JP2693848B2 - ディジタルオーディオテープレコーダの再生信号モニタ方法 - Google Patents

ディジタルオーディオテープレコーダの再生信号モニタ方法

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JP2693848B2 JP2076396A JP7639690A JP2693848B2 JP 2693848 B2 JP2693848 B2 JP 2693848B2 JP 2076396 A JP2076396 A JP 2076396A JP 7639690 A JP7639690 A JP 7639690A JP 2693848 B2 JP2693848 B2 JP 2693848B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、静止画像も記録できるようにしたディジ
タルオーディオテープレコーダに関する。
[従来の技術] ディジタルオーディオテープレコーダ(DAT)はオー
ディオ信号を記録再生する専用機であるが、最近このオ
ーディオ信号にビデオ信号を重畳して記録し、これを再
生することのできるDATが開発されている。
これは、通常の場合Nビット(Nは整数)のディジタ
ルオーディオ信号をそのまま記録再生する。これに対
し、新しく開発されたDATの使い方は、第3図のように
上位Mビット(Mは整数であって、M>N)、例えばN
=16ビットのとき、その上位10ビットにディジタルオー
ディオ信号を割り当て、残り(N−M)ビット、従って
下位6ビットに静止画用のディジタルビデオ信号を割り
当てるようにして記録再生する。
この合成ディジタル信号を再生する場合、Nビットの
ままオーディオ信号として再生しても、(N−M)ビッ
トのディジタルビデオ信号による影響は殆どない。これ
は、下位(N−M)ビットにディジタルビデオ信号が割
り当てられているためである。
合成ディジタル信号を分離したディジタルビデオ信号
はモニタに供給される。そうすると、オーディオ信号の
みならず、ビデオ信号も同時に記録再生でき、DATの機
能をさらに増大させることができる。
合成ディジタル信号は1フレームを単位として記録再
生され、したがって1フレームを単位として画面が再生
(モニタ)される。
第3図は、1フレームのデータ構成例を示すフォーマ
ットであって、合成ディジタル信号(図ではデータとし
て示す)の前段及び終段に夫々各種の制御信号(ID信
号)が挿入される。
ここに、S・IDはデータのスタートを示すスタートID
であり、MD・IDはモードIDのことであり、これは奇数フ
ィールドか偶数フィールドかを区別するためのものであ
る。
LS・ID(ラストスタートID)は、データと区別するた
めのIDであり、前段に挿入される最後のIDである。ま
た、E・ID(エンドID)はデータの最後に付加するIDで
ある。IDの挿入時間のトータルは大凡80msecであり、デ
ータはほぼ2.48secの間挿入される。したがって、1フ
レームはほぼ5secとなる。
[発明が解決しようとする課題] ところで、上述したような合成ディジタル信号を再生
する場合は、その記録がフレームを単位としているの
で、最初に再生された合成ディジタル信号がメモリに完
全にストアされるまでの時間はその画面を見ることがで
きない。
1フレームの再生時間はほぼ5秒かかるので、第5図
Aの再生タイミングaのときには、再生モードに切り換
えてから5秒経過しないと、最初の再生画面をモニタす
ることができない(同図B)。
また、合成ディジタル信号をメモリする場合で、これ
に付加された奇数フィールドのMD・IDを検出したとき始
めてメモリできるようにシステムが構成されているとき
には、このMD・IDが検出されないときは次のフレームが
メモリに書き込まれることになるので、最悪10秒程度遅
れてモニタされることになる。
例えば、第5図Aの時点bから再生モードに入ったよ
うなときは、同図Cのようになるからである。
このように、従来の構成では最初の画面を再生できる
までの時間がかかる欠点がある。
そこで、この発明ではこのような課題を解決したもの
であって、DATで合成ディジタル信号を再生する場合、
最初の画像を速くモニタできる再生信号のモニタ方法を
提案するものである。
[課題を解決するための手段] 上述の課題を解決するため、この発明においては、N
ビット(Nは整数)で構成されたディジタル信号のう
ち、上位Mビット(Mは整数で、N>M)にディジタル
オーディオ信号を割り当て、残りの(N−M)ビットに
ディジタルビデオ信号を割り当てて合成ディジタル信号
が構成され、これが1フレーム単位で記録再生されるよ
うにしたディジタルオーディオテープレコーダにおい
て、 磁気ヘッドより再生された上記合成ディジタル信号の
奇数フィールドとこの奇数フィールドに続く偶像フィー
ルドをメモリに書き込み、メモリに書き込まれた奇数フ
ィールドと偶数フィールドで1フレームの再生画面をモ
ニタするものとし、 このメモリした奇数フィールドをメモリしたのち、こ
の奇数フィールドの再生画面が最初の再生画面であるこ
とが検出されたときには、この奇数フィールドの再生画
面を、次の偶数フィールドの書き込みが終了するまでモ
ニタするようにしたことを特徴とするものである。
[作用] 再生モードが選択されて、磁気ヘッドより合成ディジ
タル信号が再生されて、これがメモリに一時バッファさ
れる。
このうち奇数フィールドをメモリしてから、この奇数
フィールドの再生画面が最初の再生画面であることが検
出されたときには、メモリに書き込んだこの奇数フィー
ルドのディジタルビデオ信号を読み出してこれをモニタ
する。
すなわち、最初の再生画面であるときはフレーム単位
ではなく、フィールド単位で画面を再生する。
しかし、2度目以降はフレームを単位としてモニタす
る。こうすることによって、最初の再生画面をモニタす
るまでの時間を従来の半分以下に短縮できる。
[実施例] 続いて、この発明に係るディジタルオーディオテープ
レコーダの再生信号モニタ方法の一例を、図を参照して
詳細に説明する。
本例では、N=16,M=8に選定してディジタルオーデ
ィオ信号とディジタルビデオ信号を合成しているが、こ
れは一例に過ぎない。
第1図において、10はこの発明に係るディジタルオー
ディオテープレコーダ(DAT)のうち、特に磁気ヘッド
(図示しない)より読み出された合成ディジタル信号
(以下、説明の都合上ディジタルビデオ信号のみを例示
する)をメモリするメモリ制御回路10の具体例を示す。
同図において、端子12には再生されたディジタルビデ
オ信号(8ビット)が供給される。このディジタルビデ
オ信号は第1のフレーム切換スイッチ14及び第1、第2
のフィールド切換スイッチ16,18を介して4つのフィー
ルドメモリ30〜36にフィールド単位で順次分配されてメ
モリされる。
したがって、フィールドメモリ30,32は奇数フレーム
用であり、フィールドメモリ34,6は偶数フレーム用であ
る。
これらより読み出されたディジタルビデオ信号は、第
3,第4のフィールド切換スイッチ20,23及び第2のフレ
ーム切換スイッチ24を経て出力端子38側に出力される。
これら複数の切換スイッチ14〜24は制御部として機能
するCPU40からの指令に基づいて適宜制御されるもので
ある。そのため、フィールド情報を得るため、再生され
たディジタルビデオ信号がその入力信号として供給され
る。
そして、通常の再生モードの場合には、フレームを単
位として再生されてモニタされるが、最初の再生画面の
ときはフィールドを単位としてモニタされるように、CP
U40に内蔵された制御プログラムによって制御される。
したがって、モニタ表示用処理フロー40は第2図のよ
うになる。
再生モードが選択されると、まずMD・IDが検出され
(ステップ51)、これが検出されると、フィールド判別
が行われ、奇数フィールドであるときはそのディジタル
ビデオ信号がメモリされる(ステップ52,53)。
ディジタルビデオ信号のメモリ中に、その終段に挿入
されたE・IDが検出されると(ステップ54)、再生され
た前画面の有無がチェックされる(ステップ55)。最初
の画面であるときには、直前にメモリした奇数フィール
ドのディジタルビデオ信号がそのまま読み出されてこれ
がモニタされる(ステップ56)。
2度目以降の再生モードのときは、これがステップ55
でチェックされるから、そのときはフィールド画の表示
モードには遷移しない(ステップ56)。
再び、MD・IDが検出されると、同じくフィールド判別
が行われる(ステップ51,52)。上述の例では、今度の
フィールドは偶数フィールドとなるから、そのときは既
に奇数フィールドのデータをメモリしたかどうかがチェ
ックされる(ステップ55)。
既に奇数フィールドを記録してあるときには、偶数フ
ィールドのメモリ処理が実行され(ステップ58)、そし
てその偶数フィールドにおけるE・IDを待つ(ステップ
59)。
E・IDが検出されると、今度は直前にメモリした1フ
レーム分のディジタルビデオ信号が読み出されてフレー
ム画のモニタが開始される(ステップ60)。その後、書
き込み用のフレーム切換スイッチ14,24の切り換え処理
が行われる(ステップ61)。
ステップ57で奇数フィールドのメモリもなされていな
いときには、この制御プログラムを終了し、次のMD・ID
の到来を待つことになる。
したがって、このモニタ処理を整理すると以下のよう
になる。
(1)最初の再生モードのとき 第5図Aに示す時点aで再生モードが選択されたとき
には、上述したように奇数フィールドの書き込みが終了
した段階で、奇数フィールドの画面がモニタされる。し
たがって、再生モードを選択してから、ほぼ2.5秒経過
後に画面をモニタできる(第5図D参照)。
(2)最初の再生モードのとき 第5図Aに示す時点bで再生モードが選択されたとき
には、MD・IDが検出されず、奇数フィールドのメモリが
なされないから、このときは2度目のフレームの奇数フ
ィールドで始めて書き込みモードとなる。したがって、
このときは再生モードを選択してから、ほぼ7.5秒経過
後に画面をモニタできる(第5図E参照)。
(3)2度目以降の再生モードのとき このときは、ステップ56がスキップされるので、フレ
ームの画面表示となる。したがって、再生モードを選択
してから、ほぼ5秒経過後に画面をモニタできる。
[発明の効果] 以上説明したように、この発明では、奇数フィールド
の再生画面が最初の再生画面であることが検出されたと
きには、この奇数フィールドの再生画面を、次の偶数フ
ィールドの書き込みが終了するまでモニタするようにし
たものである。
これによれば、再生モードを選択してから最初の画面
をモニタするまでの時間を、従来よりも半分以下に短縮
できる特徴を有する。したがって、それだけ、ユーザの
不安感を取り除くことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係るディジタルオーディオテープレ
コーダの一例を示す要部のブロック図、第2図はモニタ
表示処理フローの一例を示すフローチャート、第3図及
び第4図はその記録フォーマットを示す図、第5図はモ
ニタ動作の説明図である。 10……メモリ制御回路 14,24……フレーム切換スイッチ 16〜22……フィールド切換スイッチ 40……制御部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】Nビット(Nは整数)で構成されたディジ
    タル信号のうち、上位Mビット(Mは整数で、N>M)
    にディジタルオーディオ信号を割り当て、残りの(N−
    M)ビットにディジタルビデオ信号を割り当てて合成デ
    ィジタル信号が構成され、これが1フレーム単位で記録
    再生されるようにしたディジタルオーディオテープレコ
    ーダにおいて、 磁気ヘッドより再生された上記合成ディジタル信号の奇
    数フィールドとこの奇数フィールドに続く偶数フィール
    ドをメモリに書き込み、メモリに書き込まれた奇数フィ
    ールドと偶数フィールドで1フレームの再生画面をモニ
    タするものとし、 このメモリした奇数フィールドの再生画面が最初の再生
    画面であることが検出されたときには、この奇数フィー
    ルドの再生画面を次の偶数フィールドの書き込みが終了
    するまでモニタするようにした ことを特徴とするディジタルオーディオテープレコーダ
    の再生信号モニタ方法。
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