JP2760164B2 - スイッチング電源回路 - Google Patents

スイッチング電源回路

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JP2760164B2
JP2760164B2 JP3047374A JP4737491A JP2760164B2 JP 2760164 B2 JP2760164 B2 JP 2760164B2 JP 3047374 A JP3047374 A JP 3047374A JP 4737491 A JP4737491 A JP 4737491A JP 2760164 B2 JP2760164 B2 JP 2760164B2
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    • H02M1/36Means for starting or stopping converters
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    • G05FSYSTEMS FOR REGULATING ELECTRIC OR MAGNETIC VARIABLES
    • G05F1/00Automatic systems in which deviations of an electric quantity from one or more predetermined values are detected at the output of the system and fed back to a device within the system to restore the detected quantity to its predetermined value or values, i.e. retroactive systems
    • G05F1/10Regulating voltage or current
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    • G05F1/56Regulating voltage or current wherein the variable actually regulated by the final control device is dc using semiconductor devices in series with the load as final control devices
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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はスイッチング電源に係わ
り、特に複数のスイッチング電源部を負荷に対して並列
に配置して使用するスイッチング電源回路に関する。
【0002】
【従来の技術】各種の装置回路を駆動する場合、例えば
カード型の電源を複数並列して使用することが行われる
が、これには通常次の2つのケースがある。まず1つ
は、単にその装置の駆動に必要な電力を得るために複数
のカード型電源を使用する場合であり、全電源一斉にオ
ン、オフするのが望ましい。他の1つは、所要電力を得
るのに必要な数のカード型電源のほかに予備電源を用意
しておき、使用中の電源のうちいずれかに障害が発生し
た場合でも迅速なバックアップを可能とする、いわゆる
(n+1)冗長構成をとる場合である。この場合には、
一部の電源のみをオフできるのが望ましい。
【0003】図2はカード型スイッチング電源を並列使
用して構成した従来のスイッチング電源回路を表わした
ものである。この回路には2つのカード型スイッチング
電源11、21が備えられている。
【0004】これらのスイッチング電源は、それぞれ別
個のスイッチング電源部12、22を有し、各々の一方
の入力端子A1 、A2 は入力電源31のプラス側に、他
方の入力端子B1 、B2 は入力電源31のマイナス側に
それぞれ並列に接続されている。この入力電源31のマ
イナス側は外部に設けられた共通起動スイッチ32を介
して2分岐され、それぞれ第1および第2のスイッチン
グ電源部12、22の起動信号入力端子I1 、I2 に接
続されている。共通起動スイッチ32は操作部をオンす
ることで接点が閉じるいわゆるメーク接点を有してい
る。
【0005】さらに、入力電源31のマイナス側は、各
スイッチング電源ごとに設けられた個別電源スイッチ1
3、23により、スイッチング電源部12、22の駆動
停止信号入力端子R1 、R2 にそれぞれ接続されるよう
になっている。これらの個別電源スイッチ13、23
は、操作部をオンにすると接点が解放されるいわゆるブ
レーク接点を有している。
【0006】また、スイッチング電源部12、22の出
力側は共通の負荷33に並列に接続されている。
【0007】第1のスイッチング電源部12の起動信号
入力端子I1 および駆動停止信号入力端子R1 は、いず
れも入力電源31のマイナス側に接続されたときにアク
ティブ状態となる。そして、起動信号入力端子I1 がア
クティブで駆動停止信号入力端子R1 が非アクティブの
ときにのみ、スイッチング電源部12が起動するように
なっている。すなわち、スイッチング電源部12は、起
動信号入力端子I1 に入力電源31のマイナス側が接続
され、かつ駆動停止信号入力端子R1 が解放となった状
態でのみ起動、動作し、それ以外の組合せでは起動しな
いかあるいは出力が停止する。もちろん、第2のスイッ
チング電源部22についても同様である。
【0008】以上のような構成の従来のスイッチ電源回
路の動作を説明する。
【0009】電源起動前は、個別電源スイッチ13、2
3はいずれもオフとなっているので、図2に示したよう
に、これらの接点は閉じており、駆動停止信号入力端子
1 、R2 は共にアクティブ状態となっている。また、
共通起動スイッチ32も起動前はオフとなっているので
接点は開いており、起動信号入力端子I1 、I2 は共に
非アクティブとなっている。
【0010】この状態で、例えば第1のスイッチング電
源11の個別電源スイッチ13をオンにすると、この接
点は解放となるため、駆動停止信号入力端子R1 は非ア
クティブとなる。同様にして、第2のスイッチング電源
21の個別電源スイッチ23をオンにすると、この接点
も解放となり、駆動停止信号入力端子R2 も非アクティ
ブとなる。次に、共通起動スイッチ32をオンにすると
この接点が閉じ、第1および第2のスイッチング電源部
12、22の起動信号入力端子I1 、I2 がアクティブ
状態となる。これにより、これら2つのスイッチング電
源の起動条件が成立し同時に起動することとなる。
【0011】ところが、例えば第1のスイッチング電源
11の個別電源スイッチ13をオンしたのち、第2のス
イッチング電源21の個別電源スイッチ23をオフのま
まで共通起動スイッチ32をオンにすると、第1のスイ
ッチング電源11は起動条件を満たすものの、第2のス
イッチング電源21はこの条件を満足しない。従って、
第1のスイッチング電源11のみ起動することとなる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の並
列型スイッチング電源回路では、起動操作手順の誤り等
により、一部のスイッチング電源が起動しない場合があ
った。この場合には、負荷が必要とするだけの電力が供
給されずシステムの誤動作を招くおそれがある。また、
電源に電源不足検出機構が付加されていた場合には、ア
ラームが出力される等の障害が発生することとなる。い
ずれにしてもこの場合には、果たしてシステムの本質的
な障害なのか、単なる誤操作によるものなのかをまず判
断しなければならない。そして、誤操作によるものと判
断されたときには、あらためて起動をやり直す必要があ
った。
【0013】このように、従来のスイッチング電源は、
各スイッチング電源ごとの個別電源スイッチのほかに共
通起動スイッチが必要であり、また、これらの投入順序
を誤ると正常に起動しないため、操作性および信頼性に
欠けるという欠点があった。
【0014】そこで、本発明の目的は、共通起動スイッ
チを排除し、各スイッチング電源ごとの個別電源スイッ
チの操作のみで確実に起動させることができるスイッチ
ング電源回路を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、(i) 入力側を電力供給源としての入力電源に並列に
接続され、各々に備えられた起動信号入力端子への起動
信号入力と駆動停止信号入力端子への駆動停止信号停止
のアンド条件成立下でのみ動作する複数のスイッチング
電源部と、(ii)これらの複数のスイッチング電源部に対
し、同一論理レベルの起動信号と駆動停止信号を供給す
る共通の信号供給源と、(iii) 各スイッチング電源部ご
とに設けられ、前記共通の信号供給源から対応するスイ
ッチング電源部の起動信号入力端子への起動信号の供給
または駆動停止信号入力端子への駆動停止信号の供給の
いずれか一方を選択的に切り換える個別電源スイッチ
と、(iv)各スイッチング電源部の駆動停止信号入力端子
同士を相互に接続する接続ラインとをスイッチング電源
回路に具備させる。
【0016】そして、請求項1記載の発明では、スイッ
チング電源回路を構成する複数のスイッチング電源部ご
とに個別電源スイッチを設けると共に、各スイッチング
電源部の駆動停止信号入力端子同士を相互に接続するこ
とにより、すべての個別電源スイッチを起動信号入力端
子への起動信号供給側に切り換えない限り、各スイッチ
ング電源部の動作条件が満たされず起動されない回路構
成とする。この場合、いずれか1つの個別電源スイッチ
を駆動停止信号供給側に切り換えるのみですべてのスイ
ッチング電源部が一斉に停止することとなる。
【0017】請求項2記載の発明では、(i) 入力側を電
力供給源としての入力電源に並列に接続され、各々に備
えられた起動信号入力端子への起動信号入力と駆動停止
信号入力端子への駆動停止信号停止のアンド条件成立下
でのみ動作する複数のスイッチング電源部と、(ii)各ス
イッチング電源部ごとに設けられ、共通接点を入力電源
のマイナス側に接続すると共に、第1の切換接点を対応
するスイッチング電源部の起動信号入力端子に接続し、
第2の切換接点をすべてのスイッチング電源部の駆動停
止信号入力端子に接続してなる個別電源スイッチとをス
イッチング電源回路に具備させる。
【0018】そして、請求項2記載の発明では、すべて
のスイッチング電源部の駆動停止信号入力端子同士を相
互接続すると共に、入力電源のマイナス側から供給され
る起動信号と駆動停止信号を個別電源スイッチで切り分
けることとし、すべての個別電源スイッチを第1の接点
側に切り換えない限り、各スイッチング電源部の動作条
件が満たされない回路構成とする。この場合も、いずれ
か1つの個別電源スイッチを第2の切換接点側に切り換
えるのみですべてのスイッチング電源部が一斉に停止す
ることとなる。
【0019】請求項3記載の発明では、(i) 入力側を電
力供給源としての入力電源に並列に接続され、各々に備
えられた起動信号入力端子への起動信号入力と駆動停止
信号入力端子への駆動停止信号停止のアンド条件成立下
でのみ動作する複数のスイッチング電源部と、(ii)各ス
イッチング電源部ごとに設けられ、共通接点を入力電源
のマイナス側に接続すると共に、第1の切換接点を対応
するスイッチング電源部の起動信号入力端子に接続し、
第2の切換接点をすべてのスイッチング電源部の駆動停
止信号入力端子に接続してなる個別電源スイッチと、(i
ii) 各スイッチング電源部の出力端子間にそれぞれ設け
られた出力検出リレーと、(iv)各個別電源スイッチの第
2の切換接点と、対応するスイッチング電源部の駆動停
止信号入力端子との間に設けられ、対応する出力検出リ
レーが電源出力を検出したときに開となるブレーク型リ
レー接点とをスイッチング電源回路に具備させる。
【0020】そして、請求項3記載の発明では、請求項
2記載の発明の回路構成に加え、各スイッチング電源部
の出力端子間にそれぞれ出力検出リレーを設けると共
に、対応する出力検出リレーの動作に応答して開となる
ブレーク型リレー接点を各個別電源スイッチの第2の切
換接点と、対応するスイッチング電源部の駆動停止信号
入力端子との間に設けることにして、個別電源スイッチ
を第2の切換接点側に切り換えたスイッチング電源部の
み動作を停止させることとする。
【0021】
【実施例】以下実施例につき本発明を詳細に説明する。
【0022】図1は本発明の一実施例におけるスイッチ
ング電源回路を表わしたものである。この図で、従来例
(図2)と同一部分には同一の符号を付し、適宜説明を
省略することとする。
【0023】この回路には、第1および第2のカード型
スイッチング電源15、25が備えられている。これら
のスイッチング電源は、それぞれ別個のスイッチング電
源部12、22を有し、各々の一方の入力端子A1 、A
2は入力電源31のプラス側に、他方の入力端子B1
2 は入力電源31のマイナス側にそれぞれ並列に接続
されている。さらに、この入力電源31のマイナス側
は、各カード型スイッチング電源ごとに設けられた電源
スイッチ16、26の共通接点cに接続されている。
【0024】このうち電源スイッチ16の一方の接点b
はスイッチング電源部12の起動信号入力端子I1 に接
続され、他方の接点aはブレーク接点としてのリレー接
点17を介して駆動停止信号入力端子R1 に接続されて
いる。同様に、電源スイッチ26の一方の接点bはスイ
ッチング電源部22の起動信号入力端子I2 に接続さ
れ、他方の接点aはブレーク接点としてのリレー接点2
7を介して駆動停止信号入力端子R2 に接続されてい
る。これらの電源スイッチ16、26は、電源オフ状態
においては共通接点cと接点aが接続されている。
【0025】第1のスイッチング電源部12の駆動停止
信号入力端子R1 と第2のスイッチング電源部22の駆
動停止信号入力端子R2 とは相互に接続されている。ま
た、スイッチング電源部12、22の出力側は共通の負
荷33に並列に接続されると共に、この出力端子間には
配線接続用端子台34を介して出力検出リレー18、2
8が並列に接続されている。これらの出力検出リレー1
8、28はそれぞれ第1および第2のスイッチ電源1
5、25内のリレー接点17、27を解放するためのも
のである。
【0026】なお、従来例と同様、起動信号入力端子I
1 、I2、および駆動停止信号入力端子R1 、R2 は、
入力電源31のマイナス側に接続されたときにアクティ
ブとなるように規定されている。
【0027】以上のような構成の並列型スイッチング電
源回路の動作を説明する。配線接続用端子台34の端子間を接続した場合の動作
【0028】まず、配線接続用端子台34の端子間を接
続した場合の動作を説明する。図1に示したように、す
べての電源がオフの状態で、第1のスイッチング電源1
5の電源スイッチ16をオンにすると、共通接点cが接
点bの側に接続され、スイッチング電源部12の起動信
号入力端子I1 に入力電源31のマイナス側が接続され
る。これによりこの起動信号入力端子I1 はアクティブ
状態となる。このとき、駆動停止信号入力端子R1 は、
第2のスイッチング電源25のリレー接点27と電源ス
イッチ26を介して入力電源31のマイナス側に接続さ
れているため依然としてアクティブ状態であり、起動条
件を満たしていない。従って、第1および第2のスイッ
チング電源15、25はいずれも起動しない。
【0029】次に、第2のスイッチング電源25の電源
スイッチ26をオンにすると、共通接点cが接点bの側
に接続されて、スイッチング電源部22の起動信号入力
端子I2 に入力電源31のマイナス側が接続される。こ
れによりこの起動信号入力端子I2 はアクティブ状態と
なる。このとき、電源スイッチ16、26の共通接点c
は共に接点bの側にあるため、駆動停止信号入力端子R
2 と入力電源31のマイナス側との接続が断たれ、駆動
停止信号入力端子R1 、R2 は解放状態、すなわち非ア
クティブ状態となる。これにより起動条件が揃うため、
第1および第2のスイッチング電源15、25が同時に
起動し、出力を開始する。このとき、第1および第2の
スイッチング電源15、25の出力検出リレー18、2
8は出力状態を検出し、それぞれのリレー接点17、2
7を解放状態にする。
【0030】電源スイッチ16、26の投入順序を逆に
した場合も同様の動作を行う。いずれにしてもすべての
スイッチング電源部の電源スイッチをオンにした時点で
すべての電源が一斉に起動することとなる。
【0031】このような電源出力状態で、例えば第1の
スイッチング電源15の電源スイッチ16をオフにする
と、共通接点cが接点aの側に接続され、起動信号入力
端子I1 は入力電源31のマイナス側との接続を断たれ
て非アクティブ状態となる。これにより、スイッチング
電源部12の起動条件が満たされなくなり、第1のスイ
ッチング電源15は停止する。
【0032】ところが、この時点では第2のスイッチン
グ電源25は出力状態を保持しているため、リレー接点
17、27は解放状態を保持しており、駆動停止信号入
力端子R1 も依然として非アクティブ状態を保持する。
従って、第2のスイッチング電源25の駆動停止信号入
力端子R2 も非アクティブを保持する。従って、第2の
スイッチング電源25については引き続き起動条件を満
たしているため、出力は停止しない。
【0033】ここで、第2のスイッチング電源25の電
源スイッチ26をオフにすると、共通接点cが接点aの
側に接続され、起動信号入力端子I2 が入力電源31の
マイナス側との接続を断たれて非アクティブ状態とな
り、起動条件を満たさなくなるため、第2のスイッチン
グ電源25の出力も停止する。
【0034】このように、配線接続用端子台34の端子
間を接続した場合には、出力検出リレー18、28の働
きにより、電源スイッチをオフした電源ユニットのみが
出力を停止し、他のユニットは出力を続行することとな
る。これは、例えば、並列型スイッチング電源回路を
(n+1)冗長構成として使用するときに有効である。
すなわち、使用中の電源のうちいずれかに障害が発生し
た場合でも、システムを停止させずに障害の配線した電
源ユニットのみを容易に交換することができ、迅速かつ
確実なバックアップが可能となる。配線接続用端子台34の端子間を接続しない場合の動作
【0035】次に配線接続用端子台34の端子間を接続
しない場合の動作を説明する。この場合には、出力検出
リレー18、28が機能しないことから、リレー接点1
7、27を常時閉じた状態となるが、電源投入時の動作
は前記したのと同じなので、ここでは説明を省略し、電
源をオフする場合についてのみ説明する。
【0036】第1および第2のスイッチング電源15、
25が動作しているときに、例えば第1のスイッチング
電源15の電源スイッチ16をオフすると、共通接点c
が接点aの側に接続され、起動信号入力端子I1 は入力
電源31のマイナス側との接続を断たれて非アクティブ
状態となる。これにより、スイッチング電源部12の起
動条件が満たされなくなり、第1のスイッチング電源1
5は停止する。
【0037】このとき、第2のスイッチング電源25の
駆動停止信号入力端子R2 は電源スイッチ16およびリ
レー接点17を介して入力電源31のマイナス側に接続
されることとなり、アクティブ状態となる。これによ
り、第2のスイッチング電源25の起動条件も満たされ
なくなり、出力が停止する。
【0038】このように、配線接続用端子台34の端子
間を接続しない場合、すなわち、電源スイッチ16、2
6の接点a同士を直結するように配線した場合には、い
ずれかの電源ユニットの電源スイッチをオフしただけで
すべての電源ユニットが一斉に出力を停止することとな
る。
【0039】以上の実施例では、2つのスイッチング電
源部を並列接続して構成したスイッチング電源回路につ
いて説明したが、3つ以上のスイッチング電源部を並列
接続してスイッチング電源回路を構成した場合にも同様
の動作を行うことはもちろんである。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1および請
求項2記載の発明によれば、複数のスイッチング電源部
ごとに個別電源スイッチを設けて起動信号と駆動停止信
号の供給を切り分けると共に、各スイッチング電源部の
駆動停止信号入力端子同士を相互に接続することとした
ので、すべての個別電源スイッチを起動信号入力端子へ
の起動信号供給側に切り換えない限り、各スイッチング
電源部の動作条件が満たされず起動がかからない。従っ
て、従来必要であった共通起動スイッチを不要とし、操
作手順の誤りで一部のスイッチング電源部が動作してい
なかった等の事態を回避できるため、迅速かつ確実に電
源起動を行うことができるという効果がある。
【0041】一方、電源オフの際には、いずれか1つの
個別電源スイッチを駆動停止信号供給側に切り換えるの
みですべてのスイッチング電源部を一斉に停止させるこ
とができるため、操作性にも優れるという効果がある。
【0042】さらに、請求項3記載の発明によれば、各
スイッチング電源部の出力端子間にそれぞれ出力検出リ
レーを設けると共に、対応する出力検出リレーの動作に
応答して開となるブレーク型リレー接点を各個別電源ス
イッチの第2の切換接点と、対応するスイッチング電源
部の駆動停止信号入力端子との間に設けることとしたの
で、個別電源スイッチを第2の切換接点側に切り換えた
スイッチング電源部のみ動作を停止させることができ
る。すなわち、スイッチング電源部を個別に停止させる
ことができるので、装置運転中であっても例えば障害の
発生したスイッチング電源部のみ交換することができ、
特に冗長構成のスイッチング電源回路において保守性に
優れるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるスイッチング電源回
路を示す回路図である。
【図2】従来のスイッチング電源回路を示す回路図であ
る。
【符号の説明】
12 第1のスイッチング電源部 15 第1のスイッチング電源 22 第2のスイッチング電源部 25 第2のスイッチング電源 16、26 電源スイッチ 17、27 リレー接点 18、28 出力検出リレー 31 入力電源 33 負荷 I1 、I2 起動信号入力端子 R1 、R2 駆動停止信号入力端子

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力側を電力供給源としての入力電源に
    並列に接続され、各々に備えられた起動信号入力端子へ
    の起動信号入力と駆動停止信号入力端子への駆動停止信
    号停止のアンド条件成立下でのみ動作する複数のスイッ
    チング電源部と、これらの複数のスイッチング電源部に
    対し、同一論理レベルの起動信号と駆動停止信号を供給
    する共通の信号供給源と、各スイッチング電源部ごとに
    設けられ、前記共通の信号供給源から対応するスイッチ
    ング電源部の起動信号入力端子への起動信号の供給また
    は駆動停止信号入力端子への駆動停止信号の供給のいず
    れか一方を選択的に切り換える個別電源スイッチと、各
    スイッチング電源部の駆動停止信号入力端子同士を相互
    に接続する接続ラインとを具備することを特徴とするス
    イッチング電源回路。
  2. 【請求項2】 入力側を電力供給源としての入力電源に
    並列に接続され、各々に備えられた起動信号入力端子へ
    の起動信号入力と駆動停止信号入力端子への駆動停止信
    号停止のアンド条件成立下でのみ動作する複数のスイッ
    チング電源部と、各スイッチング電源部ごとに設けら
    れ、共通接点を前記入力電源のマイナス側に接続すると
    共に、第1の切換接点を対応するスイッチング電源部の
    起動信号入力端子に接続し、第2の切換接点をすべての
    スイッチング電源部の駆動停止信号入力端子に接続して
    なる個別電源スイッチとを具備することを特徴とするス
    イッチング電源回路。
  3. 【請求項3】 入力側を電力供給源としての入力電源に
    並列に接続され、各々に備えられた起動信号入力端子へ
    の起動信号入力と駆動停止信号入力端子への駆動停止信
    号停止のアンド条件成立下でのみ動作する複数のスイッ
    チング電源部と、各スイッチング電源部ごとに設けら
    れ、共通接点を前記入力電源のマイナス側に接続すると
    共に、第1の切換接点を対応するスイッチング電源部の
    起動信号入力端子に接続し、第2の切換接点をすべての
    スイッチング電源部の駆動停止信号入力端子に接続して
    なる個別電源スイッチと、各スイッチング電源部の出力
    端子間にそれぞれ設けられた出力検出リレーと、各個別
    電源スイッチの第2の切換接点と、対応するスイッチン
    グ電源部の駆動停止信号入力端子との間に設けられ、対
    応する出力検出リレーが電源出力を検出したときに開と
    なるブレーク型リレー接点とを具備することを特徴とす
    るスイッチング電源回路。
JP3047374A 1991-02-21 1991-02-21 スイッチング電源回路 Expired - Lifetime JP2760164B2 (ja)

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JP3047374A JP2760164B2 (ja) 1991-02-21 1991-02-21 スイッチング電源回路

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