JP2756777B2 - 基板処理装置 - Google Patents

基板処理装置

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JP2756777B2
JP2756777B2 JP5113796A JP5113796A JP2756777B2 JP 2756777 B2 JP2756777 B2 JP 2756777B2 JP 5113796 A JP5113796 A JP 5113796A JP 5113796 A JP5113796 A JP 5113796A JP 2756777 B2 JP2756777 B2 JP 2756777B2
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  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
  • Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体ウエハ等
(以下、基板と称する)の表面に均一な塗布液の被膜を
形成して熱処理する基板処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の装置としては従来より、例えば
本出願人の提案に係る特開平4−45514号公報に開
示されたものが知られている。それは、図4で示すよう
に、未処理の基板1を供給する基板供給部110と、基
板供給部110から供給される各基板1に塗布液の被膜
を形成する回転塗布処理部120と、各基板1を回収す
る基板回収部130とから構成される。
【0003】なお、図4において、基板供給部110内
の符号2は複数の基板1を収容するキャリヤ、111は
基板1をキャリヤ2から取り出し、あるいはキャリア2
に収納する基板装填ロボット、また回転塗布処理部12
0内の符号121は基板搬送ロボット、123は塗布液
の回転塗布機、127は塗布液中の溶剤成分を揮発させ
るために基板を熱板に密着ないし近接させて加熱する熱
処理板である。
【0004】上記従来例では、被膜の形成を終えた基板
1を基板回収部130でキャリヤ2内に回収し、それら
のキャリア2を熱処理炉まで運び、そこでキャリア2内
の基板1を耐熱性の基板収容ボートに移し替え、この基
板収容ボートを介して複数の基板1を一括して熱処理炉
に装填し、熱処理していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例では、基板
回収部で基板を回収したキャリアを熱処理炉まで運び、
キャリア内の基板を基板収容ボートに移し替えることか
ら、運搬や移し替えに人手を要するうえ、基板の移し替
えの間、熱処理は休止せざるを得ない。本発明はこのよ
うな事情を考慮してなされたもので、人手を不要にして
稼働効率を高める基板処理装置を提供することを技術課
題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するものとして、以下のように構成される。即ち、基板
を供給する基板供給部と、基板供給部から供給される基
板に塗布液の被膜を形成する回転塗布処理部と、被膜を
形成した複数の基板を一単位として一括して熱処理する
複数基板一括処理部と、前記回転塗布処理部と複数基板
一括処理部との間に設けられた基板回収部とから成る基
板処理装置であって、前記基板回収部は、被膜を形成し
た複数の基板を一単位として受け入れ、前記複数基板一
括処理部内に装填される複数の基板収容ボートと、基板
収容ボートに対して基板を出し入れする基板装填ロボッ
トとを備えることを特徴とする。
【0007】
【発明の作用】本発明では、回転塗布処理部と複数基板
一括処理部との間に設けられた基板回収部が、被膜を形
成した複数の基板を一単位として受け入れる複数の基板
収容ボートと、基板収容ボートに対して基板を出し入れ
する基板装填ロボットとを備えることから、回転塗布処
理部において被膜形成した基板は、基板回収部において
基板装填ロボットを介して順次基板収容ボートに収容さ
れる。このように複数枚を一単位として基板収容ボート
に収容された基板は、当該基板収容ボートを介して複数
基板一括処理部内に装填され、熱処理される。
【0008】一方、先に熱処理を終えた基板は、別の基
板収容ボートから基板装填ロボットを介して順次取り出
される。そして上記回転塗布処理部において被膜形成を
終えた基板は、上記熱処理の間に、空になった上記基板
収容ボート内に順次収容され、次の熱処理にそなえる。
つまり、基板を基板収容ボートに対して出し入れする間
に熱処理を休止させないで済む。
【0009】
【発明の効果】本発明では、回転塗布処理部と複数基板
一括処理部との間に基板回収部を設け、この基板回収部
に複数の基板収容ボートと前記基板装填ロボットとを設
け、人手を介さずに基板を基板収容ボート内に対して出
し入れするように構成したので、キャリアの運搬が不要
で、基板を出し入れするための人手も不要になる。ま
た、複数基板一括処理部における熱処理の間に、被膜形
成を終えた基板を別の基板収容ボート内に順次収容して
次の熱処理にそなえるようにしたことから、基板を基板
収容ボートに対して出し入れする間に熱処理を休止させ
ないで済み、稼働効率を高めることができる。
【0010】
【発明の実施形態】以下本発明の実施形態を図面に基づ
き説明する。図1は本発明に係る基板処理装置を模式的
に示す平断面図、図2はその回転塗布処理装置の斜視
図、図3はその要部を破断して示す側面図である。
【0011】この基板処理装置は、基板1を供給する基
板供給部10と基板供給部10から供給される各基板1
に塗布液の被膜を形成し、被膜中の溶剤成分を揮発する
回転塗布処理部20と回転塗布処理部20で被膜形成し
た各基板1を回収する基板回収部30とからなる回転塗
布処理装置50と、その横に基板回収部30と隣接する
ように連接配備された複数基板一括処理装置40とから
なり、回転塗布処理部20で被膜形成を終えた各基板1
を一旦基板回収部30に回収し、回収された複数枚の基
板1を1単位として複数基板一括処理装置40で一括し
て熱処理するように構成されている。
【0012】上記基板供給部10は、基板1を回転塗布
処理部20に供給する基板供給部としてのみならず、後
述のように一時的に基板1を回収する基板回収部として
の機能をも有し、図1及び図2で示すように、多数の基
板1を水平位置にした状態で鉛直方向に間隔を保って収
容する複数のキャリア2が、キャリヤ載置台3上に整列
配置されいる。このキャリヤ載置台3の前面には、主操
作パネル4が組み込まれ、あらかじめ設定した一連の処
理を連続的に行うことができるように構成されている。
【0013】この基板供給部10は、図2で示すように
カバー11で覆われており、その内部には、図1で示す
ように、吸湿阻止手段32を備えている。なお、上記吸
湿阻止手段32は、後述する基板回収部30内に設けら
れたものと同様の構成であり、その内容については後述
する説明に譲り、省略する。
【0014】基板供給部10は、基板装填ロボット5に
より、キャリア2から1枚づつ基板1を取り出して基板
搬送ロボット21に渡し、また、回転塗布部20におけ
る被膜の形成と溶剤成分の揮発を終えた基板1、あるい
は、複数基板一括処理装置40により熱処理を終えた基
板1を、基板搬送ロボット21と基板装填ロボット5と
を介して空のキャリア2内に戻すことができるようにな
っている。
【0015】上記回転塗布処理部20は、その中央部に
上記基板搬送ロボット21の通路22を設け、この通路
22の一側に2台の回転塗布機23を、その他側に3台
の熱処理板27を配設して成り、上記基板搬送ロボット
21により1枚づつ基板1を搬送して各基板1の表面に
塗布液を塗布して被膜を形成するとともに、その被膜中
の溶剤成分を揮発させるように構成されている。
【0016】上記回転塗布機23は、基板1を保持して
回転するチャック24と、チャック24を囲うように設
けられた飛散防止カップ25と、チャック24で保持し
た基板1の表面にシリカ系の被膜形成用塗布液を供給す
る塗布液供給ノズル26とを備えて成り、基板1の表面
に塗布液を塗布して被膜を形成するように構成されてい
る。なお、上記シリカ系の被膜形成用塗布液としては、
例えば、ハロゲン化シランやアルコキシシラン等のシリ
コン化合物を、アルコール類やエステル類等の有機溶剤
に溶解させた塗布液や、シリカ系の微粒子を有機溶剤に
分散混入した塗布液が使用される。
【0017】また、上記熱処理板27は、その上段にホ
ットプレート28を、下段にクールプレート29を備え
て成り、基板1をこれらのホットプレート28及びクー
ルプレート29に順次接触あるいは近接させて、当該基
板1に被膜形成した塗布液の溶剤成分を揮発させるよう
に構成されている。
【0018】上記基板回収部30は、図2で示すよう
に、前記基板供給部10と同様のカバー31で覆われて
おり、図1で示すように、その内部に後述する吸湿阻止
手段32と、多数の基板1を収容することができる基板
収容ボート35を複数個と、基板収容ボート35に対し
て基板1を出し入れする第2基板装填ロボット38とを
備えている。上記基板収容ボート35は、後述する複数
基板一括処理装置40の本体部である縦型熱処理炉46
内に、例えば50枚の基板1を一単位として装填するた
めのもので、耐熱性部材である石英ガラス材で形成され
ている。
【0019】上記吸湿阻止手段32は、基板回収部30
内の温度を上昇させる昇温手段として上記カバー31に
付設された透明なフィルムヒータ33と、基板回収部3
0内の湿度を低減させる湿度低減手段として上記カバー
31の内面に沿って配設された多数のガス噴孔を有する
ガス吐出管34とから成り、このフィルムヒータ33・
ガス吐出管34により基板回収部30内を一定の高温温
度にしてその温度を保ちつつ、基板回収部30の内部に
乾燥したN2 ガスを供給することにより、基板1に形成
された被膜の吸湿を防止するように構成されている。
【0020】上記ガス吐出管34より吐出されるN2
スは、上記複数基板一括処理装置40の縦型熱処理炉4
6を有する炉室45内において、その炉室45の高温に
なる外壁47の内面に沿って設けられた受熱管37内で
暖められ、配管36を介して送られてくる。このように
乾燥N2 ガスを加熱する構成としたことにより、上記ガ
ス吐出管34は湿度低減手段としての機能だけでなく、
基板回収部30内の温度を上昇させる昇温手段としての
機能とを兼備することになり、またN2 ガスを加熱する
ための特別の熱源は不要になる。
【0021】上記複数基板一括処理装置40は、ボート
搬送ロボット42を設置したボート搬送室41と、上記
縦型熱処理炉46を設置した炉室45とから成り、上記
基板回収部30において基板1を回収・収容した基板収
容ボート35を、ボート搬送ロボット42で搬送して縦
型熱処理炉46内に装填し、基板収容ボート35に収容
した多数の基板1を一括して熱処理するように構成され
ている。なお、図1中の符号43はボート搬送ロボット
42の通路である。
【0022】上記縦型熱処理炉46内で熱処理を終えた
基板1は、基板収容ボート35ごと、ボート搬送ロボッ
ト42で基板回収部30に返送され、第2基板装填ロボ
ット38により基板搬送ロボット21に移載され、基板
搬送ロボット21により前記基板供給部10に返送され
てキャリア2内に収納される。
【0023】なお、例えば塗布液の被膜を厚くして複数
基板一括処理装置40で熱処理を行いたい場合には、回
転塗布処理部20で被膜形成と溶剤成分の揮発を終えた
基板1を、一旦基板供給部10のキャリア2に収納する
動作をキャリア2内の全ての基板1について順次行う。
このようにして全ての基板1について1回目の被膜形成
が済むと、続いて同様に2回目以後の被膜形成を所定回
数繰り返して行う。この場合には、各基板1は1回目の
被膜形成から2回目の被膜形成までの間、一時的に基板
供給部10に回収されて待機することになる。即ち、こ
の場合には、基板供給部10は基板回収部としても作用
し、両者を兼ねることになる。従って本実施形態では、
基板供給部10にも前述のように吸湿阻止手段32を設
けて、基板1に形成された塗布液被膜の基板供給部10
における吸湿を防止している。
【0024】上記実施形態では、回転塗布処理部20が
回転塗布機23と熱処理板27を配設したものとして、
また、複数基板一括処理装置40がボート搬送ロボット
42を設置したボート搬送室41と、縦型熱処理炉46
を設置した炉室45とを有するものとして説明したが、
本発明は上記実施例に限るものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る基板処理装置を模式的に示す平断
面図である。
【図2】その基板処理装置の斜視図である。
【図3】その基板処理装置の要部を破断して示す側面図
である。
【図4】従来例に係る基板処理装置を模式的に示す平面
図である。
【符号の説明】 1…基板、10…基板供給部、20…回転塗布処理部、
30…基板回収部、35…基板収容ボート、38…基板
装填ロボット、40…複数基板一括処理装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭54−163933(JP,A) 特開 昭59−175122(JP,A) 特開 平1−270962(JP,A) 特開 平2−196414(JP,A) 実開 昭50−113347(JP,U) 実開 昭61−79681(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板を供給する基板供給部と、 基板供給部から供給される基板に塗布液の被膜を形成す
    る回転塗布処理部と、被膜を形成した複数の基板を一単
    位として一括して熱処理する複数基板一括処理部と、 前記回転塗布処理部と複数基板一括処理部との間に設け
    られた基板回収部と、から成る基板処理装置であって、 前記基板回収部は、被膜を形成した複数の基板を一単位
    として受け入れ、前記複数基板一括処理部内に装填され
    る複数の基板収容ボートと、基板収容ボートに対して基
    板を出し入れする基板装填ロボットとを備えることを特
    徴とする基板処理装置。
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JP6880913B2 (ja) * 2017-03-28 2021-06-02 東京エレクトロン株式会社 基板処理装置、基板処理方法及び記憶媒体

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