JP2723755B2 - 作業車のフレーム構造 - Google Patents

作業車のフレーム構造

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JP2723755B2
JP2723755B2 JP13842192A JP13842192A JP2723755B2 JP 2723755 B2 JP2723755 B2 JP 2723755B2 JP 13842192 A JP13842192 A JP 13842192A JP 13842192 A JP13842192 A JP 13842192A JP 2723755 B2 JP2723755 B2 JP 2723755B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンバインや運搬車等
のクローラ式の作業車に係り、詳しくは、クローラ走行
装置を走行機体に対して駆動昇降できるように構成され
た作業車のフレーム構造に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の作業車では、特開平3‐196
15号公報で示されたコンバインのもののように、複数
の接地転輪と誘導輪を支承するトラックフレームと駆動
スプロケットを支承する主フレームとに亘って前後の揺
動アームで成る四連リンク機構を架設するとともに、一
方の揺動アームを揺動操作する作動アームと油圧シリン
ダとを連結し、走行機体とクローラ走行装置とを相対駆
動昇降自在に構成したものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記構成を採る場合、
前記公報の図面第8図で示されるように、主フレーム
は、クローラベルトの上方に配置される機体フレームか
ら片持ち状態で垂下される縦フレームの下部に取付けら
れ構造となる。この主フレームは、前記四連リンク機構
を支持するとともに、クローラ走行装置の荷重反力を受
ける部材でもあり、十分な強度・剛性を備えさせること
が必要である。ところが、主フレームと機体フレームと
は比較的上下方向に離れていることから、強度確保のた
めに縦フレームや主フレームが大型で重量の重い構造と
なり、コスト的にも高い。本発明の目的は、主に主フレ
ームの構造を見直しことにより、必要な強度・剛性を維
持しながらクローラ支持部のフレームの軽量化やコスト
ダウンを図る点にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的の達成のために
本発明は、クローラ走行装置を支持するトラックフレー
ムと走行機体を搭載する前後に長い主フレームとを、こ
れら両者の夫々に枢着されてトラックフレームと主フレ
ームとを連結する揺動アームを備えたリンク機構によっ
て相対昇降可能に連結してあるとともに、前記揺動アー
ムを揺動操作する作動アームを、前記揺動アームの主フ
レーム側の枢着部周りで揺動操作自在に配設し、左右の
主フレームどうしを連結する横フレームを、主フレーム
における揺動アームとの枢着部の前後に振り分けて一対
設け、これら前後の横フレーム間において前記作動アー
が所定範囲内で揺動自在となる状態に構成してあるこ
とを特徴とするものである。
【0005】
【作用】つまり、左右一対ある主フレームどうしを連結
する横フレームを設けることにより、主フレームを支持
する構造が、従来の片持ち支持構造から機体フレームと
左右の縦フレームと横フレームとによって形成されるル
ープフレーム構造に変更されるようになり、主フレーム
の支持強度・剛性が大きく改善されるようになる。これ
により、フレームのパイプサイズや補強プレートの肉厚
を下げるといった軽量化やそれによるコストダウンが可
能になる。そして、主フレームにおいては特に揺動アー
ムの枢着部に強い支持強度が要求されるが、揺動アーム
を揺動操作する作動アームの揺動移動に干渉しない範囲
内において横フレームを前記枢着部に近づけてその前後
に設けられるから、主フレームを効果的に補強すること
ができるようになり、さらなる軽量化に寄与できるもの
となる。また、作動アームに近接配備される一対の横フ
レームにより、石塊や畦といった走行地面上の他物との
衝突から作動アームを保護する機能も発揮されるように
なる。
【0006】
【発明の効果】従って、クローラ走行装置を駆動昇降で
きる機能及びクローラ走行装置の支持強度・剛性に支障
なく、かつ、揺動アームを揺動操作する作動アームの保
護を図りながらフレーム全体としての軽量化とコストダ
ウンが図れる合理的な作業車のフレーム構造を提供する
ことができた。
【0007】
【実施例】以下に、本発明の実施例を図面に基づいて説
明する。図1に作業車の一例であるコンバインのクロー
ラ走行装置K部分が示され、1は走行ミッション、2は
駆動スプロケット、3は誘導輪、4は接地転輪、5はク
ローラベルト、6は誘導輪3と多数の接地転輪4を支承
するトラックフレーム、7は機体フレーム8に固定され
る主フレームである。主フレーム7とトラックフレーム
6とは、前後の揺動アーム9,10、前後の作動アーム
11,12、両作動アーム11,12を連結する連動ロ
ッド13、及び、後部の作動アーム12に作用する油圧
シリンダ14から成る昇降リンク機構Aによって相対駆
動昇降自在であり、ローリング制御可能としてある。前
後の作動アーム11,12及び前後の揺動アーム9,1
0は夫々回動軸15,15によって一体揺動する状態で
主フレーム7に支承されている。つまり、揺動アーム
9,10を揺動操作する作動アーム11,12を、揺動
アーム9,10の主フレー ム7側の枢着部B周りで揺動
操作自在に配設した構造になっている。主フレーム7
は、機体フレーム8の横フレーム部8yに取付けられる
角パイプ製の前後フレーム部7aと縦プレート7bとか
ら構成され、回動軸15を支承する枢着部B部位は多数
の部材によって補強されている。次に、その補強構造を
後部の枢着部Bで説明する。
【0008】図1乃至図4に示すように、縦プレート7
bと前後フレーム部7aとを機体内側においてL字プレ
ート7cで連結し、そのL字プレート7cの左右のもの
どうしを座板7dを介して横フレーム7Aで連結してあ
るとともに、上部折曲げ板7eと下部折曲げ板7fとを
縦プレート7bの機体外側面に固着し、さらに、縦プレ
ート7bと上部折曲げ板7eと下部折曲げ板7fとに跨
がって固着される隅板7gを下部折曲げ板7fの前後に
一対設けてある。前記回動軸15は、下部折曲げ板7f
と縦プレート7bとL字プレート7cを貫通して取付け
られる筒部材16に支承されて枢着部Bを形成してい
る。そして、前後一対の横フレーム7Aは、作動アーム
12の揺動軌跡に干渉しない範囲で極力接近した位置に
配設してある。
【0009】〔別実施例〕 図5に示すように、上部折曲げ板7eを横フレーム部8
yの下面に沿うようにコ字状に形成したものでも良い。
また、図6に示すように、コ字状に形成された上部折曲
げ板7eを、図5とは反対向きに配設した構造でも良
い。
【0010】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】主フレームとクローラ走行装置との配置関係を
示す側面図
【図2】図1における後部枢着部の断面図
【図3】後部枢着部の機体内部方向からの側面図
【図4】後部枢着部の一部切欠き平面図
【図5】枢着部での主フレームの別構造を示す断面図
【図6】枢着部での主フレームの他の別構造を示す断面
【符号の説明】
6 トラックフレーム 7 主フレーム 7A 横フレーム 9,10 揺動アーム 12 作動アーム A リンク機構 B 枢着部 K クローラ走行装置

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クローラ走行装置(K)を支持するトラ
    ックフレーム(6)と走行機体を搭載する前後に長い主
    フレーム(7)とを、これら両者(6),(7)の夫々
    に枢着されて前記トラックフレーム(6)と前記主フレ
    ーム(7)とを連結する揺動アーム(9),(10)を
    備えたリンク機構(A)によって相対昇降可能に連結し
    てあるとともに、前記揺動アーム(9),(10)を揺
    動操作する作動アーム(11),(12)を、前記揺動
    アーム(9),(10)の主フレーム(7)側の枢着部
    (B)周りで揺動操作自在に配設し、左右の前記主フレ
    ーム(7)どうしを連結する横フレーム(7A)を、前
    記主フレーム(7)における前記揺動アーム(10)と
    の枢着部(B)の前後に振り分けて一対設け、これら前
    後の横フレーム(7A),(7A)間において前記作動
    アーム(12)が所定範囲内で揺動自在となる状態に構
    成してある作業車のフレーム構造。
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