JP2746579B2 - テープレコーダ - Google Patents

テープレコーダ

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JP2746579B2 JP61266139A JP26613986A JP2746579B2 JP 2746579 B2 JP2746579 B2 JP 2746579B2 JP 61266139 A JP61266139 A JP 61266139A JP 26613986 A JP26613986 A JP 26613986A JP 2746579 B2 JP2746579 B2 JP 2746579B2
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Description

【発明の詳細な説明】 以下の順序で本発明を説明する。 A 産業上の利用分野 B 発明の概要 C 従来の技術 D 発明が解決しようとする問題点 E 問題点を解決するための手段 F 作用 G 実施例 G1 テープ走行駆動系とテープレコーダの概要動作と
の説明(第2図及び第3図) G2 再生停止切換機構の構造の説明(第1図、第4図
〜第5E図) G3 テープ走行方向切換機構の構造の説明(第1図、
第4図〜第5E図) G4 再生停止切換機構及びテープ走行方向切換機構の
動作の説明(第4図〜第5E図) H 発明の効果 A 産業上の利用分野 本発明は、並列的に配した2つの動力伝達機構の何れ
かによって、リール台の回転駆動を選択的に行い得るテ
ープレコーダに関する。 B 発明の概要 本発明に係るテープレコーダは、少なくとも1つの揺
動ギアを介してリール台を駆動させるリール台の駆動機
構と、再生もしくは記録モード時に駆動ギア、欠歯ギヤ
を介して駆動杆をその停止位置から再生位置に移動さ
せ、上記リール台を駆動できる再生停止切換機構とを有
し、上記欠歯ギヤに設けた広幅な欠歯領域によって欠歯
ギアを駆動ギアに係合させずに回転させることにより、
駆動杆を瞬時に復動させて、再生(記録)モードから停
止モードへの切換を瞬時に行うことができるようにした
ものである。 C 従来の技術 従来から、テープレコーダにおいて、再生(記録)モ
ードと停止モードとの切換を行う往復動自在の駆動杆
と、この駆動杆を往動位置と復動位置とに駆動する欠歯
ギアと、この欠歯ギアを間欠的に回転駆動する駆動ギア
と、再生(記録)モード及び停止モードで欠歯ギアをロ
ックするロック手段とを設け、ロック手段による欠歯ギ
アのロックを解除することによってその欠歯ギアを間欠
的に回転駆動させ、これによって駆動杆を往復動させて
再生(記録)モードと停止モードとの切換を行うように
したものがあった。 D 発明が解決しようとする問題点 上述した従来例は、駆動杆を欠歯ギアによって往復動
させるものであるから、欠歯ギアをロックするロック手
段をソレノイド等で駆動することによって、再生(記
録)モードと停止モードとの切換をフェザータッチ式の
操作釦によって操作することができ、極めて操作性のよ
いものが得られる。しかしながらこの構造は、再生(記
録)モードから早送り巻戻しモードへの切換の際に誤動
作が生じ易い問題があった。 即ち、駆動杆を再生(記録)釦の押圧操作によって機
械的に往動させて再生(記録)モードへ切換える構造の
場合は、早送り巻戻し釦の押圧操作によって早送り巻戻
しモードへ切換える際に、その操作によって駆動杆が瞬
時に復動されるように構成されている。ところが駆動杆
を欠歯ギアによって復動させる構造では、その駆動杆が
欠歯ギアの回転によって次第に復動されるので、早送り
巻戻しモードへの切換の際に再生(記録)モードが完全
に解除されないことがあった。このため、ピンチローラ
がキャプスタンに圧着されたまま早送り巻戻しモードに
なって磁気テープが損傷されたり、再生(記録)モード
用のギア系と早送り巻戻しモード用のギア系とが互いに
動作されてロックされたりする不都合が往々にして生じ
ていた。 そこで本発明は、駆動杆を欠歯ギアによって駆動する
構造の場合でも、その駆動杆を瞬時に復動させて、再生
(記録)モードから停止モードへの切換を瞬時に行うこ
とができるようにするものである。 E 問題点を解決するための手段 本発明によるテープレコーダは、一対のリール台とそ
れぞれ同軸状に配された一対のリール台ギアと、駆動源
の駆動力により回転駆動される中間回転体に係合しかつ
上記リール台ギアのいずれかに選択的に係合することに
よって上記リール台が回転駆動されるように、上記一対
のリール台ギアの間に配設された少くとも1つの揺動ギ
アと、この揺動ギアを上記一対のリール台ギアに選択的
に係合させるために上記揺動ギアを揺動させる停止切換
機構とを備え、この停止切換機構は、復動位置から往動
位置へ往動されることにより、上記揺動ギアを上記一対
のリール台ギアのいずれかに係合させて停止モードから
再生または記録モードへの切換えを行う往復動自在な駆
動杆と、この駆動杆を往動位置と復動位置とに駆動する
欠歯ギアと、この欠歯ギアを間欠的に回転駆動する駆動
ギアと、上記駆動杆を復動方向に付勢して、上記欠歯ギ
アを上記駆動ギアに係合させるための機械的な初期回転
力をこの欠歯ギアに付与するばねと、再生または記録モ
ードおよび停止モードで上記欠歯ギアをロックするロッ
クレバーと、上記ロックレバーを駆動するソレノイドと
を備え、再生または記録モード時に上記駆動ギアに対向
して位置する第1の欠歯部と停止モード時に上記駆動ギ
アに対向して位置する第2の欠歯部とを上記欠歯ギアに
それぞれ設けるとともに、上記第1の欠歯部の欠歯領域
を上記第2の欠歯部の欠歯領域よりも広幅に形成し、再
生または記録モードで上記ソレノイドに通電することに
より上記ロックレバーが駆動されて上記欠歯ギアのロッ
クが解除された際に、この欠歯ギアが上記第1の欠歯部
の広幅な欠歯領域のために上記駆動ギアに係合すること
なく上記ばねにより回動されてから上記駆動ギアに係合
することによって上記駆動杆を復動させるように構成し
たものである。 F 作用 本発明によれば、再生(記録)モードで駆動ギアに対
向する第1の欠歯部の欠歯領域が大きく設定されている
ので、再生モードで欠歯ギアのロックが解除された際に
は、第1の欠歯部の大きな欠歯領域によって欠歯ギアが
駆動ギアに係合されずに大きく回転される。従って、こ
の欠歯ギアの回転によって駆動杆が瞬時に復動されて停
止モードへ切換えられる。 G 実施例 以下、本発明をコンパクトカセットを用いるオートリ
バース式小型テープレコーダに適用した一実施例を図面
に基づき説明する。 G1 まず、第2図及び第3図によって、テープ走行駆動
系とテープレコーダの概要動作とを説明する。 第2図はこのテープレコーダのテープ走行駆動系を示
すものであり、左右一対のリールハブ1、2に巻装され
た磁気テープ3が収納されているカセット4はシャーシ
6の上部に水平に装着される。シャーシ6の上部には左
右一対のリール台7、8、キャプスタン9、10、ピンチ
ローラ11、12や磁気ヘッド13等が設けられていて、シャ
ーシ6上に装着されたカセット4のリールハブ1、2が
リール台7、8に係合されると共に、磁気テープ3がキ
ャプスタン9、10及び磁気ヘッド13に掛け渡される。な
おシャーシ6の一側面にはフェザータッチ式の押釦から
なる再生釦15、停止釦16、テープ走行方向切換釦17等が
設けられ、またシャーシ6の前面にはスライド式の操作
釦からなる早送り巻戻し釦18等が設けられている。 次に、第2図及び第3図に示すように、シャーシ6の
下部にはリール台8と同一軸線状態に取付けられた偏平
薄型のモータ21、キャプスタン9、10の下端に固着され
たキャプスタンフライホイール兼用のキャプスタンプー
リ22、23、リール台7、8のほぼ中間位置に取付けられ
た中間プーリ24、キャプスタンプーリ23の一側部に配置
された反転プーリ25が設けられている。そしてこれら各
プーリ22、23、24、25とモータ21の駆動プーリ26との間
に弾性を有するベルト27が巻付けられている。 一方、シャーシ6の上部に取付けられているリール台
7、8の外周にはリール台ギア30、31が形成されてお
り、それらリール台7、8の中間には磁気テープ3の早
送りと巻戻しとを行うFR第1アイドルギア33及びFR第2
アイドルギア34が設けられている。またリール台7、8
の中間には磁気テープ3のノーマル走行及びリバース走
行用のNRアイドルギア35とNR中間ギア36とが設けられて
いる。さらにシャーシ6の下部には再生モードと停止モ
ードとの切換を行う第1の欠歯ギヤ38と、磁気テープ3
のノーマル走行とリバース走行との切換を行う第2の欠
歯ギヤ39と、これらを間欠的に回転駆動する切換駆動ギ
ア40とが取付けられている。 そして、このテープレコーダは、再生釦15、早送り巻
戻し釦18を操作すると、パワースイッチ(図示せず)が
入り、モータ21が定速回転されてその駆動プーリ26が第
3図で矢印a方向に回転駆動され、ベルト27により中間
プーリ24、キャプスタンプーリ22、23がそれぞれ矢印
b、c、d方向に回転駆動されるように構成されてい
る。 そして、早送り巻戻し釦18を早送り側へ操作すると、
早送り巻戻し切換機構(図示せず)の機械的動作によっ
て、第3図に実線で示すように中間プーリ24の外周に形
成されたFR駆動ギア42にFR第1アイドルギア33が係合さ
れると共に、このFR第1アイドルギア33に常時係合され
ているFR第2アイドルギア34が一方のリール台7のリー
ル台ギア30に選択的に係合される。これによって一方の
リール台7が矢印e方向に高速で回転駆動され、磁気テ
ープ3が矢印f方向に走行されて一方のリールハブ1に
高速で巻取られる早送りモードになる。 一方、早送り巻戻し釦18を巻戻し側へ操作すると、第
3図に一点鎖線で示すようにFR駆動ギア42と他方のリー
ル台8のリール台ギア31とにFR第1アイドルギア33が選
択的に係合される。これによって他方のリール台8が矢
印g方向に高速で回転駆動され、磁気テープ3が矢印
f′方向に走行されて他方のリールハブ2に高速で巻取
られる巻戻しモードになる。なお上述の早送りモード及
び巻戻しモードで早送り巻戻し釦18を中立位置へ操作す
ると、FR第1及び第2アイドルギア33、34が中立位置に
復帰されて停止モードになる。 次に、再生釦15を押すと、中間プーリ24と同一軸線状
態で一体の駆動ギア44によって切換中間ギア45と一体に
常時回転駆動されている切換駆動ギア40に、後述する再
生停止切換機構43によって第1の欠歯ギヤ38が選択的に
係合されて、この第1の欠歯ギヤ38が半回転駆動され
る。すると中間プーリ24と同一軸線状態に設けられかつ
トルクリミッタ(図示せず)を介してその中間プーリ24
と同一方向に回転駆動されるNR駆動ギア46に常時係合さ
れているNRアイドルギア35が、一方のリール台7のリー
ル台ギア30に常時係合されているNR中間ギア36に第3図
に実線で示すように選択的に係合される。またこれと同
時に磁気ヘッド13が磁気テープ3に接触すると共に一方
のキャプスタン9にピンチローラ11が圧着される。これ
によって一方のリール台7が矢印e方向に回転駆動さ
れ、磁気テープ3が矢印f方向に走行されて一方のリー
ルハブ1に巻取られるノーマル再生モードになり、磁気
ヘッド13によるノーマル再生が行われる。 次に、ノーマル再生モードで、テープ走行方向切換釦
17を押すか、或いは磁気テープ3のノーマル走行がテー
プエンドとなると、後述するテープ走行方向切換機構47
によって、切換駆動ギア40に第2の欠歯ギヤ39が選択的
に係合されて、この第2の欠歯ギヤ39が半回転駆動され
る。するとNRアイドルギア35が他方のリール台8のリー
ル台ギア31に第3図に一点鎖線で示すように選択的に係
合されると共に、一方のキャプスタン9からピンチロー
ラ11が離間されかつ他方のキャプスタン10にピンチロー
ラ12が圧着される。これによって他方のリール台8が矢
印g方向に回転駆動され、磁気テープ3が矢印f′方向
に走行されて他方のリールハブ2に巻取られるリバース
再生モードになり、磁気ヘッド13によるリバース再生が
行われる。なおリバース再生モードでテープ走行方向切
換釦17を押すと、第2の欠歯ギア39が再び半回転駆動さ
れて、再びノーマル再生モードになる。 そして、上述のノーマル再生モード及びリバース再生
モードで停止釦16を押すと、第1の欠歯ギア38が再び半
回転駆動される。するとNRアイドルギア35が中立位置に
復帰されると共に磁気ヘッド13及びピンチローラ11また
は12が復帰されて停止モードになる。 また、このテープレコーダは、磁気テープ3をノーマ
ル走行に引き続くリバース走行後に停止させるようにし
た1往復モードと、磁気テープ3をノーマル走行とリバ
ース走行とに繰り返して連続して走行させるようにした
連続モードとに選択的に切換えることができ、1往復モ
ードの場合は、リバース走行がテープエンドとなると第
1の欠歯ギア38が半回転駆動されて自動的に停止モード
になり、連続モードの場合は、リバース走行がテープエ
ンドとなると第2の欠歯ギア39が半回転駆動されて自動
的にノーマル走行になる。 G2 次に、第1図、第4図〜第5E図によって、停止切換
機構43の構造の詳細を説明する。なお第1図、第5A図〜
第5E図は底面側から見た図である。 まず、第4図に示すように、シャーシ6の下部にはそ
の前後方向に亘って駆動杆50が配置されている。この駆
動杆50はほぼL字状をなし、シャーシ6に植設された第
1の欠歯ギア38の回転軸51に長孔52を案内させることに
より矢印h、h′方向に往復動自在に構成されている。
そして駆動杆50とシャーシ6との間には戻しばね53が張
架されており、この戻しばね53によって駆動杆50は矢印
h′方向へ復動付勢されている。そして駆動杆50の一端
側50aには下方へ折曲げられた折曲片からなるカム当接
部54が形成されている。また駆動杆50の他端側50bは左
右ほぼ対称状に形成されており、その他端側50bに形成
された切欠部55の両側には突片からなる左右一対の規制
部56、57が設けられている。また駆動杆50の他端側50b
の中央部にはほぼU字状をなす線状のばね58が取付けら
れ、このばね58の両端部58a、58bが切欠部55側に突出さ
れている。なお駆動杆50の他端側50bの端部中央には上
方へ突出する突起59が設けられ、端部両側には一対の駆
動ピン60、61がシャーシ6の上部へ突出するように固着
されている。なお両駆動ピン60、61はシャーシ6に設け
られた一対のU溝62、63内に嵌合され、一方のU溝62は
駆動杆50のガイドを兼用している。 次に、第1図、第5A図〜第5E図に示すように、前記第
1の欠歯ギア38は駆動杆50の一端側50aの下部で回転軸5
1により回転自在に枢支されている。この第1の欠歯ギ
ア38の上面中心部にはカム部65が一体に成形されてお
り、このカム部65の外周面に駆動杆50のカム当接部54が
当接されるように構成されている。なおカム部65は中心
から大きく突出する第1の突部65aと小さく突出する第
2の突部65bとを有している。また第1の欠歯ギア38の
外周には再生モード用である第1の欠歯部66と停止モー
ド用である第2の欠歯部67とが互いに180゜偏倚されて
形成されており、第1の欠歯部66の欠歯領域θは第2
の欠歯部67の欠歯領域θよりも大きく設定されてい
る。さらに第1の欠歯ギア38の下面で両欠歯部67、66の
近傍にはそれぞれ突起からなる再生モード用のロック爪
68と停止モード用のロック爪69とが一体に成形されてい
る。 次に、シャーシ6の下部で第1の欠歯ギア38の近傍に
はロックレバー71がシャーシ6に植設された軸72によっ
て矢印i、i′方向に揺動自在に枢支されていて、シャ
ーシ6との間に張架された戻しばね73により矢印i方向
に回動付勢されている。このロックレバー71は前記ロッ
ク爪68、69が当接されるロックアーム部74と、ロック爪
68、69によって押圧される円弧状の弾性アーム部75と、
保持アーム部76とが合成樹脂にて一体に成形されたもの
である。そしてロックアーム部74と弾性アーム部75とは
ほぼくの字状に形成され、第1の欠歯ギア38の下面側に
挿入されている。また保持アーム部76の先端には軸77に
よって可動鉄芯78が揺動自在に取付けられている。なお
保持アーム部76の先端にはピン79が一体に成形されてお
り、このピン79がシャーシ6に形成された孔80内に挿入
されている。そしてシャーシ6の下部には可動鉄芯78を
吸着してロックレバー71を矢印i′方向の復動状態で保
持する可動鉄芯吸着型のソレノイド81が配置されてい
る。 G3 次に、第1図、第4図〜第5E図によって、テープ走
行方向切換機構47の構造の詳細を説明する。 まず、第4図に示すように、シャーシ6の下部でリー
ル台7、8の中間には切換レバー83が設けられている。
この切換レバー83がシャーシ6に形成された円孔84部分
に嵌合されてNR駆動ギア46の外周で矢印j、j′方向に
揺動自在に構成され、その一端の上面に前記NRアイドル
ギア35が回転自在に枢支されてNR駆動ギア46に常時係合
されている。そして切換レバー83の他端にはそれぞれ突
片からなる被押圧部85とこの両側の左右一対の被規制部
86、87とが左右対称状に形成されている。そして切換レ
バー83はその他端が前記駆動杆50の切欠部55内に位置
し、一対の被規制部86、87が一対の規制部56、57間に挟
まれるように配置されている。従って、前記ばね58の両
端部58a、58bが切換レバー83の被押圧部85の両側に位置
することになる。 次に、第4図に示すように、シャーシ6と駆動杆50の
他端側50bとの間にはその駆動杆50とほぼ直交して切換
杆90が配置されている。この切換杆90はキャプスタン
9、10の軸受を兼用するガイド軸91、92に長孔93、94を
案内させることにより、実線で示すノーマル位置Nと一
点鎖線で示すリバース位置Rとの間で矢印k、k′方向
に往復動自在に構成されている。そして切換杆90のほぼ
中央部には突部からなるばね押圧部95が設けられてい
て、このばね押圧部95が前記ばね58の両端部58a、58bの
中間に挿入されている。また切換杆90の一端部には前記
第2の欠歯ギア39側へ延びる突部96が設けられていて、
この突部96にはカム孔97が形成されている。なお切換杆
90には一対の規制ピン98、99がシャーシ6の上部へ突出
するように固着されている。 次に、第1図、第5A図〜第5E図に示すように、前記第
2の欠歯ギア39は切換杆90の突部96の下部でシャーシ6
に植設された回転軸101により回転自在に枢支されてい
る。この第2の欠歯ギア39の上面には中心部から偏心し
てコロ102が枢支されており、このコロ102が切換杆90の
カム孔97内に係合されている。また第2の欠歯ギア39の
外周にはノーマル走行用の欠歯部103とリバース走行用
の欠歯部104とが互いに180゜偏倚されて形成されてい
る。さらに第2の欠歯ギア39の下面には両欠歯部103、1
04からほぼ90゜偏倚してそれぞれ突起からなるノーマル
走行用のロック爪105とリバース走行用のロック爪106と
が一体に成形されている。ところでこの第2の欠歯ギア
39と前記第1の欠歯ギア38と前記中間プーリ24とは、前
記切換駆動ギア40の周囲を取り囲むようにそれぞれ配置
されている。 次に、シャーシ6の下部で第2の欠歯ギア39の近傍に
はロックレバー108がシャーシ6に植設された軸109によ
って矢印l、l′方向に揺動自在に枢支されていて、シ
ャーシ6との間に張架された戻しばね110により矢印l
方向に回動付勢されている。このロックレバー108は前
記ロック爪105、106が当接されるロックアーム部111
と、ロック爪105、106によって押圧される円弧状の弾性
アーム部112と、保持アーム部113とが合成樹脂にて一体
に成形されたものである。そしてロックアーム部111と
弾性アーム部112とはほぼくの字状に形成され、第2の
欠歯ギア39の下面側に挿入されている。また保持アーム
部113の先端には軸114によって可動鉄芯115が揺動自在
に取付けられている。 なお保持アーム部113の先端にはピン116が一体に成形
されており、このピン116がシャーシ6に形成された孔1
17内に挿入されている。そしてシャーシ6の下部には可
動鉄芯115を吸着してロックレバー108を矢印l′方向の
復動状態で保持する可動鉄芯吸着型のソレノイド118が
配置されている。 G4 次に、第4図〜第5E図によって、停止切換機構43及
びテープ走行方向切換機構47の動作の詳細を説明する。 まず、第5A図は停止モードを示している。即ち、ロッ
クレバー71の保持アーム部76の可動鉄芯78がソレノイド
81のマグネット81aに吸着されることによって、ロック
レバー71が矢印i′方向の復動状態で保持されている。
これにより第1の欠歯ギア38の停止モード用のロック爪
69がロックアーム部74の先端に当接され、第1の欠歯ギ
ア38が停止モード位置でロックされている。従って、第
1の欠歯ギア38の停止モード用の第2の欠歯部67が前記
切換駆動ギア40に対向されている。そして停止モード位
置では、カム部65の第2の突部65bが駆動杆50のカム当
接部54側へ向いている。このため、戻しばね53によって
矢印h′方向へ復動付勢されている駆動杆50は、そのカ
ム当接部54が第2の突部65bに当接した復動位置Sで停
止されている。なお第2の突部65bの位置は駆動杆50の
往復動方向で回転軸51を通る直線Lよりも側方に偏倚さ
れている。こうして駆動杆50は第4図に一点鎖線で示す
ように矢印h′方向の復動位置Sへ復動され、その駆動
杆50の他端側50bの突起59及び両駆動ピン60、61も復動
されている。従って、磁気ヘッド13及びピンチローラ11
または12は駆動されず、これらは磁気テープ3及びキャ
プスタン9または10から離間されている。また駆動杆50
の矢印h′方向への復動に伴って、この駆動杆50の一対
の規制部56、57が切換レバー83の一対の被規制部86、87
に同時に当接されるので、その切換レバー83は中立位置
に保持されている。 次に、再生釦15を押すと、その信号によってモータ21
が回転開始されると共にその数秒後にソレノイド81が瞬
間的に通電される。すると第5B図に示すようにマグネッ
ト81aに可動鉄芯78の反発力が生じて、可動鉄芯78の吸
着が解除され、ロックレバー71が戻しばね73によって矢
印i方向に往動される。なお保持アーム部76のピン79が
孔80の側縁に当接されることによってロックレバー71の
矢印i方向への往動が停止される。この往動によってロ
ックアーム部74とロック爪69との係合が外れて第1の欠
歯ギア38の停止モード位置でのロックが解除される。こ
こで駆動杆50には戻しばね53によって矢印h′方向への
復動力が加わっているので、駆動杆50のカム当接部54に
よってカム部65の偏倚した第2の突部65bが押圧されて
いる。従って、第1の欠歯ギア38のロックが解除された
瞬間、戻しばね53によって駆動杆50及びカム部65を介し
て第1の欠歯ギア38に矢印m方向への機械的な初期回転
力が付与され、第1の欠歯ギア38が切換駆動ギア40に係
合される。そして切換駆動ギア40は、中間プーリ24の矢
印b方向への回転によって駆動ギア44を介して切換中間
ギア45と一体に常時矢印n方向へ回転駆動されているの
で、その切換駆動ギア40によって第1の欠歯ギア38が矢
印m方向に回転駆動されて行く。そして第1の欠歯ギア
38がほぼ90゜回転駆動される際に、ロック爪69が弾性ア
ーム部75の内周面75aに沿って移動されることにより、
その弾性アーム部75が弾性に抗して徐々に押圧されてロ
ックレバー71が戻しばね73に抗して矢印i′方向に復動
され、可動鉄芯78がソレノイド81のマグネット81aに再
び吸着される。 そして、引き続いて第1の欠歯ギア38が矢印m方向へ
回転駆動され、第5C図に示すように半回転駆動される
と、再生モード用の第1の欠歯部66が切換駆動ギア40に
対向されると同時に、再生モード用のロック爪68がロッ
クアーム部74の先端に当接され、第1の欠歯ギア38が再
生モード位置でロックされる。なおこのロック状態では
第1の欠歯部66の一端66a近傍が切換駆動ギア40に対向
されている。 そして、上述のように第1の欠歯ギア38が矢印m方向
へ半回転駆動される間にカム部65によって駆動杆50のカ
ム当接部54が押圧され、その駆動杆50が戻しばね53に抗
して矢印h方向へ往動される。そして第1の欠歯ギア38
がロックされた再生モード位置では、カム部65の第1の
突部65aが駆動杆50のカム当接部54側へ向いており、こ
れによって駆動杆50はそのカム当接部54が第1の突部65
aに当接した往動位置Pで停止されている。なお第1の
突部65aの位置は駆動杆50の往復動方向で回転軸51を通
る直線Lよりも側方に偏倚されている。こうして駆動杆
50は第4図に実線で示すように矢印h方向の往動位置P
へ往動され、その駆動杆50の突起59によって磁気ヘッド
13が駆動されて磁気テープ3に接触すると共に、両駆動
ピン60、61によってピンチローラ11または12がキャプス
タン9または10に圧着される。 ところで、第4図に示すように駆動杆50が往動される
と、その一対の規制部56、57が切換レバー83の一対の被
規制部86、87から同時に離間される。ここで前記切換杆
90は実線で示すノーマル位置Nと一点鎖線で示すリバー
ス位置Rとのうち何れか一方の位置に移動されている
が、ノーマル位置Nへ移動されているとすると、その切
換杆90のばね押圧部95がばね58の一端部58aを内側から
外側に押圧するので、ばね58の他端部58bが切換レバー8
3の被押圧部85を一側方から押圧し、これによって切換
レバー83は矢印j方向に揺動される。従って、切換レバ
ー83のNRアイドルギア35が第3図に実線で示すようにNR
中間ギア36に係合され、NR駆動ギア46の矢印b方向への
回転がNRアイドルギア35及びNR中間ギア36を介してリー
ル台ギア30に伝達され、リール台7が矢印e方向に回転
駆動されてノーマル再生モードになる。なお切換杆90が
ノーマル位置Nに移動されているので、その切換杆90の
他方の規制ピン99によって他方のピンチローラ12の駆動
が規制され、一方のピンチローラ11のみがキャプスタン
9に圧着されることになる。 次に、上述の切換杆90がテープ走行方向切換機構47に
よって駆動されて、磁気テープ3がノーマル走行とリバ
ース走行とに選択的に切換えられる。即ち、第5A図〜第
5E図は何れもノーマル走行状態を示すが、ロックレバー
108が矢印l′方向の復動状態で保持され、第2の欠歯
ギア39のノーマル走行用のロック爪105がロックアーム
部111の先端に当接されて、第2の欠歯ギア39がノーマ
ル位置でロックされている。そしてこのノーマル位置で
は、切換杆90のカム孔97がコロ102によって案内され、
その切換杆90が第4図に実線で示すノーマル位置Nへ矢
印k方向に移動されている。 ここで、テープ走行方向切換釦17を押すと、その信号
によってソレノイド118が瞬間的に通電される。すると
第5C図に一点鎖線で示すようにロックレバー108が戻し
ばね110により矢印l方向に往動される。この往動によ
ってロックアーム部111とロック爪105との係合が外れて
第2の欠歯ギア39のノーマル位置でのロックが解除され
る。そして第2の欠歯ギア39は切換駆動ギア40に係合さ
れ、矢印o方向に回転駆動されて行く。そして半回転駆
動されたところで、前述した第1の欠歯ギア38と同様な
動作によってリバース走行用のロック爪106がロックア
ーム部111の先端に当接され、第2の欠歯ギア39はリバ
ース位置でロックされる。この半回転駆動の間にコロ10
2によって切換杆90のカム孔97が案内され、その切換杆9
0が第4図に一点鎖線で示すリバース位置Rへ矢印k′
方向に移動される。これによって切換レバー83が矢印
j′方向に揺動され、切換レバー83のNRアイドルギア35
が第3図に一点鎖線で示すようにリール台ギア31に係合
されて、リール台8が矢印g方向に回転駆動されるリバ
ース再生モードになる。なおリバース再生モードでテー
プ走行方向切換釦17を押すと、再びソレノイド118が瞬
間的に通電され、前述と同様の動作によって第2の欠歯
ギア39が再び半回転駆動される。これによって切換杆90
が再びノーマル位置Nへ移動されて、ノーマル再生モー
ドになる。 次に、第5C図の再生モードで停止釦16を押すと、その
信号によってソレノイド81が再び瞬間的に通電される。
すると第5D図に示すようにロックレバー71による第1の
欠歯ギア38の再生モード位置でのロックが解除される。
ここで駆動杆50には戻しばね53によって矢印h′方向へ
の復動力が加わっているので、駆動杆50のカム当接部54
によってカム部65の偏倚した第1の突部65aが押圧され
ている。従って、第1の欠歯ギア38のロックが解除され
た瞬間、戻しばね53によって駆動杆50及びカム部65を介
して第1の欠歯ギア38に矢印m方向への機械的な初期回
転力が付与され、第1の欠歯ギア38は第5E図に示すよう
に切換駆動ギア40に係合される。そして前述と同様の動
作によって第1の欠歯ギア38は半回転駆動され、第5A図
に示すようにロックレバー71によって再びモード位置で
ロックされる。そしてこの半回転駆動の間に駆動杆50が
戻しばね53によって矢印h′方向へ復動され、その駆動
杆50は再び復動位置Sで停止されて停止モードになる。 上述のように、このテープレコーダにおいては、第1
の欠歯ギア38のロックが解除されて停止モードと再生モ
ードとの切換が行われる際に、駆動杆50を復動させる戻
しばね53を利用して、第1の欠歯ギア38にロック解除後
の機械的な初期回転力が付与される。従って、専用のト
リガばね等を設ける必要なしに、第1の欠歯ギア38に確
実なトリガが与えられて、その第1の欠歯ギア38が切換
駆動ギア40に係合される。 また、このテープレコーダにおいては、第1の欠歯ギ
ア38の再生モード用である第1の欠歯部66の欠歯領域θ
が停止モード用である第2の欠歯部67の欠歯領域θ
よりも大きく設定されているので、再生モードから停止
モードへの切換が瞬時に行われる。即ち、第5C図に示す
ように、再生モードでは第1の欠歯ギア38の第1の欠歯
部66がその一端66a近傍で切換駆動ギア40に対向されて
いる。このため、第5D図に示すように第1の欠歯ギア38
の再生モード位置でのロックが解除されると、その第1
の欠歯ギア38は第1の欠歯部66の大きな欠歯領域θ
よって切換駆動ギア40に係合されずに矢印m方向へ回転
され、第5E図に示すように大きく回転された位置で切換
駆動ギア40に係合される。そしてこの大きな回転の間で
駆動杆50が往動位置Pから矢印h′方向へ復動され、瞬
時に停止モードへ切換えられる。 従って、再生モードの時に早送り巻戻し釦18を操作し
ても、その操作の瞬間に再生モードから停止モードへ瞬
時に切換えられているので、再生モード用のNRアイドル
ギア35等と早送り巻戻し用のFR第1アイドルギア33等と
が1つの中間プーリ24のNR駆動ギア46とFR駆動ギア42と
に同時に係合されてロックされてしまうようなことは未
然に防止される。なお第1の欠歯部66の欠歯領域θ
必要以上に大きくすると、第1の欠歯ギア38が停止モー
ド位置よりも大きく回転されて、ロックレバー71による
ロックが不可能になる場合もある。ところがこのテープ
レコーダでは、第5E図に示すように再生モード用のロッ
ク爪68がロックレバー71の弾性アーム部75の内周面75a
を押圧し始める前に第1の欠歯ギア38が切換駆動ギア40
に係合されるので、ロックレバー71はロック爪68によっ
て徐々に確実に復帰されて、第1の欠歯ギア38は停止モ
ード位置で確実にロックされることになる。 さらに、このテープレコーダにおいては、再生モード
と停止モードとの切換用の駆動杆50を駆動する第1の欠
歯ギア38と、ノーマル走行とリバース走行との切換用の
切換杆90を駆動する第2の欠歯ギア39と、一対のリール
台7、8を選択的に駆動するNR駆動ギア46及びFR駆動ギ
ア42(即ち中間プーリ24)とが、切換駆動ギア40(即ち
切換中間ギア45)の周囲を取り囲むように配置されてい
る。従って、1つの切換駆動ギア40によって第1の欠歯
ギア38と第2の欠歯ギア39とが選択的に駆動されると共
に、リール台7、8の駆動用のギア系とモード切換用の
ギア系とが極めて小さなスペース内に収納配置されるこ
とになる。 以上、本発明の一実施例に付き述べたが、本発明は実
施例に限定されることなく、本発明の技術的思想に基づ
き各種の有効な変更が可能である。 例えば、上述の実施例では再生機能だけを示したが、
記録機能を有する場合にも本発明はそのまま適用でき
る。 なお、本発明は、コンパクトカセットを用いるオート
リバース式小型テープレコーダに限定されることなく、
各種のテープレコーダに適用可能である。 H 発明の効果 本発明は、再生または記録モード時に駆動ギアに対向
して位置する欠歯ギアの第1の欠歯部の欠歯領域を、停
止モード時に駆動ギアに対向して位置する欠歯ギアの第
2の欠歯部の欠歯領域よりも広幅に形成するとともに、
再生または記録モードでソレノイドに通電することによ
りロックレバーを駆動して欠歯ギアのロックを解除する
際に、この欠歯ギアをその第1の欠歯部の広幅な欠歯領
域のために駆動ギアに係合させることなくはねにより回
動させてから繰動ギアに係合させることによって駆動杆
を復動させるようにした。したがって、ばねによる欠歯
ギアの回動によって駆動杆を瞬時に復動させて停止モー
ドへ切換えることができるから、駆動杆を欠歯ギアによ
って駆動させる構造であっても、再生または記録モード
から早送りまたは巻戻しモードへの切換えの際に、ピン
チローラがキャプスタンに圧着されたままになってテー
プが損傷したり、再生または記録モード用のギア系と早
送りまたは巻戻し用のギア系とが互いにロックされたり
する誤動作を未然に防止することができ、このために、
極めて操作性が良好でかつ極めて安全性の高いものが得
られる。 また、欠歯ギアのロック解除後にこの欠歯ギアを駆動
ギアに係合させるための機械的な初期回転力を、駆動杆
を復動方向に付勢するばねによって欠歯ギアに付与する
ようにした。したがって、欠歯ギアを駆動ギアに係合さ
せるための機械的な初期回転力をこの欠歯ギアに付与す
る専用のトリガばねやトリガ機構を別に設ける必要がな
いから、欠歯ギアを初期回転させる機構の構造が簡単で
かつ動作が確実である。
【図面の簡単な説明】 図面は本発明をコンパクトカセットを用いるオートリバ
ース式小型テープレコーダに適用した一実施例を示すも
のであって、第1図は再生停止切換機構及びテープ走行
方向切換機構を底面側から見た分解斜視図、第2図はテ
ープ走行駆動系の分解斜視図、第3図は同上の平面図、
第4図は再生停止切換機構及びテープ走行方向切換機構
の平面図、第5A図〜第5E図は同上の動作を説明する要部
の底面図である。 なお、図面に用いた符号において、 7……リール台 8……リール台 26……駆動プーリ(駆動源) 30……リール台ギア 31……リール台ギア 33……FR第1アイドルギア(揺動ギア) 38……FR第2アイドルギア 40……切換駆動ギア 42……FR駆動ギア(中間回転体) 43……停止切換機構 45……切換中間ギア 50……駆動杆 53……戻しばね 54……カム当接部 65……カム部 66……第1の欠歯部 67……第2の欠歯部 68,69……ロック爪 71……ロックレバー 74……ロックアーム部 81……ソレノイド である。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭57−98151(JP,A) 実開 昭61−48440(JP,U) 実開 昭58−176242(JP,U) 実開 昭61−33228(JP,U)

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.一対のリール台とそれぞれ同軸状に配された一対の
    リール台ギアと、 駆動源の駆動力により回転駆動される中間回転体に係合
    しかつ上記リール台ギアのいずれかに選択的に係合する
    ことによって上記リール台が回転駆動されるように、上
    記一対のリール台ギアの間に配設された少くとも1つの
    揺動ギアと、 この揺動ギアを上記一対のリール台ギアに選択的に係合
    させるために上記揺動ギアを揺動させる停止切換機構と
    を備え、 この停止切換機構は、復動位置から往動位置へ往動され
    ることにより、上記揺動ギアを上記一対のリール台ギア
    のいずれかに係合させて停止モードから再生または記録
    モードへの切換えを行う往復動自在な駆動杆と、 この駆動杆を往動位置と復動位置とに駆動する欠歯ギア
    と、 この欠歯ギアを間欠的に回転駆動する駆動ギアと、 上記駆動杆を復動方向に付勢して、上記欠歯ギアを上記
    駆動ギアに係合させるための機械的な初期回転力をこの
    欠歯ギアに付与するばねと、 再生または記録モードおよび停止モードで上記欠歯ギア
    をロックするロックレバーと、 このロックレバーを駆動するソレノイドとを備え、 再生または記録モード時に上記駆動ギアに対向して位置
    する第1の欠歯部と停止モード時に上記駆動ギアに対向
    して位置する第2の欠歯部とを上記欠歯ギアにそれぞれ
    設けるとともに、上記第1の欠歯部の欠歯領域を上記第
    2の欠歯部の欠歯領域よりも広幅に形成し、 再生または記録モードで上記ソレノイドに通電すること
    により上記ロックレバーが駆動されて上記欠歯ギアのロ
    ックが解除された際に、この欠歯ギアが上記第1の欠歯
    部の広幅な欠歯領域のために上記駆動ギアに係合するこ
    となく上記ばねにより回動されてから上記駆動ギアに係
    合することによって上記駆動杆を復動させるように構成
    したテープレコーダ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5798151A (en) * 1980-12-09 1982-06-18 Matsushita Electric Ind Co Ltd Magnetic recorder and reproducer
NL8402145A (nl) * 1984-07-06 1986-02-03 Philips Nv Magneetbandcassetteapparaat met een servoorgaan.
JPH0329795Y2 (ja) * 1984-08-31 1991-06-25

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