JP2702262B2 - ビス(3‐アミノフェノキシ)化合物の製造方法 - Google Patents

ビス(3‐アミノフェノキシ)化合物の製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は一般式(I) 〔式中、Xは炭素数1〜10の2価の炭化水素基、あるい
は−C(CF3−、−CO−、−S−、−SO−、−SO2
または−O−の2価の基を示す。またはXが単結合で直
接結合していてもよい。〕で表されるビス(3−ニトロ
フェノキシ)化合物を接触還元するに際し、反応溶媒お
よび触媒をあらかじめ装入した反応器中に、一般式
(I)で示されるビス(3−ニトロフェノキシ)化合物
を添加しながら反応を行うことを特徴とする、一般式
(II) 〔式中、Xは一般式(I)の場合と同じ意味である。〕
で表されるビス(3−アミノフェノキシ)化合物の製造
方法に関するものである。
前記一般式(II)で表されるビス(3−アミノフェノ
キシ)化合物は耐熱性高分子のモノマー、特にポリアミ
ド、ポリイミドまたはポリアミドイミドなどの原料成分
として重要な化合物である。
例えば、一般式(II)で表される化合物を原料とした
ポリアミドイミド共重合体(特開昭58−79019)、ポリ
イミドヒダントイン(特開昭52−63998)、ポリイミド
(特開昭58−76425)が開示されており、耐熱性を有す
る樹脂として利用できることが既に報告されている。ま
た、該化合物をジアミン成分とするポリイミドから優れ
た耐熱性を有する接着剤が得られる。
〔従来の技術〕
前述の一般式(I) 〔式中、Xは炭素数1〜10の2価の炭化水素基、あるい
は−C(CF3−、−CO−、−S−、−SO−、−SO2
または−O−の2価の基を示す。またはXが単結合で直
接結合していてもよい。〕で表されるビス(3−ニトロ
フェノキシ)化合物を還元することによる一般式(II) 〔式中、Xは一般式(I)の場合と同じ意味である。〕
で表されるビス(3−アミノフェノキシ)化合物の製造
方法は、特開昭61−194055号公報によって既に公知であ
る。また、特開昭62−70347号公報には、4,4′−ビス
(3−ニトロフェノキシ)ビフェニルを還元することに
よる4,4′−ビス(3−アミノフェノキシ)ビフェニル
の製造方法が開示されている。
これらの公報によれば、該反応は通常のニトロ基をア
ミノ基に還元する方法、工業的に好ましくは、接触還元
またはヒドラジン還元により、目的とするビス(3−ア
ミノフェノキシ)化合物を得ることができる。
さらには該公報によれば、接触還元による方法とし
て、一般的に接触還元に用いられる金属触媒を用い、反
応に不活性な溶媒中、反応温度20〜200℃、水素圧力常
圧〜5kg/cm2Gで行うことができる。
〔発明が解決しようとする課題〕
前述の還元方法に従えば、比較的容易に好収率で目的
とするビス(3−アミノフェノキシ)化合物を得ること
ができるが、これらの方法中、工業的に最も有利な方法
である接触還元法(前記特許実施例2参照)に従って反
応を行った場合、接触還元に特有の副生物である一般式
(III) 〔式中、Xは炭素数1〜10の2価の炭化水素基、あるい
は−C(CF3−、−CO−、−S−、−SO−、−SO2
または−O−の2価の基を示す。またはXが単結合で直
接結合していてもよい。Rは3−アミノフェニル基をし
めす。〕で表されるアゾ化合物が、全生成物の0.5ない
し0.8%程度の割合で副生することが判った。
接触還元による方法では、この他にも微量の副生物の
副生は認められるが、アゾ化合物以外の副生物は、反応
に続く再結晶等の通常の精製操作により、容易に目的物
であるビス(3−アミノフェノキシ)化合物から除去し
得るのに対し、アゾ化合物はこれらの精製操作によって
は除去し得ず、製品のビス(3−アミノフェノキシ)化
合物中に不純物として混入する。
この不純物は該製品ジアミンを原料として得られるポ
リイミドの物性を低下させる原因となる。
〔課題を解決するための手段〕
このような状況に鑑み、本発明者等は、工業的に最も
有利な接触還元方法を用い、且つ接触還元に特有な副生
物であるアゾ化合物の副生を抑制しつつ、目的とするビ
ス(3−アミノフェノキシ)化合物を製造する方法を提
供すべく、ビス(3−ニトロフェノキシ)化合物の接触
還元につき、鋭意検討を行った結果、反応溶媒および接
触をあらかじめ装入した反応器中に、水素ガスの導入と
同時に原料のビス(3−ニトロフェノキシ)化合物を添
加しながら反応を行うことにより、かかる副生物の生成
を抑制し得ることを見出し、本発明を完成するに至っ
た。
即ち、本発明は一般式(I) 〔式中、Xは炭素数1〜10の2価の炭化水素基、あるい
は−C(CF3−、−CO−、−S−、−SO−、−SO2
または−O−の2価の基を示す。またはXが単結合で直
接結合していてもよい。〕で表されるビス(3−ニトロ
フェノキシ)化合物を接触還元するに際し、反応溶媒お
よび触媒をあらかじめ装入した反応器中に、一般式
(I)で示されるビス(3−ニトロフェノキシ)化合物
を添加しながら反応を行うことを特徴とする、一般式
(II) 〔式中、Xは一般式(I)の場合と同じ意味である。〕
で表されるビス(3−アミノフェノキシ)化合物の製造
方法である。
ニトロ化合物の還元反応におけるアゾ化合物の生成機
構は、ニトロ化合物からアミンへの還元中間体であるニ
トロソ化合物およびヒドロキシルアミンの縮合反応によ
りアゾキシ体が生成した後、これが還元されてアゾ化合
物を生成すると説明されている。
前述の従来の技術の様に原料ビス(3−ニトロフェノ
キシ)化合物をあらかじめ反応系内に一括して装入した
後反応を開始するような反応条件の場合、ニトロソ化合
物およびヒドロキシルアミンの反応中の系内の濃度を制
御できず、該化合物の還元反応の速度が、該化合物の縮
合によるアゾキシ化合物の生成反応の反応速度に比較し
て十分な大きさを持たないため、最終的にアゾ化合物の
生成を抑制できないと予想される。
本発明によって新たに提供された反応条件では、原料
のビス(3−ニトロフェノキシ)化合物を還元反応の反
応速度に見合った速度で供給しながら反応を行うことに
より、反応中の系内のニトロソおよびヒドロキシルアミ
ンの濃度が低い状態で反応が推移することになり、これ
らの化合物の縮合反応を抑制することができるため、極
めて純度良く、且つ収率良く、工業的に極めて有利に目
的とするビス(3−アミノフェノキシ)化合物を製造す
ることが可能となった。
本発明の方法で製造される化合物は前記一般式(II)
で示されるビス(3−アミノフェノキシ)化合物であ
る。具体的には、4,4′−ビス(3−アミノフェノキ
シ)ビフェニル、4,4′−ビス(3−アミノフェノキ
シ)ジフェニルメタン、2,2−ビス〔4−(3−アミノ
フェノキシ)フェニル〕プロパン、2,4−ビス〔4−
(3−アミノフェノキシ)フェニル〕−2−メチルペン
タン、2,4−ビス〔4−(3−アミノフェノキシ)フェ
ニル〕−4−メチル−1−ペンテン、2,2−ビス〔4−
(3−アミノフェノキシ)〕ヘキサフルオロプロパン、
4,4′−ビス(3−アミノフェノキシ)ベンゾフェノ
ン、4,4′−ビス(3−アミノフェノキシ)ジフェニル
スルフィド、4,4′−ビス(3−アミノフェノキシ)ジ
フェニルスルホキシド、4,4′−ビス(3−アミノフェ
ノキシ)ジフェニルスルホン、4,4′−ビス(3−アミ
ノフェノキシ)ジフェニルエーテルなどが挙げられる。
本発明で原料として使用される化合物は、前記一般式
(I)で示されるビス(3−ニトロフェノキシ)化合物
である。具体的には、4,4′−ビス(3−ニトロフェノ
キシ)ビフェニル、4,4′−ビス(3−ニトロフェノキ
シ)ジフェニルメタン、2,2−ビス〔4−(3−ニトロ
フェノキシ)フェニル〕プロパン、2,4−ビス〔4−
(3−ニトロフェノキシ)フェニル〕−2−メチルペン
タン、2,4−ビス〔4−(3−ニトロフェノキシ)フェ
ニル〕−4−メチル−1−ペンテン、2,2−ビス〔4−
(3−ニトロフェノキシ)〕ヘキサフルオロプロパン、
4,4′−ビス(3−ニトロフェノキシ)ベンゾフェノ
ン、4,4′−ビス(3−ニトロフェノキシ)ジフェニル
スルフィド、4,4′−ビス(3−ニトロフェノキシ)ジ
フェニルスルホキシド、4,4′−ビス(3−ニトロフェ
ノキシ)ジフェニルスルホン、4,4′−ビス(3−ニト
ロフェノキシ)ジフェニルエーテルなどが挙げられる。
これらのビス(3−ニトロフェノキシ)化合物は例え
ば、特開昭61−194050号公報、特開昭62−45563号公報
に記載されているように、対応する4,4′−ビスフェノ
ール類とm−ジニトロベンゼンとを塩基の存在下、非プ
ロトン性極性溶媒中で縮合することによって得ることが
できる。
本発明で使用される還元触媒としては、特に制限はな
く、一般に接触還元に用いられている金属触媒、例えば
ニッケル、パラジウム、白金、ロジウム、ルテニウム、
コバルト、銅などを使用することができる。これらの触
媒は、金属の状態でも使用できるが、通常はカーボン、
硫酸バリウム、シリカゲル、アルミナ、セライトなどの
担体に担持させて用いたり、また、ニッケル、コバル
ト、銅などはラネー触媒としても用いられる。触媒の使
用量は特に制限はないが、原料のビス(3−ニトロフェ
ノキシ)化合物に対し、通常、金属として0.01〜10重量
%の範囲、担体に担持させて用いる場合0.01〜10重量%
用いれば十分である。
反応溶媒は反応に不活性なものであれば特に制限され
るものではなく、例えば、メタノール、エタノール、イ
ソプロパノール等のアルコール類、エチレングリコー
ル、プロピレングリコール等のグリコール類、エーテ
ル、ジオキサン、テトラヒドロフィラン、メチルセロソ
ルブ等のエーテル類、ヘキサン、シクロヘキサン等の脂
肪族炭化水素類、ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳
香族炭化水素類、酢酸エチル、酢酸ブチル等のエステル
類およびN,N−ジメチルホルムアミド等が使用できる。
溶媒の全使用量は、特に限定されるものではなく、通
常、原料ビス(3−ニトロフェノキシ)化合物に対し、
0.5ないし10重量倍で十分である。
なお、水と混和しない反応溶媒を使用した際には、四
級アルキルアンモニウム塩、四級アルキルホスホニウム
塩等の一般に使用されている相間移動触媒を加えること
により、反応を促進させることができる。
反応温度は特に限定はないが、通常50〜100℃程度で
実施することができる。また、反応中の水素圧について
も、特に限定されるものではないが、通常は常圧ないし
1000mmH2O程度の微加圧下で十分に反応は進行する。さ
らに反応速度を上げたい場合は、50kg/cm2G程度の加圧
下で反応を行うこともできる。
本発明の実施に際しては、あらかじめ反応溶媒および
還元触媒を装入し、水素ガス雰囲気下にガス置換された
反応系に、撹拌下、原料ビス(3−ニトロフェノキシ)
化合物を徐々に添加しながら反応を行う。原料を添加す
る際の態様は特に限定されるものではないが、原料を反
応溶媒に溶解させた溶液を滴下する方法が、操作上容易
であり、好ましい形態であるといえる。
原料を添加する速度は、反応速度に見合った速度で添
加する必要がある。添加速度が速すぎる場合、系内のニ
トロソおよびヒドロキシルアミンの濃度を十分に制御で
きず、アゾ化合物の副生を抑制できない。
具体的には反応圧力が常圧ないし1000mmH2O程度の微
加圧下、反応温度50℃の場合で原料の全量を4.5時間以
上、反応温度85℃の場合で全量を2時間以上かけて添加
することが望ましい。
本発明の通常の好ましい態様は以下のようになる。水
素ガス導入装置、排気装置、滴下装置、水銀シール式撹
拌機、温度計を備えた反応器に、還元触媒および所定量
の反応溶媒を装入し、滴下装置に所定量の原料ビス(3
−ニトロフェノキシ)化合物を所定量の反応溶媒に溶解
した溶液を準備する。反応系内を水素ガス雰囲気下に置
換した後、撹拌しながら反応液を所定の温度まで昇温す
る。昇温後撹拌を続けながら滴下装置より所定の滴下速
度で原料溶液の滴下を開始する。
この間水素ガスは、反応による水素吸収に応じて適宜
水素ガス溜に追加する。水素吸収が止まった後、30分間
ないし1時間そのままの状態で撹拌を続ける。
反応終了後、反応器内を窒素ガスで置換し、反応液を
濾過して触媒を濾別した後、濾液を高速液体クロマトグ
ラフィー(以下HPLCと略する)にて分析する。この濾液
に対して水を添加して結晶を析出させた後、結晶を濾別
することにより、目的とするビス(3−アミノフェノキ
シ)化合物が得られる。
〔発明の効果〕
本発明の方法に従えば、反応中の系内のニトロソおよ
びヒドロキシルアミンの濃度が低い状態で反応が推移す
ることになり、これらの化合物の縮合によるアゾ化合物
の副生を抑制することができるため、極めて純度良く、
且つ収率良く、工業的に極めて有利に目的とするビス
(3−アミノフェノキシ)化合物を製造することが可能
であり、工業的製法として極めて価値が高い。
〔実施例〕
以下、本発明を実施例及び比較例により、具体的に説
明する。
実施例1 水素ガス導入装置、排気装置、滴下装置、水銀シール
式撹拌機、温度計を備えた300mlフラスコに、90mlのN,N
−ジメチルホルムアミド(以下、DMFと略称する)およ
び0.45gの5%パラジウム/カーボン触媒(NEケムキャ
ット社製)を入れ、滴下装置に60g(0.14モル)の4,4′
−ビス(3−ニトロフェノキシ)ビフェニルをDMF90gに
溶解した溶液を入れる。反応系内を水素ガス雰囲気下に
置換した後、反応液を撹拌しながら85℃まで昇温した。
次いで撹拌を続けながら、滴下装置より原料溶液を2
時間かけて滴下した。この間、水素吸収に応じて水素を
反応系内に導入した。滴下終了と殆ど同時に水素吸収は
停止した。滴下終了後30分間そのままの状態で撹拌を続
けた後撹拌を止め、反応系内を窒素置換した後、反応液
より触媒を濾別した。
この濾液に、水80gを加え、析出した結晶を濾別、乾
燥したところ、アゾ体をまったく含有しておらず、純度
99.7%を有する45.5gの4,4′−ビス(3−アミノフェノ
キシ)ビフェニルが得られた。(収率96.7%)。
比較例1 実施例1に使用した反応器から、滴下装置を取り外
し、原料溶液をもあらかじめ反応容器中に装入した以外
は、実施例1と同様に反応を行った。分析の結果、4,
4′−ビス(3−ニトロフェノキシ)ビフェニルの収率
は95.3%、(純度99.0%)アゾ体の含有率は0.6%であ
った。
実施例2〜6および比較例2〜6 原料として使用するビス(3−ニトロフェノキシ)化
合物を実施例2および比較例2では2,2′−ビス〔4−
(3−ニトロフェノキシ)フェニル〕プロパンに、実施
例3および比較例3では2,4−ビス〔4−(3−ニトロ
フェノキシ)フェニル〕−2−メチルペンタンに、実施
例4および比較例4では2,2−ビス〔4−(3−ニトロ
フェノキシ)フェニル〕ヘキサフルオロプロパンに、実
施例5および比較例5では4,4′−ビス(3−ニトロフ
ェノキシ)ベンゾフェノンに、実施例6および比較例6
では4,4′−ビス(3−ニトロフェノキシ)ジフェニル
スルホンに替え、各実施例では実施例1と同様に、各比
較例では比較例1と同様に反応を行った。
反応結果を表1に示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C07C 323/20 7419−4H C07C 323/20 // B01J 23/40 B01J 23/40 X 23/70 23/70 X C07B 61/00 300 C07B 61/00 300

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一般式(I) 〔式中、Xは炭素数1〜10の2価の炭化水素基、あるい
    は−C(CF3−、−CO−、−S−、−SO−、−SO2
    または−O−の2価の基を示す。またはXが単結合で直
    接結合していてもよい。〕で表されるビス(3−ニトロ
    フェノキシ)化合物を接触還元するに際し、反応溶媒お
    よび触媒をあらかじめ装入した反応器中に、一般式
    (I)で示されるビス(3−ニトロフェノキシ)化合物
    を添加しながら反応を行うことを特徴とする、一般式
    (II) 〔式中、Xは一般式(I)の場合と同じ意味である。〕
    で表されるビス(3−アミノフェノキシ)化合物の製造
    方法。
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