JP2681175B2 - シフト機能を有する排紙装置 - Google Patents

シフト機能を有する排紙装置

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JP2681175B2
JP2681175B2 JP1040925A JP4092589A JP2681175B2 JP 2681175 B2 JP2681175 B2 JP 2681175B2 JP 1040925 A JP1040925 A JP 1040925A JP 4092589 A JP4092589 A JP 4092589A JP 2681175 B2 JP2681175 B2 JP 2681175B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、複写機に使用して好適な排紙装置、特にシ
フト機能を有する排紙装置に関する。
〔発明の背景〕
例えば、普通紙複写機などにおいては、その複写機本
体に対し排紙装置が接続される。排紙装置には周知のよ
うに排紙トレイ(メイントレイ)が設けられる他、複数
のビンを設けている。そして、この排紙トレイおよびビ
ンを昇降させることにより、夫々対応するビンにコピー
用紙を排紙するようにしている。
〔発明が解決しようとする課題〕
このように、排紙トレイの他に複数のビンを有した排
紙装置を使用する場合には、コピー部数に応じてビンの
昇降状態が制御させる結果、例えば第15図Aに示すよう
に夫々のビンにコピーされた用紙が排紙される。図はビ
ン数を4として示した例である。この場合、それぞれの
ビンに収容されるコピー用紙は同図に示すようにその先
端1aは常に揃った状態にある。
そのため、これら複数のビンからコピー用紙を抜き取
ると同図Bに示すようになり、ビンとこのビンに収容さ
れたコピー用紙との対応関係が全くとることができな
い。
そのため、このようにコピー用紙を同時に抜き取るよ
うな作業をした場合には、改めて各ビンとコピー用紙と
の対応関係を取る、即ち仕分けを行う作業を必要とす
る。その作業は非常に面倒である。
このような点を改善するには、例えばビンから同時に
抜き取った場合でも第15図Cに示すように、コピー用紙
1の先端1aが奇数ビンと偶数ビンとで異なるようにして
おけば、複数のビンからコピー用紙を同時に抜き取って
も、仕分け作業をすることなく、ビンとコピー用紙との
対応関係をとることができる。
そこで本出願人は特願昭63−173289号明細書によりシ
フト機能を有する排紙装置を提案し、それによって前述
した問題を解決すると共に、ビン数を越えるコピー部数
に対してもシフトモードを適用することによりコピー用
紙の対応関係をとって排紙することを実現した。
しかしながらビン数を越えるコピー部数のコピーを行
った場合、シフトされたコピー用紙が1枚置きに集積さ
れているためコピー用紙間の静電気や摩擦による抵抗が
大きく、従って特に多数枚のコピーの場合ビン上から仕
分けされた状態でコピー用紙を抜き取る際に不揃いとな
り易く仕分けを乱してその都度揃え直す作業を必要とし
ていた。
〔課題を解決するための手段〕
上述の問題点を解決するため、この発明においては、
複数のビンを有し、これら複数のビンにコピー用紙が排
紙されるようになされると共に、 排紙モードとして、夫々のビンに対しコピー用紙の通
常排紙位置とは異なる位置にシフトして排紙されるシフ
トモードが選択できるシフト機能を有する排紙装置にお
いて、 ビン数以上の部数をソーティングしてコピーを行う場
合にビン数を越える分については、最下位または最上位
ビンである最終ビンから逆順にシフトして排出し、次原
稿のコピーに対しては前原稿の最終コピー排出ビンから
最下位または最上位ビンに到り、最下位または最上位ビ
ンでシフトさせた後そのまま1ビンに戻る処理ルーチン
を有することを特徴とするものである。
そして、コピーの割り込みモード時は、割り込み直前
における排紙モードがチェックされ、この排紙モードと
は異なる排紙モードに自動的に設定される。
複数のビンを使用してコピー用紙が排紙される場合、
1ビンおきに排紙モードが変更される。
ビン数以上のコピー部数が設定されたときには、ビン
数以上のコピー部数に対しては、その超過部数だけ夫々
のビンに2部コピー用紙が排紙モードを変更して排紙さ
れる。
同一ページを複数枚コピーして同一ビン上に排紙する
ようにしたグループモードが選択されたときで、ビン数
以上のコピー部数が設定されたときには、最終ビンの折
り返しから排紙モードを変更して、超過部数だけ夫々の
ビンに収容される。
〔作用〕
この構成において、コピー用紙に対する排紙モードと
しては、夫々のビンに対し通常の排紙を行うモード(ノ
ンシフトモードという)と、シフトモードの2種類が選
択できる。シフトモードとは、ノンシフトモードの排紙
方向とは異なる方向にシフトしてコピー用紙が排紙され
るようにしたモードをいう。
これら2つの排紙モードは、自動的に選択される。
例えば、コピー割り込み時のモードにおいては、割り
込み直前における排紙モードの状態がチェックされる。
そして、直前のモードとは異なる排紙モードに自動的に
設定される。
これによって、割り込まれたコピー用紙と、その直前
のコピー用紙とを容易に区別することができる(第8図
および第9図参照)。
複数のビンを使用してコピーを行う場合には、奇数ビ
ンと偶数ビンとでは、その排紙モードが変更される。例
えば、奇数ビンに排紙されるときの排紙モードとしてノ
ンシフトモードが採用されている場合には、偶数ビンに
排紙するときにはシフトモードに自動的に変更される。
これによって、各ビンからのコピー用紙を同時に抜き
取っても、その先端部がビンによって相違するため、コ
ピー用紙を仕分けることなく確実に両者を区別できる
(第6図参照)。
また、コピー部数としてビンの数以上の部数が設定さ
れたときには、その超過部数だけ夫々のビンに2部コピ
ー用紙が排紙されるようになされる。
その際、排紙モードは既に排紙されたときの排紙モー
ドとは異なるモードに変更される。
その結果、少なくともビン数の2倍のコピー部数まで
コピー部数を設定することが可能になる。これと同時に
その場合の区別も簡単に行うことができる(第12図参
照)。
さらにソートモードによってビン数以上のコピー枚数
を設定した場合には、次部数目を先行した部数の最終ビ
ンから逆順にコピー用紙の排紙を開始させることによっ
て、ビンを初期位置に戻す必要をなくすると共に同一の
部数内のコピー用紙を2枚ずつ重複して排紙させること
を可能とする(第13図参照)。
その上、同一ページを複数枚コピーして同一ビン上に
排紙するようにしたグループモードを選択できるように
なされている。その場合、ビン数以上のコピー部数が設
定されたときには、最終ビンの折り返しから、この排紙
モードを変更して超過部数だけ夫々のビンに収容する
(第14図参照)。この場合においても、超過部数を確実
に区別できる。
〔実施例〕
続いて、この発明に係るシフト機能を有する排紙装置
に一例を上述した普通紙複写機に適用した場合につき、
第1図以下を参照して詳細に説明する。
説明の都合上、まず第2図以降のものについて説明す
る。
第2図は、この発明に係る排紙装置を周知の普通紙複
写機に適用した場合の一例を示す概念図であって、この
複写機10は複写機本体20と排紙装置30とで構成される。
排紙装置30は、上述したようにこの例においては、排
紙トレイ33の他に複数個のビン32を有し、またこれらビ
ン32と排紙トレイ33を昇降させるためのビン駆動部31が
設けられている。
ビン駆動部31にはビンの昇降制御手段35が設けられる
他、この昇降制御手段35を駆動するモータ36が設置され
ている。
ビン駆動部31の所定個所にはコピー用紙1を排紙する
ためのガイド板39が設けられると共に、このガイド板39
とビン32との間には、排紙ローラ41が設けられ、これの
駆動力でコピー用紙1が図のように排紙されるものであ
る。
また、ビン昇降制御手段35を駆動することによって、
排紙トレイ33およびビン32は1ビンずつ順次上昇、若し
くは下降する。従って、ビン32が最上段まで昇降すると
第3図のような状態となり、排紙ローラ41によって最終
ビン32にコピー用紙1を排紙できるようになされてい
る。
この発明においては、これら複数のビン32に排紙され
るコピー用紙1の排紙方向が2種類の排紙方向となされ
るように制御される。即ち、この排紙装置30における排
紙モードとしては、ノンシフトモードとシフトモードの
2種類が選択できる。ノンシフトモードとは、通常の排
紙方向に排紙されるモードであって、その排紙結果は例
えば第6図の奇数ビンに排紙されたときの状態と一致す
る。
これに対し、シフトモードとはノンシフトモードにお
ける排紙方向とは異なる方向にシフトして、コピー用紙
が排紙されるようにしたモードをいう。従って、例えば
第6図Aの複数ビンにおいて収容されたような排紙状態
となる。
このように、排紙モードとして2種類のモードを選択
できるようにするためには、この例では排紙ローラ41に
対して第4図に示すような排紙ローラ軸偏倚手段40が設
けられる。
この例では、3個の排紙ローラ(41a〜41c)によって
排紙手段が構成された場合を例示する。
排紙ローラ41はローラ取り付け手段42内に収容され
る。ローラ取り付け手段42は図のように、中央部が凹部
となされ、その左右端部には軸受け部43(43a〜43c)が
形成されており、ここに排紙ローラ41の軸が嵌着され
る。
ローラ取り付け手段42の右側中央下面には、軸44(44
a〜44c)が一体的に設けられ、図示しないが、排紙ロー
ラを取り付けるための基板に回転自在に枢着されてい
る。
ローラ取り付け手段42の一側面には、レバー45(45a
〜45c)が設けられている。一方、これらレバー45a〜45
cの下側には操作レバー50が配置されると共に、操作レ
バー50には夫々突起51a〜51cが一体的に形成されてい
る。そして図のような位置にあるとき、レバー45と突起
51aとが衡合した状態にあるものとする。
操作レバー50はソレノイドなどの移動制御手段55によ
って、矢印方向に規制される。
さて、このように排紙ローラ軸偏倚手段40を構成した
場合において、第4図に示すような状態で排紙ローラ41
が駆動された場合には、これによって排紙されるコピー
用紙1の排紙方向は矢印aの状態となる。
これに対して、ソレノイド55を付勢して操作レバー50
を矢印方向cに移動させれば、排紙ローラ41は第5図に
示すように所定の角度θだけ傾くことになる。その結
果、これら駆動ローラ41によって排紙されるコピー用紙
1の排紙方向bも、θだけ傾いた状態となる。
これによって、ビン32に排紙されるコピー用紙が第4
図の場合とは異なった状態となる。
本例では、第4図に示すような排紙方向に排紙される
排紙モードをノンシフトモードといい、第5図に示すよ
うな排紙方向に排紙される排紙モードをシフトモードと
呼称する。
このように排紙ローラ41の方向を変更することによっ
て、ビン32に収容されるコピー用紙1の先端1aをシフト
することが可能になる。先端1aをどの程度までシフトす
るかは、第5図に示す変位角度θと紙送り量によって決
まる。
このような偏倚手段40を設けることによって、様々な
排紙態様を実現することができる。
排紙装置30の排紙モードの選択などを行う一連の制御
手段は、第1図に示すように構成することができる。
同図に示す排紙制御手段60において、61は全体の制御
を司るCPU、62には制御プログラムが格納されたROMを示
す。
CPU61には、複写機本体20に設けられた操作パネルか
らのキー入力に応じた制御がなされる。第1図において
は、その代表的なキーを示す。63はソートキー、64はグ
ループキー、65はノンソートキー、66はシフトキーであ
る。
ここに、ソートキー63とはソートモードを実現するた
めのキーをいい、ソートモードとは複数のビンを使用し
てコピーする場合、1枚のコピーページ毎に各ビン32に
コピー用紙を排紙し、一部のコピー用紙が夫々のビンに
収容できるようにしたモードをいう。
これに対して、グループキー64とはグループモードの
コピーを実現するためのキーである。グループモードと
は同一ページを複数枚コピーして、同一ビン上に排紙す
るようにしたモードをいう。
これら複数のキー63〜66のキー入力は、夫々インター
フェース67〜70を経て、CPU61に取り込まれ、操作キー
に応じた制御が実行される。
また、キー入力に応じてCPU61からの指令に基づき、
インターフェース71を介して、排紙ローラ軸偏倚手段40
が駆動されて、対応する排紙モードが実現される。同様
に、CPU61からの指令信号がインターフェース72を経て
ビン昇降制御手段35に供給され、これが所望のごとく駆
動されて対応するビン32にコピー用紙1排紙されるよう
になされている。
続いて、シフトキーを有する排紙装置30の使用態様の
一例を第7図以下を参照して詳細に説明する。
この例では説明の便宜上、第1〜第4までのシフト処
理の例を示す。
第1のシフト処理としては、割り込み処理の例であ
る。
即ち、複数部をコピーしている途中において割り込み
があったときには、割り込み直前における排紙モードが
チェックされ、この排紙モードとは異なる排紙モードに
自動的に設定される。
これによって、割り込み直前にコピーされた用紙と、
割り込み後のコピー用紙とを容易に識別することができ
る。
第7図は、この割り込み用の第1のシフト処理ルーチ
ン80の一例を示すフローチャートであって、割り込みモ
ードがあったときにおいて、直前の排紙モードがシフト
モードか否かがチェックされる(ステップ81,86)。割
り込まれる直前の排紙モードがシフトモードであったと
きには、そのシフトモードが解除された後、ソータモー
ドがセットされてコピー処理が実行される(ステップ82
〜84)。
これに対して、直前の排紙モードがシフトモードでな
いときにはシフトモードがセットされた後、ソータモー
ドがセットされてコピー処理が開始されることになる
(ステップ87,83,84)。
これによって、例えば第8図および第9図のようなコ
ピー状態を実現できる。第8図は割り込み直前の排紙モ
ードがノンシフトモードであったときの例であり、同図
Aは最初のビン(若しくは排紙トレイ33でもよい)にコ
ピー用紙1が排紙されている状態において、割り込みモ
ードがあった場合を示す。
この場合には、排紙モードとしてシフトモードが自動
的に選択されるため、シフトモードによって排紙された
コピー用紙には、同じビン上にその先端を異ならせた状
態で排紙されることになる。
同図Bは第1〜第3までのビンにコピー用紙1が排紙
された状態において、割り込みモードが行われて2部コ
ピーするようなときの例である。
この場合においても、1ビンと2ビンに夫々排紙され
る割り込み後のコピー用紙2は、直前のコピー用紙1と
その先端部が所定長だけシフトされた状態で排紙され
る。
第9図は割り込み直前の排紙モードとしてシフトモー
ドが選択されていた場合の例である。
この場合においては、排紙モードがリセットされてノ
ンシフトモードに遷移する。従って、割り込みモード直
前のコピー用紙と割り込み後のコピー用紙2との関係
は、第9図A若しくはBに示すようになる。
第2のシフト処理の例は、1ビンおきにノンシフトモ
ードとシフトモードを選択して、各ビン毎に排紙される
コピー用紙の先端位置をシフトするようにした例であ
る。
第10図はこの第2のシフト処理ルーチン90の一例を示
すものであって、グループモードかソートモードかがチ
ェックされた後、現在排紙されているビンが奇数ビンで
あるかどうかがチェックされる(ステップ91〜93)。
奇数ビンであるときにはノンシフトモード即ち通常の
排紙モードが選択され、その状態でコピー完了の有無が
チェックされる(ステップ95)。そしてコピー完了前で
あって、なお且つ偶数ビンに到達した場合には、シフト
排紙処理が実行され(ステップ94)コピー用紙がシフト
状態で排紙される。
こうすることによって、第6図Aに示すように、奇数
ビンに対してはノンシフトモードによってコピー用紙1
が排紙されるのに対し、偶数ビンに対してはシフトモー
ドでコピー用紙1が排紙されることになる。
この例とは逆に、奇数ビンに対してはシフトモードを
実行し、偶数ビンに対してはノンシフトモードを実行す
るようにも構成することができるが、通常、通常奇数ビ
ンからコピー用紙の排紙が実行されるため、通常は第6
図Aのような排紙状態となろう。
第3のシフト処理はシフトモードを応用して、ビン数
を実際の2倍に拡張できるようにした例である。
第11図はこのような第3のシフト処理ルーチン100の
一例を示すフローチャートであって、まずソートモード
かグループモードかがチェックされる(ステップ101,11
1)。
ソートモードであるときには、ビン数以上の設定枚数
か否かがチェックされ(ステップ102)、設定枚数がビ
ン数以下であるときには1つのビン32にコピー用紙が1
枚入った否かがチェックされ(ステップ103)、1枚コ
ピー用紙が収容された場合にはその都度ビン32が1ビン
だけ上昇して同様な処理が繰り返される(ステップ104,
105および101)。
これに対して、ビン数を越えたときには、これがステ
ップ102において判別されるから、このときには1つの
ビンに2枚コピー用紙が入ったか否かがチェックされ、
入っていないときにはそのビンに1枚コピー用紙が入っ
ているかが再度チェックされ、入っているときには排紙
モードがシフトモードに変更される(ステップ107,108,
109)。
この処理によって、ビン数の2倍だけコピー用紙をそ
のビンに排紙することが可能になる。
また、グループモードであることが判別されると、同
様に原稿枚数がビン数以上であるかどうかがチェックさ
れ、原稿枚数がビン数以下であるときには、1つのビン
32に1部コピー用紙が入ったかどうかがチェックされる
(ステップ112,113)。
1部コピーされたときには、ビン32が1ビンだけ上昇
し、これがコピー完了するまで実行されると共に、ビン
数以上の原稿枚数に至ったときには、同様に1つのビン
32に2部のコピー用紙が入ったかどうかがチェックされ
る(ステップ112,117)。
そして、1ビンに1部入っているときにはシフト処理
した状態でコピー用紙がそのビン32に排紙される(ステ
ップ118,119)。
従って、このグループモードにおいても、同一ビンに
2部のコピー用紙が収容される場合、夫々の先端部がシ
フトされた状態で収容されることになる。
従って、ソートモード時においては第12図Aのような
状態でコピー用紙が排紙され、グループモード時におい
ては同図Bに示す状態でコピー用紙が排紙されることに
なる。
第4のシフト処理も第3のシフト処理と同様に、ビン
数を2倍のビン数分にその収容容量を拡張できるように
した場合であるが、本例では超過部数の収容順序が第3
のシフト処理とは相違する。
第4のシフト処理では、ビン数以上のコピー部数が設
定されたときには、最終ビンの折り返しから排紙モード
を変更してその超過部数だけ夫々のビンに収容できるよ
うにしたものである。
そのため、この第4のシフト処理ルーチン120は第13
図のようになる。
まずソートモードであるかグループモードであるか
と、設定部数がビン数(この例ではビン数を20として示
している)以上であるか否かがチェックされる(ステッ
プ131,132)。
ソートモードであってかつ設定部数がビン数以下であ
る場合には、ビンに排紙されたコピー用紙が奇数部目の
ものであるか否かがチェックされ(ステップ133,13
4)、奇数部目であれば1ビンだけ上昇させ、偶数部目
であれば、1ビンだけ下降させる(ステップ135,13
6)。
一方ソートモードであってかつ設定部数がビン数以上
である場合には、排紙されたコピー用紙の枚数目がチェ
ックされ21枚目である時にビンがシフト処理される(ス
テップ137,138)。
次いでビンに排紙されたコピー用紙が奇数部目のもの
であるか否かがチェックされ(ステップ139,140)、奇
数部目であれば1ビンだけ下降させ、偶数部目であれば
1ビンだけ上昇させる(ステップ141,142)。
また前記のステップ137におけるコピー用紙の枚数目
のチェックにより、20枚目迄の排紙の段階では、前述し
た設定部数が20以下における場合と同様の処理ルーチン
により排紙される。
かくして所定の設定枚数を完了する迄コピー用紙の排
紙を続けて1つの設定部数のコピーを終了したのち、次
の設定部数のコピーに移り所定の設定部数を完了して排
紙を終了する(ステップ143,144,145,146)。
なお、前記のステップ131においてグループモードが
チェックされて1部のコピーが完了したあと(ステップ
121,122)、設定部数がビン数以下である場合には1ビ
ンだけ上昇され(ステップ123,124)、一方設定部数が
ビン数以上である場合には排紙された部数がチェックさ
れて21枚目である時にビンがシフト処理された上で1ビ
ンだけ下降される(ステップ127,128)。
このような処理ルーチンによった場合、第16図に示す
如くソートモードの場合にビン数を越える部数に関して
はコピー用紙がシフトされた位置で2枚ずつ重複して排
紙されることとなり、その結果各部数をビンより引き出
す際、紙面間の摩擦抵抗が半減するのでそれぞれの部数
ごとにコピー用紙を整然と揃えた上で容易に分離するこ
とが出来ることとなる。
なお、シフトモードの使用態様として上述では、第1
〜第4までの例を述べたが、この他の使用態様も考えら
れる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明においては、排紙モー
ドとしてノンシフトモードとシフトモードの2種類を自
在に選択できるようにしたものである。
これによれば、多数ビンに排紙されたコピー用紙を同
時に引き出しても、コピー用紙を容易に区別することが
できるから、従来のように改めてコピー用紙を仕分けし
てビンとコピー用紙との関係を識別するような作業を全
廃できる特徴を有する。
勿論、この発明によればビン数の2倍までコピー部数
を設定することが可能になるため、少ないビン数で多数
枚のコピーを実現できる特徴を有する。
さらにソートモードによってビン数以上のコピーを行
った場合においても同一の部数のコピー用紙が2枚ずつ
重ねて排紙されるため摩擦や静電気による影響が少なく
なりコピー終了後の各部数の仕分けが頗る容易となり、
特に多数部のコピーに当たって取扱い作業上極めて効果
を有するものである。
従って、この発明に係る排紙装置は、上述したように
普通紙複写機などに適用して極めて好適である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係る排紙装置の制御手段の一例を示
す系統図、第2図は排紙装置の概要を示す図、第3図も
同様な図であって、ビンの移動状態を示す図、第4図お
よび第5図は排紙ローラ軸偏倚手段の一例を示す図、第
6図はコピー用紙の排紙状態の説明に供する図、第7図
は第1のシフト処理ルーチンの一例を示すフローチャー
ト、第8図および第9図はその説明に供するコピー用紙
の排紙状態を示す図、第10図は第2のシフト処理ルーチ
ンの一例を示すフローチャート、第11図は第3のシフト
処理ルーチンの一例を示すフローチャート、第12図はそ
の説明に供する排紙状態の図、第13図は第4のシフト処
理ルーチンの一例を示すフローチャート、第14図および
第16図はその説明に供する排紙状態の図、第15図は従来
の説明に供するコピー用紙の排紙状態を示す図である。 10……複写機、20……複写機本体 30……排紙装置、31……ビン駆動部 32……ビン、33……排紙トレイ 35……昇降制御手段、36……駆動モータ 39……ガイド板 40……排紙ローラ軸偏倚手段 41(41a〜41c)……排紙ローラ 42(42a〜42c)……ローラ取り付け手段 44(44a〜44c)……回転軸、45……レバー 50……操作レバー、55……ソレノイド
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−180870(JP,A) 特開 昭60−118574(JP,A) 特開 昭60−31468(JP,A) 特開 昭59−194969(JP,A) 特開 昭55−165852(JP,A) 特開 平1−98563(JP,A) 実開 昭60−26460(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のビンを有し、これら複数のビンにコ
    ピー用紙が排紙されるようになされると共に、 排紙モードとして、上記夫々のビンに対し上記コピー用
    紙の通常排紙位置とは異なる位置にシフトして排紙され
    るシフトモードが選択できるシフト機能を有する排紙装
    置において、 ビン数以上の部数をソーティングしてコピーを行う場合
    にビン数を越える分については、最下位または最上位ビ
    ンである最終ビンから逆順にシフトして排出し、次原稿
    のコピーに対しては前原稿の最終コピー排出ビンから最
    下位または最上位ビンに到り、最下位または最上位ビン
    でシフトさせた後そのまま1ビンに戻る処理ルーチンを
    有することを特徴とする排紙装置。
JP1040925A 1988-07-12 1989-02-20 シフト機能を有する排紙装置 Expired - Lifetime JP2681175B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1040925A JP2681175B2 (ja) 1989-02-20 1989-02-20 シフト機能を有する排紙装置
US07/704,857 US5096184A (en) 1988-07-12 1991-05-21 Paper discharge apparatus for recording system

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1040925A JP2681175B2 (ja) 1989-02-20 1989-02-20 シフト機能を有する排紙装置

Publications (2)

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JPH02221062A JPH02221062A (ja) 1990-09-04
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