JP2719251B2 - 主信号通路とハイパスフィルター特性の補助的な信号通路を有するノイズ減衰回路 - Google Patents

主信号通路とハイパスフィルター特性の補助的な信号通路を有するノイズ減衰回路

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ノイズ減衰回路に係
り、特に主信号通路とハイパスフィルター特性の補助的
な信号通路を有するノイズ減衰回路に関する。
【0002】
【従来の技術】ノイズ減衰回路は、信号伝送通路の効果
的な動的範囲を増加するために、伝送の間信号圧縮のた
めに送信機に存する圧縮回路と、信号受信の間信号伸張
のために受信機に存する伸張回路とより構成されている
ものが公知であった。このような信号圧縮と信号伸張
は、信号が記録装置に入力されて圧縮され、再生され伸
張される特徴を有する記録/再生システムにまた応用さ
れる。典型的にこのような圧縮及び伸張システムは、そ
の回路の伝達関数が信号及び/又は周波数に依存して変
換される制御可能の伝達関数を有する回路を含む。
【0003】従来の米国特許第4,547,741号に
従来技術として公開されたノイズ減衰回路が図1に示さ
れている。
【0004】図1のシステムは大きさ制限回路10に流
れる逆バイアス又はドレイン電流が共通接地回路のイン
ピーダンスを通じて回路の残された部分に影響を与える
という欠点があった。上記特許の図2の回路は集積回路
で構成することができるが、その集積回路製造工程上で
発生することもあり得る抵抗値の絶対値変化で精密性が
欠如する短所があった。これは、主信号通路の出力端子
と補助的な信号通路の出力電流が演算されるからであ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、工程
上で発生し得る抵抗値の絶対値変化により精密性が欠如
されないノイズ減衰回路を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明の主信号通路と可変的なハイパス特性の
補助的な信号通路を有するノイズ減衰回路において、入
力端子電圧を分配する電圧分配手段と、前記電圧分配手
段により分配された電圧を入力する第1入力端子と第2
入力端子、及び第1、第2出力端子を有する電圧−電流
変換手段と、前記電圧−電流分配手段の第1、第2出力
端子に連結されたPN接合トランジスタ対と、前記第
1、第2出力端子に連結された可変的な電流源を具備し
た第1差動増幅手段と、前記差動増幅手段の出力信号を
前記電圧−電流変換手段の前記第2入力端子に入力する
帰還手段と、前記差動増幅手段の出力端子と前記入力端
子との間に連結されたキャパシタンス手段より構成され
た補助的な信号通路と、前記主信号通路と反転入力端子
との間に連結された第1抵抗と、前記反転入力端子に連
結された第2抵抗と、前記反転入力端子と出力端子との
間に連結された第3抵抗と、前記第2抵抗と出力端子と
の間に連結された大きさ制限手段と、非反転入力端子に
連結された接地電圧より構成された演算手段及び前記第
1差動増幅手段の出力端子と前記第2抵抗との間に連結
された電圧バッファよりなることを特徴とする。
【0007】
【作用】本発明の回路は、集積化時問題となる演算増幅
器の正確な演算及び主信号と補助的な信号の演算におい
て、工程上で発生し得る抵抗値の絶対値変化による精密
性の欠如を絶対変化率の相対的な比で相殺させる。
【0008】また、ハイパスフィルター回路の出力が演
算増幅器で直接に連結される時演算増幅器のインピーダ
ンスがハイパスフィルター回路に悪影響を与えることを
避けるために演算増幅器とハイパスフィルターの間にバ
ッファを置く。
【0009】
【実施例】以下、添付した図面を参照して、本発明のノ
イズ減衰回路を説明する前に従来のノイズ減衰回路を説
明すれば、以下の通りである。
【0010】図1の回路は公知のノイズ減衰回路を示し
ている。基本的に圧縮回路として動作する反面、切換ス
イッチ1の作動により圧縮と伸張の間でスイッチされ得
る。補助的な信号通路2の入力は、切換スイッチ1の共
通端子cと入力端子3に連結された切換スイッチ1の一
つの切換端子aに連結され、出力端子4に連結された他
の一つの切換端子bに連結される。演算増幅器5は信号
通路6、2からの出力を足し反転増幅器に連結される。
そうすることにより、端子bを通じて信号通路2に供給
された増幅器5からの出力信号が入力信号に関して極性
が反転される。切換スイッチ1が信号圧縮のために端子
aにスイッチされる時、入力端子3と出力端子4との間
に信号圧縮伝達関数C(S)は、C(S)=−(1+T
(S))と表現され得る。
【0011】ここでT(S)は、補助的な信号通路の伝
達関数を示す。主信号通路の利得と加算増幅器、演算増
幅器5の利得はそれぞれ1と−1になるように選択され
る。スイッチ1が端子b、cに連結される時、補助的な
信号通路2が陰帰還信号通路を提供し、入力端子3と出
力端子4との間に信号伸張伝達関数E(S)は、E
(S)=1/(1+T(S))と表現され得る。
【0012】このような方法で、信号伸張は信号圧縮の
上述の動作と補助的に行われる。
【0013】可変的な遮断周波数を有するハイパスフィ
ルターはキャパシタ7と電流−制御又は電圧−制御可変
抵抗回路8により形成される。ハイパスフィルターの出
力は、制御回路9と演算増幅器11より形成された増幅
回路を通じて大きさ制限回路10に供給される。遮断周
波数制御回路9は、高周波数信号をウェートするウェー
ティング回路12と反波又は電波整流器及び時定数回路
を含むレベルセンサ13により提供される。制御回路9
からの出力信号は、可変抵抗回路8の抵抗値を制御す
る。大きさ制限回路10は、選択された独特な要素に適
切な制限レベルを有するダイオード等のような反対に並
列連結されたPN接合対により形成される。
【0014】例えば、シリコンPN接合は制限レベルで
およそ1.2Vp−pのスレショルド値を有する。なぜ
ならば、この値は日常的な設計信号レベルと比較して大
きいからである。従来の実施例は、大きさ制限回路10
の前に演算増幅器11のような増幅器を提供した。そう
することにより、ハイパスフィルターの出力レベルが上
がる。それで制限回路レベルが信号レベルに比較して最
適のレベルにあるであろう。このような信号レベル関係
のため、演算増幅器11はハイパスフィルターのために
バッファ増幅器としてのみならず、前記制限回路レベル
を設定するための基本的な回路要素である。演算増幅器
11により増幅された補助的な信号通路2の出力信号は
それが主信号に足される前に小さい要素によりかけられ
るべきである。これは、対応する複雑回路設計を有する
信号レベルを上げたり下げたりする色々の動作により信
号の正確性が低くなる。また、大きさ制限回路10に流
れる逆バイアス又はドレイン電流が共通設置回路のイン
ピーダンスを通じて回路の残された部分に影響を与える
という欠陥がある。この回路のエンコード時の主信号と
補助的な信号の演算結果は、 VO (S)=Vi×R1 /R3 +T(S)×Av×R1 /R2 で抵抗値R3 、R2 の影響は相殺になり抵抗値による影
響は無視できる。しかし、対応する複雑な回路設計を有
する信号レベルを上げたり下げたりする色々の動作によ
り信号の正確性が低くなり、大きさ制限回路10に流れ
る逆バイアス又はドレイン電流が共通接地回路のインピ
ーダンスを通じて回路の残された部分に影響を与える欠
点があった。
【0015】前述した問題を解決するための回路が図2
に示されている。
【0016】図2において、圧縮と伸張との間のスイッ
チングは、演算増幅器14と圧縮能力を提供する主回路
部分との間に連結を変化させることよりなる。切換スイ
ッチ15が端子a、cに連結される時、演算増幅器14
は単位利得増幅器又は電圧フローとして動作する。それ
で入力端子16に入る入力信号が主圧縮回路の入力端子
17に演算増幅器14により訂正されない形態で供給さ
れる。そして、圧縮された出力信号が出力端子18に発
生される。
【0017】スイッチ15が端子b、cに連結される
時、圧縮回路は演算増幅器14に入力として連結され
る。そして、入力端子16と出力端子18との間の回路
部分は、前述した信号圧縮と反対の信号伸張を行う。
【0018】ハイパスフィルター回路に関して、電圧−
電流変換回路19、PN接合対20及び第1共通エミッ
タトランジスタ対21により形成された等価抵抗rは、
グラウンドに直接連結されないがキャパシタ22を通じ
てグラウンドに連結されフローティングする。キャパシ
タ22の他端は、電圧−電流変換回路19の一つの差動
入力23に連結され、電圧−電流変換回路19の他の差
動入力24は主信号通路25に連結されている。そし
て、第1共通エミッタトランジスタ対21の出力は、ま
た、帰還回路構造で差動入力端子23に連結される。補
助的な信号通路26は、入力端子17と出力端子18の
間に互いに並列で連結された可変的な遮断周波数特性を
有するハイパスフィルター特性を有する。主信号通路2
5と補助信号通路26からの出力は、演算増幅器27に
より足される。そして、足された信号は、出力端子18
に供給される。図示しないが、補助信号通路26にハイ
パスフィルターの遮断周波数を変化するための制御回路
は、典型的に構成され配列される。それで、補助的な信
号通路出力がサンプルされ、サンプルされた出力の信号
レベルが検出され、補助的な信号通路のフィルター回路
部分の抵抗成分の値が検出された出力レベルに依存して
変化される。
【0019】電圧−電流変換回路19の差動出力端子2
8、29は、ダイオードで連結された二つのトランジス
タより形成されカソードに共通接続を有するPN接合対
20の端にそれぞれ連結されている。
【0020】また、電圧−電流変換回路19の端子2
8、29は、共通エミッタ構造より連結された第1共通
エミッタトランジスタ対21のベース電力に連結され、
電流インバータ又は電流ミラー30は、第1共通エミッ
タトランジスタ対21のコレクタ電極の間に連結されて
いる。そして、そこからの出力電流は、電圧−電流変換
回路19の差動入力端子23に帰還される。電流減31
は、第1共通エミッタトランジスタ対21の共通エミッ
タ電極に連結されている。また、電流源31に流れる電
流は、制御入力端子32を通じて前述した遮断周波数制
御回路(図示しない)の出力により制御される。
【0021】第2共通エミッタトランジスタ対33と共
通エミッタトランジスタ対34のベース電極は、それぞ
れ電圧−電流変換回路19の出力端子28、29に連結
され、大きさ制限回路35にハイパスフィルター出力を
提供する。電流ミラー回路36、37は、第2及び第3
共通エミッタトランジスタ対33、34の各コレクタ端
子の間に負荷として連結される。そして、第2及び第3
電流源38、39は各共通エミッタトランジスタ対3
3、34の共通エミッタ接続点にそれぞれ連結される。
【0022】第2共通エミッタトランジスタ対33のコ
レクタ回路からの出力電極は、大きさ制限回路35に入
る補助的な信号通路出力である。そして、信号通路の和
手段として動作する演算増幅器27の反転入力端子に入
る。このような補助信号通路出力は、主信号通路出力と
共に演算増幅器27で足される。第3共通エミッタトラ
ンジスタ対34の出力は、前述した制御回路(図示しな
い)を通じて入力端子32を制御するために供給される
端子40に出力される。端子41、42は、それぞれ供
給電圧Vccと接地電圧Vssを示す。
【0023】図2の回路において、補助的な信号通路の
伝達関数は、 T(S)=bs/(s+a) に一般化され、これに対する出力は電流と規定し得る
が、これに対する主信号と補助的な信号の演算結果は次
のように現れる。
【0024】 V0 (S)=Vi+(Vi+T(S))×gm×R1 ×Vi =Vi×(1+T(S)×gm×R1 ) ここで、gmは主信号の入力から補助的な信号出力電流
の比である相互コンダクタンスである。即ち、抵抗R1
の関数と表現されるので、抵抗R1 に対する工程変化が
直ちに出力変化に現れる。したがって、信号の正確性が
落ちる問題が生じる。
【0025】図3の回路は、図1と図2の回路で生じた
問題を解決するための本発明のノイズ減衰回路を示す。
【0026】図3において、入力端子17は抵抗R3
一端と連結され、演算増幅器27の反転端子は抵抗R3
の他端と連結され主信号通路を構成している。
【0027】入力端子17は、電圧分配手段44の入力
に連結され、電圧分配手段44の出力端子は電圧−電流
変換回路19の入力端子23に連結され、電圧−電流変
換回路19の入力端子24はキャパシタ22の一端と連
結され、また、電流ミラー30、共通エミッタトランジ
スタ対21、制御信号32により制御される可変的な定
電電流源31を有する差動増幅器の出力端子に連結され
構成されている。それで差動増幅器の出力端の電圧が電
圧−電流変換回路19の入力端子24に帰還される。キ
ャパシタ22はハイパスフィルターを構成するために連
結した。電圧−電流変換回路19の出力端子28、29
は、PN接合トランジスタ対20のカソードに共通接続
され、その共通点と接地電圧42との間にPN接合トラ
ンジスタが連結されている。そして、差動増幅器の出力
端子は電圧バッファ43の非反転入力端子に連結され、
その出力端子は抵抗R2 の一端に連結される。他端は演
算増幅器27の反転入力端子と抵抗R2 の大きさ制限回
路35の一端に連結されている。また、演算増幅器27
の反転入力端子は抵抗R1 の一端と連結され、非反転入
力端子は接地電圧に連結されている。演算増幅器27の
出力端子と抵抗R1 の他端と大きさ制限回路35の他端
は、共通接続され出力端子18に連結され構成されてい
る。演算増幅器27は主信号通路と補助的な信号通路の
出力電圧を加算する。
【0028】図3の回路の入・出力特性をわかるため
に、その伝達関数を求めてみれば次の通りである。
【0029】図4A及び図4Bは図3の公知の電圧−電
流変換回路の実施例を示すためのものである。
【0030】図5A及は図3の電圧バッファ回路を示す
ものである。入力電圧Vs’はハイパスフィルターの出
力信号を示し、出力電圧Vsはバッファされた出力信号
を示すものである。
【0031】図5Bは差動増幅器を用いた電圧バッファ
を示すものである。差動増幅器は電流ミラー、共通エミ
ッタトランジスタ対、定電流源よりなる共通エミッタト
ランジスタ対の一つのベース電極に入力電圧Vs’を印
加し、NPNトランジスタのベース電極が共通エミッタ
トランジスタ対の他の一つのコレクタ電極に連結され、
コレクタ電極が電源電圧41に連結され、エミッタ電極
が共通エミッタトランジスタ対の他の一つのベース電極
に連結され、バッファされた出力信号Vsを出力する。
【0032】図5Cは電圧−電流変換回路を用いた電圧
バッファ回路を示したものである。図3の回路構成の一
部である電圧−電流変換回路19、PN接合トランジス
タ対20、電流ミラー30、共通エミッタトランジスタ
対21、定電流源31よりなる構成と同一である。入力
電圧Vs’は電圧−電流変換回路の入力端子23に連結
され、出力電圧Vsは差動増幅器の出力端子から出力さ
れる。
【0033】図6は図5Cの電圧バッファに差動増幅器
をさらに連結して電流出力信号isを出力できる。電流
出力信号isはレベルウェーティング回路の入力信号で
使用し得る。
【0034】入力信号Vinが電圧分配手段44に入力さ
れれば、電圧分配手段44により電圧分配され電圧−電
流変換回路19の入力端子23に分配された電圧XVi
が現れる。差動増幅器の出力端子の電圧Vs’は電圧−
電流変換回路19の入力端子24に帰還される。キャパ
シタ22を通じて流れる電流(I1 =SC(Vs’)−
Vi)と示される。電圧−電流変換回路19の出力端子
28、29の間には電圧(XVi+Vs’)の電圧が現
れる。
【0035】ハイパスフィルター回路の伝達関数は、 T1 (S)=Vs’/Vi=(1+SC/gmX)/(1+SC/gm) と示される。ここでgmは、電圧−電流変換回路と共通
エミッタトランジスタ対の相互コンダクタンスを示す。
それで、電圧バッファ43の出力電圧Vsは電圧(Vi
T(S))と示すことができる。
【0036】したがって、演算増幅器27の出力電圧V
0 は、 V0 =(R1 /R3 )Vi+K×T(S)×Vi×R1 /R2 と示される。
【0037】ここでKは補助利得常数である。上記式か
ら、工程で変わる抵抗成分の変化分は、抵抗R3 と抵抗
2 の変化分が抵抗R1 においても同一に現れるので、
その変化分は相殺され精密性に対する問題が解決でき
る。
【0038】また、本発明のノイズ減衰回路の伝達関数
は、 T2(S)=VO/Vi=R1/R3+K×R1/R2×(1+SC/gmX)/(1+SC/gm) と表現される。したがって、一般のノイズ減衰回路の特
性である一つの極点と一つの零点を有する。
【0039】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の回路は集積
時に問題となる演算増幅器の正確な演算及び主信号と補
助的な信号の演算において工程上で生じ得る抵抗値の絶
対値変化による精密性欠如を絶対変化率の相対的な比で
相殺させることにより、ノイズ減衰回路の動作が改善で
きる。
【0040】また、ハイパスフィルター回路の出力が演
算増幅器で直接連結される時、演算増幅器のインピーダ
ンスがハイパスフィルター回路に悪影響を与えることを
避けるために、演算増幅器とハイパスフィルターとの間
にバッファを置いてノイズ減衰回路の特性を改善させ得
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 公知のノイズ減衰回路を示す。
【図2】 従来のノイズ減衰回路の一実施例を示す。
【図3】 本発明のノイズ減衰回路の一実施例を示す。
【図4】 一般の電圧−電流変換回路を示す。
【図5】 Aは演算増幅器を用いた電圧バッファを示
す。Bは差動増幅器を用いた電圧バッファを示す。Cは
差動増幅器電流増幅器が追加された形態のバッファを示
す。
【図6】 図5Cの電圧バッファに差動増幅器をさらに
連結したことを示す。 1 切換スイッチ、2 補助的な信号通路、3 入力端
子、4 出力端子、5演算増幅器、6 信号通路、7
キャパシタ、8 可変抵抗回路、9 遮断周波数制御回
路、10 大きさ制限回路、11 演算増幅器、12
ウェーティング回路、13 レベルセンサ、14 演算
増幅器、15 切換スイッチ、16,17入力端子、1
8出力端子、19 電圧−電流変換回路、20 PN接
合対、21トランジスタ対、22 キャパシタ、23,
24 差動入力、25 主信号通路、26 補助的な信
号通路、27 演算増幅器、28,29 差動出力端
子、30 電流ミラー、31 電流源、32 制御出力
端子、33 第2共通エミッタトランジスタ対、34
第3エミッタトランジスタ対、35 大きさ制限回路、
36,37 電流ミラー回路、38,39 第3電流
源、40〜42 端子、43 電圧バッファ、44 電
圧分配手段

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主信号通路と可変的なハイパス特性の補
    助的な信号通路を有するノイズ減衰回路において、 入力端子電圧を分配する電圧分配手段と、 前記電圧分配手段により分配された電圧を入力する第1
    入力端子と第2入力端子、及び第1、第2出力端子を有
    する電圧−電流変換手段と、 前記電圧−電流分配手段の第1、第2出力端子に連結さ
    れたPN接合トランジスタ対と、 前記第1、第2出力端子に連結された可変的な電流源を
    具備した第1差動増幅手段と、 前記差動増幅手段の出力信号を前記電圧−電流変換手段
    の前記第2入力端子に入力する帰還手段と、 前記差動増幅手段の出力端子と前記入力端子との間に連
    結されたキャパシタンス手段より構成された補助的な信
    号通路と、 前記主信号通路と反転入力端子との間に連結された第1
    抵抗と、 前記反転入力端子に連結された第2抵抗と、 前記反転入力端子と出力端子との間に連結された第3抵
    抗と、 前記第2抵抗と出力端子との間に連結された大きさ制限
    手段と、 非反転入力端子に連結された接地電圧より構成された演
    算手段及び前記第1差動増幅手段の出力端子と前記第2
    抵抗との間に連結された電圧バッファよりなることを特
    徴とするノイズ減衰回路。
  2. 【請求項2】 前記電圧バッファは第1差動入力端子を
    入力端子とし、第2差動入力端子を出力端子とする第2
    差動増幅手段と、前記第2差動増幅手段の出力端子に連
    結されたベース電極と電源電圧に連結されたコレクタ電
    極と第1差動入力端子に連結されたエミッタ電極を有す
    るNPNトランジスタより構成されることを特徴とする
    請求項1記載のノイズ減衰回路。
  3. 【請求項3】 前記電圧バッファは第1入力端子を入力
    端子とし、第2入力端子、第1、第2出力端子を有する
    電圧−電流変換手段と、前記第1、第2出力端子に連結
    されたPN接合トランジスタ対と、前記第1、第2出力
    端子に連結された第2差動増幅手段と、前記第2差動増
    幅手段の出力端子を出力端子とし、前記電圧−電流変換
    手段の第2入力端子に連結して構成することを特徴とす
    る請求項1記載のノイズ減衰回路。
  4. 【請求項4】 前記電圧バッファは第1入力端子を入力
    端子とし、第2入力端子、第1、第2出力端子を有する
    電圧−電流変換手段と、前記第1、第2出力端子に連結
    されたPN接合トランジスタ対と、前記第1、第2出力
    端子に連結された第2差動増幅手段と、前記第1、第2
    出力端子に連結された第3差動増幅手段と、前記差動増
    幅手段の出力端子を第1出力端子とし、前記第3差動増
    幅手段の出力端子は第2出力端子とすることを特徴とす
    る請求項1記載のノイズ減衰回路。
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