JPH0616776B2 - X線透視撮影装置 - Google Patents

X線透視撮影装置

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JPH0616776B2
JPH0616776B2 JP60067357A JP6735785A JPH0616776B2 JP H0616776 B2 JPH0616776 B2 JP H0616776B2 JP 60067357 A JP60067357 A JP 60067357A JP 6735785 A JP6735785 A JP 6735785A JP H0616776 B2 JPH0616776 B2 JP H0616776B2
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JP
Japan
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rotation
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rotation angle
ray tube
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JP60067357A
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JPS61226021A (ja
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光雄 向坂
利生 門脇
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Shimadzu Corp
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Shimadzu Corp
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  • Analysing Materials By The Use Of Radiation (AREA)
  • Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、X線透視撮影診断の分野で利用される。
本発明は、X線透視撮影装置、とくに透視撮影による血
管造影検査において、被検者を動かすことなく、X線管
・イメージ・インテンシフアイヤ(I.I)保持装置を
位置決めするための装置に関する。
(ロ)従来技術 近年、心疾患の診断において肝鎖骨位撮影(Hepat
o−Clavicular Projection、略
して『HCプロジエクシヨン』と言う)に代表される軸
位での撮影の報告が増加しており、注目されている。こ
の撮影は、言わば、心臓の長軸のまわりでX線管と受光
器を対向させてその像を得るためのものである。
この場合、被検者を動かすことなく、このような撮影位
置が決まるまでのX線管・I.I保持装置の動作を、第
4図と第5図に基づいて説明する。人間の心臓を円錐に
見たてた場合、その幾何学的な位置は、ほぼ第4図のよ
うに示すことができる。
従つて、心臓の長軸まわりでX線管とI.Iを回転させ
る、前記HCプロジエクシヨンを実行するためには、ま
ず第5図(A)に示す水平方向(Oblique)への
回転角度20度、同図(B)のように垂直方向(Sag
ital)への回転角度45度のそれぞれの動きによつ
て、X線管とI.Iの回転中心軸を心臓の長軸に一致さ
せている。さらに、同図(C)のように45度の回転に
よつてHCプロジエクシヨンの基本的な方向、つまり右
房、左房、右室、左室を同時に正面から観察できる方向
へと位置へと位置決めが行なわれている。
なお、第5図(C)を装置例の正面図とみると、同図
(B)はその右側面図、同図(C)は同図(B)の平面
図である。また、10はスタンド、12はX線管、14
はI.I、16はCアームないし保持装置である。
(ハ)発明が解決しようとする問題点 HCプロジエクシヨンを例にしてその位置決めを説明し
たが、次のような問題点が指摘されている。
その1つには、第5図(A)、(B)、(C)にみられ
るように、3つの保持装置の動きを必要とするため、そ
の位置固定に時間がかかることである。第2として、肝
鎖骨位と言われるように、この位置決めでは通常の位置
決めと比較して体厚が大きくなる。そのため、X線条件
も量的にあげてやる必要があり、被ばく量低減の見地か
ら透視の時間をなるべく減らしたい。3つめには、HC
プロジエクシヨンは主に小児の先天性心疾患の鑑定を目
的としているので、その見地から検査時間を短縮し、透
視回数と造影剤注入の回数を減らす必要がある。
本発明は、前記した問題点により影響を受ける被検者の
負担を軽減するために、被検車を動かすことなく、透視
撮影の位置決めが容易に行われるようにしたX線透視撮
影装置の提供を目的としている。
(ニ)問題点を解決するための手段 前記問題点の解決手段は、X線管とイメージ・インテン
シフアイヤ(I・I)とを相互に対向させて保持し、3
軸の動きを持っている保持装置を備えたX線透視撮影装
置において、X線管とI・Iとの回転中心軸を被検部位
の長軸に一致させるための水平方向の回転角度、垂直方
向の回転角度及び透視撮影のための回転角度のそれぞれ
を設定するための3つのプリット用ボリュームとこれら
3つの設定角度に従って保持装置の駆動を指示する1つ
のスイッチを有する操作盤と、前記スイッチにより保持
装置を設定された3つの方向角度に従って回転駆動させ
それぞれの回転方向における変位量を検出する駆動部
と、保持装置の駆動回転方向におけるそれぞれの検出変
位量が前記それぞれの角度設定量と一致するとき保持装
置を制止させる制御部とを具備することにより、達成さ
れる。
(ホ)作 用 操作盤により回転角度及び動きについての3つの設定量
を指示し、保持装置を駆動し、その実際の変位量を検出
してこれらがフイードバツクされることにより目標の位
置で固定するように、駆動部を制御する。
(ヘ)実施例 本発明の好適な実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は、その1実施例を示した概略構成ブロツク図で
あり、第2図は、本発明による操作盤に具備される3つ
の設定器配列例部分図である。
20は操作盤、22は図示しない保持装置の動作変位量
検出器、24はこのような検出器を含んだ駆動部、26
は制御部である。
なお、第2図における『Oblique』の表示は、保
持装置の水平回転方向を指示し、『Sagital』は
その垂直回転方向を指示し、『CW』は時計回わりを、
『CCW』は反時計回わりをそれぞれ指示している。こ
れらのボリュームは、第5図(A)、(B)、(C)に
示すそれぞれの動きに対応するものであり、これらのボ
リュームによつて保持装置に位置、つまりX線装置と
I.Iの位置をプリセツトする。26aは制御部26に
つながつているスイツチである。
そこで、操作盤20で、例えば、いくつかあるスイツチ
26aのうち『PROGRAM』というスイツチを選ぶ
と、駆動部24のモータが作動し、保持装置が動く。そ
の動き量ないし変位量は、ポテンシオメータあるいはエ
ンコーダ22よりなる検出器によつて検出され、制御部
26の回路へフイードバツクされる。制御回路はこの検
出回路とあらかじめ設定されている設定信号を比較して
モータを制御し、保持装置がボリュームによる希望位置
にくると、制止させる。この場合に使用されるスイツチ
26aは、安全のため、押している間だけ作動させるデ
ツドマンタイプのものが好ましい。
本発明によりHCプロジエクシヨンを実行する例とし
て、第2図に示す3つのプリセツト用ボリュームによつ
てCCW20度、Sagital+45度、Obliq
ue+45度と設定する。
次に、正面、側面からの透視によつて被検者の心臓の位
置をX線管・I.I保持装置のアイソセンターにもつて
くる。その後、スイツチ26aを押して、X線管とI.
IをHCプロジエクシヨンの位置にもつてくる。最後
に、透視下で位置を微調整して位置決めを完了する。
他の態様のプロジエクシヨン、例えばさらにプリセツト
の数を増やす場合には、同様の設定と制御により検査ル
ーチンの効率を上げることができる。
なお、第5図を参考に床置き式のCアームスタンドを例
にして説明しているが、天井走行式のCアームを同様に
制御し、連動させることで、バイプレン撮影での位置決
め時間を短縮できる。
さらに、他の重要なビームプロジエクシヨン方向がある
ので、例えば第3図に示すように、3つの設定量組合わ
せ態様によつては、スイツチA、B、Cと複数に設け
る。
(ト)効 果 本発明によれば、透視撮影、とくにHCプロジエクシヨ
ンにおける保持装置の位置決めが容易にかつ素早くで
き、検査効率が向上し、最終的な細かい位置決めの時の
み透視すればよく、造影剤の注入回数及び透視回数を少
なくできるので、被検者の負担を軽減できるという効果
が奏される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の1実施例を示す概略構成ブロツク図、
第2図は本発明による操作盤部分例図、第3図は他の操
作盤部分例図、第4図はHCプロジエクシヨンにおける
被検部の位置説明図、第5図は保持装置の動作態様例図
である。 10はスタンド、12はX線管、14はI.I、16は
Cアーム、20は操作部、22は位置検出器、24は駆
動部、26は制御部、26aはスイツチである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】X線管とイメージ・インテンシフアイヤ
    (I・I)とを相互に対向させて保持し、3軸の動きを
    持っている保持装置を備えたX線透視撮影装置におい
    て、X線管とI・Iとの回転中心軸を被検部位の長軸に
    一致させるための水平方向の回転角度、垂直方向の回転
    角度及び透視撮影のための回転角度のそれぞれを設定す
    るための3つのプリセット用ボリュームとこれら3つの
    設定角度に従って保持装置の駆動を指示する1つのスイ
    ッチを有する操作盤と、前記スイッチにより保持装置を
    設定された3つの方向角度に従って回転駆動させそれぞ
    れの回転方向における変位量を検出する駆動部と、保持
    装置の駆動回転方向におけるそれぞれの検出変位量が前
    記それぞれの角度設定量と一致するとき保持装置を制止
    させる制御部とを具備していることを特徴とする、X線
    透視撮影装置。
JP60067357A 1985-03-30 1985-03-30 X線透視撮影装置 Expired - Lifetime JPH0616776B2 (ja)

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JPS61226021A JPS61226021A (ja) 1986-10-07
JPH0616776B2 true JPH0616776B2 (ja) 1994-03-09

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JPH0687Y2 (ja) * 1987-09-30 1994-01-05 株式会社島津製作所 X線透視撮影装置
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JPS5816227A (ja) * 1981-07-21 1983-01-29 Toshiba Corp X線撮影装置

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JPS61226021A (ja) 1986-10-07

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