JP2692226B2 - 光ディスクの傾き検出装置 - Google Patents

光ディスクの傾き検出装置

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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、光ディスクの再生,記録等を行う装置にお
いて、再生や記録等を最良の条件で行うために光ディス
クの傾きを検出する装置に関するものである。
従来の技術 光ディスクには現在多くの種類があり、再生専用タイ
プ,追記可能タイプ,消去可能タイプ、またディスク径
では3.5インチ〜12インチ、入力する信号によりアナロ
グ,デジタルの違い、回転数の違い等、用途により様々
な組合せがある。
ディスク径が大きくなれば必然的にディスクのそり、
傾きが大きくなりディスク面と照射するビームの直角度
が悪くなるためディスク面上のビームにコマ収差,非点
収差が発生し、再生及び記録する信号の品質が著しく劣
化する。
そのため、ディスクの傾きを検出し、ビームの傾きを
補正する手段が用いられている。ディスクの傾きを検出
する方法は大きく分けて2種類あり、傾きを検出するビ
ームを直接ディスクに照射し、反射するビームの角度の
変化を読む方法(たとえば、特開昭60-47235号公報
等)、情報を記録再生するためにディスク上に絞りこん
だビームの反射光の検出器上での変位からディスクの傾
きを検出する方法(たとえば特開昭58-48243号公報等)
がある。
前者の方法について、第3図を用い、後者の方法につ
いて第5図を用いて説明する。第3図aにおいて、発光
素子25から発した照射光28はレンズ27で略平行光になり
ディスクに照射される。同図b,cはディスク1の接線方
向から見た図で、分かりやすくするためディスク1で反
射した後の様子のみを図示している。bのように、ディ
スク1の傾きがなければ、ディスク1で反射した光は再
度レンズを通過して収束され29、2分割受光素子26の分
割線を中心に当たる。このとき、各受光素子26A,26Bの
出力が等しいと、ディスク1の傾きは無いと検出され
る。cのようにディスク1が傾けば、2分割受光素子に
当たったビーム29の中心は分割線からずれ、各受光素子
26A,26Bの検出出力の差によってディスク1の傾きが検
出される。
第5図においては、レーザ31から出たビーム35はコリ
メートレンズ32で平行光になり、ビームスプリッタ33を
透過し、対物レンズ34でディスク1の面上に集束され
る。ディスク1で反射したビームはビームスプリッタ33
で反射し、2分割受光素子36に当たる。ディスク1が傾
けば反射ビームの中心が移動し、2分割受光素子上のス
ポットが図面上で上下に移動し、2分割受光素子の出力
から差動増幅器37によりディスク1の傾きを検出した検
出信号を得る。傾き検出信号がゼロになるように、すな
わち、ディスク面に垂直にレーザビームが当たるよう
に、傾き補正手段により光ヘッドの傾きを補正する。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、ディスクには溝、またはピットが形成
されているため、第3図の方法ではディスク1に照射さ
れたビームは回折し反射率は下がる。第4図に示すよう
にディスク1には記録領域2,内周無信号領域3,外周無信
号領域4があり、記録領域2には溝、またはピットが形
成されているが、内周無信号領域3,外周無信号領域4に
はそれらが無くディスクに傾きがない場合でも同図bに
示すように内外周の境界付近ではそれぞれ約数mmの幅で
反射率の差から偽の傾き検出信号が検出されてしまうと
いう問題を有している。偽の傾き検出信号は3〜4mrad
であれば実用上問題はないが、15〜20mradに達すると許
容範囲を大幅に越えてしまう。
一方、第5図の方法では、反射率の差による偽の傾き
検出信号は検出されないが、反射ビームにトラック39の
情報を含んでいるため、ディスク1上に集束したビーム
がトラッキング制御の残留誤差やオフセット等によりト
ラックの中心からずれた場合、トラックの形状がディス
ク1の半径方向に非対称の場合には偽の検出信号が検出
されてしまうという問題を有していた。
偽の傾き検出信号が検出されれば、傾き補正手段はそ
の検出信号によって光ヘッドの傾きを変化させるため、
誤った補正を行ってしまい、逆にディスクと光ヘッド間
の傾きを増やしてしまう結果になる場合もある。
本発明は、上記問題点に鑑み、簡易な方法で上記偽の
傾き検出信号の発生を最小限に抑えることのできる装置
を提供することを目的とするものである。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するために、本発明の光ディスクの傾
き検出装置は、光源と、この光源からの光を略平行光に
変換してディスクに照射するレンズと、このディスクで
反射しレンズで収束される光の中心に分割線が位置する
ように配置した分割形の光検出器とを用いて、この光検
出器からの出力の差信号でディスクの傾きの信号として
検出する装置において、この分割形の光検出器の出力の
和信号が所定のレベルを越えている状態にあるときには
その越える直前の上記検出出力信号の値を保持してディ
スクの傾きの検出信号とする構成を構えたものである。
作用 本発明は、上記した構成によって、従来、傾きを検出
するビームを直接ディスクに照射し、反射するビームの
角度の変化を読む方法において内周無信号領域,外周無
信号領域では、ディスクに傾きがない場合でも第4図b
に示すように内外周の境界部分では反射率の差から偽の
傾き検出信号が検出されてしまい、結果的に偽の傾き検
出信号により誤った補正を行ってしまうという問題を大
幅に低減するもので、2分割の光検出器の2つの出力の
和信号を所定のレベルと比較し、所定のレベルを越えて
いる場合は検出された傾き検出信号を越える直前の値に
保持することにより、ディスクと光ヘッド間の傾きの誤
差を最小限に抑えることができる。記録領域の最内外周
の数mmの幅では実際の傾きを検出した値ではないが数mm
の幅でのディスクの傾きの変化は少なく上記値に保持す
ることによる誤差は実用上まったく問題はない。
実施例 以下、本発明の一実施例の光ディスクの傾き検出装置
について図面を参照しながら説明する。第1図は本装置
の動作を説明する図で、aはディスク1の内容を示して
おり、記録領域2の両側には内周無信号領域3,外周無信
号領域4があり、更にその両側にはクランプ領域5,外周
部6がある。記録領域2には、溝またはピットがあり、
記録膜が形成されている。3,4には記録のみで溝、また
はピットはない。
ディスク1に傾き検出素子8が対向して配置される。
発光素子9から出た光はディスク1で反射し、受光素子
A,B(10A,10B)に向かう。受光素子A,Bの出力の差から
傾き検出信号を得るが、傾き検出素子8の可動範囲13の
記録領域の内外周の境界付近での反射率の差から、同図
dの点線で示すように偽の傾き信号が得られる。一方、
受光素子A,Bの出力の和信号11は同図cに示すように内
外周無信号領域3,4で反射率が高いため大きくなる。
そこで、本実施例では、この和信号に対して基準電圧
を設定して比較し、和信号が基準電圧を越える状態にあ
るときは越える直前の傾き検出信号に保持するようにし
た。その結果、同図dに実線で示すように、記録領域の
内外周の境界付近での偽の検出信号を最小限に抑えるこ
とができる。このため、その残留誤差信号による傾き補
正手段の誤動作も実用上問題ない範囲にとどめることが
できる。第2図は本装置における傾き検出信号を得る回
路をブロック図で示したものである。発光素子9から出
てディスク1で反射した光18を受光素子10A,10Bで受
け、差動増幅器15で差信号を得る。一方、両受光素子の
出力から加算器19で和信号を作り、基準電圧21と比較回
路20で比較し、和信号の方が小さい場合はスイッチ16を
オンにする。ホールド回路17は入力される信号を常に保
持するが、和信号の方が基準電圧より大きくなりスイッ
チ16がオフにされればホールド回路17はスイッチがオフ
にされる直前の値を保持し、傾き検出信号18として出力
する。
以上のように、本実施例によればディスク1に対向し
て配置された傾き検出素子に含まれる2分割の受光素子
の2つの出力の和信号を所定のレベルと比較し、所定の
レベルを越えている場合は検出された検出信号を越える
直前の値に保持することにより、内外周の境界部分で反
射率の差から検出される偽の傾き検出信号により誤った
補正を行ってしまうという問題を大幅に低減することが
できる。
なお、傾き検出素子は上記説明用に用いた素子に限定
されるものではなく、第4図に示したものの他、ディス
ク面に直接光を照射し、その反射光の角度を検出し検出
信号を得る素子であれば用いることができる。
発明の効果 以上のように、本発明は、ディスクに対向して配置さ
れた検出素子に含まれる分割形の受光素子の2つの出力
の和信号を所定のレベルと比較し、所定のレベルを越え
ている場合は検出された傾き検出信号を越える直前の値
に保持することにより、内外周の境界部分で反射率の差
から検出される偽の検出信号により誤った補正を行って
しまうという問題を大幅に低減することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の光ディスクの傾き検出装置
の動作を説明する平面図,断面図および波形図、第2図
は本装置による傾き検出信号を得る回路のブロック図、
第3図は従来例の傾き検出装置を示した図、第4図は第
3図の装置による傾き検出信号を説明する断面図,平面
図および波形図、第5図は他の従来例を示したブロック
図である。 1……ディスク、8……検出素子、14,30……傾き検出
信号、15,37……差動増幅器、16……スイッチ、17……
ホールド回路、19……加算器、26,36……2分割受光素
子、31……レーザ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光源と、この光源からの光を略平行光に変
    換してディスクに照射するレンズと、上記ディスクで反
    射され上記レンズで収束される光の中心に分割線が位置
    するように配置された分割形の光検出器と、この光検出
    器からの出力の差信号で上記ディスクの傾きを検出する
    回路とを備えた装置において、上記分割形の光検出器の
    出力の和信号が所定のレベルを越えている状態にあると
    きはその越える直前の前記検出値を保持して上記ディス
    クの傾きの検出信号とするようにしたことを特徴とする
    光ディスクの傾き検出装置。
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