JP2680966B2 - ロック装置 - Google Patents

ロック装置

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JP2680966B2
JP2680966B2 JP4071690A JP7169092A JP2680966B2 JP 2680966 B2 JP2680966 B2 JP 2680966B2 JP 4071690 A JP4071690 A JP 4071690A JP 7169092 A JP7169092 A JP 7169092A JP 2680966 B2 JP2680966 B2 JP 2680966B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数段の引出体を有し
たワゴンやその他の家具類に好適に採用可能なロック装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、書類その他を収納しておくための
ワゴンや、衣類等を収納しておくための家具等では、ワ
ゴン本体や家具本体等の支持体に支持された引出体が自
走してしまうのを防ぐためのラッチ装置や、引出体を支
持体にロックしておくためのロック装置を別々に設けて
いるのが一般的であった。ところが、このようなもので
部品点数が多く製作や組立工数を削減するのが難しい。
【0003】そのため、近時、ラッチ機能を内蔵したロ
ック装置が開発されている。このロック装置は、例え
ば、複数の引出しを具備してなるワゴン本体の背板内面
側に各引出しに対応するラッチ爪を枢設しておき、各ラ
ッチ爪を最後退位置に引き込まれた引出しの係合要素に
弾性係合させてその引出しを引き出し操作力よりも弱い
力で仮保持し得るようにしてある。そして、前記各ラッ
チ爪の背面側に受圧面を形成するとともに、この受圧面
に対向する部位にロックアームを回動可能に枢設してお
き、これらのロックアームを連動操作機構によってラッ
チ爪の弾性退避動作を阻害しない待機位置からラッチ爪
の受圧面に略直交姿勢で当接してラッチ爪の回動を禁止
するロック位置までの間で一斉に往復回動動作させるよ
うにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記連動操
作機構は、施錠操作に応じて複数の回動アームを待機位
置とロック位置との間で連動させて一斉に回動動作させ
るものであり、構造の簡略化に一定の限界がある。すな
わち、この連動操作機構は、各回動アームとともに回転
する軸にリンクプレートをそれぞれ固着するとともに、
各リンクプレートの回動端をピンを介して共通の昇降板
に連結し、この昇降板を施錠操作に応じて正逆回転する
キーロッドのクランク部に接続して、各回動アームを一
斉に待機位置とロック位置との間で連動させるようにし
たものであり、比較的部品点数が多くならざるを得な
い。したがって、ラッチ装置とロック装置を各別に設け
る場合に比べると部品点数を削減することはできるが、
さらに、構造の簡略化を図りたいという要望には十分に
応えることができないのが現状である。
【0005】本発明は、このような課題を解消すること
を目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような目
的を達成するために、次のような手段を講じたものであ
る。すなわち、本発明に係るロック装置は、ワゴン本体
等の支持体と、この支持体に前方へ引き出し可能に支持
された複数段の引出体と、これら各引出体の後端部に設
けた係合要素と、前記支持体の前記各引出体に対応する
部位に枢着され前記引出体が最後退位置に接近した段階
で一時的に一定方向へ弾性退避して前記係合要素を保持
するラッチ爪とを具備してなり、各ラッチ爪の保持力に
よって、対応する各引出体を引き出し操作力よりも弱い
力で仮保持し得るようにしたものに適用されるロック装
置であって、退避方向に向けて各ラッチ爪に設けた受圧
面と、これら各ラッチ爪の受圧面に対面する固定面と、
この固定面に添設されこれらラッチ爪配列方向に往復動
作可能なスライド板と、このスライド板の各ラッチ爪に
対応する部位に突設した突起と、施錠操作に対応させて
スライド板を各突起が各ラッチ爪の受圧面と固定面との
間に介在してそれら受圧面及び固定面にそれぞれ面接触
し得るロック位置から受圧面と固定面との間から外れる
待機位置までの間で往復動作させるスライド機構とを具
備してなることを特徴とする。
【0007】好適な実施の態様としては、各ラッチ爪を
平断面コ字形をなすフレームの側板間に軸着し、このフ
レームの背面板の内面を固定面としたものを挙げること
ができる。
【0008】組立作業を容易にするには、ラッチ爪の支
軸に捩じりコイル形のスプリングを巻装し、そのスプリ
ングの一端部をラッチ爪に保持させるとともに、他端部
をフレームに係止させてそのラッチ爪を一定方向に弾性
付勢するようにしたものであって、前記スプリングの他
端部を一時的に保持させるための掛止部をラッチ爪に設
けておくのがよい。
【0009】
【作用】このような構成によれば、施錠操作に伴わせて
スライド板を各突起が各ラッチ爪の受圧面と固定面との
間に介在してそれら受圧面及び固定面にそれぞれ面接触
し得るロック位置から受圧面と固定面との間から外れる
待機位置までの間でスライドさせることができる。ま
ず、スライド板を待機位置に停止させた上で、引出体を
最後退位置付近まで移動させていくと、支持体側に枢支
されたラッチ爪が保持位置から一時的に退避する。そし
て、引出体が最後退位置に達した段階で、ラッチ爪が保
持位置に弾性復帰して引出体の係合要素に係合し、該引
出体を仮保持する。しかして、ラッチ爪の保持力は、引
き出し操作力よりも弱いため、引き出しを引き出す際に
その仮保持状態は容易に解除される。
【0010】引出体を最後退位置に押し込んだ上で、ス
ライド板をロック位置にスライドさせると、このスライ
ド板の各突起が各ラッチ爪の受圧面と支持体側の固定面
との間に介入することになり、ラッチ爪の退避動作が禁
止される。そのため、この状態で引出体に引き出し操作
力が加えられても、ラッチ爪は退避することができない
ので、引出体がラッチ爪によって最後退位置で係止され
た状態となる。この場合、突起は受圧面及び固定面に面
接触しているので、ラッチ爪からの反力を無理なく受け
止めることが可能になり、強度的にも優れた状態を保持
することが可能になる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1〜8を参照し
て説明する。
【0012】図1に示すワゴン1は、支持体たるワゴン
本体2に引出体たる複数段の引出し3を装着したもの
で、そのワゴン本体2と前記引出し3との間に本発明に
係るロック装置4を設けている。
【0013】ワゴン本体2は、底板21、左右の側板2
2、背面板23及び天板24を備えてなるボックス形の
もので、その側板22間に図示しないレ−ル機構を介し
て各引出し3を前方へ引出し可能に支持している。そし
て、このワゴン1は、前記底板21の下面に装着したキ
ャスタ25によって、床面上を自由に移動させ得るよう
にしてある。
【0014】引出し3は、底板31、左右の側板32、
背面板33及び鏡板34からなる通常の基本構成を備え
たもので、その後端部3aには、ブラケット35を介し
てロッド36を固設してある。ブラケット35は、背面
板33の左右両側に複数のビス37を用いて固着してあ
り、背面板33から後方へ突出させてある。ロッド36
は、両端にねじ部を設けたもので、左右のブラケット3
5間に架設してあるとともに、その両端をナット38に
よりそれぞれのブラケット35に固定してある。そし
て、このロッド36の一端側には、係合要素たるカム受
ロ−ラ39を装着してある。
【0015】ロック装置4は、ワゴン本体2の各カム受
ロ−ラ39に対応する部位に枢着したラッチ爪41と、
退避方向に向けて各ラッチ爪41に設けた受圧面42
と、これら各ラッチ爪41の受圧面42に対面する固定
面43と、この固定面43に添設されこれらラッチ爪配
列方向に往復動作可能なスライド板44と、このスライ
ド板44の各ラッチ爪41に対応する部位に突設した突
起45と、施錠操作に対応させてスライド板44を各突
起45が各ラッチ爪41の受圧面42と固定面43との
間に介在してそれら受圧面42及び固定面43にそれぞ
れ面接触し得るロック位置aから受圧面42と固定面4
3との間から外れる待機位置bまでの間で往復動作させ
るスライド機構46とを具備してなる。
【0016】ラッチ爪41は、基端部41bを支軸41
aを介してフレ−ム47の両側板47aに枢着したもの
で、先端部41cが一定範囲内で上下方向に回動し得る
ようにしてある。そして、このラッチ爪41の下面に
は、カム面41dが形成してあり、このラッチ爪41を
支軸41aに巻装した捩じりコイル形のスプリング48
によって係合方向(矢印X方向)に回動付勢しておくこ
とにより、このカム面41dを前記カム受ロ−ラ39に
慴接させるようにしている。カム面41dは、中央付近
に凹陥部41eを有しており、引出し3が最後退位置に
まで達した際に、カム受ロ−ラ39がその凹陥部41e
に落ち込んで係止されるようになっている。すなわち、
このラッチ爪41の先端部41cを下方へ回動させよう
とする弾性付勢力は、引出し3がその重み等によって自
走するのを阻止し得る程度の値に設定してある。各ラッ
チ爪41の受圧面41aは、固定面43に略平行に対面
させて形成してあり、各ラッチ爪41の退避方向(矢印
Y方向)に略直交する平坦な面をなしている。
【0017】フレ−ム47は、ワゴン本体2の背面板2
3の内面に沿って立設した平面視コ字形のもので、この
フレーム47の背面板47bの内面を前記固定面43と
なしている。しかして、前記各ラッチ爪41の基端部4
1bには、この固定面43に当接する係止脚41fが一
体に突設してあり、この係止脚41fがスライド板44
に穿設された長角孔44bを貫通して固定面43に当接
して係止されることにより、ラッチ爪41の係合方向X
への無制限な回動を規制している。このラッチ爪41の
係止脚41fは、スライド板44の板厚より若干大なる
高さ寸法を有し、スライド板44が上下摺動する際に、
基端部41bがスライド板44と摩擦するのを防止して
いる。なお、前記スプリング48は、ラッチ爪41の支
軸41aに巻装してあり、そのスプリング48の一端部
48aをラッチ爪41の側面に穿設した取付孔41gに
挿入して保持させるとともに、他端部48bをこのフレ
ーム47に係止させている。ラッチ爪41の側面には、
鍵形の掛止部41hが一体に突設してあり、この掛止部
41hに前記スプリング48の他端部48bを掛止させ
ることもできるようになっている。
【0018】スライド板44は、帯板状のもので、フレ
ーム47の側板47a間の距離より若干小なる幅寸法を
有し、フレーム47の固定面43に上下摺動可能に添接
させてある。スライド板44の各ラッチ爪41に対応す
る部位には、前方に偏位する膨出部44aがそれぞれ形
成してあり、これら各膨出部44aに前記突起45をそ
れぞれ取着している。突起45は、例えば、合成樹脂製
のもので、ラッチ爪41の受圧面42を係止する平面部
45aと、この平面部45aの下端に連続する傾斜案内
面45bとを有しているとともに、側板47a間の距離
とほぼ同等の幅寸法で、膨出部44a裏面と固定面43
との間に挾持される偏平部45cを有し、スライド板4
4が固定面43に直接接触しないように構成されてい
る。
【0019】スライド機構46は、前記スライド板44
の上端に側方に延出する突片46aを設け、この突片4
6aに穿設した孔46bにキーロッド49のクランク部
49aを挿入してなる。キ−ロッド49は、前記天板2
4の下面に沿って前後に設けたもので、その後端にクラ
ンク部49aを有しており、そのクランク部49aを前
記突片46aの孔46bに回動可能に嵌合させてある。
キーロッド49の前端は錠5に接続してある。錠5は、
その鍵穴51を天板24の前面に表出させて設けてあ
り、キ−6を鍵孔51に挿入して施錠操作を行うことに
よって、前記キーロッド49を正逆回転させ得るように
した公知の構成をなしている。
【0020】このような構成のロック装置4によると、
錠5を施錠解除状態にセットした場合には、キーロッド
49のクランク部49aが上動し、スライド板44が待
機位置bにまで引き上げられる。その結果、このスライ
ド板44に取着された各突起45が各ラッチ爪41の受
圧面42とフレーム47の固定面43とが対面している
位置から外れることになり(図6)、ラッチ爪41は、
外力を受けることによって上方に退避動作し得る状態と
なる。しかして、この状態で、引出し3を最後退位置付
近まで移動させると、まず、ラッチ爪41のカム面41
dに引出し3のカム受ロ−ラ39が当接する(図5)。
そして、その状態からさらに引出し3を後退させると、
カム面41dの案内作用によりラッチ爪41がスプリン
グ48の弾性力に抗して一時的に上方へ退避させられ、
引出し3が最後退位置まで移動した段階で、カム面41
dの凹陥部41eにカム受ロ−ラ39が係合する。この
状態では、引出し3はラッチ爪41により保持されて移
動が阻止される。
【0021】この状態から、鍵穴51にキ−6を挿入し
て正常操作を行うと、キ−ロッド49が回転してスライ
ド板44がロック位置aまで降下する。その結果、図2
及び図4に示すように、このスライド板44の各突起4
5が各ラッチ爪41の受圧面42とフレーム47の固定
面43との間に介入することになり、各ラッチ爪41が
退避動作し得なくなる。そのため、各引出し3はロック
された状態となる。施錠を解除する操作を行うと、以上
の動作と逆の作動により各突起45が上昇し、元の開錠
状態となる。
【0022】このように本装置によれば、ラッチ機能と
ロック機能を共に発揮させることができるが、このもの
はスライド板44とロックの係脱を行う各突起45との
間に何等の機構や部品も介在させる必要がないため、ス
ライド板44の動きをピンやリンクアームを介して回動
アームの回動動作に変換してラッチ爪41の動作を拘束
するようにした従来装置に比べて、部品点数を大幅に削
減することがで、製作や組立に要する工数を無理なく確
実に削減することが可能となる。
【0023】なお、スライド板44を作動させるための
構成は、図示実施例に限定されるものではなく、例え
ば、てこを用いたものはラック・ピニオンを用いたもの
等、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能で
ある。
【0024】また、本発明は、ワゴン1に限らず、複数
段の引出体を有したその他の家具類にも好適に適用可能
である。
【0025】さらに、ラッチ爪41を付勢するためのス
プリング48の取付構造も前述したものに限定されるも
のではないが、前記実施例のような構成によれば、組立
作業の簡略化を図ることができる。すなわち、通常、一
端部48aをラッチ爪41に保持させた捩じりコイル形
のスプリング48をそのラッチ爪41の支軸41aに巻
装し、その支軸41aをフレーム47の側壁47a間に
装着する作業は、スプリング48の付勢力により一定方
向に回動しようとするラッチ爪41を押さえつつ支軸4
1aを側壁47aの軸保持孔に嵌挿させる必要がある。
しかるに、前記実施例のものは、スプリング48の他端
部48bをラッチ爪41の掛止部41hに仮保持させる
ことによって、ラッチ爪41にスプリング48の付勢力
が全く作用しない状態で支軸41aの装着作業をするこ
とができる。しかして、この状態でラッチ爪41の支軸
41aをフレーム47の側壁47a間に装着し、しかる
後にスプリング48の他端部48bをラッチ爪41の掛
止部41hから外してフレーム47に当接させれば、そ
の時点からラッチ爪41がこのスプリング48により弾
性付勢されることになる。そのため、スプリング48の
弾性付勢力の影響を受けることなしにラッチ爪41をフ
レーム47に組み付けることができる。
【0026】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、引
出体を引き出し操作力よりも弱い力で仮保持するラッチ
機能と、複数段の引出体を施錠操作により同時にロック
することができるロック機能とを兼備する機能性に優れ
たロック装置を提供でき、ラッチ装置とロック装置とを
各別に設ける場合に比べて組付作業性を高めることがで
きる。
【0027】しかも、ラッチ爪の受圧面を固定面に対面
させ、その受圧面と固定面との間に配設した突起を共通
のスライド板により往復動作させてラッチ爪のロックを
行うようにしているので、回動アームによりラッチ爪を
拘束するようにした従来のものに比べても部品点数を削
減することができ、部品の製造や組立に要する工数を無
理なく大幅に削減することができるという効果がある。
また、突起は受圧面及び固定面に面接触しているので、
ラッチ爪からの反力を無理なく受け止めることができ、
強度的にも優れた状態を保持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の全体を示す一部省略斜視
図。
【図2】同実施例の要部を示す斜視図。
【図3】同実施例の要部を示す平面図。
【図4】同実施例の図3におけるIV−IV矢示図。
【図5】同実施例のラッチ爪がラッチする直前の状態を
示す作用説明図。
【図6】同実施例の引き出しが前方へ引き出される状態
を示す作用説明図。
【図7】同実施例の要部を示す正面図。
【図8】同実施例の組立時のスプリングの状態を示す要
部の斜視図。
【符号の説明】
2…支持体(ワゴン本体) 3…引出体(引出し) 4…ロック装置 5…錠 39…係合要素(カム受ロ−ラ) 41…ラッチ爪 41a…支軸 41h…掛止部 42…受圧面 43…固定面 44…スライド板 45…突起 46…スライド機構 47…フレーム 48…スプリング 48a…一端部 48b…他端部 a…ロック位置 b…待機位置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉田 武 奈良県大和郡山市城町1800−12 (72)発明者 池田靖彦 神奈川県横浜市戸塚区舞岡町184番地1 株式会社ニフコ内 (56)参考文献 特開 平2−243888(JP,A)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ワゴン本体等の支持体と、この支持体に前
    方へ引き出し可能に支持された複数段の引出体と、これ
    ら各引出体の後端部に設けた係合要素と、前記支持体の
    前記各引出体に対応する部位に枢着され前記引出体が最
    後退位置に接近した段階で一時的に一定方向へ弾性退避
    して前記係合要素を保持するラッチ爪とを具備してな
    り、各ラッチ爪の保持力によって、対応する各引出体を
    引き出し操作力よりも弱い力で仮保持し得るようにした
    ものに適用されるロック装置であって、退避方向に向け
    て各ラッチ爪に設けた受圧面と、これら各ラッチ爪の受
    圧面に対面する固定面と、この固定面に添設されこれら
    ラッチ爪配列方向に往復動作可能なスライド板と、この
    スライド板の各ラッチ爪に対応する部位に突設した突起
    と、施錠操作に対応させてスライド板を各突起が各ラッ
    チ爪の受圧面と固定面との間に介在してそれら受圧面及
    び固定面にそれぞれ面接触し得るロック位置から受圧面
    と固定面との間から外れる待機位置までの間で往復動作
    させるスライド機構とを具備してなることを特徴とする
    ロック装置。
  2. 【請求項2】各ラッチ爪を平断面コ字形をなすフレーム
    の側板間に軸着し、このフレームの背面板の内面を固定
    面としていることを特徴とする請求項1記載のロック装
    置。
  3. 【請求項3】ラッチ爪の支軸に捩じりコイル形のスプリ
    ングを巻装し、そのスプリングの一端部をラッチ爪に保
    持させるとともに、他端部をフレームに係止させてその
    ラッチ爪を一定方向に弾性付勢するようにしたものであ
    って、前記スプリングの他端部を一時的に保持させるた
    めの掛止部をラッチ爪に設けていることを特徴とする請
    求項2記載のロック装置。
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