JP2731168B2 - 断層撮影装置 - Google Patents
断層撮影装置Info
- Publication number
- JP2731168B2 JP2731168B2 JP63172314A JP17231488A JP2731168B2 JP 2731168 B2 JP2731168 B2 JP 2731168B2 JP 63172314 A JP63172314 A JP 63172314A JP 17231488 A JP17231488 A JP 17231488A JP 2731168 B2 JP2731168 B2 JP 2731168B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ray tube
- tomography
- ray
- clear zone
- contact angle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 238000003325 tomography Methods 0.000 title claims description 28
- 238000003384 imaging method Methods 0.000 claims description 15
- 230000002452 interceptive effect Effects 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000001678 irradiating effect Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 1
- 230000005855 radiation Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野） 本発明は、天板に裁置された被検者にＸ線を曝射し、
断層撮影を行なう断層撮影装置に関する。
断層撮影を行なう断層撮影装置に関する。
（従来の技術） 従来の断層撮影装置においては、術者が電源を投入し
Ｘ線管を所定の位置に移動させるようなセットアップ動
作を行い、このセットアップ動作が終了した後、被検者
の断層撮影が行なわれている。すなわち前記断層撮影装
置は、術者がスイッチ等をON操作すると、Ｘ線管を例え
ば直線方向に移動し、かつＸ線管の移動方向に対向しつ
つブッキー装置を移動しながら、Ｘ線管からＸ線を寝台
に載置された被検者に対して曝射し、ブッキー装置内の
Ｘ線フィルムに断層撮影像を写し込むようになされてい
る。このような装置におけるＸ線管およびブッキー装置
は、前述した如く一定の範囲内で直線方向に運動してお
り、この運動範囲内を一般にクリアゾーンと称してい
る。
Ｘ線管を所定の位置に移動させるようなセットアップ動
作を行い、このセットアップ動作が終了した後、被検者
の断層撮影が行なわれている。すなわち前記断層撮影装
置は、術者がスイッチ等をON操作すると、Ｘ線管を例え
ば直線方向に移動し、かつＸ線管の移動方向に対向しつ
つブッキー装置を移動しながら、Ｘ線管からＸ線を寝台
に載置された被検者に対して曝射し、ブッキー装置内の
Ｘ線フィルムに断層撮影像を写し込むようになされてい
る。このような装置におけるＸ線管およびブッキー装置
は、前述した如く一定の範囲内で直線方向に運動してお
り、この運動範囲内を一般にクリアゾーンと称してい
る。
ところで、被検者の断層撮影が行なわれる前に、Ｘ線
管およびブッキー装置の運動範囲内にすなわち前記クリ
アゾーン内に干渉物（障害物）例えば点滴スタンド等が
しばしば存在することもあった。
管およびブッキー装置の運動範囲内にすなわち前記クリ
アゾーン内に干渉物（障害物）例えば点滴スタンド等が
しばしば存在することもあった。
（発明が解決しようとする課題） 然し乍ら、前記Ｘ線管およびブッキー装置の運動範囲
内に前記干渉物が存在するにもかかわらず、術者は干渉
物の確認をせずに断層撮影を行なっていた。このため例
えば前記Ｘ線管と点滴スタンドとが衝突してＸ線管が破
壊し、断層撮影に支障を来たすばかりでなく、安全性に
欠けるという問題があった。このため前記クリアゾーン
内の近傍に点滴スタンド等の干渉物を置いて断層撮影を
行なう場合には、クリアゾーンの外周をテープで貼って
クリアゾーンであることを表示し、上記干渉が発生しな
いように安全性を図っていた。
内に前記干渉物が存在するにもかかわらず、術者は干渉
物の確認をせずに断層撮影を行なっていた。このため例
えば前記Ｘ線管と点滴スタンドとが衝突してＸ線管が破
壊し、断層撮影に支障を来たすばかりでなく、安全性に
欠けるという問題があった。このため前記クリアゾーン
内の近傍に点滴スタンド等の干渉物を置いて断層撮影を
行なう場合には、クリアゾーンの外周をテープで貼って
クリアゾーンであることを表示し、上記干渉が発生しな
いように安全性を図っていた。
しかしながら、上述の方法により術者がクリアゾーン
を予め認識できていても、被検者は前記装置がどのよう
に運動するか認識できないので、Ｘ線管の運動に驚いて
撮影中に移動し、怪我してしまうという問題があった。
したがって、従来の断層撮影にあっては、Ｘ線管および
ブッキー装置の運動範囲内に干渉物が存在するか否かを
確認する場合、Ｘ線を曝射せずに撮影動作を行なうよう
にしていた。
を予め認識できていても、被検者は前記装置がどのよう
に運動するか認識できないので、Ｘ線管の運動に驚いて
撮影中に移動し、怪我してしまうという問題があった。
したがって、従来の断層撮影にあっては、Ｘ線管および
ブッキー装置の運動範囲内に干渉物が存在するか否かを
確認する場合、Ｘ線を曝射せずに撮影動作を行なうよう
にしていた。
然し乍ら、この場合にあっては、Ｘ線管が速く移動し
て撮影動作が行われるため、前記干渉物を確認するには
危険がともなった。
て撮影動作が行われるため、前記干渉物を確認するには
危険がともなった。
そこで本発明の目的は、クリアゾーンを確認し得、安
全かつ確実に撮影して装置の信頼性を向上し得、かつＸ
線の曝射量を低減し得、しかも術者の操作負担を軽減し
得る断層撮影装置を提供することにある。
全かつ確実に撮影して装置の信頼性を向上し得、かつＸ
線の曝射量を低減し得、しかも術者の操作負担を軽減し
得る断層撮影装置を提供することにある。
［発明の構成］ （課題を解決する為の手段） 本発明は上記の課題を解決し目的を達成する為に次の
ような手段を講じた。すなわち本発明は、Ｘ線源を予め
設定された位置に移動し、このＸ線源とＸ線フィルムに
断層撮影像を写し込む写し込み装置とを対向させつつ直
線または回転動作を行なうと共に、寝台に載置された被
検者にＸ線を曝射して断層撮影する断層撮影装置におい
て、断層撮影に先だって前記Ｘ線源および写し込み装置
を、直線方向に対して最大触れ角度に傾け、かつ前記最
大触れ角度で回転方向に回転させる初期動作手段を具備
したものである。
ような手段を講じた。すなわち本発明は、Ｘ線源を予め
設定された位置に移動し、このＸ線源とＸ線フィルムに
断層撮影像を写し込む写し込み装置とを対向させつつ直
線または回転動作を行なうと共に、寝台に載置された被
検者にＸ線を曝射して断層撮影する断層撮影装置におい
て、断層撮影に先だって前記Ｘ線源および写し込み装置
を、直線方向に対して最大触れ角度に傾け、かつ前記最
大触れ角度で回転方向に回転させる初期動作手段を具備
したものである。
（作用） このような手段を講じたことにより、次のような作用
を呈する。Ｘ線源からＸ線を曝射するに先だって前記Ｘ
線源が微少速度で直線運動および円運動するので、術者
は断層撮影前に装置のクリアゾーン内の干渉物を確認で
きる。その結果、安全かつ確実に断層撮影が行なえるの
で、装置の信頼性が向上する。また確実に断層撮影が行
なえることから何回も撮影することがなくなり、術者の
操作負担を軽減でき、しかも撮影ミスが防止できるの
で、Ｘ線曝射量を低減できる。さらに撮影前に被検者に
装置の運動を認識させることができるので、被検社が撮
影中に怖がって動くこともなくなる。
を呈する。Ｘ線源からＸ線を曝射するに先だって前記Ｘ
線源が微少速度で直線運動および円運動するので、術者
は断層撮影前に装置のクリアゾーン内の干渉物を確認で
きる。その結果、安全かつ確実に断層撮影が行なえるの
で、装置の信頼性が向上する。また確実に断層撮影が行
なえることから何回も撮影することがなくなり、術者の
操作負担を軽減でき、しかも撮影ミスが防止できるの
で、Ｘ線曝射量を低減できる。さらに撮影前に被検者に
装置の運動を認識させることができるので、被検社が撮
影中に怖がって動くこともなくなる。
（実施例） 第１図は本発明に係る断層撮影装置の一実施例を示す
概略構成図である。第２図は前記装置の上面図であり、
第３図は前記装置の側面図であり、第４図は前記装置の
正面図である。第１図において、Ｘ線管１はＸ線を寝台
２に載置された図示しない被検者に曝射するものであ
る。第２図に示す如くＸ線管１は支柱４に取付けられ、
この支柱４は架台５に取付けられている。前記Ｘ線管１
は直線方向Ｙすなわち第３図に示す如き方向に支柱４と
共に最大触れ角度±23゜に傾斜するよう移動するものと
なっている。またＸ線管１は直線方向Ｘすなわち第４図
に示す如き方向に支柱４と共に最大触れ角度±23゜に傾
斜するよう移動するものとなっている。したがって、前
記Ｘ線管１および支柱４の運動範囲すなわちクリアゾー
ン６は斜線部分で示す領域となっている。Ｘ線管１は前
記最大触れ角度で回転方向Ｑに微少速度で回転するもの
となっている。ブッキー装置３は前記被検者を透過した
像を断層撮影像としてＸ線フィルムに写し込む装置であ
る。ブッキー装置３は第１図に示す如く前記Ｘ線管１の
直線方向X1の移動に対向しつつ直線方向X2に移動するよ
うになされ、これにより断層撮影が行われるものとなっ
ている。
概略構成図である。第２図は前記装置の上面図であり、
第３図は前記装置の側面図であり、第４図は前記装置の
正面図である。第１図において、Ｘ線管１はＸ線を寝台
２に載置された図示しない被検者に曝射するものであ
る。第２図に示す如くＸ線管１は支柱４に取付けられ、
この支柱４は架台５に取付けられている。前記Ｘ線管１
は直線方向Ｙすなわち第３図に示す如き方向に支柱４と
共に最大触れ角度±23゜に傾斜するよう移動するものと
なっている。またＸ線管１は直線方向Ｘすなわち第４図
に示す如き方向に支柱４と共に最大触れ角度±23゜に傾
斜するよう移動するものとなっている。したがって、前
記Ｘ線管１および支柱４の運動範囲すなわちクリアゾー
ン６は斜線部分で示す領域となっている。Ｘ線管１は前
記最大触れ角度で回転方向Ｑに微少速度で回転するもの
となっている。ブッキー装置３は前記被検者を透過した
像を断層撮影像としてＸ線フィルムに写し込む装置であ
る。ブッキー装置３は第１図に示す如く前記Ｘ線管１の
直線方向X1の移動に対向しつつ直線方向X2に移動するよ
うになされ、これにより断層撮影が行われるものとなっ
ている。
初期動作手段としての操作パネル10は前記断層撮影に
先だって前記クリアゾーン６の確認動作を行なうもので
ある。すなわち操作パネル10は前記寝台２側に設けら
れ、Ｘ線管１の直線方向X,Yへ移動するための位置信号s
1および速度信号s2と、回転方向Ｑへ回転させるための
速度信号s3を発生させるテストスイッチ11を備えてい
る。テストスイッチ11が押圧されると、Ｘ線管１がどの
位置に停止していても１秒間経過後Ｘ線管１に位置信号
s1および直線方向X1への速度信号s2が出力されるものと
なっている。Ｘ線管１は前記位置信号s1および速度信号
s2を入力し、直線方向X1に最大触れ角度23゜に傾斜する
よう移動するものとなっている。Ｘ線管１は前記最大触
れ角度23゜の位置に停止すると、前記テストスイッチ11
から速度信号s3を入力し、Ｘ線管１の最大触れ角度23゜
でかつ微少速度（LOWスピードの1/3）で回転方向Ｑに回
転するようになされている。テストスイッチ11の押圧に
よりＸ線管１は回転を断続し、テストスイッチ11の開放
によりＸ線管１は回転を停止してその位置にロックされ
るようになされている。また再度テストスイッチ11の押
圧により１秒経過後、回転を開始するようになされてい
る。
先だって前記クリアゾーン６の確認動作を行なうもので
ある。すなわち操作パネル10は前記寝台２側に設けら
れ、Ｘ線管１の直線方向X,Yへ移動するための位置信号s
1および速度信号s2と、回転方向Ｑへ回転させるための
速度信号s3を発生させるテストスイッチ11を備えてい
る。テストスイッチ11が押圧されると、Ｘ線管１がどの
位置に停止していても１秒間経過後Ｘ線管１に位置信号
s1および直線方向X1への速度信号s2が出力されるものと
なっている。Ｘ線管１は前記位置信号s1および速度信号
s2を入力し、直線方向X1に最大触れ角度23゜に傾斜する
よう移動するものとなっている。Ｘ線管１は前記最大触
れ角度23゜の位置に停止すると、前記テストスイッチ11
から速度信号s3を入力し、Ｘ線管１の最大触れ角度23゜
でかつ微少速度（LOWスピードの1/3）で回転方向Ｑに回
転するようになされている。テストスイッチ11の押圧に
よりＸ線管１は回転を断続し、テストスイッチ11の開放
によりＸ線管１は回転を停止してその位置にロックされ
るようになされている。また再度テストスイッチ11の押
圧により１秒経過後、回転を開始するようになされてい
る。
次にこのように構成された実施例の作用を第５図を参
照して説明する。まず断層撮影に先だってクリアゾーン
確認が行われる。すなわち術者が電源を投入し（ステッ
プＡ）、続いてテストスイッチ11を押圧する（ステップ
Ｂ）。そうすると、テストスイッチ11の押圧により位置
信号s1および速度信号s2が発生し、これらの位置信号s1
および速度信号s2はＸ線管１に送出される。そしてＸ線
管１は位置信号s1および速度信号s2を受け、１秒後に直
線方向X1すなわち最大触れ角度23゜の位置まで傾く（ス
テップＣ〜Ｄ）。そしてＸ線管１が最大触れ角度23゜で
停止すると、次にＸ線管１は前記テストスイッチ11から
速度信号s3を受け、回転方向Ｑに回転を開始する（ステ
ップＥ）。そして前記テストスイッチ11が開放されると
（ステップＦ）、Ｘ線管１は回転を停止しその位置にロ
ックされる。なお再度テストスイッチ11が押圧される
と、Ｘ線管１は再び回転を開始する。そして術者が前述
したＸ線管１の運動範囲すなわちクリアゾーン確認を行
う。そしてクリアゾーン確認が終了すると、前記テスト
スイッチ11を開放する。
照して説明する。まず断層撮影に先だってクリアゾーン
確認が行われる。すなわち術者が電源を投入し（ステッ
プＡ）、続いてテストスイッチ11を押圧する（ステップ
Ｂ）。そうすると、テストスイッチ11の押圧により位置
信号s1および速度信号s2が発生し、これらの位置信号s1
および速度信号s2はＸ線管１に送出される。そしてＸ線
管１は位置信号s1および速度信号s2を受け、１秒後に直
線方向X1すなわち最大触れ角度23゜の位置まで傾く（ス
テップＣ〜Ｄ）。そしてＸ線管１が最大触れ角度23゜で
停止すると、次にＸ線管１は前記テストスイッチ11から
速度信号s3を受け、回転方向Ｑに回転を開始する（ステ
ップＥ）。そして前記テストスイッチ11が開放されると
（ステップＦ）、Ｘ線管１は回転を停止しその位置にロ
ックされる。なお再度テストスイッチ11が押圧される
と、Ｘ線管１は再び回転を開始する。そして術者が前述
したＸ線管１の運動範囲すなわちクリアゾーン確認を行
う。そしてクリアゾーン確認が終了すると、前記テスト
スイッチ11を開放する。
次に断層撮影するためのセットアップ動作が行われ
る。すなわち軌道，分割フォーマットを選択し断層撮影
の準備を行い、セットスイッチ12を押圧する（ステップ
Ｇ）。そうすると、Ｘ線管１は選択された軌道のスター
ト位置すなわち直線方向および回転方向の撮影位置へ移
動する（ステップＨ〜Ｋ）。そしてその位置に停止して
セットアップ動作が完了し、撮影準備が完了する（ステ
ップＬ）。
る。すなわち軌道，分割フォーマットを選択し断層撮影
の準備を行い、セットスイッチ12を押圧する（ステップ
Ｇ）。そうすると、Ｘ線管１は選択された軌道のスター
ト位置すなわち直線方向および回転方向の撮影位置へ移
動する（ステップＨ〜Ｋ）。そしてその位置に停止して
セットアップ動作が完了し、撮影準備が完了する（ステ
ップＬ）。
このように本実施例によれば、テストスイッチ11の操
作によりＸ線管１からＸ線を曝射するに先だって、Ｘ線
管１が微少速度で直線運動および円運動するので、術者
は断層撮影前に装置のクリアゾーン内の干渉物を確認で
きる。その結果、安全かつ確実に断層撮影が行なえるの
で、装置の信頼性が向上する。また確実に断層撮影が行
なえることから何回も撮影することがなくなり、術者の
操作負担を軽減でき、しかも撮影ミスが防止できるの
で、Ｘ線の曝射量を低減できる。さらに撮影前に被検者
に装置の運動を認識させることができるので、被検者が
撮影中に怖がって動くこともなくなり、怪我しなくな
る。
作によりＸ線管１からＸ線を曝射するに先だって、Ｘ線
管１が微少速度で直線運動および円運動するので、術者
は断層撮影前に装置のクリアゾーン内の干渉物を確認で
きる。その結果、安全かつ確実に断層撮影が行なえるの
で、装置の信頼性が向上する。また確実に断層撮影が行
なえることから何回も撮影することがなくなり、術者の
操作負担を軽減でき、しかも撮影ミスが防止できるの
で、Ｘ線の曝射量を低減できる。さらに撮影前に被検者
に装置の運動を認識させることができるので、被検者が
撮影中に怖がって動くこともなくなり、怪我しなくな
る。
なお本発明は上述した実施例に限定されるものではな
く、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施可能
であるのは勿論である。
く、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施可能
であるのは勿論である。
［発明の効果］ 本発明によれば、Ｘ線源を予め設定された位置に移動
し、このＸ線源とＸ線フィルムに断層撮影像を写し込む
写し込み装置とを対向さてつつ直線または回転動作を行
なうと共に、寝台に載置された被検者にＸ線を曝射して
断層撮影する断層撮影装置において、断層撮影に先だっ
て前記Ｘ線源および写し込み装置を、直線方向に対して
最大触れ角度に傾け、かつ前記最大触れ角度で回転方向
に回転させる初期動作手段を具備したので、撮影に先だ
ってクリアゾーン内の干渉物を確認できる。その結果、
安全かつ確実に撮影でき、装置の信頼性を向上でき、か
つＸ線の曝射量を低減でき、しかも術者の操作負担を軽
減し得る断層撮影装置を提供できる。
し、このＸ線源とＸ線フィルムに断層撮影像を写し込む
写し込み装置とを対向さてつつ直線または回転動作を行
なうと共に、寝台に載置された被検者にＸ線を曝射して
断層撮影する断層撮影装置において、断層撮影に先だっ
て前記Ｘ線源および写し込み装置を、直線方向に対して
最大触れ角度に傾け、かつ前記最大触れ角度で回転方向
に回転させる初期動作手段を具備したので、撮影に先だ
ってクリアゾーン内の干渉物を確認できる。その結果、
安全かつ確実に撮影でき、装置の信頼性を向上でき、か
つＸ線の曝射量を低減でき、しかも術者の操作負担を軽
減し得る断層撮影装置を提供できる。
第１図は本発明に係る断層撮影装置の一実施例を示す概
略構成図である。第２図は前記装置の上面図、第３図は
前記装置の側面図、第４図は前記装置の正面図である。
第５図は実施例の作用を説明するためのフローチャート
図である。 １……Ｘ線管、２……寝台、３……ブッキー装置、４…
…支柱、５……架台、６……クリアゾーン、10……操作
パネル、11……テストスイッチ、X1,X2,Y……直線方
向、Ｑ……回転方向。
略構成図である。第２図は前記装置の上面図、第３図は
前記装置の側面図、第４図は前記装置の正面図である。
第５図は実施例の作用を説明するためのフローチャート
図である。 １……Ｘ線管、２……寝台、３……ブッキー装置、４…
…支柱、５……架台、６……クリアゾーン、10……操作
パネル、11……テストスイッチ、X1,X2,Y……直線方
向、Ｑ……回転方向。
Claims (1)
- 【請求項１】Ｘ線源を予め設定された位置に移動し、こ
のＸ線源とＸ線フィルムに断層撮影像を写し込む写し込
み装置とを対向させつつ直線または回転動作を行なうと
共に、寝台に載置された被検者にＸ線を曝射して断層撮
影する断層撮影装置において、断層撮影に先だって前記
Ｘ線源および写し込み装置を、直線方向に対して最大触
れ角度に傾け、かつ前記最大触れ角度で回転方向に回転
させる初期動作手段を具備したことを特徴とする断層撮
影装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63172314A JP2731168B2 (ja) | 1988-07-11 | 1988-07-11 | 断層撮影装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63172314A JP2731168B2 (ja) | 1988-07-11 | 1988-07-11 | 断層撮影装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0221849A JPH0221849A (ja) | 1990-01-24 |
| JP2731168B2 true JP2731168B2 (ja) | 1998-03-25 |
Family
ID=15939618
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63172314A Expired - Fee Related JP2731168B2 (ja) | 1988-07-11 | 1988-07-11 | 断層撮影装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2731168B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6419462B2 (ja) * | 2014-06-10 | 2018-11-07 | キヤノンメディカルシステムズ株式会社 | Ｘ線診断装置 |
-
1988
- 1988-07-11 JP JP63172314A patent/JP2731168B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0221849A (ja) | 1990-01-24 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP4354550B2 (ja) | 放射線治療計画装置 | |
| JP4508789B2 (ja) | Ｘ線撮影装置 | |
| JPH0636807Y2 (ja) | 結石破砕装置 | |
| KR920700582A (ko) | 방사선 치료 시스템 | |
| JP4594783B2 (ja) | コーンビームｘ線ｃｔ撮影装置 | |
| JP2003339686A (ja) | Ｘ線撮影装置 | |
| JP2008104790A (ja) | 放射線治療装置 | |
| KR101863062B1 (ko) | 엑스선 ct 촬영장치 및 그 촬영방법 | |
| JP2020156620A (ja) | Ｘ線撮影装置 | |
| KR101661055B1 (ko) | 영상 촬영 방법 및 장치 | |
| JP2731168B2 (ja) | 断層撮影装置 | |
| JP4044205B2 (ja) | Ｘ線透視撮影装置 | |
| US11324461B2 (en) | X-ray imaging apparatus | |
| JPH0127737B2 (ja) | ||
| JP2003235835A (ja) | Ｘ線診断装置 | |
| JPS6255867B2 (ja) | ||
| JP3628153B2 (ja) | パノラマｘ線撮影装置 | |
| JP2005000372A (ja) | 放射線撮影装置 | |
| JP2003230554A (ja) | Ｘ線診断装置及びｘ線診断装置制御方法 | |
| JPH06245929A (ja) | 透視撮影装置 | |
| JPH0616776B2 (ja) | Ｘ線透視撮影装置 | |
| JP2000126169A (ja) | Ｘ線断層撮影装置 | |
| JPH06269437A (ja) | ディジタルｘ線撮影装置 | |
| JP4161468B2 (ja) | Ｘ線ｃｔ装置 | |
| JP2577411B2 (ja) | Ｘ線透視撮影装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |