JP2677079B2 - 換気機能付き空気調和装置 - Google Patents

換気機能付き空気調和装置

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JP2677079B2
JP2677079B2 JP3270800A JP27080091A JP2677079B2 JP 2677079 B2 JP2677079 B2 JP 2677079B2 JP 3270800 A JP3270800 A JP 3270800A JP 27080091 A JP27080091 A JP 27080091A JP 2677079 B2 JP2677079 B2 JP 2677079B2
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達尚 林田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は換気装置を組み合わせ
た換気および冷暖房を行う換気機能付き空気調和装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は例えば特開昭62−69031号
公報に示された従来の換気兼用冷暖房装置を設置した部
屋の要部断面図であり、図において、建物の天井12に
は室内空気吸込み口1と、室内吹き出し口2が設けられ
ている。外気と接する壁面には外気吸込み口3が設けら
れている。天井12内には送風用ファン5と、室内空気
吸込み口1および前記外気吸込み口3を接続するダクト
13が設置され、前記ダクト13内には空気の流れを切
り換えるダンパー8、9が設けられている。送風用ファ
ン5の風下側にも、空気の流れを切り換えるダンパー1
0、11が設けられており、ダンパー10は外気と連動
し室内空気の排出を行う通風経路である排出ダクト4に
設けられている。ダンパー11は前記送風用ファン5と
前記室内吹き出し口2との間の通風経路中に設けられ、
さらにこのダンパー11と室内吹き出し口2との間に
は、セパレート型ヒートポンプエアコンディショナーの
利用側熱交換器6が設けられている。室外機7は、前記
利用側熱交換器6と接続されるものである。
【0003】次に、動作について説明する。上記構成に
おいて、ダンパー9、11を開き、ダンパー8、10を
閉めることにより、送風用ファン5により吸引される室
内空気は、利用側熱交換器6で熱交換された吹き出し口
2より冷風または温風を吹き出す。次に、ダンパー8、
9を各々適当な開度で開け、ダンパー10、11の開度
を適当に調整することにより、送風用ファン5で吸引さ
れる空気の一部を排出ダクト4を通して室外に放出し、
残りを利用側熱交換器6で熱交換をし、室内吹き出し口
2より冷風または温風を吹き出すことにより、冷房また
は暖房しながら換気することが可能となる。また、上記
で利用側熱交換器6で熱交換しなければ、換気を行うこ
ととなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の換気および冷暖
房を行う空気調和装置は以上のように構成されているの
で、設置時にはダクトの詳細設計を必要とし、また換気
装置と冷暖房を行う空気調和装置が独立に設置された場
合、操作に手間がかかるなどの問題点があった。
【0005】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、ダクトの接続形態は換気装置と
空気調和装置とで共用でも独立でも、一つの運転指令生
成手段による運転指令により、換気のみの運転、冷暖房
のみの運転、換気と冷暖房の両方の運転及び全停止がで
きる換気機能付き空気調和装置を得ることを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る換気機能
付き空気調和装置は、室内とダクトにより接続されて、
送風用ファンを有する空気調和装置の室内機と、室内機
と共用のダクトまたは専用ダクトにより室内に外気を取
り入れる換気装置と、室内機と換気装置とがダクトを共
用する場合は外気取り入れ有に、換気装置が専用ダクト
を有する場合は外気取り入れ無に設定する外気取り入れ
有無設定手段と、室内機と換気装置とへの、換気のみの
運転、冷暖房のみの運転、換気と冷暖房の両方の運転、
全停止の運転指令を生成する運転指令生成手段と、運転
指令生成手段の運転指令が換気のみの運転で、かつ外気
取り入れ有無設定手段の設定が外気取り入れ有の場合
は、送風用ファンを駆動させる第1の制御手段と、運転
指令生成手段の運転指令が換気のみの運転で、かつ外気
取り入れ有無設定手段の設定が外気取り入れ無の場合
は、送風用ファンを停止させる第2の制御手段とを備え
たものである。
【0007】
【作用】この発明における換気機能付き空気調和装置
は、換気のみの運転時、外気取り入れ有無設定手段の設
定が外気取り入れ有の場合は送風用ファンを駆動し、外
気取り入れ有無設定手段の設定が外気取り入れ無の場合
は送風用ファンを停止するように制御する。
【0008】
【実施例】実施例1. 以下、この発明の一実施例を図について説明する。図1
において、建物の天井12には室内空気吸込み口1と室
内吹き出し口2が設けられている。外気と接する壁面に
は外気吸込み口3が設けられている。天井12内には換
気装置21およびセパレート型エアコンディショナーの
室内機20が設置されている。換気装置21と室内空気
吸込み口1を接続するダクト16とそれに分岐してダク
ト17が設置され、換気装置21の排気用ファン5cの
風下側にはダクト14が設置されている。さらに換気装
置21と外気吸込み口3を接続するダクト13が設置さ
れ、給気用ファン5bの風下側は室内機20の吸込み口
と接続するダクト18が設置されている。室内機20に
は送風用ファン5aと利用側熱交換器6が内蔵され、室
内器の吹き出し側は室内吹き出し口2と接続するダクト
19が設置されている。室外機7は室内機20と接続さ
れるものである。室内機コントローラ30は室内機20
の制御を行い、換気装置コントローラ40は換気装置2
1の運転制御を行うものである。
【0009】また図2は、室内機20のための室内空気
吸込み口1aと、換気装置21のための室内空気吸込み
口1bを独立に設けるとともに、室内機20のための室
内吹き出し口2aと、換気装置21のための室内吹き出
し口2bを独立に設けたものである。
【0010】また図3は、室内機20に取り付けられて
室内機の制御を行うコントローラ30のブロック図であ
る。図3において、予め定められたプログラムにより演
算処理を行うマイクロコンピュータ31は、スイッチな
どによる外気取り入れ有無設定手段32の設定値によ
り、換気のみの運転、冷暖房のみの運転、換気と冷暖房
の両方の運転及び全停止の4通りの運転指令を生成する
運転指令生成手段33の入力に基づいて、ファン駆動手
段34および換気装置制御データ送信手段35に適切な
出力を行うようになっている。
【0011】次に、動作について説明する。図3におい
て、室内機コントローラ30は運転指令生成手段33に
より、換気のみの運転、冷暖房のみの運転および換気と
冷暖房の両方の運転のうちいずれかが指示され、それに
基づいて室内機の運転制御を行うとともに、換気装置制
御データ送信手段35によって換気装置21を運転制御
する。図1においては、室内機コントローラ30の外気
取り入れ有無設定手段32は外気取り入れ有に設定され
ており、換気のみ、冷暖房のみ、換気と冷暖房の両方の
いずれかの運転が指示された場合でも、ファン駆動手段
34により送風用ファン5aを運転する。また、図2の
場合には室内機コントローラ30の外気取り入れ有無設
定手段32は外気取り入れ無に設定されており、換気の
みの場合は送風用ファン5aを運転しないようになって
いる。したがって、換気のみの運転のときには、図1の
場合は外気が外気吸込み口3からダクト13を通り、そ
の後換気装置21の給気用ファン5bによってダクト1
8を介して室内機20の吸込み側へ給気される。さらに
室内機20の送風用ファン5aによりダクト19を介し
て室内吹き出し口2から室内へ給気されることになる。
また図2の場合は外気が外気吸込み口3からダクト13
を通り、その後換気装置21の給気用ファン5bによっ
てダクト18を介して室内吹き出し口2bから室内へ給
気されることになる。
【0012】図4は、マイクロコンピュータ31の制御
動作を示すフローチャートである。まず、ステップ10
0において制御動作を行うための初期設定を行い、ステ
ップ101で運転指令を入力する。入力した運転指令に
基づきステップ102において換気運転をするか否かを
判定し、換気運転する場合はステップ103で換気装置
への運転指令を行い、そうでない場合はステップ104
で換気装置への停止指令を行い、それぞれステップ10
5へ進む。ステップ105では冷暖房運転をするか否か
を判定し、冷暖房運転する場合はステップ108へ進
む。冷暖房運転しない場合はステップ106へ進み、換
気運転をするか否かを判定する。そこで換気運転をしな
い場合、すなわち全停止の時はステップ109へ進み、
ファン駆動出力OFFしてファンを停止させる。また、
換気運転をする場合、すなわち換気のみの運転の時はス
テップ107において外気取り入れ設定手段の設定が判
定される。外気取り入れ設定が無になっている時、すな
わち図2に示すダクトの接続構成の場合は、ステップ1
09へ進みファンを停止させる。外気取り入れ設定が有
になっている時、すなわち図1に示すダクトの接続構成
の場合は、ステップ108へ進みファン駆動出力をON
してファンを駆動する。ステップ108および109の
次はステップ101へ戻るようになっている。
【0013】実施例2. なお、上記実施例では運転指令生成手段を室内機コント
ローラに内蔵した構成で説明したが、別に通信手段を用
いてリモコンで実現しても同様の効果を奏する。
【0014】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、室内と
ダクトにより接続されて、室内ファンを有する空気調和
装置の室内機と、室内機と共用のダクトまたは専用ダク
トにより室内に外気を取り入れる換気装置と、室内機と
換気装置とがダクトを共用する場合は外気取り入れ有
に、換気装置が専用ダクトを有する場合は外気取り入れ
無に設定する外気取り入れ有無設定手段と、室内機と換
気装置とへの、換気のみの運転、冷暖房のみの運転、換
気と冷暖房の両方の運転、全停止の運転指令を生成する
運転指令生成手段と、運転指令生成手段の運転指令が換
気のみの運転で、かつ外気取り入れ有無設定手段の設定
が外気取り入れ有の場合は、室内ファンを駆動させる第
1の制御手段と、運転指令生成手段の運転指令が換気の
みの運転で、かつ外気取り入れ有無設定手段の設定が外
気取り入れ無の場合は、室内ファンを停止させる第2の
制御手段とを備えた構成にしたので、ダクトの接続形態
は換気装置と空気調和装置とで共用でも専用でも、一つ
の運転指令生成手段による運転指令により、換気のみの
運転、冷暖房のみの運転、換気と冷暖房の両方の運転及
び全停止ができる換気機能付き空気調和装置を得ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例による換気機能付き冷暖房
装置のダクト接続形態の一例を示す建物の要部断面図で
ある。
【図2】この発明の一実施例による換気機能付き冷暖房
装置のダクト接続形態のもう一つの例を示す建物の要部
断面図である。
【図3】この発明の一実施例による換気機能付き冷暖房
装置の室内機コントローラのブロック図である。
【図4】この発明の一実施例による換気機能付き冷暖房
装置の室内機コントローラのマイクロコンピュータの動
作を示すフローチャート図である。
【図5】従来の換気兼用冷暖房装置を設置した部屋の要
部断面図である。
【符号の説明】
5a 送風用ファン 13 ダクト 14 ダクト 16 ダクト 17 ダクト 18 ダクト 19 ダクト 20 室内機 21 換気装置 31 マイクロコンピュータ 32 外気取り入れ有無設定手段 33 運転指令生成手段

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室内とダクトにより接続されて、送風用
    ファンを有する空気調和装置の室内機と、 前記室内機と共用の前記ダクトまたは専用ダクトにより
    前記室内に外気を取り入れる換気装置と、 前記室内機と前記換気装置とが前記ダクトを共用する場
    合は外気取り入れ有に、前記換気装置が前記専用ダクト
    を有する場合は外気取り入れ無に設定する外気取り入れ
    有無設定手段と、 前記室内機と前記換気装置とへの、換気のみの運転、冷
    暖房のみの運転、換気と冷暖房の両方の運転、全停止の
    運転指令を生成する運転指令生成手段と、 この運転指令生成手段の前記運転指令が換気のみの運転
    で、かつ前記外気取り入れ有無設定手段の設定が外気取
    り入れ有の場合は、前記送風用ファンを駆動させる第1
    の制御手段と、 前記運転指令生成手段の前記運転指令が換気のみの運転
    で、かつ前記外気取り入れ有無設定手段の設定が外気取
    り入れ無の場合は、前記送風用ファンを停止させる第2
    の制御手段と、 を備えたことを特徴とする換気機能付き空気調和装置。
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