JP2716556B2 - V溝型光ディスク用光学ヘッドおよび信号検出方法 - Google Patents

V溝型光ディスク用光学ヘッドおよび信号検出方法

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JP2716556B2 JP2017757A JP1775790A JP2716556B2 JP 2716556 B2 JP2716556 B2 JP 2716556B2 JP 2017757 A JP2017757 A JP 2017757A JP 1775790 A JP1775790 A JP 1775790A JP 2716556 B2 JP2716556 B2 JP 2716556B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はV溝型の光ディスクに対して情報の書き込み
および読取りを行うための光学ヘッドに関するものであ
る。
〔従来の技術〕
V溝型光ディスクの構造を第3図に示す。
第3図において301は光ディスクであり、モーター軸3
06にチャッキング用ハブ307を介してセットされてい
る。また302は情報の記録面(トラック面)を示す。
このトラック面302にレーザー光源303から発せられ対
物レンズ304を通った照射光305を当て、情報の書き込み
・読取りを行う。
V溝型光ディスクの特徴は隣接するトラック面302が
ディスク面法線に対して互いに対称な角度をもって作ら
れていることである。
この様な構造を取ることによって信号書き込み・読取
りの際に隣接トラックからの信号の混入、いわゆるクロ
ストークをなくすことができる。
そのため一般のディスクに比べてトラック幅を狭くす
ることができるので、記憶容量の増大が可能になる。
V溝型光ディスクにおける最大の問題点は、情報書き
込み・読取りのための光学ヘッドの構造が非常に複雑に
なる点である。
従来の技術としては、2つのレーザーダイオードまた
は点発光レーザーダイオードを使って2つの傾きの面に
別々に書き込み・読取りを行う機構のものや、ホログラ
ム等を用いて1つのビームを複数本に分割して使う方法
などが考えられている。
〔発明が解決しようとする課題〕
マルチレーザーを用いた光学ヘッドにおいては機構が
複雑になり、光学ヘッドの小型・軽量化、低価格化の妨
げとなる。
またホログラム等を用いてビームを分割して使う方法
においては、情報書き込みの際のパワーが不足するとい
う問題がある。
〔課題を解決するための手段〕
上記問題点を解決するために本発明は、対物レンズを
通してディスク面に対して垂直に入射されたレーザー光
が、傾斜を持ったV溝ディスクのトラック面で反射され
ることによって、入射光路と違った光路を通って対物レ
ンズに戻ることを利用して、以下に示す構成の光学ヘッ
ドを構成したことを特徴としている。
すなわち入射光と戻り光のずれの部分に光学部材を配
置することで戻り光を分離し、その戻り光の焦点におか
れたフォトディテクタによって信号を検出する。戻り光
分離用の光学部材はV溝の各面から戻り光に対応できる
よう対物レンズの光軸を中心としてディスクの半径方向
に対象に2枚配置し、各々に対応した位置2カ所に信号
検出用のフォトディテクタを配置する。これらの光学系
とフォトディテクタからの出力信号からデータ信号およ
びサーボ信号であるフォーカスサーボ信号、トラッキン
グサーボ信号を得るための回路を備えたことを特徴とし
ている。
〔実施例〕
第1図に本発明の基本構造を示す。
第1図において101はV溝型光ディスクのトラック面
を、103は対物レンズを、105は戻り光分離用光学部材1
を、107はフォトディテクタ1を、109はレーザーダイオ
ードを、111はフォトディテクタ2を、113は戻り光分離
用光学部材2をそれぞれ示す。
ディスク面に対して垂直方向から入射されたレーザー
光はV溝のトラック面101で反射することにより、V溝
トラック面の法線117の傾きに応じて、入射光とは違っ
た光炉を通ってレーザーダイオード109に戻る戻り光が
生じてくる。
この往復の光路のずれの部分にミラーまたはプリズム
等の光学部材を分離し、その分離した戻り光の焦点に信
号検出用のフォトディテクタ107、111を配置することに
よってデータ信号およびレンズ位置制御用のサーボ信号
を検出する。
光線分離用の光学部材105、113とフォトディテクタ10
7、111は対物レンズの光軸115を中にディスクの半径方
向に対して対称に2組配置し、V溝のどちらの面からの
戻り光も検出できるようにする。なお対物レンズ103に
は非点収差および像面湾曲が補正された非球面レンズを
使用する。
本発明の光学系におけるサーボ信号の検出方法を第2
図を用いて示す。
本実施例においてはフォトディテクタとして2分割フ
ォトディテクタを用いており、第2図は2つある2分割
フォトディテクタの一方と、それに接続される信号検出
回路を示したものである。
第2図において201は光学部材によって分離された戻
り光を、203は光検出素子1を、205は光検出素子2を、
207は2分割フォトディテクタ基板を、209は光検出素子
1と2の出力の減算アンプを、211は光検出素子1と2
の加算アンプをそれぞれ示す。
本発明の光学系においてはディスク面に対する上下方
向の変位、いわゆるフォーカス方向の変位に対して、戻
り光の焦点は例えば213のような2次元的な軌跡を描い
て移動する。
2分割フォトディテクタ基板207を、オンフォーカス
時の戻り光の焦点を中心に、フォーカス方向の変位によ
る焦点移動の接線方向215に沿って配置する。図示して
ないが、他方の2分割フォトディテクタも同様に配置す
る。
この光学系において、戻り光が多い側の2分割フォト
ディテクタの減算アンプ209の出力を検出することでフ
ォーカスサーボ信号を得ることができる。
トラッキングサーボ信号はそれぞれの2分割フォトデ
ィテクタの加算アンプ211の出力をとり、その出力を比
較することで検出される。この検出信号の差が最大とな
ったときV溝の片方の面に最も理想的にスポットが乗っ
ている状態となる。
そしてこの差の符号によってどちらの面にオントラッ
クさせるか選択することができる。
データ信号はオントラックしている面に対応した側の
2分割フォトディテクタの加算アンプ211からの出力で
検出される。
〔発明の効果〕
本発明により複数のレーザーダイオードや対物レンズ
を使うことなく、構造が簡単で部品点数も少い光学ヘッ
ドでV溝型光ディスクに対して情報の書き込み・読取り
が可能になる。
また本発明においては戻り光分離用の光学部材の配置
を工夫することで光利用効率が非常に高くなり、対物レ
ンズからの出射パワーを大きくすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図に本発明の光ヘッドの基本構造を、第2図に本発
明の実施例における信号検出機構を、第3図にV溝型光
ディスクの構造をそれぞれ示す。 101、302……情報記録(トラック)面、 103……対物レンズ、 105……戻り光分離用光学部材1、 107……フォトディテクタ1、 109……レーザーダイオード、 111……フォトディテクタ2、 113……戻り光分離用光学部材2、 201……戻り光、203……光検出素子1、 205……光検出素子2、 207……2分割フォトディテクタ基板、 209……減算アンプ、211……加算アンプ、 301……V溝型光ディスク。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】レーザー光を対物レンズを通してV溝型光
    ディスクのV溝の各面に照射し、その戻り光からデータ
    信号およびサーボ信号を検出するV溝型光ディスク用光
    学ヘッドにおいて、1組のレーザーダイオードおよび対
    物レンズと、前記V溝の2つの面の各面に対応して戻り
    光を分離する、前記対物レンズの光軸を中心としてディ
    スクの半径方向に対称に設けられた2つの光学部材と、
    各光学部材に対応して配置され、分離された戻り光を受
    光する2つのフォトディテクタと、これらのフォトディ
    テクタの出力からデータ信号およびサーボ信号を検出す
    る回路とを備えていることを特徴とするV溝型光ディス
    ク用光学ヘッド。
  2. 【請求項2】前記2つのフォトディテクタにそれぞれ2
    分割フォトディテクタを用い、該2分割フォトディテク
    タの中心をオンフォーカス時の戻り光の焦点に置くとと
    もに、光ディスクのフォーカス方向の変位による焦点移
    動の軌跡の接線方向に沿って配置し、オントラック面に
    対応した側の2分割フォトディテクタからの2つの出力
    の差を取ることによってサーボ信号の1つであるフォー
    カスサーボ信号を検出し、それぞれの2分割フォトディ
    テクタからの2つの出力の和を取り、その和どうしを比
    較することによってサーボ信号の1つであるトラッキン
    グサーボ信号を検出し、オントラック面に対応した側の
    2分割フォトディテクタからの2つの出力の和を取るこ
    とによってデータ信号を検出することを特徴とする請求
    項(1)記載のV溝型光ディスク用光学ヘッドにおける
    信号検出方法。
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