JP2734707B2 - 回転ドラム装置 - Google Patents

回転ドラム装置

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JP2734707B2
JP2734707B2 JP1340268A JP34026889A JP2734707B2 JP 2734707 B2 JP2734707 B2 JP 2734707B2 JP 1340268 A JP1340268 A JP 1340268A JP 34026889 A JP34026889 A JP 34026889A JP 2734707 B2 JP2734707 B2 JP 2734707B2
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雅義 野口
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    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B15/00Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
    • G11B15/60Guiding record carrier
    • G11B15/61Guiding record carrier on drum, e.g. drum containing rotating heads
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B15/00Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
    • G11B15/18Driving; Starting; Stopping; Arrangements for control or regulation thereof
    • G11B15/46Controlling, regulating, or indicating speed
    • G11B15/467Controlling, regulating, or indicating speed in arrangements for recording or reproducing wherein both record carriers and heads are driven
    • G11B15/473Controlling, regulating, or indicating speed in arrangements for recording or reproducing wherein both record carriers and heads are driven by controlling the speed of the heads

Description

【発明の詳細な説明】 以下の順序で本発明を説明する。
A産業上の利用分野 B発明の概要 C従来の技術 D発明が解決しようとする問題点(第5図及び第6図) E問題点を解決するための手段(第1図〜第3図) F作用(第1図〜第3図) G実施例 (G1)DATの全体構成(第4図) (G2)実施例のDAT(第1図〜第3図) (G3)他の実施例 H発明の効果 A産業上の利用分野 本発明は回転ドラム装置に関し、例えば回転ヘツド型
デイジタルオーデイオテープレコーダに適用して好適な
ものである。
B発明の概要 本発明は、回転ドラム装置において、信号処理基準信
号の基準タイミングにドラム周波数信号の基準周期を順
次加算して得られる分割タイミングデータ及びドラム周
波数信号のカウントデータの対応部分の位相差を検出し
て、回転ドラムの回転位相を制御するようにしたことに
より、ドラム周波数信号のタイミングで回転ドラムの回
転位相を制御することができ、ドラム位相に応じて回転
位相を制御する場合に比して、位相制御の応答性を格段
的に向上し得る。
C従来の技術 従来、オーデイオ信号を高密度記録し得るテープレコ
ーダ装置として、回転ヘツド型デイジタルオーデイオテ
ープレコーダ(以下DATと呼ぶ)が用いられている。
このDAT1においては、第5図に示すように、DTAフオ
ーマツトによつてオーデイオデータが記録された磁気テ
ープ2が、テープカセツトから引き出され傾斜ガイド3A
及び3Bに案内され、180度の角間隔で互いに異なるアジ
マス角でなる回転ヘツド5A及び5Bが配置された回転ドラ
ム4に所定の角間隔で巻き付けられ、この後キヤプスタ
ン及びピンチローラに挟まれてテープカセツト内に巻き
取られる。
これにより、このDAT1においては、入力されるオーデ
イオデータを回転ヘツド5A及び5Bを用いて磁気テープ2
上に記録し又は磁気テープ2上に記録されたオーデイオ
データを回転ヘツド5A及び5Bを用いて再生し得るように
なされている。
なおDAT1では、回転ドラム4の回転数を検出するドラ
ム周波数信号FGDR及び回転ヘツド5A及び5Bが磁気テープ
2に対してどの位置に存在するかを検出するドラム位相
信号PGDRが送出され、これにより回転ヘツド5A及び5Bの
回転速度及び回転位相を制御している。
実際上回転ヘツド5A及び5Bの回転位相は、ドラム位相
信号PGDR(第6図(A))とDAT1内部の信号処理用大規
模集積回路の記録再生タイミングを表す信号処理基準信
号DREF(第6図(C))との位相差を常に所定の範囲に
制御するようになされている。
また回転ヘツド5A及び5Bの回転速度は、ドラム周波数
信号FGDR(第6図(B))の周期を計測し、基準周期と
の差を電圧に変換してドラムモータを駆動制御するよう
になされている。
D発明が解決しようとする問題点 ところがかかる構成のDAT1においては、回転ヘツド5A
及び5Bの回転位相を回転ドラム4の1回転に1回発生す
るドラム位相信号PGDRに基づいて制御するため、実際上
回転ドラム4の1回転に1回しか回転位相を制御するこ
とができず、ドラム位相信号PGDR及び信号処理基準信号
DREFの位相差を一定の範囲に制御するために比較的長い
時間を要する問題がある。
特にこの問題は、記録時のミユーテイング状態からミ
ユーテイングを解除した際に影響を及ぼし、DAT1がミユ
ーテイングの解除後直ちに記録動作を開始できないこと
から、ユーザに不安感を与えるおそれを回避できなかつ
た。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、簡易な
構成で一段と高い精度で回転位相を制御し得る回転ヘツ
ド装置を提案しようとするものである。
E問題点を解決するための手段 かかる問題点を解決するため本発明においては、回転
ドラム11の1回転に所定周期の繰り返し信号でなるドラ
ム周波数信号FGDRをカウントしてカウントデータCNTを
送出するカウント手段31と、内部信号処理を行う信号処
理基準信号DREFの基準タイミングT1にドラム周波数信号
FGDRの基準周期tREFを順次加算して分割タイミングデー
タTXを得る分割タイミング発生手段40と、それぞれ対応
するカウントデータCNT及び分割タイミングデータTXの
位相差を検出し、その位相差に応じて回転ドラム11の回
転位相を制御する回転ドラム制御手段41、42、43とを設
けるようにした。
F作用 信号処理基準信号DREFの基準タイミングT1にドラム周
波数信号FGDRの基準周期tREFを順次加算して得られる分
割タイミングデータTX及びドラム周波数信号FGDRのカウ
ントデータCNTの対応部分の位相差を検出して、回転ド
ラム11の回転位相を制御するようにしたことにより、ド
ラム周波数信号FGDRのタイミングで回転ドラム11の回転
位相を制御することができ、ドラム位相に応じて回転位
相を制御する場合に比して、位相制御の応答性を格段的
に向上し得る。
G実施例 以下図面について、本発明の一実施例を詳述する。
(G1)DATの全体構成 第4図において、10は全体として回転ヘツド型デイジ
タルオーデイオテープレコーダ(DAT)の全体構成を示
し、所望のオーデイオ信号ADIN及びADOUTを回転ドラム1
1上に設けられた回転ヘツド12A、12Bを用いて、当該回
転ドラム11に所定の角間隔だけ巻き付けられた磁気テー
プ13上に記録し及び又は再生し得るようになされてい
る。
このDAT10において、まず記録時入力オーデイオ信号A
DINはオーデイオ信号変換回路14に入力される。このオ
ーデイオ信号変換回路14は記録処理系としてローパスフ
イルタ及びアナログデイジタル変換回路を有してなり、
入力されるオーデイオ信号ADINをデイジタルデータに変
換し、入力デイジタルデータDTINとしてデイジタル信号
処理回路15の記録処理系に送出する。
デイジタル信号処理回路15の記録処理系は入力された
デイジタルデータDTINを一旦入力オーデイオデータDTAD
としてRAM(random access memory)構成のメモリ回路1
6に書き込む。
なおデイジタル信号処理回路15の記録処理系は誤り訂
正符号生成回路、インターリーブ処理回路、8−10変調
回路、パラレルシリアル変換回路等を含んで構成されて
いる。
これによりまずメモリ回路16に書き込まれた入力オー
デイオデータDTADを誤り訂正符号生成回路が読み出し、
誤り訂正用パリテイを生成した後、当該誤り訂正用パリ
テイをメモリ回路16に書き込む。
このメモリ回路16に対する書き込み及び読み出し処理
は全てインターリーブ処理回路で発生したデータインタ
ーリーブに対応するアドレスが選定されており、このよ
うにして誤り訂正用パリテイが付加された入力オーデイ
オデータDTADを8−10変調回路が読み出す。
8−10変調回路は8ビツトデータでなる入力オーデイ
オデータDTADを回転ヘツド12A、12Bによる磁気記録に適
した10ビツトデータに変換すると共に、同期信号、アド
レス信号、サブコード信号、ATF(automatic track fol
lowing)信号等を付加する。
デイジタル信号処理回路15の記録処理系はこのように
して得られる記録データを内部のシリアルパラレル変換
回路においてシリアルデータでなる記録信号SREC0に変
換し、記録再生増幅回路17の記録処理系に送出する。
記録再生増幅回路17の記録処理系は記録信号増幅回路
及びロータリートランス等で構成され、入力される記録
信号SREC0を増幅して得られる増幅記録信号SREC1をロー
タリートランスを介して回転ドラム11上の回転ヘツド12
A、12Bに供給するようになされている。
かくして磁気テープ13の所定の記録トラツクに入力オ
ーデイオ信号ADINを記録し得るようになされている。
ここでこのDAT10においては、入力/表示回路18から
マイクロコンピユータ構成のシステム制御回路19に入力
される操作データDOPRに基づいて記録動作又は再生動作
を選択制御するようになされている。
この入力/表示回路18は例えば操作子入力手段として
キーマトリクスを有するマイクロコンピユータと、表示
手段として液晶表示素子を有する表示パネルとで構成さ
れている。
これにより入力/表示回路18はユーザによる操作子の
操作に応動して操作データDOPRを出力すると共に、シス
テム制御回路19から入力される表示データDDSPに基づい
て表示パネル上の表示を行う。
またシステム制御回路19は記録時予め設定されたシス
テム情報及び入力/表示回路18から入力される操作デー
タDOPRに基づいてメカ制御データDMC、信号処理制御デ
ータDCNT及びサーボ処理制御データDSBを生成し、それ
ぞれメカニカル制御回路20、デイジタル信号処理回路15
及びサーボ処理回路21に送出する。
実際上記録時サーボ処理回路21はシステム制御回路19
から入力されるサーボ処理制御データDSBに基づいてド
ラムモータ22、キヤプスタンモータ23、リールモータ24
に、それぞれドラム駆動信号CDR、キヤプスタン駆動信
号CCP、リール駆動信号CRMを送出して回転ドラム11を所
定の回転数で回転駆動すると共に磁気テープ13を所定の
速度で走行させる。
またこのときドラムモータ22、キヤプスタンモータ23
及びリールモータ24からはドラム位相信号PGDR、ドラム
周波数信号FGDR、キヤプスタン周波数信号FGCP及びリー
ル周波数信号FGRMがそれぞれサーボ処理回路21にフイー
ドバツクされ、これにより各々速度サーボ及び又は位相
サーボを形成するようになされている。
なおサーボ処理回路21には、デイジタル信号処理回路
15から記録時の1インターリーブ周期を表す内部基準信
号DREFが供給され、この結果サーボ処理回路21はこの内
部基準信号DREFに基づいて速度サーボ処理及び又は位相
サーボ処理を実行すると共に、入力されるドラム位相信
号PGDR及びドラム周波数信号FGDRに基づいて生成した回
転ヘツド12A、12Bの切換基準信号SWPをデイジタル信号
処理回路15に送出する。
またこのメカニカル制御回路20はシステム制御回路19
から入力されるメカ制御データDMCに基づいてDATカセツ
トのカセツトローデイング機構及び磁気テープ13のテー
プローデイング機構等を駆動制御すると共に、このメカ
ニカル機構部分から入力されるセンサ情報SMCに基づい
てメカ情報データDSMCを生成し、これをシステム制御回
路19に送出する。
ここでこのDAT10において、再生時まずサーボ処理回
路21はシステム制御回路19から入力されるサーボ処理制
御データDSBに応じた回転数及びデイジタル信号処理回
路15から供給される再生時の内部基準信号DREFに同期す
る位相でドラムモータ22を回転駆動して速度サーボ及び
位相サーボを形成する。
この状態で回転ヘツド12A、12Bから得られる再生信号
SPB0はロータリートランス、再生信号増幅回路、波形等
化回路を含む記録再生増幅回路17の再生処理系に入力さ
れ、この結果得られる増幅再生信号SPB2がトラツキング
制御回路25に供給されると共に、内蔵された2値化回路
を通じて得られる再生デイジタル信号SPB1がデイジタル
信号処理回路15の再生処理系に供給される。
なおこのDAT10の場合トラツキング制御回路25は、磁
気テープ13の記録トラツクに形成されたATF用の同期信
号及びATFパイロツト信号を流用してトラツキング制御
を行うようになされている。
すなわちトラツキング制御回路25は同期信号検出用の
イコライザ回路とATFエンベロープ検波回路を有してな
り、入力される再生デイジタル信号SPB1中に同期信号を
検出したタイミングに基づいて、エンベロープ検波信号
中からATF信号を検出し、このATF信号に応じてATF制御
信号CATFを形成してサーボ処理回路21に送出する。
これによりサーボ処理回路21はATF制御信号CATFに応
じてキヤプスタンモータ23を駆動制御し、かくして回転
ヘツド12A、12Bが磁気テープ13の記録トラツク上を正確
にトレースし得るようにATFサーボループが形成され
る。
このようにして磁気テープ13の記録トラツクを正確に
再生し得るようになると、デイジタル信号処理回路15の
再生処理系は入力される再生デイジタル信号SPB1につい
て再生処理を開始する。
このデイジタル信号処理回路15の再生処理系は、PLL
(phase locked loop)回路構成のクロツク再生回路、1
0−8復調回路、誤り検出訂正回路、デインターリーブ
処理回路、補間回路等から構成されている。
これにより、デイジタル信号処理回路15はまずクロツ
ク再生回路において再生デイジタル信号SPB1に含まれる
再生クロツク信号を検出する。
10−8復調回路では再生デイジタル信号SPB1中に同期
信号を検出すると、クロツク再生回路で検出された再生
クロツク信号に基づいて再生デイジタル信号SPB1の10ビ
ツト分を10−8復調し、この結果得られる8ビツトデー
タを再生オーデイオデータDTADとして順次メモリ回路16
に書き込む。
このようにしてメモリ回路16に書き込まれた再生オー
デイオデータDTADは誤り検出訂正回路によつて読み出さ
れデータ誤りの有無が検出されると共に、データ誤りが
存在する場合には誤り訂正用パリテイを用いた誤り訂正
処理を行い誤り訂正されたデータ及び当該訂正結果をメ
モリ回路16に書き込む。
このメモリ回路16に対する書き込み及び読み出し処理
は、全てデインターリーブ処理回路で発生したデータデ
インターリーブに対応するアドレスが選定されており、
誤り検出訂正処理後の再生オーデイオデータDTADが補間
回路によつて読み出される。
これにより補間回路は誤り訂正できなかつたデータに
ついて前後のデータとの平均値を演算する手法等による
補間演算を実行し、これを再生デイジタルデータDTOUT
としてオーデイオ信号変換回路14の再生処理系に送出す
る。
オーデイオ信号変換回路14の再生処理系はデイジタル
アナログ変換回路及びローパスフイルタを有してなり、
再生デイジタルデータDTOUTをアナログ信号に変換し、
これを再生オーデイオ信号ADOUTとして送出する。
かくして磁気テープ13の記録トラツクを回転ドラム11
上の回転ヘツド12A、12Bで読み出し、磁気テープ13に記
録された記録データを再生して再生オーデイオ信号AD
OUTを得るようになされている。
(G2)実施例のDAT 第4図及び第5図との対応部分に同一符号を付して示
す第1図において、30は本発明によるDATを示し、この
場合回転ドラム11から送出されるドラム位相信号PG
DR(第3図(A))及びドラム周波数信号FGDR(第3図
(B))が、信号処理基準信号DREF(第3図(D))と
共に周期計測回路31に入力される。
この周期計測回路31は、第2図に示すように、カウン
タ32及び所定ワード数分の記憶容量でなるFIFO(first
in first out)メモリ33を有するマイクロコンピユータ
で構成されている。
この実施例の場合、カウンタ32は所定のクロツクに応
じてカウント動作を実行する自走式カウンタ構成でな
り、クロツクの周期毎に得られるカウントデータCNT
(第3図(E))が順次FIFOメモリ33に入力される。
またドラム周波数信号FGDR及び信号処理基準信号DREF
は、それぞれ立上りエツジ検出回路34及び立下りエツジ
検出回路35に入力され、それぞれ立上りエツジ及び立下
りエツジを検出してなるエツジ検出パルスP10及びP20
が、オア回路36を通じてFIFO制御回路37に入力される。
このFIFO制御回路37はオア回路36から入力されるエツ
ジ検出パルスP10又はP20の立ち上がるタイミングで、FI
FOメモリ33に対してアドレス制御データCADRを送出して
カウントデータCNTを取り込み、FIFOメモリ33の先頭ワ
ードから順次格納する。
なお、このFIFOメモリ43の下位2ビツトは、カウント
データCNTがドラム周波数信号FGDRの立上りエツジ又は
信号処理基準信号DREFの立下りエツジの何れのタイミン
グで格納されたかを表すデータ種別フラグFDTとして使
用されている。
すなわち、実際上カウントデータCNTがドラム周波数
信号FGDRの立上りエツジに応じて格納された場合、下位
から2ビツト目に値「1」が設定され、逆に信号処理基
準信号DREFの立下りエツジに応じて格納された場合、最
下位ビツトに値「1」が設定される。
このようにして、FIFOメモリ43に格納されたカウント
データCNT(CNT(t1)、CNT(T1)、CNT(t2)、CNT(t
3)、……)(第3図(E))は、FIFO制御回路37から
供給されるFIFO制御データCFIFOに基づいて、入力され
るドラム位相信号PGDRと共にバスデータDTBUSとして内
部バス38を通じて読み出され位相差制御回路40に送出さ
れる。
位相差制御回路40は、バスデータDTBUSとしてドラム
位相信号PGDRを読み出し、ドラム位相信号PGDRの立ち上
がりを検出すると、このタイミングからFIFOメモリ33に
格納されたカウントデータCNTを読み出す。
この後位相差制御回路40は例えばデータ種別フラグF
DTによつて信号処理基準信号DREFの立下りエツジに応じ
たカウントデータCNT(T1)を基準タイミングデータT1
として、順次ドラム周波数信号FGDRの基準周期tREFを加
算して、分割タイミングデータTX(T1、T1+tREF、T1
2tREF、T1+3tREF、……)(第3図(F))を生成す
る。
続いて位相差制御回路40はカウントデータCNTの差分
でなる位相差データDTSBを順次検出する。
この位相差データDTSBは、PWM(pluse width modulat
ion)出力回路41でPWM変調されローパスフイルタ(LP
F)42を通じて、ドラム位相制御信号SDRとしてドラム駆
動回路43に入力される。
以上の構成において、位相差制御回路40はまず回転ド
ラム11の回転速度を制御するにつき、FIFOメモリ33に入
力されたドラム周波数信号FGDRの立上りエツジによるカ
ウンタデータCNTを順次読み出す。
続いて、ドラム周波数信号FGDRの周期データ(t2
t1、t3−t2、……)を算出してドラム周波数信号FGDR
基準周期tREFとの差を求め、これをPWM出力としてLPF42
を通じてドラム駆動回路43に送出し、これにより回転ド
ラム11の回転速度を基準周期tREFに応じた目標速度に制
御する。
また位相差制御回路40は回転ドラム11の回転位相を制
御するにつき信号処理基準信号DREFの立下りエツジとド
ラム周波数信号FGDR及びドラム位相信号PGDRより生成さ
れる回転ヘツド12A、12Bの切換基準信号SWP(第3図
(C))の立下りエツジとの位相差を検出し、この位相
差がなくなるように制御する。
なお第3図の場合この切換基準信号SWPは、ドラム位
相信号PGDRが論理「H」レベルの間のドラム周波数信号
FGDRの立上りエツジで、論理「H」から論理「L」に立
ち下がり、逆に立ち上がりはドラム周波数信号FGDRを分
周して生成される。
この場合回転ドラム11の1回転に応じてドラム周波数
信号FGDRは8周期を有するようになされており、従来の
位相制御方法では位相差ΔT1を次式 ΔT1=t1−T1、t1−T2、…… ……(1) で表されるように、回転ドラム11の1回転に1回算出す
る。
これに対してこの位相差制御回路40では、位相差ΔT2
を次式 ΔT2=t1−T1、t2−(T1+tREF)、 t3−(T1+2tREF)、……、 tn−(T1+(n−1)tREF)、…… t8−(T1+7tREF)、…… ……(2) で表されるようにして算出するようになされている。こ
の方法によれば、回転ドラム11の1回転につきドラム周
波数信号FGDRに応じた8回分だけ位相差ΔT2を算出し得
ることになる。
かくしてドラム駆動回路43はドラム位相制御信号SDR
に応じたドラム駆動信号CDRを発生して、回転ドラム11
のドラムモータ22を駆動制御し、この結果回転ヘツド12
A、12Bの回転位相が、ドラム周波数信号FGDRの周期に応
じて制御される。
以上の構成によれば、信号処理基準信号DREFの基準タ
イミングT1にドラム周波数信号FGDRの基準周期tREFを順
次加算して得られる分割タイミングデータTX及びドラム
周波数信号FGDRのカウントデータCNTの対応部分の位相
差ΔT2を検出し、この位相差データDTSBを用いて回転ド
ラム11の回転速度及び回転位相を制御するようにしたこ
とにより、ドラム周波数信号FGDRの周期に応じて回転ド
ラム11の回転位相を制御することができ、ドラム位相信
号PGDRの周期に応じて回転ドラム11の回転位相を制御す
る場合に比して、位相制御の応答性を格段的に向上し得
るDAT30を実現できる。
かくするにつき、記録時のミユーテイング状態からミ
ユーテイングの解除後、直ちに記録動作を実行し得るこ
とから、ユーザの使い勝手を一段と向上し得るDAT30を
実現できる。
(G3)他の実施例 (1) 上述の実施例においては、カウントデータをFI
FOメモリに記憶した場合について述べたが、本発明はこ
れに限らず、RAM(random access memory)やラツチ回
路等他の記憶手段に保持するようにしても、上述の実施
例と同様の効果を実現できる。
(2) 上述の実施例においては、本発明を回転ヘツド
型デイジタルオーデイオテープレコーダに適用した場合
について述べたが、本発明はこれに限らず、ビデオテー
プレコーダやデータレコーダ等他の回転ドラム装置に広
く適用して好適なものである。
H発明の効果 上述のように本発明によれば、信号処理基準信号の基
準タイミングにドラム周波数信号の基準周期を順次加算
して得られる分割タイミングデータ及びドラム周波数信
号のカウントデータの対応部分の位相差を検出して、回
転ドラムの回転位相を制御するようにしたことにより、
ドラム周波数信号に応じて回転ドラムの回転位相を制御
することができ、ドラム位相に応じて回転位相を制御す
る場合に比して、位相制御の応答性を格段的に向上し得
る回転ドラム装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例によるDATを示すブロツク
図、第2図は周期計測回路の構成を示すブロツク図、第
3図はその動作の説明に供するタイミングチヤート、第
4図はDATの全体構成を示すブロツク図、第5図はDATの
回転ドラムを示す略線図、第6図はその回転周期の説明
に供するタイミングチヤートである。 1、10、30……DAT、2、13……磁気テープ、4、11…
…回転ドラム、5A、5B、12A、12B……回転ヘツド、31…
…周期計測回路、32……カウンタ、33……FIFOメモリ、
40……位相差制御回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高橋 俊彦 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソ ニー株式会社内 (56)参考文献 特開 昭63−247949(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転ドラムの1回転に所定周期の繰り返し
    信号でなるドラム周波数信号をカウントしてカウントデ
    ータを送出するカウント手段と、 内部信号処理を行う信号処理基準信号の基準タイミング
    に上記ドラム周波数信号の基準周期を順次加算して分割
    タイミングデータを得る分割タイミング発生手段と、 それぞれ対応する上記カウントデータ及び上記分割タイ
    ミングデータの位相差を検出し、当該位相差に応じて上
    記回転ドラムの回転位相を制御する回転ドラム制御手段
    と を具えることを特徴とする回転ドラム装置。
JP1340268A 1989-12-30 1989-12-30 回転ドラム装置 Expired - Lifetime JP2734707B2 (ja)

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