JP2729352B2 - スキー用防寒マスク - Google Patents
スキー用防寒マスクInfo
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、スキーヤーがスキー場
において顔面に装着使用するスキー用防寒マスクの改良
に関するものである。
において顔面に装着使用するスキー用防寒マスクの改良
に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来のスキー用防寒マスクとしては、実
公昭６１−９６６６号公報に開示されているように、
口、鼻、頬を密着状態で覆う左右の弾性覆板と鼻の隠蔽
帯状部とを連設状態に設け、この隠蔽帯状部の中央で２
つ折り状に折り畳んで両端部に止着具を設けた細長い弾
性覆板を形成し、さらに弾性覆板の口部にその重合縁を
縫合した縫合部を形成し、また口が位置するところに多
数の呼吸用小孔を穿孔し、同じく鼻が位置する所に隠蔽
帯状部により鼻に合わせた***部を形成すると共に***
部の下側に鼻用呼吸用孔を形成した構成のものが公知で
ある。
公昭６１−９６６６号公報に開示されているように、
口、鼻、頬を密着状態で覆う左右の弾性覆板と鼻の隠蔽
帯状部とを連設状態に設け、この隠蔽帯状部の中央で２
つ折り状に折り畳んで両端部に止着具を設けた細長い弾
性覆板を形成し、さらに弾性覆板の口部にその重合縁を
縫合した縫合部を形成し、また口が位置するところに多
数の呼吸用小孔を穿孔し、同じく鼻が位置する所に隠蔽
帯状部により鼻に合わせた***部を形成すると共に***
部の下側に鼻用呼吸用孔を形成した構成のものが公知で
ある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】前記公知のスキー用防
寒マスクは、継ぎ目のある部分が唇に密着して違和感を
与えるとともに、多数の呼吸用小孔の穿設だけでは息苦
しさがあり、また密着によって発声を困難にし、特に女
性の場合には口紅が付着し、次期使用時に不快感があ
る。
寒マスクは、継ぎ目のある部分が唇に密着して違和感を
与えるとともに、多数の呼吸用小孔の穿設だけでは息苦
しさがあり、また密着によって発声を困難にし、特に女
性の場合には口紅が付着し、次期使用時に不快感があ
る。
【０００４】また、上記のスキー防寒用マスクは、弾性
覆板によって耳部が覆われるために、外部からの音声が
聞き取りにくく会話をするのに不都合があるだけでな
く、音声による危険の察知も困難となる。
覆板によって耳部が覆われるために、外部からの音声が
聞き取りにくく会話をするのに不都合があるだけでな
く、音声による危険の察知も困難となる。
【０００５】さらに、前記スキー用防寒マスクは、顔面
部分の防寒保護作用は達成することができるが、該マス
クとスキーウェアーとの境界となる首部分の防寒保護作
用がないために、首部が寒く又転倒した場合等において
は該首部分から雪が入り込んだり、他の物が首部分に直
接当る等の危険があり、その解消が望まれている現状で
ある。
部分の防寒保護作用は達成することができるが、該マス
クとスキーウェアーとの境界となる首部分の防寒保護作
用がないために、首部が寒く又転倒した場合等において
は該首部分から雪が入り込んだり、他の物が首部分に直
接当る等の危険があり、その解消が望まれている現状で
ある。
【０００６】本発明は、外部からの音声の聞き取りを良
好とするとともに、口の開閉を自由として、自由な会話
と危険の察知を良好にしたスキー用防寒マスク及び顔面
のみならず首部分に対しても防寒保護作用を発揮するス
キー用防寒マスクを提供することを目的とするものであ
る。
好とするとともに、口の開閉を自由として、自由な会話
と危険の察知を良好にしたスキー用防寒マスク及び顔面
のみならず首部分に対しても防寒保護作用を発揮するス
キー用防寒マスクを提供することを目的とするものであ
る。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明のスキー用防寒マ
スクは、顔の眼下から顎部にかけてを覆う正面防寒保護
部１と、該正面防寒保護部１の両側のそれぞれに連続し
て頬部及び耳部を覆う側面防寒保護部２と、該側面防寒
保護部２に連続して後頭部で重着結合する装着帯部３と
からなるスキー用防寒マスクにおいて、前記正面防寒保
護部１は、外面となる表面から順に伸縮性表生地４、保
形材５、裏生地６を積層した材料からなり、全体が顔面
に沿って湾曲した形状であって、特に当接鼻部７及び当
接口部８を表面側へ膨出させ、且つ前記当接鼻部７の膨
出下面及び当接口部８に呼吸用孔９を開設し、また側面
防寒保護部２の耳当接位置に聴取孔１２を穿設した構成
である。
スクは、顔の眼下から顎部にかけてを覆う正面防寒保護
部１と、該正面防寒保護部１の両側のそれぞれに連続し
て頬部及び耳部を覆う側面防寒保護部２と、該側面防寒
保護部２に連続して後頭部で重着結合する装着帯部３と
からなるスキー用防寒マスクにおいて、前記正面防寒保
護部１は、外面となる表面から順に伸縮性表生地４、保
形材５、裏生地６を積層した材料からなり、全体が顔面
に沿って湾曲した形状であって、特に当接鼻部７及び当
接口部８を表面側へ膨出させ、且つ前記当接鼻部７の膨
出下面及び当接口部８に呼吸用孔９を開設し、また側面
防寒保護部２の耳当接位置に聴取孔１２を穿設した構成
である。
【０００８】また正面防寒保護部１の下縁に縫着され且
つ側面防寒保護部２の下縁を延設した部材又は側面防寒
保護具２とは異なる防水性保温部材からなる首回り防寒
保護部１０を形成した場合には、首部分に対しても防寒
保護作用が確保できる。
つ側面防寒保護部２の下縁を延設した部材又は側面防寒
保護具２とは異なる防水性保温部材からなる首回り防寒
保護部１０を形成した場合には、首部分に対しても防寒
保護作用が確保できる。
【０００９】なお正面防寒保護部１の上縁内面に、一体
成形又は接着手段により息吹上止め弾性体１１を設けた
場合には、息の吹き上げによってゴーグルが曇るのを防
止して常に良好な視界が確保され、安全な滑降ができ
る。
成形又は接着手段により息吹上止め弾性体１１を設けた
場合には、息の吹き上げによってゴーグルが曇るのを防
止して常に良好な視界が確保され、安全な滑降ができ
る。
【００１０】また、正面防寒保護部１の当接鼻部７及び
当接口部８を除く顔面当接面の全面または一部を、発泡
弾性部材１３を介在させて厚くした場合は、顔面及び両
頬部分のフィット性を良好にすることができる。
当接口部８を除く顔面当接面の全面または一部を、発泡
弾性部材１３を介在させて厚くした場合は、顔面及び両
頬部分のフィット性を良好にすることができる。
【００１１】
【作用】上記のように構成したスキー用防寒マスクは、
顔の眼下から顎部にかけてを覆う正面防寒保護部１を、
外面となる表面から順に伸縮性表生地４、保形材５、裏
生地６を積層した材料を用いて、顔面に沿う湾曲を与え
特に当接鼻部７及び当接口部８を表面側へ膨出させるこ
とにより、顔面を無理に締付けることなく心地良くフィ
ットさせることができるとともに、当接口部８の膨出に
よって口部に生地が密着せず、また側面防寒保護部２の
耳当接位置に聴取孔１２を穿設によって、外部からの音
声が遮られることがなく、同志の会話、注意事項の聴
取、滑降音等の聴取に支障がなくなり、安全で楽しい滑
降を楽しむことができる。又女性の場合には口紅の付着
が防止されるようになる。
顔の眼下から顎部にかけてを覆う正面防寒保護部１を、
外面となる表面から順に伸縮性表生地４、保形材５、裏
生地６を積層した材料を用いて、顔面に沿う湾曲を与え
特に当接鼻部７及び当接口部８を表面側へ膨出させるこ
とにより、顔面を無理に締付けることなく心地良くフィ
ットさせることができるとともに、当接口部８の膨出に
よって口部に生地が密着せず、また側面防寒保護部２の
耳当接位置に聴取孔１２を穿設によって、外部からの音
声が遮られることがなく、同志の会話、注意事項の聴
取、滑降音等の聴取に支障がなくなり、安全で楽しい滑
降を楽しむことができる。又女性の場合には口紅の付着
が防止されるようになる。
【００１２】
【実施例】図１は実施例１に係る本発明のスキー用防寒
マスクの斜視図、図２は実施例２に係る本発明のスキー
用防寒マスクの斜視図、図３は図２のＡ−Ａ線断面略
図、図４は図１、図２のＢ−Ｂ線拡大断面図である。
マスクの斜視図、図２は実施例２に係る本発明のスキー
用防寒マスクの斜視図、図３は図２のＡ−Ａ線断面略
図、図４は図１、図２のＢ−Ｂ線拡大断面図である。
【００１３】実施例１としてのスキー用防寒マスクは、
図１に示すように、顔の眼下から顎部にかけてを覆う正
面防寒保護部１と、その左右に縫着結合される側面防寒
保護部２と、該側面防寒保護部２に連続する装着帯部３
とから構成されている。
図１に示すように、顔の眼下から顎部にかけてを覆う正
面防寒保護部１と、その左右に縫着結合される側面防寒
保護部２と、該側面防寒保護部２に連続する装着帯部３
とから構成されている。
【００１４】前記正面防寒保護部１は、図１及び図４に
示すように、外面となる表面から順にナイロン、ニット
等の伸縮性表生地４、ウレタンまたはエチレンビニール
アルコール、ヌーバー（商標）等の保形材５、パイル生
地等からなる裏生地６を積層して、顔面に沿う湾曲を与
え、特に当接鼻部に鼻用膨出部７及び当接口部に口用膨
出部８を表面側へ膨出するようにプレス成形より形成す
るとともに、上縁内面に、一体成形又は接着手段により
息吹上止め弾性体１１を設け、さらに前記鼻用膨出部７
の鼻孔対応位置と前記口用膨出部８に、鼻孔、口に対応
させて呼吸用孔９を開設した構成となっている。
示すように、外面となる表面から順にナイロン、ニット
等の伸縮性表生地４、ウレタンまたはエチレンビニール
アルコール、ヌーバー（商標）等の保形材５、パイル生
地等からなる裏生地６を積層して、顔面に沿う湾曲を与
え、特に当接鼻部に鼻用膨出部７及び当接口部に口用膨
出部８を表面側へ膨出するようにプレス成形より形成す
るとともに、上縁内面に、一体成形又は接着手段により
息吹上止め弾性体１１を設け、さらに前記鼻用膨出部７
の鼻孔対応位置と前記口用膨出部８に、鼻孔、口に対応
させて呼吸用孔９を開設した構成となっている。
【００１５】また前記側面防寒保護部２及び装着帯部３
は、伸縮性にすぐれたシート材料、例えば発泡性のネオ
プレンゴム（商標）を使用し、側面防寒保護部２の耳当
接位置には聴取孔１２が穿設されており、また後頭部で
重着する装着帯部３の自由端部の内面には面ファスナー
雌片１３を、他の装着帯部３の自由端部外面に面ファス
ナー雄片１４をそれぞれ縫着した構成となっている。
は、伸縮性にすぐれたシート材料、例えば発泡性のネオ
プレンゴム（商標）を使用し、側面防寒保護部２の耳当
接位置には聴取孔１２が穿設されており、また後頭部で
重着する装着帯部３の自由端部の内面には面ファスナー
雌片１３を、他の装着帯部３の自由端部外面に面ファス
ナー雄片１４をそれぞれ縫着した構成となっている。
【００１６】実施例２としてのスキー用防寒マスクは、
図２及び図３に示すように、顔の眼下から顎部にかけて
を覆う正面防寒保護部１と、その左右に縫着結合される
側面防寒保護部２と、該側面防寒保護部２に連続する装
着帯部３と、前記正面防寒保護部１と側面防寒保護部２
の下縁に沿う首回り防寒保護部１０とから構成されてい
る。
図２及び図３に示すように、顔の眼下から顎部にかけて
を覆う正面防寒保護部１と、その左右に縫着結合される
側面防寒保護部２と、該側面防寒保護部２に連続する装
着帯部３と、前記正面防寒保護部１と側面防寒保護部２
の下縁に沿う首回り防寒保護部１０とから構成されてい
る。
【００１７】首回り防寒保護部１０は、側面防寒保護部
２と同一の材料で構成され、前記正面防寒保護部１と側
面防寒保護部２の下縁に沿って一体に形成されている。
２と同一の材料で構成され、前記正面防寒保護部１と側
面防寒保護部２の下縁に沿って一体に形成されている。
【００１８】前記首回り防寒保護部１０は、伸縮性にす
ぐれたシート材料を、正面防寒保護部１を除いた展開輪
郭形状に打ち抜き形成するか、独立して首回り防寒保護
部１０を形成した後、正面防寒保護部１と側面防寒保護
部２の下縁に立体縫着することにより形成する。
ぐれたシート材料を、正面防寒保護部１を除いた展開輪
郭形状に打ち抜き形成するか、独立して首回り防寒保護
部１０を形成した後、正面防寒保護部１と側面防寒保護
部２の下縁に立体縫着することにより形成する。
【００１９】なお前記正面防寒保護部１、側面防寒保護
部２及び装着帯部３の構成は、実施例１と同様であるか
ら、同一符号を付して説明を省略する。
部２及び装着帯部３の構成は、実施例１と同様であるか
ら、同一符号を付して説明を省略する。
【００２０】また実施例３，４としてのスキー用防寒マ
スクは、前記実施例１，２の構成において、図１、図２
におけるＣ−Ｃ線に相当する位置を断面で示した図４に
示すように、顔面及び両頬部分のフィット性を良好にす
るために、正面防寒保護部１の構成中の保形材５と裏生
地６の間に、発泡スポンジ等からなる発泡弾性部材１５
を積層し、正面防寒保護部１の当接鼻部７及び当接口部
を除く顔面当接面の両頬部分の厚みが厚くなるようにプ
レス成形した構成であり、他の構成は実施例１，２と同
一であるから説明を省略する。
スクは、前記実施例１，２の構成において、図１、図２
におけるＣ−Ｃ線に相当する位置を断面で示した図４に
示すように、顔面及び両頬部分のフィット性を良好にす
るために、正面防寒保護部１の構成中の保形材５と裏生
地６の間に、発泡スポンジ等からなる発泡弾性部材１５
を積層し、正面防寒保護部１の当接鼻部７及び当接口部
を除く顔面当接面の両頬部分の厚みが厚くなるようにプ
レス成形した構成であり、他の構成は実施例１，２と同
一であるから説明を省略する。
【００２１】上記構成された実施例１及び実施例３に係
る本発明のスキー用防寒マスクは、外面となる表面から
順にナイロン、ニット等の伸縮生地４、保形材５、パイ
ル生地等からなる裏生地６を積層した材料を素材とし、
或は正面防寒保護部１の構成中の保形材５と裏生地６の
間に発泡スポンジ等からなる発泡弾性部材１５を積層し
た材料を素材として、プレス成形により、顔の眼下の表
面形状に沿う湾曲と、当接鼻部の鼻用膨出部７及び当接
口部の口用膨出部８を表面側へ膨出するように正面防寒
保護部１を形成し、該正面防寒保護部１の両側に、止着
手段を備えた装着帯部３を延設した聴取孔１２を有する
側面防寒保護部２を縫着することにより製作する。
る本発明のスキー用防寒マスクは、外面となる表面から
順にナイロン、ニット等の伸縮生地４、保形材５、パイ
ル生地等からなる裏生地６を積層した材料を素材とし、
或は正面防寒保護部１の構成中の保形材５と裏生地６の
間に発泡スポンジ等からなる発泡弾性部材１５を積層し
た材料を素材として、プレス成形により、顔の眼下の表
面形状に沿う湾曲と、当接鼻部の鼻用膨出部７及び当接
口部の口用膨出部８を表面側へ膨出するように正面防寒
保護部１を形成し、該正面防寒保護部１の両側に、止着
手段を備えた装着帯部３を延設した聴取孔１２を有する
側面防寒保護部２を縫着することにより製作する。
【００２２】また実施例２及び実施例４に係る本発明の
スキー用マスクは、正面防寒保護部１を除いた展開輪郭
形状に打ち抜いて、側面防寒保護部２と首回り防寒保護
部１０を一体形成し、これを正面防寒保護部１の周囲に
縫着するか、若しくは首回り防寒保護部１０を別に形成
した後、正面防寒保護部１と側面防寒保護部２の下縁に
立体縫着して形成することにより製作する。
スキー用マスクは、正面防寒保護部１を除いた展開輪郭
形状に打ち抜いて、側面防寒保護部２と首回り防寒保護
部１０を一体形成し、これを正面防寒保護部１の周囲に
縫着するか、若しくは首回り防寒保護部１０を別に形成
した後、正面防寒保護部１と側面防寒保護部２の下縁に
立体縫着して形成することにより製作する。
【００２３】そしていずれも、正面防寒保護部１を顔面
に当てて顔の眼下から顎部を覆うとともに、側面防寒保
護部２で頬から耳部分を覆い、若しくは首回り防寒保護
部１０で首部分を覆う状態で装着帯部部３を左右に引っ
張って後頭部に巻き、面ファスナーで止着して連結する
ことにより装着使用される。
に当てて顔の眼下から顎部を覆うとともに、側面防寒保
護部２で頬から耳部分を覆い、若しくは首回り防寒保護
部１０で首部分を覆う状態で装着帯部部３を左右に引っ
張って後頭部に巻き、面ファスナーで止着して連結する
ことにより装着使用される。
【００２４】
【発明の効果】以上説明したように本発明のスキー用防
寒マスクは、顔面の眼下から顎部にかけてを覆う正面防
寒保護部を、外面となる表面から順に伸縮性表生地、保
形材、裏生地を積層した材料を用いて、顔面に沿う湾曲
を与え特に当接鼻部及び当接口部を表面側へ膨出するよ
うにプレス成形より形成したことにより、無理に締付け
ることなく顔面に心地良くフィットして保温性が十分確
保できるとともに、当接口部の膨出によって口部に生地
が密着しなくなるのとため、密着による違和感がなく、
また自由に且つ明確に会話をすることができ、又女性の
場合には口紅の付着が防止され、次期使用時の不快感が
解消される効果がある。
寒マスクは、顔面の眼下から顎部にかけてを覆う正面防
寒保護部を、外面となる表面から順に伸縮性表生地、保
形材、裏生地を積層した材料を用いて、顔面に沿う湾曲
を与え特に当接鼻部及び当接口部を表面側へ膨出するよ
うにプレス成形より形成したことにより、無理に締付け
ることなく顔面に心地良くフィットして保温性が十分確
保できるとともに、当接口部の膨出によって口部に生地
が密着しなくなるのとため、密着による違和感がなく、
また自由に且つ明確に会話をすることができ、又女性の
場合には口紅の付着が防止され、次期使用時の不快感が
解消される効果がある。
【００２５】また側面防寒保護部の耳当接位置に聴取孔
を穿設することにより、外部からの音声が遮られること
がなく、同志の会話、注意事項、滑降音等の聴取に支障
がなくなり、安全で楽しい滑降を楽しむことができる。
を穿設することにより、外部からの音声が遮られること
がなく、同志の会話、注意事項、滑降音等の聴取に支障
がなくなり、安全で楽しい滑降を楽しむことができる。
【００２６】さらに首回り防寒保護部を設けた場合に
は、正面防寒保護部と側面防寒保護部と首回り防寒保護
部が、皮膚の露出する顔面から首筋部の全部分の防寒保
護作用を発揮し、喉首を保温して風邪ひきを予防し又転
倒した場合等における雪の浸入と他物の衝突等による危
険を解消する。
は、正面防寒保護部と側面防寒保護部と首回り防寒保護
部が、皮膚の露出する顔面から首筋部の全部分の防寒保
護作用を発揮し、喉首を保温して風邪ひきを予防し又転
倒した場合等における雪の浸入と他物の衝突等による危
険を解消する。
【００２７】また正面防寒保護部の上縁内面に、一体成
形又は接着手段により息吹上止め弾性体を設けた場合に
は、息の吹き上げによってゴーグルが曇るのを防止して
常に良好な視界が確保され、安全な滑降ができる。
形又は接着手段により息吹上止め弾性体を設けた場合に
は、息の吹き上げによってゴーグルが曇るのを防止して
常に良好な視界が確保され、安全な滑降ができる。
【００２８】そしてまた、正面防寒保護部の当接鼻部及
び当接口部を除く顔面当接面の全面または一部を、発泡
弾性部材を介在させて厚くした場合は、顔面及び両頬部
分のフィット性を良好にすることができる。
び当接口部を除く顔面当接面の全面または一部を、発泡
弾性部材を介在させて厚くした場合は、顔面及び両頬部
分のフィット性を良好にすることができる。
【図１】実施例１に係るスキー用防寒マスクの斜視図で
ある。
ある。
【図２】実施例２に係るスキー用防寒マスクの斜視図で
ある。
ある。
【図３】図２のＡ−Ａ線における断面略図である。
【図４】図１及び図２のＢ−Ｂ線における部分拡大断面
図である。
図である。
【図５】実施例３，４に係るスキー用防寒マスクであっ
て、図１、図２のＣ−Ｃ線に相当する部分の断面図であ
る。
て、図１、図２のＣ−Ｃ線に相当する部分の断面図であ
る。
１ 正面防寒保護部 ２ 側面防寒保護部 ３ 装着帯部 ４ 伸縮性表生地 ５ 保形材 ６ 裏生地 ７ 鼻用膨出部 ８ 口用膨出部 ９ 呼吸用孔 １０ 首回り防寒保護部 １１ 息吹上止め弾性体 １２ 聴取孔 １３ 面ファナー雌片 １４ 面ファナー雄片 １５ 発泡弾性部材
Claims (4)
- 【請求項１】 顔の眼下から顎部にかけてを覆う正面防
寒保護部１と、該正面防寒保護部１の両側のそれぞれに
連続して頬部及び耳部を覆う側面防寒保護部２と、該側
面防寒保護部２に連続して後頭部で重着結合する装着帯
部３とからなるスキー用防寒マスクにおいて、前記正面
防寒保護部１は、外面となる表面から順に伸縮性表生地
４、保形材５、裏生地６を積層した材料からなり、全体
が顔面に沿って湾曲した形状であって、特に当接鼻部７
及び当接口部８を表面側へ膨出させ且つ前記当接鼻部７
の膨出下面及び当接口部８に呼吸用孔９を開設し、また
側面防寒保護部２の耳当接位置に聴取孔１２を穿設した
ことを特徴とするスキー用防寒マスク。 - 【請求項２】 正面防寒保護部１の上縁内面に、一体成
形又は接着手段により息吹上止め弾性体１１を設けた請
求項１記載のスキー用防寒マスク。 - 【請求項３】 正面防寒保護部１の下縁に縫着され、且
つ側面防寒保護部２の下縁を延設した部材又は側面防寒
保護具２とは異なる防水性保温部材からなる首回り防寒
保護部１０を形成した請求項１又は請求項２記載のスキ
ー用防寒マスク。 - 【請求項４】 正面防寒保護部１の当接鼻部７及び当接
口部８を除く顔面当接面の全面または一部を、発泡弾性
部材１３を介在させて厚くした請求項１、請求項２、請
求項３のいずれか１項に記載のスキー用防寒マスク。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9001394A JP2729352B2 (ja) | 1994-04-27 | 1994-04-27 | スキー用防寒マスク |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9001394A JP2729352B2 (ja) | 1994-04-27 | 1994-04-27 | スキー用防寒マスク |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07289679A JPH07289679A (ja) | 1995-11-07 |
| JP2729352B2 true JP2729352B2 (ja) | 1998-03-18 |
Family
ID=13986803
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9001394A Expired - Fee Related JP2729352B2 (ja) | 1994-04-27 | 1994-04-27 | スキー用防寒マスク |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2729352B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20180001698U (ko) * | 2016-11-30 | 2018-06-08 | 이혜영 | 방한 마스크 |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101032501B1 (ko) * | 2008-12-11 | 2011-05-04 | 신재웅 | 방한 마스크 |
| JP5046070B2 (ja) * | 2010-12-27 | 2012-10-10 | 真喜子 和田 | 顔面と首の日よけカバー |
| JP5466781B1 (ja) * | 2013-06-26 | 2014-04-09 | 株式会社丸福繊維 | マスク |
| KR101525794B1 (ko) * | 2013-07-26 | 2015-06-09 | 이원석 | 보호 마스크를 가진 넥워머 |
-
1994
- 1994-04-27 JP JP9001394A patent/JP2729352B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20180001698U (ko) * | 2016-11-30 | 2018-06-08 | 이혜영 | 방한 마스크 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07289679A (ja) | 1995-11-07 |
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