JP2718281B2 - 内燃機関の燃料噴射装置 - Google Patents

内燃機関の燃料噴射装置

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JP2718281B2 JP3075101A JP7510191A JP2718281B2 JP 2718281 B2 JP2718281 B2 JP 2718281B2 JP 3075101 A JP3075101 A JP 3075101A JP 7510191 A JP7510191 A JP 7510191A JP 2718281 B2 JP2718281 B2 JP 2718281B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は内燃機関の燃料噴射装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】燃料ポンプから吐出された高圧の燃料を
燃料供給管を介して燃料蓄圧室に供給し、燃料蓄圧室内
の高圧の燃料を噴射管を介して燃料噴射弁に供給し、燃
料蓄圧室内の燃料圧を検出してこの燃料圧が機関の運転
状態に応じて変化する目標燃料圧となるように燃料ポン
プの吐出量を制御するようにした内燃機関が公知であ
る。特開昭64−73166 号公報にはこのような内燃機関に
適した燃料ポンプが開示されており、特開平2−112665
号公報にはこのような内燃機関に適した燃料噴射弁が開
示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところでこのような内
燃機関について研究を進めた結果、燃料ポンプと燃料蓄
圧室間の圧力差と燃料蓄圧室と燃料噴射弁間の圧力差と
の差異が大きくなるほど目標燃料圧が変化したときに燃
料噴射弁の燃料圧が目標値に対してずれてしまうことが
判明したのである。次にこのことについて図5から図7
を参照して説明する。
【0004】図5から図7を参照すると、Aは燃料ポン
プ、Bは燃料蓄圧室、Cは燃料噴射弁、Dは燃料供給
管、Eは噴射管、Fは圧力センサを夫々示す。燃料ポン
プAから吐出された高圧の燃料は燃料供給管Dを介して
燃料蓄圧室B内に供給され、燃料蓄圧室B内の高圧の燃
料は噴射管Eを介して燃料噴射弁Cに供給される。燃料
噴射弁Cからの噴射量は燃料噴射弁Cに供給される燃料
の圧力を制御することによって制御され、燃料噴射弁C
に供給される燃料の圧力は燃料蓄圧室B内の燃料圧を制
御することによって制御される。燃料噴射弁Cに供給す
べき燃料の圧力は機関負荷が増大するにつれて増大せし
められ、定常運転時においてこの燃料圧を得るのに必要
な燃料蓄圧室B内の燃料圧は目標燃料圧として予め記憶
されている。燃料蓄圧室B内の燃料圧は圧力センサFに
よって検出され、この燃料圧が目標燃料圧となるように
燃料ポンプAの吐出量が制御される。
【0005】また、図5から図7において実線Pa は燃
料噴射量が少ないときの定常運転時における燃料ポンプ
Aと燃料噴射弁C間の燃料圧を示しており、実線Pb
燃料噴射量が多いときの定常運転時における燃料ポンプ
Aと燃料噴射弁C間の燃料圧を示している。図5から図
7に示す例では燃料供給管Dと噴射管Eとは同じ内径を
有し、従って燃料圧Pa , Pb は燃料ポンプAから燃料
噴射弁Cに向けて一定の割合で減少している。また、燃
料噴射量が多くなるほど燃料ポンプAと燃料噴射弁C間
の圧力差は大きくなる。一方、図5から図7においてP
a1は燃料噴射弁C内の燃料圧の目標値Pa2を得るのに必
要な燃料蓄圧室B内の目標燃料圧を示しており、Pb1
燃料噴射弁C内の燃料圧の目標値Pb2を得るのに必要な
燃料蓄圧室B内の目標燃料圧を示している。次に燃料蓄
圧室Bの位置を種々に変えてみた場合において目標燃料
圧がPa1からPb1に急変した場合の燃料圧Pの変化につ
いて説明する。
【0006】図5は燃料蓄圧室Bと圧力センサFを燃料
噴射弁Cに近づけた場合を示している。このとき定常運
転時における燃料ポンプAと燃料蓄圧室B間の圧力差Δ
1 は燃料蓄圧室Bと燃料噴射弁C間の圧力差ΔP2
りもかなり大きくなる。さて図5において目標燃料圧が
a1からPb1に変化したとすると燃料蓄圧室B内の燃料
圧Pが目標燃料圧Pb1になるまで燃料ポンプAの吐出量
が急激に増大せしめられる。このとき燃料蓄圧室B内の
燃料圧Pも急激に上昇せしめられるが燃料蓄圧室B内の
燃料圧Pの圧力上昇は燃料ポンプAの吐出側の圧力上昇
に比べてやや遅れるために燃料蓄圧室B内の燃料圧Pが
目標燃料圧Pb1に達したときに燃料ポンプAの吐出側の
燃料圧Pは定常運転時における燃料圧Pb よりも一時的
に高くなる。このときの燃料圧Pはおおよそ破線Pc
示すようになる。即ち、燃料噴射弁C内の燃料圧Pは目
標値Pb2にかなり近づくが燃料ポンプAの吐出側の燃料
圧Pは上述したようにPb よりもかなり高くなる。
【0007】次いで燃料蓄圧室B内の圧力上昇が燃料ポ
ンプAの吐出側の圧力上昇に追い付くために燃料圧はお
およそ破線Pd で示されるようになり、斯くして燃料噴
射弁C内の燃料圧Pは目標値Pb2よりもかなり高くな
る。一方、燃料蓄圧室B内の燃料圧Pが目標燃料圧Pb1
を越えると燃料ポンプAの吐出量は減少せしめられるの
で燃料蓄圧室B内の燃料圧Pが下降し、最終的に燃料圧
Pは実線Pb で示されるようになる。このように燃料蓄
圧室Bおよび圧力センサFを燃料噴射弁Cに近づけた場
合には目標燃料圧が急激に上昇すると燃料噴射弁C内の
燃料圧が目標値P b2を大巾に越えてしまうことになる。
【0008】図6は燃料蓄圧室Bと圧力センサFを燃料
ポンプAに近づけた場合を示している。このとき定常運
転時における燃料ポンプAと燃料蓄圧室B間の圧力差Δ
1 は燃料蓄圧室Bと燃料噴射弁C間の圧力差ΔP2
りもかなり小さくなる。さて図6において目標燃料圧が
a1からPb1に変化したとすると燃料蓄圧室B内の燃料
圧が目標燃料圧Pb1になるまで燃料ポンプAの吐出量が
急激に増大せしめられる。前述したようにこのとき燃料
蓄圧室B内の燃料圧Pの圧力上昇は燃料ポンプAの吐出
側の圧力上昇に比べてやや遅れるために燃料蓄圧室B内
の燃料圧Pが目標燃料圧Pb1に達したときに燃料ポンプ
Aの吐出側の燃料圧Pは定常運転時における燃料圧Pb
よりもわずかばかり高くなる。このときの燃料圧Pはお
およそ破線Pc で示すようになる。即ち、このとき燃料
噴射弁C内の燃料圧Pは目標値Pb2よりもかなり低くな
っている。
【0009】次いで燃料蓄圧室B内の圧力上昇が燃料ポ
ンプAの吐出側の圧力上昇に追い付くために燃料圧はお
およそ破線Pd で示されるようになり、従ってこのとき
には燃料噴射弁C内の燃料圧Pは目標値Pb2に対してそ
れほど大きくはならない。このように燃料蓄圧室Bおよ
び圧力センサFを燃料ポンプAに近づけた場合には燃料
噴射弁C内の燃料圧Pが目標値Pb2に対してそれほど大
きくはならないが燃料蓄圧室B内の燃料圧Pが目標燃料
圧Pb1に達したときの燃料噴射弁C内の燃料圧Pは目標
値Pb2よりもかなり低くなることになる。
【0010】図7は燃料蓄圧室Bと圧力センサFを燃料
ポンプAと燃料噴射弁C間の中央に配置した場合を示し
ている。このとき定常運転時における燃料ポンプAと燃
料蓄圧室B間の圧力差ΔP1 は燃料蓄圧室Bと燃料噴射
弁C間の圧力差ΔP2 とほぼ等しくなる。さて図7にお
いて目標燃料圧がPa1からPb1に変化したとすると燃料
蓄圧室B内の燃料圧が目標燃料圧Pb1になるまで燃料ポ
ンプAの吐出量が急激に増大せしめられる。前述したよ
うにこのとき燃料蓄圧室B内の燃料圧Pの圧力上昇は燃
料ポンプAの吐出側の圧力上昇に比べてやや遅れるため
に燃料蓄圧室B内の燃料圧Pが目標燃料圧Pb1に達した
ときに燃料ポンプAの吐出側の燃料圧Pは定常運転時に
おける燃料圧Pb よりも一時的に高くなる。このときの
燃料圧Pはおおよそ破線Pc で示すようになる。即ち、
このときの燃料噴射弁C内の燃料圧Pは図5に示す場合
に比べて目標値Pb2からはずれているが図6に示す場合
に比べて目標値Pb2に近づくことになる。
【0011】次いで燃料蓄圧室B内の圧力上昇が燃料ポ
ンプAの吐出側の圧力上昇に追い付くために燃料圧はお
およそ破線Pd で示されるようになり、斯くして燃料噴
射弁C内の燃料圧Pは目標値Pb2よりも高くなる。この
とき燃料噴射弁C内の燃料圧Pは図6に示す場合に比べ
て目標値Pb2からずれているが図5に示す場合に比べて
目標値Pb2に近づくことになる。従って目標燃料圧が変
化したときに燃料噴射弁C内の燃料圧を目標値にただち
に近づけるという観点からみると、図7に示すように燃
料ポンプAと燃料蓄圧室B間の圧力差ΔP1 が燃料蓄圧
室Bと燃料噴射弁C間の圧力差ΔP2 とほぼ等しくなる
ように燃料供給管Dおよび噴射管Eを形成することが好
ましいことがわかる。しかしながら前述した特開昭64−
73166 号公報および特開平2−112665号公報のいづれも
このようなことに関しては何ら示唆していない。
【0012】
【課題を解決するための手段】目標燃料圧が変化したと
きに燃料噴射弁の燃料圧がただちにできるだけ目標値に
近づくようにするために、本発明によれば燃料ポンプか
ら吐出された高圧の燃料を燃料供給管を介して燃料蓄圧
室に供給し、燃料蓄圧室内の高圧の燃料を噴射管を介し
て燃料噴射弁に供給し、燃料蓄圧室内の燃料圧を検出し
てこの燃料圧が機関の運転状態に応じて変化する目標燃
料圧となるように燃料ポンプの吐出量を制御するように
した内燃機関において、燃料ポンプと燃料蓄圧室間の圧
力差が燃料蓄圧室と燃料噴射弁間の圧力差とほぼ等しく
なるように燃料供給管および噴射管を形成している。
【0013】
【作用】目標燃料圧が変化すると燃料噴射弁の燃料圧が
目標値に向かって変化する。このとき燃料噴射弁の燃料
圧がただちに目標値に近い値まで近づく。
【0014】
【実施例】図1は燃料噴射弁1と燃料ポンプ2を図解的
に示している。図1を参照すると、燃料噴射弁1はノズ
ル口10の開閉制御をするニードル11を具備し、ニードル
11の頂部上には背圧室12が、その上方には圧力制御室13
が形成される。背圧室12と圧力制御室13間には圧力制御
室13から背圧室12に向けてのみ流通可能な逆止弁14が配
置され、この逆止弁14の中央部には絞り15が形成され
る。圧力制御室13はソレノイド16によって作動せしめら
れる切換制御弁17によって大気通路18又は燃料供給口19
に選択的に連結され、燃料供給口19はノズル口10に通ず
る燃料通路20と共に噴射管21を介して燃料蓄圧室22に連
結される。
【0015】図1に示すように切換制御弁17が大気通路
18と圧力制御室13との連通を遮断しているときには燃料
蓄圧室22内の高圧の燃料は一方では燃料通路20内に供給
され、他方では燃料供給孔19、切換制御弁17の内部、圧
力制御室13および逆止弁14を介して背圧室12内に供給さ
れる。このときニードル11の頂面に作用する燃料圧によ
ってニードル11はノズル口10を閉鎖している。次いでソ
レノイド16が付勢されて切換制御弁17が上昇すると燃料
供給口19と圧力制御室13との連通が遮断され、圧力制御
室13が大気通路18に連通せしめられる。このとき背圧室
12の燃料が絞り15および圧力制御室13を介して大気通路
18内に徐々に流出する。その結果、背圧室12内の燃料圧
が徐々に減少するためにニードル11が徐々に上昇して燃
料噴射が開始される。ソレノイド16が消勢されると図1
に示すように切換制御弁17によって圧力制御室13と大気
通路18との連通が遮断されると共に燃料が逆止弁14を介
して背圧室12内に供給され、斯くして燃料噴射が停止せ
しめられる。
【0016】一方、燃料ポンプ2はプランジャ30と、プ
ランジャ30の頂部によって画定された加圧室31とを具備
する。プランジャ30の下方には機関によって駆動される
カム32が設けられ、プランジャ30の下端部にはカム32上
を転動するローラ33が回動可能に取付けられる。従って
カム32が回転するとそれに伴なってプランジャ30が上下
動せしめられることがわかる。加圧室31の下方には燃料
供給ポート34が開口しており、加圧室31の上方部は逆止
弁36および燃料供給管37を介して燃料蓄圧室22に連結さ
れる。また、加圧室31の頂部にはソレノイド38によって
駆動される制御弁39が設けられ、加圧室31は制御弁39を
介して燃料逃し通路40に連結される。
【0017】カム32は機関クランクシャフトの1/2の
速度で回転せしめられ、図1に示すようにカム32は3山
を有するのでプランジャ30は 240クランク角度毎に上昇
せしめられる。プランジャ30が下方位置にあるときには
燃料供給ポート34が加圧室31内に開口し、このとき燃料
供給ポート34から加圧室31内に燃料が供給される。次い
でプランジャ30が上昇せしめられるがこのとき制御弁39
は開弁しているので加圧室31内の燃料は加圧されること
なく燃料逃し通路40内に排出される。次いでソレノド38
が付勢されて制御弁39が閉弁せしめられるとプランジャ
30が上昇するにつれて加圧室31内の燃料が加圧され、こ
の加圧された燃料が逆止弁36および燃料供給管37を介し
て燃料蓄圧室22内に供給される。
【0018】図1に示されるように燃料蓄圧室22には燃
料蓄圧室22内の燃料圧を検出するための圧力センサ3が
取付けられ、この圧力センサ3、機関回転数を検出する
回転数センサ4およびアクセルペダルの踏込み量を検出
する負荷センサ5が制御装置6に接続される。燃料噴射
弁1のソレノイド16は機関回転数や機関負荷にかかわら
ずに一定時間ニードル11がノズル口10を開弁するように
制御装置6の出力信号に基いて制御され、従って燃料噴
射弁1からの燃料噴射量は燃料蓄圧室22内の燃料圧によ
って制御される。燃料蓄圧室22の目標燃料圧は機関負荷
および機関回転数の関数として予め記憶されており、圧
力センサ3により検出された燃料蓄圧室22内の燃料圧が
目標燃料圧となるように燃料ポンプ2のソレノイド38が
制御装置6の出力信号に基いて制御される。燃料蓄圧室
22内の目標燃料圧は概略的に云うと機関負荷が高くなる
ほど大きくなる。
【0019】図2および図3は実際にディーゼル機関50
に搭載された燃料噴射弁および燃料ポンプを示してい
る。図2および図3に示されるように燃料蓄圧室22はス
テー51を介して吸気管52により支持されたコモンレール
53内に形成されている。また、図2および図3に示す実
施例ではディーゼル機関50は6気筒を有し、各気筒に夫
々燃料噴射弁1a,1b,1c,1d,1e,1fが設
けられている。これらの各燃料噴射弁1a,1b,1
c,1d,1e,1fは夫々対応する噴射管21a,21
b,21c,21d,21e,21fを介して燃料蓄圧室22に連
結される。一方、燃料ポンプ2は第1燃料ポンプ2aと
第2燃料ポンプ2bからなり、各燃料ポンプ2a,2b
は夫々対応する燃料供給管37a, 37bを介して燃料蓄圧
室22に連結される。第1燃料ポンプ2aと第2燃料ポン
プ2bとはいずれも図1に示す構造を有するが第1燃料
ポンプ2aと第2燃料ポンプ2bのカム32の位相は互い
に60度、クランク角度で云うと互いに 120度ずれてお
り、従ってこれらの燃料ポンプ2a,2bからは交互に
燃料が吐出される。次にこのことについて図4を参照し
つつ説明する。
【0020】図4に示されるように図2および図3に示
されるディーゼル機関の燃料噴射順序は1−5−3−6
−2−4となっている。第1燃料ポンプ2aのカム32の
位置は1つおきの噴射気筒#1,#3,#2の噴射完了
時にカムリフトが最大となるように設定されており、第
2燃料ポンプ2bのカム32の位置は残りの1つおきの噴
射気筒#5,#6,#4の噴射完了時にカムリフトが最
大となるように設定されている。また、各燃料ポンプ2
a,2bの制御弁39は前述したようにカムリフトが最大
になる少し手前からカムリフトが最大になるまで閉弁せ
しめられ、このとき各燃料ポンプ2a,2bから燃料が
吐出される。従って各燃料ポンプ2a,2bから交互に
ほぼ一定のクランク角度毎に、図2および図3に示す実
施例ではほぼ 120クランク角度毎に燃料が吐出されるこ
とがわかる。また、各燃料ポンプ2a,2bからは噴射
時期に同期して燃料が吐出されることがわかる。
【0021】ところで図2および図3に示す実施例では
各燃料ポンプ2a,2bと燃料蓄圧室22間の圧力差が燃
料蓄圧室22と各燃料噴射弁1a,1b,1c,1d,1
e,1f間の圧力差とほぼ等しくなるように各燃料供給
管37a, 37bおよび各噴射管21a,21b,21c,21d,
21e,21fが形成されている。ただし、図2および図3
に示す実施例では各燃料供給管37a, 37bの管長は各噴
射管21a,21b,21c,21d,21e,21fの管長よりも
長く、各燃料供給管37a, 37bの内径は各噴射管21a,
21b,21c,21d,21e,21fの内径よりも大きく形成
されている。このように図2および図3に示す実施例で
は各燃料ポンプ2a,2bと燃料蓄圧室22間の圧力差が
燃料蓄圧室22と各燃料噴射弁1a〜1f間の圧力差とほ
ぼ等しいので燃料蓄圧室22内の目標燃料圧が変化したと
きに各燃料噴射弁1a〜1f内の燃料圧をただちに目標
値に近い値まで変化させることができる。
【0022】
【発明の効果】目標燃料圧が変化したときに燃料噴射弁
内の燃料圧をただちに目標値に近い値まで変化させるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】燃料噴射弁と燃料ポンプを図解的に示す図であ
る。
【図2】ディーゼル機関の一部の側面図である。
【図3】燃料噴射装置の平面図である。
【図4】燃料噴射時期と燃料ポンプの燃料吐出時期を示
すタイムチャートである。
【図5】燃料ポンプと燃料噴射弁間の燃料圧を示す線図
である。
【図6】燃料ポンプと燃料噴射弁間の燃料圧を示す線図
である。
【図7】燃料ポンプと燃料噴射弁間の燃料圧を示す線図
である。
【符号の説明】
1,1a,1b,1c,1d,1e,1f…燃料噴射弁 2,2a,2b…燃料ポンプ 21, 21a, 21b, 21c, 21d, 21e, 21f…噴射管 22…燃料蓄圧室 37, 37a, 37b…燃料供給管

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃料ポンプから吐出された高圧の燃料を
    燃料供給管を介して燃料蓄圧室に供給し、燃料蓄圧室内
    の高圧の燃料を噴射管を介して燃料噴射弁に供給し、燃
    料蓄圧室内の燃料圧を検出して該燃料圧が機関の運転状
    態に応じて変化する目標燃料圧となるように燃料ポンプ
    の吐出量を制御するようにした内燃機関において、燃料
    ポンプと燃料蓄圧室間の圧力差が燃料蓄圧室と燃料噴射
    弁間の圧力差とほぼ等しくなるように燃料供給管および
    噴射管を形成した内燃機関の燃料噴射装置。
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