JP2606144B2 - 二重化装置 - Google Patents

二重化装置

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JP2606144B2 JP6174449A JP17444994A JP2606144B2 JP 2606144 B2 JP2606144 B2 JP 2606144B2 JP 6174449 A JP6174449 A JP 6174449A JP 17444994 A JP17444994 A JP 17444994A JP 2606144 B2 JP2606144 B2 JP 2606144B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンピュータ装置の信
頼性を高くするために、記憶を二重化する装置として利
用する。本発明は、現用系と予備系とを備え、予備系の
記憶内容を現用系の記憶内容に一致させておく装置の改
良に関する。本発明は、消費電力の低減および予備系側
から現用系の障害が検出できるようにする改良に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来から、現用系装置と同等の記憶およ
び制御を行うことができる装置を予備系として設けてお
き、その予備系の記憶内容を現用系の記憶内容に一致さ
せておき、現用系に障害が発生したときには、予備系と
して待機していた装置を現用系に切替えるようにして、
コンピュータ装置の信頼性を向上する技術が知られてい
る。
【0003】このような二重化装置では、予備系として
待機状態にある装置も現用系として運用されている装置
と同等に稼動させておくようになっている。また、この
ような二重化装置では、現用系に発生した障害は、複数
の方法で複数の情報を検出することにより行われるよう
になっているが、原則的に現用系内部で自装置の障害を
検出するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】予備系として待機状態
にある装置を現用系として運用されている装置と同等に
稼動させると、同等に電力が消費されることになる。ま
た、現用系に発生した障害は現用系の内部で検出するこ
とが便利であるが、現用系の制御部で障害が発生したよ
うな場合には、その障害を検出する機能を失ってしまう
場合があり、障害発生の通知や、現用系と予備系との切
替えが不能になる場合がある。
【0005】本発明と関連があるクロック信号を制御す
る二重化装置として、特開平4−247531号公報に
記載の技術が知られている。これは、予備系となってい
る装置のクロック信号の位相まで一致させて動作を正確
に一致させる技術である。また、相手側の装置から出力
される信号と自装置から出力される信号とを比較するこ
とにより、障害を検出する二重化方式として、特開平4
−350730号公報に記載の技術が知られている。
【0006】本発明はこのような背景に行われたもので
あって、 予備系に設定されている装置の消費電力を低減す
る、 予備系に設定されている装置の側からも現用系に設
定されている装置の障害を検出することができる、 信頼性を向上させる、 他系の障害を検出するための付加装置を小規模で設
けることができる、 二重化装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、記憶を二重化
し予備系の記憶内容を現用系の記憶内容に一致させてお
く装置の消費電力を低減し、かつ予備系側から現用系の
障害を検出できるようにするもので、それぞれ記憶部お
よび制御部を含み二重化された二つの装置を備え、この
二つの装置の一方を現用系とし他方を予備系として設定
し現用系として設定されている装置に障害が検出された
ときに現用系と予備系とを切替える上位装置と、この二
つの装置の間の記憶部を相互に接続する通信線とを備
え、前記制御部には、この通信線を介して予備系記憶部
の記憶内容を現用系記憶部の記憶内容に一致させるよう
に所定時間内に一回以上の通信を行う制御手段を備えた
二重化装置において、前記制御部には、前記通信を行う
期間以外の期間は予備系として設定されている装置の記
憶部に供給するクロック信号を停止させる手段を備えた
ことを特徴とする。
【0008】前記二つの装置にはそれぞれ他系監視部を
備え、この他系監視部は、自装置が予備系に設定されて
いるときに現用系に設定されている装置の特定の制御信
号を監視する手段を備え、この制御信号を監視する手段
は現用系に設定されている装置の当該制御信号が一定時
間継続して変化しないときに現用系に設定されている装
置を障害状態として識別する手段を含み、前記特定の制
御信号は、現用系の記憶部の記憶内容を予備系の記憶部
に複写させるために送出される制御信号であり、前記制
御部は、前記他系監視部から現用系に設定されている装
置の障害状態であることの識別出力が送出されたとき
に、これを前記上位装置に通知する手段を備え、前記上
位装置は、予備系に設定されている装置から現用系に設
定されている装置が障害になったことを通知されたとき
に現用系と予備系とを切替える手段を備えることが望ま
しい。
【0009】
【作用】現用系から予備系に対して、記憶部の内容を一
致させるための通信は、装置の運転期間にわたり途切れ
なく行われているわけではない。この通信は、現用系の
記憶部の内容に変更があったときに間欠的に行われるも
のであり、通信が行われていない期間には予備系の記憶
部にクロック信号を供給しておく必要がない。したがっ
て、予備系に設定されている装置では、現用系の記憶部
と一致した記憶内容を保持する記憶部に供給するクロッ
ク信号を、現用系と予備系との通信が行われていない期
間に停止させることにより、記憶部の内容を書き換える
必要がないときには記憶部の動作が実質的に停止してい
ることになり、予備系の消費電力を低減させることがで
きる。
【0010】さらに、予備系側から現用系に送信されて
いる制御信号の変化を検出し、これが一定期間にわたり
変化しないときには現用系で障害が発生しているものと
することにより、現用系の制御回路に障害が発生して、
自己障害を上位装置に伝達できないような場合でも、予
備系を切替えることができる。すなわち、全体の信頼性
を向上させることができる。
【0011】予備系側から現用系に送信されている制御
信号としては、予備系の記憶部の内容を書き換えるため
の制御信号を利用することがよい。この構成では、特に
接続回路の増設を行うことなく相手装置の障害を検出す
ることができる。
【0012】
【実施例】次に、本発明実施例を図面に基づいて説明す
る。図1は本発明実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【0013】本発明実施例は、それぞれ記憶部02、1
2および制御部01、11を含み二重化された二つの0
系装置および1系装置を備え、この二つの0系装置およ
び1系装置の一方を現用系とし他方を予備系として設定
し現用系として設定されている装置に障害が検出された
ときに現用系と予備系とを切替える上位装置300と、
この二つの装置0系および1系の間の記憶部02および
12を相互に接続する通信線とを備え、制御部01、1
1には、この通信線を介して予備系となる記憶部12ま
たは02の記憶内容を現用系となる記憶部02または1
2の記憶内容に一致させるように所定時間内に一回以上
の通信を行う制御手段を備え、本発明の特徴として、制
御部01および11には、前記通信を行う期間以外の期
間は予備系として設定されている装置の記憶部12また
は02に供給するクロック信号を停止させる手段を備え
る。
【0014】さらに、二つの0系装置および1系装置に
はそれぞれ他系監視部04、14を備え、この他系監視
部04、14は、自装置が予備系に設定されているとき
に現用系に設定されている装置の特定の制御信号を監視
する手段を備え、この制御信号を監視する手段は現用系
に設定されている装置の当該制御信号が一定時間継続し
て変化しないときに現用系に設定されている装置を障害
状態として識別する手段を含む。
【0015】前記特定の制御信号は、現用系の記憶部0
2または12の記憶内容を予備系の記憶部12または0
2に複写させるために送出される制御信号であり、制御
部01、11は、他系監視部04、14から現用系に設
定されている装置の障害状態であることの識別出力が送
出されたときに、これを上位装置300に通知する手段
を備え、上位装置300は、予備系に設定されている装
置から現用系に設定されている装置が障害になったこと
を通知されたときに現用系と予備系とを切替える手段を
備える。
【0016】各下位装置100および200の0系装置
と1系装置とはデータ通信信号線bと系間通信制御信号
線0aおよび1aとにより接続され、上位装置300は
この下位装置100および200に接続される。下位装
置100および200に備えられた0系装置および1系
装置は、制御部01および11が系全体の制御を行い、
記憶部02および12が装置の運用に必要なデータを保
持し0系装置および1系装置との間でデータ通信処理を
行う。
【0017】また、クロック制御部03および13が0
系および1系のクロックの供給制御を行い、他系監視部
04および14が予備系装置動作時に系間通信制御信号
線0aおよび1aの通信状態を監視してクロック制御部
03および13を制御し、系間通信で異常が発生したと
きに制御部01および11にアラームを通知する。予備
系となる1系装置は、通常、記憶部12および制御部1
1に供給するクロック信号の送出を停止して消費電力が
低減されるように運用される。
【0018】ここで、このように構成された本発明実施
例の動作について説明する。図2は本発明実施例におけ
る動作タイミングを示す図である。
【0019】まず、下位装置100の0系装置が現用
系、1系装置が予備系であるときに、現用系の記憶部0
2が予備系のデータを更新するため一定間隔で予備系へ
データを正常に送信しているときの動作について説明す
る。
【0020】現用系の記憶部02は、系間通信制御信号
線0aを動作可にした後にデータ通信信号線bを介して
データを送信する。予備系の他系監視部14は系間通信
制御信号線0aの監視結果によりクロック制御部13を
制御する。予備系の他系監視部14は系間通信制御信号
線0aが変化し動作可となったことを検出すると、クロ
ック制御信号線1cを介してクロック制御部13にクロ
ック信号の供給を開始させる。予備系の記憶部12はク
ロック制御部13からクロック信号の供給を受け、現用
系の記憶部02から送られてくるデータを受信開始す
る。現用系の記憶部02はデータを送り終えたときに系
間通信制御信号線0aを動作不可状態にする。その変化
を検出した予備系の他系監視部14はクロック制御信号
線1cを介してのクロック制御部13へのクロック信号
の供給を停止させデータ受信を終了する。
【0021】次に、現用系である0系装置側に障害が発
生して予備系へ正常にデータを送信できなくなった場合
の動作について説明する。
【0022】予備系の他系監視部14は、系間通信制御
信号線0aが動作不可になってからの時間を監視し、あ
らかじめ定められた一定時間以上系間通信制御信号線0
aの変化がなかったことを検出すると、クロック制御部
14にクロック制御信号線1cを介してクロック信号の
供給を開始させ、制御部11に対しアラーム信号線1d
からアラームを通知する。予備系の制御部11は上位装
置300に系間通信の異常発生を通知する。
【0023】このような動作により、予備系装置は、予
備系データ更新のための系間通信の障害を自律的に検出
しアラームを通知することができる。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、予
備系のデータ更新のための系間通信以外の時間で内部ク
ロック信号の供給を停止することによって予備系の電力
削減を行っているときに、系間通信の障害を予備系側で
自律的に検出することができるため、現用系から異常な
データを受信することがなくなり、装置の信頼性を高め
ることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例の構成を示すブロック図。
【図2】本発明実施例における動作タイミングを示す
図。
【符号の説明】
01、11 制御部 02、12 記憶部 03、13 クロック制御部 04、14 他系監視部 100、200 下位装置 300 上位装置 0a、1a 系間通信制御信号線 b データ通信信号線 0c、1c クロック制御信号線 0d、1d アラーム信号線

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれ記憶部および制御部を含み二重
    化された二つの装置を備え、この二つの装置の一方を現
    用系とし他方を予備系として設定し現用系として設定さ
    れている装置に障害が検出されたときに現用系と予備系
    とを切替える上位装置と、この二つの装置の間の記憶部
    を相互に接続する通信線とを備え、前記制御部には、こ
    の通信線を介して予備系記憶部の記憶内容を現用系記憶
    部の記憶内容に一致させるように所定時間内に一回以上
    の通信を行う制御手段を備えた二重化装置において、前記二つの装置にはそれぞれ他系監視部を備え、この他
    系監視部は、自装置が予備系に設定されているときに現
    用系に設定されている装置の特定の制御信号を監視する
    手段を備え、この制御信号を監視する手段は現用系に設
    定されている装置の当該制御信号が一定時間継続して変
    化しないときに現用系に設定されている装置を障害状態
    として識別する手段を含む ことを特徴とする二重化装置。
  2. 【請求項2】 前記特定の制御信号は、現用系の記憶部
    の記憶内容を予備系の記憶部に複写させるために送出さ
    れる制御信号である請求項1記載の二重化装置。
  3. 【請求項3】 現用系の記憶部の記憶内容を予備系の記
    憶部に複写させるために送出される前記制御信号の監視
    結果によって、予備系の記憶部に供給するクロック信号
    を停止させる手段を備える請求項2記載の二重化装置。
  4. 【請求項4】 前記制御部は、前記他系監視部から現用
    系に設定されている装置の障害状態であることの識別出
    力が送出されたときに、これを前記上位装置に通知する
    手段を備えた請求項2記載の二重化装置。
  5. 【請求項5】 前記上位装置は、予備系に設定されてい
    る装置から現用系に設定されている装置が障害になった
    ことを通知されたときに現用系と予備系とを切替える請
    求項4記載の二重化装置。
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