JP2586674B2 - テープカセット - Google Patents

テープカセット

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JP2586674B2
JP2586674B2 JP2030875A JP3087590A JP2586674B2 JP 2586674 B2 JP2586674 B2 JP 2586674B2 JP 2030875 A JP2030875 A JP 2030875A JP 3087590 A JP3087590 A JP 3087590A JP 2586674 B2 JP2586674 B2 JP 2586674B2
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cassette
cassette case
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弘典 本庄
文成 斎藤
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、テープカセットに係り、特にビデオテープ
レコーダ等の磁気記録再生装置に好適なテープカセット
に関するものである。
従来の技術 一般に、ビデオテープレコーダ等の磁気テープ装置に
装着されるテープカセットはケース本体の前面に架張さ
れた磁気テープをケース本体の前面に設けられた前蓋と
裏蓋で覆うような構成となっていた(例えば、特開昭63
−175279号公報参照)。
以下、上述したような従来のテープカセットについて
図面を参照しながら説明する。
第4図は従来例の斜視図で、第5図、第6図は従来の
テープカセットの要部断面図である。
第4図〜第6図において、テープカセット64の前面に
は、略カセット全副に沿って、開口部61が設けられてい
る。開口部61には磁気テープ59が架張されており、常時
は前蓋58と裏蓋57によって覆われている。
前蓋58は支点ピン65を中心として回動自在とされてい
る。尚、支点65には、第1のコイルバネ66が装着されて
おり、前蓋58を常時閉蓋方向に回動付勢している。
また、前蓋58の上面内側には一対のブラケット部67が
設けられている。ブラケット部67に裏蓋57の左右両端に
設けられた一対の支持ピン60が挿入され、裏蓋57は支持
ピン60を中心として回動自在になっている。
ガイド溝56には、裏蓋57の両端に設けられた一対のガ
イドピン55が摺動自在に挿入されている。ロック部材50
がカセットケース68に回動自在に設けられている。ロッ
クさらにロック部材50の後ろ側には板バネ70が装着され
ており、ロック部材50が前方向に回動付勢されている。
そして、常時は前蓋58の側板54に設けられた突起52と
ロック部材50の爪部53が係合し前蓋58の回動を阻止する
ようになっている。
以上のように構成されたテープカセットについて、以
下その動作を説明する。テープカセット64は、常時はロ
ック部材50によって、前蓋58の不用意な開蓋を阻止して
いる。
一方、テープカセット64をビデオテープレコーダ(以
下VTRという)に挿入すると、第6図に示すようにVTR側
に設けられたロック解除部材71によってロック部材50が
板バネ70に抗してA方向に回動し、それにより突起52と
爪部53の係合が開放され前蓋58が回動できる状態にな
る。
その後、第6図に示すようにB方向に移動させると、
前蓋58は上方に開蓋し、裏蓋57は支持ピン60が支点ピン
65を中心として上方へ移動すると同時に、ガイドピン55
がガイド溝56に沿って案内され開放状態となる。
以上、VTRに装着する最の開放動作について述べた
が、取り出す時の動作は、開放動作の全く逆がなされ
る。
発明が解決しようとする課題 しかしながら前記のような構成では、カセット前面に
架張されたテープがテープカセットの姿勢差または、テ
ープカセットになんらかの衝撃力が発生し、弛んだ時
に、開蓋状態から閉蓋状態に移そうとすると、裏蓋が架
張されたテープの上方からテープを押し曲げ、テープに
大きなダメージを発生させるという課題を有していた。
本発明は前記課題に鑑み、狭いカセット開口部でも、
簡単な構成で裏蓋のテープに対するダメージを防止で
き、かつ防塵性も良いテープカセットを提供するもので
ある。
課題を解決するための手段 上記問題点を解決するために、本発明のテープカセッ
トは、テープを巻回し、かつ前記テープの両端をそれぞ
れ係止する一対のテープリールと、前記テープを全面に
架張させ、前記一対のテープリールを内蔵するカセット
ケースと、前面に架張された前記テープの内側に設けら
れる開口部と、前記開口部内の前記テープの裏側に前記
テープ面と略平行にかつ前記カセットケースとは所定の
空間をもって配置され、前面に架張された前記テープの
後方へ移動を規制する規制板と、前記規制板とカセット
ケースとをカセットケースの下面近傍でのみ連結するベ
ース部と、前記カセットケースの側面に軸支され、かつ
閉蓋時には、前面に架張されたテープの前面を回動によ
り覆う前蓋と、前記前蓋に軸支され、前記規制板とカセ
ットケースとの間の空間に位置し、前記テープの裏側お
よび、前記規制板の裏側を覆い、かつ前蓋に軸支され、
かつ前記ベース面と係合する凹部切り欠きを有する裏蓋
とを有するものである。
作用 本発明は前記した構成によって、狭い開口部でも簡単
な構成で、裏蓋によるテープダメージを防止でき、さら
にテープに対する防塵性にも優れたカセットケースを実
現することができる。
実施例 以下本発明の一実施例のテープカセットについて第1
図〜第3図を参照しながら述べる。
第1図は本発明の一実施例の平面図を示し、第2図〜
第3図はX−X断面図を示す。
第1図〜第3図において、6は磁気テープであり、3
は磁気テープ6を巻回したカセットリールである。1は
カセットリール3、および磁気テープ6を収納したカセ
ットケースである。
4は磁気テープ6をカセットケース1から引き出すポ
スト(図示せず)が進入する空間となる開口部であり、
カセットケース1内のポスト13と、ポスト13とほぼ左右
対称の位置にあるポスト(図示せず)により、カセット
ケース1の前面に架張されている。
2は磁気テープ6の前面を覆う前蓋であり、図に示す
ように略コ字状をしている。さらに、前蓋2の左右両端
側板12に設けられた一対の回動支軸2aがカセットケース
1に回動自在に支持されている。
さらに前蓋2は、一対の回動支軸2aの一方に設けられ
た前蓋付勢バネ7により常に閉蓋方向に付勢されてい
る。
5は磁気テープ6を裏面から覆う裏蓋である。裏蓋5
は前蓋2の一対のブラケット部2cの穴2bに裏蓋5の左右
両端の軸5aが支持され、軸5aを中心に回動自在となって
いる。
9は裏蓋5の略両端のガイドピン5bをガイドするガイ
ド溝であり、カセットケース1の開口部4の左右両端に
設けられている。
14は開口部4内に設けられた規制板で、前面に張られ
た磁気テープ6の裏側に近接して、ほぼ磁気テープ6と
平行してカセットケース1のベース部16から植立してい
る。
閉蓋および開蓋の状態にある第2図、第3図におい
て、裏蓋5の規制板14と対向する位置に規制板14と嵌合
する凹形状をした切り欠き部5eが設けてある。
また、前面に張られた磁気テープ6のほぼ全体を前蓋
2の2c部と裏蓋5の5d部が当接し、覆い込んでいるが、
規制板14の前面部14aと前蓋2の2c部、裏蓋5の切り欠
き部5e部とは若干の隙間が形成される構成となってい
る。
このように、閉蓋時には前蓋2と裏蓋5で磁気テープ
6と共に規制板14も覆い込んでしまう構造となってい
る。
15はテープカセット11をVTR(図示せず)に装着する
時のテープカセット11の基準穴となる一方の位置決め穴
であり、他方の位置決め穴(図示せず)はカセットケー
ス1の右端近傍に設けられている。
以上のように構成されたテープカセット11について以
下その動作を説明する。
第2図は閉蓋状態の図であり、常時は開口部4に架張
された磁気テープ6は前蓋2と、裏蓋5で夫々覆われて
いる。
前蓋2を故意に上方に開蓋させようとしても、カセッ
トケース1内の前蓋ロック(図示せず)と当接し、矢印
1方向には回動しない。この様に、前蓋の不用意な開蓋
によるテープへのダメージを防止している。
次に、テープカセット11をVTR(図示せず)に矢印II
方向に挿入すると、前蓋ロックが解除され前蓋2の上方
へ開蓋が可能な状態になる。
次に、テープカセット11の矢印III方向への移動によ
り、VTR側に設けられた前蓋開放部材(図示せず)が前
蓋2の側板12と当接し、前蓋2は支軸2aを中心に前蓋付
勢バネ7に抗して上方に開蓋される。
また裏蓋5は裏蓋支軸5aを中心にカセットケース1に
設けられたガイド溝9に規制されながら前蓋支軸2aを中
心に上方に回動し、第3図の状態になる。
以上テープカセット11をVTRのカセット装着位置に装
着する際の装着動作に付いて述べたが、テープカセット
11をビデオテープレコーダから取り出す動作は、開蓋動
作とは全く逆に成される。
すなわち、テープカセット11を矢印IV方向に移動させ
ると前蓋2の前蓋付勢バネ7の付勢力で、前蓋2および
裏蓋5が共に閉蓋方向に回動して行く、このときテープ
カセット11の姿勢差およびテープカセット11が、なんら
かの衝撃を受けたとき、前面に張られた磁気テープ6が
弛んでいても、磁気テープ6の後方への弛みは、規制板
14で規制されており裏蓋5により磁気テープ6を押し曲
げるテープダメージを発生させることはない。
発明の効果 以上のように、本発明によれば、前蓋とシンプルな形
状の裏蓋とで、裏蓋によるテープのジャミングを防止
し、かつ裏蓋形状がシンプルなことから成形時の歪みを
最小限に抑えられ、精度が高く、量産性に優れ、かつ防
塵性にも優れるという、顕著な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の平面図、第2図、第3図は
本発明のX−X断面図、第4図は従来テープカセットの
斜視図、第5図、第6図は要部断面図である。 1……カセットケース、2……前蓋、4……開口部、5
……裏蓋、5b……裏蓋ガイドピン、5e……切り欠き部、
6……磁気テープ、9……ガイド溝、14……規制板、15
……位置決め穴。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】テープを巻回し、かつ前記テープの両端を
    それぞれ係止する一対のテープリールと、前記テープを
    全面に架張させ、前記一対のテープリールを内蔵するカ
    セットケースと、前面に架張された前記テープの内側に
    設けられる開口部と、前記開口部内の前記テープの裏側
    に前記テープ面と略平行にかつ前記カセットケースとは
    所定の空間をもって配置され、前面に架張された前記テ
    ープの後方へ移動を規制する規制板と、前記規制板とカ
    セットケースとをカセットケースの下面近傍でのみ連結
    するベース部と、前記カセットケースの側面に軸支さ
    れ、かつ閉蓋時には、前面に架張されたテープの前面を
    回動により覆う前蓋と、前記前蓋に軸支され、前記規制
    板とカセットケースとの間の空間に位置し、前記テープ
    の裏側および、前記規制板の裏側を覆い、かつ前蓋に軸
    支され、かつ前記ベース面と係合する凹部切り欠きを有
    する裏蓋とを有するテープカセット。
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