル)プロピル]ナフト[1,8−cd]イソチアゾ
ール1,1−ジオキシド(1g)、融点126℃、が得られた。
くして得られた3,5−ジクロロ−2−(3−クロロプロ
ピル)ナフト[1,8−cd]イソチアゾール1,1−ジオキシ
ド(1.7g)、4−フェニル−1,2,3,6−テトラヒドロピ
リジン(0.85g)、炭酸カリウム(7g)およびアセトニ
トリル(90cc)から出発した。反応混合物を20時間にわ
たり沸点に加熱し、次に約20℃の温度に冷却した。溶液
を濾過し、そして次に40℃において減圧下(20mmHg:2.7
kPa)で濃縮乾固した。残渣を沸騰しているアセトニト
リル(25cc)から再結晶化させた。3,5−ジクロロ−2
−[3−(4−フェニル−1,2,3,6−テトラヒドロ−1
−ピリジル)プロピル]ナフト[1,8−cd]イソチアゾ
ール1,1−ジオキシド(1g)、融点126℃、が得られた。
実施例22 実験は実施例18中の如く行われたが、6−クロロナフ
ト[1,8−cd]イソチアゾール1,1−ジオキシド(1.4
g)、1−(3−クロロプロピル)−4−(4−フルオ
ロフェニル)−ピペラジン(1.5g)、ワセリン油中80%
分散液状の水素化ナトリウム(0.18g)およびジメチル
ホルムアミド(15cc)から出発した。反応混合物を1時
間30分にわたり90℃に加熱し、約20℃に冷却し、次に60
℃において減圧下(0.5mmHg:0.7kPa)で濃縮乾固定し
た。残渣をジクロロメタン(50cc)中に再溶解させ、溶
液を蒸留水(20cc)で洗浄し、硫酸マグネシウム上で乾
燥し、そして20℃において減圧下(20mmHg:2.7kPa)で
濃縮乾固した。残渣をクロマトグラフィーによりシリカ
カラム上で溶離剤としてジクロロメタンおよび酢酸エチ
ルの(95−5容量)混合物を用いて精製し、そして沸騰
しているアセトニトリル(10cc)から再結晶化させた。
6−クロロ−2−{3−[4−(4−フルオロフェニ
ル)−1−ピペラジニル]プロピル}ナフト[1,8−c
d]イソチアゾール1,1−ジオキシド(1.2g)、融点125
℃、が得られた。
ト[1,8−cd]イソチアゾール1,1−ジオキシド(1.4
g)、1−(3−クロロプロピル)−4−(4−フルオ
ロフェニル)−ピペラジン(1.5g)、ワセリン油中80%
分散液状の水素化ナトリウム(0.18g)およびジメチル
ホルムアミド(15cc)から出発した。反応混合物を1時
間30分にわたり90℃に加熱し、約20℃に冷却し、次に60
℃において減圧下(0.5mmHg:0.7kPa)で濃縮乾固定し
た。残渣をジクロロメタン(50cc)中に再溶解させ、溶
液を蒸留水(20cc)で洗浄し、硫酸マグネシウム上で乾
燥し、そして20℃において減圧下(20mmHg:2.7kPa)で
濃縮乾固した。残渣をクロマトグラフィーによりシリカ
カラム上で溶離剤としてジクロロメタンおよび酢酸エチ
ルの(95−5容量)混合物を用いて精製し、そして沸騰
しているアセトニトリル(10cc)から再結晶化させた。
6−クロロ−2−{3−[4−(4−フルオロフェニ
ル)−1−ピペラジニル]プロピル}ナフト[1,8−c
d]イソチアゾール1,1−ジオキシド(1.2g)、融点125
℃、が得られた。
6−クロロナフト[1,8−cd]イソチアゾール1,1−ジ
オキシドは下記の方法で製造できた:8−アミノ−4−ク
ロロ−1−ナフタレンスルホン酸(13.3g)およびオキ
シ塩化燐(30cc)を3時間にわたり沸点に加熱した。反
応混合物を次に約0℃の温度に冷却し、そして次に蒸留
水(100cc)で処理した。沈澱を濾過により単離し、蒸
留水(3×20cc)で洗浄し、そしてクロロホルム(3×
150cc)で抽出した。有機抽出物を硫酸マグネシウム上
で乾燥し、そして40℃において減圧下(20mmHg:2.7kP
a)で濃縮乾固した。粗製6−クロロナフト[1,8−cd]
イソチアゾール1,1−ジオキシド(1.4g)が得られ、そ
れはそのままで次の合成で使用された。
オキシドは下記の方法で製造できた:8−アミノ−4−ク
ロロ−1−ナフタレンスルホン酸(13.3g)およびオキ
シ塩化燐(30cc)を3時間にわたり沸点に加熱した。反
応混合物を次に約0℃の温度に冷却し、そして次に蒸留
水(100cc)で処理した。沈澱を濾過により単離し、蒸
留水(3×20cc)で洗浄し、そしてクロロホルム(3×
150cc)で抽出した。有機抽出物を硫酸マグネシウム上
で乾燥し、そして40℃において減圧下(20mmHg:2.7kP
a)で濃縮乾固した。粗製6−クロロナフト[1,8−cd]
イソチアゾール1,1−ジオキシド(1.4g)が得られ、そ
れはそのままで次の合成で使用された。
8−アミノ−4−クロロ−1−ナフタレンスルホン酸
は、P.フリードランダー(FRIEDLANDER)他、ヘミッシ
ェ・ベリヒテ(Chem.Ber.)、55B、45(1922)により記
されている方法に従い製造できた。
は、P.フリードランダー(FRIEDLANDER)他、ヘミッシ
ェ・ベリヒテ(Chem.Ber.)、55B、45(1922)により記
されている方法に従い製造できた。
1−(3−クロロプロピル)−4−(4−フルオロフ
ェニル)−ピペラジンは下記の方法で製造できた:実験
は1−(3−クロロプロピル)−4−フェニル−1,2,3,
6− テトラヒドロピリジン用の実施例18中の如く行わ
れたが、1−(4−フルオロフェニル)ピペラジン(50
g)、1−ブロモ−3−クロロプロパン(68cc)、炭酸
ナトリウム(97g)およびアセトニトリル(400cc)から
出発した。反応混合物を12時間にわたり約20℃の温度に
おいて攪拌し、溶液を濾過し、そして40℃において減圧
下(20mmHg: 2.7kPa)で濃縮乾固した。残渣をクロマ
トグラフィーによりシリカカラム上で溶離剤として酢酸
エチルを用いて精製した。1−(3−クロロプロピル)
−4−(4−フルオロフェニル)−ピペラジン(44.4
g)が油状で得られた。
ェニル)−ピペラジンは下記の方法で製造できた:実験
は1−(3−クロロプロピル)−4−フェニル−1,2,3,
6− テトラヒドロピリジン用の実施例18中の如く行わ
れたが、1−(4−フルオロフェニル)ピペラジン(50
g)、1−ブロモ−3−クロロプロパン(68cc)、炭酸
ナトリウム(97g)およびアセトニトリル(400cc)から
出発した。反応混合物を12時間にわたり約20℃の温度に
おいて攪拌し、溶液を濾過し、そして40℃において減圧
下(20mmHg: 2.7kPa)で濃縮乾固した。残渣をクロマ
トグラフィーによりシリカカラム上で溶離剤として酢酸
エチルを用いて精製した。1−(3−クロロプロピル)
−4−(4−フルオロフェニル)−ピペラジン(44.4
g)が油状で得られた。
実施例23 1−(3−クロロプロピル)−4−フェニル−1,2,3,
6−テトラヒドロピリジン(4.9g)のジメチルホルムア
ミド((20cc)中溶液を、20℃に冷却されている2H−イ
ソチアゾロ[3,4,5−de]イソキノリン1,1−ジオキシド
のナトリウム塩の溶液(これは4−ブロモ−5−イソキ
ノリルスルホンアミド(4.1g)のジメチルホルムアミド
(25cc)中溶液およびワセリン油中80%分散液状の水素
化ナトリウム(0.85g)のジメチルホルムアミド(50c
c)中懸濁液を110℃に2時間30分にわたり加熱すること
により、気体の発生が止んだ後に得られた)に加えた。
反応媒体を2時間にわたり100℃に加熱し、次に水(300
cc)および酢酸エチル(300cc)の混合物中に注入し
た。有機相を水(3×300cc)で洗浄し、硫酸マグネシ
ウム上で乾燥し、そして濃縮乾固した。残渣をクロマト
グラフィーによりシリカカラム上でわずかな窒素加圧下
で酢酸エチルを用いて溶離し、そして次に酢酸エチルお
よびエタノールの(95−5容量)混合物を用いて溶離す
ることにより精製した。2−[3−(4−フェニル−1,
2,3,6−テトラヒドロピリジル)プロピル]−2H−イソ
チアゾロ[3,4,5−de]イソキノリン1,1−ジオキシド
(1.4g)が黄色の油状で得られた。1.8gのこの生成物を
同様な第二クロマトグラフィー段階で精製して、2−
[3−(4−フェニル−1,2,3,6−テトラヒドロピリジ
ル)プロピル]−2H−イソチアゾロ[3,4,5−de]イソ
キノリン1,1−ジオキシド(1.6g)(Rf=0.27;担体:シ
リカゲル;溶離剤:酢酸エチル−エタノール(9−1容
量))を与えた。この生成物を酢酸エチル(100cc)中
に溶解させ、次に塩酸の酢酸イソプロピル中3N溶液を加
えた。沈澱を遠心し、酢酸エチルで洗浄し、そして真空
下(0.1mmHg)で35℃において乾燥した。2−[3−
(4−フェニル−1,2,3,6−テトラヒドロピリジル)プ
ロピル]−2H−イソチアゾロ[3,4,5−de]イソキノリ
ン1,1−ジオキシド二塩酸塩(1.6g)が黄色の(無定
形)固体状で得られた。
6−テトラヒドロピリジン(4.9g)のジメチルホルムア
ミド((20cc)中溶液を、20℃に冷却されている2H−イ
ソチアゾロ[3,4,5−de]イソキノリン1,1−ジオキシド
のナトリウム塩の溶液(これは4−ブロモ−5−イソキ
ノリルスルホンアミド(4.1g)のジメチルホルムアミド
(25cc)中溶液およびワセリン油中80%分散液状の水素
化ナトリウム(0.85g)のジメチルホルムアミド(50c
c)中懸濁液を110℃に2時間30分にわたり加熱すること
により、気体の発生が止んだ後に得られた)に加えた。
反応媒体を2時間にわたり100℃に加熱し、次に水(300
cc)および酢酸エチル(300cc)の混合物中に注入し
た。有機相を水(3×300cc)で洗浄し、硫酸マグネシ
ウム上で乾燥し、そして濃縮乾固した。残渣をクロマト
グラフィーによりシリカカラム上でわずかな窒素加圧下
で酢酸エチルを用いて溶離し、そして次に酢酸エチルお
よびエタノールの(95−5容量)混合物を用いて溶離す
ることにより精製した。2−[3−(4−フェニル−1,
2,3,6−テトラヒドロピリジル)プロピル]−2H−イソ
チアゾロ[3,4,5−de]イソキノリン1,1−ジオキシド
(1.4g)が黄色の油状で得られた。1.8gのこの生成物を
同様な第二クロマトグラフィー段階で精製して、2−
[3−(4−フェニル−1,2,3,6−テトラヒドロピリジ
ル)プロピル]−2H−イソチアゾロ[3,4,5−de]イソ
キノリン1,1−ジオキシド(1.6g)(Rf=0.27;担体:シ
リカゲル;溶離剤:酢酸エチル−エタノール(9−1容
量))を与えた。この生成物を酢酸エチル(100cc)中
に溶解させ、次に塩酸の酢酸イソプロピル中3N溶液を加
えた。沈澱を遠心し、酢酸エチルで洗浄し、そして真空
下(0.1mmHg)で35℃において乾燥した。2−[3−
(4−フェニル−1,2,3,6−テトラヒドロピリジル)プ
ロピル]−2H−イソチアゾロ[3,4,5−de]イソキノリ
ン1,1−ジオキシド二塩酸塩(1.6g)が黄色の(無定
形)固体状で得られた。
4−ブロモ−5−イソキノリルスルホンアミドは下記
の方法で得られた:アンモニアを乾燥テトラヒドロフラ
ン中に−50℃において飽和するまで泡立たせた。この溶
液を、4−ブロモ−5−イソキノリルスルホニルクロラ
イド(8g)のテトラヒドロフラン(50cc)中懸濁液で処
理した。反応混合物を放置して徐々に20℃に戻した。生
成した沈澱を遠心し、テトラヒドロフラン(3×10c
c)、水(3×30cc)および酢酸エチル(2×10cc)で
洗浄し、次に遠心し、そして乾燥した。4−ブロモ−5
−イソキノリルスルホンアミド(4.5g)がベージュ色の
固体状で得られ、それの融点は270℃以上であった。
の方法で得られた:アンモニアを乾燥テトラヒドロフラ
ン中に−50℃において飽和するまで泡立たせた。この溶
液を、4−ブロモ−5−イソキノリルスルホニルクロラ
イド(8g)のテトラヒドロフラン(50cc)中懸濁液で処
理した。反応混合物を放置して徐々に20℃に戻した。生
成した沈澱を遠心し、テトラヒドロフラン(3×10c
c)、水(3×30cc)および酢酸エチル(2×10cc)で
洗浄し、次に遠心し、そして乾燥した。4−ブロモ−5
−イソキノリルスルホンアミド(4.5g)がベージュ色の
固体状で得られ、それの融点は270℃以上であった。
4−ブロモ−5−イソキノリルスルホニルクロライド
は下記の方法により得られた:5−アミノ−4−ブロモイ
ソキノリン(4.46g)の塩酸(d=1.19)(44cc)中溶
液を−5℃に冷却し、次に亜硝酸ナトリウム(1.93g)
の水(10cc)中溶液で処理した。反応混合物を0℃にお
いて1時間攪拌した。得られた溶液を、塩化第一銅(0.
65g)の水(5.6cc)中溶液が加えられてある二酸化硫黄
の酢酸中飽和溶液(48ml)に注入した。反応混合物を気
体の発生が完了するまで攪拌し、そして次にジクロロメ
タン(2×100cc)で抽出した。有機相を貯蔵し、水で
洗浄し、硫酸マグネシウム上で乾燥し、そして濃縮し
た。4−ブロモ−5−イソキノリルスルホニルクロライ
ド(5.6g)が黄色の油状で得られ、それをそのまま次の
合成で使用した。
は下記の方法により得られた:5−アミノ−4−ブロモイ
ソキノリン(4.46g)の塩酸(d=1.19)(44cc)中溶
液を−5℃に冷却し、次に亜硝酸ナトリウム(1.93g)
の水(10cc)中溶液で処理した。反応混合物を0℃にお
いて1時間攪拌した。得られた溶液を、塩化第一銅(0.
65g)の水(5.6cc)中溶液が加えられてある二酸化硫黄
の酢酸中飽和溶液(48ml)に注入した。反応混合物を気
体の発生が完了するまで攪拌し、そして次にジクロロメ
タン(2×100cc)で抽出した。有機相を貯蔵し、水で
洗浄し、硫酸マグネシウム上で乾燥し、そして濃縮し
た。4−ブロモ−5−イソキノリルスルホニルクロライ
ド(5.6g)が黄色の油状で得られ、それをそのまま次の
合成で使用した。
5−アミノ−4−ブロモイソキノリンは下記の方法で
製造できた:4−ブロモ−5−ニトロイソキノリン(25.3
g)の2N塩酸(180cc)中懸濁液を、塩化第一錫(90g)
の濃塩酸(d=1.19)(100cc)中溶液に徐々に加え
た。反応混合物を還流下で90分間加熱し、次に冷却し、
2N苛性ソーダ溶液(2リットル)中に注入し、攪拌し、
そして0℃に冷却した。沈澱を水で洗浄し、遠心し、そ
して乾燥した。5−アミノ−4−ブロモイソキノリン
(21.6g)、融点155℃、が黄色の結晶状で得られた。
製造できた:4−ブロモ−5−ニトロイソキノリン(25.3
g)の2N塩酸(180cc)中懸濁液を、塩化第一錫(90g)
の濃塩酸(d=1.19)(100cc)中溶液に徐々に加え
た。反応混合物を還流下で90分間加熱し、次に冷却し、
2N苛性ソーダ溶液(2リットル)中に注入し、攪拌し、
そして0℃に冷却した。沈澱を水で洗浄し、遠心し、そ
して乾燥した。5−アミノ−4−ブロモイソキノリン
(21.6g)、融点155℃、が黄色の結晶状で得られた。
4−ブロモ−5−ニトロイソキノリンはM.D.ネアー
(NAIR)他、ザ・ジャーナル・オブ・ザ・インディアン
・ケミカル・ソサイエテイ(Indian J.Chem.Soc.)、
5、224(1967)により記されている方法により得られ
た。
(NAIR)他、ザ・ジャーナル・オブ・ザ・インディアン
・ケミカル・ソサイエテイ(Indian J.Chem.Soc.)、
5、224(1967)により記されている方法により得られ
た。
実施例24 実験は実施例1中の如く行われたが、ジメチルホルム
アミド(120cc)中の2−(3−クロロプロピル)ナフ
ト[1,8−cd]イソチアゾール1,1−ジオキシド(12
g)、トリエチルアミン(6cc)および4−(4−ヒドロ
キシフェニル)− 1,2,3,6−テトラヒドロピリジン
(7.5g)から出発した。混合物を8時間にわたり沸点に
加熱し、次に約20℃に冷却した。攪拌をこの温度におい
て12時間続けた。フラッシュ−クロマトグラフィーによ
りシリカカラム上でアルゴン流の下で中程度の圧力(0.
5−1.5バール)において溶離剤として酢酸エチルを用い
て精製し、そして沸騰しているアセトニトリル(80cc)
から再結晶化させた後に、2−{3−[4−(4−ヒド
ロキシフェニル)−1,2,3,6−テトラヒドロ−1−ピリ
ジル]プロピル}ナフト[1,8−cd]イソチアゾール1,1
−ジオキシド(3.3g)、融点198℃、が得られた。
アミド(120cc)中の2−(3−クロロプロピル)ナフ
ト[1,8−cd]イソチアゾール1,1−ジオキシド(12
g)、トリエチルアミン(6cc)および4−(4−ヒドロ
キシフェニル)− 1,2,3,6−テトラヒドロピリジン
(7.5g)から出発した。混合物を8時間にわたり沸点に
加熱し、次に約20℃に冷却した。攪拌をこの温度におい
て12時間続けた。フラッシュ−クロマトグラフィーによ
りシリカカラム上でアルゴン流の下で中程度の圧力(0.
5−1.5バール)において溶離剤として酢酸エチルを用い
て精製し、そして沸騰しているアセトニトリル(80cc)
から再結晶化させた後に、2−{3−[4−(4−ヒド
ロキシフェニル)−1,2,3,6−テトラヒドロ−1−ピリ
ジル]プロピル}ナフト[1,8−cd]イソチアゾール1,1
−ジオキシド(3.3g)、融点198℃、が得られた。
4−(4−ヒドロキシフェニル)−1,2,3,6−テトラ
ヒドロピリジンは下記の方法で製造できた:臭化水素酸
の酢酸(250cc)中35%溶液を、1時間にわたり約5℃
の温度において、N−ベンジルオキシカルボニル−4−
ヒドロキシ−4−(4−メトキシフェニル)ピペリジン
(21g)に加えた。混合物を約20℃の温度において1時
間攪拌し、次に水相をジエチルエーテル(3×500cc)
で洗浄した。傾斜後に、水相を水(250cc)中に溶解さ
せ、そして10N苛性ソーダを用いてpH10にアルカリ性と
した。ジクロロメタン(4×500cc)で抽出した後に、
生成した沈澱を濾過により分離した。このようにして4
−(4−ヒドロキシフェニル)−1,2,3,6−テトラヒド
ロピリジン(7.5g)、融点245℃、が得られた。
ヒドロピリジンは下記の方法で製造できた:臭化水素酸
の酢酸(250cc)中35%溶液を、1時間にわたり約5℃
の温度において、N−ベンジルオキシカルボニル−4−
ヒドロキシ−4−(4−メトキシフェニル)ピペリジン
(21g)に加えた。混合物を約20℃の温度において1時
間攪拌し、次に水相をジエチルエーテル(3×500cc)
で洗浄した。傾斜後に、水相を水(250cc)中に溶解さ
せ、そして10N苛性ソーダを用いてpH10にアルカリ性と
した。ジクロロメタン(4×500cc)で抽出した後に、
生成した沈澱を濾過により分離した。このようにして4
−(4−ヒドロキシフェニル)−1,2,3,6−テトラヒド
ロピリジン(7.5g)、融点245℃、が得られた。
N−ベンジルオキシカルボニル−4−ヒドロキシ−4
−(4−メトキシフェニル)ピペリジンは下記の方法で
製造できた:p−ブロモアニソール(1cc)および2、3
個のヨウ素結晶を、約20℃の温度およびアルゴン流の下
で、ジエチルエーテル(150cc)中のマグネシウム片
(9.3g)に加えた。5分後に、反応媒体中の溶媒を還流
させ、そしてp−ブロモアニソール(24.7cc)のジエチ
ルエーテル(300cc)中溶液を1時間にわたり溶媒の還
流を保つような方法で加えた。攪拌をこの温度において
30分間続け、混合物を約20℃の温度に冷却した後に、N
−ベンジルオキシカルボニル−4−ピペリドン(48.2
g)のエチルエーテル(450cc)中溶液を注入した。攪拌
をこの温度において15時間続けた。反応媒体を次に塩化
アンモニウムの飽和溶液を用いて加水分解してpH6−7
とし、次にジエチルエーテル(3×500cc)で抽出し
た。有機相を無水硫酸マグネシウム上で乾燥し、そして
減圧下(20mmHg:2.7kPa)で濃縮乾固した。残存油をフ
ラッシュ−クロマトグラフィーによりシリカカラム上で
アルゴン流の下で中程度の圧力(0.5−1.5バール)にお
いて溶離剤としてジクロロメタンを用いてそして次にジ
クロロメタンおよびメタノールの(90−10容量)混合物
を用いて精製した。このようにしてN−ベンジルオキシ
カルボニル−4−ヒドロキシ−4−(4−メトキシフェ
ニル)ピペリジン(21.2g)、融点98℃、が得られ、そ
れを粗製状態で次の合成で使用した。
−(4−メトキシフェニル)ピペリジンは下記の方法で
製造できた:p−ブロモアニソール(1cc)および2、3
個のヨウ素結晶を、約20℃の温度およびアルゴン流の下
で、ジエチルエーテル(150cc)中のマグネシウム片
(9.3g)に加えた。5分後に、反応媒体中の溶媒を還流
させ、そしてp−ブロモアニソール(24.7cc)のジエチ
ルエーテル(300cc)中溶液を1時間にわたり溶媒の還
流を保つような方法で加えた。攪拌をこの温度において
30分間続け、混合物を約20℃の温度に冷却した後に、N
−ベンジルオキシカルボニル−4−ピペリドン(48.2
g)のエチルエーテル(450cc)中溶液を注入した。攪拌
をこの温度において15時間続けた。反応媒体を次に塩化
アンモニウムの飽和溶液を用いて加水分解してpH6−7
とし、次にジエチルエーテル(3×500cc)で抽出し
た。有機相を無水硫酸マグネシウム上で乾燥し、そして
減圧下(20mmHg:2.7kPa)で濃縮乾固した。残存油をフ
ラッシュ−クロマトグラフィーによりシリカカラム上で
アルゴン流の下で中程度の圧力(0.5−1.5バール)にお
いて溶離剤としてジクロロメタンを用いてそして次にジ
クロロメタンおよびメタノールの(90−10容量)混合物
を用いて精製した。このようにしてN−ベンジルオキシ
カルボニル−4−ヒドロキシ−4−(4−メトキシフェ
ニル)ピペリジン(21.2g)、融点98℃、が得られ、そ
れを粗製状態で次の合成で使用した。
N−ベンジルオキシカルボニル−4−ピペリドンは、
H.ステッター(STETTER)他、ヘミッシェ・ベリヒテ(C
hem.Ber.)、105、2773(1972)により記されている方
法に従い製造できた。
H.ステッター(STETTER)他、ヘミッシェ・ベリヒテ(C
hem.Ber.)、105、2773(1972)により記されている方
法に従い製造できた。
実施例25 実験は実施例1中の如く行われたが、ジメチルホルム
アミド(70cc)中の2−(3−クロロプロピル)ナフト
[1,8−cd]イソチアゾール1,1−ジオキシド(6.74
g)、トリエチルアミン(3.4cc)および4−(4−メト
キシフェニル)1,2,3,6−テトラヒドロピリジン(4.5
g)から出発した。混合物を8時間にわたり沸点に加熱
し、次に約20℃の温度に冷却した。攪拌をこの温度にお
いて12時間続けた。フラッシュ−クロマトグラフィーに
よりシリカカラム上でアルゴン流の下で中程度の圧力
(0.5−1.5バール)において溶離剤として酢酸エチルを
用いて精製し、そして沸騰しているアセトニトリル(60
cc)から再結晶化させた後に、2−{3−[4−(4−
メトキシフェニル)−1,2,3,6−テトラヒドロ−1−ピ
リジル)プロピル}ナフト[1,8−cd]イソチアゾール
1,1−ジオキシド(2g)、融点178℃、が得られた。
アミド(70cc)中の2−(3−クロロプロピル)ナフト
[1,8−cd]イソチアゾール1,1−ジオキシド(6.74
g)、トリエチルアミン(3.4cc)および4−(4−メト
キシフェニル)1,2,3,6−テトラヒドロピリジン(4.5
g)から出発した。混合物を8時間にわたり沸点に加熱
し、次に約20℃の温度に冷却した。攪拌をこの温度にお
いて12時間続けた。フラッシュ−クロマトグラフィーに
よりシリカカラム上でアルゴン流の下で中程度の圧力
(0.5−1.5バール)において溶離剤として酢酸エチルを
用いて精製し、そして沸騰しているアセトニトリル(60
cc)から再結晶化させた後に、2−{3−[4−(4−
メトキシフェニル)−1,2,3,6−テトラヒドロ−1−ピ
リジル)プロピル}ナフト[1,8−cd]イソチアゾール
1,1−ジオキシド(2g)、融点178℃、が得られた。
実施例26 実験は実施例1中の如く行われたが、トルエン(600c
c)中の2−(3−クロロプロピル)ナフト[1,8−cd]
イソチアゾール1,1−ジオキシド(75g)、トリエチルア
ミン(37.5cc)および4−(4−ニトロフェニル)ピペ
ラジン(5.3g)から出発した。混合物を10時間にわたり
沸点に加熱し、次に約20℃に冷却した。フラッシュ−ク
ロマトグラフィーによりシリカカラム上でアルゴン流の
下で中程度の圧力(0.5−1.5バール)において溶離剤と
してジクロロメタンおよび酢酸エチルの混合物を用いて
精製し、そして沸騰しているメチルエチルケトン(1100
cc)から再結晶化させた後に、2−{3−[4−(4−
ニトロフェニル)−1−ピペラジニル]プロピル}ナフ
ト[1,8−cd]イソチアゾール1,1−ジオキシド(41.8
g)、融点186℃、が得られた。
c)中の2−(3−クロロプロピル)ナフト[1,8−cd]
イソチアゾール1,1−ジオキシド(75g)、トリエチルア
ミン(37.5cc)および4−(4−ニトロフェニル)ピペ
ラジン(5.3g)から出発した。混合物を10時間にわたり
沸点に加熱し、次に約20℃に冷却した。フラッシュ−ク
ロマトグラフィーによりシリカカラム上でアルゴン流の
下で中程度の圧力(0.5−1.5バール)において溶離剤と
してジクロロメタンおよび酢酸エチルの混合物を用いて
精製し、そして沸騰しているメチルエチルケトン(1100
cc)から再結晶化させた後に、2−{3−[4−(4−
ニトロフェニル)−1−ピペラジニル]プロピル}ナフ
ト[1,8−cd]イソチアゾール1,1−ジオキシド(41.8
g)、融点186℃、が得られた。
実施例27 2−{3−[4−(4−ニトロフェニル)−1−ピペ
ラジニル]プロピル}ナフト[1,8−cd]イソチアゾー
ル1,1−ジオキシド(30g)、塩化第一錫二水塩(74.8
g)およびエタノール(500cc)をアルゴン流の下で1時
間にわたり60℃に加熱した。ホウ水素化ナトリウム(1.
3g)を少量ずつ1時間にわたり加えた。攪拌を60℃にお
いて1時間、次に約20℃の温度において15時間、続け
た。混合物を水および氷(500cc)の中に注入し、次に4
N苛性ソーダを用いてpH9にアルカリ性とした。有機相を
ジエチルエーテル(4×200cc)で抽出し、木炭3S(3
g)中に吸収させ、無水硫酸マグネシウム上で乾燥し、
濾過し、そして減圧下(20mmHg:2.7kPa)で濃縮乾固し
た。得られた残渣を、最初は沸騰している1−プロパノ
ール(250cc)から1回、次に沸騰しているエタノール
(20cc)から2回、再結晶化させることにより精製し
た。このようにして2−{3−[4−(4−アミノフェ
ニル)−1−ピペラジニル]プロピル}ナフト[1,8−c
d]イソチアゾール1,1−ジオキシド(2.4g)、融点113
℃、が得られた。
ラジニル]プロピル}ナフト[1,8−cd]イソチアゾー
ル1,1−ジオキシド(30g)、塩化第一錫二水塩(74.8
g)およびエタノール(500cc)をアルゴン流の下で1時
間にわたり60℃に加熱した。ホウ水素化ナトリウム(1.
3g)を少量ずつ1時間にわたり加えた。攪拌を60℃にお
いて1時間、次に約20℃の温度において15時間、続け
た。混合物を水および氷(500cc)の中に注入し、次に4
N苛性ソーダを用いてpH9にアルカリ性とした。有機相を
ジエチルエーテル(4×200cc)で抽出し、木炭3S(3
g)中に吸収させ、無水硫酸マグネシウム上で乾燥し、
濾過し、そして減圧下(20mmHg:2.7kPa)で濃縮乾固し
た。得られた残渣を、最初は沸騰している1−プロパノ
ール(250cc)から1回、次に沸騰しているエタノール
(20cc)から2回、再結晶化させることにより精製し
た。このようにして2−{3−[4−(4−アミノフェ
ニル)−1−ピペラジニル]プロピル}ナフト[1,8−c
d]イソチアゾール1,1−ジオキシド(2.4g)、融点113
℃、が得られた。
実施例28 実験は実施例1中の如く行われたが、トルエン(100c
c)中の2−(3−クロロプロピル)ナフト[1,8−cd]
イソチアゾール1,1−ジオキシド(8.4g)、トリエチル
アミン(4.2cc)および4−(3−フルオロフェニル)
ピペラジン(5.3g)から出発した。混合物を8時間にわ
たり沸点に加熱し、次に約20℃の温度に冷却した。フラ
ッシュ−クロマトグラフィーによりシラカカラム上でア
ルゴン流の下で中程度の圧力(0.5−1.5バール)におい
て溶離剤としてジクロロメタンを用いてそして次にジク
ロロメタンおよび酢酸エチルの(50−50容量)混合物を
用いて精製し、そして沸騰しているアセトニトリル(20
cc)から再結晶化させた後に、2−{3−[4−(3−
フルオロフェニル)−1−ピペラジニル]プロピル}ナ
フト[1,8−cd]イソチアゾール1,1−ジオキシド(4.7
g)、融点103℃、が得られた。
c)中の2−(3−クロロプロピル)ナフト[1,8−cd]
イソチアゾール1,1−ジオキシド(8.4g)、トリエチル
アミン(4.2cc)および4−(3−フルオロフェニル)
ピペラジン(5.3g)から出発した。混合物を8時間にわ
たり沸点に加熱し、次に約20℃の温度に冷却した。フラ
ッシュ−クロマトグラフィーによりシラカカラム上でア
ルゴン流の下で中程度の圧力(0.5−1.5バール)におい
て溶離剤としてジクロロメタンを用いてそして次にジク
ロロメタンおよび酢酸エチルの(50−50容量)混合物を
用いて精製し、そして沸騰しているアセトニトリル(20
cc)から再結晶化させた後に、2−{3−[4−(3−
フルオロフェニル)−1−ピペラジニル]プロピル}ナ
フト[1,8−cd]イソチアゾール1,1−ジオキシド(4.7
g)、融点103℃、が得られた。
4−(3−フルオロフェニル)ピペラジンは、L.スヌ
ス(THUNUS)他、アナーレン・デル・ファーマコロジイ
(Ann.Pharm.)38、353(1980)により記されている方
法に従い製造できた。
ス(THUNUS)他、アナーレン・デル・ファーマコロジイ
(Ann.Pharm.)38、353(1980)により記されている方
法に従い製造できた。
実施例29 実験は実施例1中の如く行われたが、トルエン(150c
c)中の2−(3−クロロプロピル)ナフト[1,8−cd]
イソチアゾール1,1−ジオキシド(7g)、トリエチルア
ミン(3.5cc)および4−(2−フルオロフェニル)ピ
ペラジン(4.4g)から出発した。混合物を8時間にわた
り沸点に加熱し、次に約20℃の温度に冷却した。フラッ
シュ−クロマトグラフィーによりシリカカラム上でアル
ゴン流の下で中程度の圧力(0.5−1.5バール)において
溶離剤としてジクロロメタンを用いて精製し、そして沸
騰しているアセトニトリル(15cc)から再結晶化させた
後に、2−{3−[4−(3−フルオロフェニル)−1
−ピペラジニル]プロピル}ナフト[1,8−cd]イソチ
アゾール1,1−ジオキシド(4.8g)、融点122℃、が得ら
れた。
c)中の2−(3−クロロプロピル)ナフト[1,8−cd]
イソチアゾール1,1−ジオキシド(7g)、トリエチルア
ミン(3.5cc)および4−(2−フルオロフェニル)ピ
ペラジン(4.4g)から出発した。混合物を8時間にわた
り沸点に加熱し、次に約20℃の温度に冷却した。フラッ
シュ−クロマトグラフィーによりシリカカラム上でアル
ゴン流の下で中程度の圧力(0.5−1.5バール)において
溶離剤としてジクロロメタンを用いて精製し、そして沸
騰しているアセトニトリル(15cc)から再結晶化させた
後に、2−{3−[4−(3−フルオロフェニル)−1
−ピペラジニル]プロピル}ナフト[1,8−cd]イソチ
アゾール1,1−ジオキシド(4.8g)、融点122℃、が得ら
れた。
4−(2−フルオロフェニル)ピペラジンは、L.スヌ
ス(THUNUS)他、アナーレン・デル・ファーマコロジイ
(Ann.Pharm.)38、353(1980)により記されている方
法に従い製造できた。
ス(THUNUS)他、アナーレン・デル・ファーマコロジイ
(Ann.Pharm.)38、353(1980)により記されている方
法に従い製造できた。
実施例30 実験は実施例1中の如く行われたが、トルエン(100c
c)中の2−(3−クロロプロピル)ナフト[1,8−cd]
イソチアゾール1,1−ジオキシド(7g)、トリエチルア
ミン(3.5cc)および4−(4−メチルフェニル)ピペ
ラジン(4.4g)から出発した。混合物を6時間にわたり
沸点に加熱し、次に約20℃の温度に冷却した。フラッシ
ュ−クロマトグラフィーによりシリカカラム上でアルゴ
ン流の下で中程度の圧力(0.5−1.5バール)において溶
離剤としてジクロロメタンおよび酢酸エチルの(80−20
容量)混合物を用いて精製し、そして沸騰しているアセ
トニトリル(40cc)から再結晶化させた後に、2−{3
−[4−(4−メチルフェニル)−1−ピペラジニル]
プロピル}ナフト[1,8−cd]イソチアゾール1,1−ジオ
キシド(4.5g)、融点136℃、が得られた。
c)中の2−(3−クロロプロピル)ナフト[1,8−cd]
イソチアゾール1,1−ジオキシド(7g)、トリエチルア
ミン(3.5cc)および4−(4−メチルフェニル)ピペ
ラジン(4.4g)から出発した。混合物を6時間にわたり
沸点に加熱し、次に約20℃の温度に冷却した。フラッシ
ュ−クロマトグラフィーによりシリカカラム上でアルゴ
ン流の下で中程度の圧力(0.5−1.5バール)において溶
離剤としてジクロロメタンおよび酢酸エチルの(80−20
容量)混合物を用いて精製し、そして沸騰しているアセ
トニトリル(40cc)から再結晶化させた後に、2−{3
−[4−(4−メチルフェニル)−1−ピペラジニル]
プロピル}ナフト[1,8−cd]イソチアゾール1,1−ジオ
キシド(4.5g)、融点136℃、が得られた。
4−(4−メチルフェニル)ピペラジンは、L.スヌス
(THUNUS)他、アナーレン・デル・ファーマコロジイ
(Ann.Pharm.)38、353(1980)により記されている方
法に従い製造できた。
(THUNUS)他、アナーレン・デル・ファーマコロジイ
(Ann.Pharm.)38、353(1980)により記されている方
法に従い製造できた。
実施例31 実験は実施例1中の如く行われたが、ジメチルホルム
アミド(100cc)中の2−(3−クロロプロピル)ナフ
ト[1,8−cd]イソチアゾール1,1−ジオキシド(7.2
g)、トリエチルアミン(3.6cc)および1−(4−ピペ
リジニル)−2−ベンズイミダゾリノン(5.6g)から出
発した。混合物を8時間にわたり沸点に加熱し、次に約
20℃の温度に冷却した。フラッシュ−クロマトグラフィ
ーによりシリカカラム上でアルゴン流の下で中程度の圧
力(0.5−1.5バール)において溶離剤としてジクロロメ
タンおよびエタノールの(95−5容量)混合物を用いて
精製し、そして沸騰しているアセトニトリル(200cc)
から再結晶化させた後に、2−{3−[4−(2−オキ
ソ−1−ベンズイミダゾリニル)ピペリジノ]プロピ
ル}ナフト[1,8−cd]イソチアゾール1,1−ジオキシド
(1.6g)、融点253℃、が得られた。
アミド(100cc)中の2−(3−クロロプロピル)ナフ
ト[1,8−cd]イソチアゾール1,1−ジオキシド(7.2
g)、トリエチルアミン(3.6cc)および1−(4−ピペ
リジニル)−2−ベンズイミダゾリノン(5.6g)から出
発した。混合物を8時間にわたり沸点に加熱し、次に約
20℃の温度に冷却した。フラッシュ−クロマトグラフィ
ーによりシリカカラム上でアルゴン流の下で中程度の圧
力(0.5−1.5バール)において溶離剤としてジクロロメ
タンおよびエタノールの(95−5容量)混合物を用いて
精製し、そして沸騰しているアセトニトリル(200cc)
から再結晶化させた後に、2−{3−[4−(2−オキ
ソ−1−ベンズイミダゾリニル)ピペリジノ]プロピ
ル}ナフト[1,8−cd]イソチアゾール1,1−ジオキシド
(1.6g)、融点253℃、が得られた。
1−(4−ピペリジニル)−2−ベンズイミダゾリノ
ンは米国特許4,470,989中に記されている方法に従い製
造できた。
ンは米国特許4,470,989中に記されている方法に従い製
造できた。
実施例32 実験は実施例1中の如く行われたが、ジメチルホルム
アミド(200cc)中の2−(3−クロロプロピル)ナフ
ト[1,8−cd]イソチアゾール1,1−ジオキシド(3.6
g)、トリエチルアミン(1.8cc)および4−(1,2−ベ
ンズイソキサゾリ−3−ル)ピペラジン(2.6g)から出
発した。混合物を8時間にわたり沸点に加熱し、次に約
20℃の温度に冷却した。フラッシュ−クロマトグラフィ
ーによりシリカカラム上でアルゴン流の下で中程度の圧
力(0.5−1.5バール)において溶離剤としてジクロロメ
タンを用いて精製し、そして沸騰しているアセトニトリ
ル(30cc)から再結晶化させた後に、2−{3−[4−
(1,2−ベンズイソキサゾリ−3−ル)−1−ピペラジ
ニル]プロピル}ナフト[1,8−cd]イソチアゾール1,1
−ジオキシド(1.4g)、融点263℃、が得られた。
アミド(200cc)中の2−(3−クロロプロピル)ナフ
ト[1,8−cd]イソチアゾール1,1−ジオキシド(3.6
g)、トリエチルアミン(1.8cc)および4−(1,2−ベ
ンズイソキサゾリ−3−ル)ピペラジン(2.6g)から出
発した。混合物を8時間にわたり沸点に加熱し、次に約
20℃の温度に冷却した。フラッシュ−クロマトグラフィ
ーによりシリカカラム上でアルゴン流の下で中程度の圧
力(0.5−1.5バール)において溶離剤としてジクロロメ
タンを用いて精製し、そして沸騰しているアセトニトリ
ル(30cc)から再結晶化させた後に、2−{3−[4−
(1,2−ベンズイソキサゾリ−3−ル)−1−ピペラジ
ニル]プロピル}ナフト[1,8−cd]イソチアゾール1,1
−ジオキシド(1.4g)、融点263℃、が得られた。
4−(1,2−ベンズイソキサゾリ−3−ル)ピペラジ
ンは、J.P.イエヴィッヒ(YEVICH)他、ザ・ジャーナル
・オブ・メディカル・ケミストリイ(J.Med.Chem.)、2
9、3、359(1986)により記されている方法に従い製造
できた。
ンは、J.P.イエヴィッヒ(YEVICH)他、ザ・ジャーナル
・オブ・メディカル・ケミストリイ(J.Med.Chem.)、2
9、3、359(1986)により記されている方法に従い製造
できた。
実施例33 実験は実施例1中の如く行われたが、ジメチルホルム
アミド(60cc)中の2−(2−クロロエチル)ナフト
[1,8−cd]イソチアゾール1,1−ジオキシド(5.3g)、
トリエチルアミン(3cc)および4−(1,2−ベンズイソ
キサゾリ−3−ル)ピペラジン(4g)から出発した。混
合物を8時間にわたり沸点に加熱し、次に約20℃の温度
に冷却した。フラッシュ−クロマトグラフィーによりシ
リカカラム上でアルゴン流の下で中程度の圧力(0.5−
1.5バール)において溶離剤として酢酸エチルを用いて
精製し、そして沸騰しているアセトニトリル(22cc)か
ら再結晶化させた後に、2−{2−[4−(1,2−ベン
ズイソキサゾリ−3−ル)−1−ピペラジニル]エチ
ル}ナフト[1,8−cd]イソチアゾール1,1−ジオキシド
(2.3g)、融点148℃、が得られた。
アミド(60cc)中の2−(2−クロロエチル)ナフト
[1,8−cd]イソチアゾール1,1−ジオキシド(5.3g)、
トリエチルアミン(3cc)および4−(1,2−ベンズイソ
キサゾリ−3−ル)ピペラジン(4g)から出発した。混
合物を8時間にわたり沸点に加熱し、次に約20℃の温度
に冷却した。フラッシュ−クロマトグラフィーによりシ
リカカラム上でアルゴン流の下で中程度の圧力(0.5−
1.5バール)において溶離剤として酢酸エチルを用いて
精製し、そして沸騰しているアセトニトリル(22cc)か
ら再結晶化させた後に、2−{2−[4−(1,2−ベン
ズイソキサゾリ−3−ル)−1−ピペラジニル]エチ
ル}ナフト[1,8−cd]イソチアゾール1,1−ジオキシド
(2.3g)、融点148℃、が得られた。
実施例34 実験は実施例1中の如く行われたが、ジメチルホルム
アミド(55cc)中の2−(4−クロロブチル)ナフト
[1,8−cd]イソチアゾール1,1−ジオキシド(5.8g)、
トリエチルアミン(3cc)および4−(1,2−ベンズイソ
キサゾリ−3−ル)ピペラジン(4g)から出発した。混
合物を8時間にわたり沸点に加熱し、次に約20℃の温度
に冷却した。フラッシュ−クロマトグラフィーによりシ
リカカラム上でアルゴン流の下で中程度の圧力(0.5−
1.5バール)において溶離剤として酢酸エチルを用いて
精製し、そして沸騰しているアセトニトリル(15cc)か
ら再結晶化させた後に、2−{4−[4−(1,2−ベン
ズイソキサゾリ−3−ル)−1−ピペラジニル]ブチ
ル}ナフト[1,8−cd]イソチアゾール1,1−ジオキシド
(2.2g)、融点138℃、が得られた。
アミド(55cc)中の2−(4−クロロブチル)ナフト
[1,8−cd]イソチアゾール1,1−ジオキシド(5.8g)、
トリエチルアミン(3cc)および4−(1,2−ベンズイソ
キサゾリ−3−ル)ピペラジン(4g)から出発した。混
合物を8時間にわたり沸点に加熱し、次に約20℃の温度
に冷却した。フラッシュ−クロマトグラフィーによりシ
リカカラム上でアルゴン流の下で中程度の圧力(0.5−
1.5バール)において溶離剤として酢酸エチルを用いて
精製し、そして沸騰しているアセトニトリル(15cc)か
ら再結晶化させた後に、2−{4−[4−(1,2−ベン
ズイソキサゾリ−3−ル)−1−ピペラジニル]ブチ
ル}ナフト[1,8−cd]イソチアゾール1,1−ジオキシド
(2.2g)、融点138℃、が得られた。
実施例35 実験は実施例1中の如く行われたが、ジメチルホルム
アミド(120cc)中の2−(3−クロロプロピル)ナフ
ト[1,8−cd]イソチアゾール1,1−ジオキシド(11
g)、トリエチルアミン(11cc)および4−(1,2−ベン
ズイソチアゾリ−3−ル)ピペラジン(8.6g)から出発
した。混合物を8時間にわたり沸点に加熱し、次に約20
℃の温度に冷却した。フラッシュ−クロマトグラフィー
によりシリカカラム上でアルゴン流の下で中程度の圧力
において溶離剤として酢酸エチルを用いて精製し、そし
て沸騰しているメチルエチルケトン(160cc)から再結
晶化させた後に、2−{3−[4−(1,2−ベンズイソ
チアゾリ−3−ル)−1−ピペラジニル]プロピル}ナ
フト[1,8−cd]イソチアゾール1,1−ジオキシド(4.4
g)、融点172−173℃、が得られた。
アミド(120cc)中の2−(3−クロロプロピル)ナフ
ト[1,8−cd]イソチアゾール1,1−ジオキシド(11
g)、トリエチルアミン(11cc)および4−(1,2−ベン
ズイソチアゾリ−3−ル)ピペラジン(8.6g)から出発
した。混合物を8時間にわたり沸点に加熱し、次に約20
℃の温度に冷却した。フラッシュ−クロマトグラフィー
によりシリカカラム上でアルゴン流の下で中程度の圧力
において溶離剤として酢酸エチルを用いて精製し、そし
て沸騰しているメチルエチルケトン(160cc)から再結
晶化させた後に、2−{3−[4−(1,2−ベンズイソ
チアゾリ−3−ル)−1−ピペラジニル]プロピル}ナ
フト[1,8−cd]イソチアゾール1,1−ジオキシド(4.4
g)、融点172−173℃、が得られた。
実施例36 実験は実施例1中の如く行われたが、ジメチルホルム
アミド(95cc)中の2−(2−クロロエチル)ナフト
[1,8−cd]イソチアゾール1,1−ジオキシド(8.9g)、
トリエチルアミン(4.5cc)および4−(1,2−ベンズイ
ソチアゾリ−3−ル)ピペラジン(6.6g)から出発し
た。混合物を8時間にわたり沸点に加熱し、次に約20℃
の温度に冷却した。フラッシュ−クロマトグラフィーに
よりシリカカラム上でアルゴン流の下で中程度の圧力
(0.5−1.5バール)において溶離剤として酢酸エチルを
用いて精製し、そして沸騰しているアセトニトリル(90
cc)から再結晶化させた後に、2−{2−[4−(1,2
−ベンズイソチアゾリ−3−ル)−1−ピペラジニル]
エチル}ナフト[1,8−cd]イソチアゾール1,1−ジオキ
シド(4.6g)、融点162℃、が得られた。
アミド(95cc)中の2−(2−クロロエチル)ナフト
[1,8−cd]イソチアゾール1,1−ジオキシド(8.9g)、
トリエチルアミン(4.5cc)および4−(1,2−ベンズイ
ソチアゾリ−3−ル)ピペラジン(6.6g)から出発し
た。混合物を8時間にわたり沸点に加熱し、次に約20℃
の温度に冷却した。フラッシュ−クロマトグラフィーに
よりシリカカラム上でアルゴン流の下で中程度の圧力
(0.5−1.5バール)において溶離剤として酢酸エチルを
用いて精製し、そして沸騰しているアセトニトリル(90
cc)から再結晶化させた後に、2−{2−[4−(1,2
−ベンズイソチアゾリ−3−ル)−1−ピペラジニル]
エチル}ナフト[1,8−cd]イソチアゾール1,1−ジオキ
シド(4.6g)、融点162℃、が得られた。
実施例37 実験は実施例1中の如く行われたが、ジメチルホルム
アミド(95cc)中の2−(4−クロロブチル)ナフト
[1,8−cd]イソチアゾール1,1−ジオキシド(8.9g)、
トリエチルアミン(4.5cc)および4−(1,2−ベンズイ
ソチアゾリ−3−ル)ピペラジン(6.6g)から出発し
た。混合物を8時間にわたり沸点に加熱し、次に約20℃
の温度に冷却した。フラッシュ−クロマトグラフィーに
よりシリカカラム上でアルゴン流の下で中程度の圧力
(0.5−1.5バール)において溶離剤として酢酸エチルを
用いて精製し、そして沸騰しているアセトニトリル(30
cc)から再結晶化させた後に、2−{4−[4−(1,2
−ベンズイソチアゾリ−3−ル)−1−ピペラジニル]
ブチル}ナフト[1,8−cd]イソチアゾール1,1−ジオキ
シド(6.3g)、融点123℃、が得られた。
アミド(95cc)中の2−(4−クロロブチル)ナフト
[1,8−cd]イソチアゾール1,1−ジオキシド(8.9g)、
トリエチルアミン(4.5cc)および4−(1,2−ベンズイ
ソチアゾリ−3−ル)ピペラジン(6.6g)から出発し
た。混合物を8時間にわたり沸点に加熱し、次に約20℃
の温度に冷却した。フラッシュ−クロマトグラフィーに
よりシリカカラム上でアルゴン流の下で中程度の圧力
(0.5−1.5バール)において溶離剤として酢酸エチルを
用いて精製し、そして沸騰しているアセトニトリル(30
cc)から再結晶化させた後に、2−{4−[4−(1,2
−ベンズイソチアゾリ−3−ル)−1−ピペラジニル]
ブチル}ナフト[1,8−cd]イソチアゾール1,1−ジオキ
シド(6.3g)、融点123℃、が得られた。
実施例38 実験は実施例1中の如く行われたが、トルエン(80c
c)中の2−(4−クロロブチル)ナフト[1,8−cd]イ
ソチアゾール1,1−ジオキシド(8.9g)、トリエチルア
ミン(4.3cc)および4−(4−クロロフェニル)−1,
2,3,6−テトラヒドロピリジン(5.8g)から出発した。
混合物を8時間にわたり沸点に加熱し、次に約20℃の温
度に冷却した。攪拌をこの温度において8時間続けた。
フラッシュ−クロマトグラフィーによりシリカカラム上
でアルゴン流の下で中程度の圧力(0.5−1.5バール)に
おいて溶離剤として酢酸エチルを用いて精製し、そして
沸騰しているアセトニトリル(25cc)から再結晶化させ
た後に、2−{4−[4−(4−クロロフェニル)−1,
2,3,6−テトラヒドロ−1−ピリジル]ブチル}ナフト
[1,8−cd]イソチアゾール1,1−ジオキシド(4.1g)、
融点123℃、が得られた。
c)中の2−(4−クロロブチル)ナフト[1,8−cd]イ
ソチアゾール1,1−ジオキシド(8.9g)、トリエチルア
ミン(4.3cc)および4−(4−クロロフェニル)−1,
2,3,6−テトラヒドロピリジン(5.8g)から出発した。
混合物を8時間にわたり沸点に加熱し、次に約20℃の温
度に冷却した。攪拌をこの温度において8時間続けた。
フラッシュ−クロマトグラフィーによりシリカカラム上
でアルゴン流の下で中程度の圧力(0.5−1.5バール)に
おいて溶離剤として酢酸エチルを用いて精製し、そして
沸騰しているアセトニトリル(25cc)から再結晶化させ
た後に、2−{4−[4−(4−クロロフェニル)−1,
2,3,6−テトラヒドロ−1−ピリジル]ブチル}ナフト
[1,8−cd]イソチアゾール1,1−ジオキシド(4.1g)、
融点123℃、が得られた。
実施例39 実験は実施例1中の如く行われたが、ジメチルホルム
アミド(250cc)中の2−(3−クロロプロピル)ナフ
ト[1,8−cd]イソチアゾール1,1−ジオキシド(11.2
g)、トリエチルアミン(16.8cc)および4−(3−ヒ
ドロキシフェニル)ピペラジン二臭化水素酸塩(13.6
g)から出発した。混合物を8時間にわたり沸点に加熱
し、次に約20℃の温度に冷却した。攪拌をこの温度にお
いて6時間続けた。酸化イソプロピル(30cc)からの結
晶化および沸騰しているアセトニトリル(125cc)から
の再結晶化による精製後に、2−{3−[4−(3−ヒ
ドロキシフェニル)−1−ピペラジニル]プロピル}ナ
フト[1,8−cd]イソチアゾール1,1−ジオキシド(4.6
g)、融点175℃、が得られた。
アミド(250cc)中の2−(3−クロロプロピル)ナフ
ト[1,8−cd]イソチアゾール1,1−ジオキシド(11.2
g)、トリエチルアミン(16.8cc)および4−(3−ヒ
ドロキシフェニル)ピペラジン二臭化水素酸塩(13.6
g)から出発した。混合物を8時間にわたり沸点に加熱
し、次に約20℃の温度に冷却した。攪拌をこの温度にお
いて6時間続けた。酸化イソプロピル(30cc)からの結
晶化および沸騰しているアセトニトリル(125cc)から
の再結晶化による精製後に、2−{3−[4−(3−ヒ
ドロキシフェニル)−1−ピペラジニル]プロピル}ナ
フト[1,8−cd]イソチアゾール1,1−ジオキシド(4.6
g)、融点175℃、が得られた。
4−(3−ヒドロキシフェニル)ピペラジン二臭化水
素酸塩は下記の方法で製造できた:実験は4−(4−ヒ
ドロキシフェニル)ピペラジン二臭化水素酸塩の製造用
の実施例8中の如く行われたが、4−(3−メトキシフ
ェニル)ピペラジン(25g)および臭化水素酸の47%水
溶液(360cc)から出発した。混合物を2時間にわたり
沸点に加熱し、次に約20℃の温度に冷却した。攪拌をこ
の温度において15時間続け、次に混合物を40℃において
減圧下(20mmHg:2.7kPa)で濃縮した。残存油をアセト
ニトリル(100cc)中に再溶解させ、生成した沈澱を濾
過により分離し、アセトニトリル(2×50cc)および酸
化イソプロピル(2×50cc)で洗浄した。4−(3−ヒ
ドロキシフェニル)ピペラジンが二臭化水素酸塩(融
点:240℃)(42.5g)が得られ、それを粗製状態で次の
合成で使用した。
素酸塩は下記の方法で製造できた:実験は4−(4−ヒ
ドロキシフェニル)ピペラジン二臭化水素酸塩の製造用
の実施例8中の如く行われたが、4−(3−メトキシフ
ェニル)ピペラジン(25g)および臭化水素酸の47%水
溶液(360cc)から出発した。混合物を2時間にわたり
沸点に加熱し、次に約20℃の温度に冷却した。攪拌をこ
の温度において15時間続け、次に混合物を40℃において
減圧下(20mmHg:2.7kPa)で濃縮した。残存油をアセト
ニトリル(100cc)中に再溶解させ、生成した沈澱を濾
過により分離し、アセトニトリル(2×50cc)および酸
化イソプロピル(2×50cc)で洗浄した。4−(3−ヒ
ドロキシフェニル)ピペラジンが二臭化水素酸塩(融
点:240℃)(42.5g)が得られ、それを粗製状態で次の
合成で使用した。
実施例40 実験は実施例1中の如く行われたが、ジメチルホルム
アミド(150cc)中の2−(3−クロロプロピル)ナフ
ト[1,8−cd]イソチアゾール1,1−ジオキシド(7.02
g)、トリエチルアミン(10.5cc)および4−(2−ヒ
ドロキシフェニル)ピペラジン二臭化水素酸塩(8.5g)
から出発した。混合物を6時間にわたり沸点に加熱し、
次に約20℃の温度に冷却した。攪拌をこの温度において
15時間続けた。フラッシュ−クロマトグラフィーにより
シリカカラム上でアルゴン流の下で中程度の圧力(0.5
−1.5バール)において溶離剤としてジクロロメタンお
よび酢酸エチルの(50−50容量)混合物を用いて精製
し、そしてアセトニトリル(25cc)から再結晶化させた
後に、2−{3−[4−(2−ヒドロキシフェニル)−
1−ピペラジニル]プロピル}ナフト[1,8−cd]イソ
チアゾール1,1−ジオキシド(5.8g)、融点128℃、が得
られた。
アミド(150cc)中の2−(3−クロロプロピル)ナフ
ト[1,8−cd]イソチアゾール1,1−ジオキシド(7.02
g)、トリエチルアミン(10.5cc)および4−(2−ヒ
ドロキシフェニル)ピペラジン二臭化水素酸塩(8.5g)
から出発した。混合物を6時間にわたり沸点に加熱し、
次に約20℃の温度に冷却した。攪拌をこの温度において
15時間続けた。フラッシュ−クロマトグラフィーにより
シリカカラム上でアルゴン流の下で中程度の圧力(0.5
−1.5バール)において溶離剤としてジクロロメタンお
よび酢酸エチルの(50−50容量)混合物を用いて精製
し、そしてアセトニトリル(25cc)から再結晶化させた
後に、2−{3−[4−(2−ヒドロキシフェニル)−
1−ピペラジニル]プロピル}ナフト[1,8−cd]イソ
チアゾール1,1−ジオキシド(5.8g)、融点128℃、が得
られた。
4−(2−ヒドロキシフェニル)ピペラジン二臭化水
素酸塩は下記の方法で製造できた:実験は4−(4−ヒ
ドロキシフェニル)ピペラジン二臭化水素酸塩の製造用
の実施例8中の如く行われたが、4−(2−メトキシフ
ェニル)ピペラジン(25g)および臭化水素酸の47%水
溶液(360cc)から出発した。混合物を9時間にわたり
沸点に加熱し、次に約20℃の温度に冷却した。攪拌をこ
の温度において15時間続け、次に混合物を40℃において
減圧下(20mmHg:2.7kPa)で濃縮した。残存油をアセト
ニトリル(40cc)および酸化イソプロピル(40cc)中に
再溶解させ、生成した沈澱を濾過により分離し、酸化イ
ソプロピル(2×50cc)で洗浄した。4−(2−ヒドロ
キシフェニル)ピペラジン二臭化水素酸塩(融点:235
℃)(18g)が得られ、それを粗製状態で次の合成で使
用した。
素酸塩は下記の方法で製造できた:実験は4−(4−ヒ
ドロキシフェニル)ピペラジン二臭化水素酸塩の製造用
の実施例8中の如く行われたが、4−(2−メトキシフ
ェニル)ピペラジン(25g)および臭化水素酸の47%水
溶液(360cc)から出発した。混合物を9時間にわたり
沸点に加熱し、次に約20℃の温度に冷却した。攪拌をこ
の温度において15時間続け、次に混合物を40℃において
減圧下(20mmHg:2.7kPa)で濃縮した。残存油をアセト
ニトリル(40cc)および酸化イソプロピル(40cc)中に
再溶解させ、生成した沈澱を濾過により分離し、酸化イ
ソプロピル(2×50cc)で洗浄した。4−(2−ヒドロ
キシフェニル)ピペラジン二臭化水素酸塩(融点:235
℃)(18g)が得られ、それを粗製状態で次の合成で使
用した。
実施例41 実験は実施例1中の如く行われたが、ジメチルホルム
アミド(200cc)中の2−(2−クロロエチル)ナフト
[1,8−cd]イソチアゾール1,1−ジオキシド(10.68
g)、トリエチルアミン(5.6cc)、ヨウ化ナトリウム
(6g)および4−(3−インドリル)−1,2,3,6−テト
ラヒドロピリジン(8.0g)から出発した。混合物を8時
間にわたり沸点に加熱し、次に約20℃の温度に冷却し
た。攪拌をこの温度において2時間続けた。アセトニト
リル(150cc)からの結晶化および沸騰しているメチル
エチルケトン(150cc)からの再結晶化による精製後
に、2−{2−[4−(3−インドリル)−1,2,3,6−
テトラヒドロ−1−ピリジル]プロピル}ナフト[1,8
−cd]イソチアゾール1,1−ジオキシド(0.8g)、融点2
08℃、が得られた。
アミド(200cc)中の2−(2−クロロエチル)ナフト
[1,8−cd]イソチアゾール1,1−ジオキシド(10.68
g)、トリエチルアミン(5.6cc)、ヨウ化ナトリウム
(6g)および4−(3−インドリル)−1,2,3,6−テト
ラヒドロピリジン(8.0g)から出発した。混合物を8時
間にわたり沸点に加熱し、次に約20℃の温度に冷却し
た。攪拌をこの温度において2時間続けた。アセトニト
リル(150cc)からの結晶化および沸騰しているメチル
エチルケトン(150cc)からの再結晶化による精製後
に、2−{2−[4−(3−インドリル)−1,2,3,6−
テトラヒドロ−1−ピリジル]プロピル}ナフト[1,8
−cd]イソチアゾール1,1−ジオキシド(0.8g)、融点2
08℃、が得られた。
実施例42 実験は実施例1中の如く行われたが、ジメチルホルム
アミド(50cc)およびテトラヒドロフラン(50cc)の混
合物中の2−(4−クロロブチル)ナフト[1,8−cd]
イソチアゾール1,1−ジオキシド(2.95g)、炭酸水素ナ
トリウム(0.84g)および4−(3−インドリル)−1,
2,3,6−テトラヒドロピリジン(1.98g)から出発した。
混合物を4時間にわたり沸点に加熱し、次に約20℃の温
度に冷却した。攪拌をこの温度において2時間続けた。
メチルエチルケトン(15cc)から結晶化させ、フラッシ
ュ−クロマトグラフィーによりシリカカラム上でアルゴ
ン流の下で中程度の圧力(0.5−1.5バール)において溶
離剤としてジクロロメタンを用いてそして次に酢酸エチ
ルを用いて精製し、そして沸騰しているメチルエチルケ
トン(65cc)から再結晶化させた後に、2−{4−[4
−(4−インドリル)−1,2,3,6−テトラヒドロ−1−
ピリジル]ブチル}ナフト[1,8−cd]イソチアゾール
1,1−ジオキシド(1.5g)、融点203℃、が得られた。
アミド(50cc)およびテトラヒドロフラン(50cc)の混
合物中の2−(4−クロロブチル)ナフト[1,8−cd]
イソチアゾール1,1−ジオキシド(2.95g)、炭酸水素ナ
トリウム(0.84g)および4−(3−インドリル)−1,
2,3,6−テトラヒドロピリジン(1.98g)から出発した。
混合物を4時間にわたり沸点に加熱し、次に約20℃の温
度に冷却した。攪拌をこの温度において2時間続けた。
メチルエチルケトン(15cc)から結晶化させ、フラッシ
ュ−クロマトグラフィーによりシリカカラム上でアルゴ
ン流の下で中程度の圧力(0.5−1.5バール)において溶
離剤としてジクロロメタンを用いてそして次に酢酸エチ
ルを用いて精製し、そして沸騰しているメチルエチルケ
トン(65cc)から再結晶化させた後に、2−{4−[4
−(4−インドリル)−1,2,3,6−テトラヒドロ−1−
ピリジル]ブチル}ナフト[1,8−cd]イソチアゾール
1,1−ジオキシド(1.5g)、融点203℃、が得られた。
実施例43 実験は実施例1中の如く行われたが、トルエン(30c
c)中の2−(3−クロロプロピル)ナフト[1,8−cd]
イソチアゾール1,1−ジオキシド(2.81g)、トリエチル
アミン(1.4cc)および4−(4−クロロフェニル)ピ
ペリジン(1.96g)から出発した。混合物を8時間にわ
たり沸点に加熱し、次に約20℃の温度に冷却した。攪拌
をこの温度において8時間続けた。フラッシュ−クロマ
トグラフィーによりシリカカラム上でアルゴン流の下で
中程度の圧力(0.5−1.5バール)において溶離剤として
酢酸エチルを用いて精製し、そして沸騰しているアセト
ニトリル(12cc)から次に沸騰しているアセトニトリル
(17cc)から再結晶化させた後に、2−{3−[4−
(4−クロロフェニル)ピペリジノ]プロピル}ナフト
[1,8−cd]イソチアゾール1,1−ジオキシド(1.4g)、
融点111℃、が得られた。
c)中の2−(3−クロロプロピル)ナフト[1,8−cd]
イソチアゾール1,1−ジオキシド(2.81g)、トリエチル
アミン(1.4cc)および4−(4−クロロフェニル)ピ
ペリジン(1.96g)から出発した。混合物を8時間にわ
たり沸点に加熱し、次に約20℃の温度に冷却した。攪拌
をこの温度において8時間続けた。フラッシュ−クロマ
トグラフィーによりシリカカラム上でアルゴン流の下で
中程度の圧力(0.5−1.5バール)において溶離剤として
酢酸エチルを用いて精製し、そして沸騰しているアセト
ニトリル(12cc)から次に沸騰しているアセトニトリル
(17cc)から再結晶化させた後に、2−{3−[4−
(4−クロロフェニル)ピペリジノ]プロピル}ナフト
[1,8−cd]イソチアゾール1,1−ジオキシド(1.4g)、
融点111℃、が得られた。
4−(4−クロロフェニル)ピペリジンはL.グーテス
(GOOTES)他、アルツナイミッテル・フォルシュング
(Arzneim,Forsch.)、17、1145(1967)により記され
ている方法に従い製造できた。
(GOOTES)他、アルツナイミッテル・フォルシュング
(Arzneim,Forsch.)、17、1145(1967)により記され
ている方法に従い製造できた。
実施例44 2−{3−[4−(3−インドリル)−1,2,3,6−テ
トラヒドロ−1−ピリジル]プロピル}ナフト[1,8−c
d]イソチアゾール1,1−ジオキシド(11g)のジメチル
ホルムアミド(150cc)中混合物を、アルゴン流の下
で、温度を約20℃に保ちながら、ワセリン油中50%分散
液状の水素化ナトリウム(1.3g)に30分間にわたり加え
た。反応媒体を約20℃の温度において2時間攪拌し、次
にヨウ化メチル(3.9g)のジオキサン(50cc)中溶液を
15分間にわたり加えた。攪拌を約20℃の温度において15
時間続けた。反応混合物を蒸留水(250cc)中に再溶解
させ、有機相をジクロロメタン(4×100cc)で抽出
し、次に蒸留水(400cc)で洗浄し、無水硫酸マグネシ
ウム上で乾燥し、濾過し、そして40℃において減圧下
(20mmHg:2.7kPa)で濃縮乾固した。得られた残渣をフ
ラッシュ−クロマトグラフィーによりシリカカラム上で
アルゴン流の下で中程度の圧力(0.5−1.5バール)にお
いて溶離剤としてジクロロメタンを用いて精製し、そし
て沸騰しているメチルエチルケトン(70cc)から再結晶
化させた。2−{3−[4−(1−メチル−3−インド
リル)−1,2,3,6−テトラヒドロ−1−ピリジル]プロ
ピル}ナフト[1,8−cd]イソチアゾール1,1−ジオキシ
ド(3.3g)、融点161℃、が得られた。
トラヒドロ−1−ピリジル]プロピル}ナフト[1,8−c
d]イソチアゾール1,1−ジオキシド(11g)のジメチル
ホルムアミド(150cc)中混合物を、アルゴン流の下
で、温度を約20℃に保ちながら、ワセリン油中50%分散
液状の水素化ナトリウム(1.3g)に30分間にわたり加え
た。反応媒体を約20℃の温度において2時間攪拌し、次
にヨウ化メチル(3.9g)のジオキサン(50cc)中溶液を
15分間にわたり加えた。攪拌を約20℃の温度において15
時間続けた。反応混合物を蒸留水(250cc)中に再溶解
させ、有機相をジクロロメタン(4×100cc)で抽出
し、次に蒸留水(400cc)で洗浄し、無水硫酸マグネシ
ウム上で乾燥し、濾過し、そして40℃において減圧下
(20mmHg:2.7kPa)で濃縮乾固した。得られた残渣をフ
ラッシュ−クロマトグラフィーによりシリカカラム上で
アルゴン流の下で中程度の圧力(0.5−1.5バール)にお
いて溶離剤としてジクロロメタンを用いて精製し、そし
て沸騰しているメチルエチルケトン(70cc)から再結晶
化させた。2−{3−[4−(1−メチル−3−インド
リル)−1,2,3,6−テトラヒドロ−1−ピリジル]プロ
ピル}ナフト[1,8−cd]イソチアゾール1,1−ジオキシ
ド(3.3g)、融点161℃、が得られた。
実施例45 実験は実施例44中の如く行われたが、ジメチルホルム
アミド(150cc)中の2−{3−[4−(3−インドリ
ル)−1,2,3,6−テトラヒドロ−1−ピリジル]プロピ
ル}ナフト[1,8−cd]イソチアゾール1,1−ジオキシ
ド、ジオキサン(50cc)中の塩化アセチル(1.95cc)お
よび(ワセリン油中50%分散液状の)水素化ナトリウム
(1.3g)から出発した。混合物を約20℃の温度において
15時間攪拌した。クロマトグラフィーによりシリカカラ
ム上でアルゴン流の下で中程度の圧力(0.5−1.5バー
ル)において溶離剤として最初はジクロロメタンを用い
てそして次に溶離剤として酢酸エチルを用いて精製し、
次に沸騰しているアセトニトリル(45cc)から再結晶化
させた後に、2−{3−[4−(1−アセチル−3−イ
ンドリル)−1,2,3,6−テトラヒドロ−1−ピリジル]
プロピル}ナフト[1,8−cd]イソチアゾール1,1−ジオ
キシド(1.3g)、融点163℃、が得られた。
アミド(150cc)中の2−{3−[4−(3−インドリ
ル)−1,2,3,6−テトラヒドロ−1−ピリジル]プロピ
ル}ナフト[1,8−cd]イソチアゾール1,1−ジオキシ
ド、ジオキサン(50cc)中の塩化アセチル(1.95cc)お
よび(ワセリン油中50%分散液状の)水素化ナトリウム
(1.3g)から出発した。混合物を約20℃の温度において
15時間攪拌した。クロマトグラフィーによりシリカカラ
ム上でアルゴン流の下で中程度の圧力(0.5−1.5バー
ル)において溶離剤として最初はジクロロメタンを用い
てそして次に溶離剤として酢酸エチルを用いて精製し、
次に沸騰しているアセトニトリル(45cc)から再結晶化
させた後に、2−{3−[4−(1−アセチル−3−イ
ンドリル)−1,2,3,6−テトラヒドロ−1−ピリジル]
プロピル}ナフト[1,8−cd]イソチアゾール1,1−ジオ
キシド(1.3g)、融点163℃、が得られた。
実施例46 実験は実施例1中の如く行われたが、ジメチルホルム
アミド(60cc)およびテトラヒドロフラン(60cc)の混
合物中の2−(3−クロロプロピル)ナフト[1,8−c
d]イソチアゾール1,1−ジオキシド(2.8g)、4−ヒド
ロキシ−4−(4−メチルフェニル)−ピペリジン(2.
1g)および炭酸水素ナトリウム(0.94g)から出発し
た。混合物を5時間にわたり約100℃の温度に加熱し、
次に約20℃の温度に冷却した。攪拌をこの温度において
15時間続けた。フラッシュ−クロマトグラフィーにより
シリカカラム上でアルゴン流の下で中程度の圧力(0.5
−1.5バール)において溶離剤としてジクロロメタンお
よびメタノールの(95−5容量)混合物を用いて精製し
た後に、2−{3−[4−(4−メチルフェニル)4−
ヒドロキシピペリジノ]プロピル}ナフト[1,8−cd]
イソチアゾール1,1−ジオキシド(1g)が融点218℃の塩
酸塩の形状で得られた。
アミド(60cc)およびテトラヒドロフラン(60cc)の混
合物中の2−(3−クロロプロピル)ナフト[1,8−c
d]イソチアゾール1,1−ジオキシド(2.8g)、4−ヒド
ロキシ−4−(4−メチルフェニル)−ピペリジン(2.
1g)および炭酸水素ナトリウム(0.94g)から出発し
た。混合物を5時間にわたり約100℃の温度に加熱し、
次に約20℃の温度に冷却した。攪拌をこの温度において
15時間続けた。フラッシュ−クロマトグラフィーにより
シリカカラム上でアルゴン流の下で中程度の圧力(0.5
−1.5バール)において溶離剤としてジクロロメタンお
よびメタノールの(95−5容量)混合物を用いて精製し
た後に、2−{3−[4−(4−メチルフェニル)4−
ヒドロキシピペリジノ]プロピル}ナフト[1,8−cd]
イソチアゾール1,1−ジオキシド(1g)が融点218℃の塩
酸塩の形状で得られた。
4−ヒドロキシ−4−(4−メチルフェニル)−ピペ
リジンは下記の方法で製造できた:1−ベンジル−4−ヒ
ドロキシ−4−(4−メチルフェニル)−ピペリジン
(5g)、木炭上5%パラジウム(1g)およびメタノール
(100cc)を250ccのボンベ装置中に充填した。反応媒体
を圧力下(52バール)で50℃において16時間にわたり水
素化した。温度を20℃近くに冷却しそして窒素をパージ
した後に、混合物をフリットガラスを通して濾過し、そ
してメタノール(3×50cc)で洗浄した。濾液を40℃に
おいて減圧下(20mmHg:2.7kPa)で濃縮乾固した。4−
ヒドロキシ−4−(4−メチルフェニル)−ピペリジン
(3.4g)が褐色の油状で得られ、それを粗製状態で次の
合成で使用した。
リジンは下記の方法で製造できた:1−ベンジル−4−ヒ
ドロキシ−4−(4−メチルフェニル)−ピペリジン
(5g)、木炭上5%パラジウム(1g)およびメタノール
(100cc)を250ccのボンベ装置中に充填した。反応媒体
を圧力下(52バール)で50℃において16時間にわたり水
素化した。温度を20℃近くに冷却しそして窒素をパージ
した後に、混合物をフリットガラスを通して濾過し、そ
してメタノール(3×50cc)で洗浄した。濾液を40℃に
おいて減圧下(20mmHg:2.7kPa)で濃縮乾固した。4−
ヒドロキシ−4−(4−メチルフェニル)−ピペリジン
(3.4g)が褐色の油状で得られ、それを粗製状態で次の
合成で使用した。
1−ベンジル−4−ヒドロキシ−4−(4−メチルフ
ェニル)−ピペリジンは下記の方法で製造できた:5、6
滴のp−ブロモトルエンおよび1個のヨウ素結晶を、ア
ルゴン流の下で、ジエチルエーテル(25cc)中のマグネ
シウム片(1.7g)に加えた。混合物を加熱沸騰させ、次
にp−ブロモトルエン(12.1g)のジエチルエーテル(7
0cc)中溶液を還流を保つような方法で注入した。反応
混合物を溶媒の沸点において30分間攪拌し、次に約20℃
の温度に冷却した。1−ベンジルピペリドン(6.7g)の
ジエチルエーテル(60cc)中溶液を加え、そして攪拌を
同じ温度で15時間続けた。塩化アンモニウム(150cc)
の飽和溶液を混合物に加え、水相を傾斜させ、有機相を
ジエチルエーテル(2×150cc)で抽出し、無水硫酸マ
グネシウム上で乾燥し、濾過し、そして40℃において減
圧下(20mmHg:2.7kPa)で濃縮乾固した。得られた残渣
をフラッシュ−クロマトグラフィーによりシリカカラム
上でアルゴン流の下で中程度の圧力(0.5−1.5バール)
において溶離剤としてジクロロメタンおよびメタノール
の(95−5容量)混合物を用いて精製した。1−ベンジ
ル−4−ヒドロキシ−4−(4−メチルフェニル)−ピ
ペリジン(5g)が油状で得られ、それを粗製状態で次の
合成で使用した。
ェニル)−ピペリジンは下記の方法で製造できた:5、6
滴のp−ブロモトルエンおよび1個のヨウ素結晶を、ア
ルゴン流の下で、ジエチルエーテル(25cc)中のマグネ
シウム片(1.7g)に加えた。混合物を加熱沸騰させ、次
にp−ブロモトルエン(12.1g)のジエチルエーテル(7
0cc)中溶液を還流を保つような方法で注入した。反応
混合物を溶媒の沸点において30分間攪拌し、次に約20℃
の温度に冷却した。1−ベンジルピペリドン(6.7g)の
ジエチルエーテル(60cc)中溶液を加え、そして攪拌を
同じ温度で15時間続けた。塩化アンモニウム(150cc)
の飽和溶液を混合物に加え、水相を傾斜させ、有機相を
ジエチルエーテル(2×150cc)で抽出し、無水硫酸マ
グネシウム上で乾燥し、濾過し、そして40℃において減
圧下(20mmHg:2.7kPa)で濃縮乾固した。得られた残渣
をフラッシュ−クロマトグラフィーによりシリカカラム
上でアルゴン流の下で中程度の圧力(0.5−1.5バール)
において溶離剤としてジクロロメタンおよびメタノール
の(95−5容量)混合物を用いて精製した。1−ベンジ
ル−4−ヒドロキシ−4−(4−メチルフェニル)−ピ
ペリジン(5g)が油状で得られ、それを粗製状態で次の
合成で使用した。
実施例47 実験は実施例1中の如く行われたが、ジメチルホルム
アミド(100cc)およびテトラヒドロフラン(100cc)の
混合物中の2−(3−クロロプロピル)ナフト[1,8−c
d]イソチアゾール1,1−ジオキシド(63.3g)、4−
(3−インドリル)ピペリジン(4.5g)および炭酸水素
ナトリウム(1.9g)から出発した。混合物を5時間にわ
たり沸点に加熱し、次に約20℃の温度に冷却した。攪拌
をこの温度において15時間続けた。フラッシュ−クロマ
トグラフィーによりシリカカラム上でアルゴン流の下で
中程度の圧力(0.5−1.5バール)において溶離剤として
酢酸エチルを用いて精製し、そして沸騰しているメチル
エチルケトン(60cc)から再結晶化させた後に、2−
{3−[4−(3−インドリル)−ピペリジノ]プロピ
ル}ナフト[1,8−cd]イソチアゾール1,1−ジオキシド
(2g)、融点162℃、が得られた。
アミド(100cc)およびテトラヒドロフラン(100cc)の
混合物中の2−(3−クロロプロピル)ナフト[1,8−c
d]イソチアゾール1,1−ジオキシド(63.3g)、4−
(3−インドリル)ピペリジン(4.5g)および炭酸水素
ナトリウム(1.9g)から出発した。混合物を5時間にわ
たり沸点に加熱し、次に約20℃の温度に冷却した。攪拌
をこの温度において15時間続けた。フラッシュ−クロマ
トグラフィーによりシリカカラム上でアルゴン流の下で
中程度の圧力(0.5−1.5バール)において溶離剤として
酢酸エチルを用いて精製し、そして沸騰しているメチル
エチルケトン(60cc)から再結晶化させた後に、2−
{3−[4−(3−インドリル)−ピペリジノ]プロピ
ル}ナフト[1,8−cd]イソチアゾール1,1−ジオキシド
(2g)、融点162℃、が得られた。
4−(3−インドリル)ピペリジンは、J.ベルグマン
(BERGMAN)他、ザ・ジャーナル・オブ・ヘテロシクリ
ック・ケミストリイ(J.Het.Chem.)、1071(1970)に
より記されている方法に従い製造できた。
(BERGMAN)他、ザ・ジャーナル・オブ・ヘテロシクリ
ック・ケミストリイ(J.Het.Chem.)、1071(1970)に
より記されている方法に従い製造できた。
実施例48 実験は実施例1中の如く行われたが、ジメチルホルム
アミド(30cc)中の2−(2−クロロエチル)ナフト
[1,8−cd]イソチアゾール1,1−ジオキシド(1.2g)、
4−(4−ヒドロキシフェニル)ピペラジン二臭化水素
酸塩(3.4g)および炭酸水素ナトリウム(1.3g)から出
発した。混合物を4時間にわたり沸点に加熱し、次に約
20℃の温度に冷却した。フラッシュ−クロマトグラフィ
ーによりシリカカラム上でアルゴン流の下で中程度の圧
力(0.5−1.5バール)において溶離剤として酢酸エチル
を用いて精製し、そして沸騰しているアセトニトリル
(90cc)から再結晶化させた後に、2−{2−[4−
(4−ヒドロキシフェニル)−1−ピペラジニル]エチ
ル}ナフト[1,8−cd]イソチアゾール1,1−ジオキシド
(1.6g)、融点235℃、が得られた。
アミド(30cc)中の2−(2−クロロエチル)ナフト
[1,8−cd]イソチアゾール1,1−ジオキシド(1.2g)、
4−(4−ヒドロキシフェニル)ピペラジン二臭化水素
酸塩(3.4g)および炭酸水素ナトリウム(1.3g)から出
発した。混合物を4時間にわたり沸点に加熱し、次に約
20℃の温度に冷却した。フラッシュ−クロマトグラフィ
ーによりシリカカラム上でアルゴン流の下で中程度の圧
力(0.5−1.5バール)において溶離剤として酢酸エチル
を用いて精製し、そして沸騰しているアセトニトリル
(90cc)から再結晶化させた後に、2−{2−[4−
(4−ヒドロキシフェニル)−1−ピペラジニル]エチ
ル}ナフト[1,8−cd]イソチアゾール1,1−ジオキシド
(1.6g)、融点235℃、が得られた。
実施例49 実験は実施例1中の如く行われたが、ジメチルホルム
アミド(30cc)およびテトラヒドロフラン(20cc)の混
合物中の2−(4−クロロブチル)ナフト[1,8−cd]
イソチアゾール1,1−ジオキシド(3g)、4−(4−ヒ
ドロキシフェニル)ピペラジン二臭化水素酸塩(3.8g)
および炭酸水素ナトリウム(2.8g)から出発した。混合
物を5時間にわたり沸点に加熱し、次に約20℃の温度に
冷却した。沸騰しているアセトン(215cc)からの再結
晶化による精製後に、2−{4−[4−(4−ヒドロキ
シフェニル)−1−ピペラジニル]ブチル}ナフト[1,
8−cd]イソチアゾール1,1−ジオキシド(3.1g)、融点
195℃、が得られた。
アミド(30cc)およびテトラヒドロフラン(20cc)の混
合物中の2−(4−クロロブチル)ナフト[1,8−cd]
イソチアゾール1,1−ジオキシド(3g)、4−(4−ヒ
ドロキシフェニル)ピペラジン二臭化水素酸塩(3.8g)
および炭酸水素ナトリウム(2.8g)から出発した。混合
物を5時間にわたり沸点に加熱し、次に約20℃の温度に
冷却した。沸騰しているアセトン(215cc)からの再結
晶化による精製後に、2−{4−[4−(4−ヒドロキ
シフェニル)−1−ピペラジニル]ブチル}ナフト[1,
8−cd]イソチアゾール1,1−ジオキシド(3.1g)、融点
195℃、が得られた。
実施例50 実験は実施例1中の如く行われたが、ジメチルホルム
アミド(15cc)およびテトラヒドロフラン(15cc)の混
合物中の2−(3−クロロブチル)ナフト[1,8−cd]
イソチアゾール1,1−ジオキシド(2.1g)、炭酸水素ナ
トリウム(0.6g)および4−(5−フルオロ−3−イン
ドリル)−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン(1.6g)か
ら出発した。混合物を5時間にわたり沸点に加熱し、次
に約20℃の温度に冷却した。攪拌をこの温度において7
時間続けた。水(50cc)からの結晶化および次の沸騰し
ているアセトン−エタノール混合物(50−50容量)(50
cc)からの再結晶化による精製後に、2−{3−[4−
(5−フルオロ−3−インドリル)−1,2,3,6−テトラ
ヒドロ−1−ピリジル]プロピル}ナフト[1,8−cd]
イソチアゾール1,1−ジオキシド(1.8g)、融点224℃、
が得られた。
アミド(15cc)およびテトラヒドロフラン(15cc)の混
合物中の2−(3−クロロブチル)ナフト[1,8−cd]
イソチアゾール1,1−ジオキシド(2.1g)、炭酸水素ナ
トリウム(0.6g)および4−(5−フルオロ−3−イン
ドリル)−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン(1.6g)か
ら出発した。混合物を5時間にわたり沸点に加熱し、次
に約20℃の温度に冷却した。攪拌をこの温度において7
時間続けた。水(50cc)からの結晶化および次の沸騰し
ているアセトン−エタノール混合物(50−50容量)(50
cc)からの再結晶化による精製後に、2−{3−[4−
(5−フルオロ−3−インドリル)−1,2,3,6−テトラ
ヒドロ−1−ピリジル]プロピル}ナフト[1,8−cd]
イソチアゾール1,1−ジオキシド(1.8g)、融点224℃、
が得られた。
4−(5−フルオロ−3−インドリル)−1,2,3,6−
テトラヒドロピリジンは、L.ネデレック(NEDELEC)
他、ザ・ジャーナル・オブ・ヨーロピアン・メディカル
・ケミストリイ(J.Med.Chem.)、22、33(1987)によ
り記されている方法に従い製造できた。それは融点175
℃を有していた。
テトラヒドロピリジンは、L.ネデレック(NEDELEC)
他、ザ・ジャーナル・オブ・ヨーロピアン・メディカル
・ケミストリイ(J.Med.Chem.)、22、33(1987)によ
り記されている方法に従い製造できた。それは融点175
℃を有していた。
実施例51 実験は実施例1中の如く行われたが、ジメチルホルム
アミド(15cc)およびテトラヒドロフラン(15cc)の混
合物中の2−(3−クロロプロピル)ナフト[1,8−c
d]イソチアゾール1,1−ジオキシド(2.4g)、炭酸水素
ナトリウム(0.7g)および4−(5−クロロ−3−イン
ドリル)−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン(2g)から
出発した。混合物を5時間にわたり沸点に加熱し、次に
約20℃の温度に冷却した。攪拌をこの温度において7時
間続けた。水(50cc)からの結晶化および次の沸騰して
いるアセトニトリル(50cc)からの再結晶化による精製
後に、2−{3−[4−(5−クロロ−3−インドリ
ル)−1,2,3,6−テトラヒドロ−1−ピリジル]プロピ
ル}ナフト[1,8−cd]イソチアゾール1,1−ジオキシド
(2.1g)、融点189℃、が得られた。
アミド(15cc)およびテトラヒドロフラン(15cc)の混
合物中の2−(3−クロロプロピル)ナフト[1,8−c
d]イソチアゾール1,1−ジオキシド(2.4g)、炭酸水素
ナトリウム(0.7g)および4−(5−クロロ−3−イン
ドリル)−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン(2g)から
出発した。混合物を5時間にわたり沸点に加熱し、次に
約20℃の温度に冷却した。攪拌をこの温度において7時
間続けた。水(50cc)からの結晶化および次の沸騰して
いるアセトニトリル(50cc)からの再結晶化による精製
後に、2−{3−[4−(5−クロロ−3−インドリ
ル)−1,2,3,6−テトラヒドロ−1−ピリジル]プロピ
ル}ナフト[1,8−cd]イソチアゾール1,1−ジオキシド
(2.1g)、融点189℃、が得られた。
4−(5−クロロ−3−インドリル)−1,2,3,6−テ
トラヒドロピリジンは、L.ネデレック(NEDELEC)他、
ザ・ジャーナル・オブ・ヨーロピアン・メディカル・ケ
ミストリイ(J.Med.Chem.)、22、33(1987)により記
されている方法に従い製造できた。それは融点220℃を
有していた。
トラヒドロピリジンは、L.ネデレック(NEDELEC)他、
ザ・ジャーナル・オブ・ヨーロピアン・メディカル・ケ
ミストリイ(J.Med.Chem.)、22、33(1987)により記
されている方法に従い製造できた。それは融点220℃を
有していた。
実施例52 実験は実施例1中の如く行われたが、ジメチルホルム
アミド(50cc)およびテトラヒドロフラン(50cc)の混
合物中の2−(3−クロロプロピル)ナフト[1,8−c
d]イソチアゾール1,1−ジオキシド(7g)、炭酸水素ナ
トリウム(4.2g)および4−(5−ヒドロキシ−3−イ
ンドリル)−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン(5.3g)
から出発した。混合物を5時間にわたり沸点に加熱し、
次に約20℃の温度に冷却した。攪拌をこの温度において
7時間続けた。水(100cc)からの結晶化および次の沸
騰しているアセトン−エタノール混合物(50−50容量)
(80cc)からの再結晶化による精製後に、2−{3−
[4−(5−ヒドロキシ−3−インドリル)−1,2,3,6
−テトラヒドロ−1−ピリジル]プロピル}ナフト[1,
8−cd]イソチアゾール1,1−ジオキシド(5.1g)、融点
214℃、が得られた。
アミド(50cc)およびテトラヒドロフラン(50cc)の混
合物中の2−(3−クロロプロピル)ナフト[1,8−c
d]イソチアゾール1,1−ジオキシド(7g)、炭酸水素ナ
トリウム(4.2g)および4−(5−ヒドロキシ−3−イ
ンドリル)−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン(5.3g)
から出発した。混合物を5時間にわたり沸点に加熱し、
次に約20℃の温度に冷却した。攪拌をこの温度において
7時間続けた。水(100cc)からの結晶化および次の沸
騰しているアセトン−エタノール混合物(50−50容量)
(80cc)からの再結晶化による精製後に、2−{3−
[4−(5−ヒドロキシ−3−インドリル)−1,2,3,6
−テトラヒドロ−1−ピリジル]プロピル}ナフト[1,
8−cd]イソチアゾール1,1−ジオキシド(5.1g)、融点
214℃、が得られた。
4−(5−ヒドロキシ−3−インドリル)−1,2,3,6
−テトラヒドロピリジンは、L.ネデレック(NEDELEC)
他、ザ・ジャーナル・オブ・ヨーロピアン・メディカル
・ケミストリイ(J.Med.Chem.)、22、33(1987)によ
り記されている方法に従い製造できた。それは融点185
℃を有していた。
−テトラヒドロピリジンは、L.ネデレック(NEDELEC)
他、ザ・ジャーナル・オブ・ヨーロピアン・メディカル
・ケミストリイ(J.Med.Chem.)、22、33(1987)によ
り記されている方法に従い製造できた。それは融点185
℃を有していた。
実施例53 実験は実施例44中の如く行われたが、ジメチルホルム
アミド(20cc)中の2−{3−[4−(2−オキソ−1
−ベンズイミダゾリニル)ピペリジノ]プロピル}ナフ
ト[1,8−cd]イソチアゾール1,1−ジオキシド(4.6g)
およびテトラヒドロフラン(20cc)中の塩化ベンゾイル
(1.4g)、およびワセリン油中50%分散液状の水素化ナ
トリウム(0.48g)から出発した。混合物を約20℃の温
度において15時間攪拌した。フラッシュ−クロマトグラ
フィーによりシリカカラム上でアルゴン流の下で中程度
の圧力(0.5−1.5バール)において溶離剤としてジクロ
ロメタン−メタノールの(90−10容量)混合物を用いて
精製し、そして沸騰しているアセトン/エタノール(90
−10容量)混合物(60cc)から再結晶化させた後に、2
−{3−[4−(3−ベンゾイル−2−オキソベンズイ
ミダゾリニル)ピペリジノ]プロピル}ナフト[1,8−c
d]イソチアゾール1,1−ジオキシド(2.9g)、融点133
℃、が得られた。
アミド(20cc)中の2−{3−[4−(2−オキソ−1
−ベンズイミダゾリニル)ピペリジノ]プロピル}ナフ
ト[1,8−cd]イソチアゾール1,1−ジオキシド(4.6g)
およびテトラヒドロフラン(20cc)中の塩化ベンゾイル
(1.4g)、およびワセリン油中50%分散液状の水素化ナ
トリウム(0.48g)から出発した。混合物を約20℃の温
度において15時間攪拌した。フラッシュ−クロマトグラ
フィーによりシリカカラム上でアルゴン流の下で中程度
の圧力(0.5−1.5バール)において溶離剤としてジクロ
ロメタン−メタノールの(90−10容量)混合物を用いて
精製し、そして沸騰しているアセトン/エタノール(90
−10容量)混合物(60cc)から再結晶化させた後に、2
−{3−[4−(3−ベンゾイル−2−オキソベンズイ
ミダゾリニル)ピペリジノ]プロピル}ナフト[1,8−c
d]イソチアゾール1,1−ジオキシド(2.9g)、融点133
℃、が得られた。
実施例54 実験は実施例1中の如く行われたが、ジメチルホルム
アミド(80cc)およびテトラヒドロフラン(50cc)の混
合物中の2−(3−クロロプロピル)ナフト[1,8−c
d]イソチアゾール1,1−ジオキシド(2.8g)、4−ヒド
ロキシ−4−(4−ブロモフェニル)−ピペリジン(2.
4g)および炭酸水素ナトリウム(0.94g)から出発し
た。混合物を5時間にわたり約100℃の温度に加熱し、
次に約20℃の温度に冷却した。攪拌をこの温度において
15時間続けた。フラッシュ−クロマトグラフィーにより
シリカカラム上でアルゴン流の下で中程度の圧力(0.5
−1.5バール)において溶離剤としてジクロロメタンお
よびメタノールの(95−5容量)混合物を用いて精製
し、そして沸騰している酢酸エチル(50cc)から再結晶
化させた後に、2−{3−[4−(4−ブロモフェニ
ル)−4−ヒドロキシピペリジノ]プロピル}ナフト
[1,8−cd]イソチアゾール1,1−ジオキシド(1.5g)、
融点110℃、が塩酸塩の形状で得られた。
アミド(80cc)およびテトラヒドロフラン(50cc)の混
合物中の2−(3−クロロプロピル)ナフト[1,8−c
d]イソチアゾール1,1−ジオキシド(2.8g)、4−ヒド
ロキシ−4−(4−ブロモフェニル)−ピペリジン(2.
4g)および炭酸水素ナトリウム(0.94g)から出発し
た。混合物を5時間にわたり約100℃の温度に加熱し、
次に約20℃の温度に冷却した。攪拌をこの温度において
15時間続けた。フラッシュ−クロマトグラフィーにより
シリカカラム上でアルゴン流の下で中程度の圧力(0.5
−1.5バール)において溶離剤としてジクロロメタンお
よびメタノールの(95−5容量)混合物を用いて精製
し、そして沸騰している酢酸エチル(50cc)から再結晶
化させた後に、2−{3−[4−(4−ブロモフェニ
ル)−4−ヒドロキシピペリジノ]プロピル}ナフト
[1,8−cd]イソチアゾール1,1−ジオキシド(1.5g)、
融点110℃、が塩酸塩の形状で得られた。
4−ヒドロキシ−4−(4−ブロモフェニル)−ピペ
リジンは米国特許3,575,990により記されている方法に
従い製造できた。
リジンは米国特許3,575,990により記されている方法に
従い製造できた。
実施例55 2−{3−[4−(4−ブロモフェニル)−4−ヒド
ロキシピペリジノ]プロピル}ナフト[1,8−cd]イソ
チアゾール1,1−ジオキシド(3.7g)、12N塩酸(25cc)
および酢酸(50cc)の混合物を攪拌下で16時間にわたり
還流させた。溶液を次に60℃において減圧下(0.5mmHg:
0.7kPa)で濃縮乾固した。粗製反応生成物を水(25cc)
中に再溶解させ、そして炭酸水素ナトリウムを用いてpH
7に中和した。この水相をジクロロメタン(3×50cc)
で抽出し、次に硫酸マグネシウム上で乾燥すると、褐色
の油が生成し、それをフラッシュ−クロマトグラフィー
によりシリカカラム上でアルゴン流の下で中程度の圧力
(0.5−1.5バール)において溶離剤としてジクロロメタ
ンおよびメタノールの(98−2容量)混合物を用いて精
製した。沸騰しているエタノール(30cc)から再結晶化
させた後に、2−{3−[4−(4−ブロモフェニル)
−1,2,3,6−テトラヒドロ−1−ピリジル]プロピル}
ナフト[1,8−cd]イソチアゾール1,1−ジオキシド(1.
5g)、融点105℃、が得られた。
ロキシピペリジノ]プロピル}ナフト[1,8−cd]イソ
チアゾール1,1−ジオキシド(3.7g)、12N塩酸(25cc)
および酢酸(50cc)の混合物を攪拌下で16時間にわたり
還流させた。溶液を次に60℃において減圧下(0.5mmHg:
0.7kPa)で濃縮乾固した。粗製反応生成物を水(25cc)
中に再溶解させ、そして炭酸水素ナトリウムを用いてpH
7に中和した。この水相をジクロロメタン(3×50cc)
で抽出し、次に硫酸マグネシウム上で乾燥すると、褐色
の油が生成し、それをフラッシュ−クロマトグラフィー
によりシリカカラム上でアルゴン流の下で中程度の圧力
(0.5−1.5バール)において溶離剤としてジクロロメタ
ンおよびメタノールの(98−2容量)混合物を用いて精
製した。沸騰しているエタノール(30cc)から再結晶化
させた後に、2−{3−[4−(4−ブロモフェニル)
−1,2,3,6−テトラヒドロ−1−ピリジル]プロピル}
ナフト[1,8−cd]イソチアゾール1,1−ジオキシド(1.
5g)、融点105℃、が得られた。
実施例56 トルエン(280cc)中の2−(3−ブロモ−2−ヒド
ロキシプロピル)ナフト[1,8−cd]イソチアゾール1,1
−ジオキシド(26.8g)、トリエチルアミン(11cc)お
よび4−(4−フルオロフェニル)ピペラジン(14.1
g)を8時間にわたり沸点に加熱した。混合物を次に約2
0℃の温度に冷却し、そして攪拌をこの温度において15
時間続けた。生成した沈澱を濾過により分離し、そして
トルエン(2×50cc)で洗浄した。濾液を40℃において
減圧下(20mmHg:2.7kPa)で蒸発乾固した。得られた残
渣をクロマトグラフィーによりシリカカラム上で溶離剤
として酢酸エチルを用いて精製し、そして沸騰している
アセトニトリル(120cc)から再結晶化させた。2−
{3−[4−(4−フルオロフェニル)−1−ピペリジ
ニル]−2−ヒドロキシプロピル}ナフト[1,8−cd]
イソチアゾール1,1−ジオキシド(16.2g)、融点130
℃、が得られた。
ロキシプロピル)ナフト[1,8−cd]イソチアゾール1,1
−ジオキシド(26.8g)、トリエチルアミン(11cc)お
よび4−(4−フルオロフェニル)ピペラジン(14.1
g)を8時間にわたり沸点に加熱した。混合物を次に約2
0℃の温度に冷却し、そして攪拌をこの温度において15
時間続けた。生成した沈澱を濾過により分離し、そして
トルエン(2×50cc)で洗浄した。濾液を40℃において
減圧下(20mmHg:2.7kPa)で蒸発乾固した。得られた残
渣をクロマトグラフィーによりシリカカラム上で溶離剤
として酢酸エチルを用いて精製し、そして沸騰している
アセトニトリル(120cc)から再結晶化させた。2−
{3−[4−(4−フルオロフェニル)−1−ピペリジ
ニル]−2−ヒドロキシプロピル}ナフト[1,8−cd]
イソチアゾール1,1−ジオキシド(16.2g)、融点130
℃、が得られた。
2−(3−ブロモ−2−ヒドロキシプロピル)ナフト
[1,8−cd]イソチアゾール1,1−ジオキシドは下記の方
法で製造できた:ナフト[1,8−cd]イソチアゾール1,1
−ジオキシド(41g)のジメチルホルムアミド(1000c
c)中溶液を2時間にわたりアルゴン流の下で、20〜35
℃の間の温度に保ちながら、ワセリン油中50%懸濁液状
の水素化ナトリウム(9.6g)のジメチルホルムアミド
(100cc)中溶液に加えた。反応媒体を約20℃の温度に
おいて30分間攪拌し、次にジメチルホルムアミド(500c
c)中の1,3−ジブロモ−2−ヒドロキシプロパン(20.5
cc)を10分間にわたり加えた。攪拌を約20℃の温度にお
いて15時間にわたり続けた。反応混合物を70℃において
減圧下(0.5mmHg:0.7kPa)で濃縮乾固した。残渣をクロ
マトグラフィーによりシリカカラム上でアルゴン流の下
で溶離剤としてジクロロメタンおよびメタノールの(95
−5容量)混合物を用いて精製した。2−(3−ブロモ
−2−ヒドロキシプロピル)ナフト[1,8−cd]イソチ
アゾール1,1−ジオキシド(62.1g)が緑色の油状で得ら
れ、それを粗製状態で次の合成で使用した。
[1,8−cd]イソチアゾール1,1−ジオキシドは下記の方
法で製造できた:ナフト[1,8−cd]イソチアゾール1,1
−ジオキシド(41g)のジメチルホルムアミド(1000c
c)中溶液を2時間にわたりアルゴン流の下で、20〜35
℃の間の温度に保ちながら、ワセリン油中50%懸濁液状
の水素化ナトリウム(9.6g)のジメチルホルムアミド
(100cc)中溶液に加えた。反応媒体を約20℃の温度に
おいて30分間攪拌し、次にジメチルホルムアミド(500c
c)中の1,3−ジブロモ−2−ヒドロキシプロパン(20.5
cc)を10分間にわたり加えた。攪拌を約20℃の温度にお
いて15時間にわたり続けた。反応混合物を70℃において
減圧下(0.5mmHg:0.7kPa)で濃縮乾固した。残渣をクロ
マトグラフィーによりシリカカラム上でアルゴン流の下
で溶離剤としてジクロロメタンおよびメタノールの(95
−5容量)混合物を用いて精製した。2−(3−ブロモ
−2−ヒドロキシプロピル)ナフト[1,8−cd]イソチ
アゾール1,1−ジオキシド(62.1g)が緑色の油状で得ら
れ、それを粗製状態で次の合成で使用した。
実施例57 2−{3−[4−(4−フルオロフェニル)−1−ピ
ペラジニル]−2−ヒドロキシプロピル}ナフト[1,8
−cd]イソチアゾール1,1−ジオキシド(4.4g)のジメ
チルホルムアミド(50cc)中溶液を、30分間にわたりア
ルゴン流の下で、20〜30℃の間の温度を保ちながら、ワ
セリン油中50%分散液状の水素化ナトリウム(0.53g)
およびジメチルホルムアミド(10cc)の混合物中に注入
した。反応媒体を約20℃の温度において1時間攪拌し、
そして次にヨウ化メチル(0.7cc)を10分間にわたり加
えた。攪拌を約20℃の温度において15時間続けた。混合
物を蒸留水(200cc)中に再溶解させ、有機相をジクロ
ロメタン(4×100cc)で抽出し、無水硫酸マグネシウ
ム上で乾燥し、濾過し、そして40℃において減圧下(20
mmHg:2.7kPa)で濃縮乾固した。残渣をフラッシュ−ク
ロマトグラフィーによりシリカカラム上でアルゴン流の
下で中程度の圧力(0.5−1.5バール)において溶離剤と
して酢酸エチルを用いて精製し、そして沸騰しているア
セトニトリル(10cc)から再結晶化させた。2−{3−
[4−(4−フルオロフェニル)−1−ピペリジニル]
−2−メトキシプロピル}ナフト[1,8−cd]イソチア
ゾール1,1−ジオキシド(2.1g)、融点128℃、が得られ
た。
ペラジニル]−2−ヒドロキシプロピル}ナフト[1,8
−cd]イソチアゾール1,1−ジオキシド(4.4g)のジメ
チルホルムアミド(50cc)中溶液を、30分間にわたりア
ルゴン流の下で、20〜30℃の間の温度を保ちながら、ワ
セリン油中50%分散液状の水素化ナトリウム(0.53g)
およびジメチルホルムアミド(10cc)の混合物中に注入
した。反応媒体を約20℃の温度において1時間攪拌し、
そして次にヨウ化メチル(0.7cc)を10分間にわたり加
えた。攪拌を約20℃の温度において15時間続けた。混合
物を蒸留水(200cc)中に再溶解させ、有機相をジクロ
ロメタン(4×100cc)で抽出し、無水硫酸マグネシウ
ム上で乾燥し、濾過し、そして40℃において減圧下(20
mmHg:2.7kPa)で濃縮乾固した。残渣をフラッシュ−ク
ロマトグラフィーによりシリカカラム上でアルゴン流の
下で中程度の圧力(0.5−1.5バール)において溶離剤と
して酢酸エチルを用いて精製し、そして沸騰しているア
セトニトリル(10cc)から再結晶化させた。2−{3−
[4−(4−フルオロフェニル)−1−ピペリジニル]
−2−メトキシプロピル}ナフト[1,8−cd]イソチア
ゾール1,1−ジオキシド(2.1g)、融点128℃、が得られ
た。
実施例58 トルエン(50cc)中の2−{2−ブロモ−3−[4−
(4−フルオロフェニル)−1−ピペリジニル]−プロ
ピル}ナフト[1,8−cd]イソチアゾール1,1−ジオキシ
ド(4.2g)およびジメチルアミン(0.5cc)を約0℃の
温度に冷却されている250ccのボンベ装置中に加えた。
混合物を攪拌し、そして8時間にわたり120℃付近の温
度に加熱し、次に約20℃の温度に冷却した。攪拌をこの
温度において15時間続け、次に反応混合物を40℃におい
て減圧下(20mmHg:2.7kPa)で濃縮乾固した。残存油を
フラッシュ−クロマトグラフィーによりシリカカラム上
でアルゴン流の下で中程度の圧力(0.5−1.5バール)に
おいて溶離剤として酢酸エチルを用いて精製した。沸騰
しているアセトニトリル(15cc)から再結晶化させた後
に、2−{2−ジメチルアミノ−3−[4−(4−フル
オロフェニル)−1−ピペリジニル]−プロピル}ナフ
ト[1,8−cd]イソチアゾール1,1−ジオキシド(1.9
g)、融点118℃、が得られた。
(4−フルオロフェニル)−1−ピペリジニル]−プロ
ピル}ナフト[1,8−cd]イソチアゾール1,1−ジオキシ
ド(4.2g)およびジメチルアミン(0.5cc)を約0℃の
温度に冷却されている250ccのボンベ装置中に加えた。
混合物を攪拌し、そして8時間にわたり120℃付近の温
度に加熱し、次に約20℃の温度に冷却した。攪拌をこの
温度において15時間続け、次に反応混合物を40℃におい
て減圧下(20mmHg:2.7kPa)で濃縮乾固した。残存油を
フラッシュ−クロマトグラフィーによりシリカカラム上
でアルゴン流の下で中程度の圧力(0.5−1.5バール)に
おいて溶離剤として酢酸エチルを用いて精製した。沸騰
しているアセトニトリル(15cc)から再結晶化させた後
に、2−{2−ジメチルアミノ−3−[4−(4−フル
オロフェニル)−1−ピペリジニル]−プロピル}ナフ
ト[1,8−cd]イソチアゾール1,1−ジオキシド(1.9
g)、融点118℃、が得られた。
2−{2−ブロモ−3−[4−(4−フルオロフェニ
ル)−1−ピペリジニル]−プロピル}ナフト[1,8−c
d]イソチアゾール1,1−ジオキシドは下記の方法で製造
できた:三臭化燐(1cc)をトルエン(150cc)中の2−
{3−[4−(4−フルオロフェニル)−1−ピペリジ
ニル]−2−ヒドロキシプロピル}ナフト[1,8−cd]
イソチアゾール1,1−ジオキシド(11.5g)に注入した。
混合物を4時間にわたり沸点に加熱し、次に約20℃の温
度に冷却した。反応混合物を蒸留水(300cc)中に再溶
解させ、そしてN苛性ソーダ(20cc)を用いてpH11にア
ルカリ性とした。有機相をジクロロメタン(4×300c
c)で抽出し、無水硫酸マグネシウム上で乾燥し、濾過
し、そして40℃において減圧下(20mmHg:2.7kPa)で濃
縮乾固した。残存油をフラッシュ−クロマトグラフィー
によりシリカカラム上でアルゴン流の下で中程度の圧力
(0.5−1.5バール)において溶離剤として酢酸エチルを
用いて精製した。2−{2−ブロモ−3−[4−(4−
フルオロフェニル)−1−ピペリジニル]プロピル}ナ
フト[1,8−cd]イソチアゾール1,1−ジオキシド(5.7
g)、融点102℃、が得られた。
ル)−1−ピペリジニル]−プロピル}ナフト[1,8−c
d]イソチアゾール1,1−ジオキシドは下記の方法で製造
できた:三臭化燐(1cc)をトルエン(150cc)中の2−
{3−[4−(4−フルオロフェニル)−1−ピペリジ
ニル]−2−ヒドロキシプロピル}ナフト[1,8−cd]
イソチアゾール1,1−ジオキシド(11.5g)に注入した。
混合物を4時間にわたり沸点に加熱し、次に約20℃の温
度に冷却した。反応混合物を蒸留水(300cc)中に再溶
解させ、そしてN苛性ソーダ(20cc)を用いてpH11にア
ルカリ性とした。有機相をジクロロメタン(4×300c
c)で抽出し、無水硫酸マグネシウム上で乾燥し、濾過
し、そして40℃において減圧下(20mmHg:2.7kPa)で濃
縮乾固した。残存油をフラッシュ−クロマトグラフィー
によりシリカカラム上でアルゴン流の下で中程度の圧力
(0.5−1.5バール)において溶離剤として酢酸エチルを
用いて精製した。2−{2−ブロモ−3−[4−(4−
フルオロフェニル)−1−ピペリジニル]プロピル}ナ
フト[1,8−cd]イソチアゾール1,1−ジオキシド(5.7
g)、融点102℃、が得られた。
実施例59 実験は実施例56中の如く行われたが、トルエン(130c
c)中の2−(3−クロロ−2−メチルプロピル)ナフ
ト[1,8−cd]イソチアゾール1,1−ジオキシド(10.4
g)、トリエチルアミン(5.1cc)、ヨウ化ナトリウム
(5.4g)および4−(4−フルオロフェニル)ピペラジ
ン(6.5g)から出発した。混合物を16時間にわたり沸点
に加熱し、次に約20℃の温度に冷却した。フラッシュ−
クロマトグラフィーによりシリカカラム上でアルゴン流
の下で中程度の圧力(0.5−1.5バール)において溶離剤
として酢酸エチルを用いて精製し、そして沸騰している
アセトニトリル(20cc)から再結晶化させた後に、2−
{3−[4−(4−フルオロフェニル)−1−ピペラジ
ニル]−2−メチルプロピル}ナフト[1,8−cd]イソ
チアゾール1,1−ジオキシド(3.1g)、融点133℃、が得
られた。
c)中の2−(3−クロロ−2−メチルプロピル)ナフ
ト[1,8−cd]イソチアゾール1,1−ジオキシド(10.4
g)、トリエチルアミン(5.1cc)、ヨウ化ナトリウム
(5.4g)および4−(4−フルオロフェニル)ピペラジ
ン(6.5g)から出発した。混合物を16時間にわたり沸点
に加熱し、次に約20℃の温度に冷却した。フラッシュ−
クロマトグラフィーによりシリカカラム上でアルゴン流
の下で中程度の圧力(0.5−1.5バール)において溶離剤
として酢酸エチルを用いて精製し、そして沸騰している
アセトニトリル(20cc)から再結晶化させた後に、2−
{3−[4−(4−フルオロフェニル)−1−ピペラジ
ニル]−2−メチルプロピル}ナフト[1,8−cd]イソ
チアゾール1,1−ジオキシド(3.1g)、融点133℃、が得
られた。
2−(3−クロロ−2−メチルプロピル)ナフト[1,
8−cd]イソチアゾール1,1−ジオキシドは下記の方法で
製造できた:実験は2−(3−ブロモ−2−ヒドロキシ
プロピル)ナフト[1,8−cd]イソチアゾール1,1−ジオ
キシドの製造用の実施例56中の如く行われたが、ジメチ
ルホルムアミド(125cc)中のナフト[1,8−cd]イソチ
アゾール1,1−ジオキシド(10.3g)、ワセリン油中50%
分散液状の水素化ナトリウム(2.4g)、および1−ブロ
モ−3−クロロ−2−メチルプロパン(5.9cc)から出
発した。フラッシュ−クロマトグラフィーによりシリカ
カラム上でアルゴン流の下で中程度の圧力(0.5−1.5バ
ール)において溶離剤としてジクロロメタンおよびシク
ロヘキサンの(80−20容量)混合物を用いて精製した後
に、2−(3−クロロ−2−メチルプロピル)ナフト
[1,8−cd]イソチアゾール1,1−ジオキシド(10.4g)
が緑色の油状で得られ、それを粗製状態で次の合成で使
用した。
8−cd]イソチアゾール1,1−ジオキシドは下記の方法で
製造できた:実験は2−(3−ブロモ−2−ヒドロキシ
プロピル)ナフト[1,8−cd]イソチアゾール1,1−ジオ
キシドの製造用の実施例56中の如く行われたが、ジメチ
ルホルムアミド(125cc)中のナフト[1,8−cd]イソチ
アゾール1,1−ジオキシド(10.3g)、ワセリン油中50%
分散液状の水素化ナトリウム(2.4g)、および1−ブロ
モ−3−クロロ−2−メチルプロパン(5.9cc)から出
発した。フラッシュ−クロマトグラフィーによりシリカ
カラム上でアルゴン流の下で中程度の圧力(0.5−1.5バ
ール)において溶離剤としてジクロロメタンおよびシク
ロヘキサンの(80−20容量)混合物を用いて精製した後
に、2−(3−クロロ−2−メチルプロピル)ナフト
[1,8−cd]イソチアゾール1,1−ジオキシド(10.4g)
が緑色の油状で得られ、それを粗製状態で次の合成で使
用した。
実施例60 ナフト[1,8−cd]イソチアゾール1,1−ジオキシド
(3.25g)のジメチルホルムアミド(50cc)中溶液を、3
0分間にわたりアルゴン流の下で、ワセリン油中50%分
散液状の水素化ナトリウム(0.76g)およびジメチルホ
ルムアミド(10cc)の混合物中に注入した。反応媒体を
2時間にわたり約20℃の温度において攪拌し、次にジメ
チルホルムアミド(100cc)中の1−(4−ブロモ−2
−ブチル)−4−(4−フルオロフェニル)ピペラジン
(5g)を10分間にわたり加えた。反応混合物を20℃近く
の温度において15時間攪拌し、次に40℃において減圧下
(20mmHg:2.7kPa)で濃縮乾固した。残存油をフラッシ
ュ−クロマトグラフィーによりシリカカラム上でアルゴ
ン流の下で中程度の圧力(0.5−1.5バール)において溶
離剤としてジクロロメタンおよび酢酸エチルの(80−20
容量)混合物を用いて精製した。沸騰しているアセトニ
トリル(13cc)からの再結晶化後に、2−{3−[4−
(4−フルオロフェニル)−1−ピペラジニル]ブチ
ル}ナフト[1,8−cd]イソチアゾール1,1−ジオキシド
(1.8g)、122℃、が得られた。
(3.25g)のジメチルホルムアミド(50cc)中溶液を、3
0分間にわたりアルゴン流の下で、ワセリン油中50%分
散液状の水素化ナトリウム(0.76g)およびジメチルホ
ルムアミド(10cc)の混合物中に注入した。反応媒体を
2時間にわたり約20℃の温度において攪拌し、次にジメ
チルホルムアミド(100cc)中の1−(4−ブロモ−2
−ブチル)−4−(4−フルオロフェニル)ピペラジン
(5g)を10分間にわたり加えた。反応混合物を20℃近く
の温度において15時間攪拌し、次に40℃において減圧下
(20mmHg:2.7kPa)で濃縮乾固した。残存油をフラッシ
ュ−クロマトグラフィーによりシリカカラム上でアルゴ
ン流の下で中程度の圧力(0.5−1.5バール)において溶
離剤としてジクロロメタンおよび酢酸エチルの(80−20
容量)混合物を用いて精製した。沸騰しているアセトニ
トリル(13cc)からの再結晶化後に、2−{3−[4−
(4−フルオロフェニル)−1−ピペラジニル]ブチ
ル}ナフト[1,8−cd]イソチアゾール1,1−ジオキシド
(1.8g)、122℃、が得られた。
1−(4−ブロモ−2−ブチル)−4−(4−フルオ
ロフェニル)ピペラジンは下記の方法で製造できた:三
臭化燐(1.6cc)を1−(4−ヒドロキシ−2−ブチ
ル)−4−(4−フルオロフェニル)ピペラジン(12.7
g)のトルエン(200cc)中溶液に注入した。混合物を1
時間にわたり約60℃の温度に加熱し、次に20℃近くの温
度に冷却した。反応混合物を蒸留水(200cc)中に再溶
解させ、そしてN苛性ソーダ(30cc)を用いてpH11にア
ルカリ性とした。有機相をジクロロメタン(2×100c
c)で抽出し、無水硫酸マグネシウム上で乾燥し、濾過
し、そして40℃において減圧下(20mmHg:2.7kPa)で濃
縮乾固した。残存油をフラッシュ−クロマトグラフィー
によりシリカカラム上でアルゴン流の下で中程度の圧力
(0.5−1.5バール)において溶離剤として酢酸エチルお
よびメタノールの(50−50容量)混合物を用いて精製し
た。1−(4−ブロモ−2−ブチル)−4−(4−フル
オロフェニル)ピペラジン(5g)が薄黄色の油上で得ら
れ、それを粗製状態で次の合成で使用した。
ロフェニル)ピペラジンは下記の方法で製造できた:三
臭化燐(1.6cc)を1−(4−ヒドロキシ−2−ブチ
ル)−4−(4−フルオロフェニル)ピペラジン(12.7
g)のトルエン(200cc)中溶液に注入した。混合物を1
時間にわたり約60℃の温度に加熱し、次に20℃近くの温
度に冷却した。反応混合物を蒸留水(200cc)中に再溶
解させ、そしてN苛性ソーダ(30cc)を用いてpH11にア
ルカリ性とした。有機相をジクロロメタン(2×100c
c)で抽出し、無水硫酸マグネシウム上で乾燥し、濾過
し、そして40℃において減圧下(20mmHg:2.7kPa)で濃
縮乾固した。残存油をフラッシュ−クロマトグラフィー
によりシリカカラム上でアルゴン流の下で中程度の圧力
(0.5−1.5バール)において溶離剤として酢酸エチルお
よびメタノールの(50−50容量)混合物を用いて精製し
た。1−(4−ブロモ−2−ブチル)−4−(4−フル
オロフェニル)ピペラジン(5g)が薄黄色の油上で得ら
れ、それを粗製状態で次の合成で使用した。
1−(4−ヒドロキシ−2−ブチル)−4−(4−フ
ルオロフェニル)ピペラジンは下記の方法で製造でき
た:トルエン(800cc)中の3−ブロモ−ブタノール(2
9g)、トリエチルアミン(26.6cc)および4−(4−フ
ルオロフェニル)ピペラジン(34g)を8時間にわたり
沸点に加熱した。混合物を次に約20℃の温度に冷却し、
そして攪拌をこの温度において15時間続けた。生成した
沈澱を濾過により分離し、そしてトルエン(2×50cc)
で洗浄した。濾液を蒸留水(400cc)中に再溶解させ、
有機相を傾斜させ、無水硫酸マグネシウム上で乾燥し、
そして40℃において減圧下(20mmHg:2.7kPa)で濃縮乾
固した。残存油をフラッシュ−クロマトグラフィーによ
りシリカカラム上でアルゴン流の下で中程度の圧力(0.
5−1.5バール)において溶離剤として酢酸エチルを用い
てそして次に酢酸エチルおよびメタノールの(95−5容
量)混合物を用いて精製した。1−(4−ヒドロキシ−
2−ブチル)−4−(4−フルオロフェニル)ピペラジ
ン(12.7g)が黄色の油上で得られ、それを粗製状態で
次の合成で使用した。
ルオロフェニル)ピペラジンは下記の方法で製造でき
た:トルエン(800cc)中の3−ブロモ−ブタノール(2
9g)、トリエチルアミン(26.6cc)および4−(4−フ
ルオロフェニル)ピペラジン(34g)を8時間にわたり
沸点に加熱した。混合物を次に約20℃の温度に冷却し、
そして攪拌をこの温度において15時間続けた。生成した
沈澱を濾過により分離し、そしてトルエン(2×50cc)
で洗浄した。濾液を蒸留水(400cc)中に再溶解させ、
有機相を傾斜させ、無水硫酸マグネシウム上で乾燥し、
そして40℃において減圧下(20mmHg:2.7kPa)で濃縮乾
固した。残存油をフラッシュ−クロマトグラフィーによ
りシリカカラム上でアルゴン流の下で中程度の圧力(0.
5−1.5バール)において溶離剤として酢酸エチルを用い
てそして次に酢酸エチルおよびメタノールの(95−5容
量)混合物を用いて精製した。1−(4−ヒドロキシ−
2−ブチル)−4−(4−フルオロフェニル)ピペラジ
ン(12.7g)が黄色の油上で得られ、それを粗製状態で
次の合成で使用した。
3−ブロモ−ブタノールは、D.A.パラヴァンディッシ
ュヴィリ(PALAVANDISHVILI)他、ケミカル・アブスト
ラクツ(Chem.Abst.)、70、106089により記されている
方法に従い製造できた。
ュヴィリ(PALAVANDISHVILI)他、ケミカル・アブスト
ラクツ(Chem.Abst.)、70、106089により記されている
方法に従い製造できた。
実施例61 実験は実施例56中の如く行われたが、トルエン(200c
c)中の2−(4−ブロモ−2−ブチル)ナフト[1,8−
cd]イソチアゾール1,1−ジオキシド(5.2g)、トリエ
チルアミン(2.1cc)および4−(4−フルオロフェニ
ル)ピペラジン(2.8g)から出発した。混合物を8時間
にわたり沸点に加熱し、そして次に約20℃の温度に冷却
した。フラッシュ−クロマトグラフィーによりシリカカ
ラム上でアルゴン流の下で中程度の圧力(0.5−1.5バー
ル)において溶離剤としてジクロロメタンおよび酢酸エ
チルの(90−10容量)混合物を用いて精製し、酸化イソ
プロピル(30cc)から結晶化し、そして沸騰しているア
セトニトリル(10cc)から再結晶化させた後に、2−
{4−[4−(4−フルオロフェニル)−1−ピペラジ
ニル]−2−ブチル}ナフト[1,8−cd]イソチアゾー
ル1,1−ジオキシド(1.2g)、融点116℃、が得られた。
c)中の2−(4−ブロモ−2−ブチル)ナフト[1,8−
cd]イソチアゾール1,1−ジオキシド(5.2g)、トリエ
チルアミン(2.1cc)および4−(4−フルオロフェニ
ル)ピペラジン(2.8g)から出発した。混合物を8時間
にわたり沸点に加熱し、そして次に約20℃の温度に冷却
した。フラッシュ−クロマトグラフィーによりシリカカ
ラム上でアルゴン流の下で中程度の圧力(0.5−1.5バー
ル)において溶離剤としてジクロロメタンおよび酢酸エ
チルの(90−10容量)混合物を用いて精製し、酸化イソ
プロピル(30cc)から結晶化し、そして沸騰しているア
セトニトリル(10cc)から再結晶化させた後に、2−
{4−[4−(4−フルオロフェニル)−1−ピペラジ
ニル]−2−ブチル}ナフト[1,8−cd]イソチアゾー
ル1,1−ジオキシド(1.2g)、融点116℃、が得られた。
2−(4−ブロモ−2−ブチル)ナフト[1,8−cd]
イソチアゾール1,1−ジオキシドは下記の方法で製造で
きた:三臭化燐(1.8cc)を2−(4−ヒドロキシ−2
−ブチル)ナフト[1,8−cd]イソチアゾール1,1−ジオ
キシド(16.1g)のトルエン(250cc)中溶液に注入し
た。混合物を2時間にわたり約60℃の温度に加熱し、次
に20℃近くの温度に冷却した。反応混合物を蒸留水(20
0cc)中に再溶解させ、有機相をトルエン(3×50cc)
で抽出し、無水硫酸マグネシウム上で乾燥し、濾過し、
そして40℃において減圧下(20mmHg:2.7kPa)で濃縮乾
固した。2−(4−ブロモ−2−ブチル)ナフト[1,8
−cd]イソチアゾール1,1−ジオキシド(5.2g)が褐色
の油状で得られ、それを粗製状態で次の合成で使用し
た。
イソチアゾール1,1−ジオキシドは下記の方法で製造で
きた:三臭化燐(1.8cc)を2−(4−ヒドロキシ−2
−ブチル)ナフト[1,8−cd]イソチアゾール1,1−ジオ
キシド(16.1g)のトルエン(250cc)中溶液に注入し
た。混合物を2時間にわたり約60℃の温度に加熱し、次
に20℃近くの温度に冷却した。反応混合物を蒸留水(20
0cc)中に再溶解させ、有機相をトルエン(3×50cc)
で抽出し、無水硫酸マグネシウム上で乾燥し、濾過し、
そして40℃において減圧下(20mmHg:2.7kPa)で濃縮乾
固した。2−(4−ブロモ−2−ブチル)ナフト[1,8
−cd]イソチアゾール1,1−ジオキシド(5.2g)が褐色
の油状で得られ、それを粗製状態で次の合成で使用し
た。
2−(4−ヒドロキシ−2−ブチル)ナフト[1,8−c
d]イソチアゾール1,1−ジオキシドは下記の方法で製造
できた:実験は2−(3−ブロモ−2−ヒドロキシプロ
ピル)ナフト[1,8−cd]イソチアゾール1,1−ジオキシ
ドの製造用の実施例56中の如く行われたが、ジメチルホ
ルムアミド(350cc)中のナフト[1,8−cd]イソチアゾ
ール1,1−ジオキシド(49.6g)、ワセリン油中50%分散
液状の水素化ナトリウム(11.6g)、および2−ブロモ
ブタノール( 37.1g)から出発した。フラッシュ−ク
ロマトグラフィーによりシリカカラム上でアルゴン流の
下で中程度の圧力(0.5−1.5バール)において溶離剤と
してジクロロメタンおよび酢酸エチルの(50−50容量)
混合物を用いて精製した後に、2−(4−ヒドロキシ−
2−ブチル)ナフト[1,8−cd]イソチアゾール1,1−ジ
オキシド(16.1g)が褐色の油状で得られ、それを粗製
状態で次の合成で使用した。
d]イソチアゾール1,1−ジオキシドは下記の方法で製造
できた:実験は2−(3−ブロモ−2−ヒドロキシプロ
ピル)ナフト[1,8−cd]イソチアゾール1,1−ジオキシ
ドの製造用の実施例56中の如く行われたが、ジメチルホ
ルムアミド(350cc)中のナフト[1,8−cd]イソチアゾ
ール1,1−ジオキシド(49.6g)、ワセリン油中50%分散
液状の水素化ナトリウム(11.6g)、および2−ブロモ
ブタノール( 37.1g)から出発した。フラッシュ−ク
ロマトグラフィーによりシリカカラム上でアルゴン流の
下で中程度の圧力(0.5−1.5バール)において溶離剤と
してジクロロメタンおよび酢酸エチルの(50−50容量)
混合物を用いて精製した後に、2−(4−ヒドロキシ−
2−ブチル)ナフト[1,8−cd]イソチアゾール1,1−ジ
オキシド(16.1g)が褐色の油状で得られ、それを粗製
状態で次の合成で使用した。
本発明の薬学的組成物は、純粋な状態の或いは例えば
担体もしくはコーテイングの如く不活性であってもまた
は生理学的に活性であってもよい他の薬学的に相容性の
ある生成物と組み合わされた組成物の形状の、遊離形ま
たは薬学的に許容可能な酸との付加塩形の式(I)の化
合物から構成されている。本発明に従う薬品は、経口的
に、非経口的に、直腸に、または局所的に使用できる。
担体もしくはコーテイングの如く不活性であってもまた
は生理学的に活性であってもよい他の薬学的に相容性の
ある生成物と組み合わされた組成物の形状の、遊離形ま
たは薬学的に許容可能な酸との付加塩形の式(I)の化
合物から構成されている。本発明に従う薬品は、経口的
に、非経口的に、直腸に、または局所的に使用できる。
経口的投与用の固体組成物としては、錠剤、丸薬、粉
剤(ゼラチンカプセル、サシェ)または粒剤を使用でき
る。これらの組成物中では、本発明に従う活性成分を1
種以上の不活性希釈剤、例えば澱粉、セルロース、庶
糖、乳糖またはシリカ、とアルゴン流の下で混合する。
これらの組成物は希釈剤以外の物質、例えばステアリン
酸マグネシウムもしくは滑石の如き1種以上の潤滑剤、
着色剤、コーテイング(砂糖−コーテイングされた丸
薬)またはワニス、も含有できる。
剤(ゼラチンカプセル、サシェ)または粒剤を使用でき
る。これらの組成物中では、本発明に従う活性成分を1
種以上の不活性希釈剤、例えば澱粉、セルロース、庶
糖、乳糖またはシリカ、とアルゴン流の下で混合する。
これらの組成物は希釈剤以外の物質、例えばステアリン
酸マグネシウムもしくは滑石の如き1種以上の潤滑剤、
着色剤、コーテイング(砂糖−コーテイングされた丸
薬)またはワニス、も含有できる。
経口的投与用の液体組成物としては、例えば水、エタ
ノール、グリセロール、植物性油類またはパラフィン油
の如き不活性希釈剤を含有している薬学的に許容可能な
溶液、懸濁液、乳化液、シロップおよびエリキシルを使
用できる。これらの組成物は希釈剤以外の物質、例えば
湿潤剤、甘味剤、濃化剤、香料または安定化用生成物、
も含有できる。
ノール、グリセロール、植物性油類またはパラフィン油
の如き不活性希釈剤を含有している薬学的に許容可能な
溶液、懸濁液、乳化液、シロップおよびエリキシルを使
用できる。これらの組成物は希釈剤以外の物質、例えば
湿潤剤、甘味剤、濃化剤、香料または安定化用生成物、
も含有できる。
非経口的投与用の殺菌性組成物は好適には、水性のま
たは非−水性の、溶液、懸濁液または乳化液であること
ができる。水、プロピレングリコール、ポリエチレング
リコール、植物性油、特にオリーブ油、注射用有機エス
テル類、例えばオレイン酸エチル、または他の適当な有
機溶媒類を溶媒または賦形薬として使用することもでき
る。これらの組成物は佐薬、特に湿潤剤、等張剤、乳化
剤、分散剤および安定剤、も含有できる。殺菌は数種の
方法で実施でき、例えば無菌濾過により、組成物中への
殺菌剤の添加により、照射により、または加熱により実
施できる。殺菌性組成物は殺菌性の固体組成物の形状で
製造することもでき、それを使用時に殺菌性の水または
他の殺菌性の注射用媒体中に溶解させることができる。
たは非−水性の、溶液、懸濁液または乳化液であること
ができる。水、プロピレングリコール、ポリエチレング
リコール、植物性油、特にオリーブ油、注射用有機エス
テル類、例えばオレイン酸エチル、または他の適当な有
機溶媒類を溶媒または賦形薬として使用することもでき
る。これらの組成物は佐薬、特に湿潤剤、等張剤、乳化
剤、分散剤および安定剤、も含有できる。殺菌は数種の
方法で実施でき、例えば無菌濾過により、組成物中への
殺菌剤の添加により、照射により、または加熱により実
施できる。殺菌性組成物は殺菌性の固体組成物の形状で
製造することもでき、それを使用時に殺菌性の水または
他の殺菌性の注射用媒体中に溶解させることができる。
直腸投与用の組成物は、活性成分の他に例えばココア
バター、半合成グリセリ類ドまたはポリエチレングリコ
ール類の如き賦形薬を含有している坐薬または直腸用カ
プセルである。
バター、半合成グリセリ類ドまたはポリエチレングリコ
ール類の如き賦形薬を含有している坐薬または直腸用カ
プセルである。
局所的投与用の組成物は、例えばクリーム、軟膏、ロ
ーション、点眼剤、含嗽剤、鼻用滴下剤またはエーロゾ
ルであることができる。
ーション、点眼剤、含嗽剤、鼻用滴下剤またはエーロゾ
ルであることができる。
人間の治療においては、本発明に従う化合物類はセロ
トニンが関係する病気、特に中枢神経系および心臓血管
系の病気、並びに胃腸障害の治療用に有用である。それ
らは特に、不安症、睡眠問題、鬱病、精神病、並びに特
に精神***症、片頭痛、喘息、高血圧および蕁麻疹の治
療用に、鎮痛剤として、並びに血小板凝集抑制剤とし
て、有用である。
トニンが関係する病気、特に中枢神経系および心臓血管
系の病気、並びに胃腸障害の治療用に有用である。それ
らは特に、不安症、睡眠問題、鬱病、精神病、並びに特
に精神***症、片頭痛、喘息、高血圧および蕁麻疹の治
療用に、鎮痛剤として、並びに血小板凝集抑制剤とし
て、有用である。
投与量は、希望する効果、治療期間および使用する投
与方法に依存している。それらは一般的に、成人の場
合、経口的投与では1日当たり10〜300mgであり、1回
の投与量は2〜100mgの活性物質である。
与方法に依存している。それらは一般的に、成人の場
合、経口的投与では1日当たり10〜300mgであり、1回
の投与量は2〜100mgの活性物質である。
一般的には、医師が治療する患者の年齢、体重および
他の要素を考慮して最適な薬の量を決めるであろう。
他の要素を考慮して最適な薬の量を決めるであろう。
下記の実施例は本発明に従う薬学的組成物を説明する
ものである。
ものである。
実施例A 一般的な技術に従い、下記の組成を有する50mgの活性
成分を含有している軟質カプセルを製造した: 2−{3−[4−(4−フルオロフェニル)−1−ピペ
ラジニル]−2−ヒドロキシプロピル}ナフト[1,8−c
d]イソチアゾール1,1−ジオキシド 50mg セルロース 18mg 乳糖 55mg コロイド状シリカ、アルゴン流の下 1mg ナトリウムカルボキシメチル澱粉 10mg 滑石 10mg ステアリン酸マグネシウム 1mg 実施例B 一般的な技術に従い、下記の組成を有する50mgの活性
成分を含有している錠剤を製造した: 2−{3−[4−(4−フルオロフェニル)−1−ピペ
ラジニル]−2−メトキシプロピル}ナフト[1,8−c
d]イソチアゾール1,1−ジオキシド 50mg 乳糖 104mg セルロース 40mg ポリビドン 10mg ナトリウムカルボキシメチル澱粉 22mg 滑石 10mg ステアリン酸マグネシウム 2mg コロイド状シリカ、アルゴン流の下 2mg ヒドロキシメチルセルロース、グリセリンおよび酸化チ
タンの(72−3.5−24.5)混合物 45mgにコーティング加工した 1錠にするのに充分な量 実施例C 一般的な技術に従い、下記の組成を有する10mgの活性
成分を含有している注射用溶液を製造した: 2−{2−ジメチルアミノ−3−[4−(4−フルオロ
フェニル)−1−ピペラジニル]プロピル}ナフト[1,
8−cd]イソチアゾール1,1−ジオキシド 10mg 安息香酸 80mg ベンジルアルコール 0.06cc 安息香酸ナトリウム 80mg 95%エタノール 0.4cc 水酸化ナトリウム 24mg プロピレングリコール 1.6cc 水 4ccにするのに充分な量 本発明の主なる特徴および態様は以下のとおりであ
る。
成分を含有している軟質カプセルを製造した: 2−{3−[4−(4−フルオロフェニル)−1−ピペ
ラジニル]−2−ヒドロキシプロピル}ナフト[1,8−c
d]イソチアゾール1,1−ジオキシド 50mg セルロース 18mg 乳糖 55mg コロイド状シリカ、アルゴン流の下 1mg ナトリウムカルボキシメチル澱粉 10mg 滑石 10mg ステアリン酸マグネシウム 1mg 実施例B 一般的な技術に従い、下記の組成を有する50mgの活性
成分を含有している錠剤を製造した: 2−{3−[4−(4−フルオロフェニル)−1−ピペ
ラジニル]−2−メトキシプロピル}ナフト[1,8−c
d]イソチアゾール1,1−ジオキシド 50mg 乳糖 104mg セルロース 40mg ポリビドン 10mg ナトリウムカルボキシメチル澱粉 22mg 滑石 10mg ステアリン酸マグネシウム 2mg コロイド状シリカ、アルゴン流の下 2mg ヒドロキシメチルセルロース、グリセリンおよび酸化チ
タンの(72−3.5−24.5)混合物 45mgにコーティング加工した 1錠にするのに充分な量 実施例C 一般的な技術に従い、下記の組成を有する10mgの活性
成分を含有している注射用溶液を製造した: 2−{2−ジメチルアミノ−3−[4−(4−フルオロ
フェニル)−1−ピペラジニル]プロピル}ナフト[1,
8−cd]イソチアゾール1,1−ジオキシド 10mg 安息香酸 80mg ベンジルアルコール 0.06cc 安息香酸ナトリウム 80mg 95%エタノール 0.4cc 水酸化ナトリウム 24mg プロピレングリコール 1.6cc 水 4ccにするのに充分な量 本発明の主なる特徴および態様は以下のとおりであ
る。
1.式: [式中、 R1は、 ・(a)フェニル基、(b)ハロゲン原子またはアルキ
ル、ヒドロキシもしくはアルコキシ基により置換された
フェニル基、(c)3−インドリル基、(d)窒素原子
上でアルキルもしくはアルキルカルボニル基によりおよ
び/または5−位置で塩素もしくは弗素原子により置換
された3−インドリル基、または(e)3−(5−ヒド
ロキシインドリル)基により4−位置で置換された1,2,
3,6−テトラヒドロ−1−ピリジル基、 ・(a)フェニル基、(b)アルコキシ、アルキル、ヒ
ドロキシ、ニトロもしくはアミノ基によりまたはハロゲ
ン原子により置換されたフェニル基、(c)1,2−ベン
ズイソチアゾリ−3−イル基、(d)1,2−ベンズイソ
オキサゾリ−3−イル基、または(e)2−ピリジル基
により4−位置で置換された1−ピペラジニル基、 ・(a)フェニル基、(b)ハロゲン原子またはヒドロ
キシ、アルキルもしくはアルコキシ基により置換された
フェニル基、(c)2個のフェニル基、(d)ビス(4
−フルオロフェニル)メチレン基、(e)4−フルオロ
ベンゾイル基、(f)2−オキソ−ベンズイミダゾリニ
ル基、(g)3−位置でアルキルカルボニルまたはベン
ゾイル基により置換された2−オキソ−ベンズイミダゾ
リニル基、(h)ヒドロキシ基および任意にアルキル、
アルコキシもしくはヒドロキシ基またはハロゲン原子に
より置換されていてもよいフェニル基、(i)3−イン
ドリル基、(j)窒素原子上でアルキルもしくはアルキ
ルカルボニル基によりおよび/または5−位置で塩素も
しくは弗素原子により置換された3−インドリル基、ま
たは(k)3−(5−ヒドロキシインドリル)基により
4−位置で置換されたピペリジノ基 を表わし、 ・R2およびR3が同一であり水素もしくはハロゲン原子を
表わしそしてR4が水素原子を表わすか、または ・R2およびR4が水素原子を表わしそして R3がハロゲン原子もしくはアセチルアミノ基を表わす
か、または ・R2およびR3が水素原子を表わしそして R4がハロゲン原子を表わし、しかも R5が−CH=基を表わすか、或いは R2、R3およびR4が水素原子を表わし、しかもR5が窒素原
子を表わし、 R6は炭素数が2〜4のアルキレン鎖、或いはアルキル基
により1−もしくは3−位置でまたはアルキル、アルコ
キシ、ヒドロキシ、ジアルキルアミノ、ピペリジノ、モ
ルホリノもしくはチオモルホリノ基により2−位置で置
換されたプロピレン鎖を表わし、 但し条件として、R6がジアルキルアミノ、ピペリジノ、
モルホリノもしくはチオモルホリノ基により2−位置で
置換されたプロピレン基を表わす時には、R1はヒドロキ
シ基を含有している基であることはできず、そしてアル
キルおよびアルコキシ基並びにアルキルおよびアルコキ
シ部分は直鎖もしくは分枝鎖中に1〜4個の炭素原子を
含有していることを理解すべきである] の化合物、およびそれの無機または有機酸類との塩類。
ル、ヒドロキシもしくはアルコキシ基により置換された
フェニル基、(c)3−インドリル基、(d)窒素原子
上でアルキルもしくはアルキルカルボニル基によりおよ
び/または5−位置で塩素もしくは弗素原子により置換
された3−インドリル基、または(e)3−(5−ヒド
ロキシインドリル)基により4−位置で置換された1,2,
3,6−テトラヒドロ−1−ピリジル基、 ・(a)フェニル基、(b)アルコキシ、アルキル、ヒ
ドロキシ、ニトロもしくはアミノ基によりまたはハロゲ
ン原子により置換されたフェニル基、(c)1,2−ベン
ズイソチアゾリ−3−イル基、(d)1,2−ベンズイソ
オキサゾリ−3−イル基、または(e)2−ピリジル基
により4−位置で置換された1−ピペラジニル基、 ・(a)フェニル基、(b)ハロゲン原子またはヒドロ
キシ、アルキルもしくはアルコキシ基により置換された
フェニル基、(c)2個のフェニル基、(d)ビス(4
−フルオロフェニル)メチレン基、(e)4−フルオロ
ベンゾイル基、(f)2−オキソ−ベンズイミダゾリニ
ル基、(g)3−位置でアルキルカルボニルまたはベン
ゾイル基により置換された2−オキソ−ベンズイミダゾ
リニル基、(h)ヒドロキシ基および任意にアルキル、
アルコキシもしくはヒドロキシ基またはハロゲン原子に
より置換されていてもよいフェニル基、(i)3−イン
ドリル基、(j)窒素原子上でアルキルもしくはアルキ
ルカルボニル基によりおよび/または5−位置で塩素も
しくは弗素原子により置換された3−インドリル基、ま
たは(k)3−(5−ヒドロキシインドリル)基により
4−位置で置換されたピペリジノ基 を表わし、 ・R2およびR3が同一であり水素もしくはハロゲン原子を
表わしそしてR4が水素原子を表わすか、または ・R2およびR4が水素原子を表わしそして R3がハロゲン原子もしくはアセチルアミノ基を表わす
か、または ・R2およびR3が水素原子を表わしそして R4がハロゲン原子を表わし、しかも R5が−CH=基を表わすか、或いは R2、R3およびR4が水素原子を表わし、しかもR5が窒素原
子を表わし、 R6は炭素数が2〜4のアルキレン鎖、或いはアルキル基
により1−もしくは3−位置でまたはアルキル、アルコ
キシ、ヒドロキシ、ジアルキルアミノ、ピペリジノ、モ
ルホリノもしくはチオモルホリノ基により2−位置で置
換されたプロピレン鎖を表わし、 但し条件として、R6がジアルキルアミノ、ピペリジノ、
モルホリノもしくはチオモルホリノ基により2−位置で
置換されたプロピレン基を表わす時には、R1はヒドロキ
シ基を含有している基であることはできず、そしてアル
キルおよびアルコキシ基並びにアルキルおよびアルコキ
シ部分は直鎖もしくは分枝鎖中に1〜4個の炭素原子を
含有していることを理解すべきである] の化合物、およびそれの無機または有機酸類との塩類。
2.ハロゲン原子が塩素または臭素原子である、上記1の
化合物。
化合物。
3.R1がハロフェニル基、フェニル基、または窒素原子上
でアルキルもしくはアルキルカルボニル基により置換さ
れた3−インドリル基により4−位置で置換された1,2,
3,6−テトラヒドロ−1−ピリジル基;2−ピリジル基、
1,2−ベンズイソチアゾリ−3−ル基、またはハロゲン
原子、ヒドロキシ、アミノもしくはアルキル基により置
換されたフェニル基により4−位置で置換された1−ピ
ペラジニル基;或いはフェニル基またはN−アルキル−
3−インドリル基により4−位置で置換されたピペリジ
ノ基を表わす、上記1の化合物。
でアルキルもしくはアルキルカルボニル基により置換さ
れた3−インドリル基により4−位置で置換された1,2,
3,6−テトラヒドロ−1−ピリジル基;2−ピリジル基、
1,2−ベンズイソチアゾリ−3−ル基、またはハロゲン
原子、ヒドロキシ、アミノもしくはアルキル基により置
換されたフェニル基により4−位置で置換された1−ピ
ペラジニル基;或いはフェニル基またはN−アルキル−
3−インドリル基により4−位置で置換されたピペリジ
ノ基を表わす、上記1の化合物。
4.R6がジアルキルアミノ、ピペリジノ、モルホリノもし
くはチオモルホリノ基により2−位置で置換されたプロ
ピレン基を表わし、および/またはR1が4−アミノフェ
ニル−1−ピペラジニル基を表わすもの以外の、上記1
の式(I)の化合物の製造方法において、 式: [式中、 Halはハロゲン原子を表わし、そして R6がジアルキルアミノ、ピペリジノ、モルホリノもしく
はチオモルホリノ基を表わせないこと以外は、R2、R3、
R4、R5およびR6は上記1中と同じ意味を有する] のハロゲン化された誘導体を、式: H−R1 (III) [式中、 R1はそれが4−アミノフェニル−1−ピペラジニル基で
あり得ないこと以外は上記1中と同じ意味を有する] の誘導体と反応させ、生成物を単離し、そして任意に無
機もしくは有機酸を用いて塩に転化させることからなる
方法。
くはチオモルホリノ基により2−位置で置換されたプロ
ピレン基を表わし、および/またはR1が4−アミノフェ
ニル−1−ピペラジニル基を表わすもの以外の、上記1
の式(I)の化合物の製造方法において、 式: [式中、 Halはハロゲン原子を表わし、そして R6がジアルキルアミノ、ピペリジノ、モルホリノもしく
はチオモルホリノ基を表わせないこと以外は、R2、R3、
R4、R5およびR6は上記1中と同じ意味を有する] のハロゲン化された誘導体を、式: H−R1 (III) [式中、 R1はそれが4−アミノフェニル−1−ピペラジニル基で
あり得ないこと以外は上記1中と同じ意味を有する] の誘導体と反応させ、生成物を単離し、そして任意に無
機もしくは有機酸を用いて塩に転化させることからなる
方法。
5.R1が4−アミノフェニル−1−ピペラジニル基である
もの以外の、 R5が=CH−基を表わし、しかもR2、R3およびR4が水素原
子を表わすか、またはR2およびR4が水素原子を表わしそ
してR3がハロゲン原子を表わすか、またはR2およびR3が
水素原子を表わしそしてR4がハロゲン原子を表わすか、
またはR2およびR3がハロゲン原子を表わしそしてR4が水
素原子を表わすか、或いは R5が窒素原子を表わし、しかもR2、R3およびR4が水素原
子を表わし、 R6がアルキレン(2−4C)基または2−位置でヒドロキ
シ、アルキルもしくはアルコキシにより置換されたプロ
ピレン基を表わす上記1の式(I)の化合物の製造方法
において、 式: [式中、 R2、R3、R4およびR5は上記の意味を有する] の化合物を、式: Hal−R6−R1 (X) [式中、 R6およびR1は上記と同じ意味を有し、そして Halはハロゲン原子を表わす] の誘導体と反応させ、生成物を単離し、そして任意に無
機もしくは有機酸を用いて塩に転化させることからなる
方法。
もの以外の、 R5が=CH−基を表わし、しかもR2、R3およびR4が水素原
子を表わすか、またはR2およびR4が水素原子を表わしそ
してR3がハロゲン原子を表わすか、またはR2およびR3が
水素原子を表わしそしてR4がハロゲン原子を表わすか、
またはR2およびR3がハロゲン原子を表わしそしてR4が水
素原子を表わすか、或いは R5が窒素原子を表わし、しかもR2、R3およびR4が水素原
子を表わし、 R6がアルキレン(2−4C)基または2−位置でヒドロキ
シ、アルキルもしくはアルコキシにより置換されたプロ
ピレン基を表わす上記1の式(I)の化合物の製造方法
において、 式: [式中、 R2、R3、R4およびR5は上記の意味を有する] の化合物を、式: Hal−R6−R1 (X) [式中、 R6およびR1は上記と同じ意味を有し、そして Halはハロゲン原子を表わす] の誘導体と反応させ、生成物を単離し、そして任意に無
機もしくは有機酸を用いて塩に転化させることからなる
方法。
6.R1が3−インドリル基または5−位置でヒドロキシも
しくはヒドロキシフェニル基により置換された3−イン
ドリル基により4−位置で置換された1,2,3,6−テトラ
ヒドロ−1−ピリジル基;アミノもしくはヒドロキシフ
ェニル基により4−位置で置換された1−ピペラジニル
基;或いは2−オキソ−ベンズイミダゾリニル、ヒドロ
キシフェニル、ヒドロキシ基および任意にヒドロキシに
より置換されていてもよいフェニル基、または任意に5
−位置でヒドロキシ基により置換されていてもよい3−
インドリル基により4−位置で置換されたピペリジニル
基を表わすもの以外の、R6がアルコキシ基により2−位
置で置換されたプロピレン基を表わす上記Iの化合物の
製造方法において、 R6がヒドロキシ基により2−位置で置換されたプロピレ
ン基を表わす対応する式(I)の化合物をアルキル化
し、生成物を単離し、そして任意に無機もしくは有機酸
を用いて塩に転化させることからなる方法。
しくはヒドロキシフェニル基により置換された3−イン
ドリル基により4−位置で置換された1,2,3,6−テトラ
ヒドロ−1−ピリジル基;アミノもしくはヒドロキシフ
ェニル基により4−位置で置換された1−ピペラジニル
基;或いは2−オキソ−ベンズイミダゾリニル、ヒドロ
キシフェニル、ヒドロキシ基および任意にヒドロキシに
より置換されていてもよいフェニル基、または任意に5
−位置でヒドロキシ基により置換されていてもよい3−
インドリル基により4−位置で置換されたピペリジニル
基を表わすもの以外の、R6がアルコキシ基により2−位
置で置換されたプロピレン基を表わす上記Iの化合物の
製造方法において、 R6がヒドロキシ基により2−位置で置換されたプロピレ
ン基を表わす対応する式(I)の化合物をアルキル化
し、生成物を単離し、そして任意に無機もしくは有機酸
を用いて塩に転化させることからなる方法。
7.R6がジアルキルアミノ、ピペリジノ、モルホリノまた
はチオモルホリノ基により2−位置で置換されたプロピ
レン基を表わす上記1の式(I)の化合物の製造方法に
おいて、 式: [式中、 R1、R2、R3、R4およびR5が上記1中と同じ意味を有す
る] の誘導体を、式: H−R8 (XII) [式中、 R8はジアルキルアミノ、ピペリジノ、モルホリノまたは
チオモルホリノ基を表わす] の誘導体と反応させ、生成物を単離し、そして任意に無
機もしくは有機酸を用いて塩に転化させることからなる
方法。
はチオモルホリノ基により2−位置で置換されたプロピ
レン基を表わす上記1の式(I)の化合物の製造方法に
おいて、 式: [式中、 R1、R2、R3、R4およびR5が上記1中と同じ意味を有す
る] の誘導体を、式: H−R8 (XII) [式中、 R8はジアルキルアミノ、ピペリジノ、モルホリノまたは
チオモルホリノ基を表わす] の誘導体と反応させ、生成物を単離し、そして任意に無
機もしくは有機酸を用いて塩に転化させることからなる
方法。
8.R3がアセチルアミノ基を表わし、および/またはR1が
ヒドロキシ基を含有している置換基を表わすもの以外
の、 R6がメチル基により3−位置で置換されたプロピレン基
を表わす上記1の式(I)の化合物の製造方法におい
て、 式: [式中、 R3がアセチルアミノ基でないということ以外は、R2、
R3、R4およびR5は上記1中と同じ意味を有する] の誘導体を、式: [式中、 R1は上記1中と同じ意味を有するが、但しヒドロキシ基
を含有していない] の誘導体と反応させ、生成物を単離し、そして任意に無
機もしくは有機酸を用いて塩に転化させることからなる
方法。
ヒドロキシ基を含有している置換基を表わすもの以外
の、 R6がメチル基により3−位置で置換されたプロピレン基
を表わす上記1の式(I)の化合物の製造方法におい
て、 式: [式中、 R3がアセチルアミノ基でないということ以外は、R2、
R3、R4およびR5は上記1中と同じ意味を有する] の誘導体を、式: [式中、 R1は上記1中と同じ意味を有するが、但しヒドロキシ基
を含有していない] の誘導体と反応させ、生成物を単離し、そして任意に無
機もしくは有機酸を用いて塩に転化させることからなる
方法。
9.R6がヒドロキシ基により2−位置で置換されたプロピ
レン基を表わすもの以外の、 R1が窒素原子上でアルキルもしくはアルキルカルボニル
基により置換された3−インドリル基により4−位置で
置換された1,2,3,6−テトラヒドロ−1−ピリジル基;
或いは3−位置でアルキルカルボニルもしくはベンゾイ
ル基により置換された2−オキソ−1−ベンズイミダゾ
リニル基または窒素原子上でアルキルもしくはアルキル
カルボニル基により置換された3−インドリル基により
4−位置で置換されたピペリジノ基を表わす上記1の式
(I)の化合物の製造方法において、 式: Hal−R9 (XV) [式中、 Halはハロゲン原子を表わし、そして R9はアルキル、アルキルカルボニルまたはベンゾイル基
を表わす] の誘導体を、R1が3−インドリル基により4−位置で置
換された1,2,3,6−テトラヒドロ−1−ピリジル基、ま
たは2−オキソ−1−ベンズイミダゾリニル基もしくは
3−インドリル基により4−位置で置換されたピペリジ
ノ基を表わす対応する式(I)の誘導体と反応させ、生
成物を単離し、そして任意に無機もしくは有機酸を用い
て塩に転化させることからなる方法。
レン基を表わすもの以外の、 R1が窒素原子上でアルキルもしくはアルキルカルボニル
基により置換された3−インドリル基により4−位置で
置換された1,2,3,6−テトラヒドロ−1−ピリジル基;
或いは3−位置でアルキルカルボニルもしくはベンゾイ
ル基により置換された2−オキソ−1−ベンズイミダゾ
リニル基または窒素原子上でアルキルもしくはアルキル
カルボニル基により置換された3−インドリル基により
4−位置で置換されたピペリジノ基を表わす上記1の式
(I)の化合物の製造方法において、 式: Hal−R9 (XV) [式中、 Halはハロゲン原子を表わし、そして R9はアルキル、アルキルカルボニルまたはベンゾイル基
を表わす] の誘導体を、R1が3−インドリル基により4−位置で置
換された1,2,3,6−テトラヒドロ−1−ピリジル基、ま
たは2−オキソ−1−ベンズイミダゾリニル基もしくは
3−インドリル基により4−位置で置換されたピペリジ
ノ基を表わす対応する式(I)の誘導体と反応させ、生
成物を単離し、そして任意に無機もしくは有機酸を用い
て塩に転化させることからなる方法。
10.R1がハロフェニル基により4−位置で置換された1,
2,3,6−テトラヒドロ−1−ピリジル基を表わす上記1
の式(I)の化合物の製造方法において、 R1がヒドロキシ基によりおよびハロゲン原子で置換され
たフェニル基により4−位置で置換されたピペリジノ基
を表わす対応する式(I)の化合物を脱水し、生成物を
単離し、そして任意に無機もしくは有機酸を用いて塩に
転化させることからなる方法。
2,3,6−テトラヒドロ−1−ピリジル基を表わす上記1
の式(I)の化合物の製造方法において、 R1がヒドロキシ基によりおよびハロゲン原子で置換され
たフェニル基により4−位置で置換されたピペリジノ基
を表わす対応する式(I)の化合物を脱水し、生成物を
単離し、そして任意に無機もしくは有機酸を用いて塩に
転化させることからなる方法。
11.R1が4−アミノフェニル−1−ピペラジニル基を表
わす上記1の式(I)の化合物の製造方法において、 R1が4−ニトロフェニル−1−ピペラジニル基を表わす
対応する式(I)の化合物を還元し、生成物を単離し、
そして任意に無機もしくは有機酸を用いて塩に転化させ
ることからなる方法。
わす上記1の式(I)の化合物の製造方法において、 R1が4−ニトロフェニル−1−ピペラジニル基を表わす
対応する式(I)の化合物を還元し、生成物を単離し、
そして任意に無機もしくは有機酸を用いて塩に転化させ
ることからなる方法。
12.活性成分としての少なくとも1種の上記1の化合物
またはそれの薬学的に許容可能な酸との塩を相容性のあ
る薬学的に許容可能な担体またはコーテイングと共に含
有している、薬学的組成物。
またはそれの薬学的に許容可能な酸との塩を相容性のあ
る薬学的に許容可能な担体またはコーテイングと共に含
有している、薬学的組成物。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI A61K 31/535 A61K 31/535 31/54 31/54 C07D 417/00 C07D 417/00 (72)発明者 セルジユ・ミニヤーニ フランス国93190リブリ‐ガルガン・ア レジヤン‐バプチストクレマン 14 (72)発明者 ジヤン‐フランソワ・ペロネル フランス国91120パレソ・パルクダルド ネ 36 (72)発明者 アラン・トリユシヨン フランス国94000クレテイユ・リユラテ ラル 4 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C07D 275/06,417/00 A61K 31/425,31/44 A61K 31/495,31/445 A61K 31/535,31/54 CA(STN) REGISTRY(STN) WPIDS(STN)
Claims (10)
- 【請求項1】式: [式中、 R1は、 ・(a)フェニル基、(b)ハロゲン原子またはアルキ
ル、ヒドロキシもしくはアルコキシ基により置換された
フェニル基、(c)3−インドリル基、(d)窒素原子
がアルキルもしくはアルキルカルボニル基によりおよび
/または5−位が塩素もしくは弗素原子により置換され
た3−インドリル基、または(e)3−(5−ヒドロキ
シインドリル)基により4−位が置換された1,2,3,6−
テトラヒドロ−1−ピリジル基、 ・(a)フェニル基、(b)アルコキシ、アルキル、ヒ
ドロキシ、ニトロもしくはアミノ基によりまたはハロゲ
ン原子により置換されたフェニル基、(c)1,2−ベン
ズイソチアゾール−3−イル基、(d)1,2−ベンズイ
ソオキサゾール−3−イル基、または(e)2−ピリジ
ル基により4−位が置換された1−ピペラジニル基、 ・(a)フェニル基、(b)ハロゲン原子またはヒドロ
キシ、アルキルもしくはアルコキシ基により置換された
フェニル基、(c)2個のフェニル基、(d)ビス(4
−フルオロフェニル)メチレン基、(e)4−フェニル
オロベンゾイル基、(f)2−オキソ−ベンズイミダゾ
リニル基、(g)3−位がアルキルカルボニルまたはベ
ンゾイル基により置換された2−オキソ−ベンズイミダ
ゾリニル基、(h)ヒドロキシ基および場合によりアル
キル、アルコキシもしくはヒドロキシ基またはハロゲン
原子により置換されていてもよいフェニル基、(i)3
−インドリル基、(j)窒素原子がアルキルもしくはア
ルキルカルボニル基によりおよび/または5−位が塩素
もしくは弗素原子により置換された3−インドリル基、
または(k)3−(5−ヒドロキシインドリル)基によ
り4−位が置換されたピペリジノ基 を表わし、 ・R2およびR3は同一であり、水素もしくはハロゲン原子
を表わしそしてR4は水素原子を表わすか、または ・R2およびR4は水素原子を表わしそして R3はハロゲン原子もしくはアセチルアミノ基を表わす
か、または ・R2およびR3は水素原子を表わしそして R4はハロゲン原子を表わし、そして R5は−CH=基を表わすか、或いは R2、R3およびR4は水素原子を表わし、そしてR5は窒素原
子を表わし、 R6は炭素数2〜4のアルキレン鎖、或いはアルキル基に
より1−もしくは3−位がまたはアルキル、アルコキ
シ、ヒドロキシ、ジアルキルアミノ、ピペリジノ、モル
ホリノもしくはチオモルホリノ基により2−位が置換さ
れたプロピレン鎖を表わし、 但し、R6がジアルキルアミノ、ピペリジノ、モルホリノ
もしくはチオモルホリノ基により2−位が置換されたプ
ロピレン基を表わす時には、R1はヒドロキシ基を含有す
る基であることはできず、そしてアルキルおよびアルコ
キシ基並びにアルキルおよびアルコキシ部分は直鎖もし
くは分枝鎖中に1〜4個の炭素原子を含有するものとす
る] の化合物、およびその無機または有機酸との塩類。 - 【請求項2】R6がジアルキルアミノ、ピペリジノ、モル
ホリノもしくはチオモルホリノ基により2−位が置換さ
れたプロピレン基を表わし、そして/またはR1が4−ア
ミノフェニル−1−ピペラジニル基を表わすもの以外の
特許請求の範囲第1項に記載の式(I)の化合物を製造
する方法であって、 式: [式中、 Halはハロゲン原子を表わし、そして R2、R3、R4、R5およびR6は、R6がジアルキルアミノ、ピ
ペリジノ、モルホリノもしくはチオモルホリノ基を表わ
し得ないこと以外は特許請求の範囲第1項におけると同
じ意味を有する] のハロゲン化された誘導体を、式: H−R1 (III) [式中、 R1はそれが4−アミノフェニル−1−ピペラジニル基で
あり得ないこと以外は特許請求の範囲第1項におけると
同じ意味を有する] の誘導体と反応させ、生成物を単離し、そして場合によ
り無機もしくは有機酸を用いて塩に転化させることを特
徴とする方法。 - 【請求項3】R5が=CH−基を表わし、そしてR2、R3およ
びR4が水素原子を表わすか、またはR2およびR4が水素原
子を表わしそしてR3がハロゲン原子を表わすか、または
R2およびR3が水素原子を表わしそしてR4がハロゲン原子
を表わすか、またはR2およびR3がハロゲン原子を表わし
そしてR4が水素原子を表わすか、或いは R5が窒素原子を表わし、そしてR2、R3およびR4が水素原
子を表わし、 R6がアルキレン(2−4C)基または2−位がヒドロキ
シ、アルキルもしくはアルコキシにより置換されたプロ
ピレン基を表わす、R1が4−アミノフェニル−1−ピペ
ラジニル基であるもの以外の特許請求の範囲第1項に記
載の式(I)の化合物を製造する方法であって、 式: [式中、 R2、R3、R4およびR5は上記の意味を有する] の化合物を、式: Hal−R6−R1 (X) [式中、 R6およびR1は上記と同じ意味を有し、そして Halはハロゲン原子を表わす] の誘導体と反応させ、生成物を単離し、そして場合によ
り無機もしくは有機酸を用いて塩に転化させることを特
徴とする方法。 - 【請求項4】R6がアルコキシ基により2−位が置換され
たプロピレン基を表わす、R1が3−インドリル基または
5−位がヒドロキシもしくはヒドロキシフェニル基によ
り置換された3−インドリル基により4−位が置換され
た1,2,3,6−テトラヒドロ−1−ピリジル基;アミノも
しくはヒドロキシフェニル基により4−位が置換された
1−ピペラジニル基;或いは2−オキソ−ベンズイミダ
ゾリニル、ヒドロキシフェニル、またはヒドロキシ基及
び場合によりヒドロキシにより置換されていてもよいフ
ェニル基、または場合により5−位がヒドロキシ基によ
り置換されていてもよい3−インドリル基により4−位
が置換されたピペリジノ基を表わすもの以外の特許請求
の範囲第1項に記載の式(I)の化合物を製造する方法
であって、 R6がヒドロキシ基により2−位が置換されたプロピレン
基を表わす対応する式(I)の化合物をアルキル化し、
生成物を単離し、そして場合により無機もしくは有機酸
を用いて塩に転化させることを特徴とする方法。 - 【請求項5】R6がジアルキルアミノ、ピペリジノ、モル
ホリノまたはチオモルホリノ基により2−位が置換され
たプロピレン基を表わす特許請求の範囲第1項に記載の
式(I)の化合物を製造する方法であって、 式: [式中、 R1、R2、R3、R4およびR5は特許請求の範囲第1項におけ
ると同じ意味を有する] の誘導体を、式: H−R8 (XII) [式中、 R8はジアルキルアミノ、ピペリジノ、モルホリノまたは
チオモルホリノ基を表わす] の誘導体と反応させ、生成物を単離し、そして場合によ
り無機もしくは有機酸を用いて塩に転化させることを特
徴とする方法。 - 【請求項6】R6がメチル基により3−位が置換されたプ
ロピレン基を表わす、R3がアセチルアミノ基を表わし、
そして/またはR1がヒドロキシ基を含有する置換基を表
わすもの以外の特許請求の範囲第1項に記載の式(I)
の化合物を製造する方法であって、 式: [式中、 R3がアセチルアミノ基でないということ以外は、R2、
R3、R4およびR5は特許請求の範囲第1項におけると同じ
意味を有する] の誘導体を、式: [式中、 R1は特許請求の範囲第1項におけると同じ意味を有する
が、但しヒドロキシ基を含有しない] の誘導体と反応させ、生成物を単離し、そして場合によ
り無機もしくは有機酸を用いて塩に転化させることを特
徴とする方法。 - 【請求項7】R1が窒素原子がアルキルもしくはアルキル
カルボニル基により置換された3−インドリル基により
4−位が置換された1,2,3,6−テトラヒドロ−1−ピリ
ジル基;或いは3−位がアルキルカルボニルもしくはベ
ンゾイル基により置換された2−オキソ−1−ベンズイ
ミダゾリニル基または窒素原子がアルキルもしくはアル
キルカルボニル基により置換された3−インドリル基に
より4−位が置換されたピペリジノ基を表わす、R6がヒ
ドロキシ基により2−位が置換されたプロピレン基を表
わすもの以外の特許請求の範囲第1項に記載の式(I)
の化合物を製造する方法であって、 式: Hal−R9 (XV) [式中、 Halはハロゲン原子を表わし、そして R9はアルキル、アルキルカルボニルまたはベンゾイル基
を表わす] の誘導体を、R1が3−インドリル基により4−位が置換
された1,2,3,6−テトラヒドロ−1−ピリジル基、また
は2−オキソ−1−ベンズイミダゾリニル基もしくは3
−インドリル基により4−位が置換されたピペリジノ基
を表わす対応する式(I)の誘導体と反応させ、生成物
を単離し、そして場合により無機もしくは有機酸を用い
て塩に転化させることを特徴とする方法。 - 【請求項8】R1がハロフェニル基により4−位が置換さ
れた1,2,3,6−テトラヒドロ−1−ピリジル基を表わす
特許請求の範囲第1項に記載の式(I)の化合物を製造
する方法であって、 R1がヒドロキシ基によりおよびハロゲン原子で置換され
たフェニル基により4−位が置換されたピペリジノ基を
表わす対応する式(I)の化合物を脱水し、生成物を単
離し、そして場合により無機もしくは有機酸を用いて塩
に転化させることを特徴とする方法。 - 【請求項9】R1が4−アミノフェニル−1−ピペラジニ
ル基を表わす特許請求の範囲第1項に記載の式(I)の
化合物を製造する方法であって、R1が4−ニトロフェニ
ル−1−ピペラジニル基を表わす対応する式(I)の化
合物を還元し、生成物を単離し、そして場合により無機
もしくは有機酸を用いて塩に転化させることを特徴とす
る方法。 - 【請求項10】特許請求の範囲第1項に記載の化合物ま
たは薬学的に許容可能な酸とのその塩の少なくとも1種
を有効成分として含有することを特徴とするセロトニン
拮抗薬。
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