JP2712171B2 - 織機における機仕掛け装置の異常表示方法 - Google Patents

織機における機仕掛け装置の異常表示方法

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JP2712171B2 JP62082074A JP8207487A JP2712171B2 JP 2712171 B2 JP2712171 B2 JP 2712171B2 JP 62082074 A JP62082074 A JP 62082074A JP 8207487 A JP8207487 A JP 8207487A JP 2712171 B2 JP2712171 B2 JP 2712171B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はワープビーム及びその経糸を通される部材を
織機に装着及び織機から取り外す際に使用される機仕掛
け装置の異常表示方法に関するものである。 (従来の技術) ワープビームを織機に装着し、その経糸を織成装置側
へ通す機仕掛け作業では、織機の稼動効率向上に繋がる
前記作業の時間短縮を考慮して新しいワープビームの装
着前にその経糸を予め複数枚の綜絖枠、筬等の経通し部
材に挿通しておく作業手順が一般的に採用されている。 ワープビーム及びその経糸を挿通した経通し部材を運
搬及び移載する装置の一例が特公昭57−53899号公報に
開示されている。この装置ではワープビームが車台上の
左右一対のビーム受け上間に載置保持されると共に、そ
の経糸を通された経糸切断検出用ドロッパボックス、綜
絖枠及び筬が上下及び前後動可能な支持機構に支持され
るようになっており、ワープビーム及び経通し部材はい
ずれも手動で移載されるようになっている。即ち、ワー
プビームはビーム受け上を手動で転動移載され、綜絖枠
及び筬は伸縮可能な支持アームを手動で伸縮して移載さ
れる。このような手動操作による移載作業、特に重いワ
ープビームの移載においては作業者の安全確保及び作業
効率の上で問題があり、このような移載作業は全面的に
機械駆動に任せることが望ましい。 (発明が解決しようとする問題点) 機械駆動においては予め設定された移載動作の円滑な
遂行は移載動作に関連する駆動手段、動作制御用位置検
出手段等の移載動作制御手段の定格性能発揮を前提とす
るものであり、電気的接続不良、過負荷等の何等かの原
因による前記駆動手段、検出手段等の異常は移載作業の
円滑化を阻害するのみならず作業者の作業安全性をも損
なうことになる。このような異常発生の際には移載動作
を直ちに停止することにより作業者の安全は確保される
が、単なる駆動停止という対応では移載作業再開のため
の異常原因追求に手間取ることは避けられず、作業効率
の低下に繋がる。 この発明の目的は、上記従来の技術に存する問題点を
解消して、移載動作位置の確認及び移載動作停止原因を
種類ごとに容易に確認して異常発生原因解消のための対
策を直ちにとることができ、移載作業の円滑化及び作業
者の作業安全性を確保しつつ機仕掛け作業の効率低下及
び織機の稼働効率低下を最小限に抑えることができる機
仕掛け装置の異常表示方法を提供することにある。 (問題点を解決するための手段) そこで本発明では、移載動作初期に表示部のモードを
移載動作位置表示モードに保持し、前記移載手段の移載
動作に関連する駆動手段、動作制御用位置検出手段等の
機仕掛け作業における移載動作制御手段の動作異常の発
生を自動的に検出し、この検出結果に基づいて機仕掛け
装置の移載動作を自動的に停止すると共に、前記表示部
を異常表示モードに切り換えて移載動作停止原因を種類
毎に表示するようにした。 (作用) この発明では、経通し部材移載手段と、ワープビーム
移載手段の動作は、制御装置により予め設定した動作プ
ログラムに基づいて自動的に制御される。また、移載動
作初期には表示部のモードが移載動作位置の表示モード
に保持され、機仕掛け作業における各種の移載動作位置
が表示部によって確認される。そして、前記移載手段の
動作に異常が生じて、異常発生検出手段からの異常発生
検出信号に基づいて駆動手段が停止され、前記移載手段
の動作が停止されるとともに、前記表示部が移載動作位
置の表示モードから異常表示モードに切り換えられる。
そして、前記検出信号から異常発生位置、異常内容等の
異常情報が割り出され、この異常情報から移載動作停止
原因が前記表示部に表示される。この原因表示により異
常発生原因解消のための対策を直ちに採ることができ、
作業効率の低下を回避することができる。 (実施例) 以下、本発明を具体化した一実施例を図面に基づいて
説明する。 第1〜3図に示すように駆動車輪1aにより支持される
平面形コ字状の搬送車1の左右(第3図において左右)
には搬送制御装置2及びコンピュータを内蔵する移載制
御装置3が搭載されており、搬送制御装置2は床面に敷
設されたリード線(図示略)を探知する探知手段(図示
略)からの探知信号に基づいて搬送車1の走行経路を前
記リード線上に設定してゆく。このリード線は織機4後
方の機仕掛け作業位置を通過するように敷設設定されて
おり、搬送制御装置2は図示しない停止位置検知手段か
らの信号に基づいて所定の織機後方の機仕掛け作業位置
への搬送車1の停止を制御する。 第3図に示すように搬送車1の左右上面にはレール5,
6及び押さえラック7,8が前後(第2図において左右)方
向に並設されており、搬送車1の上には平面形コ字状の
補助台9が左右各一対の車輪10,11を介してレール5上
に載置されている。後側の車輪10はレール5,6上を転動
し、前側の車輪11はレール5,6先端から前方へ乗り出し
得るようになっている。後輪10の車輪軸10aの両端には
ピニオン12,13が取付けられており、押さえラック7,8に
噛合して転動するようになっている。 補助台9の左右両側部の前側には脚レバー14,15が前
後方向へ傾動可能に支持されており、それらの下端には
補助輪16,17が補助台9の移動方向に向けて取付けられ
ている。脚レバー14,15は油圧シリンダ18,19により傾動
位置を規制され、常には第2,3図に示す退避位置に規制
されている。 補助台9の左右中央部にはオイルタンク20が載置固定
されており、オイルタンク20上にはオイルポンプ21、正
逆転可能な油圧モータ22及び減速機構23が装着されてい
る。油圧モータ22の駆動軸22aには出力軸24が減速機構2
3を介して作動連結されており、出力軸24の先端部には
スプロケットホイール25が止着されている。スプロケッ
トホイール25の直下の車輪軸10aにはスプロケットホイ
ール26が止着されており、両スプロケットホイール25,2
6間にはチェーン27が掛装されている。従って、油圧モ
ータ22の正逆回転により車輪軸10aが正逆回転し、補助
台9がレール5,6及び押さえラック7,8に沿って前後動す
る。 補助台9の左右両側部の後側には支柱28,29が立設さ
れており、両支柱28,29の中間部間の補強バー30の後面
には第2のオイルタンク31が装着されている。支柱28,2
9の上部間には支持パイプ32がガイド基枠33,34を介して
上下動可能に架設されており、支柱28,29前面に装着さ
れたリフトシリンダ35,36によりガイド基枠33,34を介し
て上下動位置を規制されるように支持されている。支持
パイプ32内には連結軸37が配設されており、その両端部
がガイド基枠33,34内にて回転可能に支持されている。
第4図に示すように一方のガイド基枠34内にて連結軸37
の一端部にはスプロケットホイール38が止着されている
と共に、その近傍には上下一対のスプロケットホイール
39,40が回転可能に支持されており、両端部を固定され
たチェーン41が各スプロケットホイール38〜40に巻掛案
内されている。このような機構が他方のガイド基枠33内
にも同様に設置されており、これにより両ガイド基枠3
3,34の上下動の同期が得られる。 支持パイプ32の後面には一対の支持ブラケット42,43
が止着されており、それらの先端部にはアームリンク4
4,45,46,47及び連結リンク48,49からなる平行6節リン
ク機構が支持されている。ガイド基枠33,34間には角パ
イプ状のカバー50が架設支持されており、カバー50内に
はねじ軸51が平行6節リンクの基端支軸直下にて回転可
能に収容されている。ねじ軸51にはアームリンク46に直
線的に接続固定されたクランク状駆動リンク52がボール
ベアリング71を介して螺合連結されている。カバー50の
前面には正逆転可能な油圧モータ53が装着されており、
その駆動ベベルギヤ53aがねじ軸51に止着された被動ベ
ベルギヤ54に噛合連結されている。従って、ボールベア
リング71が油圧モータ53の正逆転によりねじ軸51に沿っ
て左右へ螺合移動し、連結リンク49が前後に直進平行移
動する。 第2の連結リンク49の両端部前後にはそれぞれ一対の
吊下アーム55,56及び57,58が止着されており、前側の吊
下アーム55,56には綜絖枠吊下用の掛止部材59,60が上下
位置調整可能に締付固定されている。後側の吊下アーム
57,58には正逆転可能な油圧モータ61,62が装着されてお
り、それらの駆動バー61a,62aには経糸切断検出装置吊
下用の掛止部材63,64が締付固定されている。掛止部材6
3,64は常には第1図に示す回動位置に配置保持されてい
る。 両支柱28,29の基端部間には角柱状軸65が回動可能に
架設支持されており、軸65の両端部にはワープビーム移
載用の左右一対の移載レバー66,67及び駆動レバー68
(一方のみ図示)が止着されている。両支柱28,29の後
面には油圧シリンダ69,70が装着されており、それらの
駆動ロッド69a,70aが駆動レバー68に連結されている。
そして、移載レバー66,67は油圧シリンダ69,70により常
には第2図に示す位置に規制されている。 この実施例では、第1,2図に示すように油圧モータ22
の駆動伝達経路の一部を構成するチェーン27には第1の
ロータリエンコーダE1が接合されており、第1,4図に示
すようにガイド基枠34内にてチェーン41には第2のロー
タリエンコーダE2が接合されている。又、第1,3図に示
すようにカバー50内にて油圧モータ53の駆動ベベルギヤ
53aには第3のロータリエンコーダE3が接合されてお
り、第1,2図に示すように軸65に止着されたスプロケッ
トホイール(図示略)には第4のロータリエンコーダE4
がチェーン(図示略)を介して接合されている。 さらに本実施例では可動部材の可動範囲を規制するた
めの位置検出器が設置されており、第2,4図に示すよう
に脚レバー14,15の前後、支柱29後面にてガイド基枠34
の上下、補助台9の前後及び移載レバー66の上下にリミ
ットスイッチLs1,Ls2,Ls3,Ls4,Ls5,Ls6,Ls7,Ls8がそれ
ぞれ設置されている。又、第3図に示すようにカバー50
内にてリミットスイッチLs9,Ls10がボールベアリング71
の左右に設置されている。リミットスイッチLs1,Ls3,Ls
5,Ls7,Ls9はいずれも機仕掛け装置の初期状態における
脚レバー14,15、ガイド基枠34、補助台9、移載レバー6
6、ボールベアリング71の原点位置に対応して設定され
ており、リミットスイッチLs4,Ls6,Ls8,Ls10はいずれも
ガイド基枠34、補助台9、移載レバー66、ボールベアリ
ング71の可動限界位置に対応して設定されている。リミ
ットスイッチLs2は脚レバー14,15の接地位置に対応して
設定されている。 各ロータリエンコーダE1〜E4からのパルス信号及びリ
ミットスイッチLs1〜Ls10からのON−OFF信号は移載制御
装置3に入力され、移載制御装置3はこれら入力信号に
基づいて前記した油圧シリンダ18,19,35,36,69,70及び
油圧モータ22,53に制御指令を発する。移載制御装置3
はこれら入力信号の組み合わせ比較に基づいてロータリ
エンコーダE1〜E4及びリミットスイッチLs1〜Ls10の異
常有無を判断し、異常有りの場合には移載動作遂行停止
指令を発する。又、移載制御装置3は図示しない圧力検
出器からの異常検出信号及び操作盤77上の非常停止ボタ
ンのON操作によるON信号に基づいて移載動作遂行停止指
令を発する。このような移載動作遂行停止指令が第5図
(a),(b)に示す移載動作プログラムの自動遂行過
程において発せられた場合、その後の移載動作プログラ
ムの遂行は操作盤77上の押しボタンのON−OFFによる手
動操作でのみ可能となる。 前記した油圧シリンダ18,19,35,36,69,70、油圧モー
タ22,53及び61,62は第5図(a),(b)のサイクルチ
ャートで示す移載動作プログラムに基づいて制御され、
第5図(a)は織機4後部の左右一対の支持ブラケット
72上の空ワープビーム73、及びその経糸Tを通された経
糸切断検出装置74、複数枚の綜絖枠75、筬76という経通
し部材を機仕掛け装置側へ移載するプログラムの一例を
示し、第5図(b)は機仕掛け装置上のフルワープビー
ム及び経通し部材を織機4側へ移載するプログラムの一
例を示す。 このような移載動作プログラム設定は移載制御装置3
に設置された操作盤77上の押しボタン操作により行わ
れ、移載制御装置3に入力設定された移載動作プログラ
ムは電源投入用押しボタン79のON操作によりロータリエ
ンコーダE1〜E4の割付番号、移載動作ステップ及びロー
タリエンコーダE1〜E4からのパルス信号数の組み合わせ
からなる移載動作位置表示モードとして表示部78に表示
される。表示部78には各ロータリエンコーダE1〜E4及び
リミットスイッチLs1〜Ls10の異常有無がファンクショ
ンキーF2のON操作により異常表示モードとして表示され
得るようになっており、非常停止ボタン80のON−OFF表
示及び油圧異常の有無表示が同時に行われるようになっ
ている。この異常表示モードはクリアキー90のON操作に
より移載動作位置表示モードに切換可能である。 さて、第2図に示す機仕掛け装置の初期状態におい
て、押しボタン79のON操作により表示部78は移載動作位
置表示モードとなり、各ロータリエンコーダE1〜E4及び
リミットスイッチLs1〜Ls10の初期状態が表示される。
即ち、各ロータリエンコーダE1〜E4からのパルス信号数
表示は0、リミットスイッチLs1,Ls3,Ls5,Ls7,Ls9のON
−OFF表示はON、リミットスイッチLs2,Ls4,Ls6,Ls8,Ls1
0のON−OFF表示はOFFである。続いて、オイルポンプ21
作動用押しボタン81のON操作により各駆動機構(油圧シ
リンダ18,19、リフトシリンダ35,36、油圧シリンダ69,7
0及び油圧モータ22,53,61,62の作動が可能となる。 そこで、操作盤77上の自動プログラムモード選択用の
第1の押しボタン82をONすれば、移載制御装置3は第5
図(a)の移載動作ステップに従って制御指令を順次発
する。まず、油圧シリンダ18,19の突出作動により補助
輪16,17が床面に接地し、この接地状態が機仕掛け作業
完了まで維持される。この状態のもとに、直進平行6節
リンク機構を第3図の鎖線位置へ上昇させる移載動作ス
テップSb1、補助台9を織機4側へ前進させると共に、
移載レバー66,67を下動させる移載動作ステップSa1,Sc
1、空ワープビーム73を取り出し可能に移載レバー66,67
を第4図の鎖線位置へ上動させる移載動作ステップSc
2、補助台9を後退させて空ワープビーム73を第4図の
鎖線位置から実線位置へ取り出す移載動作ステップSa
2、移載レバー66,67を下動させる移載動作ステップSc
3、補助台9を前進させる移載動作ステップSa3、直進平
行6節リンク機構を延出して掛止部材59,60を綜絖枠75
の直前上方へ配置する移載動作ステップSd1、直進平行
6節リンク機構を下動して掛止部材59,60を第4図の鎖
線位置へ配置する移載動作ステップSb2が順次遂行され
る。 第4図に示すように掛止部材59,60を鎖線位置から実
線位置へ配置すると共に、経糸切断検出装置74の下側に
掛止部材63,64を回動配置し、掛止部材59,60の先端側に
筬76を掛止める移載操作は手動で行われ、この手動操作
後、自動プログラムモード選択用の第2の押しボタン83
のON操作により以後の移載動作プログラムが遂行され
る。この移載動作プログラム遂行中、移載制御装置3は
ロータリエンコーダE1〜E4及びリミットスイッチLs1〜L
s8からの入力信号の組み合わせ比較に基づく異常有無判
断(例えば移載動作ステップSa1,Sc1における両ロータ
リエンコーダE1,E4間の設定パルス量の比較)、図示し
ない圧力検出器からの検出信号に基づく異常有無判断及
び非常停止ボタン80からの入力信号に基づく異常有無判
断を行なっており、例えば第5図(a)に示す移載動作
ステップSd2において異常有りが判断された場合、機仕
掛け装置の移載動作遂行停止指令が発せられる。そこ
で、ファンクションキーF2のON操作により表示部78を異
常表示モードに切換えれば異常原因が表示部78に表示さ
れる。この場合の異常原因としては油圧異常、断線によ
るロータリエンコーダE3のパルス発生異常、非常停止ボ
タン80のON操作、リミットスイッチLs1〜Ls10のON−OFF
異常等が考えられ、これらのいずれかが表示部78に表示
される。この異常表示により作業者は機仕掛け装置の作
動停止原因を直ちに把握することができ、この異常原因
を解消するための対策を直ちに採ることができる。従っ
て、機仕掛け作業円滑化及び作業安全性の阻害要因であ
る前記異常原因を解消して機仕掛け装置の作業効率の低
下及び織機の稼動効率低下を最小限に抑えることができ
る。 異常原因解消後、機仕掛け装置が初期状態にない場合
には、その後の油圧モータ22,23の駆動はキー84のON及
びマニュアル用押しボタン88,89のON−OFF操作、リフト
シリンダ35,36の駆動はキー85のON及び押しボタン88,89
のON−OFF操作、油圧モータ53の駆動はキー86のON及び
押しボタン88,89のON−OFF操作、油圧シリンダ69,70の
駆動はキー87のON及び押しボタン88,89のON−OFF操作に
より遂行され、自動遂行用押しボタン82,83のON操作に
よる移載動作の自動遂行は不能となっている。機仕掛け
装置が初期状態に有るか否かはクリアキー90のON操作で
移載動作位置表示モードを表示部78に表示することによ
り判断可能であり、移載動作位置表示モードもまた移載
動作遂行停止原因の一表示となっている。 発明の効果 以上詳述したように本発明は、特許請求の範囲に記載
したように構成したので、移載動作位置の確認及び移載
動作停止原因を種類ごとに容易に確認して異常発生原因
解消のための対策を直ちに採ることができ、移載作業の
円滑化及び作業者の作業安全性を確保しつつ機仕掛け作
業の効率低下及び織機の稼動効率低下を最小限に抑える
ことができるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】 図面は本発明を具体化した一実施例を示し、第1図は機
仕掛け装置の斜視図、第2図は機仕掛け作業位置へ移動
配置された機仕掛け装置の側断面図及び織機の側面図、
第3図は機仕掛け装置の正面図、第4図は移載動作途中
を示す側面図、第5図(a)は織機からの空ワープビー
ム及び経通し部材取り外しを説明するサイクルチャー
ト、第5図(b)は織機へのフルワープビーム及び経通
し部材装着を説明するサイクルチャートである。 移載制御装置3、補助台9、移載動作用油圧シリンダ1
8,19,35,36,69,70、移載動作用油圧モータ22,53、ワー
プビーム73、経糸切断検出装置74、綜絖枠75、筬76、表
示部78、ロータリエンコーダE1,E2,E3,E4、リミットス
イッチLs1,Ls2,Ls3,Ls4,Ls5,Ls6,Ls7,Ls8,Ls9,Ls10、経
糸T。

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.ワープビームの経糸を挿通する複数枚の綜絖枠、筬
    等の経通し部材を移載する経通し部材移載手段と、織機
    に対するフルワープビームの装着及び織機からの空ワー
    プビーム取り外しを行なうワープビーム移載手段とを備
    え、前記移載手段の動作を予め設定した動作プログラム
    に基づいて自動的に行う制御装置を備えた織機における
    機仕掛け装置において、移載動作初期に表示部のモード
    を移載動作位置表示モードに保持し、前記移載手段の移
    載動作に関連する駆動手段、動作制御用位置検出手段等
    の機仕掛け作業における移載動作制御手段の動作異常の
    発生を自動的に検出し、この検出結果に基づいて機仕掛
    け装置の移載動作を自動的に停止すると共に、前記表示
    部を異常表示モードに切り換えて移載動作停止原因を種
    類毎に表示する織機における機仕掛け装置の異常表示方
    法。
JP62082074A 1987-04-02 1987-04-02 織機における機仕掛け装置の異常表示方法 Expired - Lifetime JP2712171B2 (ja)

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