JP2687240B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2687240B2
JP2687240B2 JP1172891A JP17289189A JP2687240B2 JP 2687240 B2 JP2687240 B2 JP 2687240B2 JP 1172891 A JP1172891 A JP 1172891A JP 17289189 A JP17289189 A JP 17289189A JP 2687240 B2 JP2687240 B2 JP 2687240B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は定着装置、特に加熱ローラを用いる定着装置
を備えた画像形成装置に関する。
[従来の技術] 従来、電子写真複写機や静電プリンタ等において、潜
像担持体たる感光体上に形成されたトナー像は記録材と
して転写材上に転写された後、熱または圧力を加える定
着ローラを有した定着装置によって定着される。この形
式の定着装置では、上記トナー像が上記定着ローラにオ
フセットするのを防止し、該定着ローラから転写紙を容
易に剥離できるようにする目的のために該定着ローラに
シリコーンオイル等の離型性オイルを塗布することが一
般的に行なわれている。
かかるオイルを塗布するための手段としては、第5図
に示す第一の従来例のごとくのものが知られている。同
図において、オイルタンク2に収容されたシリコーンオ
イル1が、ポンプ3によって給入パイプ4を介して吸い
上げられて供給パイプ5を経てノズル6に送られる。ノ
ズル6の下方にはオイルパン7が設けられており、該オ
イルパン7には、上部が定着ローラ8の外周面に接触し
た塗布フェルト10の下部が支持板11によって浸され、オ
イルパン7内のオイルを毛細管現象によって吸い上げて
定着ローラ8に供給している。定着ローラ8には加圧ロ
ーラが圧接回転しており、また、定着ローラ8の汚れを
清掃するウェブも接触している。オイルパン7は、仕切
り板13によって、塗布フェルト10が浸される大室14と小
室15に仕切られている。供給パイプ5からノズル6を経
て滴下された大室14内のオイル1は、仕切り板13をオー
バーフローして小室15に流入する。小室15の底には排出
口16が設けられていて、小室15内のオイル1をオイルタ
ンク2に戻すことができるようになっており、かくして
オイル1は該定着装置内を循環する。
しかしながら上述のオイル循環機構を定着装置内部に
有するものは装置が複雑になる上にオイル交換時にはオ
イルタンク2やオイルパン7内のオイル1をスポイト等
で取り除かねばならず、保守の作業性が非常に悪い。し
かも大量のオイル1が該定着器内部の定着ローラ8の近
傍にあるために、定着ローラ8の熱によってオイルタン
ク2内のオイル1が蒸発してしまうという問題もある。
その結果、オイル1の消費率が悪くなるばかりでなくプ
リンタ本体に充満した上記オイル蒸気が紙送りローラや
感光体に付着して転写材が上記紙送りローラのところで
スリップしたり潜像形成に悪影響を及ぼす等の不具合が
生じる。
そこでかかる問題を解消するために、第二の従来例と
して第6図に示されるような構成がとられている。第6
図において、第5図と共通部分には同一符号を付してそ
の説明を省略する。第6図において、21はオイルボルト
であり、オイル1が貯えられている。オイル交換を行な
う際はボトルの蓋20を上記オイルボトル21から解放する
ことによって上記オイルボトル21が解放状態となりワン
タッチでオイル交換することができるようになってい
る。すなわち、18aはオイル受であり、上記オイルパン
7からパイプ17を通ってくるオイルを受けるとともに、
オイルブレード23によって加圧ローラ9から掻き落とさ
れたオイルを受けている。上記オイル受18aに溜ったオ
イルはフレキシブルな排出パイプ19を通って上記オイル
ボトル21に戻される。かかる構成をとることによってオ
イル交換の作業性が非常によくなり作業時間も短縮され
るとともに上記オイル1の大部分を該定着装置外の上記
オイルボトル21内に移したので、定着ローラ8の熱によ
って発生する蒸発オイルが該本体プリンタに対して悪影
響をもたらすことも殆どなくなった。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら上記第二の従来例では該定着装置保守の
ために、プリンタ本体(図示せず)から該定着装置を離
脱させるときに、オイルブレード23近傍に多量に残留し
ているオイル1が該定着装置底部または該プリンタ本体
に付着してしまい、上記第一の従来例と同様にスポイト
等を用いて煩わしい清浄作業を行なわなければならなく
なる。
本発明は、転写材上の未定着画像を加熱定着する定着
装置を備えた画像形成装置において、該加熱下ローラ下
方に位置する該オイルパンの開口部をオイル排出状態と
オイル保持状態に切り換え可能な構成として上記従来の
ものの欠点を解消することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明によれば、上記目的は、 記録材上に未定着トナー像を形成する未定着トナー像
形成手段と、該未定着トナー像形成手段により形成され
た未定着トナー像を記録材に定着する定着手段と、を有
し、上記定着手段は記録材を挟持して定着を行なう定着
用回転体と、上記定着用回転体に離型剤を供給する離型
剤供給手段と、上記定着用回転体からの離型剤を貯留す
る離型剤貯留部とを備え、上記定着手段が画像形成装置
本体に着脱可能である画像形成装置において、 上記離型剤貯留部は離型剤を排出するためのフレキシ
ブルパイプを備え、上記定着手段の画像形成装置本体へ
の装着時には、上記フレキシブルパイプの開口が下方を
向くように支持し、画像形成装置本体からの離脱時に
は、上記フレキシブルパイプの開口が上方を向くように
支持する手段を有する、 ことにより達成される。
[作用] かかる本発明にあっては、プリンタ装置から定着装置
を離脱せしめるときには、その離脱によってフレキシブ
ルパイプの開口を上向きにしてオイル保持状態とせし
め、また装着によって上記開口を下向きにしてオイル排
出状態とする。
[実施例] 以下、添付図面の第1図ないし第4図にもとづき本発
明の実施例を説明する。
第1図(A),(B)及び第2図(A),(B)は本
発明の第一実施例装置を示し、第3図は本実施例装置を
定着装置に適用した場合の図を示している。なお、図に
おいて、既述の従来装置と共通部分には同一の符号を付
しその説明を省略した。
第1図(A),(B)において、30は離型剤貯留部と
しての底部オイル皿、25は該底部オイル皿30からのオイ
ル排出口(開口部)であり、その先端にはフレキシブル
パイプ24が取り付けられている。該フレキシブルパイプ
24はその先端部が捩りコイルばね26によって支持されて
いる。該捩りコイルばね26は支持板27でねじ29によって
定着装置に固定されている。第1図(A)は定着装置が
本体プリンタ(図示せず)に装着された状態である。上
記捩りコイルばね26は上記本体プリンタから突出してい
る突起28によって下方に加圧されており、上記フレキシ
ブルパイプ24は自然状態で直状となっている。その結
果、上記フレキシブルパイプ24を通して上記底部オイル
皿30からのオイルをオイル受18bに排出することができ
る。
第2図(A),(B)は上記定着装置を本体プリンタ
(図示せず)から離脱させている状態である。すなわ
ち、上記離型剤貯留部たる底部オイル皿30も同時に離脱
されている状態である。同図において、上記突起28によ
る加圧が解除された上記捩りコイルばね26は、支持板27
が有するストッパー(図示せず)に突き当たるまで上記
フレキシブルパイプ24を押し曲げ、上記底部オイル皿30
から流出しようとするオイル1を完全に上記オイル皿30
内に保持する。ここで、上記オイル受18bの端部B点か
ら上記突起28が上記捩りコイルばね26を加圧し始める点
Cまでの距離をL1とし、上記捩りコイルばね端部D点か
ら上記フレキシブルパイプ端部E点までの距離をL2とす
れば、L1>L2の関係で構成されているので、上記フレキ
シブルパイプ24がオイル排出状態のときは常に、上記オ
イル受18bによって上記流出オイル1を受けることがで
きる。また、第1図(A),(B)において上記突起28
が上記捩りコイルばね26を加圧し終る点Fと上記点Dと
の距離をL3とし、定着装置の本体プリンタからの離脱距
離をLとするとL3>L>0の状態では、塗布フェルト10
が上記定着ローラ8と完全に離れており、かつ上記フレ
キシブルパイプ24はオイル排出状態にあり、上記オイル
皿30内のオイルは上記オイル受18bに排出されるので、
上記オイル皿30にはオイルが収容されない状態となる。
よって離脱された定着装置を保守するにあたって、従来
のようにスポイト等による煩わしい清浄作業をする必要
もなく、極めて容易に作業を行なうことができる。な
お、上記において、離脱された定着装置内の上記底部オ
イル皿30にオイルが残留していた場合でも、上記捩りコ
イルばね26を上記フレキシブルパイプ24から解除するこ
とで、容易に上記底部オイル皿30内のオイル抜きを行な
うことができる。
第4図(A)は本発明に関する参考例を示している。
第4図(A)において33は底部オイル皿30の開口部34
からのオイル漏れを防止するための密封可能な栓であ
り、仕切り板31と上記栓33の間に配置された圧縮ばねに
よって加圧されている。上記開口部34は栓33を圧する部
材28の変位によって第4図(B)のごとく閉じられる。
ここで、前出の実施例の場合と同様に第4図(A)にお
いてB点からC点までの距離をL1とし、上記栓の端部D
点(C点と同一点)から上記開口部34の端部E点までの
距離をL2とすれば、L1>L2の関係で構成されているの
で、前出の実施例と同様に上記開口部34がオイル排出状
態のときは常にオイル受18bによって流出オイルを受け
ることができる。また、上記栓33のストローク距離をL3
とし、定着装置の本体プリンタからの離脱距離をLとし
てL3>L>0としたときには、前実施例の場合と同様の
効果を得ることができる。また本実施例は前出の実施例
に比べてL2の距離が短くすむので容易にL1>L2の関係を
得ることができ、装置のコンパクト化が図れる。
[発明の効果] 本発明は以上のごとくであり、本体プリンタからオイ
ルを排出しきった状態で定着装置を離脱することがで
き、従来のようにスポイト等による煩わしい清浄作業を
する必要もなく、簡易な構成で保守を容易にしかも短時
間で行なうことができ、保守の作業性が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図(A)は本発明の一実施例装置の一部断面正面
図、第1図(B)はその一部断面側面図、第2図(A)
は第1図(A)装置のオイル排出停止時における一部断
面正面図、第2図(B)はその一部断面側面図、第3図
は第1図(A)装置が定着装置に適用された場合の断面
図、第4図(A)は参考例装置の断面図、第4図(B)
は第4図(A)装置のオイル排出停止時における断面
図、第5図は従来装置の断面図、第6図は他の従来装置
を示す断面図である。 8,9……加熱ローラ 9……加熱下ローラ 25……開口部(オイル排出口) 30……オイル皿 34……開口部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録材上に未定着トナー像を形成する未定
    着トナー像形成手段と、該未定着トナー像形成手段によ
    り形成された未定着トナー像を記録材に定着する定着手
    段と、を有し、上記定着手段は記録材を挟持して定着を
    行なう定着用回転体と、上記定着用回転体に離型剤を供
    給する離型剤供給手段と、上記定着用回転体からの離型
    剤を貯留する離型剤貯留部とを備え、上記定着手段が画
    像形成装置本体に着脱可能である画像形成装置におい
    て、 上記離型剤貯留部は離型剤を排出するためのフレキシブ
    ルパイプを備え、上記定着手段の画像形成装置本体への
    装着時には、上記フレキシブルパイプの開口が下方を向
    くように支持し、画像形成装置本体からの離脱時には、
    上記フレキシブルパイプの開口が上方を向くように支持
    する手段を有することを特徴とする画像形成装置。
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