JP2697270B2 - 多重通信装置 - Google Patents

多重通信装置

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【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、例えば自動車のランプ類、モータ類、エ
アコン、オーディオ及びこれらのスイッチ(SW)類を少
ない伝送線を介して時分割通信する事により駆動又は動
作させる多重通信システムに関する。
(従来の技術) 自動車の平面的配置にのっとって子局を配置した、従
来の多重通信ステムを第6図に示す。図で上方で前方で
ある。第6図に示すように車両内に1つの親局21と20の
子局1,…,20を設け、これらを電源線22及び多重伝送線2
3で接続しそれぞれの子局は自局の近傍に位置するSW、
負荷を読み込み、駆動又は動作するようになっている
(特願平1−273831号)。
親局21は論理部及び通信部を有し第4図(A)に示す
ような、多重通信データフォーマットを用いて夫々、通
信部を有する各子局を順番にポーリングしている。すな
わち、まず子局のアドレス(A0−A7)を送信し、次に各
子局が担当している負荷のON/OFF命令(D0−D15)を送
信する。次に子局は親局に対して自局の担当しているSW
等のON/OFF情報(D16−D31)を返信する。
このような多重通信を各子局に対して順番に行なって
ゆくことにより、親局は各子局のSW情報に基づいて各負
荷の制御を行なっている。
親局21は、キーSWの状態がOFF(BATモード)、ACC
(アクセサリ)位置(ACCモード)又はIGN(イグニッシ
ョン……エンジン作動)位置(IGNモード)のいずれか
の状態にあるかを知り、その状態(モード)に適応した
通信を行なう。ここでBATモードではBAT系のみ、ACCモ
ードではACC系及びBAT系、そしてIGNモードではIGN系、
ACC系及びBAT系への電源が供給され通信が可能となって
いるものである。
なお、第6図の子局3において、P/WDRSWはパワウイ
ンドドライバ席の上下昇降用スイッチを示し、同じくAS
ST(AS)SWは助手席ウインドのスイッチ、RRSWは後部右
側席ウインドのスイッチ、RLSWは後部左側席ウインドの
スイッチを示す。又、子局3において、P/S前後SWはパ
ワーシートの前後移動用スイッチを示す。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、このような従来の多重通信装置にあっ
ては、20個もの子局を有するシステムでは、例えば1の
子局との通信に4mSECの時間を要するとすると、第4図
(B)に示すt時間すなわち、子局を一周するのに80mS
ECの時間がかかる。
そのため、システムの応答性が悪いという問題点があ
る。そこでその応答性の向上のために、必要最小限の子
局以外はアクセスしないように、例えば電源の状態がBA
T、ACC、IGNのいずれかにあるばあいその状態に応じて
アクセスする子局を変えるという方式が考えられる。
しかしながら、通常、第6図のようなシステムは動作
させたい各負荷はその負荷に一番近い子局に、無条件で
担当させるような構成になっているため、各子局に一つ
でもBATモードで動作する負荷またはSWがあれば、IGN、
ACC、BATのどの状態でもその負荷又はSWにアクセスする
必要があり、そのポーリングに時間がかかる事になる。
例えばBATモード時にIGN、ACCでしか動作しないもの
を有する子局5,7,9,18,19,20をアクセスから外した場合
でも、第4図(G)に示すように、その他の子局1,2,3,
4,6,8,10,11,12,13,14,15,16,17の14個もの子局に対し
てアクセスする必要があり、やはり応答性が悪いという
課題があった。
そこで、この発明は、子局の総数を同一としながらア
クセスする子局の数を減少し、これにより応答性を向上
することができる多重通信装置を提供し、もって、前記
問題点を解決する事を目的としている。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、この発明は、論理部及び
通信部を有する1つの親局と、通信部と負荷及び又はSW
を有する複数の子局と、電源線と伝送線からなり、親局
は各子局を順次アクセスし通信を行なう多重通信装置に
おいて、前記複数の子局は、電源状態がバッテリ状態の
場合に動作する第1の子局群と、電源状態がアクセサリ
状態の場合に動作する第2の子局群と、電源状態がイグ
ニッション状態の場合に動作する第3の子局群とからな
り、前記親局は、電源状態が、バッテリ状態の場合には
第1の子局群とのみ通信を行ない、アクセサリ状態の場
合には第1及び第2の子局群と通信を行ない、イグニッ
ション状態の場合には第1、第2乃び第3の全ての子局
群と通信を行なうように通信対象子局群を変更する制御
手段を有することを特徴とするものである。
(作用) 例えば、子局総数を20とし、そのうち、子局3,5,7,9,
14,15,16,17にIGN系のもののみを含めるように構成する
と、BATモードでは、親局は、上記以外のものである子
局1,2,4,6,8,10,11,12,13の9局に対してアクセスすれ
ばよいので、従来の14局に対して5局も減少し、20mSEC
も応答時間を短縮する事ができる。
(実施例) 以下、この発明の一実施例を第1図〜第5図に示す図
面に基づいて詳細に説明する。
まず、第1図により構成の概要を説明する。親局21
は、通常の通信装置と同様に、各種の計算を行なう論理
部21aと、送受信を行なう通信部21bとを有するほか、キ
ーSW24の状態、即ち、OFF(BAT)モード、ACCモード及
びIGNモードに応じて子局を選択できる制御手段21cを有
する。
複数の子局a,b,cは親局21に電源線22及び伝送線23に
より接続され、夫々通信部a−a,b−a,c−aを有するほ
か、子局aは、BAT系負荷及び又はSWa−bを有し、子局
bはACC系負荷及び又はSWb−bを有し、子局cはIGN系
負荷及び又はSWc−bを有する。つまり、原則的には子
局には同じ電源系のものを集めるようにしてある。
次に、より具体化した実施例について以下説明する。
第6図の従来システムを各子局別に電源系を別けて表
にすると第7図(7−1,7−2,7−3)のようになり、そ
れを本発明により、電源系を考慮して担当負荷、SWの再
分配をすると第5図(5−1,5−2,5−3)に示す一覧表
のようになる。それを基に再構成した実施例のブロック
図を第2図に示す。
この実施例のシステムにおいては、電源系の同じSW、
負荷別に各子局が構成されているため、親局21は制御手
段21cを有しており、これにより第4図(C)、
(D)、(E)のように電源系(キーSW24の状態)に応
じてアクセスする対象子局を切替えることができるもの
である。但し子局1のみはBAT系のライトSW、ハザードS
W及びIGN系のターンSWの両方を有している。これは他の
子局とのバランス上及び子局を増やさせないための処理
である。
なお、子局1,2,4,6,8,10,11,12,13は、電源状態がBAT
系の場合に動作する第1の子局群を校正し、子局18,19,
20は、電源状態がACC系の場合に動作する第2の子局群
を構成し、子局1,3,5,7,9,14,15,16,17は、電源状態がI
GN系の場合に動作する第3の子局群を構成するものであ
る。
以下、本実施例の作用を第2図、第4図及び第5−1
図、第5−2図、第5−3図により、従来のものを示す
第6図及び第7−1図、第7−2図、第7−3図と比較
して説明する。
まず、従来と大きく相違するBATモードでは、第4図
(E)のように、本実施例の場合、子局1,2,4,6,8,10,1
1,12,13のt′b時間となり従来例の(G)のtb時間に
比べて子局5局分も少ない9局にアクセスすればよく、
従来例に比べて20mSEC分だけ、システム応答性が向上し
たことになり、商品性が向上する。
次に、BATモードで、いかなる負荷またはSWも動作し
ていないときは、これはスリーブモードというべきもの
で、BATモードのSWだけ即ち、第5−1図の子局1,2,4、
第5−2図の子局6,8だけをアクセスすればよく、第4
図(F)のスリープモードに示す5局だけの時間t′s
をアクセスしていればよいことになる。ちなみに、この
スリープモードでは従来のものは6局である。更にACC
モードでは本実施例では12局、従来では17局である。な
おIGNモードでは両方共20局で変わらない。
他の実施例を第3図に示す。この実施例は第1の実施
例に加えて親局が制御する電源供給部25を設けたもの
で、第4図(C)−(F)に対応してアクセスする必要
のない子局には、電源を供給しないような構成をとった
ものである。即ち、電源供給部25は電源制御部25−1を
有し、これを電源線22−1で子局3,5,7,9,14,15,16,17
に接続してそれらを制御し、次に電源制御部25−2を有
し、これを電源線22−2で子局18,19,20に接続してそれ
らを制御し、更に電源制御部25−3を有し、これを電源
線22−3で子局10,11,12,13に接続してそれらを制御す
るようにしてある。そして、電源制御部25−1、25−2
及び25−3はすべて親局21の理論部21aに接続されてい
る。これによって、車両の暗電流を極限まで削減するこ
とができる。
つまり、常時電流を供給する必要があるのは、第4図
(F)に示す子局1,2,4,6,8の5局と親局のみであり、
これ以外は電源を供給する必要がないので制御対象とな
るものである。これによりBATモード時のバッテリー上
がりを防止することができ、信頼性、商品性が向上す
る。
以上説明してきたように、本実施例の多重通信システ
ムは上記した構成により、各子局の担当する負荷、SWを
電源系(BAT、ACC、IGN)に応じて分配するようにし、
電源系の状態に応じて親局が通信する対象負荷を変える
ことにより、常に必要最小限の子局とのみ通信している
ため、システムの応答時間を向上させることができる。
それとともに、電源も必要最小限の子局にのみ供給す
る制御手段を設けてあるので、暗電源を減らすことがで
きる。とくにスリープモード(BAT状態でSW入力待ちの
状態)のときにBAT上がりを防止することができる。
以上本発明の実施例を図面により詳細に説明してきた
が、具体的な構成は、この実施例に限定されるものでは
なく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更等が
あっても本発明に含まれるものである。
[発明の効果] 以上の説明で明らかなように、この発明に係わる多重
通信装置によれば、各子局の担当する負荷、SWを電源系
(BAT、ACC、IGN)に応じて分配するようにし、電源系
の状態に応じて親局が通信する対象負荷を変えることに
より、常に必要最小限の子局とのみ通信しているため、
システムの応答時間を向上させることができるととも
に、電源も必要最小限の子局にのみ供給する制御手段を
設けてあるので、暗電源を減らすことができ、特にスリ
ープモード(BAT状態でSW入力待ちの状態)のときにBAT
上がりを防止することができ、信頼性、商品性が向上す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係わる多重通信装置の一実施例の概要
を示すブロック図、第2図は第1図の車両適用の具体的
実施例を示す回路ブロック図、第3図は本発明の他の実
施例を示すブロック図、第4図は本実施例の多重通信波
形の概要および子局のアクセス順を示すモード図で
(A)はデータ構成、(B)は子局アクセス順、(C)
はIGNモード、(D)はACCモード、(E)はBATモー
ド、(F)はスリープモード、(G)は従来例のBATモ
ードをそれぞれ示すもの、第5図は第2図の本実施例の
各子局の構成要素の内訳表を示す図、第6図は従来の車
両適用の多重通信システムの回路ブロック図、第7図は
第6図の従来例の各子局の構成要素の内訳表を示す図で
ある。 1,…,20……子局 21……親局 21c……制御手段 22……電源線 23……伝送線 24……キーSW

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】論理部及び通信部を有する1つの親局と、
    通信部と負荷及び又はSWを有する複数の子局と、電源線
    と伝送線からなり、親局は各子局を順次アクセスし通信
    を行なう多重通信装置において、 前記複数の子局は、 電源状態がバッテリ状態の場合に動作する第1の子局群
    と、 電源状態がアクセサリ状態の場合に動作する第2の子局
    群と、 電源状態がイグニッション状態の場合に動作する第3の
    子局群とからなり、 前記親局は、 電源状態が、バッテリ状態の場合には第1の子局群との
    み通信を行ない、アクセサリ状態の場合には第1及び第
    2の子局群と通信を行ない、イグニッション状態の場合
    には第1、第2乃び第3の全ての子局群と通信を行なう
    ように通信対象子局群を変更する制御手段を有すること
    を特徴とする多重通信装置。
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