JP2712721B2 - 射出成形金型 - Google Patents

射出成形金型

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JP2712721B2 JP5455290A JP5455290A JP2712721B2 JP 2712721 B2 JP2712721 B2 JP 2712721B2 JP 5455290 A JP5455290 A JP 5455290A JP 5455290 A JP5455290 A JP 5455290A JP 2712721 B2 JP2712721 B2 JP 2712721B2
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/40Removing or ejecting moulded articles

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、例えば、オーディオカセットハーフのよう
な成形品を射出成形法で成形する射出成形金型に関す
る。
〔従来の技術〕
一般に、この種のオーディオカセットハーフを射出成
形する場合には、カセットハーフの外表面を形成するキ
ャビ型とカセットハーフの内面を形成するコア型との間
のキャビティ内に、キャビ型内を流通してきた溶融樹脂
を、ゲートを介して供給することにより、製品を成形し
ている。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、この場合、ゲートの位置をカセットハーフ
の外表面に対応するキャビ型に設けると、成形されたカ
セットハーフの外表面にゲート跡が残り、みばえが悪い
という問題があり、外観上,機能上問題がないゲート位
置の選定が望まれている。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、その目
的とするところは、カセットハーフのような製品の外表
面にゲート跡が残ることがなく、外観上,機能上問題が
生じることがない射出成形金型を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明は、固定型板と可
動型板との間に形成されたキャビティ内に溶融樹脂を供
給して製品を成形する射出成形金型において、 上記型板に、可動ブロックが型開閉方向に移動自在に
設けられ、この可動ブロックの側面に、上記キャビティ
に連通する溶融樹脂溝が形成され、かつ上記可動ブロッ
クに、この可動ブロックを型開方向に所定距離付勢する
付勢手段が設けられると共に、この付勢手段による可動
ブロックの移動を規制するストッパが、上記可動ブロッ
クに設けられる一方、上記可動ブロックに、この可動ブ
ロックを型閉方向に押し出す突出手段が設けられたもの
である。
〔作用〕
本発明の射出成形金型にあっては、可動ブロックの溶
融樹脂溝を介してキャビティ内に溶融樹脂を供給し、キ
ャビティ内の樹脂が冷却固化した後、固定型板と可動型
板との間を開き、ストッパを取り外して付勢手段によっ
て可動ブロックを型開方向に所定距離移動させることに
より、キャビティ内の製品と溶融樹脂溝内の固化樹脂と
を切り離し、次いで、突出手段によって可動ブロックを
型閉方向に押し出して溶融樹脂溝を露出させ、溶融樹脂
溝内の固化樹脂を取り出す。
〔実施例〕
以下、第1図ないし第4図に基づいて本発明の一実施
例を説明する。
図中符号1は可動型板であり、この可動型板1は、固
定型板2に対して接近、離間自在に設けられている。そ
して、これらの型板1,2には、それぞれ、オーディオカ
セットハーフの内面及び外表面を形成するコア入子3及
びキャビティ入子4が装着されており、これらの入子3,
4間にオーディオカセットハーフ用のキャビティ5が形
成されるようになっている。また、上記可動型板1には
第1,第2,第3可動受板6,7,8が順に取付けられており、
第3可動受板8には、スペーサブロック9を介して可動
取付板10が固定されている。この可動取付板10には係止
板11が接近、離間可能に設けられている。さらに、上記
第3可動受板8と可動取付板10との間には、型開時に上
記キャビティ5内の製品を突出す突出機構の第1,第2,第
3突出板12,13,14が移動自在に設けられており、これら
の突出板12,13,14に基端部を固定された突出ピン(図示
せず)によって上記製品が突出されるようになってい
る。
上記コア入子3,第1,第2,第3可動受板6,7,8,第1,第2,
第3突出板12,13,14,可動取付板10を貫通してコアブロ
ック15が摺動自在に設けられており、このコアブロック
15の基部に形成されたつば部16が、第3突出板14に形成
された凹所17とこの凹所17を閉塞している閉塞板18との
間において所定距離移動自在に設けられている。そし
て、上記コアブロック15のつば部16は、第1,第2,第3突
出板12,13,14に形成された凹所19に装着したスプリング
20によって係止板11側に付勢されるようになっている。
また、コアブロック15の先端面には、カセットハーフの
内面の一部を形成する製品面が刻設されると共に、固定
型板2側の溶融樹脂通路に連通する円形の樹脂凹所21が
形成されている。そして、この樹脂凹所21と、上記キャ
ビティ5の、カセットハーフのリール軸挿入孔(貫通
孔)部の裏面に対応する位置23との間において、上記コ
アブロック15の側面には溶融樹脂溝22が形成されてい
る。さらに、上記コアブロック15,コア入子3,第1,第2,
第3可動受板6,7,8,第1,第2,第3突出板12,13,14,閉塞
板18及び可動取付板10を貫通してランナーロックピン24
が配設されている。そして、このランナーロックピン24
の基部に形成されたつば部25が、上記可動取付板10の内
部に形成された空所26に装着されており、上記ランナー
ロックピン24のつば部25は、上記空所26内において上記
コアブロック15と同一距離移動自在に設けられている。
さらにまた、上記ランナーロックピン24は、図示しない
スプリングによって係止板11側に付勢されている。
上記のように構成された射出成形金型を用いてカセッ
トハーフを射出成形する場合には、従来同様、固定型板
2に可動型板1を密着した状態において、第1図に示す
ように、固定型板2側の溶融樹脂通路,可動型板1側の
コアブロック15の樹脂凹所21及び溶融樹脂溝22を介し
て、カセットハーフのリール軸挿入孔部の裏面に対応す
る位置(ゲート)23からキャビティ5内に溶融樹脂を供
給する。次いで、キャビティ5内の樹脂が冷却固化する
と、まず、固定型板2に対して可動型板1を引き離す。
これにより、キャビティ5内の製品及びコアブロック15
の樹脂凹所21及び溶融樹脂溝22内の固化樹脂は可動型板
1とともに固定型板2から離れていく。
続いて、係止板11を可動取付板10から引き離すと、今
まで、係止板11によって係止していたコアブロック15及
びランナーロックピン24が各スプリング20の付勢力によ
って係止板11方向に所定距離だけ移動する。これによっ
て、コアブロック15の溶融樹脂溝22内の固化樹脂が係止
板11側に移動するから、ゲート23部において、キャビテ
ィ5内の製品と溶融樹脂溝22内の固化樹脂とが円滑に切
り離される。
さらに、第1,第2,第3突出板12,13,14を固定型板2側
に突出すことにより、図示しない突出ピンによって、キ
ャビティ5内の製品が離型して取り出されると共に、コ
アブロック15が固定型板2側に押し出される。これによ
って、今までコアブロック15の溶融樹脂溝22を閉塞して
いたコア入子3が取り除かれて、溶融樹脂溝22内の固化
樹脂が外部に露出する。この際、該固化樹脂が冷却によ
って収縮していることにより、溶融樹脂溝22から剥離し
た状態となっている。この状態において、樹脂凹所21内
の固化樹脂に真空吸引による吸着パッドを押し当てて吸
着すると、樹脂凹所21及び溶融樹脂溝22内の固化樹脂が
容易にコアブロック15から取り除ける。このようにし
て、製品(カセットハーフ)及びその他の固化樹脂を分
離した状態で離型させることができる。そして、得られ
たカセットハーフにあっては、ゲート跡は、リール軸挿
入孔部の裏面に形成されているから、カセットの外方か
ら見た場合、ゲート跡が見えず、外観上問題がない上
に、リール軸を挿入孔に挿入した場合にも支障がなく、
機能上も問題が生じない。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明は、固定型板と可動型板
との間に形成されたキャビティ内に溶融樹脂を供給して
製品を成形する射出成形金型において、 上記型板に、可動ブロックが型開閉方向に移動自在に
設けられ、この可動ブロックの側面に、上記キャビティ
に連通する溶融樹脂溝が形成され、かつ上記可動ブロッ
クに、この可動ブロックを型開方向に所定距離付勢する
付勢手段が設けられると共に、この付勢手段による可動
ブロックの移動を規制するストッパが、上記可動ブロッ
クに設けられる一方、上記可動ブロックに、この可動ブ
ロックを型閉方向に押し出す突出手段が設けられたもの
であるから、上記可動ブロックの溶融樹脂溝を介してキ
ャビティ内に溶融樹脂を供給し、キャビティ内の樹脂が
冷却固化した後、固定型板と可動型板との間を開き、ス
トッパを取り外して付勢手段によって可動ブロックを型
開方向に所定距離移動させることにより、キャビティ内
の製品と溶融樹脂溝内の固化樹脂とを切り離し、次い
で、突出手段によって可動ブロックを型閉方向に押し出
して溶融樹脂溝を露出させ、溶融樹脂溝内の固化樹脂を
取り出すことにより、カセットハーフのような製品の外
表面にゲート跡が残ることがなく、外観上,機能上問題
が生じることがない上に、型開時に円滑に製品とその他
の固化樹脂(ランナー)とを分離でき、製品の取り出し
を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は本発明の一実施例を示すもので、
第1図は断面図、第2図は可動型板部の平面図、第3図
は第1図のIII−III線に沿う断面図、第4図はゲート部
の断面図である。 1……可動型板、2……固定型板、5……キャビティ、
11……係止板(ストッパ)、12……第1突出板、13……
第2突出板、14……第3突出板、15……コアブロック
(可動ブロック)、16……つば部、17……凹所、18……
閉塞板、20……スプリング(付勢手段)、22……溶融樹
脂溝。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】固定型板と可動型板との間に形成されたキ
    ャビティ内に溶融樹脂を供給して製品を成形する射出成
    形金型において、 上記型板に、可動ブロックが型開閉方向に移動自在に設
    けられ、この可動ブロックの側面に、上記キャビティに
    連通する溶融樹脂溝が形成され、かつ上記可動ブロック
    に、この可動ブロックを型開方向に所定距離付勢する付
    勢手段が設けられると共に、この付勢手段による可動ブ
    ロックの移動を規制するストッパが、上記可動ブロック
    に設けられる一方、上記可動ブロックに、この可動ブロ
    ックを型閉方向に押し出す突出手段が設けられたことを
    特徴とする射出成形金型。
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