JP2685451B2 - 光学的情報記録再生装置 - Google Patents
光学的情報記録再生装置Info
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- JP2685451B2 JP2685451B2 JP62215444A JP21544487A JP2685451B2 JP 2685451 B2 JP2685451 B2 JP 2685451B2 JP 62215444 A JP62215444 A JP 62215444A JP 21544487 A JP21544487 A JP 21544487A JP 2685451 B2 JP2685451 B2 JP 2685451B2
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Description
【発明の詳細な説明】
［産業上の利用分野］
本発明は光学的情報記録媒体に対し、情報を記録し、
該媒体に記録された情報を再生し、及び／又は該媒体に
記録された情報を消去し得る光学的情報記録再生装置に
関し、特に、オートフォーカスやオートトラッキングの
回路に関するものである。 ［従来の技術］ 従来、光を用いて情報を記録し、また記録された情報
を読出す媒体の形態として、ディスク状、カード状、テ
ープ状等各種のものが知られている。これらのうち、カ
ード状に形成された光学的情報記録媒体（以下「光カー
ド」と称する）は、小型、軽量で持ち運びに便利な大記
録容量の媒体として、大きな需要が見込まれている。 第２図は、この様な光カード101の概略平面図であ
り、102は情報記録エリア、103は情報トラック、104,10
4′はトラック選択エリア、105は光スポットのホームポ
ジションである。 上記光カード101には、記録情報に従って変調され微
小スポットに絞られた光ビームで走査することによっ
て、光学的に検出可能な記録ビット列（情報トラック）
として情報が記録される。この際、情報トラックの交叉
等のトラブルを生ずることなく正確に情報を記録してい
くためには、前記光スポットの照射位置を光カード面内
で走査方向と垂直な方向で制御（オートトラッキング、
以下「AT」と称する）する必要がある。また、光ビーム
を光カードの曲がりや機械的誤差にもかかわらず安定し
た大きさの微小スポットとして照射するために光カード
面に垂直な方向で制御（オートフォーカシング、以下
「AF」と称する）する必要がある。また、再生時におい
ても上記のAT、AFが必要である。 第３図は光カードへの情報の記録及び再生のための装
置の構成図を示したもので、106は光カード101を図中矢
印の方向に駆動するためのモータ、107は半導体レーザ
の如き光源、108は光源107からの光を平行化するコリメ
ータレンズ、109はビームスプリッタ、110は対物レン
ズ、111はコイルを含むトラッキング用アクチュエー
タ、112はコイルを含むフォーカシング用アクチュエー
タ、113及び114は集光レンズ、115及び116は誤差信号を
検出する検出回路を構成する光電変換素子、117はトラ
ッキング制御回路、118はフォーカシング制御回路であ
る。光電変換素子115、116により検出されるトラッキン
グ誤差信号及びフォーカシング誤差信号に基づき制御回
路117、118からの指令によりそれぞれトラッキング用ア
クチュエータ111とフォーカシング用アクチュエータ112
に電流を流すことによって対物レンズ110を移動させてA
T、AFを行なう。また、119は記録再生装置を制御するシ
ステムコントローラであり、120は該コントローラから
出力される各種制御信号群である。尚、コントローラ11
9からは120以外の信号も出力されるが、ここでは図示し
ていない。121は光ヘッドを示し、122は該ヘッドを第２
図においてｕ方向に移動させるための駆動モータであ
る。 光源107からの光はコリメータレンズ108で平行光にさ
れ、ビームスプリッタ109を経た後、対物レンズ110によ
り、光カード101の記録トラックに集光される。記録ト
ラックで反射された光は、今度はビームスプリッタ109
を透過し、ビームスプリッタ109により２分割され、そ
れぞれ集光レンズ113、114によりトラッキング誤差信号
検出用光電変換素子115上とフォーカシング誤差信号検
出用光電変換素子116上に集光される。光電変換素子11
5、116により得られた信号はそれぞれトラッキング制御
回路117、フォーカシング制御回路118により、トラッキ
ング誤差信号、フォーカシング誤差信号として、トラッ
キング用アクチュエータ111とフォーカシング用アクチ
ュエータ112に電流を流すことによって対物レンズ110を
移動させてAT、AFを行なう。 第４図は上記トラッキング制御回路117の詳細図であ
る。 同図において、201は光電変換素子115からの電気的ト
ラッキング信号を適当な電圧に増幅するアンプであり、
202はトラッキングサーボコントロールの安定化をはか
るための位相補償回路である。203はシステムコントロ
ーラ119からの信号120を受けて、トラッキング制御回路
117全体を制御するマイクロプロセッサーである。 204はパワーオペアンプであり、抵抗R2,R3,R4,R5,R6
とともに、サーボ回路を構成する。このサーボ回路は、
信号Ｂの電圧に比例した電流をトラッキング用アクチュ
エータ111に流すためのものである。抵抗R7及びREG2は
片電源VCCから基準電圧Vrefを生成させている基準電圧
源の構成要素である。この基準電圧源の出力は、第４図
中の三角印△にそれぞれ接続され、かつ、図示しない
が、アンプ201及び位相補償回路202へも供給されてい
る。 また、マイクロプロセッサー203にはアンプ201の出力
である信号Ａが入力されている。図示しないが、他のア
ナログ信号もマイクロプロセッサー203へ入力され、か
つ、マイクロプロセッサー203からのアナログ電圧が不
図示の各部の信号として出力される。これによって、ト
ラッキング制御回路117がマイクロプロセッサー203によ
って制御されている。このマイクロプロセッサー203は
通常＋5V（VCCと称す）の片電源によって駆動されてい
るので、ダイナミックレンジは０〜＋5Vである。よって
入力も出力も０〜＋5Vである。そこで、上下の振巾を大
きくとるために、前述の基準電圧はVCCの２分の１の電
圧にすることが多い（Vrefと称す）。 そのような信号Ａを例にとって示すと第５図のように
なる。第５図は光スポットがトラックと直角方向に移動
した時のトラックとスポットの位置ずれ〔μｍ〕と信号
Ａの電圧〔Ｖ〕の関係を示したものであり、いわゆるＳ
字カーブを示している。ここで、信号ＡはVrefを基準に
変化し、スポットとトラックの位置ずれが０μｍの時に
は信号ＡはVrefとなる。また信号Ａの最大値及び最小値
はともに０〜VCCの範囲にある。これにより、信号Ａの
状態をマイクロプロセッサー203が検出することができ
る。また、トラッキング用アクチュエータ111の基準レ
ベルもVrefであり、この時は、トラッキング用アクチュ
エータの電流が０の時の印加電圧がVrefとなる。このよ
うに基準レベルを設定するのは、回路の動作を理解しや
すくし、また回路のチェックを容易にするために、回路
を作るときは回路の基準レベルを全て同じにするのが普
通であることによる。 ［発明が解決しようとしている問題点］ しかしながら、上記従来例では、トラッキング用アク
チュエータに印加される信号もVrefを基準として変化す
るのでトラッキング用アクチュエータ111に流れる電流I
ACTがそのまま基準電圧源のREG2に流れることになる。
この電流IACTは、トラックジャンプ時などの、対物レン
ズを高速に移動させる時は、数100mAにもなり、そのた
め、REG2は大電流容量のものが必要になる。よって、基
準圧電源が高価で大型なものになってしまう。また、大
電流が流れるために、Vrefが変動してしまい、装置が不
安定になってしまうという欠点もあった。 ［問題点を解決するための手段］ 本発明は上記従来技術の問題点に鑑み、簡単な構成
で、基準電圧源を安価で小型なものにすることができ、
また、装置を安定化させることができる光学的情報記録
再生装置を提供することを目的とする。 以上のような目的は、光学的情報記録媒体の情報トラ
ックに対し光スポットを照射する対物レンズと、前記光
スポットのフォーカシングまたはトラッキング状態を示
し、且つ、一方の極性を有する誤差信号を検出する検出
回路と、前記対物レンズを移動させるアクチュエータ
と、一方の極性を有する所定値の電圧を発生する片電源
と、前記片電源が発生する電圧値とグランドレベルとの
中間の電圧値を基準レベルとして発生する基準電圧源
と、前記基準レベルと前記誤差信号との差に応じた電圧
を前記アクチュエータに印加するサーボ回路と、前記片
電源によって駆動され、前記誤差信号が入力されて前記
サーボ回路を制御するマイクロプロセッサーとから成る
光学的情報記録再生装置において、前記サーボ回路はア
クチュエータの基準レベルをグランドレベルとし、アク
チュエータに流れる電流を前記基準電圧源には流さずに
グランドに流すように構成されたことを特徴とする光学
的情報記録再生装置によって達成される。 ［作用］ 例えば、本発明の一実施例によれば、スポット移動手
段（従来例では、トラッキング用アクチュエータ）に印
加する信号の基準をGNDにすることにより、スポット移
動手段に流れる電流をアナログ信号の基準電圧源には流
さずに、GNDへ流すことができるので、基準電圧源を安
価で小型なものにすることができ、また装置を安定化さ
せることができる。 ［実施例］ 以下、本発明の光学的情報記録再生装置について図面
に基づき詳細に説明する。 第１図は本発明の一実施例を示すトラッキング制御回
路である。 同図において、第４図と同様の働きをする部材には同
一の符号を付し、その説明は省略する。なお、抵抗R1及
びREG1は電源VCCから基準電圧Vrefを生成させている基
準電圧源である。 本実施例においては、R5及びR6をGNDに接続すること
により、トラッキング用アクチュエータ111の基準レベ
ルをGNDにとってある。つまり、アクチュエータに流れ
る電流が０の時の印加電圧はグランドレベルになる。よ
ってトラッキング用アクチュエータ111に流れる電流I
ACTが基準電圧源REG1に流れることがないので、REG1は
小容量のものでよい。よって、基準電圧源が安価で小型
なものになる。また、従来、発生していた大電流による
Vrefの変動が起こらないので、安定なサーボ動作を実現
できる。 本発明は前記実施例に限らず種々の変形、応用が可能
である。 例えば、前記実施例においてはトラッキングサーボに
ついて説明したが、フォーカシングサーボについても同
様に適用できる。 ［発明の効果］ 以上説明したように本発明によれば、アクチュエータ
に印加する電圧の基準レベルをグランドレベルとし、ア
クチュエータに流れる電流を基準電圧源には流さずにグ
ランドに流すようにしているので、簡単な構成で基準電
圧源を安価で小型なものにでき、また、基準レベルの変
動がなくなるので、サーボ動作を安定化できるという効
果がある。
該媒体に記録された情報を再生し、及び／又は該媒体に
記録された情報を消去し得る光学的情報記録再生装置に
関し、特に、オートフォーカスやオートトラッキングの
回路に関するものである。 ［従来の技術］ 従来、光を用いて情報を記録し、また記録された情報
を読出す媒体の形態として、ディスク状、カード状、テ
ープ状等各種のものが知られている。これらのうち、カ
ード状に形成された光学的情報記録媒体（以下「光カー
ド」と称する）は、小型、軽量で持ち運びに便利な大記
録容量の媒体として、大きな需要が見込まれている。 第２図は、この様な光カード101の概略平面図であ
り、102は情報記録エリア、103は情報トラック、104,10
4′はトラック選択エリア、105は光スポットのホームポ
ジションである。 上記光カード101には、記録情報に従って変調され微
小スポットに絞られた光ビームで走査することによっ
て、光学的に検出可能な記録ビット列（情報トラック）
として情報が記録される。この際、情報トラックの交叉
等のトラブルを生ずることなく正確に情報を記録してい
くためには、前記光スポットの照射位置を光カード面内
で走査方向と垂直な方向で制御（オートトラッキング、
以下「AT」と称する）する必要がある。また、光ビーム
を光カードの曲がりや機械的誤差にもかかわらず安定し
た大きさの微小スポットとして照射するために光カード
面に垂直な方向で制御（オートフォーカシング、以下
「AF」と称する）する必要がある。また、再生時におい
ても上記のAT、AFが必要である。 第３図は光カードへの情報の記録及び再生のための装
置の構成図を示したもので、106は光カード101を図中矢
印の方向に駆動するためのモータ、107は半導体レーザ
の如き光源、108は光源107からの光を平行化するコリメ
ータレンズ、109はビームスプリッタ、110は対物レン
ズ、111はコイルを含むトラッキング用アクチュエー
タ、112はコイルを含むフォーカシング用アクチュエー
タ、113及び114は集光レンズ、115及び116は誤差信号を
検出する検出回路を構成する光電変換素子、117はトラ
ッキング制御回路、118はフォーカシング制御回路であ
る。光電変換素子115、116により検出されるトラッキン
グ誤差信号及びフォーカシング誤差信号に基づき制御回
路117、118からの指令によりそれぞれトラッキング用ア
クチュエータ111とフォーカシング用アクチュエータ112
に電流を流すことによって対物レンズ110を移動させてA
T、AFを行なう。また、119は記録再生装置を制御するシ
ステムコントローラであり、120は該コントローラから
出力される各種制御信号群である。尚、コントローラ11
9からは120以外の信号も出力されるが、ここでは図示し
ていない。121は光ヘッドを示し、122は該ヘッドを第２
図においてｕ方向に移動させるための駆動モータであ
る。 光源107からの光はコリメータレンズ108で平行光にさ
れ、ビームスプリッタ109を経た後、対物レンズ110によ
り、光カード101の記録トラックに集光される。記録ト
ラックで反射された光は、今度はビームスプリッタ109
を透過し、ビームスプリッタ109により２分割され、そ
れぞれ集光レンズ113、114によりトラッキング誤差信号
検出用光電変換素子115上とフォーカシング誤差信号検
出用光電変換素子116上に集光される。光電変換素子11
5、116により得られた信号はそれぞれトラッキング制御
回路117、フォーカシング制御回路118により、トラッキ
ング誤差信号、フォーカシング誤差信号として、トラッ
キング用アクチュエータ111とフォーカシング用アクチ
ュエータ112に電流を流すことによって対物レンズ110を
移動させてAT、AFを行なう。 第４図は上記トラッキング制御回路117の詳細図であ
る。 同図において、201は光電変換素子115からの電気的ト
ラッキング信号を適当な電圧に増幅するアンプであり、
202はトラッキングサーボコントロールの安定化をはか
るための位相補償回路である。203はシステムコントロ
ーラ119からの信号120を受けて、トラッキング制御回路
117全体を制御するマイクロプロセッサーである。 204はパワーオペアンプであり、抵抗R2,R3,R4,R5,R6
とともに、サーボ回路を構成する。このサーボ回路は、
信号Ｂの電圧に比例した電流をトラッキング用アクチュ
エータ111に流すためのものである。抵抗R7及びREG2は
片電源VCCから基準電圧Vrefを生成させている基準電圧
源の構成要素である。この基準電圧源の出力は、第４図
中の三角印△にそれぞれ接続され、かつ、図示しない
が、アンプ201及び位相補償回路202へも供給されてい
る。 また、マイクロプロセッサー203にはアンプ201の出力
である信号Ａが入力されている。図示しないが、他のア
ナログ信号もマイクロプロセッサー203へ入力され、か
つ、マイクロプロセッサー203からのアナログ電圧が不
図示の各部の信号として出力される。これによって、ト
ラッキング制御回路117がマイクロプロセッサー203によ
って制御されている。このマイクロプロセッサー203は
通常＋5V（VCCと称す）の片電源によって駆動されてい
るので、ダイナミックレンジは０〜＋5Vである。よって
入力も出力も０〜＋5Vである。そこで、上下の振巾を大
きくとるために、前述の基準電圧はVCCの２分の１の電
圧にすることが多い（Vrefと称す）。 そのような信号Ａを例にとって示すと第５図のように
なる。第５図は光スポットがトラックと直角方向に移動
した時のトラックとスポットの位置ずれ〔μｍ〕と信号
Ａの電圧〔Ｖ〕の関係を示したものであり、いわゆるＳ
字カーブを示している。ここで、信号ＡはVrefを基準に
変化し、スポットとトラックの位置ずれが０μｍの時に
は信号ＡはVrefとなる。また信号Ａの最大値及び最小値
はともに０〜VCCの範囲にある。これにより、信号Ａの
状態をマイクロプロセッサー203が検出することができ
る。また、トラッキング用アクチュエータ111の基準レ
ベルもVrefであり、この時は、トラッキング用アクチュ
エータの電流が０の時の印加電圧がVrefとなる。このよ
うに基準レベルを設定するのは、回路の動作を理解しや
すくし、また回路のチェックを容易にするために、回路
を作るときは回路の基準レベルを全て同じにするのが普
通であることによる。 ［発明が解決しようとしている問題点］ しかしながら、上記従来例では、トラッキング用アク
チュエータに印加される信号もVrefを基準として変化す
るのでトラッキング用アクチュエータ111に流れる電流I
ACTがそのまま基準電圧源のREG2に流れることになる。
この電流IACTは、トラックジャンプ時などの、対物レン
ズを高速に移動させる時は、数100mAにもなり、そのた
め、REG2は大電流容量のものが必要になる。よって、基
準圧電源が高価で大型なものになってしまう。また、大
電流が流れるために、Vrefが変動してしまい、装置が不
安定になってしまうという欠点もあった。 ［問題点を解決するための手段］ 本発明は上記従来技術の問題点に鑑み、簡単な構成
で、基準電圧源を安価で小型なものにすることができ、
また、装置を安定化させることができる光学的情報記録
再生装置を提供することを目的とする。 以上のような目的は、光学的情報記録媒体の情報トラ
ックに対し光スポットを照射する対物レンズと、前記光
スポットのフォーカシングまたはトラッキング状態を示
し、且つ、一方の極性を有する誤差信号を検出する検出
回路と、前記対物レンズを移動させるアクチュエータ
と、一方の極性を有する所定値の電圧を発生する片電源
と、前記片電源が発生する電圧値とグランドレベルとの
中間の電圧値を基準レベルとして発生する基準電圧源
と、前記基準レベルと前記誤差信号との差に応じた電圧
を前記アクチュエータに印加するサーボ回路と、前記片
電源によって駆動され、前記誤差信号が入力されて前記
サーボ回路を制御するマイクロプロセッサーとから成る
光学的情報記録再生装置において、前記サーボ回路はア
クチュエータの基準レベルをグランドレベルとし、アク
チュエータに流れる電流を前記基準電圧源には流さずに
グランドに流すように構成されたことを特徴とする光学
的情報記録再生装置によって達成される。 ［作用］ 例えば、本発明の一実施例によれば、スポット移動手
段（従来例では、トラッキング用アクチュエータ）に印
加する信号の基準をGNDにすることにより、スポット移
動手段に流れる電流をアナログ信号の基準電圧源には流
さずに、GNDへ流すことができるので、基準電圧源を安
価で小型なものにすることができ、また装置を安定化さ
せることができる。 ［実施例］ 以下、本発明の光学的情報記録再生装置について図面
に基づき詳細に説明する。 第１図は本発明の一実施例を示すトラッキング制御回
路である。 同図において、第４図と同様の働きをする部材には同
一の符号を付し、その説明は省略する。なお、抵抗R1及
びREG1は電源VCCから基準電圧Vrefを生成させている基
準電圧源である。 本実施例においては、R5及びR6をGNDに接続すること
により、トラッキング用アクチュエータ111の基準レベ
ルをGNDにとってある。つまり、アクチュエータに流れ
る電流が０の時の印加電圧はグランドレベルになる。よ
ってトラッキング用アクチュエータ111に流れる電流I
ACTが基準電圧源REG1に流れることがないので、REG1は
小容量のものでよい。よって、基準電圧源が安価で小型
なものになる。また、従来、発生していた大電流による
Vrefの変動が起こらないので、安定なサーボ動作を実現
できる。 本発明は前記実施例に限らず種々の変形、応用が可能
である。 例えば、前記実施例においてはトラッキングサーボに
ついて説明したが、フォーカシングサーボについても同
様に適用できる。 ［発明の効果］ 以上説明したように本発明によれば、アクチュエータ
に印加する電圧の基準レベルをグランドレベルとし、ア
クチュエータに流れる電流を基準電圧源には流さずにグ
ランドに流すようにしているので、簡単な構成で基準電
圧源を安価で小型なものにでき、また、基準レベルの変
動がなくなるので、サーボ動作を安定化できるという効
果がある。
【図面の簡単な説明】
第１図は本発明の光学的情報記録再生装置に係るトラッ
キング制御回路の構成図である。 第２図は光カードの概略平面図である。 第３図は光情報記録再生装置の構成図である。 第４図は従来のトラッキング制御回路の構成図である。 第５図は第４図に示したトラッキング制御回路の信号説
明図である。 115:光電変換素子、201:アンプ、202:位相補償回路、20
3:マイクロプロセッサー、204:パワーオペアンプ、111:
トラッキング用アクチュエータ、119:システムコントロ
ーラ、120:信号群、117:トラッキング制御回路、R1,R2,
R3,R4,R5,R6,R7:抵抗、REG1:基準電圧源。
キング制御回路の構成図である。 第２図は光カードの概略平面図である。 第３図は光情報記録再生装置の構成図である。 第４図は従来のトラッキング制御回路の構成図である。 第５図は第４図に示したトラッキング制御回路の信号説
明図である。 115:光電変換素子、201:アンプ、202:位相補償回路、20
3:マイクロプロセッサー、204:パワーオペアンプ、111:
トラッキング用アクチュエータ、119:システムコントロ
ーラ、120:信号群、117:トラッキング制御回路、R1,R2,
R3,R4,R5,R6,R7:抵抗、REG1:基準電圧源。
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 １．光学的情報記録媒体の情報トラックに対し光スポッ
トを照射する対物レンズと、前記光スポットのフォーカ
シングまたはトラッキング状態を示し、且つ、一方の極
性を有する誤差信号を検出する検出回路と、前記対物レ
ンズを移動させるアクチュエータと、一方の極性を有す
る所定値の電圧を発生する片電源と、前記片電源が発生
する電圧値とグランドレベルとの中間の電圧値を基準レ
ベルとして発生する基準電圧源と、前記基準レベルと前
記誤差信号との差に応じた電圧を前記アクチュエータに
印加するサーボ回路と、前記片電源によって駆動され、
前記誤差信号が入力されて前記サーボ回路を制御するマ
イクロプロセッサーとから成る光学的情報記録再生装置
において、前記サーボ回路はアクチュエータの基準レベ
ルをグランドレベルとし、アクチュエータに流れる電流
を前記基準電圧源には流さずにグランドに流すように構
成されたことを特徴とする光学的情報記録再生装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62215444A JP2685451B2 (ja) | 1987-08-31 | 1987-08-31 | 光学的情報記録再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62215444A JP2685451B2 (ja) | 1987-08-31 | 1987-08-31 | 光学的情報記録再生装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6459637A JPS6459637A (en) | 1989-03-07 |
| JP2685451B2 true JP2685451B2 (ja) | 1997-12-03 |
Family
ID=16672457
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62215444A Expired - Fee Related JP2685451B2 (ja) | 1987-08-31 | 1987-08-31 | 光学的情報記録再生装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2685451B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6769929B2 (ja) * | 2017-06-07 | 2020-10-14 | 株式会社日立ビルシステム | エレベーター点検システムおよびエレベーター |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5938936A (ja) * | 1982-08-28 | 1984-03-03 | Sony Corp | 情報再生装置のサ−ボコントロ−ル回路 |
-
1987
- 1987-08-31 JP JP62215444A patent/JP2685451B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6459637A (en) | 1989-03-07 |
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