JP2744478B2 - 立体表示装置 - Google Patents

立体表示装置

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JP2744478B2
JP2744478B2 JP1232766A JP23276689A JP2744478B2 JP 2744478 B2 JP2744478 B2 JP 2744478B2 JP 1232766 A JP1232766 A JP 1232766A JP 23276689 A JP23276689 A JP 23276689A JP 2744478 B2 JP2744478 B2 JP 2744478B2
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  • Testing, Inspecting, Measuring Of Stereoscopic Televisions And Televisions (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、立体映像を必要とする分野、立体テレ
ビ、立体テレビ電話、立体VTR装置等の立体表示装置に
関するものである。
〔従来の技術〕
従来より立体映像を表示する手段として偏光メガネ方
式、液晶シャッター方式等によるメガネを用いた立体表
示方法があるが、メガネを用いない立体表示方法として
レンティキュラレンズを用いる方法が考案されている。
その原理を第7図で説明する。
第7図は表示部21(例えば液晶ディスプレイ、CRT,プ
ラズマディスプレイ等)の表示面に直接レンティキュラ
レンズシート22を張り付けた例で、表示部21の表示面に
は異なる方向から撮影した複数(図では4台)のカメラ
から入力した映像信号を1,2,3,4,1,2,3,4,……のように
順番に配置している。立体視の生じる原理は、レンティ
キュラレンズシート22のかまぼこ状のレンズ23を通し
て、観察者30の右目31には映像信号3が、左目32には映
像信号2が投影され、映像信号3,2の両眼視差のため立
体感が生じることとなる。なお、pはレンズピッチを示
す。
一方、大画面表示を行う方法として、画像を投影する
方法もある。第8図は透過型立体投影装置の原理を示す
図である。両眼間隔に並べられた複数(ここでは4台)
の投影装置24A〜24D、透過型の拡散層25をはさんでレン
ティキュラレンズのある面が外側になるように張り合わ
された2枚のレンティキュラレンズシート22から構成さ
れる装置である。各投影装置24A〜24Dからの映像は2枚
のレンティキュラレンズを通ると、投影装置24A〜24Dの
方向に応じた方向に振り分けられて観察者30に立体視を
与えるものである。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記第7図に示す従来例は、表示部21の結晶ディスプ
レイ等を大型化、高精細にすることが技術的に難しく、
大画面表示が困難であることがあげられる。
また、第8図に示す従来例では、複数のカメラ入力の
画像を複数の投影装置24A〜24Dを用いて投影する構成と
なるので、投影システムとして大型化するとともに、拡
大率につれて輝度の低下、解像度の低下等の問題が生じ
る。さらに、レンティキュラレンズシート22を2枚張り
合わせるので張り合わせに要求される精度(2枚のレン
ズ位置を合わせる)は非常に高い。そのため、現状の技
術では非常に製造が困難であるなどの問題がある。
この発明は、上記の問題点を解決するためになされた
もので、輝度を低下させずに大画面化が可能な立体表示
装置を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この発明は、3台以上のカメラを用いて入力した各々
の表示画像の同一の位置の縦表示列をあらかじめ定めた
前記各カメラの番号順に順次集めるとともに、縦方向に
カメラ台数倍に各画素を増加させて伸長し1つの表示列
群とする信号合成回路と、前記信号合成回路によって合
成された映像信号を分割して表示するディスプレイ群
と、前記ディスプレイ群の映像を投影するための投影装
置群と、前記レンティキュラレンズシートのレンズの形
成されていない側が前記レンティキュラレンズシートの
焦点面で、かつ拡散物質のコーティングによる透過型ス
クリーン面となる構成とし、前記表示列群が前記レンテ
ィキュラレンズの概略1ピッチの幅になるように前記透
過型スクリーン面に投影されるレンティキュラスクリー
ンとからなるものである。
〔作用〕 この発明の請求項(1)に記載の発明は、ディスプレ
イ群上の拡大された画面を投影装置群がレンティキュラ
スクリーンに投影する。
〔実施例〕
この発明の基礎となる立体表示装置の構成を第1図に
示す。この図で1A〜1Dは映像入力部分の複数(図では4
台)のカメラ、2A〜2Dは前記各カメラ1A〜1Dから入力さ
れた各映像信号、3は信号合成回路、4はディスプレ
イ、5は投影装置で、光源6,レンズ7,8で構成される。1
0はレンティキュラスクリーンで、裏面が透過型の拡散
層12で構成され、拡散層12に焦点面を持つレンティキュ
ラレンズシート11とにより構成される。Mは被写体を示
す。以下に各部の詳細と構成を説明する。
第2図(a)は、第1図の4台のカメラ1A〜1Dにより
撮影された映像信号2A〜2Dを基に信号合成回路3によっ
て合成された信号を、ディスプレイ4に表示した場合の
各映像信号2A〜2Dの配列を示すものである。
また、第2図(b)は、第2図(a)のW部分の拡大
図である。信号合成回路3では、各映像信号2A〜2Dを1
画素ずつ縦1列の縦表示列に分解し、同一の画素の位置
に対応する縦表示列を集めて表示列群とする。各表示列
群は、表示面上に基の画像の表示列が並ぶ順番になって
いる。このとき、表示画素が正方形であれば、表示面上
の画像は映像信号の数だけ横に長い映像になってしま
う。これを解決するためには、表示列を間引いて縦横の
比を合わせる方法、縦方向に画面を拡大する方法などが
考えられ、前者の方法を第3図に示す。
第3図において、各映像信号2A〜2Dの縦表示列を4本
おきに抜き出し、表示列群を作り、それをディスプレイ
4上に順次並べて表示している。したがって、各映像信
号2A〜2D中の使用する信号は1/4となるが、ディスプレ
イ4の画像の大きさは1台のカメラの画像の大きさと等
しくなる。後者の方法については、後述するこの発明の
実施例で大画面化と併せて述べる。
第4図は投影装置5の上部からみた平面図である。デ
ィスプレイ4上の合成信号はレンティキュラレンズシー
ト11の裏面の拡散層12に投影される。拡散層12で散乱さ
れた各カメラ1A〜1Dからの各映像信号2A〜2Dはレンティ
キュラレンズシート11を通して撮影方向に応じた方向に
屈折し、立体視が可能となる。従来用いられてきた投影
法では多数の投影装置5を必要とし、その調整が困難で
あった。上記した立体表示装置によれば原理的に、投影
装置5が1台ですみ、構成機器の簡略化が可能となる。
そして、2台のカメラ入力で行う2眼式立体表示で
は、被写体Mをある1方向から、眺めた立体像しか見る
ことができないが、上述のように3台以上のカメラ入力
で行う多眼式立体表示では、観察者30の視点が移動する
につれて、その視線の方向から眺めた立体像が見える。
第5図は先述の立体投影装置を複数台用いて大画面表
示を行うこの発明の実施例の方法の原理を説明する図で
ある。4−1〜4−16はそれぞれディスプレイを示し、
全体でディスプレイ群が構成されている。各映像信号2A
〜2Dを解像度の劣化無しに表示するためには横方向に4
倍の情報量が必要となり、横方向に4倍長い画面となっ
てしまう。これを避けるためには縦方向に画面を拡大し
なければならない。このため、縦方向の各画素を4倍
に、つまり、同じものを4個並べることによって縦方向
に4倍の拡張をしている。これにより、ディスプレイ4
−1〜4−16、つまり、16個の領域ができる。この各デ
ィスプレイ4−1〜4−16の1個について1台の投影装
置5、すなわち、16台の前記第1図に示す投影装置5を
用いて1つの画面を分割投影している。この実施例で
は、1つの画面を16分割にして投影することを述べた
が、分割の数はこの数に限ることはない。
第6図にこの発明の実施例を投影装置の上部から見た
平面図を示す。この図で、5−1,5−2,……はそれぞれ
投影装置を示し、全体で5−1〜5−16の16個で投影装
置群を構成している。この第2の実施例ではレンティキ
ュラスクリーン10の大きさが第1図に示す第1図に示す
立体表示装置より縦横が4倍になっている。ディスプレ
イとしては4−1〜4−4が、投影装置としては、5−
1〜5−4のみが示されている。
〔発明の効果〕
この発明にかかる立体表示装置は、複数のカメラから
入力される表示画像を順次集めて、横方向と縦方向に拡
大した表示画像を作り、これを複数台の投影装置により
レンティキュラレンズ上に投影するようにしたので、映
像信号の情報量を欠落させずに表示することが可能とな
る。特に、入力カメラの台数が多い場合には、解像度の
改善効果は大きい。同時に大画面化による輝度の低下を
防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の基礎となる立体表示装置の構成を示
すブロック図、第2図(a),(b)は第1図のカメラ
により投影された映像信号の配列を示す図およびそのW
部分の拡大図、第3図は合成信号の作成方法を説明する
ための図、第4図は第1図に示す立体表示装置を投影装
置の上部から見た平面図、第5図はこの発明の実施例の
原理を説明する図、第6図は実施例を投影装置の上部か
ら見た平面図、第7図は従来のレンティキュラレンズを
用いた立体表示方法の説明図、第8図は他の従来例の説
明図である。 図中、1A〜1Dはカメラ、2A〜2Dは映像信号、3は信号合
成回路、4,4−1〜4−16はディスプレイ、5,5−1〜5
−16は投影装置、6は光源、7,8はレンズ、10はレンテ
ィキュラスクリーン、11はレンティキュラレンズシー
ト、12は拡散層である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 秋山 健二 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日本電信電話株式会社内 (56)参考文献 特開 平2−87792(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】かまぼこ状のレンズを多数並設してなるレ
    ンティキュラレンズシートを使用した立体表示装置にお
    いて、3台以上のカメラを用いて入力した各々の表示画
    像の同一の位置の縦表示列をあらかじめ定めた前記各カ
    メラの番号順に順次集めるとともに、縦方向にカメラ台
    数倍に各画素を増加させて伸長し1つの表示列群とする
    信号合成回路と、前記信号合成回路によって合成された
    映像信号を分割して表示するディスプレイ群と、前記デ
    ィスプレイ群の映像を投影するための投影装置群と、前
    記レンティキュラレンズシートのレンズの形成されてい
    ない側が前記レンティキュラレンズシートの焦点面で、
    かつ拡散物質のコーティングによる透過型スクリーン面
    となる構成とし、前記表示列群が前記レンティキュラレ
    ンズの概略1ピッチの幅になるように前記透過型スクリ
    ーン面に投影されるレンティキュラスクリーンとからな
    ることを特徴とする立体表示装置。
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