JP2749536B2 - 射出成形機用の桁なし型締め装置 - Google Patents

射出成形機用の桁なし型締め装置

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JP2749536B2
JP2749536B2 JP7147883A JP14788395A JP2749536B2 JP 2749536 B2 JP2749536 B2 JP 2749536B2 JP 7147883 A JP7147883 A JP 7147883A JP 14788395 A JP14788395 A JP 14788395A JP 2749536 B2 JP2749536 B2 JP 2749536B2
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    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/1761Means for guiding movable mould supports or injection units on the machine base or frame; Machine bases or frames
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  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、C形フレーム状の機械
架台と、該C形フレームの一方の脚部に配置された固定
型取付け板と、該C形フレームの他方の脚部に配置した
端板と、前記固定型取付け板と端板との間をガイド機構
に沿ってその長手方向に摺動可能に配置された可動型取
付け板と、該可動型取付け板を射出成形軸線の方向で前
記固定型取付け板へ向かって駆動するための直動駆動装
置とから成り、該直動駆動装置が前記の端板及び可動型
取付け板内に支承されており、前記の固定型取付け板及
び可動型取付け板が、型工具の割型を取付けるために前
記射出成形軸線に対して垂直に方位づけられた割型装着
面を有し、射出成形動作時及び引開け動作時に前記直動
駆動装置によって発生される閉鎖力及び引開け力が機械
架台によって吸収されるようになっている形式の、射出
成形機用の桁なし型締め装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】冒頭で述べた形式の桁なし型締め装置は
ドイツ連邦共和国登録実用新案第9212480号明細
書及び欧州特許出願公開第0554068号明細書に基
づいてすでに公知になっており、該型締め装置の利点
は、固定型取付け板と可動型取付け板との間の型工具空
間に自由にアクセスできることである。これによって、
固定型取付け板と可動型取付け板とが桁材によって連結
された従来慣用の型締め装置に対比して、型工具(型工
具)へのアクセス及び型交換が著しく簡便になる。更
に、桁なし型締め装置の場合には、割型装着面を一層良
く活用することによって比較的大型の型工具を、閉鎖力
の比較的低い射出成形機に採用することが可能になる。
しかしながら桁なし型締め装置の場合には、射出成形動
作時に作用する大きな閉鎖力及び閉鎖保持力と引開け動
作時に作用する割型引開け力とに基づいて、機械架台に
変形が生じ、この変形は、伸び変形とこれに重畳した曲
げ変形とから成っており、しかも後者の曲げ変形によっ
て両割型のパーティング面の平行性喪失という問題点が
惹起されることになる。
【0003】前掲のドイツ連邦共和国登録実用新案第9
212480号明細書及び欧州特許出願公開第0554
068号明細書によれば、この問題点は、面平行性を維
持できるようにするために、固定型取付け板と可動型取
付け板とを水平に単軸式に支承して傾動可能にすること
によって解決される。可動型取付け板が機械架台から離
間するのを防止するために、前掲ドイツ連邦共和国登録
実用新案第9212480号明細書によれば可動型取付
け板は、ガイドレールと係合接続された滑りシューを有
している。該ガイドレールは、固定型取付け板にか又は
機械架台に片側で支承されている。可動型取付け板とガ
イドレールとの間の弾性運動を保証するために、前記滑
りシューと可動型取付け板との間に複数のばねが配置さ
れているか、或いはガイドレールがばねによって機械架
台に固定されている。ところで当該公知の解決手段の欠
点は、型工具のキャビティ内へのプラスチックコンパウ
ンドの射出中に型工具内に大きな内圧が支配することに
よって、かつ又、固定型取付け板と可動型取付け板とを
単軸式に支承したことによって、両方の型取付け板の上
縁域と下縁域に変形が生じることである。型工具による
成形品の幾何学的形状と型キャビティの位置とに関連し
て、前記変形の度合は種々異なることがある。公知の技
術では更に、大きな表面積を有するキャビティは、型工
具の外側の上縁域又は下縁域では水平中心軸線からでき
るだけ離して配置されるように設計することも必要にな
る。従って射出成形動作時の型工具の押し開きを避ける
と共に高品質の成形品の製造を保証するためには、割型
装着面サイズの増大する型取付け板は、著しく肉厚に設
計されねばならない。
【0004】これに加えて、型工具及び可動型取付け板
のためのガイド機構並びに、端板、可動型取付け板及び
固定型取付け板のための支承機構は種々異なった荷重を
受け、これによって早期摩耗に曝されることになる。
【0005】前掲の欧州特許出願公開第0554068
号明細書によれば、冒頭で述べた形式の型締め装置の異
なった構成の実施態様が記載されかつ図示されている。
当該公知技術では端板及び固定型取付け板は(また部分
的には可動型取付け板も)単軸式に枢着支承されてい
る。しかしながら、閉鎖力及び引開け力の発生時に作用
する応力は主として、所謂ロック機構によって吸収さ
れ、該ロック機構は、長手方向に配置された2枚のプレ
ートから成り、該プレートに端板及び固定型取付け板が
枢着支承されている。この場合、可動型取付け板、固定
型取付け板及び端板は機械架台上でガイドかつ支持され
る。この解決手段は、前述の欠点以外に、更なる欠点を
有しており、その欠点とは、ロック機構のために長手方
向に配置されたプレートによって、高い材料消費量と高
い経費が付加的に必要になることである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、閉鎖
力と引開け力を主として機械架台によって吸収し、非対
称的な型工具内圧と偏心的な引開け力と型工具ガイド機
構に対する負荷とによる可動型取付け板及び固定型取付
け板の撓みを減少させ、ひいては、機械架台の拡開によ
って通常発生する割型間の微々たる非平行性を自動的に
回避することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】冒頭で述べた形式の桁な
し型締め装置における前記課題を解決するための本発明
の構成手段は、固定型取付け板及び端板が、機械架台の
C形フレームの所属脚部において夫々、射出成形軸線の
上位と下位で水平方向に延びる少なくとも2本の支承軸
に固定されており、しかも前記の固定型取付け板及び端
板は、夫々少なくとも1つの弾性変形可能なエレメント
を介して前記下位の支承軸と結合されて、型締め時に生
じる閉鎖力もしくは閉鎖保持力によって発生される前記
C形フレームの拡開を前記エレメントの規定の弾性変形
によって部分的に吸収し、前記固定型取付け板及び可動
型取付け板の割型装着面を角度偏位なしにその垂直位置
に留めるようにした点にある。
【0008】
【作用】本発明による桁なし型締め装置の利点は、端板
及び固定型取付け板の複軸式の水平支承によって型締め
装置の型工具空間へ妨げなくアクセスすることが保証さ
れていることである。更に又、可動型取付け板及び固定
型取付け板の曲げ剛さが高められる。これによって、可
動型取付け板及び固定型取付け板を共に補強する必要な
しに非対称的なキャビティを有する著しく大形の型工具
も、桁なし型締め装置に機能確実に取付けることが可能
である。
【0009】また射出成形軸線の下位に、弾性変形可能
なエレメントを所期のように配置することによって、型
工具の両割型間に存在する僅かな非平行性を僅かな動力
消費によって自動的に補償することが確実に可能にな
る。その場合、型工具用のガイド機構のための案内精度
が損なわれることはなく、かつ両割型のパーティング面
におけるプラスチックコンパウンドの不都合な流出も避
けられる。
【0010】本発明では又、固定型取付け板又は端板
を、機械架台の上向きに開いたC形フレームの所属脚部
において、射出成形軸線の上位と下位で水平方向に延び
る少なくとも2本の支承軸に固定することも可能であ
る。これに相応して固定型取付け板又は端板は、少なく
とも1つの弾性変形可能なエレメントを介して機械架台
の脚部に設けた前記下位の支承軸と結合されており、し
かも型締め時に生じる閉鎖力もしくは閉鎖保持力によっ
て発生される前記C形フレームの拡開が、前記の単数又
は複数のエレメントの規定の弾性変形によって、前記固
定型取付け板の割型装着面又は可動型取付け板の割型装
着面及び/又は端板をその垂直位置に留めるように補償
されることになる。
【0011】この解決手段は、前記割型装着面の平行性
を維持するためには、固定型取付け板だけ又は端板だけ
を本発明のように支承すれば充分であり、こうして機械
架台における他方の板の取付け経費つまり端板の取付け
経費か又は固定型取付け板の取付け経費を節減すること
ができるという認識に基づいている。従って本発明の別
の実施態様によれば、固定型取付け板を2軸式に支承し
た場合には、直動駆動装置はジョイントによって機械架
台内に単軸式に支承され、かつ可動型取付け板と前記直
動駆動装置とは、殊に有利にはボールジョイントとして
構成されたジョイントによって互いに連結されている。
固定型取付け板の2軸式支承によって得られる利点は、
該固定型取付け板が回動自由度を全く有していず、要す
るに傾動不能又は旋回不能であることである。しかし発
生する閉鎖力又は閉鎖保持力によって、前記弾性変形可
能なエレメントは規定のように弾性変形され、この弾性
変形度は、固定型取付け板の割型装着面の垂直位置から
角度偏位を生ぜしめないほど大きい。従って固定型取付
け板の変形は機械架台の変形に結合されている。直動駆
動装置と可動型取付け板とを単軸式に支承することによ
って、直動駆動装置と可動型取付け板は、限られた回動
自由度を有し、要するに傾動・旋回可能である。しかし
可動型取付け板の傾動を防止するためには、該可動型取
付け板は下面側に対を成して配置されたガイドローラを
有している。該ガイドローラは、機械架台の内側でジョ
イントを介して支承されたガイドレールを囲むようにし
てその周面に係合している。従って閉鎖力又は閉鎖保持
力の作用時には、可動型取付け板は機械架台の変形から
減結合され、つまり断たれる。従って前記の2つの実施
態様を組合せることによって、閉鎖力又は閉鎖保持力の
作用時に常に、割型パーティング面における両割型の正
確な面平行性が確実に保証されることになる。
【0012】本発明の別の実施態様によれば、固定型取
付け板がジョイントによって機械架台内に単軸式に支承
されているのに対して、可動型取付け板と直動駆動装置
とは、殊に有利にはボールジョイントとして構成された
ジョイントを介して互いに連結されている。本実施態様
では、端板だけが、射出成形軸線の上位と下位で該射出
成形軸線に対して直角に延びる少なくとも2本の水平支
承軸を介して機械架台の所属脚部に支承されている。こ
の場合は端板は、弾性変形可能なエレメントを介して、
機械架台の脚部内に設けられた下位支承軸と結合されて
いる。発生する閉鎖力又は閉鎖保持力の作用によって該
エレメントの規定の弾性変形は、機械架台の変形時に直
動駆動装置の作用線が射出成形軸線から偏位しないよう
な形で生じる。従って閉鎖力の作用時に該直動駆動装置
のピストン棒は横方向力の負荷を受けることがなく、か
つ型工具用のガイド機構は保護される。本実施態様では
固定型取付け板も可動型取付け板も共に単軸式支承又は
球面支承によって少なくとも傾動自由度又は回動自由度
を有している。この場合、両割型のパーティング面にお
ける面平行性は次の手段によって保証される。
【0013】閉鎖力及び引開き力の発生時に一面におい
て、両方の型取付け板は所属の割型と共に機械架台の変
形から減結合される。これによって、すでに述べたよう
な形式で可動型取付け板をガイドレールと係合接続して
該ガイドレールに沿って転動できるようにすることが必
要である。また直ぐ前段で述べた実施態様の場合、固定
型取付け板の領域において、ガイドレールは該固定型取
付け板の下側でねじ締結されている。これに対して他端
部の端板領域ではガイドレールはジョイントを介して機
械架台と連結されている。閉鎖力の作用による機械架台
の変形に基づく回動補償のために、各ガイドレールには
長穴状の短いスロットが設けられている。機械架台に固
定型取付け板を2軸式に支承したことによって射出成形
ノズル(図示せず)への一層良好なアクセスが保証され
る。端板を2軸式に支承することは、直動駆動装置の油
圧接続部へのアクセスを一層良好にするためにも有利で
ある。
【0014】本発明の別の実施態様では、固定型取付け
板及び端板を2軸式に支承した場合、射出成形軸線の上
位に配置された両支承軸は殊に有利には同一の上位水平
平面に、また射出成形軸線の下位に配置された両支承軸
は殊に有利には同一の下位水平平面に位置しており、し
かも上位支承軸と下位支承軸とは、固定型取付け板及び
可動型取付け板の割型装着面に対して異なった距離を有
しているのが殊に有利である。
【0015】本発明の実施態様では端板及び固定型取付
け板の下位で、しかも該端板と固定型取付け板との間
で、機械架台の両側に沿ってガイドレールが配置されて
おり、各ガイドレールの両端部はジョイントを介して回
動可能に機械架台と連結されている。可動型取付け板は
型工具の開閉運動中、ガイドレールに沿って長手方向に
摺動可能にガイドされかつ該ガイドレール上に支持され
る。可動型取付け板の該ガイド・支持方式によって、機
械架台の変形時にガイド機構が、引開き力による片面負
荷を付加的に受けることはない。射出成形軸線の下位に
配置された弾性変形可能なエレメントは本発明では種々
の形態で構成することができる。例えば1実施態様では
弾性変形可能なエレメントは、1対ずつ配置された抗圧
棒から成り、該抗圧棒は一方の端部では端板又は固定型
取付け板と着脱可能に結合され、かつ他方の端部では、
射出成形軸線の下位で機械架台内に配置された支承軸と
連結されている。別の実施態様による弾性変形可能なエ
レメントは支持アームから成り、該支持アームは中央領
域において切欠き部又はフライス切削部によって横断面
積を減少されている。この場合該支持アームは端板及び
/又は固定型取付け板の固定的な構成部分として構成さ
れている。
【0016】本発明の実施態様では夫々2条のガイドレ
ールはジョイントを有する両端部において、機械架台の
各側壁の両側で共通のピン上に支承されている。該ピン
自体は、前記機械架台の側壁内に配置された軸受ブシュ
内に受容されている。このようにガイドレールを配置し
かつ支承することによって、閉鎖力及び引開け力の発生
時に機械架台に作用する変形力を部分的にガイドレール
によって吸収することが可能になる。可動型取付け板は
転がりガイド機構又は滑りガイド機構を介してガイドレ
ールに沿って走行可能であるので、機械架台に作用する
変形力は、可動型取付け板と固定型取付け板との間の面
平行性に対していかなる影響も及ぼすことがない。この
場合、転がりガイド機構は、可動型取付け板の下面側で
垂直支承軸と水平支承軸とに夫々軸支されてガイドレー
ルに沿って転動可能なガイドローラから成っている。
【0017】転がりガイド機構の代りに滑りガイド機構
を選ぶ場合には、可動型取付け板の下面寄りの両側面
に、滑材で被覆された溝が、ガイドレールを囲むように
配置されている。
【0018】
【実施例】次に図面に基づいて本発明の実施例を詳説す
る。
【0019】図1に示した桁なし型締め装置は、一方の
脚部に固定型取付け板2を配置しかつ他方の脚部に端板
4を配置した上向きに開いたC形フレーム状の機械架台
1から成っている。本実施例では該機械架台1は、スペ
ーサ1.2と底部1.3とによって互いに結合された2
つの側壁1.1によって構成される。前記固定型取付け
板2と端板4との間では可動型取付け板3が直動駆動装
置5によってガイドレール6に沿って摺動可能である。
直動駆動装置5は油圧式作動シリンダから成り、かつ、
端板4内及び可動型取付け板3内に支承されている。本
発明の思想の範囲外にある油圧制御装置によって、また
この制御と同時に油圧式作動シリンダによって、型工具
8の割型を開閉させるのに必要な閉鎖力と引開け力が発
生される。固定型取付け板2と可動型取付け板3は、型
工具8の割型を夫々取付けるために相応の割型装着面
2.1;3.1を有している。固定型取付け板2は水平
な支承軸9,10において、また端板4は水平な支承軸
11;12において取付けられ、前記の水平な支承軸
9,10;11,12は前記機械架台1の脚部の領域に
配置されている。すべての支承軸9,10;11,12
は射出成形軸線7に対して直角な横方向に配置されてお
り、かつ各型取付け板2,3の割型装着面2.1;3.
1に対して異なった間隔を有しているのが有利である。
【0020】図1及び図2に示したように下位の水平な
両支承軸10;12は、割型装着面2.1;3.1に対
して大きな隔たりを有しかつ同一の下位水平平面EHU
内に位置しているのに対して、上位の水平な両支承軸
9;11は割型装着面2.1;3.1に対して小さな隔
たりを有しかつ同一の上位水平平面EH0内に位置して
いる。
【0021】図8においては、前記の下位水平平面EH
Uが、図1のB−B断面線に沿って示した固定型取付け
板2用の支承軸10と共に拡大部分断面図で図示されて
いる。支承軸10はピン10.1から成り、該ピンは、
機械架台1の側壁1.1内に配置された軸受ブシュ1.
11に受容される。各側壁1.1の両側には、中空円筒
体として構成された抗圧棒13が設けられており、該抗
圧棒は固定型取付け板2に形成された凹所13.2及び
ピン10.1に形成された凹所10.11においてセン
タリングされて支持される。中空円筒形の抗圧棒13は
固定型取付け板2とピン10との間にねじ継手14によ
って着脱可能に固定されている。固定型取付け板2用の
図1に示した上位の支承軸9は、略示した軸受台2.4
内に支承されたピン9.1から成っている。該軸受台
2.4は固定型取付け板2に固定されており、かつ前記
ピン9.1には固定型取付け板2が、機械架台1の両側
壁1.1に対して相対回動可能に支承されている。
【0022】機械架台1に端板4を取付けるための両支
承軸11;12の構成及び配置は前記固定型取付け板2
の場合に類似している。
【0023】割型装着面2.1のサイズに関連して固定
型取付け板2の割型装着面2.1と、射出成形軸線7よ
り下位に配置された支承軸10との間には、弾性変形可
能なエレメントが少なくとも2対配置されている。可動
型取付け板3の割型装着面3.1と射出成形軸線7より
下位に配置された端板4の支承軸12との間には、別の
弾性変形可能なエレメントが少なくとも2対配置されて
いる。図1、図2及び図3から判るように、弾性変形可
能なエレメントは種々異なった態様で構成することがで
きるが、但し該エレメントは、閉鎖力及び引開け力もし
くは拡開力が型工具内で作用する場合に、より大きな弾
性変形を保証するために機械架台1の脚部に対比して、
より小さな横断面を有していなければならない。
【0024】図2に1実施例として示した弾性変形可能
なエレメントは、端板4及び固定型取付け板2の固定構
成部分である。このために固定型取付け板2及び端板4
の各背面側には支持アーム2.3及び4.2が溶接又は
一体鋳造されている。
【0025】支持アーム2.3及び4.2の横断面積は
その中央区域において切欠き部又はフライス切削部2.
31;4.21によって縮小されて、弾性的な押し潰れ
ゾーンを形成しかつ機械架台1の脚部に対比して強く弾
性変形できるようになっている。
【0026】弾性変形可能なエレメントの構成及び配置
に関する別の有利な実施態様が図3に示されている。該
図3から判るように射出成形軸線7より下位に配置され
た端板4用の支承軸12は、可動型取付け板3用の割型
装着面3.1と端板4との間に配置されている。本実施
態様では弾性変形可能なエレメントは、端板4と、射出
成形軸線7より下位に配置された支承軸12との間に位
置している。図3に示した構成によって得られる利点
は、図1及び図2に示した実施態様に対比して型締め装
置の機械架台の構造長がより短くなることである。
【0027】図3に示した実施態様では弾性変形可能な
エレメントとして中実円柱状の抗圧棒13又は抗張棒の
対が示されており、該抗圧棒又は抗張棒のためには別の
固定形式が採用されている。固定型取付け板2の割型装
着面2.1の側及び端板4の背面側で各抗圧棒13は着
脱可能なねじ継手2.5;4.3によって固定されてお
り、該ねじ継手は、固定型取付け板2の段付き孔2.2
内及び端板4の段付き孔4.1内に配置されている。各
抗圧棒13は他端部に支承端環13.3を夫々有してい
る。該支承端環13.3内には、凹所10.11を有し
ていない通常のヘッド付きのピン10.1;12.1が
差込み可能であり、該ピンは支承軸10;12を形成し
ている。各ピン10.1;12.1は、機械架台1内に
配置された軸受ブシュ1.11内で回動可能に支承され
ている。この支承機構の配置・構成については、図8に
関連してすでに部分的に説明したが、図3に示した支承
軸12の配置・構成が図8の場合とは異なっていること
に基づいて、型の閉鎖力発生時に抗圧棒13では圧縮力
は作用せず、この場合は引張力が作用することになる。
しかしながら本実施態様では抗圧棒13の代りに、弾性
的な支持アーム2.3;4.2を固定型取付け板2及び
端板4に設けることも可能である。
【0028】端板4及び固定型取付け板2よりも下位で
かつ端板4と固定型取付け板2との間では、機械架台1
の各側壁1.1の両側面に夫々沿ってガイドレール6が
配置されており、該ガイドレールの両端部はジョイント
6.1を介して機械架台1と連結されている。図7で
は、図1のA−A断面線に沿った1実施態様の断面図が
示されている。各ジョイント6.1は、機械架台1の側
壁1.1内に配置したブシュ1.4内に支承されたピン
1.5から成っている。各側壁1.1の両側にはスペー
サワッシャ1.6が夫々介在しており、該スペーサワッ
シャによって、ピン1.5に支承配置されたガイドレー
ル6は機械架台1に対して間隔を保持される。
【0029】各ピン1.5は、止めエレメント(図示せ
ず)によって確保される。図2のC−C断面線に沿った
断面図に相当する図9及び図10では、可動型取付け板
3用の転がりガイド機構(図9)と可動型取付け板3用
の滑りガイド機構(図10)が図示されている。図9で
は、可動型取付け板3の下面は両側寄りで曲折した成形
輪郭を有している。該曲折成形輪郭に基づいて、ローラ
3.21を垂直支承軸線3.2を中心として回動可能に
配置し、またローラ3.31を水平支承軸線3.3を中
心として回動可能に配置・支承して、可動型取付け板3
の割型開閉走行運動時に該可動型取付け板3をガイドレ
ール6に沿って転動させかつ支持することが可能にな
る。
【0030】また前記転がりガイド機構の代りに、可動
型取付け板3をガイドレール6に沿ってガイドしかつ支
持するために滑りガイド機構を設けることも可能であ
る。この場合は可動型取付け板3の下面寄りで両側面に
フライス切削された溝3.4が設けられており、該溝
は、全面的に滑材3.41でコーティングされており、
かつ機械架台1の内側に位置しているガイドレール6を
3つの側で囲んでいる。
【0031】図6には本発明の型締め装置が平面図で図
示されている。図面から判るように、端板4及び固定型
取付け板2には、一体鋳造又は溶接された支持アーム
4.2及び2.3から成る弾性変形可能なエレメントが
設けられており、かつ端板4の構成部分及び固定型取付
け板2の構成部分として構成されている。また本発明で
は、公知の桁なし型締め装置に対比して型締め装置のた
めに使用される材料量を節減できることが図6の図示か
ら容易に判る。
【0032】図4に示した桁なし型締め装置の正面図か
ら判るように、C形フレーム状の機械架台1の右手の脚
部では固定型取付け板2だけが、ピン9.1;10.1
として構成された2つの支承軸9及び10に支承されて
いる。支承軸9は射出成形軸線7よりも上位に、また支
承軸10は射出成形軸線7よりも下位に位置している。
両支承軸9,10は割型装着面2.1に対して異なった
距離を有している。ピン9.1は、機械架台1内に設け
られた軸受ブシュ(図示せず)に支承されておりかつ固
定型取付け板2の上部域を支承している。射出成形軸線
7よりも下位に配置された抗圧棒13は右手端部には、
ピン10.1の差込まれる支承端環13.3を有し、か
つ機械架台1内に設けられた軸受ブシュ(図示せず)に
よって支承される。抗圧棒13の他端部は、固定型取付
け板2内に穿設された段付き孔2.2内へ差込み可能で
ある。割型装着面2.1の位置している方の側から操作
されるねじ継手2.5によって抗圧棒13は調整可能に
固定される。従って固定型取付け板2は軸線を中心とし
て傾動することはできない。その代りに該固定型取付け
板2は、閉鎖力及び引開け力の作用時には、射出成形軸
線7よりも下位に配置された抗圧棒13から成る弾性的
なエレメントによって、やはり弾性変形される。C形フ
レーム状の機械架台1の拡開に並行して生じる該弾性変
形の結果、固定型取付け板2の割型装着面2.1の垂直
姿勢に、機械架台1の変形による角度偏位が伝達される
ことはない。従って固定型取付け板2の変形は、機械架
台1の変形に結合されている。これに対して、作動シリ
ンダから成る直動駆動装置5は機械架台1内に直接にジ
ョイント4.4を介してか又は端板4とジョイント4.
4とを介して、回動可能に支承されている。直動駆動装
置5としての作動シリンダのピストン棒は、やはりジョ
イント5.1を介して可動型取付け板3と連結されてお
り、前記ジョイント5.1は図示の実施例では球面支承
部として構成されている(図4及び図12参照)。
【0033】図12の拡大図から、球面支承部としして
構成されたジョイント5.1の詳細を確認することがで
きる。作動シリンダ5のピストン棒は端部に環状溝5.
11を有し、該環状溝の端面側にはジョイントヘッド
5.12が続いている。可動型取付け板3内には球面凹
設部3.5が設けられている。作動シリンダ5のピスト
ン棒のジョイントヘッド5.12は球面凹設部3.5に
接触して該球面凹設部内で回動可能であり、かつ分割さ
れたリングフランジ15とねじ継手16とによって可動
型取付け板3と着脱可能に結合されている。固定型取付
け板2と対比すれば、機械架台1内に端板4及び直動駆
動装置5を枢着式に支承することによって、また可動型
取付け板3と直動駆動装置5のピストン棒との間を枢着
式に連結することによって、固定型取付け板と可動型取
付け板は、割型閉鎖力の作用時の割型駆動力による機械
架台1の変形の際に該変形から減結合され、つまり該変
形の伝達を断たれる。このためには又、固定型取付け板
2に対比して可動型取付け板3を確実にガイドすること
が必要である。図4のD−D断面線に沿って断面して示
した図11には、可動型取付け板3をガイドするための
可能実施態様が図示されている。機械架台1の内側に
は、該機械架台の内壁面から間隔をおいてガイドレール
6が配置されており、該ガイドレールは両端部でジョイ
ント6.1を介して支承されている。ガイドレール6の
上面、下面及び側面に夫々ローラ3.31が接してお
り、各ローラは可動型取付け板3内に調整可能に軸支さ
れている。
【0034】図4に対して部分的に反転構成された別の
実施態様が図5に示されている。本実施例では、ピン1
1.1及び12.1として構成された上位支承軸11及
び下位支承軸12を介して端板4は直動駆動装置5と共
に機械架台1に支承されている。弾性変形可能な抗圧棒
13は左手端部に支承端環13.3を有し、該支承端環
内にピン12.1が差込まれて軸受ブシュ(図示せず)
を介して機械架台1に支承される。前記抗圧棒13の他
端部は、端板4内に穿設された段付き孔内に差込まれ
て、ねじ継手によって端板4と調整可能に締結されてい
る。弾性変形可能な抗圧棒13によって端板4は、それ
相応に機械架台1の弾性変形に結合されており、その際
の角度変動は抗圧棒13によって補償される。閉鎖力発
生時に作動シリンダ5のピストン棒において起こり得る
横方向応力を該ピストン棒から除くため、かつ型工具の
型工具ガイド機構(図示せず)に無理な負荷をかけない
ようにするために、前記ピストン棒と可動型取付け板3
とは、やはりジョイント5.1によって互いに連結され
ている。該ジョイント5.1によってピストン棒ガイド
機構は更に労られる。それというのは三重支承による過
剰静定が防止されるからである。可動型取付け板3に対
向して位置する固定型取付け板2は、本実施例では両側
でジョイント2.6を介して軸線2.61を中心として
傾動可能に機械架台1に支承されている。固定型取付け
板2よりも下位で、機械架台1の内面に沿ってガイドレ
ール6が、ねじ継手6.3によって着脱可能に固定型取
付け板2と固定されている。その詳細が図13において
拡大図で図示されている。機械架台1の他端部では前記
ガイドレール6はジョイント6.1を介して支承されて
いる。割型引開け力による機械架台1の変形時にジョイ
ント6.1は、各ガイドレール6内に穿設された短いス
ロット6.4内を摺動する。これによって機械架台1の
弾性変形からの、固定型取付け板2、可動型取付け板3
並びにガイドレール6の完全な減結合が保証されてい
る。これに対して機械架台1の弾性変形は弾性変形可能
なエレメントつまり抗圧棒13によって端板4に完全に
伝達され、かつ直動駆動装置5の水平姿勢を変化させな
いように該抗圧棒によって保証される。従って本実施態
様では型引開け力の作用時に割型パーティング面におけ
る型工具8の両割型の正確な面平行性が保証されてい
る。
【0035】次に、図14に示した型締め装置に基づい
て本発明の構成手段の作用態様を説明する。図14の閉
鎖位置はここでは幾分誇張して図示されているが、当該
閉鎖位置において、直動駆動装置5による型締め力の増
成時に機械架台1は変形を受ける。図示を省いた強度上
の中立軸線よりも上位で力が作用することによって機械
架台1には長手方向の伸び変形が生じると共に、該伸び
変形には曲げ変形が重畳される。その際に機械架台1の
左右の上部区分が角度αだけ外向きに傾斜する。垂直な
相互間隔lを有するピン9.1と10.1並びにピン1
1.1と12.1は水平方向で量Δlだけ互いに近づ
く。両支承軸9と10の協働並びに両支承軸11と12
の協働において固定型取付け板2の自由度並びに端板4
の自由度が避けられる。これによって支承軸9と10と
の結合線における機械架台1の脚部傾斜はすべて固定型
取付け板2及び端板4に夫々伝達される。固定型取付け
板2と端板4が本発明のように支承されていない場合に
は、固定型取付け板2と端板4は等角度量だけ自動的に
傾斜することになる。これによって型工具が開放し、不
都合なコンパウンドの流出が生じ、かつ/又は型工具用
のガイド機構の損傷が生じることになる。図14では弾
性変形可能なエレメントが一体鋳造された支持アーム
2.3及び4.2から成りかつ切欠き部2.31及び
4.21によって断面積を減少されていることによっ
て、支持アーム2.3及び4.2は量Δlだけ弾性的に
据込まれる。これによって機械架台1の傾斜が、固定型
取付け板2の割型装着面2.1に伝達されることはなく
なる。更にまた、機械架台1の弾性変形は、弾性変形可
能な支持アーム4.2を有する端板4に完全に伝達さ
れ、かつ、直動駆動装置5の水平方向姿勢を変動させな
いように前記支持アーム4.2によって補償される。
【0036】機械架台1及び弾性変形可能なエレメント
の変形は常に、発生される閉鎖力に比例しているので、
いかなる大きさの閉鎖力及び引開け力が作用しても、型
工具8の両割型の面平行性が維持される。ピン1.5の
2つの軸にガイドレール6を枢着支承したことによっ
て、機械架台1の変形がガイドレール6を撓ませること
はないので、可動型取付け板3をガイドするための水平
方向姿勢が該ガイドレールにおいて維持される。
【図面の簡単な説明】
【図1】交換可能に配置された弾性変形可能なエレメン
トを有する桁なし型締め装置の正面図である。
【図2】固定配置された弾性変形可能なエレメントを有
する桁なし型締め装置の正面図である。
【図3】端板と可動型取付け板との間に弾性変形可能な
エレメントを有する桁なし型締め装置の正面図である。
【図4】複軸式に支承された固定型取付け板と単軸式に
支承された端板とを有する桁なし型締め装置の正面図で
ある。
【図5】単軸式に支承された固定型取付け板と複軸式に
支承された端板とを有する桁なし型締め装置の正面図で
ある。
【図6】固定配置された弾性変形可能なエレメントを有
する桁なし型締め装置の平面図である。
【図7】図1のA−A断面線に沿った桁なし型締め装置
の側面図である。
【図8】図1の下位水平平面EHUにおいてB−B断面
線に沿って示した固定型取付け板領域の部分断面図であ
る。
【図9】図2のC−C断面線に沿って示した可動型取付
け板用の転がりガイド機構の部分断面図である。
【図10】図2のC−C断面線に沿って示した可動型取
付け板用の滑りガイド機構の部分断面図である。
【図11】図4のD−D断面線に沿って示した可動型取
付け板用の異なった転がりガイド機構の部分断面図であ
る。
【図12】図4において囲み円Xで示した部分の拡大詳
細断面図である。
【図13】図5において囲み円Yで示した部分の拡大詳
細断面図である。
【図14】閉鎖位置における機械フレームの変形を誇張
して示した桁なし型締め装置の側面図である。
【符号の説明】
1 C形フレーム状の機械架台、 1.1 側壁、
1.11 軸受ブシュ、 1.2 スペーサ、
1.3 底部、 1.4 ブシュ、 1.5 ピ
ン、 1.6 スペーサワッシャ、 2 固定型取
付け板、 2.1 割型装着面、 2.2 段付き
孔、 2.3 支持アーム、 2.31 切欠き部
2.4 軸受台、 2.5 ねじ継手、 2.6
ジョイント、 2.61 軸線、 3 可動型
取付け板、 3.1 割型装着面、 3.2 垂直
支承軸線、 3.21 ローラ、 3.3 水平支
承軸線、 3.31 ローラ、 3.4 溝、
3.41 滑材、 3.5球面凹設部、 4 端
板、 4.1 段付き孔、 4.2 支持アーム、
4.21 切欠き部、 4.3 ねじ継手、
4.4 ジョイント、 5 作動シリンダとしての
直動駆動装置、 5.1 球面支承部としてのジョイ
ント、 5.11 環状溝、 5.12 ジョイント
ヘッド、 6ガイドレール、 6.1 ジョイント、
6.3 ねじ継手、 6.4長穴状の短いスロッ
ト、 7 射出成形軸線、 8 型工具、 8.1
割型パーティング面、 9,10,11,12 水平
な支承軸、 9.1,10.1,11.1,12.1
ピン、 10.11 凹所、 13 弾性変形可
能なエレメントとしての抗圧棒、 13.2 凹所、
13.3支承端環、 14 ねじ継手、 15
リングフランジ、 16 ねじ継手、 EH0 上
位の水平平面、 EHU 下位の水平平面、 α
傾斜角度、 l 水平支承軸間の垂直な相互間隔、
Δl 弾性的な据込み長さ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 イエルク ホルスト ドイツ連邦共和国 ラーベン−シュタイ ンフェルト ペッカテラー シュトラー セ 22ベー (72)発明者 ペーター ジーゲルト ドイツ連邦共和国 シュヴェリン ツィ オルコフスキーシュトラーセ 8

Claims (15)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 C形フレーム状の機械架台(1)と、該C
    形フレームの一方の脚部に配置された固定型取付け板
    (2)と、該C形フレームの他方の脚部に配置した端板
    (4)と、前記固定型取付け板(2)と端板(4)との
    間をガイド機構に沿ってその長手方向に摺動可能に配置
    された可動型取付け板(3)と、該可動型取付け板を射
    出成形軸線(7)の方向で前記固定型取付け板(2)へ向
    かって駆動するための直動駆動装置(5)とから成り、該
    直動駆動装置が前記の端板(4)及び可動型取付け板
    (3)内に支承されており、前記の固定型取付け板
    (2)及び可動型取付け板(3)が、型工具(8)の割
    型を取付けるために前記射出成形軸線(7)に対して垂
    直に方位づけられた割型装着面(2.1;3.1)を有
    し、射出成形動作時及び引開け動作時に前記直動駆動装
    置(5)によって発生される閉鎖力及び引開け力が機械
    架台によって吸収されるようになっている形式の、射出
    成形機用の桁なし型締め装置において、固定型取付け板
    (2)及び端板(4)が、機械架台(1)のC形フレー
    ムの所属脚部において夫々、射出成形軸線(7)の上位
    と下位で水平方向に延びる少なくとも2本の支承軸
    (9,10;11,12)に固定されており、しかも前
    記の固定型取付け板(2)及び端板(4)は、夫々少な
    くとも1つの弾性変形可能なエレメント(13)を介し
    て前記下位の支承軸(10;12)と結合されて、型締
    め時に生じる閉鎖力もしくは閉鎖保持力によって発生さ
    れる前記C形フレームの拡開を前記エレメント(13)
    の規定の弾性変形によって部分的に吸収し、前記固定型
    取付け板(2)及び可動型取付け板(3)の割型装着面
    (2.1;3.1)を角度偏位なしにその垂直位置に留
    めるようにしたことを特徴とする、射出成形機用の桁な
    し型締め装置。
  2. 【請求項2】 射出成形軸線(7)の上位に配置された
    両支承軸(9;11)が同一の上位水平平面(EHO)
    に、また射出成形軸線(7)の下位に配置された両支承
    軸(10;12)が同一の下位水平平面(EHU)に位
    置し、しかも上位支承軸(9;11)と下位支承軸(1
    0;12)とが、固定型取付け板(2)及び可動型取付
    け板(3)の割型装着面(2.1;3.1)に対して異
    なった距離を有している、請求項1記載の桁なし型締め
    装置。
  3. 【請求項3】 C形フレーム状の機械架台(1)と、該
    C形フレームの一方の脚部に配置された固定型取付け板
    (2)と、該C形フレームの他方の脚部に配置した端板
    (4)と、前記固定型取付け板(2)と端板(4)との
    間をガイド機構に沿ってその長手方向に摺動可能に配置
    された可動型取付け板(3)と、該可動型取付け板を射
    出成形軸線(7)の方向で前記固定型取付け板(2)へ
    向かって駆動するための直動駆動装置(5)とから成
    り、該直動駆動装置が前記の端板(4)及び可動型取付
    け板(3)内に支承されており、前記の固定型取付け板
    (2)及び可動型取付け板(3)が、型工具(8)の割
    型を取付けるために前記射出成形軸線(7)に対して垂
    直に方位づけられた割型装着面(2.1;3.1)を有
    し、射出成形動作時及び引開け動作時に前記直動駆動装
    置(5)によって発生される閉鎖力及び引開け力が機械
    架台によって吸収されるようになっている形式の、射出
    成形機用の桁なし型締め装置において、固定型取付け板
    (2)が、機械架台(1)のC形フレームの所属脚部に
    おいて、射出成形軸線(7)の上位と下位で水平方向に
    延びる少なくとも2本の支承軸(9,10)に固定され
    かつ少なくとも1つの弾性変形可能なエレメント(1
    3)を介して前記下位の支承軸(10)と結合されてお
    り、しかも型締め時に生じる閉鎖力もしくは閉鎖保持力
    によって発生される前記C形フレームの拡開が、前記の
    単数又は複数のエレメント(13)の規定の弾性変形に
    よって、前記固定型取付け板(2)の割型装着面(2.
    1)をその垂直位置に留めるように補償されることを特
    徴とする、射出成形機用の桁なし型締め装置。
  4. 【請求項4】 直動駆動装置(5)がジョイント(4.
    4)によって直接にか又は端板(4)を介して機械架台
    (1)内に単軸式に支承され、かつ可動型取付け板
    (3)と前記直動駆動装置(5)とが、ボールジョイン
    トとして構成されたジョイント(5.1)によって互い
    に連結されている、請求項3記載の桁なし型締め装置。
  5. 【請求項5】 C形フレーム状の機械架台(1)と、該
    C形フレームの一方の脚部に配置された固定型取付け板
    (2)と、該C形フレームの他方の脚部に配置した端板
    (4)と、前記固定型取付け板(2)と端板(4)との
    間をガイド機構に沿ってその長手方向に摺動可能に配置
    された可動型取付け板(3)と、該可動型取付け板を射
    出成形軸線(7)の方向で前記固定型取付け板(2)へ
    向かって駆動するための直動駆動装置(5)とから成
    り、該直動駆動装置が前記の端板(4)及び可動型取付
    け板(3)内に支承されており、前記の固定型取付け板
    (2)及び可動型取付け板(3)が、型工具(8)の割
    型を取付けるために前記射出成形軸線(7)に対して垂
    直に方位づけられた割型装着面(2.1;3.1)を有
    し、射出成形動作時及び引開け動作時に前記直動駆動装
    置(5)によって発生される閉鎖力及び引開け力が機械
    架台によって吸収されるようになっている形式の、射出
    成形機用の桁なし型締め装置において、端板(4)が、
    機械架台(1)のC形フレームの所属脚部において、射
    出成形軸線(7)の上位と下位で水平方向に延びる少な
    くとも2本の支承軸(11,12)に固定されかつ少な
    くとも1つの弾性変形可能なエレメント(13)を介し
    て前記下位の支承軸(12)と結合されており、しかも
    型締め時に生じる閉鎖力もしくは閉鎖保持力によって発
    生される前記C形フレームの拡開が、前記の単数又は複
    数のエレメント(13)の規定の弾性変形によって、可
    動型取付け板(3)の割型装着面(3.1)及び/又は
    端板(4)をその垂直位置に留めるように補償されるこ
    とを特徴とする、射出成形機用の桁なし型締め装置。
  6. 【請求項6】 固定型取付け板(2)がジョイント
    (2.6)によって機械架台(1)内に単軸式に支承さ
    れており、かつ可動型取付け板(3)と直動駆動装置
    (5)とが、ボールジョイントとして構成されたジョイ
    ント(5.1)を介して互いに連結されている、請求項
    5記載の桁なし型締め装置。
  7. 【請求項7】 端板(4)及び固定型取付け板(2)の
    下位で、しかも該端板と固定型取付け板との間で、機械
    架台(1)の両側に沿ってガイドレール(6)が配置さ
    れており、各ガイドレールの両端部がジョイント(6.
    1)を介して回動可能に機械架台(1)と連結されてい
    る、請求項1から6までのいずれか1項記載の桁なし型
    締め装置。
  8. 【請求項8】 可動型取付け板(3)がガイドレール
    (6)に沿って長手方向に走行可能にガイドかつ支持さ
    れている、請求項記載の桁なし型締め装置。
  9. 【請求項9】 弾性変形可能なエレメントが、1対ずつ
    配置された抗圧棒(13)から成り、該抗圧棒が一方の
    端部では端板(4)又は固定型取付け板(2)と着脱可
    能に結合され、かつ他方の端部では、射出成形軸線
    (7)の下位で機械架台(1)内に配置された支承軸
    (10;12)と連結されている、請求項1から8まで
    のいずれか1項記載の桁なし型締め装置。
  10. 【請求項10】 弾性変形可能なエレメントが支持アー
    ム(2.3;4.2)から成り、端板(4)及び/又は
    固定型取付け板(2)の固定構成部分として構成されて
    おり、かつ中央領域において切欠き部(2.31;4.
    21)又はフライス切削部によって横断面積を減少され
    ている、請求項1から8までのいずれか1項記載の桁な
    し型締め装置。
  11. 【請求項11】 夫々2条のガイドレール(6)がジョ
    イント(6.1)を有する両端部において、機械架台
    (1)の各側壁(1.1)の両側で共通のピン(1.
    5)上に支承されており、かつ該ピン(1.5)自体
    は、前記機械架台(1)の側壁(1.1)内に配置され
    た軸受ブシュ(1.4)内に受容されている、請求項
    記載の桁なし型締め装置。
  12. 【請求項12】 可動型取付け板(3)の下面側には、
    垂直支承軸線(3.2)をもって軸支されたローラ
    (3.21)と水平支承軸線(3.3)をもって軸支さ
    れたローラ(3.31)がそれぞれ、ガイドレール
    (6)に沿って転動可能に配置されている、請求項
    載の桁なし型締め装置。
  13. 【請求項13】 可動型取付け板(3)の下面寄りの両
    側面に、滑材(3.41)で被覆された溝(3.4)
    が、ガイドレール(6)を囲むように配置されている、
    請求項記載の桁なし型締め装置。
  14. 【請求項14】 可動型取付け板(3)に配置された複
    数のローラ(3.31)が横方向ではガイドレール
    (6)を囲みかつ長手方向では該ガイドレールに沿って
    転動可能である、請求項12記載の桁なし型締め装置。
  15. 【請求項15】 機械架台(1)の内側でガイドレール
    (6)の一方の端部が固定型取付け板(2)と着脱可能
    に結合されておりかつガイドレール(6)の他方の端部
    がジョイント(6.1)を介して機械架台(1)と連結
    されている、請求項からまでのいずれか1項記載の
    桁なし型締め装置。
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