JP2701739B2 - プロセッサの系切替え方式 - Google Patents

プロセッサの系切替え方式

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JP2701739B2
JP2701739B2 JP6110770A JP11077094A JP2701739B2 JP 2701739 B2 JP2701739 B2 JP 2701739B2 JP 6110770 A JP6110770 A JP 6110770A JP 11077094 A JP11077094 A JP 11077094A JP 2701739 B2 JP2701739 B2 JP 2701739B2
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英二 増田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プロセッサを二重化し
た電子交換システムに関し、特にプロセッサの系切替え
方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のプロセッサの系切替え方式におけ
る動作例を図面を参照して説明する。図2は、従来のプ
ロセッサの系切替え方式が適用される二重化プロセッサ
システムのブロック構成図である。
【0003】図2に示すように、現用プロセッサ10が
CPU11と、アービタ12と、メモリ13と、メモリ
コントローラ14とを備え、待機予備プロセッサ20が
CPU21と、アービタ22と、メモリ23と、メモリ
コントローラ24とを備え、バス30にはDMAコント
ローラ(図示せず)を含むn個の制御装置(以下、エー
ジェントと記述する)31、32、‥‥‥、3n(nは
自然数)が接続される構成となっている。現用プロセッ
サのアービタ12および待機予備プロセッサのアービタ
22は、ともにバス30上の各エージェント31、3
2、‥‥‥、3nを制御する。現用プロセッサのメモリ
コントローラ14は現用プロセッサのメモリ13を制御
し、待機予備プロセッサのメモリコントローラ24は待
機予備プロセッサのメモリ23を制御する。
【0004】従来、プロセッサの系を切替えるときに
は、バス30に接続されている各エージェント31、3
2、‥‥‥、3nに停止命令を実行する。各エージェン
ト31、32、‥‥‥、3n内にデータがある場合には
そのデータをバス30に掃き出させた後、すべてのエー
ジェントがバスの使用を停止したのを確認してから、現
用プロセッサのメモリ13の内容を待機予備プロセッサ
のメモリ23にコピーする。その後に、待機予備プロセ
ッサ20から各エージェント31、32、‥‥‥、3n
に起動をかけて、現用プロセッサ10から待機予備プロ
セッサ20にプロセッサの系を切替えるという手順が必
要であった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来のプロセッサの系切替え方式では、エージェントを停
止させた後にメモリの内容をコピーしてから系を切り替
えるので、系の切替えを終了するまでに時間がかかると
いう問題があった。
【0006】このような点に鑑み本発明は、二重化プロ
セッサの系の切替え時間を短縮することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のプロセッサの系
切替え方式は、第1のCPUと、第1のメモリと、第1
のメモリコントローラと、バスに接続されている少なく
とも1つの制御装置を制御する第1のアービタとを備え
る第1のプロセッサと、第2のCPUと、第2のメモリ
と、第2のメモリコントローラと、前記少なくとも1つ
の制御装置を制御する第2のアービタとを備える第2の
プロセッサとを有する二重化プロセッサであり、前記少
なくとも1つの制御装置が、前記二重化プロセッサの系
の切替えに要する時間を待合せ可能とする容量を有する
データバッファを備え、前記第1および第2のメモリコ
ントローラが前記第1のメモリの記憶内容と前記第2の
メモリの記憶内容とを常時等しくし、前記第1のアービ
タを停止して前記第2のアービタを起動することで、前
記第1のプロセッサから前記第2のプロセッサに系を切
替える。
【0008】上記本発明のプロセッサの系切替え方式
は、前記第1および第2のメモリコントローラが、前記
第1のメモリに書き込み要求があったときには、前記第
1のメモリに書き込むと同時に前記第2のメモリにも同
一内容を書き込み、前記第1のメモリに読み出し要求が
あったときには、前記第1のメモリの記憶内容と前記第
2のメモリの記憶内容とを比較し、読み出しアドレスに
おける前記第1のメモリの記憶内容と前記第2のメモリ
の記憶内容とが異なる場合には、前記第1のメモリの記
憶内容を読み出すと同時に前記第2のメモリに書き込む
ことで、前記第1のメモリの記憶内容と前記第2のメモ
リの記憶内容とを常時等しくすることができる。
【0009】
【0010】
【作用】
(1)第1のアービタを停止して第2のアービタを起動
することで第1のプロセッサから第2のプロセッサに系
を切替えるので、系の切替えに要する手順が少なくな
り、二重化プロセッサの系の切替え時間を短縮すること
ができる。
【0011】(2)第1および第2のメモリコントロー
ラが、第1のメモリに書き込み要求があったときには、
第1のメモリに書き込むと同時に第2のメモリにも同一
内容を書き込み、第1のメモリに読み出し要求があった
ときには、第1のメモリの記憶内容と第2のメモリの記
憶内容とを比較し、読み出しアドレスにおける第1のメ
モリの記憶内容と第2のメモリの記憶内容とが異なる場
合には、第1のメモリの記憶内容を読み出すと同時に第
2のメモリに書き込むことで、第1のメモリの記憶内容
と第2のメモリの記憶内容とを常時等しくするので、系
を切り替えるときに第1のメモリから第2のメモリに記
憶内容をコピーする必要がなくなり、二重化プロセッサ
の系の切替え時間を短縮することができる。
【0012】(3)少なくとも1つの制御装置が、二重
化プロセッサの系の切替えに要する時間を待合せ可能と
する容量を有するデータバッファを備えるので、系を切
替えるときにデータをバスに掃き出す必要がなくなり、
二重化プロセッサの系の切替え時間を短縮することがで
きる。
【0013】
【実施例】本発明の実施例について図面を参照して説明
する。図1は本発明の一実施例の動作フローチャートで
あり、図2のブロック構成図におけるプロセッサの系の
切替え動作を示している。
【0014】図2の構成の詳細は従来の技術に記載した
通りであるが、異なる点としては、各エージェント3
1、32、‥‥‥、3nが、現用プロセッサ10から待
機予備プロセッサ20への系の切替えの所要時間を待合
せ可能とするデータバッファ(図示せず)をそれぞれ備
えている。
【0015】また、図2の動作で従来の技術と異なる点
としては、現用プロセッサのメモリコントローラ14お
よび待機予備プロセッサのメモリコントローラ24はメ
モリアクセスを常に監視している。現用プロセッサのメ
モリ13へのライトアクセス時には、現用プロセッサの
メモリコントローラ14は待機予備プロセッサのメモリ
23にもライトアクセスを発生させ、現用プロセッサの
メモリ13と待機予備プロセッサのメモリ23の同一ア
ドレスには同一のデータ内容が書き込まれる。また、現
用プロセッサのメモリ13へのリードアクセス時には、
現用プロセッサのメモリ13の記憶内容と待機予備プロ
セッサのメモリ23の記憶内容とが違う場合、現用プロ
セッサのメモリ13の内容を正しいと判断し、現用プロ
セッサのメモリ13の内容をリードするとともに待機予
備プロセッサのメモリ23にライトする。このような機
能によって、常に現用プロセッサのメモリ13と待機予
備プロセッサのメモリ23の内容は同一となる。
【0016】図1の動作を、図2の構成に基づいて説明
する。現用プロセッサ10に障害等が発生した場合(S
1)には、待機予備プロセッサ20に系を切り替えるた
めに、現用プロセッサのアービタ12を停止させる(S
2)とともに、現用プロセッサのCPU11から待機予
備プロセッサのCPU21に系切替え信号を出力して、
系の切替えを通知する(S3)。このときバス30は、
アービタが一時的になくなるので使用されなくなる。待
機予備プロセッサ20は、現用プロセッサ10から系切
替え信号を受信すると、アービタ22の起動を行なう
(S4)だけですぐに実行可能となり、現用プロセッサ
10から待機予備プロセッサ20への系の切替えが完了
する(S5)。
【0017】複数のエージェント31、32、‥‥‥、
3nは、現用プロセッサ10から待機予備プロセッサ2
0への系の切替え時間分の情報をデータバッファにおい
てバッファリングすることによって、現用プロセッサ1
0から待機予備プロセッサ20への系の切替えをスムー
ズに行うことができる。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、以下に記
述する効果を有する。
【0019】(1)第1のアービタを停止して第2のア
ービタを起動することで第1のプロセッサから第2のプ
ロセッサに系を切替えることによって、系の切替えに要
する手順が少なくなり、二重化プロセッサの系の切替え
時間を短縮することができるという効果を有する。
【0020】(2)第1および第2のメモリコントロー
ラが、第1のメモリに書き込み要求があったときには、
第1のメモリに書き込むと同時に第2のメモリにも同一
内容を書き込み、第1のメモリに読み出し要求があった
ときには、第1のメモリの記憶内容と第2のメモリの記
憶内容とを比較し、読み出しアドレスにおける第1のメ
モリの記憶内容と第2のメモリの記憶内容とが異なる場
合には、第1のメモリの記憶内容を読み出すと同時に第
2のメモリに書き込むことで、第1のメモリの記憶内容
と第2のメモリの記憶内容とを常時等しくすることによ
って、系を切り替えるときに第1のメモリから第2のメ
モリに記憶内容をコピーする必要がなくなり、二重化プ
ロセッサの系の切替え時間を短縮することができるとい
う効果を有する。
【0021】(3)少なくとも1つの制御装置が、二重
化プロセッサの系の切替えに要する時間を待合せ可能と
する容量を有するデータバッファを備えることによっ
て、系を切替えるときにデータをバスに掃き出す必要が
なくなり、二重化プロセッサの系の切替え時間を短縮す
ることができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の動作フローチャート
【図2】従来のプロセッサの系切替え方式が適用される
二重化プロセッサシステムのブロック構成図
【符号の説明】
10 現用プロセッサ 11 現用プロセッサのCPU 12 現用プロセッサのアービタ 13 現用プロセッサのメモリ 14 現用プロセッサのメモリコントローラ 20 待機予備プロセッサ 21 待機予備プロセッサのCPU 22 待機予備プロセッサのアービタ 23 待機予備プロセッサのメモリ 24 待機予備プロセッサのメモリコントローラ 30 バス 31、32、‥‥‥、3n n個のエージェント
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−296352(JP,A) 特開 昭57−86968(JP,A) 特開 昭57−86970(JP,A) 特開 昭57−86972(JP,A) 特開 平4−337856(JP,A) 特開 平1−161538(JP,A) 特開 平4−263333(JP,A) 特開 平4−281288(JP,A) 特開 平5−20259(JP,A)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1のCPUと、第1のメモリと、第1
    のメモリコントローラと、バスに接続されている少なく
    とも1つの制御装置を制御する第1のアービタとを備え
    る第1のプロセッサと、第2のCPUと、第2のメモリ
    と、第2のメモリコントローラと、前記少なくとも1つ
    の制御装置を制御する第2のアービタとを備える第2の
    プロセッサとを有する二重化プロセッサにおいて、前記少なくとも1つの制御装置が、前記二重化プロセッ
    サの系の切替えに要する時間を待合せ可能とする容量を
    有するデータバッファを備え、 前記第1および第2のメモリコントローラが前記第1の
    メモリの記憶内容と前記第2のメモリの記憶内容とを常
    時等しくし、 前記第1のアービタを停止して前記第2のアービタを起
    動することで、 前記第1のプロセッサから前記第2のプロセッサに系を
    切替えることを特徴とする、プロセッサの系切替え方
    式。
  2. 【請求項2】 前記第1および第2のメモリコントロー
    ラが、 前記第1のメモリに書き込み要求があったときには、前
    記第1のメモリに書き込むと同時に前記第2のメモリに
    も同一内容を書き込み、 前記第1のメモリに読み出し要求があったときには、前
    記第1のメモリの記憶内容と前記第2のメモリの記憶内
    容とを比較し、読み出しアドレスにおける前記第1のメ
    モリの記憶内容と前記第2のメモリの記憶内容とが異な
    る場合には、前記第1のメモリの記憶内容を読み出すと
    同時に前記第2のメモリに書き込むことで、 前記第1のメモリの記憶内容と前記第2のメモリの記憶
    内容とを常時等しくする、請求項1に記載のプロセッサ
    の系切替え方式。
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