JP2702555B2 - 数値制御装置の再順行方法 - Google Patents

数値制御装置の再順行方法

Info

Publication number
JP2702555B2
JP2702555B2 JP1150287A JP15028789A JP2702555B2 JP 2702555 B2 JP2702555 B2 JP 2702555B2 JP 1150287 A JP1150287 A JP 1150287A JP 15028789 A JP15028789 A JP 15028789A JP 2702555 B2 JP2702555 B2 JP 2702555B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
program
data
program pointer
pointer
cursor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP1150287A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0314105A (ja
Inventor
隆夫 佐々木
謙太郎 藤林
俊明 大槻
亮二 江口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
FANUC Corp
Original Assignee
FANUC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by FANUC Corp filed Critical FANUC Corp
Priority to JP1150287A priority Critical patent/JP2702555B2/ja
Publication of JPH0314105A publication Critical patent/JPH0314105A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2702555B2 publication Critical patent/JP2702555B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Numerical Control (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は数値制御装置(CNC)の再順行方法に関し、
特に逆行終了後のカーソル移動等に無関係に必ず逆行終
了点より再順行可能な数値制御装置の再順行方法に関す
る。
〔従来の技術〕
自動運転中に逆行あるいは再順行を行うことのできる
数値制御装置(CNC)が開発されている。例えばリバー
ススイッチを操作することによって、今まで通過してき
た加工通路をそのまま辿って戻す(逆行)ことができ、
さらに逆行した加工通路を再び順行(再順行)すること
ができる。
また、所定の位置まで戻した状態で停止して、数値制
御装置の動作モードをメモリモードからエディットモー
ドに切り換えることにより、戻った位置以降のNCプログ
ラムの編集作業を行うことができる。
編集作業を終え、再びメモリモードに切り換えて運転
を開始すると、プログラム表示画面のカーソルで指示さ
れている位置より、編集されたNCプログラムに従って再
順行を行う。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、編集時にオペレータがカーソルを別の位置に
移動したときには、その終了時に必ずカーソルを逆行終
了時の位置に戻しておく必要があり、操作が面倒であ
る。また、この操作を怠ると別の位置から運転が開始さ
れてしまい、場合によってはワークあるいは工具が損傷
することもあり、危険である。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、
逆行終了後のカーソル移動等に無関係に必ず逆行終了点
より再順行可能な数値制御装置の再順行方法を提供する
ことを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明では上記課題を解決するために、自動運転を中
断してNCプログラムを逆行した後、再順行を行う数値制
御装置(CNC)の再順行方法において、前記NCプログラ
ム上の実行位置を示すプログラムポインタを逐次更新し
ながら逆行運転を行い、逆行を停止し、エディットモー
ドで編集作業を行い、再順行指令時には逆行運転の終了
直前に記憶されたプログラムポインタを読み出し、プロ
グラム表示画面上のカーソルを前記プログラムポインタ
の位置に移動させ、編集されたNCプログラムに従って再
順行運転を行う、ことを特徴とする数値制御装置の再順
行方法が、提供される。
〔作用〕
NCプログラム上の実行位置を示すプログラムポインタ
を逐次更新しながら逆行運転時を実行し、編集作業を行
い、再順行運転時に逆行運転の終了直前のプログラムポ
インタから巡行運転を開始する。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
第2図は本発明を実施するための数値制御装置のハー
ドウェアの概略構成図である。プロセッサ11はROM12に
記憶されたシステムプログラムに従って数値制御装置全
体を制御する。ROM12にはEPROMあるいはEEPROMが使用さ
れる。RAM13にはDRAMが使用され、後述する移動デー
タ、モーダルデータ、プログラムポインタ、その他各種
のデータ及び入出力信号が記憶される。不揮発性メモリ
14にはバッテリバックアップされたCMOSが使用され、NC
プログラム140、及びその他のパラメータ、ピッチ誤差
補正量等が記憶されている。
グラフィック制御回路15はディジタル信号を表示用の
信号に変換し、表示器16に与える。表示器16にはCRTあ
るいは液晶表示装置が使用され、NCプログラム140、各
軸の位置、入出力信号の状態等が表示される。操作盤17
には運転開始信号を出力するサイクルスタート釦17a、
一時停止信号を出力するフィードホールド釦17b、ブロ
ックの境目で停止させる停止信号を出力するシングルブ
ロックスイッチ17c、リバーススイッチ17d、及びその他
のキーボード17e等があり、工作機械18の操作あるいは
各種のデータの入力に使用される。以上の構成要素はバ
ス19によって結合されている。
なお、本図では軸制御回路、サーボアンプ、スピドル
アンプ及びPMC(プログラマブル・マシン・コントロー
ラ)等の構成要素は省略してある。
ここで、オペレータがキーボード17eを操作してメモ
リモードに設定し、サイクルスタート釦17aを押すと、
プロセッサ11は不揮発性メモリ14からNCプログラム140
をブロック毎に読み出し、これを移動データに変換しな
がらパルス分配をして順行を行うと共に、この移動デー
タと前処理に必要なモーダルデータとをRAM13に記憶し
ていく。順行中に、リバーススイッチ17dがオンされる
と、記憶していた移動データ及びモーダルデータに基づ
いてパルス分配をして逆行する。また、同時にNCプログ
ラム140上の実行位置を示すプログラムポインタを逐次
更新しながらRAM13に記憶していく。
目的の位置まで逆行が行われるとオペレータはフィー
ドホールド釦17bあるいはシングルブロックスイッチ17c
を操作することにより逆行を停止し、キーボード17eを
操作することにより、動作モードをエディットモードに
切り換えて所要の編集作業を行い、これを終えた後にメ
モリモードにし、フィードホールドスイッチ17dをオフ
し、サイクルスタート釦17aを押す。
この操作によってプロセッサ11に運転再開信号が入力
され、プロセッサ11は逆行の終了直前に記憶していたプ
ログラムポインタを読み出し、この位置にプログラム表
示画面上のカーソルを移動することにより、逆行終了時
の位置より、編集されたプログラムに従って再順行を行
う。
第3図は運転再開時における表示器16のプログラム表
示画面である。図において、表示画面20にはNCプログラ
ム140が表示され、例えば編集時にカーソル21を位置141
bに移動してあった場合にも、自動的に逆行終了時の位
置141aの箇所に移動される。
第1図は上記のプロセッサ11の処理のフローチャート
である。図においてSに続く数値はステップ番号を示
す。
〔S1〕逆行が指令されたかどうかを判断し、指令された
場合はS9へ、指令されない場合はS2へいく。
〔S2〕逆行後の再順行か、あるいは通常の順行かどうか
を判断し、再順行の場合はS3へ、通常の順行の場合はS4
へいく。
〔S3〕逆行終了時のプログラムポインタを読み出す。
〔S4〕再順行の場合は読み出したプログラムポインタの
位置へ、順行の場合は順序通りにプログラムポインタを
設定して、その位置へカーソルを移動し、ブロックのデ
ータを読み出す。
〔S5〕NCプログラムの全てのブロックの実行が完了した
かどうかを判断し、完了した場合は終了し、完了してい
ない場合はS6へいく。
〔S6〕読み出したデータを実行ブロック形式の移動デー
タに変換する。
〔S7〕移動データ、モーダルデータ及びプログラムポイ
ンタをRAM12に記憶する。
〔S8〕作成した移動データ及びモーダルデータに基づい
てパルス分配を行い、S4に戻る。
〔S9〕順行時に記憶した移動データ、モーダルデータ及
びプログラムポインタを読みだす。
〔S10〕停止信号が入力されたかどうかを判断し、入力
された場合は終了し、入力されていない場合はS11へい
く。
〔S11〕プログラムポインタをRAM12の逆行用データを記
憶する所定の箇所に記憶する。
〔S12〕読み出した移動データ及びモーダルデータに基
づいてパルス分配を行い、S9へ戻る。
このように、逆行時にプログラムポインタを逐次更新
しながらRAM12に記憶し、再順行時にこれを読み出すこ
とにより、逆行終了時の位置より運転を開始する。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明では、NCプログラム上の実
行位置を示すプログラムポインタを逐次更新しながら逆
行運転を実行し、編集作業を行い、再順行運転時に逆行
運転の終了直前のプログラムポインタから巡行運転を開
始するようにしたので、カーソル移動を行って編集作業
を行っても、必ず逆行運転の終了直前のプログラムポイ
ンタから再順行することができ、操作性及び安全性が向
上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の数値制御装置の再順行方法
のフローチャート、第2図は本発明を実施するための数
値制御装置のハードウェアの概略構成を示したブロック
図、 第3図は本発明の一実施例におけるプログラム表示画面
を示した図である。 11……プロセッサ 13……RAM 14……不揮発性メモリ 17……操作盤 20……表示画面 21……カーソル 140……NCプログラム 141a……逆行終了時の位置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大槻 俊明 山梨県南都留郡忍野村忍草字古馬場3580 番地 ファナック株式会社商品開発研究 所内 (72)発明者 江口 亮二 山梨県南都留郡忍野村忍草字古馬場3580 番地 ファナック株式会社商品開発研究 所内 (56)参考文献 特開 昭50−43386(JP,A) 特開 昭51−38259(JP,A) 特開 昭62−77610(JP,A) 特開 平2−37404(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】自動運転を中断してNCプログラムを逆行し
    た後、再順行を行う数値制御装置(CNC)の再順行方法
    において、 前記NCプログラム上の実行位置を示すプログラムポイン
    タを逐次更新しながら逆行運転を行い、 逆行を停止し、エディットモードで編集作業を行い、 再順行指令時には逆行運転の終了直前に記憶されたプロ
    グラムポインタを読み出し、プログラム表示画面上のカ
    ーソルを前記プログラムポインタの位置に移動させ、編
    集されたNCプログラムに従って再順行運転を行う、 ことを特徴とする数値制御装置の再順行方法。
JP1150287A 1989-06-13 1989-06-13 数値制御装置の再順行方法 Expired - Fee Related JP2702555B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1150287A JP2702555B2 (ja) 1989-06-13 1989-06-13 数値制御装置の再順行方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1150287A JP2702555B2 (ja) 1989-06-13 1989-06-13 数値制御装置の再順行方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0314105A JPH0314105A (ja) 1991-01-22
JP2702555B2 true JP2702555B2 (ja) 1998-01-21

Family

ID=15493684

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1150287A Expired - Fee Related JP2702555B2 (ja) 1989-06-13 1989-06-13 数値制御装置の再順行方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2702555B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4958608B2 (ja) * 2007-04-06 2012-06-20 三菱電機株式会社 ロボット制御装置、ロボット制御方法及びロボット搬送装置
WO2020026457A1 (ja) * 2018-07-30 2020-02-06 株式会社ダイアディックシステムズ ロボット制御システム、ロボット制御方法、及びプログラム

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5043386A (ja) * 1973-08-23 1975-04-19
JPS5138259A (en) * 1974-09-30 1976-03-30 Mitsubishi Heavy Ind Ltd Suchiseigyosochino gyakukoseigyohoshiki

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0314105A (ja) 1991-01-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3671020B2 (ja) 数値制御装置
JP2641797B2 (ja) 対話形数値制御装置
JP2012234445A (ja) テーブル形式データによる運転機能を備えた数値制御装置
EP0397887B1 (en) Method of correcting machining program
JP3679844B2 (ja) シーケンス・プログラムの実行装置
JP2006004275A (ja) 数値制御装置
JP2702555B2 (ja) 数値制御装置の再順行方法
JP2002373008A (ja) 数値制御装置
JP2676512B2 (ja) プログラム再開方式
JPH07136897A (ja) 切削領域描画方法
JP3460747B2 (ja) 数値制御装置
JPH0822313A (ja) 数値制御装置
JPH06738A (ja) 工具交換方法
JPH10105220A (ja) 数値制御加工における加工シミュレーション方法
EP1528445A2 (en) Numerical controller
JPH02151909A (ja) 産業用機械の制御装置
JPH04252307A (ja) 対話形数値制御装置
JPH05241645A (ja) テスト運転制御方式
JPS62174805A (ja) 数値制御方式
JP4208600B2 (ja) Nc工作機械
JPH0895623A (ja) Cncの工具移動制御方式
JPH0566819A (ja) 対話形自動プログラミング方法
JPS6378723A (ja) 電動式直圧型締機構における型締機構の位置表示制御装置
JP2628925B2 (ja) モーダル指令管理方式
JPH07227739A (ja) 数値制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees