JP2747076B2 - 光学ヘッド - Google Patents
光学ヘッドInfo
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- JP2747076B2 JP2747076B2 JP2033889A JP3388990A JP2747076B2 JP 2747076 B2 JP2747076 B2 JP 2747076B2 JP 2033889 A JP2033889 A JP 2033889A JP 3388990 A JP3388990 A JP 3388990A JP 2747076 B2 JP2747076 B2 JP 2747076B2
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- carriage
- objective lens
- actuator
- optical head
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Description
【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、光学的あるいは光磁気記録再生装置におい
て用いられる光学ヘッドに関するものである。
て用いられる光学ヘッドに関するものである。
（従来の技術） この種、光学ヘッドは、その本来の目的、すなわち、
ディスク状記録媒体に対して光ビームを照射し、記録、
再生または消去を行なう際、光ビームを上記記録媒体上
に集光するために対物レンズ駆動装置を具備していて、
対物レンズをフォーカシングおよびトラッキングするよ
うになっている。また、これにともなう多くの光学部品
を装備して、１つの光学系を構成している。例えば、第
３図に示すように、半導体レーザ１からの光束をコリメ
ータレンズ２を介して平行光束とし、偏光ビームスプリ
ッタ３を介して対物レンズ４に供給し、該対物レンズ４
の集光によって光ディスク10上に光スポットを形成する
と共に、上記光ディスク10からの反射光を対物レンズ
４、偏光ビームスプリッタ３、集光レンズ５、偏光ビー
ムスプリッタ６および７を介してサーボセンサ８、RFセ
ンサ９へと供給する構成になっている。ここでは、光学
ヘッドは全体として１つの光学系を全てキャリッジ11上
に備えていてシーク方向に移動できるようにしている
が、第４図に示すように、光学系の一部を分離独立させ
て、例えば、はね上げミラー12および対物レンズ４のみ
をキャリッジ11に設け、他は固定ヘッド13側に設置する
こともなされている。このような分離型の光学ヘッド
は、キャリッジ11の重量軽減によって、光学ヘッドのシ
ークタイムを短縮するのに役立っている。
ディスク状記録媒体に対して光ビームを照射し、記録、
再生または消去を行なう際、光ビームを上記記録媒体上
に集光するために対物レンズ駆動装置を具備していて、
対物レンズをフォーカシングおよびトラッキングするよ
うになっている。また、これにともなう多くの光学部品
を装備して、１つの光学系を構成している。例えば、第
３図に示すように、半導体レーザ１からの光束をコリメ
ータレンズ２を介して平行光束とし、偏光ビームスプリ
ッタ３を介して対物レンズ４に供給し、該対物レンズ４
の集光によって光ディスク10上に光スポットを形成する
と共に、上記光ディスク10からの反射光を対物レンズ
４、偏光ビームスプリッタ３、集光レンズ５、偏光ビー
ムスプリッタ６および７を介してサーボセンサ８、RFセ
ンサ９へと供給する構成になっている。ここでは、光学
ヘッドは全体として１つの光学系を全てキャリッジ11上
に備えていてシーク方向に移動できるようにしている
が、第４図に示すように、光学系の一部を分離独立させ
て、例えば、はね上げミラー12および対物レンズ４のみ
をキャリッジ11に設け、他は固定ヘッド13側に設置する
こともなされている。このような分離型の光学ヘッド
は、キャリッジ11の重量軽減によって、光学ヘッドのシ
ークタイムを短縮するのに役立っている。
最近では、キャリッジ11の重量軽減のため、アルミニ
ウムあるいはマグネシウム合金から樹脂への材料変換が
盛んに行なわれるようになって来た。また、上記キャリ
ッジ11に搭載される対物レンズ駆動装置も、その回転摺
動型アクチュエータの回転軸をキャリッジに直接圧入し
て植設し、また、磁気回路を構成するアクチュエータヨ
ークをキャリッジの裏側から固定ねじを用いて装着する
こともなされている。
ウムあるいはマグネシウム合金から樹脂への材料変換が
盛んに行なわれるようになって来た。また、上記キャリ
ッジ11に搭載される対物レンズ駆動装置も、その回転摺
動型アクチュエータの回転軸をキャリッジに直接圧入し
て植設し、また、磁気回路を構成するアクチュエータヨ
ークをキャリッジの裏側から固定ねじを用いて装着する
こともなされている。
（発明が解決しようとする課題） ここで問題になるのは、上記固定ねじが、磁気回路固
定用という目的のために材質に選択制限があり、これが
原因で、アクチュエータヨークの確実は固定ができない
ということである。このため、使用に際して、アクチュ
エータヨークが共振するという問題が生じる。そこで、
キャリッジに対してアクチュエータヨークを接着する方
式も採られているが、この場合には組立てのために可成
りの作業時間を要する。
定用という目的のために材質に選択制限があり、これが
原因で、アクチュエータヨークの確実は固定ができない
ということである。このため、使用に際して、アクチュ
エータヨークが共振するという問題が生じる。そこで、
キャリッジに対してアクチュエータヨークを接着する方
式も採られているが、この場合には組立てのために可成
りの作業時間を要する。
（発明の目的） 本発明は上記事情にもとづいてなされたもので、キャ
リッジを合成樹脂で構成する場合にはモールディングを
行なうという点に着目し、キャリッジ成形時にアクチュ
エータヨークの固定を同時にかつ確実に実現できるよう
に構成した光学ヘッドを提供しようとするものである。
リッジを合成樹脂で構成する場合にはモールディングを
行なうという点に着目し、キャリッジ成形時にアクチュ
エータヨークの固定を同時にかつ確実に実現できるよう
に構成した光学ヘッドを提供しようとするものである。
（課題を解決するための手段） このため、本発明では、ディスク状記録媒体に対して
光ビームを照射し、記録、再生または消去を行なう際、
光ビームを上記記録媒体上で集光するための対物レンズ
をフォーカシングおよびトラッキングする対物レンズ駆
動装置を具備し、該対物レンズ駆動装置をシーク方向に
移動するキャリッジを具備している光学ヘッドにおい
て、上記キャリッジを合成樹脂で構成すると共に、上記
キャリッジの成形時上記対物レンズ駆動装置における磁
気回路のアクチュエータヨークをインサートして固定す
るのである。
光ビームを照射し、記録、再生または消去を行なう際、
光ビームを上記記録媒体上で集光するための対物レンズ
をフォーカシングおよびトラッキングする対物レンズ駆
動装置を具備し、該対物レンズ駆動装置をシーク方向に
移動するキャリッジを具備している光学ヘッドにおい
て、上記キャリッジを合成樹脂で構成すると共に、上記
キャリッジの成形時上記対物レンズ駆動装置における磁
気回路のアクチュエータヨークをインサートして固定す
るのである。
（作用） このため、磁気回路固定用ねじを用いる必要がなくな
り、作業時間が短縮でき、しかも、アクチュエータの固
定が確実で、共振を起すおそれもなく、したがって、フ
ォーカシングおよびトラッキングに何等の支障ももたら
さない。
り、作業時間が短縮でき、しかも、アクチュエータの固
定が確実で、共振を起すおそれもなく、したがって、フ
ォーカシングおよびトラッキングに何等の支障ももたら
さない。
（実施例） 以下、本発明の一実施例を第１図および第２図を参照
して具体的に説明する。ここでは対物レンズ４を接着し
たアクチュエータボビン15には、トラッキングコイル1
6、フォーカシングコイル17が接着されており、上記ア
クチュエータボビン15を軸支する中心軸18はキャリッジ
11に圧入あるいは成形時のインサートで植設されてい
る。上記アクチュエータボビン15を囲むようにして構成
される磁気回路はアクチュエータヨーク19と、これに取
付けられるアクチュエータマグネット20とで構成されて
おり、上記アクチュエータヨーク19は、上記キャリッジ
11を合成樹脂で成形する時、所要の個所にその取付部19
aをインサートすることで固定される。なお、図中符号2
1はキャリッジ11をシーク方向に案内するガイドレール
のための軸受孔、符号22,23は光学系のための光路上に
設けられた光路窓であり、はね上げミラー12に対応して
キャリッジ11に開孔されている。
して具体的に説明する。ここでは対物レンズ４を接着し
たアクチュエータボビン15には、トラッキングコイル1
6、フォーカシングコイル17が接着されており、上記ア
クチュエータボビン15を軸支する中心軸18はキャリッジ
11に圧入あるいは成形時のインサートで植設されてい
る。上記アクチュエータボビン15を囲むようにして構成
される磁気回路はアクチュエータヨーク19と、これに取
付けられるアクチュエータマグネット20とで構成されて
おり、上記アクチュエータヨーク19は、上記キャリッジ
11を合成樹脂で成形する時、所要の個所にその取付部19
aをインサートすることで固定される。なお、図中符号2
1はキャリッジ11をシーク方向に案内するガイドレール
のための軸受孔、符号22,23は光学系のための光路上に
設けられた光路窓であり、はね上げミラー12に対応して
キャリッジ11に開孔されている。
なお、上記実施例では、更に強固にアクチュエータヨ
ーク19を固定する意味で、磁気回路固定用のねじ24を併
用しているが、インサートだけで充分にアクチュエータ
ヨーク19をキャリッジ11に固定できれば、ねじ24を併用
する必要はない。また、上記実施例では、対物レンズの
フォーカシングおよびトラッキングに回転摺動型のアク
チュエータを示しているが、本発明は、アクチュエータ
ヨークを有する他の総ての駆動方式にも採用できること
は勿論である。また、本実施例では、分離光学型の光学
系におけるキャリッジについて示しているが、全光学系
を搭載したキャリッジについても、本発明を適用できる
ことは勿論である。
ーク19を固定する意味で、磁気回路固定用のねじ24を併
用しているが、インサートだけで充分にアクチュエータ
ヨーク19をキャリッジ11に固定できれば、ねじ24を併用
する必要はない。また、上記実施例では、対物レンズの
フォーカシングおよびトラッキングに回転摺動型のアク
チュエータを示しているが、本発明は、アクチュエータ
ヨークを有する他の総ての駆動方式にも採用できること
は勿論である。また、本実施例では、分離光学型の光学
系におけるキャリッジについて示しているが、全光学系
を搭載したキャリッジについても、本発明を適用できる
ことは勿論である。
このような構成では、キャリッジ11の成形時、同時に
アクチュエータヨーク19を強固に固定でき、このため、
使用に際して共振がさけられ、オートトラッキング、オ
ートフォーカシングの制御の上で高い信頼性を確保でき
る。
アクチュエータヨーク19を強固に固定でき、このため、
使用に際して共振がさけられ、オートトラッキング、オ
ートフォーカシングの制御の上で高い信頼性を確保でき
る。
（発明の効果） 本発明は以上詳述したようになり、キャリッジ11を合
成樹脂で成形する時、アクチュエータヨーク19をインサ
ートで取付けるため、接着剤を用いるような従来方式と
異なり、その作業時間が大幅に短縮され、しかも、磁気
回路固定用ねじのみで固定する場合と異なり、確実かつ
強固に固定でき、使用時、アクチュエータが共振される
こともなく、高い信頼性のもとでフォーカシングやトラ
ッキングの制御が実現できるという効果が得られる。
成樹脂で成形する時、アクチュエータヨーク19をインサ
ートで取付けるため、接着剤を用いるような従来方式と
異なり、その作業時間が大幅に短縮され、しかも、磁気
回路固定用ねじのみで固定する場合と異なり、確実かつ
強固に固定でき、使用時、アクチュエータが共振される
こともなく、高い信頼性のもとでフォーカシングやトラ
ッキングの制御が実現できるという効果が得られる。
第１図は本発明の一実施例を示す縦断面図、第２図は同
分解斜視図、第３図および第４図は従来例の光学系の配
置斜視図である。 ４……対物レンズ、11……キャリッジ、15……アクチュ
エータボビン、16……トラッキングコイル、17……フォ
ーカシングコイル、18……中心軸、19……アクチュエー
タヨーク、19a……取付部、20……アクチュエータマグ
ネット
分解斜視図、第３図および第４図は従来例の光学系の配
置斜視図である。 ４……対物レンズ、11……キャリッジ、15……アクチュ
エータボビン、16……トラッキングコイル、17……フォ
ーカシングコイル、18……中心軸、19……アクチュエー
タヨーク、19a……取付部、20……アクチュエータマグ
ネット
Claims (1)
- 【請求項１】ディスク状記録媒体に対して光ビームを照
射し、記録、再生または消去を行なう際、光ビームを上
記記録媒体上で集光するための対物レンズをフォーカシ
ングおよびトラッキングする対物レンズ駆動装置を具備
し、該対物レンズ駆動装置をシーク方向に移動するキャ
リッジを具備している光学ヘッドにおいて、上記キャリ
ッジを合成樹脂で構成すると共に、上記キャリッジの成
形時、上記対物レンズ駆動装置における磁気回路のアク
チュエータヨークをインサートして固定することを特徴
とする光学ヘッド
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2033889A JP2747076B2 (ja) | 1990-02-16 | 1990-02-16 | 光学ヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2033889A JP2747076B2 (ja) | 1990-02-16 | 1990-02-16 | 光学ヘッド |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03238626A JPH03238626A (ja) | 1991-10-24 |
| JP2747076B2 true JP2747076B2 (ja) | 1998-05-06 |
Family
ID=12399100
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2033889A Expired - Fee Related JP2747076B2 (ja) | 1990-02-16 | 1990-02-16 | 光学ヘッド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2747076B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62101121U (ja) * | 1985-12-14 | 1987-06-27 |
-
1990
- 1990-02-16 JP JP2033889A patent/JP2747076B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03238626A (ja) | 1991-10-24 |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |