JP2676061B2 - プリンタのベイル装置 - Google Patents

プリンタのベイル装置

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JP2676061B2
JP2676061B2 JP1028226A JP2822689A JP2676061B2 JP 2676061 B2 JP2676061 B2 JP 2676061B2 JP 1028226 A JP1028226 A JP 1028226A JP 2822689 A JP2822689 A JP 2822689A JP 2676061 B2 JP2676061 B2 JP 2676061B2
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哲也 中嶋
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J13/00Devices or arrangements of selective printing mechanisms, e.g. ink-jet printers or thermal printers, specially adapted for supporting or handling copy material in short lengths, e.g. sheets
    • B41J13/10Sheet holders, retainers, movable guides, or stationary guides
    • B41J13/20Bails

Landscapes

  • Handling Of Cut Paper (AREA)
  • Character Spaces And Line Spaces In Printers (AREA)
  • Handling Of Sheets (AREA)
  • Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、プリンタのベイル装置、特にベイルローラ
をローディング位置とリリース位置との両方に効果的に
設定できるものに関する。
[従来の技術] プラテンにカットペーパあるいはトラクタ用紙を巻き
付けてプラテンに沿って移動するドット、サーマル、イ
ンクジェット等の印字ヘッドをキャリッジにてプラテン
に沿って往復移動させながら所望の印字作用を行うプリ
ンタが広く用いられている。
このようなプリンタにおいて、前記カットペーパある
いはトラクタ用紙をオートローディングすることがプリ
ンタの操作性を高めるために極めて有用であり、従来に
おいても各種のオートペーパローディング機構が実用化
されている。
このようなオートペーパローディングでは用紙を所定
位置に差し込んだ後に紙送り機構を用いその先端が所定
位置まで吸入されれば良いが、このときに、用紙をプラ
テンに対して正しい圧着状態に保持するベイルローラの
存在がこのようなオートペーパローディングに対して大
きな障害となっていた。
通常、このベイルローラはオートペーパローディング
に先立って手動でプラテンから離間するリリース位置に
揺動されるが、このようなベイルローラレバーを手動で
動かすためには、ベイルローラの位置が規制されてしま
い、通常の場合、ベイルローラはプラテンの上側に対向
配置される結果となり、このために、用紙をベイルロー
ラに正しく到達させるための印字ヘッドからベイルロー
ラまでの用紙の空白無駄領域を大きく設定しなければな
らないという問題があった。
また、前記手動によるベイルローラの揺動は必然的に
プリンタカバー外へベイルローラ揺動用のレバーが突出
することとなり、この結果、プリンタの外形を大きくす
ると共にプリンタケースを貫通するレバーの開口穴にて
印字騒音が外部に漏れるという問題があった。
従来において、前記ベイルローラをオートペーパロー
ディング時に自動的に揺動させる機構が考えられてい
る。
特開昭62−73978号及び特開昭62−162577号は共にベ
イルローラを専用のモータによって揺動駆動し、用紙の
ローディング時にプラテンからベイルローラを自動的に
リリースさせ、また再びプラテンに向かってローディン
グすることのできるプリンタを示している。
また、特開昭60−21278号、特開昭62−62579号、実開
昭61−130446号、実開昭61−85448号及び実開昭61−152
444号にはそれぞれヘッドを担持したキャリッジの駆動
力によってベイルローラをローディング位置及びリリー
ス位置に揺動する構造が示されている。
更に、特開昭63−49465号には、用紙送り駆動力を揺
動ギアによってベイルローラに伝え、ベイルローラのロ
ーディングとリリースとを制御し、前記揺動ギアの動き
をヘッドキャリア(キャリッジ)にて制御する構成が示
されている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、前述した専用モータによるベイルロー
ラの揺動は、オートペーパローディングのベイルローラ
揺動のみに専用のモータあるいはソレノイド必要とする
ために、プリンタの外形寸法及び重量を無駄に増加さ
せ、また装置が高価になるという問題があった。
また、キャリッジの駆動力を利用してベイルローラを
揺動させる従来装置では、必ずキャリッジがベイルロー
ラをリリース位置に保持するために印字領域外でベイル
ローラレバーを保持した状態でペーパローディングを行
わなければならず、このために、紙送り時のキャリッジ
センタリングを行うことができないという問題があっ
た。
従って、ベイルローラに送り込まれる用紙をキャリッ
ジで押えることができないので、用紙送り込み時のベイ
ルローラ位置でジャミングが生じるという問題があっ
た。
また、前記ベイルローラの揺動はキャリッジの移動量
によってのみ定まったしまうので、正しいリリース位置
を定めることが比較的困難であるという問題があった。
更に、従来の揺動ギアによるクラッチ機構を持った装
置では、紙送り駆動力の正転駆動力のみがベイルローラ
のリリース作用に用いられ、またそのリリース駆動はカ
ムによって予め定められたリリースパターンでしか制御
されることがなく、ベイルローラの揺動を細かく制御す
ることができないという問題があった。
このような用紙送り駆動力の正転のみにてベイルロー
ラを駆動する場合、特に、用紙をわずかに逆転戻ししな
がら高密度印字したり、用紙の横幅方向を分割して印字
するために用紙を戻し制御する場合等にはベイルローラ
をリリース位置に保持することができず、ベイルローラ
リリース状態での上マージン印字等の細かい印字制御を
行うことができないという問題があった。
本発明は、上記従来の課題に鑑みなされたものであ
り、その目的な送り機構の駆動力を利用してベイルロー
ラの位置を移動させるベイル装置において、必要に応じ
てベイルローラをローディング位置またはリリース位置
の両方に効果的に移動保持が行えるプリンタのベイル装
置を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記課題を解決するために、本発明は、用紙を所定の
印字位置に巻き付け保持するプラテンと、前記用紙をプ
ラテンに対して押し付けるベイルローラと、前記用紙を
所定量紙送りする紙送り機構と、前記プラテンと相対し
て用紙に対して所定の印字作用を行う印字ヘッドと、前
記印字ヘッドをプラテン軸方向に沿って送り駆動するキ
ャリッジと、を含むプリンタにおいて、 前記ベイルローラとプラテンに押し付けるローディン
グ位置とプラテンから離間するリリース位置との間で揺
動させる揺動機構と、 前記揺動機構と前記紙送り機構との間に設けられ紙送
り機構による揺動機構への駆動力を伝達または解除する
クラッチ機構であって、前記キャリッジが印字領域外へ
移動した際に前記駆動力を伝達し、前記キャリッジが印
字領域にある際には、紙送り機構から揺動機構への駆動
力の伝達を解除するクラッチ機構と、前記ベイルローラ
のローディング位置とリリース位置とをそれぞれ弾圧状
態で保持するトグル機構と、を含み、キャリッジの移動
によってクラッチ機構を係脱制御すると共にクラッチ機
構の駆動力伝達時において前記紙送り機構の一方向の回
転によりベイルローラがローディング位置方向に揺動
し、かつ反対方向の回転により該ベイルローラをリリー
ス位置方向に揺動すること、さらにベイルローラのロー
ディング位置およびリリース位置間の双方向の揺動を紙
送り機構の駆動力にて行い、かつベイルローラのローデ
ィング位置とリリース位置とをそれぞれトグル機構によ
って保持することによって、クラッチ機構の駆動力伝達
解除時において、ベイルローラをローディング位置また
はリリース位置のいずれにも保持可能であることを特徴
とする。
また、本発明は、さらに、前記ベイルローラがローデ
ィング位置にあるかリリース位置にあるかを検出する検
出手段と、この検出器の検出結果に基づいて、キャリッ
ジの印字領域外への移動およびキャリッジが印字領域外
にある際の紙送り機構における回転方向を制御する制御
手段と、を有することを特徴とする。
[作用] 従って、本発明に係るローディング機構はクラッチ機
構の係脱によってベイルローラ揺動機構を紙送り機構の
駆動力にて制御することができ、また前記クラッチ機構
の係脱はキャリッジの印字領域外への移動にて制御され
ている。
従って、本発明機構によれば、特別に専用のモータを
必要とすることなく、キャリッジと紙送りの駆動力を有
効に利用してベイルローラの位置を制御することが可能
となる。
そして、前記ベイルローラのローディング位置とリリ
ース位置とがトグル機構によって保持され、この結果、
特にベイルローラのリリース位置においてキャリッジは
任意にセンタリング移動あるいは印字作用に供され、ま
たこのような状態で用紙自体の紙送りも正転及び逆転の
いずれの方向に対しても制御することが可能となる。
また、本発明によれば、ベイルローラの位置によっ
て、ベイルローラの移動方向を制御することができ、ベ
イルローラの初期位置がローディング位置またはリリー
ス位置のどちらにあっても確実な動作を行うことができ
る。
[実施例] 以下、図面に基づいて本発明の好適な実施例を説明す
る。
第1図には本発明に係るベイル装置を含むオートペー
パローディング機構の要部平面が示され、また第2図に
はプリンタの側面から見たオートローディング機構の構
成が示されている。
プリンタ側板10にはプラテン12のプラテン軸14が軸支
されており、前記プラテン12にカットペーパあるいはト
ラクタ用紙が巻き付けられて用紙を所望位置に紙送りす
る。前記プラテンにはカットペーパの場合にピンチロー
ラが密接して設けられ、このピッチローラとプラテンの
回転によってカットペーパを紙送りする。
一方、トラクタ用紙の場合、前記ピンチローラはプラ
テンから離脱され、前記プリンタ側板10に支持されてい
るトラクタ軸16に固定されたトラクタギア18によってト
ラクタ用紙が紙送りされる。
第1,2図には詳細に示していないが、プラテン12はそ
の軸方向に移動可能な印字ヘッドが近接して配置されて
おり、プラテン12に巻き付けられた用紙に対してドット
インパクト、熱転写あるいはインクジェット等によって
所望の印字作用が行われる。
もちろん、前記印字ヘッドはキャリッジに担持され、
プラテン12の軸方向に沿った移動が制御されている。
第1図において、前記キャリッジはキャリッジ軸20に
摺動自在に支持されており、後の作用で説明するよう
に、キャリッジがこのキャリッジ軸20上を印字領域及び
本発明において特徴的な印字領域外へパルスモータ等に
よって駆動制御されている。
プラテン12及びトラクタ軸16を回転駆動して用紙を紙
送りするための紙送り機構が設けられ、この紙送り機構
の駆動源はモータ基板22に固定された紙送りモータ24か
らなる。前記モータ基板22は支柱26,28にて前記プリン
タ側板10に固定されている。
前記紙送りモータ24の主軸24aにはピニオン30が固定
されており、このピニオン30は伝達歯車32と噛合してい
る。
伝達歯車32の伝達ピニオン34は前記プラテン軸14に固
定されているプラテン歯車36と噛合し、この結果、紙送
りモータ24の駆動力が減速されてプラテン12に伝達さ
れ、用紙の紙送り機構を構成していることが理解され
る。
また、前記伝達ピニオン34にはアイドラ38を介して前
記トラクタギア18が噛み合い結合しており、この結果、
トラクタ用紙の場合にはトラクタギア18の回転によって
用紙を正しく紙送り駆動することができる。
用紙をプラテン12に正しく密着保持するため、周知の
如くベイルローラ40が設けられており、このベイルロー
ラ40はベイルローラ軸42に複数個間隔を隔てて装着され
ており、また必要に応じて用紙の幅によりその装着間隔
を軸42の軸方向に沿って調整することができる。
ベイルローラ40をプラテン12に密接するローディング
位置とプラテン12から離間するリリース位置とに揺動す
るため、前記ベイルローラ軸42はベイルレバー44の一端
に固定され、このベイルレバー44はレバー軸46によって
プリンタ側板10に揺動自在に軸支されている。前記ベイ
ルレバー44の他端にはベイルレバーギア44aが形成され
ており、このベイルレバーギア44aに揺動歯車48が噛合
している。従って、揺動歯車48を回転駆動すればベイル
レバーギア44aを介してベイルローラ40はベイルレバー
軸46を中心として前記ローディング位置及びリリース位
置に揺動制御されることが理解される。
本発明において、前記ベイルローラ40のローディング
位置及びリリース位置はトグル機構によって各位置でト
グル保持されることを特徴とし、このため、ベイルレバ
ー44には第4図に示されるようにバネ掛け44bが設けら
れ、トグルバネ43と共にトグル機構を構成している。
前記トグルバネ43はその一端が側板10に固定されたバ
ネ掛けピン45に固定され、他端が前記トグルレバー44の
バネ掛け44bに掛けられている。
従って、第4図のローディング位置においては、トグ
ルバネ43の引張力はトグルバー44に対してレバー軸46を
中心として反時計方向の回転駆動力を与え、この結果、
第4図に示されるベイルローラ40がプラテン12と圧接し
た状態のローディング位置を確実に保持し、このときに
用紙に対して適当な押え力を発生することができる。
一方、後述の説明から明らかなように、トグルレバー
44が第5図に示される如きリリース位置に回動した状態
では、前記トグルバネ43はトグルレバー44に対してその
レバー軸46を中心として時計方向の回転駆動力を与え、
この結果、第5図のリリース位置をトグルバネ43が確実
にトグル保持することが明らかである。
本発明において更に特徴的なことは、前記ベイルロー
ラ40の揺動機構がクラッチ機構を介して前記紙送り機構
の係脱可能に連繋されていることであり、実施例におい
て、前記揺動歯車48はクラッチ機構のクラッチ軸50に軸
方向摺動自在でかつ回転方向には一体に回転可能に軸支
されている。
前記クラッチ軸50はプリンタ側板10とモータ基板22と
に摺動及び回転自在に軸支されており、プリンタ側板10
と受けリング52との間に挿入されたクラッチ戻しバネ54
によって常時矢印A方向に付勢されている。
前記クラッチ50軸には2枚の固定リング56,58が固定
されており、一方の固定リング58によって軸方向の移動
が阻止された内クラッチ板60がクラッチ軸50に軸方向摺
動自在に回転方向には一体に回転するように装着されて
いる。前記内クラッチ板60と固定リング56との間にはク
ラッチスプリング62が挿入されており、内クラッチ板60
はクラッチ軸50上で矢印B方向に付勢されている。
更に、クラッチ軸50には外クラッチ歯車64が回転自在
に軸支されている。
以上のようにして、本発明のクラッチ機構が構成さ
れ、また前記クラッチ機構の外クラッチ歯車64はモータ
基板22に軸支されたクラッチ伝達ピニオン66,クラッチ
伝達歯車68によって前記伝達歯車32と噛み合い結合さ
れ、外クラッチ歯車64は常時紙送りモータ24によって回
転駆動されていることが理解される。
以上のようにしてクラッチ機構は第1図で示されるご
とく通常の場合クラッチ戻しバネ54によって内クラッチ
板60が外クラッチ歯車64から離脱しているので、紙送り
モータ24による紙送り時においても単に外クラッチ歯車
64が回転するのみで、内クラッチ板60及びこれに噛み合
っているベイルレバー歯車44aが回転することはなく、
通常の紙送り時にはベイルローラ40は何ら紙送り駆動力
の影響を受けることはない。
しかしながら、前記クラッチ機構が係合状態に切替わ
ると紙送りモータ24の駆動力が直接ベイルローラ40を揺
動させる駆動力として作用することが理解される。
第3図には本発明におけるクラッチ係脱作用に供され
るキャリッジ70の一例が示されており、キャリッジ70に
は詳細に図示していないが印字ヘッドが担持されてお
り、前記プラテン12に巻き付けられた用紙に印字ヘッド
が所望の印字作用を行う。
また、本発明において、キャリッジ70は符号Cで示さ
れる通常の印字領域から符号Dで示される印字領域外へ
の移動を行い、このときにキャリッジ70の端面70aが前
記クラッチ機構のクラッチ軸50を矢印B方向へ移動させ
ている。
従って、このとき内クラッチ板60は外クラッチ歯車64
と接触することとなり、外クラッチ歯車64の回転は内ク
ラッチ板60を介してクラッチ軸50の回転に伝達され、ま
たこのクラッチ軸50の回転が揺動歯車48からベイルレバ
ー44のベイルレバー歯車44aに伝達される。このように
して第3図に示されるクラッチ係合状態がキャリッジ70
の印字領域外Dへの移動によって達成され、この状態で
紙送りモータ24を回転させれば、前記クラッチの係合に
よってベイルレバー44の揺動力として利用することが可
能となる。
以上のようにして、本発明によれば、キャリッジの印
字領域外への移動によってクラッチを係合させ、紙送り
駆動力にてベイルローラのローディング位置及びリリー
ス位置への揺動を制御可能であり、かつこのローディン
グ位置及びリリース位置をトグル保持することができる
が、本実施例において、前記ベイルローラの揺動制御を
行うために、各種のセンサが設けられている。
前記センサはキャリッジ70のホームポジションセン
サ、ベイルローラ40のローディング位置及びリリース位
置を検出するベイルローラセンサ及びプラテンに対する
用紙の供給状態を示す用紙センサを含む。
第3図にはキャリッジ70のホームポジションセンサ80
が示されており、キャリッジ70の印字時におけるホーム
ポジションを光学的に検出するためにキャリッジ70の移
動経路近傍に非接触光電センサとして設けられている。
もちろん、このホームポジションセンサ80は光透過型及
び光遮蔽型のいずれの方式でも、あるいは他の接触接点
型センサでも良いことはもちろんである。
従って、ホームポジションセンサ80によりキャリッジ
70の通常左端への移動を検出することができ、一般的な
印字状態では、このホームポジションセンサによってキ
ャリッジ70の左寄せ位置が定まり、また本発明における
ベイルローラ揺動時には、このホームポジションセンサ
80によって検出されたホームポジションから更にキャリ
ッジ70を左寄せすることによって前述した如くキャリッ
ジ70にてクラッチ機構の係脱を制御することができる。
第4,5図には、ベイルローラセンサ82及び用紙センサ8
4が示されている。
ベイルローラセンサ82は接触接点型センサからなり、
前記ベイルレバー44の歯車端44cを検出し、第4図の如
くベイルローラ40がローディング位置にあるときにはセ
ンサ82はオフ状態にあり、また第5図に示されるベイル
ローラ40のリリース位置ではベイルローラセンサ82の接
点が歯車端44cによってオン状態に付勢されることとな
り、このベイルローラセンサ82によって、特にベイルロ
ーラ40のリリース位置を検出することができる。
一方、用紙センサ84はプラテン12の下側に配置されて
おり、用紙がプラテン12と、詳細には図示していない、
ピンチローラに挟持されるまで装置に送り込まれたこと
を検出して信号を出力し、このために、反射式フォトイ
ンタラプタから形成されている。
以下に本発明に係るオートペーパローディング方式の
作用を詳細に説明する。
用紙がカットペーパの場合、前述した如く図示してい
ないピンチローラがプラテンに密接され紙送り駆動され
ると共に、また一方でトラクタ用紙が用いられるときに
はピンチローラはプラテンから離され、トラクタ用紙が
図示していないトラクタユニットにセットされ、トラク
タ歯車18の駆動回転によって紙送り駆動される。本発明
のプリンタは全自動ペーパローディングであるため、前
述した如く用紙の装着が完了した後操作パネル上の給紙
スイッチがオン作動される。
まず、キャリッジ駆動用の例えばパルスモータがキャ
リッジ70を第3図に示される印字領域外Dへ移動させ、
これによって前述した如くクラッチ機構を係合状態とす
る。実際上、このクラッチ係合状態において内クラッチ
板60と外クラッチ歯車64との接触力はクラッチスプリン
グ62の圧縮力にて定まり、常にほぼ安定した係合作用が
得られる。
前記クラッチ機構は固定リング58と外クラッチ歯車64
との間に遊びがあるため、ベイルローラ40を揺動制御す
るためのキャリッジ70の印字領域外への移動制御を高精
度にする必要もない。
以上のようにしてクラッチ係合状態が達成されると、
次に紙送りモータ24が逆回転すると、紙送り駆動力がベ
イルローラ40の揺動力として伝達され、ベイルレバー44
が第2図に示されるローディング位置100からリリース
位置200に向かって時計方向に揺動する。従って、この
紙送りモータ24の駆動制御によってベイルローラ40はプ
ラテン12から確実に離間してリリース位置200まで移動
することが理解される。
前記ベイルローラ40がリリース位置200まで確実にプ
ラテン12から離間すると、キャリッジ70は印字領域C内
へ向かって第3図の右方向へ移動し、この結果、クラッ
チ機構は離脱状態となる。しかしながら、この状態にお
いて、前記ベイルレバー44には第5図に示す如くトグル
スプリング43の力が作用しており、前記クラッチ機構の
離脱によっても、ベイルローラ40はそのリリース位置20
0を保持することができる。
次に、前述したベイルローラ40のリリース状態におい
て紙送りモータ24はその正回転により用紙を所定位置ま
で送り込み、ベイルローラ40による障害が生じることな
く、この用紙送りが完了する。もちろん、このような紙
送り時において、用紙位置は前記用紙センサ84によって
その先端位置が検出記憶されており、用紙先端位置を正
しくプリンタのコントローラが把握できる。
このときの紙送り量は、用紙先端位置が所定の印字開
始位置となる送り量でも良く、また以下に説明するベイ
ルローラ40のローディング位置100への戻しのための用
紙正転量分だけ少なく紙送り量を設定してもよい。
以上のようにして用紙が所望位置まで送り込まれる
と、次にベイルローラ40のローディング作用が行われ
る。
このベイルローラ40のローディング作用は、まず前記
リリース作用と同様にキャリッジ70を印字領域外Dへ移
動させてクラッチ機構の係合を行う。
そして、この状態で紙送りモータ24は正転送りを行
い、これによってベイルローラ40は第2図のローディン
グ位置100まで移動して所望のローディング作用が完了
する。この状態においては、第4図に示す如く、前記ベ
イルローラ40はトグルスプリング43のバネ力にてプラテ
ン12に圧接される。
このようにして、ベイルローラ40がプラテン12に圧着
した状態でキャリッジ70が再び第3図の右方向へ印字領
域Cに向かって移動し、この結果、クラッチ機構が解除
される。
以上のようにして、一連のオートペーパローディング
が完了し、作業者の何らの操作も必要とすることなく、
また特別の専用駆動機構を要することなくベイルローラ
40の揺動が自動的に行われる。
また、本発明において、用紙を上部マージンぎりぎり
まで印字作用に供する必要がある場合、前述したベイル
ローラ40のリリース位置200へのリリース中に印字作用
を開始することも可能である。
このとき、用紙先端はまだベイルローラ40の位置まで
達していないので、複数回の印字作用あるいはから送り
により、用紙先端がベイルローラ40より所定量突出した
状態で前記ベイルローラのローディング作用が行われ
る。
このローディング作用は、キャリッジ70によるクラッ
チ係合及びこれに引き続く紙送りモータ24による用紙の
正転にて行われ、この結果、印字途中でのベイルローラ
ローディングは印字位置に用紙を正転紙送り方向に進め
た分のずれを生じさせるので、最後にこのずれを紙送り
モータ24によって前記正回転分だけ逆紙送りする補正に
て修正される。
いずれの場合においても、用紙送り及びベイルローラ
の揺動を全自動で制御することが可能となる。
第6図には本実施例におけるカットペーパをオートペ
ーパローディングして先端印字あるいは上マージン印字
する場合のフローチャートが示され、以下にその作用を
順次説明する。
前記先端印字は用紙の上端にほとんどマージンを取る
ことなく上端から印字を開始する方式であり、この場合
にはベイルローラはリリース位置に保持された状態で所
望の印字作用が行われ、特に本発明によれば、前記リリ
ース位置はトグル保持されているので、このような先端
印字の場合においても任意に紙送りを正転逆転させ、高
密度印字あるいは二重打ち印字等を利用することが可能
となる。
また、上マージン印字は任意のマージンを用紙先端に
与えて印字を行う通常の印字であって、印字開始時には
既にベイルローラはローディング位置に復帰されなけれ
ばならない。
操作パネルの給紙スイッチがオン作動されると(ステ
ップ301)、ベイルローラスイッチ82によってベイルロ
ーラ40がリリース位置にあるか否かが判定される(ステ
ップ302)。
通常の場合、ベイルローラ40は第4図に示されるロー
ディング位置にあり、ステップ303によってキャリッジ7
0が左寄せ駆動されて前述した如くクラッチが係合状態
となる。
次に、ステップ304で逆転紙送りが行われ、ベイルロ
ーラ40はクラッチ機構を介して第4図から第5図のリリ
ース位置に向かって離脱移動を行う。
そして、ステップ305にて再びベイルローラ40のリリ
ース位置への移動がベルローラスイッチ82によって判定
され、ベイルローラ40が第5図の位置まで確実に移動す
るまで前記ステップ303,304が繰り返される。
ステップ305においてベイルローラスイッチ82がオン
状態、すなわちベイルローラ40がリリース位置に到達す
ると、ステップ306にてキャリッジ70はセンタリングさ
れ、供給されてくる紙に対して正しい印字作用を行う準
備また用紙をセンタリング位置にて保持する作用を行
う。
本発明において、前記ベイルローラ40のリリース位置
はトグル機構によって確実に保持されており、キャリッ
ジ70がセンタリングされ、クラッチ機構が離脱状態とな
っても最早ベイルローラ40はトグル保持されているの
で、ローディング位置へ戻ることはない。
前記ステップ302において、ベイルローラ40が既にリ
リース位置にある場合には、ステップ302から直接ステ
ップ306へ動作が進むことはもちろんである。
以上のようにして確実なベイルローラ40のリリース制
御が完了すると、ステップ307において正転紙送りが行
われ、ステップ308にて先端印字か上マージン印字かの
選択が行われる。
この先端印字あるいは上マージン印字の切換えは操作
パネルからの使用者による指令により判定される。先端
印字が選択された場合、ステップ309において先端まで
正転紙送りが行われ、この紙送り制御は用紙センサ84に
より用紙の先端がピンチローラに給入されてから予め定
められたステップ数だけ用紙送りすることにより行われ
る。
以上のようにして先端印字の場合にはベイルローラ40
がリリース位置にある状態で用紙の先端が印字位置に進
み、ステップ310にて通常の印字が開始される。
このようにしてベイルローラ40のリリース位置での印
字は用紙先端がベイルローラ位置を超えるまで継続さ
れ、ステップ311にて用紙送りステップ数がベイルロー
ラ位置を超える送り量に達した時にベイルローラ40のロ
ーディング作用が開始される。
このローディング作用はまずステップ312によってキ
ャリッジ70を左寄せ、この結果、クラッチを係合するこ
とにより開始される。このクラッチ係合が行われると、
ステップ313にて正転紙送りが行われ、この結果、第5
図に示したリリース位置にあったベイルローラ40は第4
図のローディング位置まで駆動され、このローディング
位置が再びトグル機構によってトグル保持される。ステ
ップ314はキャリッジのセンタリングであり、この後、
ステップ315において、前記ステップ313のベイルローラ
ローディングに要した不要な正転紙送り分が逆転紙送り
によって補正される。
以上のようにして、ベイルローラ40は確実にローディ
ング位置にトグル保持され、用紙は再び正しい印字位置
に戻っているので、ステップ316にて印字が再開され
る。
一方、前記ステップ308にて上マージン印字が選択さ
れると、ステップ320において正転紙送りが行われ、用
紙はベイルローラ40を超えて所望の上マージンを取った
位置まで紙送りされる。そして、前述したステップ312
〜315と同様に、ベイルローラのローディング作用がス
テップ321〜324までにわたって行われ、ステップ325で
印字作用が開始される。
以上のようにして、第6図の方法によれば、ベイルロ
ーラの制御をキャリッジのクラッチ係脱にて制御すると
共に、そのローディング位置及びリリース位置は常にト
グル機構によって保持されているので、キャリッジ、紙
送り及びベイルローラ制御をそれぞれ独立に制御して各
種の複雑なかつ高品質の印字作用を達成することが可能
となる。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、ベイルローラを
駆動する専用の駆動源を必要とすることなくベイルロー
ラを揺動を全自動で行うことが可能となり、操作パネル
上の吸紙スイッチのオン作動のみで一連の作業が完了
し、極めて操作性に優れたプリンタを実現することがで
きる。
また、ベイルローラは紙送りモータによって駆動され
るので、プリンタ全体の外形を大きくすることはなく、
また従来のような手動によるベイルローラ揺動装置と異
なり、ベイルレバー等が外部に突出することはなく、装
置を小型簡略化しかつ前記レバーの貫通穴等からの騒音
の漏れを除去する低騒音プリンタの実現にも寄与すると
ころが大である。
特に、本発明においては、キャリッジが印字領域外に
ある時にクラッチ機構により紙送り機構の回転を揺動機
構に伝達し、キャリッジが印字領域にある時に駆動力の
伝達を解除する。そこで、クラッチ機構の駆動力伝達時
におけるベイルローラのローディング位置およびリリー
ス位置間の双方向の揺動を紙送り機構の駆動力にて行う
ことができる。
そこで、実施例に記載の通り、紙送りの方向を制御す
ることによって、用紙ローディング時にベイルローラを
リリース位置に移動したり、印字時にベイルローラをロ
ーディング位置に移動したりすることができる。
さらに、本発明では、キャリッジが印字領域にある場
合に、クラッチ機構による駆動力伝達を解除するが、こ
の際にベイルローラはトグル機構によって、リリース位
置またはローディング位置に保持される。従って、実施
例に記載の通り、上マージン印字を行う場合には、ベイ
ルローラをリリース位置として印字を行うことができ
る。また、キャリッジが印字領域にあるときには、ベイ
ルローラを手動でリリース位置やローディング位置に移
動させ、その状態でトグル機構によって保持することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るベイル装置を含むオートペーパロ
ーディング機構の好適な実施例を示す要部平面図、 第2図は第1図の側面図、 第3図は第1図におけるクラッチ機構の係合状態を示す
説明図、 第4図は本実施例におけるトグル機構の構造を示す説明
図、 第5図は第4図のローディング位置からベイルローラが
リリース位置に揺動したときのトグル保持状態を示す説
明図、 第6図は本実施例におけるオートペーパローディングの
一例を示すフローチャート図である。 12……プラテン 24……紙送りモータ 40……ベイルローラ 43……トグルバネ 44……ベイルレバー 48……揺動歯車 50……クラッチ軸 60……内クラッチ板 64……外クラッチ歯車 66……クラッチ伝達ピニオン 68……クラッチ伝達歯車 70……キャリッジ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】用紙を所定の印字位置に巻き付け保持する
    プラテンと、前記用紙をプラテンに対して押し付けるベ
    イルローラと、前記用紙を所定量紙送りする紙送り機構
    と、前記プラテンと相対して用紙に対して所定の印字作
    用を行う印字ヘッドと、前記印字ヘッドをプラテン軸方
    向に沿って送り駆動するキャリッジと、を含むプリンタ
    において、 前記ベイルローラをプラテンに押し付けるローディング
    位置とプラテンから離間するリリース位置との間で揺動
    させる揺動機構と、 前記揺動機構と前記紙送り機構との間に設けられ紙送り
    機構による揺動機構への駆動力を伝達または解除するク
    ラッチ機構であって、前記キャリッジが印字領域外へ移
    動した際に前記駆動力を伝達し、前記キャリッジが印字
    領域にある際には、紙送り機構から揺動機構への駆動力
    の伝達を解除するクラッチ機構と、 前記ベイルローラのローディング位置とリリース位置と
    をそれぞれ弾圧状態で保持するトグル機構と、 を含み、キャリッジの移動によってクラッチ機構を係脱
    制御すると共にクラッチ機構の駆動力伝達時において前
    記紙送り機構の一方向の回転によりベイルローラがロー
    ディング位置方向に揺動し、かつ反対方向の回転により
    該ベイルローラをリリース位置方向に揺動すること、さ
    らにベイルローラのローディング位置およびリリース位
    置間の双方向の揺動を紙送り機構の駆動力にて行い、か
    つベイルローラのローディング位置とリリース位置とを
    それぞれトグル機構によって保持することによって、ク
    ラッチ機構の駆動力伝達解除時において、ベイルローラ
    をローディング位置またはリリース位置のいずれにも保
    持可能であることを特徴とするプリンタのベイル装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の装置において、 さらに、 前記ベイルローラがローディング位置にあるかリリース
    位置にあるかを検出する検出手段と、 この検出器の検出結果に基づいて、キャリッジの印字領
    域外への移動およびキャリッジが印字領域外にある際の
    紙送り機構における回転方向を制御する制御手段と、 を有することを特徴とするプリンタのベイル装置。
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