JP2678391B2 - 天板におけるウレタンエッジ形成方法 - Google Patents

天板におけるウレタンエッジ形成方法

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  • Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、机等の天板の外周面に、注入成形によりウ
レタンエッジを形成する方法に関する。
〔従来の技術〕
第3図及び第4図は、机等の天板の外周面にウレタン
エッジを形成する従来の方法を示す。
両図において、(A)は、水平方向又は垂直方向に適
宜分割しうる方形枠状の型で、その内側面には、水平方
向の凹入溝(B)が、形成されている。
型(A)の上面適所から、前記凹入溝(B)の奥部の
上面に至る注入孔(C)が穿設されている。
(D)は、上下を逆とした天板で、その周辺部は、前
記凹入溝(B)内へ適正に嵌合され、かつ、その外周面
と凹入溝(B)の奥部との間には、所要の幅の間隙
(E)が形成されている(第3図)。
この状態で、上記注入孔(C)から、液状ウレタン樹
脂を注入して、これを硬化させる。
ウレタン樹脂が硬化すると、第4図に示すように、前
記間隙(E)内にはウレタンエッジ(F)が形成され、
かつその上面における注入孔(C)と対応する箇所に
は、ウレタンエッジ(F)と連通するウレタンブランチ
(G)が形成される。
このようにして天板(D)の外周面にウレタンエッジ
(F)が固着形成された後、これを型(A)から外す。
製品の離型時、ウレタンブランチ(G)はやや屈曲し
て、ウレタンエッジ(F)に付いたまま、型(A)から
外れるので、露出したウレタンブランチ(G)のウレタ
ンエッジ(F)との連設部を切断する。
ウレタンエッジ(F)が硬質のものである場合には、
離型時、ウレタンブランチ(G)の根元が折断してしま
うことがある。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述した従来の方法によると、切断されたウレタンブ
ランチ(G)の付根部の切断跡が見苦しいため、改めて
仕上げ加工を施こす必要がある。
特に、ウレタンエッジ(F)が硬質であって、ウレタ
ンブランチ(G)の根元が折断してしまった場合には、
その折断跡の凹凸は大きく、またその跡に欠けが生じる
ことがあるため、より入念な仕上げ加工が必要となる。
〔課題を解決するための手段〕
本発明によると、上述の課題を解決するため、下面の
周辺部要所から、外周面の適所に至る注入孔を穿設して
なる天板の周辺部を、型の内側面に設けた水平方向の凹
入溝へ、天板の外周面と凹入溝の奥部との間に、形成し
ようとするウレタンエッジの幅と対応する幅の間隙が形
成されるようにして嵌合し、しかる後、注入孔の露出部
より液状ウレタン樹脂を注入し、その硬化を待って離型
する。
〔作用〕
離型後、ウレタンブランチは、注入孔の開口部からほ
とんど突出することはないので、その仕上げは、全く、
もしくはほとんど不要である。
〔実 施 例〕
第1図において、(1)は、水平方向又は垂直方向に
適宜分割しうる方形枠状の型で、その内側面には、水平
方向の凹入溝(2)が形成されている。
(3)は、上下を逆とした天板で、その周辺部は、前
記凹入溝(2)内へ適正に嵌合され、かつその外周面と
凹入溝(2)の奥部との間には、形成しようとするウレ
タンエッジの幅と対応する幅の間隙(4)が形成されて
いる。
天板(3)の下面(図では上面)の周辺部における型
(1)のやや内側方と、それに最も近い天板(3)の外
周面における高さ方向のほぼ中間部との間に亘って、注
入孔(5)が穿設されている。
注入孔(5)の露出開口部より液状ウレタン樹脂を注
入して硬化させると、第2図に示すように、天板(3)
の外周面に、ウレタンエッジ(6)が固着形成され、注
入孔(5)内には、ウレタンブランチ(7)が形成され
る。
天板(3)を離型しても、ウレタンブランチ(7)
は、天板(3)からほとんど突出してしないので、これ
を従来のように切断したりする必要はなく、単にその表
面を平らに仕上げるだけでよい。
〔発明の効果〕
ウレタンブランチの切断作業は不要であり、しかも体
裁は良好である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の方法の実施状況を示す要部の縦断正
面図で、型に天板を取付けてあるが、液状ウレタン樹脂
を注入する前のものである。 第2図は、第1図のものにおいて、液状ウレタン樹脂を
注入し、かつそれが硬化した際のものである。 第3図は、従来の天板におけるウレタンエッジ形成時の
要部縦断正面図で、型に天板を取付けてあるが、液状ウ
レタン樹脂を注入する前のものである。 第4図は、第3図のものにおいて、液状ウレタン樹脂を
注入し、かつそれが硬化した際のものである。 (1)型、(2)凹入溝 (3)天板、(4)間隙 (5)注入孔、(6)ウレタンエッジ (7)ウレタンブランチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B29L 7:00 31:44

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下面の周辺部要所から、外周面の適所に至
    る注入孔を穿設してなる天板の周辺部を、型の内側面に
    設けた水平方向の凹入溝へ、天板の外周面と凹入溝の奥
    部との間に、形成しようとするウレタンエッジの幅と対
    応する幅の間隙が形成されるようにして嵌合し、しかる
    後、注入孔の露出部より液状ウレタン樹脂を注入し、そ
    の硬化を待って離型することを特徴とする天板における
    ウレタンエッジ形成方法。
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